JPH08285001A - ショックアブソーバー用クッションシールリング - Google Patents
ショックアブソーバー用クッションシールリングInfo
- Publication number
- JPH08285001A JPH08285001A JP9257395A JP9257395A JPH08285001A JP H08285001 A JPH08285001 A JP H08285001A JP 9257395 A JP9257395 A JP 9257395A JP 9257395 A JP9257395 A JP 9257395A JP H08285001 A JPH08285001 A JP H08285001A
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- JP
- Japan
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- seal ring
- cushion seal
- fluid
- shock absorber
- notch
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- Fluid-Damping Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 液体の粘性による流動抵抗を利用したショッ
クアブソーバー内部に組み込まれる、単一または複数の
切り欠きを有するクッションシールリングにおいて、樹
脂をその主な材質とし、かつその切り欠き９の形状が、
断面半円又は半円に類する形状に構成することを特徴と
するクッションシールリング。 【効果】 流体の圧力による曲げを切り欠き部に生じさ
せない事により、クッションシールリングの長期の耐久
性を達成することができる。
クアブソーバー内部に組み込まれる、単一または複数の
切り欠きを有するクッションシールリングにおいて、樹
脂をその主な材質とし、かつその切り欠き９の形状が、
断面半円又は半円に類する形状に構成することを特徴と
するクッションシールリング。 【効果】 流体の圧力による曲げを切り欠き部に生じさ
せない事により、クッションシールリングの長期の耐久
性を達成することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、ショックアブソーバー
の内部に封入された減衰特性を決定する作動流体の流量
調節用で、樹脂をその主な材質としたリングに係り、特
にリングに設けた切り欠きを特定のものとすることによ
って、その耐久性を向上させ、長期の使用に耐えるクッ
ションシールリングに関する。
の内部に封入された減衰特性を決定する作動流体の流量
調節用で、樹脂をその主な材質としたリングに係り、特
にリングに設けた切り欠きを特定のものとすることによ
って、その耐久性を向上させ、長期の使用に耐えるクッ
ションシールリングに関する。
【０００２】
【従来の技術】伸び側減衰力と縮み側の減衰力が同一で
はないようなショックアブソーバーにおいて、減衰力の
調節を流体の流量調節用クッションシールリングによっ
て行う場合、そのクッションシールリングはショックア
ブソーバーの作動方向によって流体の流路が異なるよう
に、その形状及び作動が設計されている。この従来型の
クッションシールリング形状および作動状況を図１と図
２を用いて説明する。図１はクッションシールリングの
上面図及びそのＡ−Ａ断面矢視図、図２は図１のクッシ
ョンシールリングがピストンに取り付けられた状態での
ショックアブソーバーの拡大断面図である。ここで１は
従来のクッションシールリングにおけるスリット、２は
切り欠き、３は流体通路、４はシリンダー、５はパッキ
ン、６はクッションシールリング、７はピストンロッ
ド、８はピストンである。
はないようなショックアブソーバーにおいて、減衰力の
調節を流体の流量調節用クッションシールリングによっ
て行う場合、そのクッションシールリングはショックア
ブソーバーの作動方向によって流体の流路が異なるよう
に、その形状及び作動が設計されている。この従来型の
クッションシールリング形状および作動状況を図１と図
２を用いて説明する。図１はクッションシールリングの
上面図及びそのＡ−Ａ断面矢視図、図２は図１のクッシ
ョンシールリングがピストンに取り付けられた状態での
ショックアブソーバーの拡大断面図である。ここで１は
従来のクッションシールリングにおけるスリット、２は
切り欠き、３は流体通路、４はシリンダー、５はパッキ
ン、６はクッションシールリング、７はピストンロッ
ド、８はピストンである。
【０００３】図２においてピストン８が右側へ移動（シ
ョックアブソーバーが縮み側に作動）した時には、作動
流体は図１に示すスリット２のみを通る。また、左側へ
移動（ショックアブソーバーが伸び側に作動）した時に
は、流体はスリット２及び切り欠き１を通過するように
なっている。このように、スリット１及び切り欠き２の
寸法によって伸び側と縮み側の減衰力を調節する。ここ
で、従来技術において切り欠き２の形状は図１に示すよ
うに、凹型であった。
ョックアブソーバーが縮み側に作動）した時には、作動
流体は図１に示すスリット２のみを通る。また、左側へ
