JPH08279862A - 情報端末への通信方法 - Google Patents

情報端末への通信方法

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JPH08279862A
JPH08279862A JP7103177A JP10317795A JPH08279862A JP H08279862 A JPH08279862 A JP H08279862A JP 7103177 A JP7103177 A JP 7103177A JP 10317795 A JP10317795 A JP 10317795A JP H08279862 A JPH08279862 A JP H08279862A
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JP
Japan
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communication
information terminal
service station
communication service
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Application number
JP7103177A
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English (en)
Inventor
Ryosuke Ito
瞭介 伊藤
Katsumi Matsumura
勝己 松村
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TOTSU SOKEN KK
Gaio Technology Co Ltd
Original Assignee
TOTSU SOKEN KK
Gaio Technology Co Ltd
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Publication date
Application filed by TOTSU SOKEN KK, Gaio Technology Co Ltd filed Critical TOTSU SOKEN KK
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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 低価格で個人家庭にも導入し易くし、自動受
信が可能で、機密性を保持し、配信の信頼性が高い情報
の通信方法を提供する。 【構成】 特定個人宛に情報を通知しようとする情報提
供者10が、通知情報が生じる度に、特定個人の名前デ
ータと通知情報とを結合して通知テキストを構築し、こ
の通知テキストを通信サービス局1に対し送信し、通信
サービス局は、通知テキストを受信して記憶し、名前デ
ータを基に、通信宛先特定データベースを検索し、名前
データとともに接続番号並びに固有番号を抽出して特定
個人宛通知データを作成する。通信サービス局は、抽出
した接続番号により通信宛先となる情報端末を選択し、
通信回線を介し当該情報端末22を発呼し、情報端末は
通信メディアからの呼び出し信号に、自動応答して接続
完了した後、内部に記憶する自己の固有番号を通信サー
ビス局に自動的に応答送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はマルチメディアを構築す
る電子式情報伝達システムに関し、特に公共サービスに
関する個人情報の親展通信を自動的に発信する情報端末
への通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】今日では、電話は勿論のことファクシミ
リ、テレビジョン、パーソナルコンピュータ等の情報端
末が電話回線だけでなくCATV回線、電波や光を利用
した無線通信、衛星通信、等の通信メディアと複合し、
いわゆるマルチメディアが普及する兆しが見えてきた。
マルチメディアの定義は様々であるが、個人の知性や感
性が細分化し、個人をとりまく環境が多様化する中で、
テレビを利用したゲーム機やカラオケ等のメディア事業
