JPH08274540A - 発振器 - Google Patents

発振器

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JPH08274540A
JPH08274540A JP7687295A JP7687295A JPH08274540A JP H08274540 A JPH08274540 A JP H08274540A JP 7687295 A JP7687295 A JP 7687295A JP 7687295 A JP7687295 A JP 7687295A JP H08274540 A JPH08274540 A JP H08274540A
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JP
Japan
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circuit
oscillator
oscillation
transistor
midpoint
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JP7687295A
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Masashi Imai
正志 今井
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡単な回路構成で完全バランス発振器を提供
する。 【構成】 第1および第2のトランジスタ回路を差動対
を構成するように接続し、これらトランジスタ回路内の
トランジスタQ1,Q2のベースとエミッタとの間に正
帰還用静電容量素子C5PC6を備えた発振回路OSC
と、この発振回路と協働するように設けられ、対向して
直列接続された2つの可変容量ダイオードVC1,VC
2の直列回路と並列に設けられた発振用誘導性素子L5
とを有する共振回路RSNを有し、第1、第2のトラン
ジスタと第2のトランジスタQ1,Q2それぞれのエミ
ッタ相互間に結合用キャパシタC10,C11を接続
し、その接続点を接地する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、広帯域の受信を行うテ
レビジョンチューナなどに適用される発振器に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のこの種の発振器の基本構
成を示す回路図である。図5において、OSCは発振回
路、RSNは共振回路を示している。発振回路OSC
は、発振用npn型トランジスタQ1、Q2による差動
型コルピッツ発振回路と、バイアス用定電圧源V1、抵
抗素子R1,R2、および、定電流源I1,I2により
構成されている。共振回路RSNは、対向して直列接続
された2つの可変容量ダイオードVC1,VC2の直列
回路と、この直列回路に並列に接続された発振用コイル
L5により構成されている。また、2つの可変容量ダイ
オードVC1,VC2の接続点には、コイルL4が接続
されている。発振回路OSCと共振回路RSNとのあい
だに設けられているキャパシタC3,C4は直流(D
C)カット用キャパシタである。キャパシタC5,C6
は、発振回路OSCの正帰還用キャパシタである。キャ
パシタC7は結合用キャパシタCである。
【0003】この回路構成は、共振回路RSNの共振周
波数においてトランジスタQ1,Q2のベース・エミッ
タ間に正帰還がかかり発振する。このように、差動型コ
ルピッツ発振回路を構成する発振用トランジスタQ1,
Q2は共振回路RSNを介して各ベースが接続されてい
るので、互いに逆相の発振動作を行う。そのため、発振
用トランジスタQ1,Q2のベース・エミッタ間には必
ず交流信号を生じあい仮想交流接地点が存在する。そし
て、発振用トランジスタQ1およびQ2、抵抗素子R
1,R2、定電流源I1,I2、正帰還用キャパシタC
5,C6、DCカットキャパシタC3,C4などのそれ
ぞれが特性的に同一の対をなす必要がある。そのとき初
めて、この発振器が完全バランス発振を行い、発振キャ
リアのリークが最小になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際の
