JPH08281327A - 巻数検出器付き巻取り装置 - Google Patents
巻数検出器付き巻取り装置Info
- Publication number
- JPH08281327A JPH08281327A JP7088295A JP8829595A JPH08281327A JP H08281327 A JPH08281327 A JP H08281327A JP 7088295 A JP7088295 A JP 7088295A JP 8829595 A JP8829595 A JP 8829595A JP H08281327 A JPH08281327 A JP H08281327A
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- Japan
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- winding
- electric resistance
- flange plate
- conductive
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- Pending
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- Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
- Winding Filamentary Materials (AREA)
- Filamentary Materials, Packages, And Safety Devices Therefor (AREA)
Abstract
ドラムに対して導電性の長尺材の巻層数を検出する手段
を具備した、巻数検出器付きドラムの提供。 【構成】帯状の電気抵抗材をフランジ板の内側面に径方
向へ伸長するように張り付けて一端が導電性ボビンに導
通するようにし、電気抵抗材の外端と導電性ボビンとに
連絡導通して閉回路とする電流または電圧の測定回路を
備えた。長尺材を巻き取ったときの電流または電圧を変
化を検出する。電気抵抗材は左右のフランジ板のそれぞ
れに張り付けると良い。トラバーサ制御のために、測定
回路の電流または電圧をモニターして長尺材の巻取り長
さ及び巻層数を検出する演算ユニットと、この演算ユニ
ットからのパルス信号を受けてトラバーサのピッチ、方
向を制御するトラバースコントローラとを備えさせた。
Description
の長尺材を巻き取る巻取り装置に関する。とりわけ、巻
取りドラムに対して巻数検出器を具備させた巻取り装置
の提供に関するものである。
示すもので、この装置では、先ず、矯正ロール1で銅管
5の反りや捩れを矯正し真円に加工する。矯正ロール1
は、巻き取ろうとする銅管5の外径に合わせて、ロール
表面にアールの付いた溝を加工する場合もある。次にベ
ンディングロール2で巻き取る時の曲げ方向に予加工を
行う。銅管5の先端をドラム3に止着し、このドラム3
を回転させることによって、銅管5が張力を受けた状態
で巻き取られる。
ディングロール2手前の支持ロール4自体が回転駆動す
ることによって若干弱められる。この場合、銅管5はド
ラム3のボビン外周に沿って曲げられ、その断面は扁平
化される。また、ベンディングロール2を上下に動かせ
る構造にし、巻取り層に合わせて巻取り径と同様の曲げ
を与えてから巻き取る方法もある。しかし、この場合で
も、銅管断面はベンディングロール2の部分で偏平とな
ることは避けられない。
ように、ドラムのボビン面に平行な往復運動を行うトラ
バーサ6を用いて、銅管5を案内しながら巻き取る方法
と、ドラム自体が回転しながら軸方向に往復運動を行う
ドラムトラバースとがある。これらは、巻き取ろうとす
る材料を隙間なく而も重ならずに巻き取るための手段で
ある。
に、材料の直径分だけドラム回転軸に対し平行移動し、
一方の端に達したときに移動方向を逆転し、次層の巻取
りを行う。この動作を繰り返すことにより、自動的に多
層整列巻きを行うものである。
転のタイミングは、図7のように、トラバーサ移動軸上
に取り付けたリミットスイッチ7に対するトラバーサ6
の接触によって行っていた。しかしながら、巻き取ろう
とする銅管5の外径変化が大きいと、予め設定しておい
たトラバーサ移動量と実際の銅管巻取り幅が合わなくな
る。つまり、トラバーサの反転タイミングと、実際の銅
管の次層への巻上がりタイミングにズレが生じ、巻緩
み、重なりなどの巻乱れが発生する。
軸方向)は、外層になるにしたがって減少する。これを
抑えるためベンディングロールの位置、成形ロール、各