が隆盛しつつあるのは、従来の放送や広告宣伝等のマス
メディアから受ける感動が薄らぎ、主人公が個人に移行
し、個人が自分のために情報を利用したり、加工できる
メディアを志向する方向で人類の文化が成長しているも
のと思われる。
【0003】このようなマルチメディアの共通の課題
は、自由な通信によって発生する個人のプライバシー保
護と社会や他人に及ぼす情報操作の問題である。具体的
には通信宛先の個人を特定することが必要条件である
が、これを自動的に実行する技術は存在しない。通信メ
ディアのうち最も普及利用度の高い公衆電話回線の場合
を例にとれば、電話番号が個人を特定する唯一の通信回
線接続番号であるが、個人の都合による転居や同一電話
回線に接続される情報機器が多数におよぶ等の環境が多
様化するにつれ、特定の個人を特定できず、データが他
人に見られてしまったり、個人が希望しない有料メール
が配信されたりする不都合が発生する。
【0004】電話機に限らず種々の前記通信メディア
で、データを受信する個人に用意される対策は親展番
号、暗唱番号、暗号解読キー等のシステムであるが、操
作が煩わしく、忘れたりといった不満と、他人に漏れ悪
用された等の被害を訴える実例が増えている。またこれ
らは仕方無く個人に責任を課すために、個人に操作して
もらうしかないという前提で考えられたシステムであ
り、これらの問題を自動システムで解決しようとする試
みは見あたらない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】通信相手を自動的に特
定しようという課題は、前記マルチメディアの「個人が
主人公」という本質的なものである。個人が情報を受け
取るためにパソコンの前で待機したり、端末機を操作し
ないで済む、という要求はデータを自動的に一端で蓄積
し、個人が必要になったときに取り出せるようにならな
いか、ということに他ならない。ファクシミリの自動受
信と同様に「情報を通知する発信側が勝手にデータを送
信し、受け取る側の個人は手元の情報端末にデータ蓄積
できるようする」だけでなく、新たに「通知を送る宛て
先相手の情報端末を、通信前に発信人が特定できるよう
にし、宛て先を確認して送信する」システムを追加する
ことが本発明の課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明では、多数の特
定個人宛に情報の通知業務を行う通信サービス局が、情
報のデータを表示する機能を持つ情報端末を、各特定個
人が指定する場所に設置する。情報のデータが転送され
る通信メディアに情報端末を回線接続可能にするととも
に、情報端末に固定的に予め消去不能に設定・記憶され
る固有番号と、情報メディアに情報端末を回線接続する
条件となる接続番号と、宛先の個人を特定する名前また
はID等の名前データとを結合して通信宛先特定データ
ベースを通信サービス局で構成・記憶する。これら固有
番号と名前データを他に開示しないことを条件とする。
多数の特定個人宛に情報を通知しようとする情報提供者
が、通知の必要のある情報が生じる度に、特定個人の名
前データと通知の必要のある情報とを結合して通知テキ
ストを構築し、この通知テキストを通信サービス局に対
し利用可能な通信手段を用いて送信し、通信サービス局
は、通知テキストを受信して記憶し、その中に含まれる
名前データを基に、通信宛先特定データベースを検索
し、同一名前データとともに接続番号並びに固有番号を
抽出して特定個人宛通知データを作成する。次に、通信
サービス局は、抽出した接続番号により通信宛先となる
情報端末を選択し、かつ通信メディアを介して当該情報
端末を発呼し、当該情報端末は通信メディアからの呼び
出し信号に、自動応答して接続完了した後、内部に記憶
する自己の固有番号を前記通信サービス局に自動的に応
答送信する。通信サービス局は、抽出した固有番号と受
信した固有番号とが一致した時だけ、特定個人宛通知デ
ータを情報端末に送信し、情報端末は、受信した前記特
定個人宛通知データを記録・蓄積する。通信サービス局
は、送信完了後に通信接続を解除し、固有番号同士が一
致しない時は、情報を送信することなく直ちに通信接続
を解除するようにし、情報端末は、記録・蓄積した前記
特定個人宛通知データを特定個人が利用可能な形式で表
示・出力する。
【0007】
【実施例】次に本発明を日本国のNTTが自ら設置運営
