JPH08291720A - ジェットエンジン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【目的】 ジェットエンジンに関し、推進時の衝撃波と
衝撃音が小さく、雨水や危険物、ゴミ、動物の進入を防
ぎ、更に、空冷音、機械音などのノイズを小さくできる
装置を提供する。 【構成】 ドーム４とカウリング５の間より取り入れた
空気をドーム内に入れ、推力発生分の空気量に対応する
エンジン口径を決定し、空気圧縮ブレードを通った空気
を燃焼室２５で燃料と混ぜて燃やしてタービンを回し、
タービンを通った排気ガスを推力とし、エンジン本体外
側壁２５３と内側壁９の間を空気を通して推力を取り出
し、数枚のタービンに空気圧縮ブレードを設けて、空気
を圧縮し、この空気とアフターバーナー燃料とを混ぜて
燃やし推力を取り出し、窒素タンクよりジェット燃料タ
ンク３８へ窒素を送り同タンク内を保圧状態に保ち自然
発火を防ぎ、ジェット燃料タンクより燃料を燃焼室及び
アフターバーナー２８，２９に燃料ポンプで送り出し
て、夫々燃やして推力を取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】この発明は、例えば、航空機など
に使用されるジェットエンジンに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ジェットエンジンは、空気圧縮装置、燃
焼室、排気タービン装置により、ジェット燃料で推力を
発生させ、これを推進力として航空機のエンジンとして
利用するものであるが、推進時に発生する衝撃波と衝撃
音が大きい上に、例えば、雪、雨水、テロリストによる
爆薬などの危険物、ゴミ、鳥や人間などの動物の進入を
防ぐ面において問題があり、さらに、空冷音、機械音な
どのノイズが小さくなかったものである。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】上記のような実状に鑑
み、この発明は、推進時に発生する衝撃波と衝撃音が小
さい上に、例えば、雨水、雪、テロリストによる爆薬な
どの危険物、ゴミ、鳥や人間などの動物の進入を防ぎ、
さらに、空冷音、機械音などのノイズを小さくできるジ
ェットエンジンを提供することをその目的とするもので
ある。

【０００４】

【問題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明に係るジェットエンジンは、ドームとカ
ウリングの間より取り入れた空気を圧縮してドーム内に
入れ、推力発生分の空気量に対応するエンジン口径を決
定し、第１段および第２段空気圧縮ブレードを通った圧
縮空気を燃焼室で燃料と混ぜて燃やして、排気タービン
を左回転、右回転に回し、排気タービンを通った排気ガ
スを推力とし、ジェットエンジン本体外側壁と内側壁の
間を空気を通して排気タービンの羽根と羽根の間を排気
ガスを通して推力を取り出し、数枚の排気タービンに空
気圧縮ブレードを設けて、排気タービンを回して空気を
圧縮し、圧縮空気とアフターバーナー燃料とを混ぜて燃
やし推力を取り出し、窒素タンクよりジェット燃料タン
クへ窒素を送り、燃料タンク内を保圧状態に保ち自然発
火を防ぎ、ジェット燃料タンクより燃料を燃料ポンプで
送り出して、燃焼室内で燃やして推力を取り出し、ジェ
ット燃料タンクより燃料を燃料ポンプで送り出して、ア
フターバーナーにより燃やして推力を取り出すようにし
たものである。

【０００５】

【作用】以下、本発明に係るジェットエンジンの作用を
説明する。本発明に係るジェットエンジンによれば、
(1)ドームとカウリングの間より取り入れた空気を圧縮
してドーム内に入れ、(2)推力発生分の空気量に対応す
るエンジン口径を決定し、(3)第１段および第２段空気
圧縮ブレードを通った圧縮空気を燃焼室で燃料と混ぜて
燃やして、排気タービンを左回転、右回転に回し、排気
タービンを通った排気ガスを推力とし、(4)ジェットエ
ンジン本体外側壁と内側壁の間を空気を通して排気ター
ビンの羽根と羽根の間を排気ガスを通して推力を取り出
し、(5)数枚の排気タービンに空気圧縮ブレードを設け
て、排気タービンを回して空気を圧縮し、圧縮空気とア
フターバーナー燃料とを混ぜて燃やして推力を取り出
す。窒素タンクよりジェット燃料タンクへ窒素を送り、
(6)燃料タンク内を保圧状態に保ち自然発火を防ぎ、(7)
ジェット燃料タンクより燃料を燃料ポンプで送り出し
て、燃焼室内で燃やして推力を取り出し、(8)ジェット
燃料タンクより燃料を燃料ポンプで送り出して、アフタ
ーバーナーにより燃やして推力を取り出すものである。

