JPH08285633A - 飛行体の対地移動距離・対地速度・3次元位置計測装置及び方法 - Google Patents

飛行体の対地移動距離・対地速度・3次元位置計測装置及び方法

Info

Publication number
JPH08285633A
JPH08285633A JP10781895A JP10781895A JPH08285633A JP H08285633 A JPH08285633 A JP H08285633A JP 10781895 A JP10781895 A JP 10781895A JP 10781895 A JP10781895 A JP 10781895A JP H08285633 A JPH08285633 A JP H08285633A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ground
speed
distance
image
ccd camera
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10781895A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasutada Tan
安忠 譚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawada Industries Inc
Original Assignee
Kawada Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawada Industries Inc filed Critical Kawada Industries Inc
Priority to JP10781895A priority Critical patent/JPH08285633A/ja
Publication of JPH08285633A publication Critical patent/JPH08285633A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Gyroscopes (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 運動の自由性の高い飛行体に適用される装置
及び方法であって、飛行体の対地移動距離、対地速度、
3次元位置を極めて高精度かつリアルタイムに計測・算
出できる装置及び方法を提供することを目的とする。 【構成】 飛行体に取り付けられ、地面若しくは地面に
おける構造物を撮影するためのCCDカメラと、前記C
CDカメラを垂直方向及び水平方向に固定若しくは安定
させるジャイロスタビライザと、前記CCDカメラと被
写体までの距離を計測する手段と、前記計測距離を基に
撮影画像の倍率を変換する手段と、前記CCDカメラに
より順次撮影して得られた2つの撮像パターンをマッチ
ングさせる相関演算手段と、前記相関演算手段により得
られた値を基に、撮影画像のずれ量を計算し、この画像
のずれ量と、画像の変換倍率及び撮影間隔(時間)か
ら、飛行体の3次元位置、対地移動距離、及び対地移動
速度を演算する手段と、を有する飛行体の対地移動距離
・対地速度・3次元位置計測装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、飛行体に搭載され、飛
行体の対地移動距離、対地速度、及び3次元位置を高精
度で計測する装置及び方法に関し、特にジャイロスタビ
ライザを介して飛行体に取り付けられたCCDカメラに
よって、時間を隔てて撮影された2つの撮像パターンを
マッチングさせることによってその相関をとり、その撮
影画像のずれの量、画像の変換倍率、撮影間隔(時間)
から、飛行体の対地移動距離、対地速度、3次元位置を
瞬時に計測する装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】飛行体の速度計測装置としては、従来か
ら対気速度計が一般に用いられている。また、飛行体の
3次元位置、速度、移動距離を計測する手段としては、
慣性航法装置(INS)や、人工衛星を利用した地球測
位システム(GPS)といった技術が知られている。
【0003】一方、陸上の移動体については、タイヤの
回転数から移動距離や速度を求めるというような、いわ
ゆる接触方式のものが主流であったが、近年では、CC
Dカメラを用いて、撮影画像を処理することによって、
非接触で移動体の移動距離や速度を計測するという方法
が広く採用されるようになってきている。
【0004】特に、無人の移動体について、予め入力し
ておいたプログラムに従って任意の軌道上を自動走行さ
せる場合や、遠隔操作を行う場合は、その移動体の現在
位置、移動距離、移動速度を正確かつリアルタイムで把