移動（ショックアブソーバーが伸び側に作動）した時に
は、流体はスリット２及び切り欠き１を通過するように
なっている。このように、スリット１及び切り欠き２の
寸法によって伸び側と縮み側の減衰力を調節する。ここ
で、従来技術において切り欠き２の形状は図１に示すよ
うに、凹型であった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
従来のクッションシールリングでは、ショックアブソー
バーが伸び側に作動した場合、流体が図１に示す切り欠
き２を通過する際に、この切り欠き部分を曲げようとす
る力を生ずる。ここで、ショックアブソーバーは図２の
ピストン８が往復運動して作動するものである為、結果
的に、この切り欠き部分にはかなりの繰り返し応力が生
じていることを本発明者は見出した。その為、このよう
な従来形状のクッションシールリングでは、ショックア
ブソーバーに実用的な荷重をかけて作動させた場合、金
属製のものでは実質的な問題は起こらないが、樹脂をそ
の主な材質としたものの場合、上記の繰り返し応力によ
り数回のピストンの往復では破損は起こらないものの、
意外なことに往復運動が１０3 〜１０4 回程度で疲労破
壊を起こし、実用（１０5 回以上）には耐えられないこ
とを、本発明者は見出した。
従来のクッションシールリングでは、ショックアブソー
バーが伸び側に作動した場合、流体が図１に示す切り欠
き２を通過する際に、この切り欠き部分を曲げようとす
る力を生ずる。ここで、ショックアブソーバーは図２の
ピストン８が往復運動して作動するものである為、結果
的に、この切り欠き部分にはかなりの繰り返し応力が生
じていることを本発明者は見出した。その為、このよう
な従来形状のクッションシールリングでは、ショックア
ブソーバーに実用的な荷重をかけて作動させた場合、金
属製のものでは実質的な問題は起こらないが、樹脂をそ
の主な材質としたものの場合、上記の繰り返し応力によ
り数回のピストンの往復では破損は起こらないものの、
意外なことに往復運動が１０3 〜１０4 回程度で疲労破
壊を起こし、実用（１０5 回以上）には耐えられないこ
とを、本発明者は見出した。
【０００５】本発明は前記問題点を解決し、クッション
シールリングに発生する応力を低減させ、十分実用に耐
える、樹脂をその主な材料としたクッションシールリン
グを提供する事を目的とする。
シールリングに発生する応力を低減させ、十分実用に耐
える、樹脂をその主な材料としたクッションシールリン
グを提供する事を目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記の課題
を解決するために、クッションシールリングの軸方向表
面に設けられる切り欠きを、リングを側面から見て半円
もしくはこれに類する形状とすることが有効であること
を見いだし、本発明を完成した。
を解決するために、クッションシールリングの軸方向表
面に設けられる切り欠きを、リングを側面から見て半円
もしくはこれに類する形状とすることが有効であること
を見いだし、本発明を完成した。
【０００７】即ち本発明は、流体の粘性による流動抵抗
を利用したショックアブソーバー内部に組み込まれる、
単一または複数の切り欠きを有するクッションシールリ
ングにおいて、樹脂をその主な材質とし、かつ該切り欠
きの形状を断面半円又は半円に類する形状に構成するこ
とを特徴とするクッションシールリングを提供するもの
である。
を利用したショックアブソーバー内部に組み込まれる、
単一または複数の切り欠きを有するクッションシールリ
ングにおいて、樹脂をその主な材質とし、かつ該切り欠
きの形状を断面半円又は半円に類する形状に構成するこ
とを特徴とするクッションシールリングを提供するもの
である。
【０００８】以下、本発明の実施の態様の一例を図３、
図４を用いて説明する。図３は本発明のクッションシー
ルリングの一例を示した斜視図であり、図４の（Ａ）、
（Ｂ）は本発明のクッションシールリングにおいて、半
円の切り欠き部分を流れる流体の挙動を示す拡大断面図
である。ここで、９は本発明のクッションシールリング
における半円切り欠き、１０はスリット、１１はシリン
ダー、１２はピストンロッド、１３はスリットを通過す
る流体の流れ、１４は切り欠きを通過する流体の流れ、
１５はクッションシールリングである。
図４を用いて説明する。図３は本発明のクッションシー
ルリングの一例を示した斜視図であり、図４の（Ａ）、
（Ｂ）は本発明のクッションシールリングにおいて、半
円の切り欠き部分を流れる流体の挙動を示す拡大断面図
である。ここで、９は本発明のクッションシールリング
における半円切り欠き、１０はスリット、１１はシリン
ダー、１２はピストンロッド、１３はスリットを通過す
る流体の流れ、１４は切り欠きを通過する流体の流れ、
１５はクッションシールリングである。
【０００９】このクッションシールリングは、図３に示
すように流体の流路となる、スリット１０及び本発明の
特徴である断面半円又は半円に類する形状に形成した切
り欠き９を円周上に有している。切り欠き９の数が多い
ほど、耐疲労破壊強度が増加する。実際的には少なくと
も図１に示した配置の切り欠き（４ケ）を半円形状とし
て構成する。本発明における断面半円又は半円に類する
切り欠きは、数を多くして、それぞれより半径の小さい
