JPH08280224A - モーアのハウジング構造 - Google Patents
モーアのハウジング構造Info
- Publication number
- JPH08280224A JPH08280224A JP9208995A JP9208995A JPH08280224A JP H08280224 A JPH08280224 A JP H08280224A JP 9208995 A JP9208995 A JP 9208995A JP 9208995 A JP9208995 A JP 9208995A JP H08280224 A JPH08280224 A JP H08280224A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- grass
- mower
- turf
- front wall
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 縦軸芯周りで駆動回転自在な回転ブレードに
よる刈り芝排出路をハウジングの内部にハウジング前壁
に隣接する状態で形成したモーアにおいて、追い刈り域
での切断機能を向上しながら刈り芝排出性能を向上す
る。 【構成】 回転ブレード3が前方に向かって回転する追
い刈り域Xに、複数本の芝倒れ阻止用棒状体10を前後
に延びる状態で左右に並設する。
よる刈り芝排出路をハウジングの内部にハウジング前壁
に隣接する状態で形成したモーアにおいて、追い刈り域
での切断機能を向上しながら刈り芝排出性能を向上す
る。 【構成】 回転ブレード3が前方に向かって回転する追
い刈り域Xに、複数本の芝倒れ阻止用棒状体10を前後
に延びる状態で左右に並設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦軸芯周りで駆動回転
自在な回転ブレードによる刈り芝排出路をハウジングの
内部にハウジング前壁に隣接する状態で形成したモーア
のハウジング構造に関する。
自在な回転ブレードによる刈り芝排出路をハウジングの
内部にハウジング前壁に隣接する状態で形成したモーア
のハウジング構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、刈芝、小枝、小石等が刈芝排出路
から前方へ飛び出さないようにハウジング前壁の下縁部
を地面に接近させても、ハウジング前壁により前方に倒
された芝を、回転ブレードが前方に向かって回転する追
い刈り域においても良好に切断できるようにするに、追
い刈り域のハウジング前壁部分の下縁対地高さを他のハ
ウジング前壁部分の下縁対地高さよりも高くし、追い刈
り域でのハウジング前壁による芝押し倒しを緩くするよ
うに構成したものが提案されている〔特開平6‐237
623号公報参照〕。
から前方へ飛び出さないようにハウジング前壁の下縁部
を地面に接近させても、ハウジング前壁により前方に倒
された芝を、回転ブレードが前方に向かって回転する追
い刈り域においても良好に切断できるようにするに、追
い刈り域のハウジング前壁部分の下縁対地高さを他のハ
ウジング前壁部分の下縁対地高さよりも高くし、追い刈
り域でのハウジング前壁による芝押し倒しを緩くするよ
うに構成したものが提案されている〔特開平6‐237
623号公報参照〕。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、追い刈り域の
ハウジング前壁部分の下縁と地面との隙間が大きくなる
ため、刈り芝排出のための風が刈り芝排出路から前方に
逃げて、刈り芝排出性能が低下するおそれがあり、切断
機能向上と刈り芝排出性能向上を両立する面から改良の
余地があった。本発明の目的は、追い刈り域での切断機
能を向上できながら刈り芝排出性能を向上できるように
する点にある。
ハウジング前壁部分の下縁と地面との隙間が大きくなる
ため、刈り芝排出のための風が刈り芝排出路から前方に
逃げて、刈り芝排出性能が低下するおそれがあり、切断
機能向上と刈り芝排出性能向上を両立する面から改良の
余地があった。本発明の目的は、追い刈り域での切断機
能を向上できながら刈り芝排出性能を向上できるように
する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴構成は、縦
軸芯周りで駆動回転自在な回転ブレードによる刈り芝排
出路をハウジングの内部にハウジング前壁に隣接する状
態で形成したモーアにおいて、回転ブレードが前方に向
かって回転する追い刈り域に、複数本の芝倒れ阻止用棒
状体を前後に延びる状態で左右に並設したことにある。
軸芯周りで駆動回転自在な回転ブレードによる刈り芝排
出路をハウジングの内部にハウジング前壁に隣接する状
態で形成したモーアにおいて、回転ブレードが前方に向
かって回転する追い刈り域に、複数本の芝倒れ阻止用棒
状体を前後に延びる状態で左右に並設したことにある。
【0005】