ロールの回転数などを現在の銅管の巻取り層数から判断
し制御する場合がある。この時、銅管の巻層数は、巻取
りドラム往復回数、またはトラバーサの往復回数をカウ
ントして検出しているのが実情である。
み、フランジ板を左右に備えた導電性ボビンにより構成
されたドラムに対して、巻き付けようとする導電性の長
尺材の巻層数を検出する手段を付帯させた、巻数検出器
付き巻取り装置を提供することに目的をおいたものであ
る。
数検出器付き巻取り装置は、帯状の電気抵抗材をフラン
ジ板の内側面に径方向へ伸長するように張り付けてその
一端が導電性ボビンに導通するようにし、電気抵抗材の
外端と導電性ボビンとに連絡導通して閉回路とする電流
または電圧の測定回路を備えたものである。
ンジ板のそれぞれに張り付けられることが望ましい。ま
た、電気抵抗材は一つのフランジ板に対し4つをあてて
フランジ板の円周方向に等間隔に張り付けることもでき
る。
または電圧をモニターすることにより長尺材の巻取り長
さ及び巻層数を検出する演算ユニットと、この演算ユニ
ットから出力するパルス信号を受けてトラバーサのピッ
チ、方向を制御するトラバースコントローラとを備えた
ものを提供することができる。
ラムの回転を考慮して行う必要がある。そのため、フラ
ンジ板の外側面に大径の導電性リングと小径の導電性リ
ングとを設け、大径の導電性リングを電気抵抗材の外端
に連絡導通させ、小径の導電性リングを導電性ボビンに
連絡導通させ、大径の導電性リングを摺動するブラシと
小径の導電性リングを摺動するブラシとを電流または電
圧の測定器に連絡導通させると良い。
電流または電圧の測定回路は、電気抵抗材と導電性ボビ
ンとを直列に接続しれ閉回路を構成する。この閉回路に
流れる電流または電圧は、導電性ボビン上に長尺材を巻
き付けても変わらないが、導電性ボビン上に巻き付けら
れた導電性の長尺材がフランジ板の内面に到達した際
に、長尺材と電気抵抗材とが電気的に接触導通し、電気
抵抗材を流れる電流が長尺材を介して導電性ボビンに迂
回するようになり、電気抵抗材に対する長尺材の接触位
置から導電性ボビンまでの長さ分だけ電気抵抗値を下げ
るようになる。この時の電流または電圧の変化分例えば
電流の増加分を検出することにより、長尺材の巻層数の
現状を確認することができる。
演算ユニットにより常時モニターし、電流または電圧の
変化分を検出することにより、巻上がり位置、つまりト
ラバーサの反転タイミングを検出することができる。こ
れをパルス信号でトラバースコントローラーにフィード
バックすることによりトラバーサの反転制御を可能にす
る。
り装置の実施例を示す概要図であり、図2は同装置を電
気回路的に示しており、図3は同装置の長尺材巻取り状
況を示しており、そして図4は同装置のドラムにおける
フランジ板の内外面を示したものである。
サ6を具備させ、銅管5を整列状態に巻き取る例を示し
ている。ドラム3は導電性ボビン17の両サイドに木製
のフランジ板8,8を設けた構成にしており、これら両
フランジ板8,8の内面に帯状の電気抵抗材9a,9b
を張り付けてなるものである。帯状の電気抵抗材9a,
9bは、図4(a)に符号9で示すように、径方向に伸
長するようにしてフランジ板8に張り付けられ、一端が
導電性ボビン17に到達し電気的に導通するようにして
ある。
示したように、大径の導電性リング10aと小径の導電
性リング10bが同心円をなすように張り付けられ、大
径の導電性リング10aは電気抵抗材9の外端に電気的
に導通され、小径の導電性リング10bは導電性ボビン
17に電気的に導通されている。11はそれら導電性リ
ング10a,10bを相対回転して摺動するブラシであ
る。大小の導電性リングを各々摺動するブラシ11,1
1は、後述する電流測定回路18の端子に接続される。
ンジ板の電気抵抗材9aに対して電流検出器12aを、
且つまた右側のフランジ板の電気抵抗材9bに対して電
流検出器12bを宛てた電流測定回路18が構築されて
いる。13は測定回路用電源である。この電流測定回路
18によると、電流検出器12a,12b→ブラシ11
→大径の導電性リング10a→電気抵抗材9a,9b→
導電性ボビン→小径の導電性リング10→ブラシ11を
経由して電流が流れることになる。
a,12bに関して、電流変化を常時モニターする演算
ユニット14と、この演算ユニットから出力するパルス
信号を受けるトラバースコントローラ15とを有する制
御機構が備わっており、かかるトラバースコントローラ
15からの指令によりトラバース駆動モータ16が制御
されるようになっている。
き巻取り装置によれば、次のようにして巻取りが行われ