する公衆電話回線を使って、個人の申請に基づき専用の
情報端末機を、個人の住居にある既存の電話回線につな
がる電話機に追加設置し、申請された個人が支払義務を
持つ電力会社、ガス会社、電話局、水道局、銀行、クレ
ジットサービス会社、旅行代理店等が情報提供者になっ
て、NTTが通信サービス局になって、その個人宛通知
を代行送信するケースを例にとって、図面に従って説明
する。
【0008】図1において、通信サービス会社の通信サ
ービス局1と多数の個人(法人)・家庭の送受信装置3
とがNTTの公衆電話回線Nにより接続されている。通
信サービス局1は各種の複数の公共サービス会社である
情報提供者10と専用電話回線やDDX−P14等によ
り接続されている。通信サービス局1はNTTだけでな
く、KDD、第2電電等であってもよい。公衆電話回線
Nは、NTT回線であり、広義には公衆電信電話回線網
のデータ通信専用のファクシミリネット(Fnet)や
ISDN(高密度通信網)を含むものである。情報提供
者10側では、通知テキスト9が設けられ、その内容は
顧客への毎月のサービス明細である。通信サービス局1
側では、通信宛先特定データベースが設けられ、その内
容は情報端末22の固有番号と顧客名等である。
【0009】次に、図2において、通信サービス局1の
ハードウェアについて説明する。通信サービス局1に
は、通信計算機7と大容量の磁気記憶装置HDが設けら
れている。また、通信サービス局1内では、入出力装置
5から新規契約の顧客に関する事項が通信計算機7に入
力され、外部からは通信制御装置6を介し、各種のデー
タが受信され、通信計算機7の中央制御装置(CPU)
により管理されている。
【0010】磁気記憶装置HDはハードディスク等から
なり、磁気記憶装置HD内にはデータファイル形成され
る。データファイルがここでは通信データベースの通信
宛先特定データベース4となる。通信宛先特定データベ
ース4には、契約済顧客の毎月のサービス明細が外部か
ら入力され、また解約顧客に関するデータが入出力装置
5により消去される。外部から受信される契約済顧客の
各種受信データや、通信宛先特定データベース4から読
み出された送信用の特定個人宛通知データは、バッファ
ーレジスタ8に一但格納される。図1のソフト上の通知
データボックスBが図2のバッファーレジスタ8のハー
ドに対応する。
【0011】次に、情報提供者10のハードゥエアにつ
いて説明する。情報提供者10には、銀行、ガス、電
力、水道、CATV、電話会社が相当する。情報提供者
10側では、公共計算機11と大容量の磁気記憶装置H
Dが設けられている。情報提供者10では、入出力装置
15から新規契約の顧客に関する事項が公共計算機11
に入力され、また外部からは通信制御装置13を介し、
各種のデータが受信され、公共計算機11の中央制御装
置(CPU)により管理されている。
【0012】磁気記憶装置HDはハードディスク等から
なり、磁気記憶装置HD内にはデータファイルが形成さ
れる。データファイルがここでは図1の通知テキスト9
となる。通知テキスト9には契約済顧客の毎月のサービ
ス使用明細が記録され、解約顧客に関するデータが入出
力装置15により消去される。通知テキスト9から読み
出された個人宛の送信用データは、バッファーレジスタ
12に一但格納される。
【0013】次に、図2、3で多数の個人(法人)の送
受信装置3について説明する。公衆電話回線Nには情報
端末22としての例えばメイルレシーバと、電話機T、
ファクシミリF等が接続されている。公衆電話回線Nに
は、同様に多くの一般家庭の送受信装置3が網状に繋が
れており、各一般家庭の送受信装置3は、情報端末2
2、電話機T、ファクシミリF等から同様に構成されて
いる。一般家庭の送受信装置3は、回線割り当て番号、
即ち他と区別された電話番号を備え、公衆電話回線Nか
らこの電話番号を受信して動作する。
【0014】図3において、情報端末22はデータ識別
器16と表示部17と印字部18と備え、公衆電話回線
Nはデータ識別器16を介し表示部17や電話機T等と
接続されている。データ識別器16は、公衆電話回線N
から受信する信号やデータの種類に従って、情報端末2
2をまたは電話機T等を選択し、選択された装置が信号
の受信を行うようにする。
【0015】情報端末22には、製造時に固有の装置製
