JPH08270356A - 地中ドリルに掘削手段を着脱自在に保持するインサート - Google Patents

地中ドリルに掘削手段を着脱自在に保持するインサート

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JPH08270356A
JPH08270356A JP7164332A JP16433295A JPH08270356A JP H08270356 A JPH08270356 A JP H08270356A JP 7164332 A JP7164332 A JP 7164332A JP 16433295 A JP16433295 A JP 16433295A JP H08270356 A JPH08270356 A JP H08270356A
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drill
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    • E21B23/00Apparatus for displacing, setting, locking, releasing, or removing tools, packers or the like in the boreholes or wells
    • E21B23/03Apparatus for displacing, setting, locking, releasing, or removing tools, packers or the like in the boreholes or wells for setting the tools into, or removing the tools from, laterally offset landing nipples or pockets
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E21B10/00Drill bits
    • E21B10/64Drill bits characterised by the whole or part thereof being insertable into or removable from the borehole without withdrawing the drilling pipe
    • E21B10/66Drill bits characterised by the whole or part thereof being insertable into or removable from the borehole without withdrawing the drilling pipe the cutting element movable through the drilling pipe and laterally shiftable
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    • EFIXED CONSTRUCTIONS
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    • E21B25/00Apparatus for obtaining or removing undisturbed cores, e.g. core barrels, core extractors
    • E21B25/02Apparatus for obtaining or removing undisturbed cores, e.g. core barrels, core extractors the core receiver being insertable into, or removable from, the borehole without withdrawing the drilling pipe

Abstract

(57)【要約】 【目的】 地中ドリル12に掘削手段22を着脱可能に
保持する。 【構成】 インサート24の外周面と地中ドリル12の
内周面との間の掘削位置に掘削手段22をインサートが
保持する装着位置と、インサート24の外周面と地中ド
リル12の内周面との間から掘削手段22を解放するた
めにインサート24が引き戻される回収位置との間を移
動可能な円筒形の部材を含むインサート。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地中ドリルに掘削手段を
着脱自在に保持するインサートに係わり、特に、しかし
限定するわけではないが、コアサンプリングドリルのド
リルビットおよび(または)リーマーの作業位置で交換
する装置のインサートに関する。
【0002】
【従来の技術】地中ドリルでは、ドリルビットを地中ド
リルのドリルストリングの下端部に着脱可能に取り付け
て、このドリルビットで地中に穴を掘削することが普通
とされている。リーマーはドリルストリングとドリルビ
ットとの間に連結されて、掘削穴の周壁面を切削(re
am)するようになすことが普通である。ドリルストリ
ングは個々のドリルロッドを螺合して形成される。ドリ
ルロッドは一般に1.5、3または6メートルの固定長
とされている。ドリルの地中への貫入が進むにつれて、
ドリルストリングの上端部に追加ドリルロッドが螺合連
結される。掘削時には、ドリルビットが切れなくなった
結果として、または地盤の変化により、ドリルビットお
よびリーマーの交換が必要になる。ドリルビットはリー
マーよりも頻繁(通常は少なくとも6倍ほど頻繁)に交
換される。ドリルビットまたはリーマーを交換するため
には、ロッドを1本ずつ操作してドリルストリング全体
を地中から抜き出し、ドリルビットを交換し、そして掘
削の再開のためにロッドを1本ずつ組み付けてドリルス
トリングを再組み立てしながら地中に降下させねばなら
ない。ドリルビット/リーマーを交換するときのドリル
ストリングの完全な抜き出し、分解および再組み立て
は、時間および費用のかかる作業であり、穴が深くなっ
てドリルストリングが長くなるほど費用は増大する。
【0003】この問題を解決するために、少なくともド
リルビットに関する限りでは、ドリルストリングの下端
部に着脱可能に装着され、またドリルストリングが作業
位置に保持されたままの状態で、ドリルストリングを通
して交換のために係合解除且つ緊縮することのできる緊
縮式ドリルビットを使用することによって、ドリルスト
リングを掘削穴から抜き出す必要性をなくす幾つかの試
みがこれまで行われてきた。しかしながら、これらの試
みは様々な理由によって商業的に成功するとは立証され
ていない。これらの理由には、設計および適用が極めて
