JPH08278Y2 - 衣服の包装装置 - Google Patents
衣服の包装装置Info
- Publication number
- JPH08278Y2 JPH08278Y2 JP1988058231U JP5823188U JPH08278Y2 JP H08278 Y2 JPH08278 Y2 JP H08278Y2 JP 1988058231 U JP1988058231 U JP 1988058231U JP 5823188 U JP5823188 U JP 5823188U JP H08278 Y2 JPH08278 Y2 JP H08278Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kimono
- piping
- strip
- fastener
- clothes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
- Wrappers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は衣服等に和服等を収納して保管したり、搬送
したりする衣服の包装装置に関する。
したりする衣服の包装装置に関する。
従来の技術 従来、和服を包装する装置としては、第5図に示すよ
うに着物8を略長方形の中央へおいて左右の小片9、9a
を着物上に折曲げ被せると共にその上へ上下の被覆部1
0、10aを折重ねて、紐11、11aでゆるやかに結び、タン
スや長持ち内に保存していた。
うに着物8を略長方形の中央へおいて左右の小片9、9a
を着物上に折曲げ被せると共にその上へ上下の被覆部1
0、10aを折重ねて、紐11、11aでゆるやかに結び、タン
スや長持ち内に保存していた。
考案が解決しようとする課題 上記に示したように従来の構成によると、着物等を四
周辺から小片9、9aと被覆部10、10aで囲ってはいる
が、全体が和紙製でやわらかく、四周の囲いも折重ねら
れているだけで、内部の着物を固定することがない。従
って、そのままタンス内で静止して保存する場合はよい
としても、包装装置を移動させたり、タンスから取出し
たりする場合に着物が内部で動いて一方に片寄ったり、
しわの発生原因となったりする難点がみられた。
周辺から小片9、9aと被覆部10、10aで囲ってはいる
が、全体が和紙製でやわらかく、四周の囲いも折重ねら
れているだけで、内部の着物を固定することがない。従
って、そのままタンス内で静止して保存する場合はよい
としても、包装装置を移動させたり、タンスから取出し
たりする場合に着物が内部で動いて一方に片寄ったり、
しわの発生原因となったりする難点がみられた。
本考案の目的は、不織布その他薄地フイルム製であり
ながら装填された衣服の周縁を押え込むようにして、内
部で衣服が動いたり、一方へ片寄ったりすることがな
く、ファスナーによる開閉で収納と取出しを容易にする
と共に表面から内部を透視できる衣服の包装装置を提供
しようとするものである。
ながら装填された衣服の周縁を押え込むようにして、内
部で衣服が動いたり、一方へ片寄ったりすることがな
く、ファスナーによる開閉で収納と取出しを容易にする
と共に表面から内部を透視できる衣服の包装装置を提供
しようとするものである。
課題を解決するための手段 本考案は上記目的を達成するために、不織布その他薄
地フイルムにより長方形の2つ折片を設け、この2つ折
片の周縁をパイピング部で覆い、前記2つ折片のコ字形
開口縁にファスナー部を設けて開閉自在とし、前記2つ
折片の表面側には透視窓を設け、且つ底面側では前記フ
ァスナー部内方に沿って三方の帯状片をコ字形開口縁の
端縁部にそれぞれ縫着し、この帯状片の内方自由端縁に
パイピング部を設けた衣服の包装装置とした。
地フイルムにより長方形の2つ折片を設け、この2つ折
片の周縁をパイピング部で覆い、前記2つ折片のコ字形
開口縁にファスナー部を設けて開閉自在とし、前記2つ
折片の表面側には透視窓を設け、且つ底面側では前記フ
ァスナー部内方に沿って三方の帯状片をコ字形開口縁の
端縁部にそれぞれ縫着し、この帯状片の内方自由端縁に
パイピング部を設けた衣服の包装装置とした。
作用 本考案は、不織布その他薄地フイルム製で長方形の2
つ折片を設けているが、各周縁をパイピング部により覆
っているので、端周縁部が保護されると共に保形作用が
ある。コ字形開口縁にはそれぞれバイピング部の内方に
取付けたファスナー部があるので、開閉作用が容易であ
