JPH08272910A - 文字認識装置 - Google Patents
文字認識装置Info
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- JPH08272910A JPH08272910A JP7100574A JP10057495A JPH08272910A JP H08272910 A JPH08272910 A JP H08272910A JP 7100574 A JP7100574 A JP 7100574A JP 10057495 A JP10057495 A JP 10057495A JP H08272910 A JPH08272910 A JP H08272910A
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Abstract
低減を実現する文字認識装置の提供。 【構成】 辞書部13は各文字種に対して予め複数個の
テンプレートを有する。文字特徴格納部11で1文字分
の文字パターンを入力して特徴量を抽出する。認識部1
2で文字特徴格納部11で得た特徴量を基に辞書部13
の各標準特徴量との距離を計算する。そして距離を基準
に複数の文字候補を取りだし文字コードおよび距離を格
納する。リジェクト判定部14は認識部12で得た第1
候補文字のコードと第2候補文字のコードを比較し、一
致した場合は第1候補文字の距離と第1の閾値を比較
し、距離が第1の閾値以下の場合には第1候補文字のコ
ードを認識結果として出力し、第2の閾値を越える場合
はリジェクト信号を出力する。また、第1候補文字と第
2候補文字のコードが不一致の場合は第1候補文字の距
離と第2の閾値を比較し距離が第2の閾値以下の場合に
第1候補文字のコードを認識結果として出力し、第2の
閾値を越える場合はリジェクト信号を出力する。
Description
に、文字パターンの認識結果の正誤を評価し、その結果
を出力する文字認識装置に関する。
おいて読取った文字パターン(未知の文字)と候補文字
の特徴を比較し、比較結果としてのパターン間の距離を
得て候補文字のコードを未知の文字候補として出力する
か否かのリジェクト判定を行うものがある。この場合、
第1候補文字の距離を閾値と比較し、第1候補文字の距
離が閾値以下の場合に第1候補文字のコードを未知の文
字コードとして出力し、第1候補文字の距離が閾値より
大きい場合にはリジェクト信号を出していた。また、特
開平3ー40186号公報に開示の文字認識装置では、
第1の辞書を最も使用頻度の高い文字種についての標準
パターンで構成し、第2の辞書以降は順に使用頻度が低
くなる文字種についての標準パターンで構成した多段構
成の辞書を用いて認識処理を行っている。この場合、認
識処理は先ず第1の辞書で行い、第1候補文字がリジェ
クトされた場合に第2の辞書で認識処理を行い、更に、
第2の辞書でもリジェクトされた場合に第3の辞書で認
識処理を行なっている。
術の問題点として第1候補文字が正解であっても距離が
閾値以上の場合にはリジェクト信号が出力されてしまう
という問題点があった。この問題点は閾値を大きめに取
ることにより軽減される(すなわち、正解文字に対して
リジェクト信号が出力される場合が減少する)が、この
場合、リジェクト信号を出力すべき信号についてもリジ
ェクト信号が出力されにくくなり、誤認識率が増加する
という不都合が生じるので得策ではない。また、特開平
3−40186号公報に開示の文字認識装置については
類似文字の場合、リジェクトの可否判定のための閾値が
近い(閾値間の差が小さい)ため第1の辞書でリジェク
トされた文字は正解であっても第2の辞書以降でもリジ
ェクトされる可能性が高いという問題点があった。
字認識装置に平成5年9月30日出願の特願平5−26
8189に記載の文字認識装置がある。特願平5−26
8189に記載の文字認識装置では、第1の発明として
文字認識装置を、1カテゴリ(1文字種)に対して複数
の辞書を用意するマルチ・テンプレート構成の文字認識
装置において、第1候補文字の距離と閾値との比較に加
えて、第1候補文字の距離が閾値を越える場合に第1候
補文字のコードと他の候補文字のコードを比較し、第1
候補文字のコードと他の候補文字のコードとの一致・不
一致によりリジェクト判定を行うように構成し、リジェ