握する必要がある。このようなことから、空間フィルタ
ー法や、相関法といった方法による速度、距離計測技術
が多数開示されている(実開昭63−48155号、実
開平3−93772号、特開平4−332866号、特
開平5−45174号、特開平5−249125号、特
開平5−312515号、特開平5−312587号
等)。
【0005】これらのうち、相関法による速度計測方法
の一例を示すと、まず、CCDカメラにより撮影され
た、目標又は情景を含む大きさM画素×N画素の画像を
参照画像P(m、n)とし、所定時間(Δt)経過後に
同様の方法で撮影し、得られた画像から、大きさK画素
×L画素の被相関画像を抽出して、これを参照画像Pに
おいて2次元的に走査させ、次式に示す相関係数C
(k、l)を算出する。
【0006】
【数1】
【0007】そして、この相関係数が最大値となる位置
を求めることにより逐次移動体の位置を検出し、撮影間
隔(Δt)から、移動体の速度を演算するというもので
ある。これらの方法によれば、タイヤの空転による誤差
というような、それまでの問題は解決され、高精度かつ
リアルタイムで移動距離や速度を計測することが可能と
なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】飛行体の速度計測装置
として最も一般的な対気速度計は、相対風の速度や気圧
に大きな影響を受けるため、低速で飛行する場合には信
頼性に欠けるという欠点がある。また、ヘリコプターの
ように機体周囲の気流の変動が大きい場合には、大幅な
誤差が生じてしまうという問題がある。
【0009】慣性航法装置は、時間の経過とともに誤差
が大きくなるという欠点がある。
【0010】GPSは、人工衛星を利用して移動体の2
次元あるいは3次元位置を求めることができるという技
術であり、この位置データを利用すれば移動体の移動距
離や速度を算出することも可能である。しかし、現在の
ところ、一般に開放されている測位信号を利用した場
合、端末での測位精度は20〜100メートルといわれ
ているため、短距離飛行の場合は誤差が大きくなるとい
う問題がある。即ち、長距離飛行で、直線運動に近い大
型ジェット機等に利用する場合は有用であるが、主とし
て短距離飛行に利用され、機敏な動きを得意とするヘリ
コプター等に適用する場合、その有用性は極めて限定さ
れたものとなる。
【0011】ところで、飛行体についても、任意の軌道
上を予め入力されたプログラムに従って自動飛行させた
り、遠隔操作を行うことができれば、産業上広く応用す
ることができ、極めて有用である。例えば、無人のヘリ
コプターを農薬散布や航空写真の撮影に用いたり、山林
や高層ビルにおける火災の消火活動に利用することも考
えられる。このような場合、飛行体の移動距離、速度等
を正確に把握することが不可欠となるが、上述したよう
な、従来から飛行体に用いられている手段ではその目的
を十分に達成することができず、より高い精度の計測手
段が望まれる。
【0012】一方、陸上の移動体に広く採用されている
CCDカメラを利用した非接触方式の速度計測技術は、
極めて高精度で速度等の計測が可能であるため、これを
飛行体に適用することができれば上記問題は解決され
る。しかし、現在のところ飛行体の速度等の計測手段と
しては用いられていない。
【0013】その理由としては、次のようなことが考え
られる。即ち、前記の空間フィルター法は、CCDカメ
ラと撮影対象物との距離が一定であることが条件となる
ため、高度変化によって被写体との距離が一定しない飛
行体への応用は非常に困難である。
【0014】また、前記の相関法による移動距離・速度
計測技術は、撮像の相関(マッチング)に多くの計算量
を要し、特に飛行体のように運動が3次元で、その自由
度が大きくなると、比較される一方の撮像を他方の撮像
に重ね合わせるために、逐次変位、縮小、拡大させる必
要が生ずる。このため計算量は膨大なものとなり、リア
ルタイムに移動距離や速度を算出するためには、高速処
理が可能な演算手段が必要となる。しかし、演算手段に
高速処理が可能なものを望めば、いきおい大型にならざ
るを得ず、移動体(特に小型の飛行体)搭載型として
は、不適当である。
【0015】本発明は、かかる現状に鑑みなされたもの
であって、運動の自由性の高い飛行体に適用される装置
及び方法であって、飛行体の対地移動距離、対地速度、
3次元位置を極めて高精度かつリアルタイムに計測・算
出できる装置及び方法を提供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による飛行体の対地移動距離、対地速度、3
次元位置を計測する装置及び方法は、地面等を撮影する
CCDカメラと、前記CCDカメラと被写体までの距離
を計測する手段と、計測距離に応じて撮像の倍率を変換
