JPH08268527A - アンローダの地上搬送装置 - Google Patents

アンローダの地上搬送装置

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JPH08268527A
JPH08268527A JP7638195A JP7638195A JPH08268527A JP H08268527 A JPH08268527 A JP H08268527A JP 7638195 A JP7638195 A JP 7638195A JP 7638195 A JP7638195 A JP 7638195A JP H08268527 A JPH08268527 A JP H08268527A
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JP7638195A
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English (en)
Inventor
Takashi Ida
傑 井田
Masao Fujita
昌男 藤田
Tomoki Ishikawa
知己 石川
Hiroaki Ishikawa
裕昭 石川
Tsunehiro Kaneda
経博 兼田
Masamichi Ogami
正通 大神
Kazuo Hosomi
和夫 細見
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JFE Steel Corp
Original Assignee
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】連続式アンローダに対する緩衝枠体の取り付
け、又は取り外しの省力化と、ばら荷陸揚げ作業の高能
率化を図ることが可能な連続式アンローダの地上搬送装
置を提供することを目的とする。 【構成】連続式アンローダ4が所定の地上ベルトコンベ
ヤ5aから他の地上ベルトコンベヤ5bに移動する際
に、連続式アンローダから取り外される緩衝枠体、34
又は、連続式アンローダに取り付けられる緩衝枠体34
は、底部に設けられた複数の脚部37が、載置台上に設
けた山形部材38に載置される。これにより、脚部37
は、山形部材38の下り傾斜面38b、38cに面接触
状態で当接するので、緩衝枠体34の水平方向及び鉛直
方向の位置決めが正確に行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、船倉からばら荷を連続
的に陸揚げするアンローダの地上搬送装置に関し、特
に、発塵や荷こぼれが発生しやすい鉱石等を連続的に陸
揚げする際に好適な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図11に示すように、岸壁1に船舶2が
停泊し、この船舶2の船倉3a〜3eに収容されている
鉱石(ばら荷)を連続して陸揚げする場合には、通常、
アンローダ4と、岸壁1に沿って配設された例えば2連
の地上ベルトコンベヤ(以下、第1地上ベルトコンベヤ
5aと、第2地上ベルトコンベヤ5bとする。)とが使
用される。
【0003】アンローダ4は、岸壁1に沿って移動可能
とされた走行体6上に、水平旋回及び俯迎旋回自在なブ
ーム7が搭載され、このブーム7の先端部に、船倉3a
〜3e内に収容されている鉱石を連続的に掻き出してい
くバケットエレベータ8が配設されている。そして、バ
ケットエレベータ8により掻き出されてきた鉱石は、ア
ンローダ4の最後尾に配設された最終機内コンベヤ9か
ら地上に設置された第1及び第2地上ベルトコンベヤ5
a、5bのいずれかに連続的に投入されていく。なお、
図11の実線で示すアンローダ4は、最終機内コンベヤ
9から第1地上ベルトコンベヤ5aに鉱石を連続的に投
入し、破線で示すアンローダ4は、最終機内コンベヤ9
から第2地上ベルトコンベヤ5bに鉱石を連続的に投入
していく。 また、第1及び第2地上ベルトコンベヤ5
a、5bは、多数のキャリアローラによって搬送ベルト
が裏面側から支持されているが、アンローダ4の最終機
内コンベヤ9から鉱石が連続的に投入される位置(以
下、搬入位置という。)の搬送ベルトは、走行体6に緩