クト判定性能の向上を図っている。
記載の文字認識装置では、第1候補文字の距離とその第
1候補文字に対応する第1の閾値とを比較し、距離が第
1の閾値より大きい場合には第1候補文字と他の候補文
字のコードを比較し、第1候補文字と他の候補文字のコ
ードが一致した場合には無条件に候補文字のコードを出
力していた。このため、認識対象である未知の文字が実
際には第1候補文字と異なっていても第1候補文字の距
離が第1の閾値以上であって第1候補文字のコードが他
の候補文字のコードと一致すれば第1候補文字のコード
を出力するので結果として誤認識を生じるという問題点
があった。
る。 未知の文字 : 8 第1候補文字 : B 未知の文字との距離 : 210 第2候補文字 : B 未知の文字との距離 : 250 第1の閾値 : 200 第2の閾値 : 100
の文字認識装置では、第1候補文字「B」の距離「21
0」と第1の閾値「200」とを比較すると距離が第1
の閾値より大きいので、第1候補文字「B」と第2候補
文字「B」のコードを比較する。上記例の場合、本来は
未知の文字「8」と第1候補文字「B」とは文字種が異
なるのでリジェクトされるべきであるが、第1候補文字
と他の候補文字のコードが一致しているので認識結果と
して候補文字のコードを出力することとなり、このた
め、認識対象である未知の文字「8」が文字「B」と誤
認識される結果を生じることとなる。
のであり、1カテゴリ(1文字種)に対して複数の辞書
を用意するマルチ・テンプレート構成の文字認識装置に
おいて、最初に第1候補文字のコードと第2候補文字の
コードの比較を行うことによってリジェクト判定性能の
向上および誤認識率の低減を実現する文字認識装置の提
供を目的とする。
めに第1の発明の文字認識装置は、1文字種に対して複
数の辞書を有する文字認識装置であって、1文字分の文
字パターンを入力し、特徴量を抽出して格納する文字特
徴格納部と、抽出された特徴量と辞書部の複数の標準特
徴量との距離計算をそれぞれ行い、該計算で得たそれぞ
れの距離に基づいて複数の候補文字を取りだし、当該各
候補文字のコードおよび距離を格納する認識部と、文字
種毎に構成された複数の、文字コード、閾値、及び該文
字の標準特徴量を含む、辞書を有する辞書部と、(1)
認識部で得た第1候補文字のコードと第2候補文字の
コードとを比較し、(2) 文字コードが一致する場合
に第1候補文字の距離と第1候補文字に対応する辞書の
第1の閾値とを比較し、第1候補文字の距離が該第1の
閾値以下の場合に第1候補文字のコードを認識結果とし
て出力し、第1候補文字の距離が該第1の閾値を越える
場合にはリジェクト信号を出力し、(3) 文字コード
が一致しない場合に、第1候補文字の距離と当該第1候
補文字に対応する第2の閾値を比較し、第1候補文字の
距離が該第2の閾値以下の場合に第1候補文字のコード
を認識結果として出力し、第1候補文字の距離が該第2
の閾値を越える場合にはリジェクト信号を出力する判定
部と、を有することを特徴とする。
装置において、判定部が、(1) 認識部で得た第1候
補文字のコードと第2候補文字のコードとを比較し、
(2) 文字コードが一致する場合に第1候補文字の距
離と第1候補文字に対応する辞書の第1の閾値とを比較
し、第1候補文字の距離が該第1の閾値以下の場合に第
1候補文字のコードを認識結果として出力し、第1候補
文字の距離が該第1の閾値を越える場合にはリジェクト
信号を出力し、(3) 文字コードが一致しない場合
に、第1候補文字のコードと第3候補文字のコードを比
較し、(31) 第1候補文字のコードと第3候補文字
の文字コードが一致する場合に第1候補文字の距離と第
1候補文字に対応する辞書の第2の閾値とを比較し、
第1候補文字の距離が該第2の閾値以下の場合に第1候
補文字のコードを認識 結果として出力し、第1候補文
字の距離が該第1の閾値を越える場合にはリジ ェクト
信号を出力し、(32) 第1候補文字のコードと第3
候補文字の文字コードが一致しない場合に、第1候補文
字の距離と当該第1候補文字に対応する第3の閾値を比
較し、 第1候補文字の距離が該第3の閾値以下の場合
に第1候補文字のコードを認識 結果として出力し、第
1候補文字の距離が該第3の閾値を越える場合にはリジ
ェクト信号を出力する判定部と、を有することを特徴
とする。