する手段と、前記CCDカメラにより時間を隔てて撮影
された二つの撮像の相関をとることによって撮像のずれ
量を計算する手段と、前記諸手段により得られたデータ
を基礎に飛行体の対地移動距離、対地速度、3次元位置
を計測、演算する手段と、前記CCDカメラのレンズが
常に機体の真下方向を向くように、かつ、撮像が常に一
定の方位に従うよう、カメラ本体を水平方向、垂直方向
に固定させるジャイロスタビライザとを有することを特
徴としている。
【0017】
【作用】地表等の撮影と同時に、精密距離計でカメラか
ら被写体までの距離を計測し、その計測値を基礎とし
て、撮影画像が実物に対して一定の縮尺となるよう倍率
を変換して撮像パターンをメモリに格納し、所定時間経
過後、再び同様の方法で撮影、計測を行い、得られた撮
像パターンを既に格納されている先行撮像パターンと同
一の縮尺に変換して格納する。
【0018】ここで、一定の縮尺となるよう倍率を変換
するとは、例えば、撮影画像の1画素分の距離を現実の
距離に換算すると1メートルとなるような縮尺に画像の
スケールを統一することをいう。
【0019】従って、高度が変化することによって、カ
メラと被写体までの距離に変化が生じても、先行撮像パ
ターンと後続撮像パターンとを重ね合わせる際、一方を
縮小又は拡大させながらマッチングを行い、その相関の
最大値を求めるという必要はない。
【0020】また、カメラはジャイロスタビライザによ
って常に水平方向、垂直方向に固定されているため、機
体の傾きや進路の変更等の影響を受けず、カメラは常に
機体の鉛直下方向を撮影することができ、かつ、常に一
定の方位に従った撮像を得ることができる。
【0021】ここで、一定の方位に従った撮像とは、例
えば、撮像をモニター画面に表示した場合、モニター表
示部の上方が下方に対して常に真北の関係となるように
方位が統一されている撮像をいう。
【0022】従って、機体が傾き、又は進路が変更され
ても、一方の撮像パターンを変位させながらマッチング
を行って、その相関の最大値を求めるという必要はな
い。
【0023】このように、対比される撮像パターンは、
縮尺及び方位が統一されているため、高度が変化した場
合、機体が傾いた場合、又は、進路を変更した場合で
も、相関をとる際には、得られた撮像パターンの一方を
変位・縮小・拡大させる必要が全くないため、計算量も
少なくて済み、汎用の演算手段で十分高速なマッチング
が可能となり、リアルタイムで高精度の速度等を計測す
ることができる。
【0024】
【実施例】図面を参照しながら本発明による飛行体の対
地移動距離・対地速度・3次元位置計測装置及び方法を
以下、説明する。図1は、本発明の概念図の一例であ
る。本実施例による速度等の計測の流れを簡単に説明す
ると、まず、ジャイロスタビライザによって水平方向及
び垂直方向に固定されたCCDカメラ3により撮影され
た画像を、距離計6によって計測された距離に基づい
て、倍率変換手段7によって倍率を変換し、先行撮像パ
ターンとしてメモリ8に格納する。次いで、所定時間経
過後に、前記と同様の方法によって撮影、計測、変換さ
れた、後続撮像パターンをメモリ9に格納する。相関演
算手段11により、メモリ8及び9より先行及び後続撮
像パターンを読み込み、両者の相関をとり、その結果を
メモリ10に格納する。速度等演算手段12によって、
メモリ10から前記相関のデータを読み込み、先行撮像
パターンと後続撮像パターンの画像のずれ量を算出し、
この値と撮像パターンの変換倍率から、飛行体の3次元
位置及び対地移動距離を演算する。また、この対地移動
距離と撮影間隔から、飛行体の対地速度を算出する、と
いうものである。
【0025】図2は、ヘリコプターに本発明を取り付け
た状態を示した図であり、図3は、本発明に用いられる
ジャイロスタビライザの一例である。図4は、図3のジ
ャイロスタビライザを下方からみた図である。図2及び
図3において、1は本発明に用いられるジャイロスタビ
ライザのジンバルである。このジンバルの自由度は3以
上であることが望ましい。2はジャイロスタビライザの
安定化プラットホームである。安定化プラットホーム
は、3軸以上のジャイロによるものが望ましい。3はC
CDカメラである。本実施例においては、CCDカメラ
3の本体及び距離計6が安定化プラットホーム2に内蔵
されており、レンズ部分のみが安定化プラットホームの
下面から突出するようになっている。尚、安定化プラッ
トホーム2を支えるジンバルの軸5は、CCDカメラ及
び距離計取付後の安定化プラットホームの重心を支持す
るようになっている。
【0026】図5は最初の撮影によって得られた先行撮
像パターン17の例である。図6は所定時間(Δt)経
過後の後続撮像パターン16を示したものである。これ
らの例では、いずれも図の上方が北、図の下方が南とい
う方向に統一されており、図5及び図6には、南北に延