造番号(シリアルナンバー)が付与される。情報端末2
2は受信専用の情報端末であり、装置製造番号は製造工
場コードと番号の組み合わせからなり、各情報端末22
に固有の番号である。例えば、H23456のような番
号が装置の内部に刻印され、かつ装置のROMに書き込
んであり、1装置に対し1装置製造番号が割り当てられ
ている。
【0016】装置製造番号は外部からは見えず、またR
OMから読み出さない限り、簡単には知られないように
なっている。通信サービス局1のみが、メールレシーバ
22を管理し、通信サービスを希望する個人、事務所に
配布するので、その通信宛先特定データベース4内に、
各情報端末22の固有番号である装置製造番号を正確に
記憶し、外部からは読み出しできないようになってい
る。
【0017】固有番号は情報装置の1台毎に唯一の番号
なので、例えば製造時に付けるシリアルno.のように
し、この固有番号は通信サービス局1だけが知りかつ読
み出し可能で、電話機の利用者や、経済サービス会社は
一切知らない。この固有番号を後述する通信の接続条件
とする。
【0018】さて、図4に従って、全体の流れを経時的
に説明する。まず、公共サービスの一般取り引き契約に
ついて説明する。時間T1で、多くの個人(法人)はの
情報提供者10、例えば銀行に、名、住所、電話番号を
書面で通知し、サービスの取り引き、口座開設等を申し
込む。銀行では図2の入出力装置15から新規契約の顧
客に関する事項:名、住所、電話番号を入力し、図1の
通知テキスト9を磁気記憶装置HDに構築する。図1の
通知テキスト9は、情報提供者10が銀行では、名前と
口座番号と貯金残高が主要な項目となる。
【0019】図1の通知テキスト9の内容を、例えば住
友銀行の例を表1に示す。 表1 銀行名 氏名 住所 電話番号 ACC.no. 残高 住友 山下太郎 赤坂1−1 123-4567 654321 1000 住友 ・・・ 1000 住友 山田ユリ 池袋1−2 369-2584 357159 1000 一般取り引き契約は、図4の複数の弧線で示すように、
銀行の他、サービス機関の電気、ガス、電話、診療、福
祉、教育、組合、会員加入、クレジット等の情報提供者
10と同一の個人との間で、独立に上記と同様にそれぞ
れ行われる。公共サービスの一般取り引きでは、情報提
供者は顧客の個人・法人に対し、定期的に毎月、サービ
スの内容について、報告するようになっている。
【0020】時間T2で、多くの各個人(法人)と通信
サービス局1との間で情報通信サービスの契約が行われ
る。即ち各個人は通信サービス局1に対し、自己(社)
の名、住所、電話番号を書面で通知し、通信サービスの
申し込みをする。通信サービスを受ける内容は、銀行、
電気、ガス、電話、診療、福祉、教育、組合、会員加
入、クレジット等のなかから希望の情報提供者名を選択
し、通知により行う。各個人と通信サービス局1との契
約は、弧線で示すように、基本契約1本で十分で、その
内容では特約項目を適宜増減し、複数内容について通知
にできる。
【0021】通信サービス局1では申請者の氏名、住
所、電話番号を図1、3の通信宛先特定データベース4
に登録し、情報提供者10の一覧を記憶装置HDに登録
する。時間T2では、その時に通信サービス局1は、情
報端末22を申し込み者(社)の建て屋に配達して設置
する。その際、通信サービス局1は、情報端末22の装
置製造番号等の固有の識別番号(ID番号)を、顧客の
電話番号と結合し組にして、通信宛先特定データベース
4に登録する。
【0022】通信サービス局1は、情報端末の情報端末
22を管理設置し、顧客の電話番号と結合した固有の装
置製造番号については、顧客を含め外部には知らせな
い。情報端末の情報端末22の装置製造番号は外部から
は見えないので、分解しない限り読み出せないし、封印
して分解を禁止する。図1では、一般家庭の送受信装置
3に既に情報端末22が配置されたものとして、説明し
たが、上述したように、個人と通信サービス局1との間
の契約後に、通信サービス局1の職員が、当該家庭(事
務所)を訪ね、電話機Tと公衆回線Nの間に配置し接続
する。各契約後の通信宛先特定データベース4の内容例
を表2に示す。