置において、iを3以上の自然数とするとき、判定部
が、(1) 認識部で第1候補となった候補文字のコー
ド,第2候補文字のコード,・・・,第i候補文字のコ
ードとを比較し、(2) 全ての文字コードが一致する
場合に第1候補文字の距離と第1候補文字に対応する辞
書の第1の閾値とを比較し、第1候補文字の距離が該第
1の閾値以下の場合に第1候補文字のコードを認識結果
として出力し、第1候補文字の距離が該第1の閾値を越
える場合にはリジェクト信号を出力し、(3) 文字コ
ードが1つでも一致しない場合に、第1候補文字の距離
と当該第1候補文字に対応する第2の閾値を比較し、第
1候補文字の距離が該第2の閾値以下の場合に第1候補
文字のコードを認識結果として出力し、第1候補文字の
距離が該第2の閾値を越える場合にはリジェクト信号を
出力する判定部と、を有することを特徴とする。
判定部で最初に第1候補文字のコードと第2候補文字の
コードの比較を行い、コードが一致する場合に第1候補
文字の距離とその第1候補文字に対応する第1の閾値と
を比較し、距離が第1の閾値より小さい場合には第1候
補文字を認識文字として出力し、距離が第1の閾値より
大きい場合にはリジェクト信号を出力する。また、文字
コードが一致しない場合には第1候補文字の距離と第1
候補文字に対応する第2の閾値を比較し、第1候補文字
の距離が該第2の閾値以下の場合に第1候補文字のコー
ドを認識結果として出力し、第1候補文字の距離が該第
2の閾値を越える場合にはリジェクト信号を出力する。
従って、前述した従来技術のような文字認識装置や第1
候補文字と第2候補文字のコードが一致した場合に無条
件に候補文字のコードを出力する特願平5−26818
9に記載の文字認識装置と比べて誤認識率が低減する。
最初の比較で文字コードが一致しない場合に、更に、第
1候補文字のコードと第3候補文字のコードを比較し、
これら文字コードが一致する場合に第1候補文字の距離
と第1候補文字に対応する辞書の第2の閾値とを比較
し、第1候補文字の距離が該第2の閾値以下の場合に第
1候補文字のコードを認識結果として出力し、第1候補
文字の距離が該第1の閾値を越える場合にはリジェクト
信号を出力する。また、これら文字コードが一致しない
場合には第1候補文字の距離と当該第1候補文字に対応
する第3の閾値を比較し、第1候補文字の距離が該第3
の閾値以下の場合に第1候補文字のコードを認識結果と
して出力し、第1候補文字の距離が該第3の閾値を越え
る場合にはリジェクト信号を出力する。従って、誤認識
率の低減に加えリジェクト判定性能のいっそうの向上が
実現する。
最初の比較で認識部で第1候補となった候補文字のコー
ド,第2候補文字のコード,・・・,第i候補文字のコ
ードとを比較し、全ての文字コードが一致する場合に第
1候補文字の距離と第1候補文字に対応する辞書の第1
の閾値とを比較し、第1候補文字の距離が該第1の閾値
以下の場合に第1候補文字のコードを認識結果として出
力し、第1候補文字の距離が該第1の閾値を越える場合
にはリジェクト信号を出力し、文字コードが1つでも一
致しない場合に、第1候補文字の距離と当該第1候補文
字に対応する第2の閾値を比較し、第1候補文字の距離
が該第2の閾値以下の場合に第1候補文字のコードを認
識結果として出力し、第1候補文字の距離が該第2の閾
値を越える場合にはリジェクト信号を出力する。従っ
て、第2の発明と同様、誤認識率の低減に加えリジェク
ト判定性能のいっそうの向上が実現する。
例の文字認識処理ブロック10の構成図であり、11は
文字特徴格納部、12は認識部、13は辞書部、14は
リジェクト判定部である。文字特徴格納部11は1文字
分のパターンCpを入力し文字パターンCpの特徴量F
dとの距離計算を行う。認識部12は文字特徴格納部1
1での距離計算で得られた距離の小さい順(昇順)に当
該距離および当該距離の文字コードを格納する。辞書部
13は、例えば数字、カタカナなどの標準的な特徴量F
dおよび文字コード等から構成されるテンプレート構成
をなし、各文字種に対して予め複数個のテンプレートを
格納している。ここで、図2は辞書部13の辞書テーブ
ル構成の一例であり、辞書テーブルはテーブル番号N
T,文字コードC,第1の閾値Th1,第2の閾値Th
2,および標準特徴量Fiで構成されている。図2に示
す構成では文字種C1の辞書はテーブル番号1から3ま