る。先ず、銅管5の先端をドラム3に止着しておき、そ
して、銅管5は、トラバーサ6に案内されながらドラム
3の導電性ボビン17上に整列状態に巻き付けられて行
く。
けて巻き取られる状況を示している。トラバーサ6の移
動により1層目つまりaからdの順に巻取りが開始され
る。この時、銅管5の最後列となるdはフランジ板8
(左側)に到達しないため、電流測定回路の電流検出器
12aには変化がなく、電気抵抗材9aの全長分の抵抗
に対して流れる電流の値が定常状態で示されるだけであ
る。
づくと、銅管5がフランジ板8に到達して符号eで示す
ように2層目に乗り上がり、電気抵抗材9aに接触導通
することになる。この時の電流経路は、電気抵抗材9a
と銅管5eとの接触部から銅管5e及び1層目の銅管例
えば5dを通じて導電性ボビン17に迂回するように流
れる。従って、電気抵抗材9aには、銅管5eの接触位
置から導電性ボビン17間での長さ分Aをカットした抵
抗分にだけ電流が流れることになり、この時の電流は増
加分として変化し、電流検出器12aに示される。これ
は、電気抵抗材9aにおいて、図2のように、抵抗が銅
管5の巻層数によって変化する可変抵抗となることを意
味する。
を演算ユニット14で監視することにより、巻上がり位
置、つまりトラバーサ6の反転タイミングを検出するこ
とができる。この電流増分変化をパルス信号で出力して
トラバースコントローラ15にフィードバックすること
により、トラバース駆動モータ16が反転制御され、ト
ラバーサ6の反転が可能となる。
層目とは反対方向に巻き取られて行き、反対側のフラン
ジ板8(右側)で電気抵抗材9bと電流検出器12bに
より上記と同様の電流検出;トラバーサの反転タイミン
グ検出を行えば良い。3層目以降も同様に行われる。
ランジ板8に対して唯一1つをあてているが、それにこ
だわらず、一つのフランジ板に対して複数を配置するこ
とも可能である。図5の例はそのような場合を示し、
(a)のように、一つのフランジ板8に対して4つの電
気抵抗材9c,9d,9e,9fをあてて、それらをフ
ランジ板8の円周方向に等間隔(90°間隔)で張り付
けてなるものである。この場合、フランジ板8の外側面
に張り付ける大径の導電性リングも4つとする。即ち、
(b)に符号10c,10d,10e,10fで示すよ
うに、同心円に張り付けるわけである。
c,9d,9e,9fは並列に接続される。銅管5がフ
ランジ板8に近づいて次の層へ巻上がる場合、先ず電気
抵抗材9cに接触するとしよう。この時、電気抵抗材9
cでは銅管の乗り上がり分だけ抵抗長が短くなり、実質
の抵抗値が下がる。これにより電流検出器の値は定常状
態より若干上昇する。次にドラムが1/4回転したら銅
管が電気抵抗材9dに接触する。そして、1/4回転す
る度に電気抵抗材9e,9fに次々に接触する。これに
より、電流検出器の値は4段階に変化する。これらの変
化を監視することにより、銅管の乗り上がり位置でのド
ラムへの巻取り角度を90°単位で測定することができ
る実際のトラバース制御では、反転位置で所定の時間制
死させることが必要である。これは、巻き取ろうとする
銅管とフランジ板を密着させ、下巻層の銅管の間に確実
に巻重ねるために行うものである。図5の実施例によれ
ば、巻上がり位置での巻取り角度が90°単位で分かる
ため、例えば、銅管が電気抵抗材9cに接触した時点で
トラバーサをストップし、電気抵抗材9d,9e間を停
止、9fで反転して移動を開始するといったきめ細かい
制御が行える。
付き巻取り装置によれば、フランジ板の径方向に伸長し
て張り付けられる帯状の電気抵抗材に対し導電性の長尺
材を直接接触させ、而も電気抵抗材に対して長尺材の巻
重ねとともに接触ポイントが変化することにより電流を
流す部分の抵抗に変化を生じさせたから、実際の巻取り
材料で巻上がり位置をリアルタイムに検出し、トラバー
サの反転タイミングとするので、巻乱れがなくなり、ま
た、巻き取ろうとする長尺材を材料を替えた場合でも設
定値の変更などを必要とせず、品質の向上と作業効率の
アップに大いに貢献できるものである。
装置の概要説明図。
装置の要部回路説明図。
説明図。
別な例の説明図。
性リング 10b 小径の導電性リング 11 ブラシ 12a,12b 電流検出器 13 測定回路用電源 14 演算ユニット 15 トラバースコントローラ 16 トラバース駆動モータ 17 導電性ボビン 18 電流測定回路
Claims (5)
- 【請求項1】導電性ボビンと左右のフランジ板とで構成
されるドラムに対して導電性材料よりなる長尺材を整列
状態に巻き取る巻取り装置において、帯状の電気抵抗材
をフランジ板の内側面に径方向へ伸長するように張り付