【0023】 表2 氏名 住所 番号 装置製造番号 サービス用メモリ領域 山下太郎 赤坂1−1 123-4567 H123 ・・・ 山田ユリ 池袋1−2 369-2584 F589 この段階では、各個人(法人)のサービス用メモリ領域
は設けてあるものの、情報提供者10の公共サービス会
社の金融、ガス、電気等に関するデータは空白である。
【0024】さて、 情報提供者10は定期的に顧客の
各個人(法人)に対し、サービス内容について経験的に
報告の必要がある。そこで、情報提供者10は、時間T
3で、情報提供者10は、通信サービス局1に情報通信
サービス委託の契約を申し込む。ここでも複数の情報提
供者10が、独自の判断により、通信サービス局1に対
し、図6において複数の弧が一つになって示すように、
委託契約を行う。情報提供者10が銀行の場合で説明す
ると、この契約に基づき、図1、2の通知テキスト9か
ら、契約個人(法人)の氏名、住所、電話番号、銀行
名、講座番号(ACC.no.)、残高データが、通信サー
ビス局1の情報サンターや通信計算機7に送られる。
【0025】通信サービス局1の通信計算機7は、受信
データの氏名、住所、電話番号に従って、通信宛先特定
データベース4をサーチする。受信データの氏名、住
所、電話番号と一致する欄を見つけ、表2のサービス用
メモリ領域欄に銀行名 ACC.no.を登録する。この登
録により、氏名と住所と電話番号と装置製造番号と銀行
名とACC.no.とが結合される。同様に職種の異なる多
数の情報提供者10と通信サービス局1との間で、情報
通知委託契約を結び、その利用者についての各サービス
情報を通信サービス局1にそれぞれ送り、次々と通信宛
先特定データベース4の内容が増加する。通信通信宛先
特定データベース4の例を表3に示す。
【0026】 表3 氏名 住所 電話番号 装置番号 銀行名 ACC.no. ガス料金 山下太郎 赤坂1−1 123-4567 H123 住友 654321 1,500 ・・・ ・・ 山田ユリ 池袋1−2 369-2584 F589 三菱 357159 3,100 なお、銀行名 ACC.no.欄は表4のような、収支詳
細、残高データ等を含んでいる。 表4 銀行名 ACC.no. 出入詳細 残高 住友 654321 21,500 ・・・・ ・・ 三菱 357159 43,100 時間T4では、契約後の通知情報の流れを示し、情報提
供者10の銀行から通信サービス局1に、氏名、住所、
電話番号、銀行名、ACC.no.毎に収支詳細、残高デー
タ等が、月毎に収支明細データが送られる。
【0027】通信サービス局1の通信計算機7は、情報
の受信毎に、通信宛先特定データベース4をサーチし、
該当する氏名、住所欄、銀行名、ACC.no.の記録欄に
月間収支明細等を追加記憶する。情報提供者10から通
信サービス局1を介して、個人の情報端末22に通知情
報を送信する動作を図5を用いて説明する。情報提供者
10から通信サービス局1に通知情報が送信されて、図
5のフローが開始する。
【0028】ステップS1では、通信サービス局1は情
報提供者10から通知情報を受信する。ステップS2で
は、通信サービス局1の通信計算機7は、CPUが送信
プログラムに従い、受信した通知情報を送信に適するよ
うに画像処理し、表2のサービス用メモリ領域欄に記録
する。ステップS3では、通信サービス局1の通信計算
機7は、月末に通信宛先特定データベース4を検索し、
発信先個人名をリストアップする。ステップS4では、
まず通信サービス局1は、発信先個人名(前記時間T2
で契約済となっている氏名、住所)の電話番号に電話を
かける。特定個人の電話番号に位置する情報端末22と
通信サービス局1とが公衆回線Nを介し接続される。
【0029】次に、通信サービス局1は、該当電話番号
の情報端末2に装置製造番号H23456の読み出しを
要求する。該当情報端末22のデータ識別器16では、
この読み出しを要求に対し自己の装置製造番号H234
56を通信サービス局1に通知する。通信サービス局1
は受信した装置製造番号と、通信宛先特定データベース
4内の装置製造番号H23456とが一致するかどうか
調べる。
【0030】一致するとステップS5に進み、通信サー
ビス局1は、一致信号を確認して、該当情報端末22に
通知情報を送信し終了する。通知情報には、通信サービ
スの種別コードと氏名、銀行名、ACC.no.、月間収支
明細書が含まれる。ステップS4で、受信した装置製造