ものとして構成することがより好ましく、切り欠きの数
は好ましくは５ケ以上、より好ましくは１０ケ以上、さ
らに好ましくは２０ケ以上、さらには３０ケ以上をバラ
ンスよく配設するものであり、ここでは３７個持ってい
るものを図示した。ここで、断面（より正確には横断
面）半円又は半円に類する切り欠きとは、角の部分がな
く、全体がＲ（アール）を有してなめらかに構成されて
いるものである。
すように流体の流路となる、スリット１０及び本発明の
特徴である断面半円又は半円に類する形状に形成した切
り欠き９を円周上に有している。切り欠き９の数が多い
ほど、耐疲労破壊強度が増加する。実際的には少なくと
も図１に示した配置の切り欠き（４ケ）を半円形状とし
て構成する。本発明における断面半円又は半円に類する
切り欠きは、数を多くして、それぞれより半径の小さい
ものとして構成することがより好ましく、切り欠きの数
は好ましくは５ケ以上、より好ましくは１０ケ以上、さ
らに好ましくは２０ケ以上、さらには３０ケ以上をバラ
ンスよく配設するものであり、ここでは３７個持ってい
るものを図示した。ここで、断面（より正確には横断
面）半円又は半円に類する切り欠きとは、角の部分がな
く、全体がＲ（アール）を有してなめらかに構成されて
いるものである。
【００１０】このクッションシールリングの組み付け及
び作動状態を、図４を用いて説明する。このクッション
シールリングは図４に示すように、ピストンに連結され
たピストンロッド１２に設けられたリング状の溝にはめ
合わされる。ここで、クッションシールリング１５の内
径は、はめ合わされるピストンロッドの溝の径よりも大
きく、半径方向に隙間が存在する。そして、クッション
シールリング外径は、シリンダー１１の内径よりも大き
く作られている為、組立てられた状態では、クッション
シールリングはシリンダーにより保持されている。ま
た、ピストンロッドの溝幅がクッションシールリングの
厚みより広い為、クッションシールリングは、軸方向に
幾分スライドすることができるようになっている。
び作動状態を、図４を用いて説明する。このクッション
シールリングは図４に示すように、ピストンに連結され
たピストンロッド１２に設けられたリング状の溝にはめ
合わされる。ここで、クッションシールリング１５の内
径は、はめ合わされるピストンロッドの溝の径よりも大
きく、半径方向に隙間が存在する。そして、クッション
シールリング外径は、シリンダー１１の内径よりも大き
く作られている為、組立てられた状態では、クッション
シールリングはシリンダーにより保持されている。ま
た、ピストンロッドの溝幅がクッションシールリングの
厚みより広い為、クッションシールリングは、軸方向に
幾分スライドすることができるようになっている。
【００１１】ショックアブソーバーが伸び側に作動する
場合には、図４（Ｂ）に示すようにクッションシールリ
ング左側の流体は、リングを通過して右側へ移動する。
この時、流体の圧力により、クッションシールリングは
溝の右側に押しつけられる。ここで、クッションシール
リングには、半円形状の切り欠き９が設けてあるため、
１３に示すように流体はスリット１０を通過すると共
に、１４に示すようにクッションシールリングの内側か
ら切り欠き９を通過して移動する。なお、切り欠きの深
さは、切り欠きの総数を考慮して、流体がスムーズに流
れるような値を流体力学的に適宜定めることができる。
場合には、図４（Ｂ）に示すようにクッションシールリ
ング左側の流体は、リングを通過して右側へ移動する。
この時、流体の圧力により、クッションシールリングは
溝の右側に押しつけられる。ここで、クッションシール
リングには、半円形状の切り欠き９が設けてあるため、
１３に示すように流体はスリット１０を通過すると共
に、１４に示すようにクッションシールリングの内側か
ら切り欠き９を通過して移動する。なお、切り欠きの深
さは、切り欠きの総数を考慮して、流体がスムーズに流
れるような値を流体力学的に適宜定めることができる。
【００１２】逆に、図４（Ａ）に示すようにショックア
ブソーバーを縮める様に力を作用させた場合、流体の圧
力によってクッションシールリングはロッドの溝の左側
に押しつけられる。この場合、流体はクッションシール
リング内側を通過する事ができず、１３に示すようにス
リット１０のみを通過する。
ブソーバーを縮める様に力を作用させた場合、流体の圧
力によってクッションシールリングはロッドの溝の左側
に押しつけられる。この場合、流体はクッションシール
リング内側を通過する事ができず、１３に示すようにス
リット１０のみを通過する。
【００１３】
【実施例】クッションシールリングの構成材料として、
三井東圧化学（株）製の熱可塑性ポリイミド樹脂ＡＵＲ
ＵＭをマトリックスとしたＣＦＲＰ（ＷＦ３０％）を用
いた。もちろん、樹脂としてはこれに限られるものでは
なく、ある程度の強度と１００℃程度以上の耐熱性を有
する樹脂であれば実質的にはいかなるものでもよい。図
１に示した形状と、図３に示した形状で比較疲労試験を
行った（図１と図３のクッションシールリングは切り欠
きの形状と個数のみが異なり、流体の時間あたりの流量
は同一となっている）。この時、圧縮側の流体圧力は１
２００kg/cm2、引張側は２５０kg/cm2である。この結