困難なために非常に多くの故障モードが生じて、および
(または)製造や、運用状態の維持が高価になること;
ドリルビットセグメントにバリ(burring)を生
じたり詰まらせる掘削流体および異物で閉塞する傾向が
あること;ドリルストリングとの係合によりドリルビッ
トセグメントの整合不良が生じること;ドリルストリン
グの内管に対してドリルビットが取り付けられるために
コアサンプルの直径が小さくなること;貫入速度が低下
すること;およびドリルビットセグメントが個別に破損
することが含まれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来技術の欠点の少なくとも1つの解決を試みる装
置のインサートであって、地中ドリル用のドリルビット
および(または)リーマーを作業位置のままで交換する
装置のインサートを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、地中ド
リルに掘削手段を着脱可能に保持するインサートであっ
て、前記地中ドリルの内部を、前記インサートの外周面
と前記地中ドリルの内周面との間の掘削位置に前記掘削
手段を前記インサートが保持する装着位置と、前記イン
サートの前記外周面と前記地中ドリルの前記内周面との
間から前記掘削手段を解放するために前記インサートが
引き戻される回収位置との間を移動可能な実質的に円筒
形の部材を含むインサートが提供される。そして前記イ
ンサートは、前記掘削手段および前記掘削位置を保持し
て前記掘削手段を受け入れるために、前記外周壁面のま
わりで且つ前記部材の下端部に形成された複数の半径方
向に間隔を隔て長手方向に延在するキー溝を更に含むこ
とが好ましい。前記インサートの上端部は、前記掘削手
段が前記地中ドリルに装着されているときに前記掘削手
段を前記ドリルの長手軸線のまわりに回転させる形状で
あり、これにより前記掘削手段を前記キー溝に整合させ
るようになされていることが好ましい。前記インサート
の前記上端部は、前記掘削手段を前記地中ドリルへ、ま
たその地中ドリルから移送するために使用される工具に
接触するようになされた2つの対向する頂点を備えてお
り、前記工具が前記頂点に当接するとき、前記工具は前
記ドリルの長手軸線のまわりに回転でき、これにより前
記掘削手段を前記キー溝に整合させるようになされるこ
とが好ましい。前記インサートを前記装着位置と前記回
収位置との間で長手方向に移動させるようにガイドする
ガイド手段を更に含むことが好ましい。前記インサート
は、前記ガイド手段が、前記地中ドリルの前記内周面に
形成されている溝またはレールに係合するようになされ
た前記インサートの前記外周面に形成されているレール
または溝を含むことが好ましい。前記インサートは、前
記地中ドリルが穴を掘削するために作動されたとき、前
記掘削手段を冷却しまた潤滑するために使用される流体
の流路を形成するために、前記インサートの内周面に形
成された複数の長手方向に延在する溝を更に含むことが
好ましい。前記インサートは、前記回収位置へ前記イン
サートを移動させるように前記工具が先ず上方へ第1の
距離だけ移動されるとき、前記工具に係合する第1止め
具を更に含むことが好ましい。前記インサートは、前記
工具が前記第1の距離だけ引き上げられるとき、前記止
め具から前記工具を解除させるための解除手段を更に含
むことが好ましい。前記インサートは、前記第1止め具
が前記円筒形部材に切り欠かれた凹部であることが好ま
しい。また前記インサートは、上方向に向かって、前記
解除手段が前記凹部から前記円筒形部材の内周面へ導か
れたテーパーの付された面を含むことが好ましい。
【0006】
【実施例】図1は地中ドリル12のドリルビットの形態
をなす掘削手段を作業位置のまま交換する第1の実施例
の装置10を示している。ドリルビット12は複数のド
リルロッド14が相互連結されて構成されており、これ
らのドリルロッドが一緒になってドリルストリングを形
成している。掘削穴の周壁面を削るための標準的なリー
マー16が最下ロッド14の自由端部に螺合されてい
る。この装置10は複数の独立しているが相互に作用す
る部材を含み、これらの部材には、ドリル12の下端部
に連結されるようになされた駆動組立体18の形態をし
た管状部材、ドリル12を通して移動できる寸法とされ
て、ドリルビットセグメント22(図18、図19およ
び図23を参照)を駆動副組立体18へまた該駆動副組
立体から搬送するための装着および回収工具20、およ
びインサートがビットセグメント22を駆動副組立体1
8内に保持する装着位置と、ドリル12から抜き出すた
めにインサート24が引き戻されてビットセグメント2
2が工具20上に緊縮できるようにする回収位置との間
をスライド可能に部材18の内部に保持された実質的に
円筒形のインサート24が含まれる。
【0007】図14および図17を参照すると、内周壁
面26は駆動副組立体18の下端部28にビットセグメ
ント22を座着させるための座着手段30を備えてい
る。座着手段30は内面26に沿って円周方向に延在す
るランド32を含み、これに続いて下部方向へ一連のテ
ーパーの付いた平坦面が形成され、これらの面の最下位
置に凹部58が形成されている。特に、ランド32に続
いて以下の順で下流へ向けて面が形成されている。すな
わち、駆動副組立体18の長手方向の中心軸線36から
離れる方向へテーパーを付された面34;軸線36と平
行に延在する面38;軸線36へ向かうテーパーを付さ
れた面40;軸線36から離れる方向へテーパーを付さ
れた面42;軸線36へ向かうテーパーを付された面4
6;および軸線36から離れる方向へテーパーを付され
且つ駆動副組立体18の長手方向端部50へ延在する面
48である。面48に続いて、軸線36および端部50
の両方から離れる方向へテーパーを付された面52が形
成され、この面は駆動副組立体18の外周面54へ至
る。
【0008】複数の駆動ラグ56が面46に備えられて
いる。隣接する駆動ラグ56は凹部58を画成してお
り、掘削時にはこの凹部の中にビットセグメント22の
下端部が保持される。図15で最も明白となるように、
駆動ラグ56の幅は軸線36へ向かって半径方向で減少
されている。軸線36と平行に延在した1対の対向する
溝60が駆動副組立体18の端部の内側にて壁面26に
機械加工されている。ロッキングクリップ62(図21
および図22を参照)が各溝60の上端部64に挿入さ
れる。各ロッキングクリップの下端部は面65が形成さ
れ、この面は内壁面26へ向かうテーパーを付されてお
り、ばねクリップ66が内壁面26と対向する面のクリ
ップの上端部の近くに取り付けられている。図18およ
び図19を参照して説明すると、ビットセグメント22
は駆動副組立体18の座着手段30と組み合うように付