衝装置を介して配設された複数の緩衝用キャリアローラ
により裏面側から支持されている。
【0004】すなわち、図12及び図13は、最終機内
コンベヤ9の先端下方に第1地上ベルトコンベヤ5aが
位置している状態を示すものであるが、岸壁1に沿って
地面に設置されたコンベヤ台11a上には、複数のトラ
フ式キャリアローラ11が所定間隔をあけて並列に配設
されている。そして、これらトラフ式キャリアローラ1
1によって、鉱石Sが投入される搬入位置5a1 を除い
た搬送ベルト10が裏面側から支持されている。
【0005】また、走行体6から搬送ベルト10の上方
まで水平に延在する支持フレーム12の下部には緩衝装
置13が複数固定されており、これら装置13から垂下
している衝撃伝達ロッド13aに、緩衝枠体15の上部
が着脱自在に連結されている。緩衝枠体15は、枠体空
間に複数のサスペンション形式の緩衝用キャリアローラ
14が所定間隔をあけて並列配置された構成とされてお
り、この緩衝枠体15を搬送ベルト10の裏面側に位置
し、図13に示すように、緩衝装置13の衝撃伝達ロッ
ド13aとローラ枠体15との連結部に連結ピン16が
挿入されることにより、緩衝枠体15は、複数の緩衝装
置13を介して支持フレーム12に懸吊される。
【0006】これにより、鉱石Sが搬入位置5a1 に投
入されると、搬送ベルト10上に落下した際の鉱石Sの
衝撃力が、緩衝用キャリアローラ14、緩衝枠体15及
び衝撃伝達ロッド13aを介して各緩衝装置13に入力
され、緩衝装置13により衝撃力が吸収されるので、鉱
石は搬送ベルト10上に確実に移載されていく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図11で示
す船倉3d、3e内の鉱石を掻き出すために、破線で示
す位置までアンローダ4を移動する場合には、支持フレ
ーム12に懸吊されている緩衝枠体15は、第1地上ベ
ルトコンベヤ5aに沿って設置された載置台17上で取
り外される。そして、アンローダ4が第1地上ベルトコ
ンベヤ5a側に移動した後、第2地上ベルトコンベヤ5
b側の載置台17に予め載置されている緩衝枠体15
が、支持フレーム12に取り付けられる。
【0008】ここで、緩衝枠体15を載置台17上に取
り外す作業は、昇降機構(図示せず)の作動により支持
フレーム12が降下し、平坦な載置台17上に緩衝枠体
15が載置された時点で、緩衝伝達ロッド13aとロー
ラ枠体15とを連結している連結ピン16を抜き取る作
業が行われるが、この抜き取り作業は複数の作業員によ
って行われているので、省力化及び作業能率の面で問題
がある。
【0009】また、載置台17の載置面は平坦面とされ
ているので、取り外された緩衝枠体15は、図14に示
すように、定位置より大きくずれて載置される場合があ
り、再度、緩衝装置13に連結する際には、定位置への
位置調整を行わなければならない。さらに、載置台17
の載置面に、荷こぼれした鉱石の一部が異物として堆積
してしまうと、緩衝枠体15が傾いた状態で載置される
場合もある。このように、緩衝枠体15が載置台17の
定位置に載置されない場合があるので、作業員は、さら
に多くの手間と時間を費してしまう。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、アンローダに対する緩衝枠体の取り付け又は取
り外しの省力化とばら荷陸揚げ作業の高能率化を図るこ
とが可能なアンローダの地上搬送装置を提供することを
目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、船倉内のばら荷を連続的に
陸揚げするアンローダを岸壁に沿って移動自在に配設
し、このアンローダから前記ばら荷を投入する少なくと
も2基の地上ベルトコンベヤを前記アンローダの移動方
向に沿って直列に設置し、各地上ベルトコンベヤに複数
の緩衝用キャリアローラを内部に配設した略直方体形状
の緩衝枠体を搬送ベルトの裏側にそれぞれ備え、移動し
てきたアンローダに対応する前記緩衝枠体をアンローダ
に配設された緩衝装置を介して吊設することにより、搬
送ベルトのばら荷が投入される位置を前記複数の緩衝用
キャリアローラが裏側から支持する構造とし、各地上ベ
ルトコンベヤに沿って設置した載置台上において、各地