番号H23456と通信宛先特定データベース4内の記
憶番号とが一致しない場合は、通信サービス局1は、不
一致を確認して、該当情報端末22と接続を終了し、送
信を取り止める。なお、情報端末22のデータ識別器1
6は、情報通信サービスを示すコードがあれば、表示部
17と印字部18にデータフレームを取り込み、電話機
T等を切り離した状態にする。
【0031】図6では、情報端末22の動作を説明す
る。通信サービス局1からの送信があって動作が開始
し、ステップS6では、情報端末22は、通知情報の銀
行名、ACC.no.、月間収支明細等の情報を受信し、ス
テップS7では、通知情報をメモリに記録する。このス
テップS6、7の受信・記録は、電話機T等を切り離し
た状態で行うのので、夜中や日曜日等の回線が空いた時
に実行し、コストを安くする。個人は都合のいい時に、
情報端末22に取り出し指示して、ステップS8では、
表示部17に表示し、印字部18から印字出力する。
【0032】次に、製造装置番号H23456の情報端
末22を所有する個人(法人)が移転した場合の対応に
ついて、説明する。個人(法人)は移転前の氏名、住
所、電話番号と移転先住所、電話番号を書面で通信サー
ビス局1通知する。通信サービス局1は、旧建て屋から
同一の情報端末22を移転先の建て屋に移動して設置す
る。通信宛先特定データベース4については、製造装置
番号H23456を基本に、その内容に旧住所を残した
まま、新住所を追加登録する。通信宛先特定データベー
ス4内の電話番号は、移転先が電話局の範囲内の大都市
では半径1.5Km、中都市では半径3.0Km、地方
では半径7.0Km以内なら変更なしでそのままとし、
それ以外なら変更登録する。
【0033】その月末には、銀行5の銀行等から通信サ
ービス局1に氏名、旧住所、電話番号、銀行名、AC
C.no.とともに月間収支明細が送られる。通信サービス
局1の通信計算機7は、受信した氏名、旧住所、電話番
号、銀行名、ACC.no.をキーワードにして、通信宛先
特定データベース4をサーチし、該当するサービス用メ
モリ領域欄に月間収支明細を登録する。移転の際情報端
末22を変更した場合は、製造装置番号も変更になり、
通信宛先特定データベース4内の新住所登録とともに新
識別番号、製造装置番号も追加変更する。
【0034】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、多数の特定個人宛に情報の通知業務を行う通信サ
ービス局が、情報のデータを表示する機能を持つ情報端
末を、各特定個人が指定する場所に設置し、情報のデー
タが転送される通信メディアに情報端末を回線接続可能
にするとともに、情報端末に固定的に予め消去不能に設
定・記憶される固有番号と、通信メディアに情報端末を
回線接続する条件となる接続番号と、宛先の個人を特定
する名前またはID等の名前データとを結合して通信宛
先特定データベースを通信サービス局で構成・記憶して
おき、多数の特定個人宛に情報を通知しようとする情報
提供者が、通知の必要のある情報が生じる度に、特定個
人の名前データと通知の必要のある情報とを結合して通
知テキストを構築し、この通知テキストを通信サービス
局に対し利用可能な通信手段を用いて送信し、通信サー
ビス局は、通知テキストを受信して記憶し、その中に含
まれる名前データを基に、通信宛先特定データベースを
検索し、同一名前データとともに接続番号並びに固有番
号を抽出して特定個人宛通知データを作成し、次に、通
信サービス局は、抽出した接続番号により通信宛先とな
る情報端末を選択し、かつ通信メディアを介して当該情
報端末を発呼し、当該情報端末は通信メディアからの呼
び出し信号に、自動応答して接続完了した後、内部に記
憶する自己の固有番号を前記通信サービス局に自動的に
応答送信し、通信サービス局は、抽出した固有番号と受
信した固有番号とが一致した時だけ、特定個人宛通知デ
ータを情報端末に送信し、情報端末は、受信した前記特
定個人宛通知データを記録・蓄積し、通信サービス局
は、送信完了後に通信接続を解除し、固有番号同士が一
致しない時は、情報を送信することなく直ちに通信接続
を解除するようにし、情報端末は、記録・蓄積した前記
特定個人宛通知データを特定個人が利用可能な形式で表
示・出力するようにした。これにより、通信システムの