回路では、回路素子のばらつきは回避出来ないので、完
全バランス発振を実現するには、回路素子の厳格な選
別、高度の調整が必要になる。
【0005】本発明は上述した問題を解決するため、特
別な回路素子を必要とせず、簡単な回路構成によって完
全バランス発振器を提供することを目的とする。つま
り、本発明は、発振回路の逆相関係がより安定に、しか
も、容易な回路構成で実現でき、発振キャリアの放出を
効果的に抑止できる発振器を提供することを目的とす
る。さらに本発明は、接地電位部による高調波の減衰な
どを行われる発振器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の形態の発
振器は、第1および第2のトランジスタ回路を差動対を
構成するように接続し、これらトランジスタ回路内のト
ランジスタのベースとエミッタとの間に正帰還用静電容
量素子を備えた発振回路と、該発振回路と協働するよう
に設けられ、対向して直列接続された2つの可変容量素
子と、該直列回路と並列に設けられた発振用誘導性素子
とを有する共振回路とを有し、上記第1のトランジスタ
と第2のトランジスタ回路のそれぞれのトランジスタの
エミッタ相互間に結合用静電容量素子を接続し、該静電
容量素子のほぼ中点を接地する。特定的には、前記結合
用静電容量素子は、2つの直列接続されたキャパシタか
らなり、その接続点を接地している。
【0007】本発明の第2の形態であり、好適な回路構
成としては、上記発振器において、前記共振回路内の前
記発振用誘導性素子の中点を接地する。特定的には、前
記発振用誘導素子は、ほぼ中点にタップが設けられてい
る中点タップ付コイルであり、そのタップを接地する。
【0008】本発明の第3の形態の発振器は、第1およ
び第2のトランジスタ回路を差動対を構成するように接
続し、これらトランジスタ回路内のトランジスタのベー
スとエミッタとの間に正帰還用静電容量素子を備えた発
振回路と、該発振回路と協働するように設けられ、対向
して直列接続された2つの可変容量素子と、該直列回路
と並列に設けられた発振用誘導性素子とを有する共振回
路とを有し、前記発振用誘導素子のほぼ中点を接地す
る。特定的には、前記発振用誘導素子は、ほぼ中点にタ
ップが設けられている中点タップ付コイルであり、その
タップを接地する。
【0009】好適には、前記発振回路と前記共振回路と
は直流しゃ断用キャパシタを介して接続する。
【0010】好適には、前記第1のトランジスタ回路お
よび前記第2のトランジスタはそれぞれ、発振用トラン
ジスタと、該トランジスタのベースに接続された電源回
路と、該トランジスタのエミッタに接続された電流源と
を有し、前記第1のトランジスタと前記第2のトランジ
スタとが、差動型コルピッツ発振回路を構成するように
差動的に接続されている。
【0011】特定的には、前記共振回路の2つの可変容
量素子はそれぞれ可変容量ダイオードである。
【0012】
【作用】本発明の発振器においては、差動対を構成する
トランジスタのそれぞれのベースと接地面、エミッタと
接地面をほぼ等しいインピーダンスで接続できる。その
結果、接地電位を平衡点として発振器の回路構成とな
り、発振用トランジスタの逆相状態(関係)がより正確
になる。したがって、本発明の発振器は、発振キャリア
が電源やグランドに回り込むことがなく、安定に発振動
作が遂行する。また本発明の発振器によれば、弱電界に
おいても、疑似ロック、高周波ビートの発生が防止でき
る。
【0013】
【実施例】第1実施例 図1を参照して本発明の発振器の第1実施例を述べる。
図1は本発明の第1実施例としての発振器の回路図であ
る。図1において、OSCは発振回路、RSNは共振回
路を示している。図1の発振回路OSCは、図5を参照
して述べた発振回路OSCに似ている。つまり、発振回
路OSCは、入出力端子T1〜T4の上部の回路であ
り、発振用npn型トランジスタQ1、Q2で構成され
る差動型コルピッツ発振回路と、トランジスタQ1,Q
2それぞれのベース(ノードN12,N15)に接続さ
れているバイアス用抵抗素子R1,R2、これらバイア
ス用抵抗素子R1,R2の接続点であるノードN11に
接続されたバイアス用定電圧源V1、トランジスタQ
1,Q2のエミッタ(ノードN13,N14)に接続さ
れた定電流源I1,I2により構成されている。トラン
ジスタQ1のベース(ノードN12)は入出力端子T1