形されている。ビットセグメントはシャンク68と、こ
のシャンク68の下端部に形成された地盤に係合して掘
削するためのクラウン70とを含む。クラウン70はダ
イヤモンドおよび金属のマトリックスを典型的に含む。
使用において、クラウンの接地面72が磨耗するにつれ
て、新しいダイヤモンドが露出して掘削を促進するよう
にされる。
【0009】ビットセグメント22の側面74(図19
で上側に示されている)は駆動副組立体18の内面26
と向き合わされる。シャンク68の側面74は、クラウ
ン70から始まって以下の順に並んだ面を含む(軸線3
6は図18に都合のよい基準として点線で示されてい
る)。すなわち、軸線36へ向かうテーパーを付された
面76;軸線36と平行に延在する面77;軸線36か
ら離れる方向へテーパーを付された面78;軸線36へ
向かうテーパーを付された面80;軸線36と平行に延
在する平坦面82;軸線36から離れる方向へテーパー
を付された面84;軸線36へ向かうテーパーを付され
た面86;軸線36と平行に延在する面80である。面
88の次ぎに面92に至る急なステップ90が続いてお
り、面92は軸線36へ向かうテーパーを付されている
とともに、シャンク68の端部94まで延在している。
【0010】シャンク68の反対側面96は、端部94
からクラウン70へ向かう方向にて以下の順に並んだ面
を含む。すなわち、軸線36へ向かうテーパーを付され
た面98;軸線36と平行に延在する平坦面100;軸
線36へ向かうテーパーを付された面102;および軸
線36と平行に延在する平坦面104である。図20に
最も明確に示されるように、クラウン70は環状の扇形
形状であり、内側円弧面106および外側円弧面108
を有して形成され、外側円弧面108の長さは内側円弧
面106のそれよりも長い。掘削面72と反対側のクラ
ウン70の面は、外面108から外面106へ向かう方
向において以下の順に並べられた面を備えている。すな
わち掘削面72と平行に延在する面110;掘削面72
へ向けて傾斜してシャンク68の隣接面76にて終端す
る面112、掘削面72から離れる方向へテーパーを付
されて円弧面106にて終端する面114である。面1
12および76はV形凹部116を形成しており、この
凹部は駆動副組立体18の面48および52と係合する
(図24に見られるように)。
【0011】図2〜図9を参照すると、工具20は主本
体部分118を含み、この上に選択スリーブ120がス
ライド可能且つ回転可能に保持される。本体118の上
端部120は標準的なワイヤーラインアダプター124
を取り付けるためのスクリューねじを備えている。一対
の対向する長手方向の溝(図示せず)が本体118の端
部122に機械加工され、リング126をスライド可能
に保持するようになされている。このリングはその内周
面に1対の突起(図示せず)を備えており、これらの突
起が溝内に係合してリング126を本体118の長手方
向にスライドできるようにしている。ワイヤーラインア
ダプター124とリング126との間に保持されたばね
128は、端部122から離す方向へリング126およ
びスリーブ120を押圧するように作用する。突起13
0はスリーブ120に隣接するリング126の端部に形
成され、2つのモードの一方にてスリーブ120の隣接
する端部に切り欠かれた選定凹部132,134に係合
する。
【0012】本体118は内側凹部136を備えてお
り、この内側凹部は1対の装着ラッチドッグ138を収
容する。ピン140は両方のラッチドッグ138の一端
部を通して延在し、本体118をスリーブ120に連結
する。ピン140は本体118に形成されている長手方
向溝(図示せず)およびスリーブ120に形成されてい
る横方向に延在する溝142の中に係合する。ピン14
0の各端部は、溝142の周囲のまわりに形成されてい
るリップ143に座着する。これが、本体118とスリ
ーブ120との間の連結を与え、スリーブは本体118
に相対的に対して長手方向にスライドできるとともに回
転できるようにするのである。第2のピン144はピン
140と平行に延在し、本体118に形成された長手方
向溝148に係合する。ばね150はラッチドッグ13
8の対向する両端をピン144に連結している。ばね1
50は、本体118の横方向へ且つスリーブ120に切
り欠かれた開口すなわち溝139(図4および図7を参
照)を通して突出させるようにラッチドッグを押圧す
る。ラッチドッグ138の各々はインサート24に当接
する支持面152を備えている。
【0013】装着ラッチドッグ138と同様な1対の回
収ラッチ手段154が端部122とは反対側のラッチド
ッグ138の側にて工具20に備えられている。しかし
ながら、回収ラッチドッグ154はラッチドッグ138
を受け入れる平面に対して直角に配置された平面内に配
置される。更に、回収ラッチドッグは装着ラッチドッグ
138とは反対の概念で配向されている。すなわち、回
収ラッチドッグ154の端部156はばね(図示せず)
で本体118の横方向に且つスリーブ120に切り欠か
れた溝155(図4および図8を参照)を通して突出す
るように押圧されており、反対両端158は本体118
を通して延在するピン160で保持されている。支持面
162はインサート24と係合するように回収ラッチド
ッグ154の端部156に形成されている。図4および
図8から最も明白になるように、装着ラッチドッグ溝1
39は回収ラッチドッグ溝155の幅よりも広い。
【0014】長方形の空間164が回収ラッチドッグ1
54に隣接して本体118に形成されている。空間16
4の一端部166の長手方向に穴が延在しており、この
穴は円筒形凹部170に通じている。凹部170は、本
体118の切頭円錐形の端部172を通して延在する。
空間164、穴168および凹部170は一緒になって
クレードル176のための側路174を形成しており、
クレードルの上にビットセグメント22が取り付けられ
る。クレードル176は中央バー178を含み、この中
央バーからその一端部でねじ付きステム180が同軸的
に延在して、反対端部はストップ182で終端してい
る。ステム180は凹部170および穴168を通し
て、空間164の中へ延在する。ステム168に隣接す
るバー178の端部は凹部170内にスライド可能に受
け入れられる。ばね184は、ステム180に螺合され
た張力調整ナット186および空所164のチューブ1
66の間にてステム180に保持される。ナット186
の反対両端部188および190は、ナット168の中
心から半径方向へ厚さが減少するようにテーパーを付さ
れている、すなわち傾斜されている。
【0015】1対のロッキングピン(図示せず)が本体
118に形成されているそれぞれの凹部192に配置さ
れている。これらのピンはそれぞれの凹部192の中に
