JPH08282269A - 自動車のウインドレール構造 - Google Patents
自動車のウインドレール構造Info
- Publication number
- JPH08282269A JPH08282269A JP11126995A JP11126995A JPH08282269A JP H08282269 A JPH08282269 A JP H08282269A JP 11126995 A JP11126995 A JP 11126995A JP 11126995 A JP11126995 A JP 11126995A JP H08282269 A JPH08282269 A JP H08282269A
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- JP
- Japan
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- wind
- glass
- automobile
- rail
- roller
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウインドレギュレータの操作性及び耐久性を
向上した自動車のウインドレール構造を提供する。 【構成】 自動車のドアパネル２に設けられウインドガ
ラスＧをガイドするウインドレール１の構造において、
該断面略コ字状のウインドレール１内に、断面略コ字状
のグラスラン３を嵌装すると共に、上記ウインドレール
１の底部に複数箇所上記グラスラン３の底部を切り欠く
などして形成したローラー取付部４に、ウインドガラス
Ｇに当接して回転するローラー３を設けたものである。
向上した自動車のウインドレール構造を提供する。 【構成】 自動車のドアパネル２に設けられウインドガ
ラスＧをガイドするウインドレール１の構造において、
該断面略コ字状のウインドレール１内に、断面略コ字状
のグラスラン３を嵌装すると共に、上記ウインドレール
１の底部に複数箇所上記グラスラン３の底部を切り欠く
などして形成したローラー取付部４に、ウインドガラス
Ｇに当接して回転するローラー３を設けたものである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアパネルに
設けられウインドガラスをガイドするウインドレールの
構造に関するものである。
設けられウインドガラスをガイドするウインドレールの
構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来は図６、図７に示す如く、ドアパネ
ル２に取付けられ、昇降するウインドガラスＧをガイド
する断面略コ字状のウインドレール（サッシュ）１２内
に、断面略コ字状のグラスラン１３が装着され、該グラ
スラン１３に弾接して摺動するウインドガラスＧはウイ
ンドレギュレータ７の操作により昇降するようになって
いる。この時、ウインドガラスＧは図８に示すようにウ
インドレギュレータ７の遊びやぐらつきにより、前後方
向の角度α、βのバラツキを生じる。そのため、グラス
ラン９とウインドガラスＧとは図７に示すようにスキ間
Ｓが設けられて、上記角度α、βのバラツキを吸収する
ように設定されている。
ル２に取付けられ、昇降するウインドガラスＧをガイド
する断面略コ字状のウインドレール（サッシュ）１２内
に、断面略コ字状のグラスラン１３が装着され、該グラ
スラン１３に弾接して摺動するウインドガラスＧはウイ
ンドレギュレータ７の操作により昇降するようになって
いる。この時、ウインドガラスＧは図８に示すようにウ
インドレギュレータ７の遊びやぐらつきにより、前後方
向の角度α、βのバラツキを生じる。そのため、グラス
ラン９とウインドガラスＧとは図７に示すようにスキ間
Ｓが設けられて、上記角度α、βのバラツキを吸収する
ように設定されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にグラスラン１３とウインドガラスＧとの間にスキ間Ｓ
が設けられているため、そのスキ間Ｓ分だけウインドガ
ラスＧが傾き、グラスラン１３の底面１４に強く当接し
て生じる摺動抵抗により操作力が大きくなりウインドレ
ギュレータ７の操作性が悪くなるという不具合があっ
た。その対策として、グラスラン１３の摺動面及び底面
ににシリコンやウレタンなどの塗装またはナイロンやポ
リエステルなどの植毛が施されているが、底面は強圧
縮、強摺動されるため摩耗し易く耐久性に欠けまた破れ
を生じるという不具合があった。またウインドガラスＧ
は前後方向の角度α、βのバラツキのためベルトライン
より上部にてグラスラン１３がウインドガラスＧをホル
ドせず大きなぐらつきを生じるという不具合があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、ウインド
レギュレータの操作性及び耐久性を向上した自動車のウ