びる道路13と東西に延びる道路14が直交している風
景及びL字型の建物15が撮影されている。尚、両図中
の点PW は、撮像の中心の画素の位置を示している。
【0027】また、図5、図6ともに、撮影後一定の縮
尺となるよう、前記倍率変換手段7によって倍率が変換
された上で、それぞれ前記メモリ8及び9に格納された
ものである。この倍率の変換は、カメラから地面までの
距離を精密距離計6で逐次測定することにより得られた
値に基づいて行う。
【0028】図8は、本実施例における撮像の画素の配
列を示した図である。画素数は、水平方向にM個、垂直
方向にN個で、ここでは左下角の画素をP1 とし、その
座標を(1、1)とし、P1 の右隣をP2 とし、その座
標を(2、1)とし、右上角の画素をPMNとし、その座
標を(M、N)とする。
【0029】撮像の相関は、相関演算手段11により行
われるが、例えば以下のようにして行う。まず、メモリ
9より後続撮像パターン16を取り出し、この後続撮像
パターン16の中から、図7に示されているような参照
パターンAを抽出する。Aは、後続撮像パターン16の
中心の画素PW をその中心として、撮像パターン16の
1/x2 の大きさで切り取ったもので、その画素数は、
水平方向にM/x個、垂直方向にN/x個である。ま
た、縮尺は後続撮像パターン16と同じである。本実施
例においては、参照パターンAには、南北に延びる道路
13と東西に延びる道路14の一部、及びL字型の建物
15の映像が含まれている。
【0030】次に、メモリ8から先行撮像パターン17
を取り出し、先行撮像パターン17の中の任意の画素P
を中心とする、参照パターンAと同じ大きさの被参照パ
ターンBを抽出する。続いて、AとBを重ね合わせて、
対応する各画素毎に相関をとる。
【0031】相関値は、例えば、対応する各画素の値が
同じであれば1とし、値が異なれば0として、全ての画
素間の相関をとった後、得られた値を加算して、相関値
Cとして画素Pの座標の値とともにメモリ10に格納す
る。
【0032】この相関を先行撮像パターン17の中の任
意の画素PをP1 とした場合からPMNとした場合まで、
即ち、P1 を中心とした被参照パターンB1 から、PMN
を中心とした被参照パターンBMNまでのM×N個の被参
照パターンBの全てとAとの相関をとり、得られた相関
値C1 からCMNまでのM×N個の値をメモリ10に格納
する。
【0033】その結果、先行撮像パターン17の中の画
素PY を中心とする被参照パターンBY との相関値CY
がC1 からCMNまでのうちで最大となった場合、速度等
演算手段12によって、メモリ10からCY とともに格
納されている画素PY の座標の値を取り出し、この座標
と、先行撮像パターン17の中心の画素PW の座標との
ずれ量を計算する。
【0034】図9は、図5及び図6に示されているよう
な先行及び後続の撮像パターン17及び16が得られた
という前記実施例において、相関の最大値CY の基礎と
なる被参照パターンBY とその中心の画素PY の位置を
示した図である。
【0035】ここで、例えば、先行撮像パターン17の
中心の画素PW の座標からの画素PY の座標のずれ量
が、PW から上方に30画素分、右方に40画素分であ
った場合、移動体は、先行撮像パターン17の撮影時に
おける移動体の位置を起点として、北方に30画素分、
東方に40画素分移動したことになる。この「北方に3
0画素、東方に40画素」という位置データに、後述す
る1画素分の現実の距離Zを乗ずることによって、所定
時間(撮影間隔:Δt)経過後の移動体の2次元位置を
算出することができる。
【0036】更に、距離計6によって計測された地表ま
での距離は、移動体の高度の位置データとして利用でき
るので、これらを総合して、移動体の3次元位置として
把握することが可能となる。
【0037】1画素分の現実の距離Zは、カメラの視角
と、カメラから地面までの距離、撮影時に変換した撮像
の倍率から求めることができる。例えば、垂直方向のカ
メラの視角がR、垂直方向のカメラの画素数がN個、カ
メラから地面までの距離がSメートル、変換倍率がK倍
であった場合、1画素分の現実の距離Zは、次式に示す
通りとなる。
【0038】
【数2】
【0039】移動体の直線移動距離は、図9の例におい
ては、画面上では50画素分移動したことになるので、
50×Zメートルを現実の移動距離として算出すること
ができる。
【0040】更に、これを所定時間(撮影間隔:Δt)
で除算することによって、飛行体の速度が求められる。
【0041】そして、これらを連続して行うことによっ
て、移動体の軌跡を移動速度とともに把握することが可
能となる。尚、連続して行う場合は、最初の速度等の演
算が終了した後、メモリ9に格納されている後続撮像パ
ターンをメモリ8に複写することによってこれを先行撮