異常、電話番号発信ミス等によって、他人の受信端末に
通知データが過って送られることがなくなる。通信サー
ビス利用者が住所を変更しても、通信サービス会社が受
信端末を移設するので、多数の公共サービス会社に即時
に住所変更を通知しなくても、他人の受信端末に銀行報
告書等が送られることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の情報端末への通信方法を実現する全体
システムの論理構成の図である。
【図2】本発明の情報端末への通信方法を実現する全体
システムのハード構成のブロック図である。
【図3】本発明の情報端末への通信方法を実現する要部
のブロック図である。
【図4】本発明の情報端末への通信方法を時間の経過に
従って説明する図である。
【図5】本発明の通信サービス局の動作を説明するフロ
ー図である。
【図6】本発明の情報端末の動作を説明するフロー図で
ある。
【符号の説明】
1 通信サービス局 3 送受信装置 4 通信宛先特定データベース 5、15 入出力装置 7 通信計算機 8、12 バッファーレジスタ 9 通知テキスト 10 情報提供者 11 通信計算機 14 DDX−P 16 データ識別器 17 表示部17 18 印字部 22 情報端末 N 通信メディア
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04M 3/42

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の特定個人宛に情報の通知業務を行う
    通信サービス局が、前記情報のデータを表示する機能を
    持つ情報端末を、各特定個人が指定する場所に設置し、
    前記情報のデータが転送される通信メディアに前記情報
    端末を回線接続可能にするとともに、前記情報端末に固
    定的に予め消去不能に設定・記憶される固有番号と、前
    記通信メディアに前記情報端末を回線接続する条件とな
    る接続番号と、宛先の個人を特定する名前またはID等
    の名前データとを結合して通信宛先特定データベースを
    通信サービス局で構成・記憶しておき、 多数の特定個人宛に情報を通知しようとする情報提供者
    が、通知の必要のある情報が生じる度に、特定個人の名
    前データと前記通知の必要のある情報とを結合して通知
    テキストを構築し、この通知テキストを前記通信サービ
    ス局に対し利用可能な通信手段を用いて送信し、 前記通信サービス局は、前記通知テキストを受信して記
    憶し、その中に含まれる名前データを基に、前記通信宛
    先特定データベースを検索し、同一名前データとともに
    前記接続番号並びに前記固有番号を抽出して特定個人宛
    通知データを作成し、 次に、通信サービス局は、前記抽出した接続番号により
    通信宛先となる情報端末を選択し、かつ前記通信メディ
    アを介して当該情報端末を発呼し、 当該情報端末は前記通信メディアからの呼び出し信号
    に、自動応答して接続完了した後、内部に記憶する自己
    の固有番号を前記通信サービス局に自動的に応答送信
    し、 前記通信サービス局は、前記抽出した固有番号と受信し
    た固有番号とが一致した時だけ、前記特定個人宛通知デ
    ータを前記情報端末に送信し、 前記情報端末は、受信した前記特定個人宛通知データを
    記録・蓄積し、 前記通信サービス局は、送信完了後に通信接続を解除
    し、前記固有番号同士が一致しない時は、情報を送信す
    ることなく直ちに通信接続を解除するようにし、 前記情報端末は、記録・蓄積した前記特定個人宛通知デ
    ータを特定個人が利用可能な形式で表示・出力するよう
    にした情報端末への通信方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100375431B1 (ko) * 1997-03-27 2003-05-09 오끼 덴끼 고오교 가부시끼가이샤 거래통지방법및회계시스템

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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