スリーブ120で保持され、またスリーブ120の相対
的な移動により選択的に空間164の中に突出し、また
空間から引き戻されることのできる端部を有している。
図9を参照すると、スリーブ120の内周壁面194は
円周溝196を備えている。溝196が凹部192の上
に位置するようにスリーブ20が位置決めされると、そ
の内部のピンの端部は空間164から引き戻されてばね
184が伸長できるようにする。しかしながら、溝19
6が凹部192の上に位置しないようにスリーブ120
が位置決めされると、ピンの端部は平坦面194に当接
して空間164の内部へ延在するように保持される。こ
の状態で、ピンはナット186に当接して、ばね184
を圧縮状態に保持する。
【0016】ビットセグメント22を装着するために工
具20が装填されるとき、セグメントはバー178のま
わりのに半径方向に配置され、クラウン170はストッ
プ182に当接する。各ビットセグメント22の面98
は本体118の切頭円錐形端部172の大径端部に係止
される。弾性バンド198がビットセグメント22をそ
れぞれの面82の周りで取り囲んで、クレードル176
の上にビットセグメントを保持する。複数のリッジ20
0がスリーブ120の外面に備えられており、これらの
リッジはスリーブ120の長手方向に平行に延在してい
る。リッジ200は等間隔とされ、隣接するリッジどう
しが浅い溝202を画成して、工具20がドリル12を
通して下ろされたときに、この溝を通して流体は流れる
ことができる。インサート24(図11〜図13を参
照)はビットセグメント22を弾性バンド198に抗し
て拡張させ、駆動副組立体18の内面に圧し当てて掘削
位置へビットセグメント22を位置決めするために備え
られている。
【0017】インサート24は、上端部204から突出
する反対両側の1対の頂点206を有する円筒チューブ
の形態とされている。各頂点の側面は下流方向へ鋭く傾
斜して、頂点206を引き離している平坦面208へ至
る。1対の長手方向に延在するレール210は、インサ
ート24の外周面212から外方へ突出している。これ
らのレール210は駆動副組立体18の溝60に係合す
る。長手方向に延在する溝214(一方のみ示されてい
る)の形態とされた1対の対向する止め具がインサート
24に切り欠かれて、回収ラッチドッグ154を係合さ
せるようになされている。各溝214の上流端は、上流
へ向かう方向にてインサート214の内面へ向けて傾斜
するように斜面を形成されている。頂点206と対向す
るスリーブ24の端部は複数の長手方向に延在するキー
溝218を備えている。隣り合うキー溝218は、ラグ
220で間隔を隔てられている。水路222がインサー
ト24の内面の長さに沿って機械加工されている。水路
は、ビットの冷却、潤滑およびフラッシュに使用された
水を流す通路を与える。
【0018】リーマーセグメント(図27および図28
を参照する)を交換するための工具20’(図26を参
照)は、ドリルビットセグメント22の交換用に使用さ
れた工具20と構造的且つ機能的に同じである。したが
って、工具20の説明に関して使用した符号がこの工具
20’の同様な特徴を示すために使用されている。ワイ
ヤーラインアダプター124’は工具20’の上端部1
22に螺合される。ばね128’はワイヤーラインアダ
プター124’とリング126’との間に介在される。
工具20によるように、リング126’はスリーブ12
0’の上端部に切り欠かれた凹部(図示せず)に係合す
る突起130を備えているならば、工具126’の長手
方向にスライド可能である。装着ラッチドッグ138’
および回収ラッチドッグ154’は、工具20のそれら
と同じである。工具20’と工具20との間の本質的な
相違点は、クレードル176’が本体118’の下端部
のまわりに半径方向に形成された複数の切り欠き227
を含むことである。切り欠きの各々の上端部は斜面22
8を備えており、この斜面は本体118’の外面に至
る。更に、スリーブ120’は複数の開口230を備
え、これらの開口は切り欠き227の上に位置される。
半径方向内方へ向いたリップ232は、各開口230下
端部に備えられる。
【0019】工具20および224の間の他の相違点
は、装着ラッチドッグおよび回収ラッチドッグのピンが
保持される溝の長さである。特に、工具20’のこの長
さは(例えば溝148’を参照)、工具20の対応する
溝の長さよりも格段に長い。標準的なオーバーショット
アタッチメント234が工具224の下端部に連結され
て、工具20のワイヤーラインアダプター124と連結
されるようになされる。この連結は、工具20および2
0’が互いに回転することを許容する。リーマーセグメ
ント226はドリル12に取り付けられるか、ドリルか
ら取り外されるときに、切り欠き227内に保持され
る。リーマーセグメント226は傾斜面を有する長方形
プリズムの形状とされている。各セグメント226は長
方形プレート236上に取り付けられる。直立リップ2
38および240がプレート326の上端部および下端
部を横断して延在する。プレート236のリップ240
および上端部の両方とも斜面を形成されて、上流へ向か
って互いに収斂するようになされる。
【0020】セグメント226はゴムバンド242およ
び244で切り欠き227内に保持され、これらのゴム
バンドは対応するセグメント226の端部に隣接するプ
レート236を取り囲む。補助駆動副組立体18’とさ
れた管状部材は、リーマーセグメント226を掘削位置
に保持するためにドリルに螺合される。補助駆動副組立
体18’は座着手段を備えており、この座着手段は駆動
副組立体18’の内周壁面から内方に突出したランド3
2’と、ビットセグメント226を座着させるための傾
斜縁248を有する切り欠き246(1つだけが示され
ている)とを含む。凹部250が各切り欠き246の下
流端部に隣接して駆動副組立体18の内面に切り欠かれ
て、リップ238を受け入れるようになされる。
【0021】補助インサート24’は補助駆動副組立体
18で保持され、セグメント226を切り欠き位置に選
択的に保持し、またセグメント226を交換のために解
放させる。インサート24’は、インサート24のキー
溝218およびラグ220を含まないことを除いて、イ
ンサート24と本質的に同じである。工具20’は、イ
ンサート24’がセグメント226を掘削位置に位置決
め保持する装着位置と、インサート24’がセグメント
を解放させるために引き戻されて、セグメントが弾性バ
ンド242および244の作用で工具226上に緊縮で
きるようになされる回収位置との間で、インサート2
4’をスライドさせるために使用される。
【0022】図1を再び参照すると、地中ドリル12
は、この実施例では例えばロンガイヤーズ(RONGY