で3種類あり、文字種C2の辞書はテーブル番号1,2
の2種類である。なお、特徴量の2番目の添字nは1文
字の特徴数であり、特徴抽出の方法により異なる。
第1候補文字と第2候補文字のコードを比較し、文字コ
ードが一致した場合は第1候補文字の距離d1と第1の
閾値Th1を比較し、距離d1が第1の閾値Th1以下
の場合に第1候補文字のコードを認識結果として出力す
る。また、第1候補となった文字と他の候補文字のコー
ドを比較の結果が文字コード不一致の場合は、認識部1
2で第1候補となった文字の距離d1と第2の閾値Th
2を比較し、距離d1が第2の閾値Th2以下の場合に
第1候補文字のコードを認識結果として出力する。
て説明する。先ず、文字特徴格納部11で1文字分の文
字パターンCpを入力し文字パターンCpの特徴量Fi
を抽出し、格納する。
格納した文字パターンCpの特徴量Fiを取込み、辞書
部13の標準特徴量Fdとの距離DSを全テーブルにつ
いて計算する。そして距離を基準に昇順にソート(分
類)を行い、距離の小さなものから順にの文字候補を取
り出しその文字コードおよび距離を格納する。
作例を示すフローチャートである。ステップS1でリジ
ェクト判定部14は、認識部12で得た第1候補の文字
と第2候補文字のコードを比較する。
ードが一致した場合にはステップS2で認識部12に格
納されている第1候補文字の距離を辞書部13の辞書テ
ーブルの第1の閾値と比較し、第1候補文字の距離が第
1の閾値以下の場合はステップS5で第1候補文字のコ
ードを認識結果として出力し、第1の閾値を越える場合
はステップS4でリジェクト信号を出力する。
文字コードが一致しなかった場合にはステップS3で認
識部12に格納されている第1候補文字の距離を辞書部
13の辞書テーブルの第2の閾値と比較し、第1候補文
字の距離が第2の閾値以下の場合はステップS5で第1
候補文字のコードを認識結果として出力し、第2の閾値
を越える場合はステップS4でリジェクト信号を出力す
る。
C1の文字を’A’、文字コードC2の文字を’B’と
し、第1の閾値Th11,Th12,Th13,Th1
4,Th15を200、第2の閾値Th21,Th2
2,Th23,Th24,Th25を100としたと
き、未知の文字の文字パターンCpが’A’であり、認
識部12では次のような結果を得たものとする。第1候
補文字について、 テーブル番号・・・1、文字コード・・・C1,距離・
・・170 第2候補文字について、 テーブル番号・・・2、文字コード・・・C1,距離・
・・210 この場合、リジェクト判定部14は図3の処理フローに
従いステップS1で第1候補の文字コードと第2候補の
文字コードを比較し、両者が一致しているのでステップ
2に移行する。ステップS2では第1候補文字の距離’
170’が第1の閾値Th11(=200)よりも小さ
いのでステップS5に移行し第1候補の文字コードC1
が認識結果として出力される。
認識部12では次のような結果を得たものとする。第1
候補文字について、 テーブル番号・・・4、文字コード・・・C2,距離・
・・170 第2候補文字について、 テーブル番号・・・2、文字コード・・・C1,距離・
・・210 この場合、リジェクト判定部14は図3の処理フローに
従いステップS1で第1候補の文字コードと第2候補の
文字コードを比較し、両者が一致していないのでステッ
プ3に移行する。ステップS3では第1候補文字の距
離’170’が第2の閾値Th21(=100)よりも
大きいのでステップS4に移行し、リジェクト信号が出
力される。
2候補文字のコードとの比較のみを行っているが、これ
に限られず図4に示すように第1候補文字のコードと第
2候補文字のコードが異なる場合に、更に、ステップS
3’で第1候補文字のコードと第3候補文字のコードの
比較を行い、第1候補文字のコードと第3候補文字のコ
ードが一致した場合にステップS7で第1候補文字の距
離と第2の閾値を比較し、第1候補文字の距離が第2の
閾値以下の場合はステップS5に移行して第1候補文字
のコードを認識結果として出力し、第1候補文字の距離
が第2の閾値を越える場合はステップS4に移行してリ
ジェクト信号を認識結果として出力するようにし、第1
候補文字のコードと第3候補文字のコードが一致しない
場合にステップS6で第1候補文字の距離と第3の閾値