【作用】上記構成によると、ハウジング前壁により前方
に倒された芝を回転ブレードで追い刈りする際に、芝倒
れ阻止用棒状体間に入り込んだ芝が回転ブレードで押さ
れても芝倒れ阻止用棒状体による支えで倒れにくくな
り、追い刈り域での切断機能を向上できる。殊に、芝倒
れ阻止用棒状体による支えで追い刈り域での切断機能を
向上するから、ハウジング前壁全体を十分に地面に近接
できる構造に形成でき、刈り芝排出のための風が刈り芝
排出路から前方に逃げる不都合な現象を抑制して、十分
に刈り芝排出性能を向上できる。
に倒された芝を回転ブレードで追い刈りする際に、芝倒
れ阻止用棒状体間に入り込んだ芝が回転ブレードで押さ
れても芝倒れ阻止用棒状体による支えで倒れにくくな
り、追い刈り域での切断機能を向上できる。殊に、芝倒
れ阻止用棒状体による支えで追い刈り域での切断機能を
向上するから、ハウジング前壁全体を十分に地面に近接
できる構造に形成でき、刈り芝排出のための風が刈り芝
排出路から前方に逃げる不都合な現象を抑制して、十分
に刈り芝排出性能を向上できる。
【0006】
【発明の効果】その結果、追い刈り域での切断機能を向
上できながら刈り芝排出性能を向上できる、芝刈り機能
及び刈芝排出機能において優れたモーアを提供できるよ
うになった。
上できながら刈り芝排出性能を向上できる、芝刈り機能
及び刈芝排出機能において優れたモーアを提供できるよ
うになった。
【0007】
【実施例】図1に示すように、下方が開口した板金製の
ハウジング1の内部に、刈り芝排出路2をハウジング前
壁1aに隣接する状態で形成するとともに、縦軸芯周り
で駆動回転自在な三個の回転ブレード3を刈り芝排出路
2に沿って並設し、それらブレード3の駆動軸夫々にプ
ーリ4を取付け、それら三個のプーリ4に伝動ベルト5
を巻回し、テンションプーリ6を伝動ベルト5に作用さ
せ、中央のブレード3に連動させた入力軸7に乗用芝刈
り機本機のPTO軸からの動力を伝達するように構成
し、ブレード3の駆動回転に伴って芝を刈るとともに刈
り芝を刈り芝排出路2の一端側の出口2aからハウジン
グ1の外に放出するように構成してある。
ハウジング1の内部に、刈り芝排出路2をハウジング前
壁1aに隣接する状態で形成するとともに、縦軸芯周り
で駆動回転自在な三個の回転ブレード3を刈り芝排出路
2に沿って並設し、それらブレード3の駆動軸夫々にプ
ーリ4を取付け、それら三個のプーリ4に伝動ベルト5
を巻回し、テンションプーリ6を伝動ベルト5に作用さ
せ、中央のブレード3に連動させた入力軸7に乗用芝刈
り機本機のPTO軸からの動力を伝達するように構成
し、ブレード3の駆動回転に伴って芝を刈るとともに刈
り芝を刈り芝排出路2の一端側の出口2aからハウジン
グ1の外に放出するように構成してある。
【0008】左右一対のゲージ輪8をハウジング1の後
部に設け、ハウジング1に対するゲージ輪8のレベル調
節により刈り高さを調整するように構成し、そして、刈
り芝排出路出口2aから放出される刈り芝の上方への飛
散を抑制するカバー9をハウジング1に付設してある。
部に設け、ハウジング1に対するゲージ輪8のレベル調
節により刈り高さを調整するように構成し、そして、刈
り芝排出路出口2aから放出される刈り芝の上方への飛
散を抑制するカバー9をハウジング1に付設してある。
【0009】図2および図3に示すように、ブレード3
が前方に向かって回転する追い刈り域Xの夫々に、複数
本の芝倒れ阻止用棒状体10を前後に延びる状態で、か
つ、ブレード3の回転軌跡の下方近くに位置する状態で
左右に並設し、ハウジング前壁1aにより前方に倒され
気味となった芝をブレード3で追い刈りする際に、棒状
体10間に入り込んだ芝がブレード3で押されても棒状
体10による支えで大きく倒れないように構成して、追
い刈り域Xでの切断機能を向上してある。
が前方に向かって回転する追い刈り域Xの夫々に、複数
本の芝倒れ阻止用棒状体10を前後に延びる状態で、か
つ、ブレード3の回転軌跡の下方近くに位置する状態で
左右に並設し、ハウジング前壁1aにより前方に倒され
気味となった芝をブレード3で追い刈りする際に、棒状
体10間に入り込んだ芝がブレード3で押されても棒状
体10による支えで大きく倒れないように構成して、追
い刈り域Xでの切断機能を向上してある。
【0010】図4に示すように、ハウジング前壁1aを
下縁の対地レベルが全体にわたってほぼ同一になるよう
に形成し、ハウジング前壁1a全体を十分に地面に近接
させて、刈り芝排出のための風が刈り芝排出路2から前
方に逃げる不都合な現象を抑制して刈り芝排出性能を向
上するように構成してある。
下縁の対地レベルが全体にわたってほぼ同一になるよう
に形成し、ハウジング前壁1a全体を十分に地面に近接
させて、刈り芝排出のための風が刈り芝排出路2から前
方に逃げる不都合な現象を抑制して刈り芝排出性能を向
上するように構成してある。
【0011】図4に示すように、ハウジング1に固定し