EARS)で製造されている形式のコアサンプリングド
リルとされている。コアサンプリングドリルは、ドリル
12の下端部に保持されたランドリング252を典型的
に含んでいる。このランドリング252は都合のよいコ
アサンプル胴体254(図24および図25を参照)の
通過を一時停止させるために使用される。コアサンプル
胴体254の頂部はランドリング252上に係止され
て、コアサンプル胴体254がドリル12から脱落する
ことを防止する。コアサンプル胴体254は掘削した地
盤のコアサンプルを集めて保持するために使用される。
コアサンプル胴体が満杯になったならば、掘削は停止さ
れ、コアサンプルを切断するように掘削穴の底部からド
リルが持ち上げられ、その後コアサンプル胴体はワイヤ
ーライン256によりドリルを通して上昇される。
【0023】装置10がドリルビットだけを作業位置の
まま交換するために使用される場合は、従来のコアサン
プリングドリルビット(図示せず)がリーマーと螺合さ
れる駆動副組立体18と交換される。装置10がリーマ
ーの作業位置のままの交換を可能にするために使用され
るならば、標準的なリーマー16は取り外されて駆動副
組立体18と交換される。インサート24/24’は、
対応する駆動副組立体18および18’内に常に保持さ
れる。工具20および20’は、ビットセグメント22
および226の装着および回収のためにそれぞれドリル
内へ下ろされ、または取り出される。工具20および2
0’が取り外されると、標準コアサンプル胴体254が
ドリル12の中に下ろされることができ、コアサンプル
の取り外しのためにインサート24および24’を通過
される。装置10の作動方法がドリルビットセグメント
の交換に関連してここで説明される。
【0024】駆動副組立体18は標準的なコアサンプリ
ングドリルのリーマー16に螺合される。工具20はス
リーブ120をリング126に相対的に回転させて装着
モードに設定され、これにより突起130は装着モード
の選択凹部132に係合される。クレードル176は本
体118から延ばされてばね184を圧縮し、このばね
は端部が空間164内へ延在されているロッキングピン
(図示せず)によって圧縮状態に保持される。この状態
において、装着ラッチドッグ138はスリーブ120の
溝139から横方向へ突出する。しかしながら回収ラッ
チドッグ154は溝155と整合されておらず、それ故
にスリーブ120の範囲内にて圧縮状態に保持される。
ビットセグメント22はクレードル176上に装填さ
れ、各ビットセグメント22の面82に接触する弾性バ
ンド198により所定位置に保持される。各ビットセグ
メントのクラウン70はストップ182に当接する。イ
ンサート24は駆動副組立体18内に配置され、クリッ
プ62で座着手段30の上方に保持される。インサート
24は頂点206が上流へ向くように配向される。イン
サート24のレール210が溝60に係合して、駆動副
組立体18の内側に沿ってインサート24がスライドで
きるようにする。
【0025】工具20はワイヤーラインアダプター12
4を経て標準的なワイヤーラインに連結され、装着ラッ
チドッグ138を圧縮する搬送スリーブ260(図29
に示される)に挿入される。次ぎにこの搬送スリーブ2
60は工具20とともにドリル12の中央を通して降下
される。工具20の降下速度を増大させるためにスリー
ブの上端部に搬送スリーブ用の錘262(図30を参
照)を取り付けることができる。搬送スリーブ260の
降下はランドリング252に当接して一時停止される。
しかしながらリング252の内径よりも小さな外径を有
する工具20は降下を続ける。工具20がランドリング
252を通過するとき、装着ラッチドッグ138はばね
150によりスリーブ120に形成された溝139から
突出するように押圧される。ラッチドッグ138の支持
面152は頂点206に接触し、これにより支持面15
2が平坦面208上に位置して頂点206を引き離す位
置となるまで、工具20を回転させる。工具20のこの
回転は、駆動副組立体18の凹部56およびインサート
24のキー溝218に対するビットセグメント22の正
確な整合を保証する。
【0026】ラッチドッグ138は頂点206と衝突し
て短い距離を後方へ駆動され、スリーブ20の相当の移
動を生じる。この作用により、溝196は凹部192上
に位置され、内部に位置されたピン(図示せず)が空間
164から引き戻されて、ばね184が拡張できるよう
にする。これはクレードル176を本体118内に収納
させる。各ビットセグメントの面98は切頭円錐端部1
72に沿ってスライドして本体118の横方向へ延在
し、内壁面22(図23を参照)に接触する。工具12
0が降下を続けると、シャンク68のステップ90が駆
動副組立体18のラッチドッグ32に係合する。
【0027】工具120の引き続く降下移動は、インサ
ート24を平坦面208に支持される装着ラッチドッグ
138で下方へ引き下ろす。各ビットのステップ90が
ラッチドッグ32に係合すると、ビットセグメント22
のそれ以上の降下移動は防止される。インサート24は
ビットセグメントの後面96を集め、弾性バンド198
の押圧力に抗してビットセグメント22を半径方向外方
へ拡張させるように作用して、ビットセグメントを個々
の凹部58の中に位置決めさせる。インサート24は、
キー溝218がビットセグメント22の上をスライドし
てビットセグメント22を駆動副組立体18との間に保
持する装着位置となるまで、下方へ引き続き移動され
る。弾性バンド198は、駆動副組立体18の面44と
ビットセグメント22の面82との間に形成された空間
内に位置する。工具20は次ぎにワイヤーライン256
を介してランドリング252へ引かれ、その上で個々の
ラッチドッグ138はリング252を通して後方へ引か
れることで圧縮される。工具20は次ぎに搬送スリーブ
260に再び侵入し、両者がドリルから完全に抜き出さ
れる。
【0028】駆動副組立体18のまわりにロックされた
ビットセグメント22が地盤を掘削するドリルビットを
形成する。標準的なコアサンプル胴体254が次ぎにワ
イヤーライン256を経てドリル12の内部へ下ろされ
て、掘削した地盤のコアサンプルを保持するようにな
す。インサート24はコアサンプル胴体254(図24
および図25を参照)がインサートを通過できるように
する寸法である。駆動副組立体18およびインサート2
4の間にビットセグメント22が保持されてドリルビッ
トを形成されると、ドリル12は掘削穴の底部へ下ろさ
れて掘削を開始される。図24を参照すると、ビットク
ラウン70が穴底部に接触すると、セグメント22は駆
動副組立体の面34,48および52をそれぞれビット
セグメントの面86,112,および114に支持させ