上ベルトコンベヤ間を移動するアンローダに対して、こ
れまでに使用した地上ベルトコンベヤの緩衝枠体の取り
外し作業と、次に使用する地上コンベヤの緩衝枠体の取
り付け作業を行うようにしたアンローダの地上搬送装置
において、各載置台上に、前記アンローダの移動方向に
沿って稜線が延在し、且つその稜線を境として2面の下
り傾斜面を形成した山形部材を複数配設するとともに、
前記緩衝枠体の底部に、各山形部材の前記2面の下り傾
斜面と面接触状態で当接する脚部を設けたことを特徴と
した。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記緩衝装置から下方に衝撃伝達ロ
ッドが延在し、前記緩衝枠体の上部に連結部材を配設
し、これら衝撃伝達ロッド及び連結部材に、係合ピンが
挿通するピン挿入孔をそれぞれ穿設するとともに、前記
アンローダに、互いに対応させた前記衝撃伝達ロッド及
び前記連結部材の前記ピン挿入孔に向けて前記係合ピン
を進退移動させる係合ピン進退装置を配設することを特
徴とした。
【0013】
【作用】請求項1記載の発明によれば、アンローダが所
定の地上ベルトコンベヤから他の地上ベルトコンベヤに
移動する際に、アンローダから取り外される緩衝枠体、
又は、アンローダに取り付けられる緩衝枠体は、その底
部に設けられた複数の脚部が、載置台上の山形部材に載
置される。その際、各脚部は山形部材の稜線を境とした
2面の下り傾斜面に当接し、緩衝枠体の幅方向の移動が
拘束されるので、緩衝枠体の水平方向の位置決め、即
ち、アンローダの移動方向に対する緩衝枠体の位置決め
が正確に行われる。また、山形部材の2面の下り傾斜面
は、異物を堆積せずに緩衝枠体の脚部を載置するので、
緩衝枠体は傾いた状態で載置されることがなく、鉛直方
向の位置決めが正確に行われる。
【0014】このように、複数の山形部材に載置された
緩衝枠体は、水平方向及び鉛直方向の位置決めが正確に
行われるので、取り付け又は取り外しの際の定位置への
位置調整作業が不要となる。そして、緩衝枠体の取り外
し、又は取り付け作業が短時間で終了するので、アンロ
ーダのばら荷陸揚げ作業が、高能率に行われていく。ま
た、請求項2記載の発明によれば、請求項1記載の作用
に加えて、係合ピン進退装置が係合ピンの後退動作を行
うと、衝撃伝達ロッド及び連結部材のピン挿通孔に挿入
されている係合ピンは引き抜かれていく。また、係合ピ
ン進退装置が係合ピンの前進動作を行うと、係合ピン
は、衝撃伝達ロッド及び連結部材のピン挿通孔に挿入さ
れていく。このように、係合ピン進退装置が係合ピンの
後退動作若しくは前進動作を行うことにより、アンロー
ダに対する緩衝枠体の取り外し、若しくは取り付けを、
遠隔操作で自動的に行うことが可能となる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、図11から図14で示した構造と同一構成
部分には、同一符号を付してその説明を省略する。図1
は、アンローダ4の具体的構造を示すものであり、走行
体6上に、水平旋回部20が配設され、この旋回部20
の上部に水平方向に延在するメインフレーム21が上下
動自在に連結されている。そして、このメインフレーム
21の一端部にはカウンタウエイト22が固定されてい
るとともに、水平旋回部20とメインフレーム21との
間に、油圧シリンダ23が連結されている。この油圧シ
リンダ23の駆動により、メインフレーム21は、連結
点21aを支点として他端部21bが上下方向に移動す
る。また、メインフレーム21と同一水平方向に延在す
るブーム24が水平旋回部20に連設されている。この
ブーム24の先端部は、サブフレーム21cを介してメ
インフレーム21に支持されているとともに、その先端
部にはバケットエレベータ8が連設されている。バケッ
トエレベータ8は、チェーンベルト8aに複数のチェー
ンバケット8bが所定間隔をあけて連結されており、こ
れらチェーンバケット8bが矢印方向に循環することに
より、船倉3aに収納されている鉱石Sが順次掻き出さ
れて上部まで搬送されていく。
【0016】また、ブーム22内には、第1機内コンベ
ヤ24が配設されており、各チェーンバケット8bによ
り搬送されてきた鉱石Sは、第1機内コンベヤ25に移