る。
つ折片を設けているが、各周縁をパイピング部により覆
っているので、端周縁部が保護されると共に保形作用が
ある。コ字形開口縁にはそれぞれバイピング部の内方に
取付けたファスナー部があるので、開閉作用が容易であ
る。
さらに、2つ折片の底面側でファスナーの内方に取付
けられた帯状片がコ字形開口縁の端縁部にそれぞれ縫着
され、周縁から内方へ設けられているので、これら帯状
片によって装填された着物の三方周縁が押え込まれて、
着物等が移動したり、一方に片寄ることがなくなった。
特に、この帯状片の内方自由端縁にパイピング部を設け
ることにより、帯状片の内方端が重く且つ直線状に延び
て、反りを生じないようにしたので、縫着部を支点とし
て着物の上部を押え込む作用があり、着物周縁が固定さ
れ、移動を防止できるようになった。
けられた帯状片がコ字形開口縁の端縁部にそれぞれ縫着
され、周縁から内方へ設けられているので、これら帯状
片によって装填された着物の三方周縁が押え込まれて、
着物等が移動したり、一方に片寄ることがなくなった。
特に、この帯状片の内方自由端縁にパイピング部を設け
ることにより、帯状片の内方端が重く且つ直線状に延び
て、反りを生じないようにしたので、縫着部を支点とし
て着物の上部を押え込む作用があり、着物周縁が固定さ
れ、移動を防止できるようになった。
実施例 以下、実施例として示した図面につき説明する。1は
2つ折片、2、2aはパイピング部で、2つ折片1の四周
及び開口縁を覆っている。ここにいうパイピング部と
は、バイヤステープを使って布の周縁をくるむように縫
い付けた部分をいう。3はファスナー部で、2つ折片1
のコ字形開口縁を開閉自在にするよう、パイピング部2a
の内方に取付けられている。4、4aは帯状片で、前記フ
ァスナー部3のさらに内方に取付けられ、パイピング部
2と一体となるようコ字形開口縁の端縁部に縫着されて
いる。この帯状片4、4aの内の1つの帯状片4の内方自
由端縁にパイピング部5を設けた。図示した例は開口縁
の手前の長い端縁部の帯状片4にパイピング部5を設け
た場合を示したが、三方の帯状片4、4a共に設けてもよ
い。6は透視窓、7は着物を示す。
2つ折片、2、2aはパイピング部で、2つ折片1の四周
及び開口縁を覆っている。ここにいうパイピング部と
は、バイヤステープを使って布の周縁をくるむように縫
い付けた部分をいう。3はファスナー部で、2つ折片1
のコ字形開口縁を開閉自在にするよう、パイピング部2a
の内方に取付けられている。4、4aは帯状片で、前記フ
ァスナー部3のさらに内方に取付けられ、パイピング部
2と一体となるようコ字形開口縁の端縁部に縫着されて
いる。この帯状片4、4aの内の1つの帯状片4の内方自
由端縁にパイピング部5を設けた。図示した例は開口縁
の手前の長い端縁部の帯状片4にパイピング部5を設け
た場合を示したが、三方の帯状片4、4a共に設けてもよ
い。6は透視窓、7は着物を示す。
本実施例は上記のような構成をとったので、着物7等
を包装する場合、帯状片4、4aの下方へ着物7の端縁を
挿し込む形に装填し、帯状片4の端縁のパイピング部5
が重みとなって、帯状片の反りを防止し、着物の上を押
す形となる。
を包装する場合、帯状片4、4aの下方へ着物7の端縁を
挿し込む形に装填し、帯状片4の端縁のパイピング部5
が重みとなって、帯状片の反りを防止し、着物の上を押
す形となる。
このように帯状片4及び4aが着物の三方を押え込むこ
とにより、確実な固定が得られる。帯状片4、4aはファ
スナー部3の内方に取付けられているので、ファスナー
部3の開閉操作時に着物7の保護をするとともにファス
ナー開閉操作を円滑にできるようになっている。
とにより、確実な固定が得られる。帯状片4、4aはファ
スナー部3の内方に取付けられているので、ファスナー
部3の開閉操作時に着物7の保護をするとともにファス
ナー開閉操作を円滑にできるようになっている。
尚、2つ折片の表面側には透視窓6を設けているの
で、包装された着物7をいつでも透視できる。
で、包装された着物7をいつでも透視できる。
考案の効果 本考案は上記のような構成をとったので、着物を装填
するとき、周縁を帯状片で押える形となるので、確実な
固定ができ、特に帯状片の端縁に設けたパイピング部が
重みとなって着物の上を押え込む形となり、着物の移動
や片寄りを防止できるようになっているので、包装装置
に入れたままで保管したり、搬送しても着物がずれた