果、従来形状のものでは１０3 〜１０4 回未満でクッシ
ョンシールリングに破損が見られたのに対し、本発明の
形状では１０4 〜１０5 回以上の耐久性を得る事ができ
た。この性能は充分実用製品に用いることができるレベ
ルである。
三井東圧化学（株）製の熱可塑性ポリイミド樹脂ＡＵＲ
ＵＭをマトリックスとしたＣＦＲＰ（ＷＦ３０％）を用
いた。もちろん、樹脂としてはこれに限られるものでは
なく、ある程度の強度と１００℃程度以上の耐熱性を有
する樹脂であれば実質的にはいかなるものでもよい。図
１に示した形状と、図３に示した形状で比較疲労試験を
行った（図１と図３のクッションシールリングは切り欠
きの形状と個数のみが異なり、流体の時間あたりの流量
は同一となっている）。この時、圧縮側の流体圧力は１
２００kg/cm2、引張側は２５０kg/cm2である。この結
果、従来形状のものでは１０3 〜１０4 回未満でクッシ
ョンシールリングに破損が見られたのに対し、本発明の
形状では１０4 〜１０5 回以上の耐久性を得る事ができ
た。この性能は充分実用製品に用いることができるレベ
ルである。
【００１４】
【発明の効果】本発明によれば従来技術では困難であっ
た、主な材質に樹脂を用いたクッションシールリングに
おける長期の耐久性が達成される。その理由は、切り欠
きの形状を断面半円形状として構成した為に、流体の圧
力が分散され、それによる曲げが、いわば逆アーチ状の
切り欠き部分に実質的にかからなくなった事によると推
測される。また、従来のクッションシールリングは金属
性であり、厄介な切削により製造されているが、本発明
のクッションシールリングであれば、主たる材質として
樹脂を用いることができるので、斜出成型等により、は
るかに容易に製造することができる。
た、主な材質に樹脂を用いたクッションシールリングに
おける長期の耐久性が達成される。その理由は、切り欠
きの形状を断面半円形状として構成した為に、流体の圧
力が分散され、それによる曲げが、いわば逆アーチ状の
切り欠き部分に実質的にかからなくなった事によると推
測される。また、従来のクッションシールリングは金属
性であり、厄介な切削により製造されているが、本発明
のクッションシールリングであれば、主たる材質として
樹脂を用いることができるので、斜出成型等により、は
るかに容易に製造することができる。
【図１】従来のクッションシールリングの上面図および
Ａ−Ａ断面矢視図
Ａ−Ａ断面矢視図
【図２】図１のクッションシールリングが取り付けられ
た状態でのショックアブソーバーの拡大断面図
た状態でのショックアブソーバーの拡大断面図
【図３】本発明のクッションシールリングの一例を示し
た斜視図
た斜視図
【図４】本発明のクッションシールリングの組み付け及
び作動状態を示す拡大断面図
び作動状態を示す拡大断面図
１ スリット ２ 切り欠き ３ 流体通路 ４ シリンダー ５ パッキン ６ クッションシールリング ７ ピストンロッド ８ ピストン ９ 半円切り欠き １０ スリット １１ シリンダー １２ ピストンロッド １３ スリットを通過する流体の流れ １４ 切り欠きを通過する流体の流れ １５ クッションシールリング
Claims (1)
- 【請求項１】 流体の粘性による流動抵抗を利用したシ
ョックアブソーバー内部に組み込まれる、単一または複
数の切り欠きを有するクッションシールリングにおい
て、樹脂をその主な材質とし、かつ該切り欠きの形状を
断面半円又は半円に類する形状に構成することを特徴と
するクッションシールリング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9257395A JPH08285001A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | ショックアブソーバー用クッションシールリング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9257395A JPH08285001A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | ショックアブソーバー用クッションシールリング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08285001A true JPH08285001A (ja) | 1996-11-01 |
Family
ID=14058178
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9257395A Pending JPH08285001A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | ショックアブソーバー用クッションシールリング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08285001A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100022958A1 (en) * | 2008-04-28 | 2010-01-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical access devices with sorbents |