インドレール構造を提供することを目的とする。
にグラスラン１３とウインドガラスＧとの間にスキ間Ｓ
が設けられているため、そのスキ間Ｓ分だけウインドガ
ラスＧが傾き、グラスラン１３の底面１４に強く当接し
て生じる摺動抵抗により操作力が大きくなりウインドレ
ギュレータ７の操作性が悪くなるという不具合があっ
た。その対策として、グラスラン１３の摺動面及び底面
ににシリコンやウレタンなどの塗装またはナイロンやポ
リエステルなどの植毛が施されているが、底面は強圧
縮、強摺動されるため摩耗し易く耐久性に欠けまた破れ
を生じるという不具合があった。またウインドガラスＧ
は前後方向の角度α、βのバラツキのためベルトライン
より上部にてグラスラン１３がウインドガラスＧをホル
ドせず大きなぐらつきを生じるという不具合があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、ウインド
レギュレータの操作性及び耐久性を向上した自動車のウ
インドレール構造を提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明の構成は、図１〜図４に示すように、自動車
のドアパネル２に設けられウインドガラスＧをガイドす
るウインドレール１の構造において、該断面略コ字状の
ウインドレール１内に、断面略コ字状のグラスラン３を
嵌装すると共に、上記ウインドレール１の底部に複数箇
所上記グラスラン３の底部を切り欠くなどして形成した
ローラー取付部４に、ウインドガラスＧに当接して回転
するローラー３を設けたものである。
めに本発明の構成は、図１〜図４に示すように、自動車
のドアパネル２に設けられウインドガラスＧをガイドす
るウインドレール１の構造において、該断面略コ字状の
ウインドレール１内に、断面略コ字状のグラスラン３を
嵌装すると共に、上記ウインドレール１の底部に複数箇
所上記グラスラン３の底部を切り欠くなどして形成した
ローラー取付部４に、ウインドガラスＧに当接して回転
するローラー３を設けたものである。
【０００５】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に
説明する。図１〜図４において、１、１はウインドレー
ルで、断面略コ字状を成し図５に示すように自動車のド
アパネル２に取付けられている。該ウインドレール１内
には断面略コ字状のグラスラン３が嵌装されるが、該グ
ラスラン３の底部に図４及び図３に示す如く切り欠いて
形成されたローラー取付部４が所定間隔あけて複数箇所
設けられている。つまり、該各ローラー取付部４に対応
する位置のウインドレール１の底部に、予めポリエチレ
ン、ナイロン、ウレタン、等の合成樹脂材または硬質ゴ
ム材等より成る円筒状のローラー５がピン６を介し回転
自在に取付けられ、しかる後上記グラスラン３が嵌装さ
れる。なお、上記ローラー取付部４は上記の如くグラス
ラン３を切り欠くことなく、その底部に形成することも
可能である。
説明する。図１〜図４において、１、１はウインドレー
ルで、断面略コ字状を成し図５に示すように自動車のド
アパネル２に取付けられている。該ウインドレール１内
には断面略コ字状のグラスラン３が嵌装されるが、該グ
ラスラン３の底部に図４及び図３に示す如く切り欠いて
形成されたローラー取付部４が所定間隔あけて複数箇所
設けられている。つまり、該各ローラー取付部４に対応
する位置のウインドレール１の底部に、予めポリエチレ
ン、ナイロン、ウレタン、等の合成樹脂材または硬質ゴ
ム材等より成る円筒状のローラー５がピン６を介し回転
自在に取付けられ、しかる後上記グラスラン３が嵌装さ
れる。なお、上記ローラー取付部４は上記の如くグラス
ラン３を切り欠くことなく、その底部に形成することも
可能である。
【０００６】また、図１に示すようにウインドレギュレ
ータ７が図３に示すドアパネル２に配設され、ウインド
ガラスＧを図示省略の駆動装置により昇降させることが
できる。従って、上記の如く複数個のローラー５がその
周側面をウインドガラスＧの周端面に上下にわたりスキ
間を生じないように当接し位置規制を行うので、ウイン
ドレギュレータ７の遊びやぐらつきを生じることがな
く、またウインドガラスＧの昇降時当接するローラー５
は転がり抵抗であるためウインドレギュレータ７の操作
力が小さくて済み、またローラー５の耐久性もある。更
に、ウインドレール１にグラスラン３が嵌装されている
ため、ウインドガラスＧのシール性を確保できる。
ータ７が図３に示すドアパネル２に配設され、ウインド
ガラスＧを図示省略の駆動装置により昇降させることが
できる。従って、上記の如く複数個のローラー５がその
周側面をウインドガラスＧの周端面に上下にわたりスキ
間を生じないように当接し位置規制を行うので、ウイン
ドレギュレータ７の遊びやぐらつきを生じることがな
く、またウインドガラスＧの昇降時当接するローラー５