て後方へスライドするように強制される。このモード
(掘削モード)では、ステップ90はランド32の周り
に間隔を隔てられる。ビットセグメントのスライド運動
は、ビットセグメントの面77および88、および駆動
副組立体の面38で容易とされ、これらの面の全てが軸
線36と平行に延在している。
【0029】ビットセグメント22および駆動副組立体
18の面の配置は、ビット重量および掘削時に生じる内
部/外部の回転力を駆動副組立体18に伝達する。更
に、この作用は、ビットセグメントの各々の最上位置の
内縁がインサート24の外周壁面212に対して僅かに
内方へ押圧されるときのクランプ作用によって、インサ
ート24を所定位置にロックする。ビットセグメント2
2および駆動副組立体18の間の、掘削時の力の伝達が
図24に示され、以下に説明される。矢印Aは掘削時に
ストリング重量の一部がビットクラウン70から駆動副
組立体18へ伝達される方向を示している。この力は駆
動副組立体18の長手方向に方向を定められて、面48
および52に付与される。ストリングの残りの重量は各
ビットセグメントの面86を経て図24の矢印Fで示さ
れるように各キー溝の表面34へ伝達される。この力は
また、ビットセグメント22を半径方向内方へ移動させ
て、掘削時に要求されるインサート24に対するクラン
プ作用を与えるようになす。クラウン70の面108に
作用する外部の半径方向の力は矢印Bで示されるように
面52で駆動副組立体へ伝達される。これらの力は、駆
動副組立体18の面52および48でも支持される。ビ
ットクラウン70および駆動ラグ56に作用する内部の
半径方向の力は、矢印Cで示されるように面48を経て
駆動副組立体に伝達される。
【0030】コア切断時(図25に示される)に、ドリ
ル12が掘削穴の底部から持ち上げられるとき、ビット
セグメントはステップ90がランド32に当接するまで
駆動副組立体18に相対的にスライドし、駆動副組立体
の面40および46はビットセグメントの面84および
78に対してそれぞれ支持される。コアサンプル胴体2
54もビットセグメント22の面102に対して力を作
用させる。この力は、掘削穴の底部へ向かって傾斜した
斜め方向にて、ビットセグメント22から駆動副組立体
18へとそれぞれの面77および46;および84およ
び40の間で矢印D,EおよびGで示されるように伝達
される。ビットセグメント22および駆動副組立体18
の、それぞれ面78および46の間の空間すなわち間隙
(図24に示される)は、コア切断時にコアサンプル胴
体254がビットセグメント22に力を伝達したとき、
ビットセグメント22が半径方向外方へ撓めるようにし
ている。これがコア切断時にビットセグメントを軸線3
6から半径方向へ拡張させて、通常のようにコアサンプ
ル胴体リフター(図示せず)を経てコアサンプルが掘削
される岩盤から切断されるようになす。
【0031】掘削時には、上述のように、各ビットセグ
メントの最上内縁がインサート24の外周壁面に対して
僅かに内方へ押圧されるときのクランプ作用によって、
インサート24がビットセグメント22を所定位置にロ
ックする。回転駆動が駆動副組立体18から駆動ラグ5
6を経てビットセグメント22へ伝達される。ビットの
潤滑および冷却は通常の方法で行われ、流体がドリル1
2の内部にポンプにより圧送されて、流体がビットクラ
ウン70まで流れることができるようにするインサート
24内部の水通路222を経て循環される。しかしなが
ら、ビットクラウン70での冷却は、標準的なドリルビ
ットで達成されるようには実質的に困難である。本発明
の装置では、隣接するビットセグメント22の間に形成
された間隙によって、極めて幅広い水通路が自然に備え
られる。
【0032】従来のドリルビットでは、比較的狭いチャ
ンネルまたは溝がクラウンに切り欠き形成されて、潤滑
剤および冷却液の通過を可能にする。この実施例のビッ
トセグメント22の間の間隙は、標準的なドリルビット
と比較して、水通路幅の300%〜600%の増大を示
している。逆に、ビットクラウン70の表面積は実質的
に減少されている。これはビットマトリックス設計の標
準的な実際と反対である。ドリルビットセグメントのこ
の構造は、冷却、汚染物質のフラッシュ、および潤滑が
有効に達成され且つポンプ圧力が低圧であれば一層効率
的に掘削できるものと考えられる。クラウン設計はまた
ドリル重量を小さな掘削面積に集中させることで高い貫
入速度を与える。隣接するビットセグメントの間の極め
て幅広い水通路もまたビットクラウンのバーリングまた
は掘削による異物によって生じるビット水通路の閉塞お
よび循環不能の問題をなくす。
【0033】ビットセグメント22を取り外して交換す
るために、ドリル12は先ず短い距離だけ穴底部から持
ち上げられてコアサンプルを岩盤264から切断するよ
うになされる。このコアサンプル胴体254は次ぎにワ
イヤーライン256を使用して通常の方法でドリルから
取り出される。工具20はスリーブ120のカウンター
ツイストにより回収モードとされて、回収凹部134が
突起130に係合するようになされる。これにより、溝
155は回収ラッチドッグ154と整合され、回収ラッ
チドッグは完全に拡張されてスリーブ120の面を超え
て突出するようになされる。工具20は搬送スリーブ2
60に挿入されてドリル12を通して下ろされる。ラン
ドリング252に到達すると、スリーブ260の止め具
は一時停止されるが、工具20は引き続きランドリング
252を通して降下して、回収ラッチドッグ154およ
び装着ラッチドッグ138を露出させるのであり、これ
らのラッチドッグはドリル12の内周面に接触される。
【0034】工具20は次ぎにインサート24の中に入
り、これにより回収ラッチドッグはインサート24の内
周面と接触することで圧縮される。装着ラッチドッグ1
38は頂点206と接触して、工具を駆動副組立体18
との正確な整合状態に回転させる。装着ラッチドッグ1
38が平坦面208に底付きすると、回収ラッチドッグ
154は拡張してインサート24に備えられている溝2
14の中へ入る。クレードル176は拡張位置にあり、
ばね184は圧縮されてナット186は凹部192内に
位置するロッキングピン(図示せず)で直線的な移動が
できないようにロックされる。クレードル176はビッ
トセグメント22の中心に配置されており、ストップ1
82がビットクラウン70を超えて延在する。工具20
がここで短い距離だけワイヤーラインで持ち上げられる
と、回収ラッチドッグ154はインサートを元へ引き戻
し、インサート24は駆動副組立体18の溝60に沿っ
てスライドする。同時に、ビットセグメント22は解放
され、弾性バンド198の収縮力によって緊縮される。
工具20を更に上方へ引き上げることにより、回収ラッ
チドッグ154はクリップ62のテーパー面65で圧縮