を比較し、第1候補文字の距離が第3の閾値以下の場合
はステップS5に移行して第1候補文字のコードを認識
結果として出力し、第1候補文字の距離が第2の閾値を
越える場合はステップS4に移行してリジェクト信号を
認識結果として出力すするように構成してもよい。
コードと第3候補文字のコードが一致しない場合に第1
候補文字のコードと第4候補文字のコードの比較を行い
・・・、第1候補文字のコードと第4候補文字のコード
が一致しない場合に第1候補文字のコードと第5候補文
字のコードの比較を行い・・、と拡張することもでき
る。
第1候補文字のコード,第2候補文字のコード,および
第3候補文字のコードを比較し第1候補文字のコード,
第2候補文字のコード,および第3候補文字のコードが
全て等しい場合に、ステップS2で第1候補文字の距離
を第1の閾値と比較し、第1候補文字の距離が第1の閾
値以下の場合はステップS5で第1候補文字のコードを
認識結果として出力し、第1の閾値を越える場合はステ
ップS4でリジェクト信号を認識結果として出力し、第
1候補文字のコード,第2候補文字のコード,または第
3候補文字のコードが一つでも一致しなかった場合には
ステップS3で第1候補文字の距離を辞書部第2の閾値
と比較し、第1候補文字の距離が第2の閾値以下の場合
はステップS5で第1候補文字のコードを認識結果とし
て出力し、第2の閾値を越える場合はステップS4でリ
ジェクト信号を認識結果として出力するように構成して
もよい。
コード,第2候補文字のコード,第3候補文字のコー
ド,および第4候補文字のコードを比較し、第1候補文
字のコード,第2候補文字のコード,第3候補文字のコ
ード,および第4候補文字のコードが全て等しい場合に
ステップS2へ、等しくない場合にステップS3に移行
するよう構成することもでき、これを拡張して、ステッ
プS1’で第1候補文字,第1候補文字のコード,第2
候補文字のコード,・・・,および第i候補文字のコー
ドを比較し、第1候補文字のコード,第2候補文字のコ
ード,・・・および第i候補文字のコードが全て等しい
場合にステップS2へ、等しくない場合にステップS3
に移行するよう構成することもできる。
識装置は、第1候補文字のコードと第2候補文字のコー
ドの比較を行い、その結果により第1候補文字の距離と
その第1候補文字に対応する第1の閾値との閾値判定を
行い、閾値判定の結果により第1候補文字を認識文字と
して出力するか、或いはリジェクト信号を出力するの
で、従来技術の文字認識装置に比べいっそうの誤認識率
の低減を実現できる。
一致しない場合に、更に、第1候補文字のコードと第3
候補文字のコードを比較し、第1候補文字の距離と当該
第1候補文字に対応する第3の閾値を比較し、第1候補
文字の距離が該第3の閾値以下の場合に第1候補文字の
コードを認識結果として出力し、第1候補文字の距離が
該第3の閾値を越える場合にはリジェクト信号を出力す
るので、誤認識率の低減に加えリジェクト判定性能のい
っそうの向上が実現する。
1候補となった候補文字のコード,第2候補文字のコー
ド,・・・,第i候補文字のコードとを比較し、全ての
文字コードが一致するか否かにより、第1候補文字の距
離とその第1候補文字に対応する第1の閾値との閾値判
定を行い、閾値判定の結果により第1候補文字を認識文
字として出力するか、或いはリジェクト信号を出力する
ので、誤認識率の低減に加えリジェクト判定性能のいっ
そうの向上が実現する。
認識処理ブロックの構成図である。
チャートである。
チャートである。
チャートである。
Claims (3)
- 【請求項1】 1文字種に対して複数の辞書を有する文
字認識装置であって、1文字分の文字パターンを入力
し、特徴量を抽出して格納する文字特徴格納部と、 前記抽出された特徴量と辞書部の複数の標準特徴量との
距離計算をそれぞれ行い、該計算で得たそれぞれの距離
に基づいて複数の候補文字を取りだし、当該各候補文字
のコードおよび距離を格納する認識部と、 文字種毎に構成された複数の、文字コード、閾値、及び
該文字の標準特徴量を含む、辞書を有する辞書部と、
(1) 認識部で得た第1候補文字のコードと第2候補
文字のコードとを比較し、(2) 文字コードが一致す
る場合に第1候補文字の距離と第1候補文字に対応する
辞書の第1の閾値とを比較し、第1候補文字の距離が該
第1の閾値以下の場合に第1候補文字のコードを認識結