像パターンとし、所定時間経過後、再び撮影された画像
を後続撮像パターンとしてメモリ9に格納することによ
って効率化することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による飛行
体の対地移動距離・対地速度・3次元位置計測装置及び
方法によれば、機体が傾いた場合、進路を変更した場
合、機体の高度が変化した場合でも、撮像パターンを高
速にマッチングすることができ、きわめて高精度な3次
元位置・対地移動距離・対地速度等をリアルタイムで算
出・測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念図である。
【図2】本発明の取付状態の一例である。
【図3】本発明のジャイロスタビライザの一例である。
【図4】図3のジャイロスタビライザを下方からみた図
である。
【図5】先行撮像パターンの一例である。
【図6】後続撮像パターンの一例である。
【図8】画素の配列を示した図である。
【符号の説明】
1…ジャイロスタビライザのジンバル 2…ジャイロスタビライザの安定化プラットホーム 3…CCDカメラ 5…ジンバルの軸 6…距離計 7…倍率変換手段 8〜10…メモリ 11…相関演算手段 12…速度等演算手段 A…参照パターン B…被参照パターン
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月27日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概念図である。
【図2】本発明の取付状態の一例である。
【図3】本発明のジャイロスタビライザの一例である。
【図4】図3のジャイロスタビライザを下方からみた図
である。
【図5】先行撮像パターンの一例である。
【図6】後続撮像パターンの一例である。
【図7】後続撮像パターンより抽出された、参照パター
ンの一例である。
【図8】画素の配列を示した図である。
【図9】被参照パターンと先行撮像パターンの中心の画
素の位置を示した図である。
【符号の説明】 1…ジャイロスタビライザのジンバル 2…ジャイロスタビライザの安定化プラットホーム 3…CCDカメラ 5…ジンバルの軸 6…距離計 7…倍率変換手段 8〜10…メモリ 11…相関演算手段 12…速度等演算手段 A…参照パターン B…被参照パターン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 飛行体に取り付けられ、地面若しくは地
    面における構造物を撮影するためのCCDカメラと、 前記CCDカメラを垂直方向及び水平方向に固定若しく
    は安定させるジャイロスタビライザと、 前記CCDカメラと被写体までの距離を計測する手段
    と、 前記計測距離を基に撮影画像の倍率を変換する手段と、 前記CCDカメラにより順次撮影して得られた2つの撮
    像パターンをマッチングさせる相関演算手段と、 前記相関演算手段により得られた値を基に、撮影画像の
    ずれ量を計算し、この画像のずれ量と、画像の変換倍率
    及び撮影間隔(時間)から、飛行体の3次元位置、対地
    移動距離、及び対地移動速度を演算する手段と、 を有する飛行体の対地移動距離・対地速度・3次元位置
    計測装置。
  2. 【請求項2】 ジャイロスタビライザを介して飛行体に
    取り付けられたCCDカメラによって地面若しくは地面
    における構造物を撮影し、 同時にCCDカメラから被写体までの距離を距離計によ
    って計測し、 前記計測距離値に従って、前記撮影画像を、倍率変換手
    段によって、所定の縮尺となるよう、その倍率を変換し
    てメモリに格納し、 所定時間経過後、前記と同様に撮影、測距、変換、及び
    格納を行い、 前記手段により格納された2つの撮影画像の相関をとる
    ことによって、画像のずれ量を検出し、 前記画像のずれ量及び画像の変換倍率から飛行体の対地
    移動距離、対地速度、3次元位置を計測する方法。
JP10781895A 1995-04-10 1995-04-10 飛行体の対地移動距離・対地速度・3次元位置計測装置及び方法 Pending JPH08285633A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10781895A JPH08285633A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 飛行体の対地移動距離・対地速度・3次元位置計測装置及び方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10781895A JPH08285633A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 飛行体の対地移動距離・対地速度・3次元位置計測装置及び方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08285633A true JPH08285633A (ja) 1996-11-01