されてインサート24から自動的に解除される。
【0035】工具が継続して上方へ移動すると、インサ
ート24を残し、回収ラッチドッグおよび装着ラッチド
ッグの両方がドリル12の内周壁面に接触される。ラン
ドリング252に到達すると、装着ラッチドッグはばね
の押圧力に抗して圧縮されて、リング252を通過する
ようになされる。回収ラッチドッグ154を圧縮するた
めに、回収ラッチドッグがランドリングと当接するよう
に面162はランドリング252の下端面とともに傾斜
すなわちテーパーを備えており、上方への力が加えられ
ると回収ラッチドッグが圧縮されてランドリング252
を通過するようになされる。工具20は次ぎに搬送スリ
ーブ260に再度侵入して、ソレノイドと共に地面に引
き出される。ビットセグメント22は次ぎにクレードル
176から取り外され、新しいドリルビットがここでは
駆動装置に取り付けられるようにして、取り付けされる
ことができる。
【0036】リーマー工具20’、補助駆動副組立体1
8’、および補助インサート24’の相互作用によるリ
ーマーセグメントの作業位置のままの交換は、ビットセ
グメント22を参照して上述したことと本質的に同じで
ある。実質的な両者の間の相違点は、クレードル17
6’の作動である。図2を参照すると、リーマーセグメ
ント226はクレードル176の空間227内で交換さ
れる。装着ラッチドッグ138がインサート24’の頂
点に衝突すると、スリーブ120’は後方すなわち上流
方向へ押される。したがって、スリーブ120’のリッ
プ232はプレート236のリップ238のまわりに当
接する。これにより、リーマーセグメント226は斜面
228に沿ってスライドを生じ、リップ240はスリー
ブ120’の外面から横方向へ突出するようになされ
る。このようにして、リップ240は次ぎにランド3
2’と接触して、リーマーセグメント226の更に下方
へ向かう移動を停止させることができる。リーマーセグ
メントの回収はビットセグメントの場合と同様に達成で
きる。
【0037】ドリル12のリーマーセグメントを組み合
わせて交換することが望まれる場合は、標準的なリーマ
ー16は駆動副組立体18’と交換される。リーマーセ
グメント226は典型的には工具20’のワイヤーライ
ンオーバーショット234を工具20のワイヤーライン
アダプター124と連結することで同時に交換できる。
これは、工具20および20’の相対的な回転を許容す
る。リーマーセグメントおよびビットセグメントの交換
が同時に行われる一方で、リーマーセグメントはビット
セグメントほど頻繁に交換されることはない。リーマー
セグメントが交換されるのでなければ、工具20’は装
着モードのまま残されて、クレードル176’にセグメ
ント226は全く装填されない。
【0038】上述の説明から、本発明は従来技術より優
れた多くの利点および利益を得られることが明白であ
る。最も重要なことは、掘削穴からドリルストリングを
抜き出すことを必要とせずにドリルビットおよびリーマ
ーの交換を常に容易且つ迅速に行えることであり、これ
により時間が短縮され、生産性が高まり、掘削費用が低
減されることである。ドリルビットの容易且つ簡単な交
換は、また地盤の変化に関連したドリルビットの交換を
促進して、その時の地盤に対してビット硬度および性質
を最適化させるようにする。この点に関して、ドリルビ
ットがその時の地盤に対して特に設計されたものでない
場合には、その地盤を通して1メートルにも達しない深
さを掘削したときに、ドリルビットは完全に磨耗したこ
とを知ることになる。更に、駆動副組立体のキー溝およ
びインサート輪郭に関連したドリルビットの独特な形状
輪郭は、以下の主要な機能を果たす。すなわち、 1. ビットセグメントおよび駆動副組立体のテーパー面
は、コアサンプルの切断および取り外しのためにドリル
ストリングを持ち上げるとき、ビットクラウンに作用す
る荷重力を、駆動副組立体18を経て均等に伝達し、こ
れによりビットセグメント22のスナップ破断(sna
pping)の可能性を排除する。 2. 駆動ラグ56およびインサート24に関連してビッ
トセグメント22の側面74の面が掘削時に発生するド
リルストリング重量および回転力を駆動副組立体全体を
経て均等に伝達する。 3. 駆動副組立体18およびビットセグメントの面は、
掘削作業が掘削モードから、装着および取り外し時のビ
ットセグメントのスナップオーバー式ロッキングおよび
ロッキング解除を容易にするコア切断モードに切り替え
られたときに、ビットセグメントが駆動副組立体18と
インサート24との間をスライドできるようにする。 4. 駆動副組立体18およびビットクラウン70の面
は、掘削作業時に発生する内部/外部の半径方向力に逆
作用する。 5. 駆動副組立体内部に対するビットセグメントのスラ
イド嵌合且つ非密着嵌合は、挿入および引き戻しを容易
にさせる。これは掘削流体または破片で部品が汚れるこ
とに関係する問題を解消する。 6. ねじ結合に替えて組み合うテーパー面を使用したこ
とで、各ビットセグメント22の全長に沿って設計強度
を最大にするための非常に頑丈且つ簡単なビットセグメ
ント設計を得る。 7. 駆動副組立体18の設計において与えられ、ドリル
が掘削穴の底部から持ち上げられたとき、または掘削穴
の底部に係合したときに生じる前後の移動は、ビットセ
グメントの汚れを自動的且つ連続的に取り除く。ドリル
のある種の構成において生じ得るような汚染等により発
生するビットセグメントのあらゆる詰まりも自動的に修
正される。 8. ビットセグメントの面とキー溝面との間の相互作用
もまた、インサート24を掘削モードに自動的にロック
し、ビットクラウン70の移動は掘削穴の底部に接触
し、またインサートを解放して、ドリルストリングは掘
削穴の底部から持ち上げられる。
【0039】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
構成によると、インサートの外周面と地中ドリルの内周
面との間の掘削位置に掘削手段をインサートが保持する
装着位置と、インサートの外周面と地中ドリルの内周面
との間から掘削手段を解放するためにインサートが引き
戻される回収位置との間を移動可能にしたので、地中ド
リルに掘削手段であるドリルビットやリーマーを装着位
置と回収位置との間を移動可能にして作業位置のままで
交換することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】地中ドリル内部に配置された装置の第1の実施
例の側立面図;
【図2】図1に示された装置に使用されている工具の側
立面図;
【図3】図2に示された工具の長手方向断面図、
【図4】図2および図3に示された工具の選択スリーブ
の側立面図;
【図5】図4に示された選択スリーブの端面図;