果として出力し、第1候補文字の距離が該第1の閾値を
越える場合にはリジェクト信号を出力し、(3) 文字
コードが一致しない場合に、第1候補文字の距離と当該
第1候補文字に対応する第2の閾値を比較し、第1候補
文字の距離が該第2の閾値以下の場合に第1候補文字の
コードを認識結果として出力し、第1候補文字の距離が
該第2の閾値を越える場合にはリジェクト信号を出力す
る判定部と、を有することを特徴とする文字認識装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の文字認識装置において、
判定部が、 (1) 認識部で得た第1候補文字のコードと第2候補
文字のコードとを比較し、 (2) 文字コードが一致する場合に第1候補文字の距
離と第1候補文字に対応する辞書の第1の閾値とを比較
し、第1候補文字の距離が該第1の閾値以下の場合に第
1候補文字のコードを認識結果として出力し、第1候補
文字の距離が該第1の閾値を越える場合にはリジェクト
信号を出力し、 (3) 文字コードが一致しない場合に、第1候補文字
のコードと第3候補文字のコードを比較し、(31)
第1候補文字のコードと第3候補文字の文字コードが一
致する場合に第1候補文字の距離と第1候補文字に対応
する辞書の第2の閾値とを比較し、 第1候補文字の距
離が該第2の閾値以下の場合に第1候補文字のコードを
認識 結果として出力し、第1候補文字の距離が該第1
の閾値を越える場合にはリジ ェクト信号を出力し、
(32) 第1候補文字のコードと第3候補文字の文字
コードが一致しない場合に、第1候補文字の距離と当該
第1候補文字に対応する第3の閾値を比較し、 第1候
補文字の距離が該第3の閾値以下の場合に第1候補文字
のコードを認識 結果として出力し、第1候補文字の距
離が該第3の閾値を越える場合にはリジ ェクト信号を
出力する判定部と、を有することを特徴とする文字認識
装置。 - 【請求項3】 請求項1記載の文字認識装置において、
iを3以上の自然数とするとき、判定部が、(1) 認
識部で第1候補となった候補文字のコード,第2候補文
字のコード,・・・,第i候補文字のコードとを比較
し、(2) 全ての文字コードが一致する場合に第1候
補文字の距離と第1候補文字に対応する辞書の第1の閾
値とを比較し、第1候補文字の距離が該第1の閾値以下
の場合に第1候補文字のコードを認識結果として出力
し、第1候補文字の距離が該第1の閾値を越える場合に
はリジェクト信号を出力し、(3) 文字コードが1つ
でも一致しない場合に、第1候補文字の距離と当該第1
候補文字に対応する第2の閾値を比較し、第1候補文字
の距離が該第2の閾値以下の場合に第1候補文字のコー
ドを認識結果として出力し、第1候補文字の距離が該第
2の閾値を越える場合にはリジェクト信号を出力する判
定部と、を有することを特徴とする文字認識装置。
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JP10057495A JP3659688B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 文字認識装置 |
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JP10057495A JP3659688B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 文字認識装置 |
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JPH08272910A true JPH08272910A (ja) | 1996-10-18 |
JP3659688B2 JP3659688B2 (ja) | 2005-06-15 |
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JP10057495A Expired - Fee Related JP3659688B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 文字認識装置 |
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