【０００６】

【実施例】以下、本発明に係るジェットエンジンについ
て、添付図面に基づき説明する。図において、１はジェ
ットエンジン、２はジェットエンジン排気ノズル、３は
案内板、４はドーム、５はカウリング、６は案内板、７
はリブ、８は動翼、９は内側胴体、10は静翼、11は配
管、12は動翼、13は静翼、14は液面計、15は燃料配管、
16は燃焼室、17は排気タービン、18は排気タービン、19
は案内羽根、20は配管、21は排気ノーズコン、22は点火
プラグ、23はシャフト、24は点火プラグ、25は燃焼室、
26はバルブ、27はフランジ、28はアフターバーナー、29
はアフターバーナー、30は燃料ポンプ、31は燃料配管、
32は燃料ポンプ、33は燃料配管、34は燃料ポンプ、35は
燃料配管、36は燃料ポンプ、37は燃料配管、38はジェッ
ト燃料タンク、39はバルブ、40はフランジ、41は配管、
42は配管、43は配管、 44は配管、45はフランジ、46は
バルブ、47はフランジ、48はフランジ、49はバルブ、50
はフランジ、51はフランジ、52はバルブ、53はバルブ、
54はフランジ、55はフランジ、56はフランジ、57はバル
ブ、58はフランジ、59は液面計、60は配管、61は配管、
62はフランジ、63はフランジ、64はフランジ、65はバル
ブ、 66はフランジ、67は圧力計、68はフランジ、69は
フランジ、70はバルブ、71はバルブ、72はフランジ、73
は案内板（安定板）、74は案内板（安定板）、75はフラ
ンジ、76はパッキン、77はボルトナット、78はフラン
ジ、79はパッキン、 80はボルトナット、81はボルトナ
ット、82はパッキン、83はボルトナット、84はパッキ
ン、85はボルトナット、86はフランジ、87はパッキン、
88はボルトナット、 89はパッキン、90はボルトナッ
ト、91はフランジ、92はボルト、93はフランジ、94はボ
ルトナット、95はフランジ、96はパッキン、97はボルト
ナット、98はボルトナット、99はパッキン、100はパッ
キン、101はボルトナット、102はボルトナット、103は
パッキン、104はフランジ、105はパッキン、106はボル
トナット、107はボルトナット、108はパッキン、109は
パッキン、110はボルトナット、 111はボルトナット、1
12はパッキン、113はフランジ、114はボルトナット、11
5はパッキン、116はボルトナット、117はフランジ、118
はボルトナット、119はパッキン、120はボルトナット、
121はパッキン、122はフランジ、123はパッキン、124は
フランジ、125はフランジ、126はフランジ、127はフラ
ンジ、128はボルトナット、129はボルトナット、130は
パッキン、131はフランジ、132はフランジ、133はフラ
ンジ、134はフランジ、135はボルトナット、136は窒素
ノズル、137は窒素ノズル、138はフランジ、139はフラ
ンジ、140はガス保安器、141はパッキン、 142はパッキ
ン、143はパッキン、144はフランジ、145はフランジ、1
46はフランジ、147はフランジ、148はボルトナット、14
9は配管、150は配管、151はパッキン、152はバルブ、15
3はパッキン、154はボルトナット、155はバルブ、156は
パッキン、157はフランジ、158はフランジ、159はボル
ト、160はパッキン、161はガス保安器、162はフラン
ジ、163はフランジ、164はボルトナット、165はパッキ
ン、166はフランジ、167はフランジ、168は窒素ノズ
ル、169はジェット燃料ノズル、170はジェット燃料ノズ
ル、171は窒素ノズル、172は窒素配管、172は窒素配
管、174は窒素配管、175は窒素ポンプ、176は窒素タン
ク、177はフランジ、178はパッキン、179はバルブ、180
はフランジ、181はボルトナット、182はフランジ、183
はボルトナット、184はボルトナット、185はパッキン、
186はフランジ、 187はパッキン、188はフランジ、189
はフランジ、190はバルブ、191はパッキン、192はフラ
ンジ、193はボルトナット、194はボルトナット、195は
窒素ポンプ、196は窒素ノズル、197は窒素ノズル、198
はギヤボックス、199は吸気ファン、200はリブ、201は
リブ、202はリブ、203は動翼、204は静翼、205は動翼、
206は動翼、207は静翼、208は動翼、209はバイパス、21
0は動翼、211は静翼、212は静翼、 213は動翼、214は静
翼、215は動翼、216は動翼、217は動翼、218は動翼、21
9は動翼、220はリブ、221は動翼、222は静翼、223は静
翼、224は静翼、225は静翼、226は静翼、227は動翼、22
8は静翼、229は動翼、230は静翼、231は動翼、232は静
翼、233は動翼、234は静翼、235は動翼、236は排気ター
ビンブレード、237はリブ、238は排気タービンブレー
ド、239は排気タービンブレード、240は案内羽根、241
は排気タービンブレード、242はリブ、243は案内羽根、
244は排気タービンブレード、245はリブ、246は排気ガ
イドベーン、247はリブ、248は排気ガイドベーン、249
はリブ、250はリブ、251はアフターバーナーダクト、25
3はジェットエンジン外側胴体、254はリブ、255は第１
段圧縮コンプレッサー、256は第２段圧縮コンプレッサ
ーである。尚、ジェットエンジン本体ドームの内側に窒
素ノズル消化装置を、燃焼室に窒素ノズル消化装置を、
アフターバーナー装置に窒素消化装置をそれぞれ設け
る。また、ジェット燃料タンクの窒素保圧圧力を一定に
保つように、ガス保安器を取り付け、設定圧力よりも高
ければ、その分の窒素ガスを窒素タンクに戻すようにす
るとよい。