| US8870747B2 (en) | 2008-04-28 | 2014-10-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Scraping fluid removal in a surgical access device |
| US9033929B2 (en) | 2008-04-28 | 2015-05-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Fluid removal in a surgical access device |
| USD735852S1 (en) | 2008-04-28 | 2015-08-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Fluid remover |
| USD736926S1 (en) | 2008-04-28 | 2015-08-18 | Ethicon Endo-Sugery, Inc. | Trocar housing |
| US9358041B2 (en) | 2008-04-28 | 2016-06-07 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Wicking fluid management in a surgical access device |
| CN108488293A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-09-04 | 常州市达文电动车辆配件厂 | 一种减震器阻尼机构及应用其的液压-气压组合阻尼减震器 |
| US11235111B2 (en) | 2008-04-28 | 2022-02-01 | Ethicon Llc | Surgical access device |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP9257395A patent/JPH08285001A/ja active Pending
Cited By (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100022958A1 (en) * | 2008-04-28 | 2010-01-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical access devices with sorbents |
| US8568362B2 (en) * | 2008-04-28 | 2013-10-29 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Surgical access device with sorbents |
| US8870747B2 (en) | 2008-04-28 | 2014-10-28 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Scraping fluid removal in a surgical access device |
| US9033929B2 (en) | 2008-04-28 | 2015-05-19 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Fluid removal in a surgical access device |
| USD735852S1 (en) | 2008-04-28 | 2015-08-04 | Ethicon Endo-Surgery, Inc. | Fluid remover |
| USD736926S1 (en) | 2008-04-28 | 2015-08-18 | Ethicon Endo-Sugery, Inc. | Trocar housing |
| US9358041B2 (en) | 2008-04-28 | 2016-06-07 | Ethicon Endo-Surgery, Llc | Wicking fluid management in a surgical access device |
| US9827383B2 (en) | 2008-04-28 | 2017-11-28 | Ethicon Llc | Surgical access device |
| USD878606S1 (en) | 2008-04-28 | 2020-03-17 | Ethicon Llc | Fluid remover |
| US11235111B2 (en) | 2008-04-28 | 2022-02-01 | Ethicon Llc | Surgical access device |
| CN108488293A (zh) * | 2018-04-26 | 2018-09-04 | 常州市达文电动车辆配件厂 | 一种减震器阻尼机构及应用其的液压-气压组合阻尼减震器 |
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