に接続され、エミッタ(ノードN13)は入出力端子T
2に接続されている。同様に、トランジスタQ2のベー
ス(ノードN15)は入出力端子T4に接続され、エミ
ッタ(ノードN14)は入出力端子T3に接続されてい
る。定電流源I1,I2はともに、トランジスタを含
み、負荷の状態に係わらず、一定の電流を提供する回路
である。
【0014】共振回路RSNも、図5に示した共振回路
RSNと同様の回路構成である。、つまり、共振回路R
SNは、カソード同士が接続された2つの可変容量ダイ
オードVC1,VC2が設けられ、これら可変容量ダイ
オードの直列回路と並列に中点タップ付の発振用コイル
L5が接続され、2つの可変容量ダイオードの接続点
(ノードN8)に高周波信号阻止用コイルL4の一端が
接続されて、構成されている。
【0015】入出力端子T1とノードN5との間に設け
られたキャパシタC3は直流しゃ断用(DCカット用)
キャパシタであり、同様、入出力端子T4とノードN6
との間に設けられたキャパシタC4もDCカット用キャ
パシタである。入出力端子T1とT2との間、つまり、
ノードN1とN2との間に接続されているキャパシタC
5、および、入出力端子T3とT4との間、つまり、ノ
ードN3とN4との間に接続されているキャパシタC6
は、発振回路OSCの正帰還用キャパシタである。入出
力端子T2とコイルL5の中点(ノードN7)との間に
接続されているキャパシタC10は静電容量接地用キャ
パシタである。同様に、入出力端子T3とコイルL5の
中点(ノードN7)との間に接続されているキャパシタ
C11も静電容量接地用キャパシタである。キャパシタ
C10とキャパシタC11との接続点(ノードN7)が
接地されている。発振回路OSC内のトランジスタQ1
のエミッタは入出力端子T2を介して、結合用キャパシ
タC10に接続され、キャパシタC10を介して接地さ
れている。同様に、発振回路OSC内のトランジスタQ
2のエミッタは入出力端子T3を介して、結合用キャパ
シタC11に接続され、キャパシタC11を介して接地
されている。つまり、トランジスタQ1のエミッタと、
トランジスタQ2のエミッタとはそれぞれ、キャパシタ
C10,C11により接地面を介して結合されると同時
に、静電容量性インピーダンスにより接地されている。
【0016】トランジスタQ1,Q2、定電流源I1,
I2、バイアス用抵抗素子R1,R2などの発振回路O
SCを構成する部分は半導体集積回路を構成するのに適
しているが、正帰還用キャパシタC5,C6、静電容量
接地用(結合用)キャパシタC10,C11、DCカッ
ト用キャパシタC3,C4と接続される構成は、これら
キャパシタは半導体回路に集積するのに適していないか
ら、入出力端子T1〜T4を介して外付け回路としてい
る。
【0017】図5に示した発振器と、図1に示した発振
器との回路構成の相違点を以下に述べる。 (1)図1の発振器は、図5の発振器におけるノードN
2とN3との間に接続されているキャパシタC7を削除
し、図1に示したように、ノードN2とノードN3との
間に2つの結合用キャパシタC10,C11を設け、こ
の接続点(ノードN7)を接地する。 (2)図1の発振器においては、共振回路RSNの発振
用コイルL5を中点タップ付コイルを用いる。 (3)中点タップ付発振用コイルL5の中点タップをノ
ードN7を介して接地した。
【0018】図1に示した発振器の動作を述べる。発振
回路OSCは、共振回路RSNの中点タップ付発振用コ
イルL5とノードN7と接地点を介して結合用キャパシ
タC10,C11により接地電位によってしゃ断された
差動対のコルピッツ発振回路として発振する。その結
果、発振用トランジスタQ1,Q2のベース、エミッタ
の各端子は接地電位から±90度の位相状態になる。つ
まり、図1に示した発振器は、完全バランス発振回路
(差動型コルピッツ発振回路としての発振回路OSC)
の位相中点を、発振回路OSCおよび共振回路RSNと
共用の簡単な回路構成をとり、仮想接地ではなく実際に
接地することで、実際の接地をとり、発振キャリアの放
出を抑止している。また、位相中点を接地することで、
グランドインピーダンスを充分低下させて、高調波など
の不要な副射ノイズをしゃへいすることも可能になる。
特に、発振回路OSCは、IC回路として構成する場合
が好適であるが、IC回路内部の電源およびグランドラ