【０００７】

【発明の効果】以上述べたように、本発明に係るジェッ
トエンジンによれば、推進時に発生する衝撃波と衝撃音
が小さい上に、例えば、雨水、雪、テロリストによる爆
薬などの危険物、ゴミ、鳥や人間などの動物の進入を防
ぎ、さらに、空冷音、機械音などのノイズを小さくでき
る顕著な効果が得られるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の実施の一例を示す概略図である。

【図２】ジェットエンジンの概略正面図である。

【符号の説明】

１ ジェットエンジン ２ ジェットエンジン排気ノズル ３ 案内板 ４ ドーム ５ カウリング ６ 案内板 ７ リブ ８ 動翼 ９ 内側胴体 10 静翼 11 配管 12 動翼 13 静翼 14 液面計 15 燃料配管 16 燃焼室 17 排気タービン 18 排気タービン 19 案内羽根 20 配管 21 排気ノーズコン 22 点火プラグ 23 シャフト 24 点火プラグ 25 燃焼室 26 バルブ 27 フランジ 28 アフターバーナー 29 アフターバーナー 30 燃料ポンプ 31 燃料配管 32 燃料ポンプ 33 燃料配管 34 燃料ポンプ 35 燃料配管 36 燃料ポンプ 37 燃料配管 38 ジェット燃料タンク 39 バルブ 40 フランジ 41 配管 42 配管 43 配管 44 配管 45 フランジ 46 バルブ 47 フランジ 48 フランジ 49 バルブ 50 フランジ 51 フランジ 52 バルブ 53 バルブ 54 フランジ 55 フランジ 56 フランジ、 57 バルブ 58 フランジ 59 液面計 60 配管 61 配管 62 フランジ 63 フランジ 64 フランジ 65 バルブ 66 フランジ 67 圧力計 68 フランジ 69 フランジ 70 バルブ 71 バルブ 72 フランジ 73 案内板（安定板） 74 案内板（安定板） 75 フランジ 76 パッキン 77 ボルトナット 78 フランジ 79 パッキン 80 ボルトナット 81 ボルトナット 82 パッキン 83 ボルトナット 84 パッキン 85 ボルトナット８６ フランジ 87 パッキン 88 ボルトナット 89 パッキン 90 ボルトナット 91 フランジ 92 ボルト 93 フランジ 94 ボルトナット 95 フランジ 96 パッキン 97 ボルトナット 98 ボルトナット 99 パッキン 100 パッキン 101 ボルトナット 102 ボルトナット 103 パッキン 104 フランジ 105 パッキン 106 ボルトナット 107 ボルトナット 108 パッキン 109 パッキン 110 ボルトナット 111 ボルトナット 112 パッキン 113 フランジ 114 ボルトナット 115 パッキン 116 ボルトナット 117 フランジ 118 ボルトナット 119 パッキン 120 ボルトナット 121 パッキン 122 フランジ 123 パッキン 124 フランジ 125 フランジ 126 フランジ 127 フランジ 128 ボルトナット 129 ボルトナット 130 パッキン 131 フランジ 132 フランジ 133 フランジ 134 フランジ 135 ボルトナット 136 窒素ノズル 137 窒素ノズル 138 フランジ 139 フランジ 140 ガス保安器 141 パッキン 142 パッキン 143 パッキン 144 フランジ 145 フランジ 146 フランジ 147 