り、一方に片寄る等の不都合がなくなった。又ファスナ
ー部の開閉によって容易に衣服を取出すことが可能であ
り、前記帯状片がファスナーの開閉操作時に衣服への保
護片となると共に円滑なファスナーの開閉を助ける役も
もっている。さらに2つ折片の表面側に透視窓を有する
ので、保管中のもの及び搬送中の着物が常時透視できて
便利である。
するとき、周縁を帯状片で押える形となるので、確実な
固定ができ、特に帯状片の端縁に設けたパイピング部が
重みとなって着物の上を押え込む形となり、着物の移動
や片寄りを防止できるようになっているので、包装装置
に入れたままで保管したり、搬送しても着物がずれた
り、一方に片寄る等の不都合がなくなった。又ファスナ
ー部の開閉によって容易に衣服を取出すことが可能であ
り、前記帯状片がファスナーの開閉操作時に衣服への保
護片となると共に円滑なファスナーの開閉を助ける役も
もっている。さらに2つ折片の表面側に透視窓を有する
ので、保管中のもの及び搬送中の着物が常時透視できて
便利である。
第1図は本考案装置の斜視図、第2図は開口縁を開けて
内部を示した要部平面図、第3図は縦断面図、第4図は
同縦断面図でファスナー部を閉じた状態を示す。第5図
は従来例を示す斜視図である。 1……2つ折片、2、2a……パイピング部 3……ファスナー部、4、4a……帯状片 5……パイピング部、6……透視窓
内部を示した要部平面図、第3図は縦断面図、第4図は
同縦断面図でファスナー部を閉じた状態を示す。第5図
は従来例を示す斜視図である。 1……2つ折片、2、2a……パイピング部 3……ファスナー部、4、4a……帯状片 5……パイピング部、6……透視窓
Claims (1)
- 【請求項1】不織布その他薄地フイルムにより長方形の
2つ折片を設け、この2つ折片の周縁をパイピング部で
覆い、前記2つ折片のコ字形開口縁にファスナー部を設
けて開閉自在とし、前記2つ折片の表面側には透視窓を
設け、且つ底面側では前記ファスナー部内方に沿って三
方の帯状片をコ字形開口縁の端縁部にそれぞれ縫着し、
この帯状片の内方自由端縁にパイピング部を設けたこと
を特徴とする衣服の包装装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988058231U JPH08278Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 衣服の包装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988058231U JPH08278Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 衣服の包装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01161465U JPH01161465U (ja) | 1989-11-09 |
JPH08278Y2 true JPH08278Y2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=31284055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988058231U Expired - Lifetime JPH08278Y2 (ja) | 1988-04-27 | 1988-04-27 | 衣服の包装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08278Y2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4121980Y1 (ja) * | 1965-04-10 | 1966-10-31 | ||
JPS5512402U (ja) * | 1978-07-10 | 1980-01-26 | ||
JPS5730274U (ja) * | 1980-07-29 | 1982-02-17 |
-
1988
- 1988-04-27 JP JP1988058231U patent/JPH08278Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01161465U (ja) | 1989-11-09 |
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