インのようにインピーダンスを充分低下させることがで
きない場合に、本発明の発振器が効果を奏する。
【0019】このように、第1実施例によれば、発振回
路OSCの逆相関係がより安定に、しかも、容易な回路
構成で実現できる。しかも、接地電位部による高調波の
減衰も行われ、発振キャリアの放出を効果的に抑止でき
るという効果も奏する。
【0020】第2実施例 図2は第2実施例の発振器の回路構成図である。この発
振器も、発振回路OSCと共振回路RSNとを有してい
る。図2に示した発振器は、図1に示した発振器と非常
に類似しているが、その相違点は、図1における発振用
トランジスタQ1のエミッタ、および、発振用トランジ
スタQ2のエミッタに接続されているトランジスタ回路
を含む定電流源I1,I2代えて、通常の抵抗素子R1
1,R12を用いている点だけである。これらの抵抗素
子R11,R12も、電流源として機能するから、図2
に示した発振器も、図1の発振器と同様に動作する。た
だし、図1に示した定電流源よりは電流源としての安定
度に欠ける面がある。図2に示した発振器も、電流源と
しての安定度を除けば、図1に示した発振器と同様の効
果、つまり、発振回路OSCの逆相関係がより安定に、
しかも、容易な回路構成で実現でき、接地電位部による
高調波の減衰も行われ、発振キャリアの放出を効果的に
抑止できるという効果を奏する。
【0021】第3実施例 図3は第3実施例の発振器の回路構成図である。この発
振器も、発振回路OSCと共振回路RSNとを有してい
る。図3に示した発振器は、図2に示した発振器と非常
に類似しているが、その相違点を以下に述べる。図2に
示した発振器のノードN2とノードN3との間に接続し
たキャパシタC10,C11に代えて、図5の発振器に
示したと同様のキャパシタC7を接続している。つま
り、図2および図2に示したように、キャパシタC7に
代えて、2つのキャパシタC10,C11を設けてその
接続点(ノードN7)を接地していない。ただし、図5
に示した発振器とは、中点タップ付コイルL5の中点を
接地している点が異なる。つまり、図3に示した発振器
は、2つの結合用キャパシタC10,C11を設けて、
その接続点(ノードN7)を接地しないだけ、回路構成
が簡単になっている。この発振器も、図1および図2に
示した発振器と同様に動作する。図3に示した発振器
は、図1の発振器と比較すると、回路素子のばらつきに
対しては幾分、安定度が低いが、図5に示した発振器と
比較すると、図1および図2を参照して示した発振器と
同様の効果を奏することができる。なお、図3の発振器
における発振回路OSC内の電流源としての抵抗素子R
11,R12を、図1に示したように、定電流源I1,
I2に置き換えることもできる。
【0022】第4実施例 図4は第4実施例の発振器の回路構成図である。この発
振器も、発振回路OSCと共振回路RSNとを有してい
る。図4に示した発振器は、図1に示した発振器と非常
に類似しているが、その相違点を以下に述べる。図1に
示した発振器の共振回路RSNの発振用コイルは中点タ
ップ付のコイルL5を用い、中点を接地していたが、図
4に示した発振用コイルL5’は図5に示した発振用コ
イルと同じく、中点を接地していない。ただし、ノード
N2とノードN3との間には、結合用キャパシタC1
0,C11を接続し、その接続点(ノードN7)を接地
している。つまり、図4に示した発振器は、中点タップ
付コイルL5’を用いず、接地していないだけ回路構成
が簡単になっている。この発振器も、図1および図2に
示した発振器と同様に動作する。図4に示した発振器
も、図3に示した発振器と同様、図1の発振器と比較す
ると、回路素子のばらつきに対しては幾分、安定度が低
いが、図5に示した発振器と比較すると、図1および図
2を参照して示した発振器と同様の効果を奏することが
できる。なお、図3の発振器における発振回路OSC内
の電流源としての抵抗素子R11,R12を、図1に示
したように、定電流源I1,I2に置き換えることもで
きる。
【0023】
【発明の効果】本発明の発振器においては、仮想接地で
はなく実際に接地することで、簡単な回路構成で、差動
対を構成するトランジスタのそれぞれのベースと接地
面、エミッタと接地面をほぼ等しいインピーダンスで接
続できる。その結果、接地電位を平衡点とした発振器の
回路構成となり、発振用トランジスタの逆相状態(関