フランジ 148 ボルトナット 149 配管 150 配管 151 パッキン 152 バルブ 153 パッキン 154 ボルトナット 155 バルブ 156 パッキン 157 フランジ 158 フランジ 159 ボルト 160 パッキン 161 ガス保安器 162 フランジ 163 フランジ 164 ボルトナット 165 パッキン 166 フランジ 167 フランジ 168 窒素ノズル 169 ジェット燃料ノズル 170 ジェット燃料ノズル 171 窒素ノズル 172 窒素配管 172 窒素配管 174 窒素配管 175 窒素ポンプ 176 窒素タンク 177 フランジ 178 パッキン 179 バルブ 180 フランジ 181 ボルトナット 182 フランジ 183 ボルトナット 184 ボルトナット 185 パッキン 186 フランジ 187 パッキン 188 フランジ 189 フランジ 190 バルブ 191 パッキン 192 フランジ 193 ボルトナット 194 ボルトナット 195 窒素ポンプ 196 窒素ノズル 197 窒素ノズル 198 ギヤボックス 199 吸気ファン 200 リブ 201 リブ 202 リブ 203 動翼 204 静翼 205 動翼 206 動翼 207 静翼 208 動翼 209 バイパス 210 動翼 211 静翼 212 静翼 213 動翼 214 静翼 215 動翼 216 動翼 217 動翼 218 動翼 219 動翼 220 リブ 221 動翼 222 静翼 223 静翼 224 静翼 225 静翼 226 静翼 227 動翼 228 静翼 229 動翼 230 静翼２３１ 動翼 232 静翼 233 動翼 234 静翼 235 動翼 236 排気タービンブレード 237 リブ 238 排気タービンブレード 239 排気タービンブレード 240 案内羽根 241 排気タービンブレード 242 リブ 243 案内羽根 244 排気タービンブレード 245 リブ 246 排気ガイドベーン 247 リブ 248 排気ガイドベーン 249 リブ 250 リブ 251 アフターバーナーダクト 253 ジェットエンジン外側胴体 254 リブ 255 第１段圧縮コンプレッサー 256 第２段圧縮コンプレッサー

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】ドームとカウリングの間より取り入れた空
   気を圧縮してドーム内に入れ、 推力発生分の空気量に対応するエンジン口径を決定し、 第１段および第２段空気圧縮ブレードを通った圧縮空気
   を燃焼室で燃料と混ぜて燃やして、排気タービンを左回
   転、右回転に回し、排気タービンを通った排気ガスを推
   力とし、 ジェットエンジン本体外側壁と内側壁の間を空気を通し
   て排気タービンの羽根と羽根の間を排気ガスを通して推
   力を取り出し、 数枚の排気タービンに空気圧縮ブレードを設けて、排気
   タービンを回して空気を圧縮し、圧縮空気とアフターバ
   ーナー燃料とを混ぜて燃やし推力を取り出し、 窒素タンクよりジェット燃料タンクへ窒素を送り、 燃料タンク内を保圧状態に保ち自然発火を防ぎ、 ジェット燃料タンクより燃料を燃料ポンプで送り出し
   て、燃焼室内で燃やして推力を取り出し、 ジェット燃料タンクより燃料を燃料ポンプで送り出し
   て、アフターバーナーにより燃やして推力を取り出すこ
   とを特徴とするジェットエンジン。