Family

ID=14468821

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10781895A Pending JPH08285633A (ja) 1995-04-10 1995-04-10 飛行体の対地移動距離・対地速度・3次元位置計測装置及び方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08285633A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017111232A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、制御方法、および制御プログラム
CN112839871A (zh) * 2018-09-25 2021-05-25 株式会社爱隆未来 飞行体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017111232A (ja) * 2015-12-15 2017-06-22 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置、制御方法、および制御プログラム
CN112839871A (zh) * 2018-09-25 2021-05-25 株式会社爱隆未来 飞行体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102471347B1 (ko) 원격 이미지의 안정화 및 디스플레이
CN107727079B (zh) 一种微小型无人机全捷联下视相机的目标定位方法
EP2772725B1 (en) Aerial Photographing System
US7805244B2 (en) Attitude correction apparatus and method for inertial navigation system using camera-type solar sensor
AU2003231341B2 (en) Airborne reconnaissance system
KR100556103B1 (ko) 자동촬영시스템을 이용한 항공촬영방법
KR100762891B1 (ko) Los벡터 조정모델을 이용한 영상의 기하보정 방법 및 그장치
KR101223242B1 (ko) 지형정보 변화에 따른 영상 이미지의 공간영상 도화 시스템
JP6430073B2 (ja) 姿勢推定装置、姿勢推定方法及び観測システム
JP2807622B2 (ja) 航空機搭載総合撮影装置
JP2008304260A (ja) 画像処理装置
KR101308744B1 (ko) 항공촬영 영상의 지형대비 기준점 합성형 공간영상도화 시스템
JP2008186145A (ja) 空撮画像処理装置および空撮画像処理方法
US10337863B2 (en) Survey system
CN110296688A (zh) 一种基于被动地理定位技术的侦测一体倾斜航测吊舱
CN106969721A (zh) 一种三维测量方法及其测量装置
KR100560699B1 (ko) 모형항공촬영시스템 및 gps/ins 시스템을 이용한3차원 가상현실 수치지도의 제작방법
US20120026324A1 (en) Image capturing terminal, data processing terminal, image capturing method, and data processing method
CN114442129A (zh) 一种提高复杂边坡岩体无人机调查精度的动态调整方法
CN111444385A (zh) 一种基于影像角点匹配的电子地图实时视频镶嵌方法
JPH08211088A (ja) 流れ計測方法及び装置
US20210341922A1 (en) Optical object tracking on focal plane with dynamic focal length
JPH08285633A (ja) 飛行体の対地移動距離・対地速度・3次元位置計測装置及び方法
RU2723239C1 (ru) Система получения реалистичной модели местности для виртуального мира и способ ее работы
JPH10153426A (ja) 地形測定装置