係)がより正確になる。また、本発明の発振器は、位相
中点を接地することで、グランドインピーダンスを充分
低下させて、発振キャリアが電源やグランドに回り込む
ことがなく、安定に発振動作が遂行する。さらに、本発
明の発振器によれば、弱電界においても、疑似ロック、
高周波ビートの発生が防止できる。また、本発明の発振
器は、発振キャリアの放出を抑止している。また、高調
波などの不要な副射ノイズをしゃへいすることも可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の発振器の第1実施例の回路構成図であ
る。
【図2】本発明の発振器の第2実施例の回路構成図であ
る。
【図3】本発明の発振器の第3実施例の回路構成図であ
る。
【図4】本発明の発振器の第4実施例の回路構成図であ
る。
【図5】従来の発振器の回路構成図である。
【符号の説明】
OSC・・発振回路 RSN・・・共振回路

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1および第2のトランジスタ回路を差動
    対を構成するように接続し、これらトランジスタ回路内
    のトランジスタのベースとエミッタとの間に正帰還用静
    電容量素子を備えた発振回路と、 該発振回路と協働するように設けられ、対向して直列接
    続された2つの可変容量素子と、該直列回路と並列に設
    けられた発振用誘導性素子とを有する共振回路とを有
    し、 上記第1のトランジスタと第2のトランジスタ回路のそ
    れぞれのトランジスタのエミッタ相互間に結合用静電容
    量素子を接続し、該静電容量素子のほぼ中点を接地した
    ことを特徴とする、発振器。
  2. 【請求項2】前記結合用静電容量素子は、2つの直列接
    続されたキャパシタからなり、その接続点を接地した、
    請求項1記載の発振器。
  3. 【請求項3】前記共振回路内の前記発振用誘導性素子の
    中点を接地した、請求項1記載の発振器。
  4. 【請求項4】前記発振用誘導素子は、ほぼ中点にタップ
    が設けられている中点タップ付コイルであり、そのタッ
    プを接地した、請求項3記載の発振器。
  5. 【請求項5】第1および第2のトランジスタ回路を差動
    対を構成するように接続し、これらトランジスタ回路内
    のトランジスタのベースとエミッタとの間に正帰還用静
    電容量素子を備えた発振回路と、 該発振回路と協働するように設けられ、対向して直列接
    続された2つの可変容量素子と、該直列回路と並列に設
    けられた発振用誘導性素子とを有する共振回路とを有
    し、 前記発振用誘導素子のほぼ中点を接地したことを特徴と
    する発振器。
  6. 【請求項6】前記発振用誘導素子は、ほぼ中点にタップ
    が設けられている中点タップ付コイルであり、そのタッ
    プを接地した、請求項5記載の発振器。
  7. 【請求項7】前記発振回路と前記共振回路とは直流しゃ
    断用キャパシタを介して接続されている、請求項1〜6
    いずれか記載の発振器。
  8. 【請求項8】前記第1のトランジスタ回路および前記第
    2のトランジスタはそれぞれ、 発振用トランジスタと、 該トランジスタのベースに接続された電源回路と、 該トランジスタのエミッタに接続された電流源とを有
    し、 前記第1のトランジスタと前記第2のトランジスタと
    が、差動型コルピッツ発振回路を構成するように差動的
    に接続されている、請求項1〜7いずれか記載の発振
    器。
  9. 【請求項9】前記共振回路の2つの可変容量素子はそれ
    ぞれ可変容量ダイオードである、請求項1〜7いずれか
    記載の発振器。
  10. 【請求項10】前記発振回路の差動対を構成する前記ト
    ランジスタ回路は、半導体集積回路として、一体構成さ
    れており、 前記共振回路および前記静電容量素子が該半導体集積回
    路の外部に設けられている、請求項1〜9いずれか記載
    の発振器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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