は転がり抵抗であるためウインドレギュレータ７の操作
力が小さくて済み、またローラー５の耐久性もある。更
に、ウインドレール１にグラスラン３が嵌装されている
ため、ウインドガラスＧのシール性を確保できる。
【０００７】他の実施例として、図５に示す如く断面略
コ字状の開口端部９ａにゴム等の高分子材料製シールリ
ップ８が固着された構造のウインドレール９の場合に
も、その溝底に複数個の略円筒状のローラー１０がピン
１１を介して取付けられることにより、前記実施例と同
様の作用効果が発揮される。
コ字状の開口端部９ａにゴム等の高分子材料製シールリ
ップ８が固着された構造のウインドレール９の場合に
も、その溝底に複数個の略円筒状のローラー１０がピン
１１を介して取付けられることにより、前記実施例と同
様の作用効果が発揮される。
【０００８】
【発明の効果】以上説明したように本発明の自動車のウ
インドレール構造は、昇降するウインドガラスをガイド
するウインドレールに、ローラーを設けているので従来
のグラスランのみの場合に比べ、ウインドレギュレータ
の操作性が向上すると共に、グラスランの存在によりシ
ール性を確保できかつその耐久性を低下させることがな
い。
インドレール構造は、昇降するウインドガラスをガイド
するウインドレールに、ローラーを設けているので従来
のグラスランのみの場合に比べ、ウインドレギュレータ
の操作性が向上すると共に、グラスランの存在によりシ
ール性を確保できかつその耐久性を低下させることがな
い。
【図１】本発明の自動車のウインドレール構造の側面図
である。
である。
【図２】同上のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】同上のＢ−Ｂに沿う断面図である。
【図４】同上のグラスランの斜視図である。
【図５】他の実施例のウインドレール構造の断面図であ
る。
る。
【図６】自動車ドアの側面図である。
【図７】従来の自動車のウインドレール構造の断面図で
ある。
ある。
【図８】同上のウインドガラスの側面図である。
１ ウインドレール ２ ドアパネル ３ グラスラン ４ ローラー取付部 ５ ローラー ６ ピン ７ ウインドレギュレータ Ｇ ウインドガラス
Claims (3)
- 【請求項１】 自動車のドアパネルに設けられウインド
ガラスをガイドするウインドレールの構造において、該
断面略コ字状のウインドレール内に、断面略コ字状のグ
ラスランを嵌装すると共に、上記ウインドレールの底部
に複数箇所上記グラスランの底部を切り欠くなどして形
成したローラー取付部に、ウインドガラスに当接して回
転するローラーを設けたことを特徴とする自動車のウイ
ンドレール構造。 - 【請求項２】 自動車のドアパネルに設けられウイン
ドガラスをガイドするウインドレールの構造において、
断面略コ字状の開口端部に高分子材料製シールリップが
固着された構造のウインドレールの溝底部の複数箇所
に、ウインドガラスに当接して回転するローラーを設け
たことを特徴とする自動車のウインドレール構造。 - 【請求項３】 ローラーが略円筒状に形成され、その周
側面がウインドガラスの周端面に当接することを特徴と
する請求項１又は請求項２記載の自動車のウインドレー
ル構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126995A JPH08282269A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 自動車のウインドレール構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11126995A JPH08282269A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 自動車のウインドレール構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08282269A true JPH08282269A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14556936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11126995A Pending JPH08282269A (ja) | 1995-04-12 | 1995-04-12 | 自動車のウインドレール構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08282269A (ja) |
-
1995
- 1995-04-12 JP JP11126995A patent/JPH08282269A/ja active Pending
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