けてその一端が導電性ボビンに導通するようにし、電気
抵抗材の外端と導電性ボビンとに連絡導通して閉回路と
する電流または電圧の測定回路を備えた、巻数検出器巻
取り装置。 - 【請求項2】電気抵抗材は左右のフランジ板のそれぞれ
に張り付けられた、請求項1記載の巻数検出器巻取り装
置。 - 【請求項3】電気抵抗材は一つのフランジ板に4つをあ
ててフランジ板の円周方向に等間隔に張り付けられた、
請求項1記載の巻数検出器巻取り装置。 - 【請求項4】ドラムに対峙するトラバーサと、測定回路
の電流または電圧をモニターすることにより長尺材の巻
取り長さ及び巻層数を検出する演算ユニットと、この演
算ユニットから出力するパルス信号を受けてトラバーサ
のピッチ、方向を制御するトラバースコントローラとを
備えた、請求項1記載の巻数検出器巻取り装置。 - 【請求項5】フランジ板の外側面に大径の導電性リング
と小径の導電性リングとを設け、大径の導電性リングを
電気抵抗材の外端に連絡導通させ、小径の導電性リング
を導電性ボビンに連絡導通させ、大径の導電性リングを
摺動するブラシと小径の導電性リングを摺動するブラシ
とを電流または電圧の測定器に連絡導通させた、請求項
1記載の巻数検出器巻取り装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7088295A JPH08281327A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 巻数検出器付き巻取り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7088295A JPH08281327A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 巻数検出器付き巻取り装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08281327A true JPH08281327A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=13938939
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7088295A Pending JPH08281327A (ja) | 1995-04-13 | 1995-04-13 | 巻数検出器付き巻取り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08281327A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105598206A (zh) * | 2016-03-17 | 2016-05-25 | 苏州金钜松机电有限公司 | 一种自导向的伸线机换辊装置 |
CN105636890A (zh) * | 2013-09-27 | 2016-06-01 | 康宁光电通信有限责任公司 | 缠绕一定长度的电缆的卷轴设备和方法 |
CN105858328A (zh) * | 2016-05-19 | 2016-08-17 | 哈尔滨电气动力装备有限公司 | 大型电机盘管导向用车床转移刀架 |
CN109761101A (zh) * | 2019-01-11 | 2019-05-17 | 珠海蓉胜超微线材有限公司 | 一种自动排线的方法、驱动控制设备以及计算机可读存储介质 |
-
1995
- 1995-04-13 JP JP7088295A patent/JPH08281327A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105636890A (zh) * | 2013-09-27 | 2016-06-01 | 康宁光电通信有限责任公司 | 缠绕一定长度的电缆的卷轴设备和方法 |
CN105598206A (zh) * | 2016-03-17 | 2016-05-25 | 苏州金钜松机电有限公司 | 一种自导向的伸线机换辊装置 |
CN105858328A (zh) * | 2016-05-19 | 2016-08-17 | 哈尔滨电气动力装备有限公司 | 大型电机盘管导向用车床转移刀架 |
CN109761101A (zh) * | 2019-01-11 | 2019-05-17 | 珠海蓉胜超微线材有限公司 | 一种自动排线的方法、驱动控制设备以及计算机可读存储介质 |
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