【図6】図4に示された選択スリーブの反対側の端面の
図;
【図7】図4に示されたB−Bの断面図;
【図8】図4に示されたC−Cの断面図;
【図9】図5に示されたA−Aの断面図;
【図10】図4に示されたD−Dの断面図;
【図11】図1に示された装置に使用されたインサート
の側立面図;
【図12】図11に示されたインサートの一端部の図;
【図13】図11に示されたインサートの反対側の端面
の図;
【図14】図1に示された装置に使用された管状部材の
長手方向断面図;
【図15】図14に示された管状部材の一端部の図;
【図16】図14に示された管状部材の反対側の端面の
図;
【図17】図14に示された管状部材の下側部分の図;
【図18】図1に示された装置に使用されたビットセグ
メントの側面図;
【図19】図14に示されたビットセグメントの頂面
図;
【図20】図18および図19に示されたビットセグメ
ントの端面図;
【図21】図1に示された装置に使用されたロッキング
クリップの頂面図;
【図22】図14に示されたロッキングクリップ側面
図;
【図23】この装置の下端部の拡大した部分的断面図;
【図24】インサートによりビットセグメントが掘削位
置にロックされた、掘削モードのドリルの端部の断面
図、
【図25】図24に示されたドリルストリングである
が、ドリルストリングが掘削穴の底部から引き上げられ
て示された図;
【図26】本発明の第2の実施例に使用された工具の断
面図;
【図27】本発明の第2の実施例に使用されたリーマー
セグメントの頂面図;
【図28】リーマーセグメントが掘削位置に保持された
本発明の第2の実施例の部分的な断面図;
【図29】図1に示された装置のための搬送スリーブの
側面図;および
【図30】図1に示された装置の搬送スリーブ用の錘の
側面図である。
【符号の説明】
10 ドリルビット装置 12 地中ドリル 22 ビットセグメント 24 インサート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 イーガン,マチュー バンス オーストラリア国6155 ウエスタン オー ストラリア,リーミング,サン ミゲル ドライブ 21

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地中ドリルに掘削手段を着脱可能に保持
    するインサートであって、 前記地中ドリルの内部を、前記インサートの外周面と前
    記地中ドリルの内周面との間の掘削位置に前記掘削手段
    を前記インサートが保持する装着位置と、前記インサー
    トの前記外周面と前記地中ドリルの前記内周面との間か
    ら前記掘削手段を解放するために前記インサートが引き
    戻される回収位置との間を移動可能な実質的に円筒形の
    部材を含むインサート。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のインサートであって、
    前記掘削手段および前記掘削位置を保持して前記掘削手
    段を受け入れるために、前記外周壁面のまわりで且つ前
    記部材の下端部に形成された複数の半径方向に間隔を隔
    て長手方向に延在するキー溝を更に含んでいるインサー
    ト。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のインサートであって、
    前記インサートの上端部は、前記掘削手段が前記地中ド
    リルに装着されているときに前記掘削手段を前記ドリル
    の長手軸線のまわりに回転させる形状であり、これによ
    り前記掘削手段を前記キー溝に整合させるようになされ
    ているインサート。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載のインサートであって、
    前記インサートの前記上端部は、前記掘削手段を前記地
    中ドリルへ、またその地中ドリルから移送するために使
    用される工具に接触するようになされた2つの対向する
    頂点を備えており、前記工具が前記頂点に当接すると
    き、前記工具は前記ドリルの長手軸線のまわりに回転で
    き、これにより前記掘削手段を前記キー溝に整合させる
    ようになされたインサート。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のインサートであって、
    前記インサートを前記装着位置と前記回収位置との間で
    長手方向に移動させるようにガイドするガイド手段を更
    に含んでいるインサート。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載のインサートであって、
    前記ガイド手段が、前記地中ドリルの前記内周面に形成
    されている溝またはレールに係合するようになされた前
    記インサートの前記外周面に形成されているレールまた
    は溝を含んでいるインサート。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載のインサートであって、
    前記地中ドリルが穴を掘削するために作動されたとき、
    前記掘削手段を冷却しまた潤滑するために使用される流
    体の流路を形成するために、前記インサートの内周面に
    形成された複数の長手方向に延在する溝を更に含んでい
    るインサート。
  8. 【請求項8】 請求項4に記載のインサートであって、
    前記回収位置へ前記インサートを移動させるように前記
    工具が先ず上方へ第1の距離だけ移動されるとき、前記
    工具に係合する第1止め具を更に含んでいるインサー
    ト。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載のインサートであって、
    前記工具が前記第1の距離だけ引き上げられるとき、前
    記止め具から前記工具を解除させるための解除手段を更
    に含んでいるインサート。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載のインサートであっ
    て、前記第1止め具が前記円筒形部材に切り欠かれた凹
    部であるインサート。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載のインサートであっ
    て、上方向に向かって、前記解除手段が前記凹部から前
    記円筒形部材の内周面へ導かれたテーパーの付された面
    を含んでいるインサート。
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