たゲージ輪支持部材11にパンタグラフ12により昇降
自在に左右のゲージ輪8を取付け、ハンドル13により
左右スライド操作自在な連動杆14を左右のパンタグラ
フ12にピン15を介して連動連結し、連動杆14に形
成した複数のピン孔16に一方のパンタグラフ12の枢
支ピン17を選択的に挿入連結することによってハウジ
ング1に対する左右両ゲージ輪8のレベルを同時に調節
できるように構成してある。
たゲージ輪支持部材11にパンタグラフ12により昇降
自在に左右のゲージ輪8を取付け、ハンドル13により
左右スライド操作自在な連動杆14を左右のパンタグラ
フ12にピン15を介して連動連結し、連動杆14に形
成した複数のピン孔16に一方のパンタグラフ12の枢
支ピン17を選択的に挿入連結することによってハウジ
ング1に対する左右両ゲージ輪8のレベルを同時に調節
できるように構成してある。
【0012】〔別実施例〕 ブレード3の設置数は適当に変更でき、また、モー
アはフロントマウントタイプ、ミッドマウントタイプ、
歩行型などのいずれの形式でも利用できる。 棒状体10の設置数、取付け構造、形状、材質は適
当に設計変更できる。 刈り芝排出の風が刈り芝排出路2から前方に逃げな
いようにハウジング前壁1aを形成するに、例えば図5
および図6に示すように、多数の環状溝を軸芯方向に並
設した状態の樹脂製や金属製のウイリーローラ18を、
追い刈り域Xにおいてハウジング前壁1aに形成した切
り欠き部に入り込んだ状態で横向き軸芯周りで遊転自在
に設け、ハウジング前壁1aの切り欠き部をウイリーロ
ーラ18で閉じるとともに、ウイリーローラ18の回転
に伴って芝を起こすように構成してもよい。
アはフロントマウントタイプ、ミッドマウントタイプ、
歩行型などのいずれの形式でも利用できる。 棒状体10の設置数、取付け構造、形状、材質は適
当に設計変更できる。 刈り芝排出の風が刈り芝排出路2から前方に逃げな
いようにハウジング前壁1aを形成するに、例えば図5
および図6に示すように、多数の環状溝を軸芯方向に並
設した状態の樹脂製や金属製のウイリーローラ18を、
追い刈り域Xにおいてハウジング前壁1aに形成した切
り欠き部に入り込んだ状態で横向き軸芯周りで遊転自在
に設け、ハウジング前壁1aの切り欠き部をウイリーロ
ーラ18で閉じるとともに、ウイリーローラ18の回転
に伴って芝を起こすように構成してもよい。
【0013】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図1】モーアの全体平面図
【図2】モーアの全体底面図
【図3】モーアの縦断側面図
【図4】ゲージ輪高さ調節構造の後面図
【図5】別実施例のモーア底面図
【図6】別実施例の縦断側面図
1 ハウジング 1a ハウジング前壁 2 刈芝排出路 3 回転ブレード 10 芝倒れ阻止用棒状体 X 追い刈り域
Claims (1)
- 【請求項1】 縦軸芯周りで駆動回転自在な回転ブレー
ド(3)による刈り芝排出路(2)をハウジング(1)
の内部にハウジング前壁(1a)に隣接する状態で形成
したモーアにおいて、 前記回転ブレード(3)が前方に向かって回転する追い
刈り域(X)に、複数本の芝倒れ阻止用棒状体(10)
を前後に延びる状態で左右に並設してあるモーアのハウ
ジング構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9208995A JPH08280224A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | モーアのハウジング構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9208995A JPH08280224A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | モーアのハウジング構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08280224A true JPH08280224A (ja) | 1996-10-29 |
Family
ID=14044724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9208995A Pending JPH08280224A (ja) | 1995-04-18 | 1995-04-18 | モーアのハウジング構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08280224A (ja) |
-
1995
- 1995-04-18 JP JP9208995A patent/JPH08280224A/ja active Pending
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