載されて払出し口25aまで移動し、この払出し口25
aの下部に設けられたホッパ26を介して、第2機内コ
ンベヤ27、最終機内コンベヤ9に順次移載されてい
く。そして、最終機内コンベヤ9上の鉱石Sは、岸壁1
に沿って設置された第1地上ベルトコンベヤ5aに連続
的に投入されていく。
【0017】ここで、図2に示すように、走行体6から
水平に延在する支持フレーム12の下部には、複数のエ
アダンパ装置(緩衝装置)30が固定されている。この
エアダンパ装置30は、ダンパ函体30a内部に積み重
ねられた複数の空気袋30bと、最上部の空気袋30b
上に載置された伝達板30cと、この伝達板30cと連
結してダンパ函体30aの下方に垂下している衝撃伝達
ロッド31とで構成されている。そして、図3に示すよ
うに(この図は、図2の符号Aで示す範囲の拡大図であ
る。)、衝撃伝達ロッド31の下端部にはピン挿入孔3
1aが穿設されている。
【0018】また、ダンパ函体30aの底部には係合ピ
ン進退装置32が固定されている。この係合ピン進退装
置32は、図示しない制御部から作動信号が入力される
ことにより、前記ピン挿入孔31aに向けて係合ピン3
3を進退移動させる。一方、支持フレーム12にエアダ
ンパ装置30を介して吊設される緩衝枠体34は、図4
及び図5に示す構造とされている。なお、図4は緩衝枠
体34の長手方向の側面図であり、図5は緩衝枠体34
を底部から示した図である。
【0019】この緩衝枠体34は、複数のサスペンショ
ン形式の緩衝用キャリアローラ14が、枠体空間34a
に所定間隔をあけて並列に配置されている。そして、緩
衝枠体34の上方に延在する連結部材35には、前述し
たピン挿入孔31aと略同一内径を有し、係合ピン33
を挿通可能とするピン挿入孔35aが穿設されている。
【0020】また、緩衝枠体34の底部には、長手方向
の両側部に2箇所ずつ配設されるように、4本の脚部3
7が固定されている。これら脚部37の最下面には、図
6に示すように、アングル部材37aが山形状に固定さ
れており、アングル部材37aの辺部37a1 、37a
2 がなす角度は、θ2 に設定されている。そして、長手
方向に配設された2箇所の脚部37間には、後述する載
置台17に設けた固定板40と、固定ピン41を介して
連結する連結部39が固定されている。この連結部39
は、互いに対向する2枚の連結板39aを緩衝枠体34
の底部に固定し、これら連結39aに挿通孔39bを穿
設してなるものである。
【0021】そして、緩衝枠体34を載置する載置台1
7には、図7及び図8に示すように、第1地上ベルトコ
ンベヤ5aの搬送方向(アンローダの移動方向)に沿っ
て稜線38aが延在し、その稜線38aを境として2面
の下り傾斜面38b、38cを有する複数の山形部材3
8が、所定間隔をあけて固定されている。そして、図6
に示すように、各山形部材38の2面の下り傾斜面38
b、38cがなす角度θ1 は、前述した脚部37のアン
グル部材37aの辺部37a1 、37a2 がなす角度θ
2 と同一角度に設定されている。
【0022】また、第1地上ベルトコンベヤ5aの搬送
方向に沿って配設された2箇所の山形部材38間には、
前述した連結部39と連結する固定板40が、載置台1
7上に固定されている。この固定板40には、固定ピン
41を挿通する長孔40aが穿設されている。上記構成
の緩衝枠体34及び載置台17を使用して、アンローダ
4を第1地上ベルトコンベヤ5aから第2地上ベルトコ
ンベヤ5bまで移動させる場合には、支持フレーム12
に吊設されている緩衝枠体34を載置台17上で取り外
すが、その際、図9に示すように、緩衝枠体34の脚部
37の辺部27a1 、37a2を、山形部材38の下り
傾斜面38b、38cに面接触させた状態で載置する。
これにより、緩衝枠体34の各脚部37は、山形部材3
8の2面の下り傾斜面38b、38cと面接触状態で当
接するので、緩衝枠体34の幅方向の移動が拘束され、
緩衝枠体34の水平方向の位置決め、即ち、アンローダ
4の移動方向に対する緩衝枠体34の位置決めが正確に
行われる。また、山形部材38の2面の下り傾斜面38
b、38cは、異物を堆積せずに緩衝枠体34の脚部3
7を載置するので、緩衝枠体34は鉛直方向に傾いた状
態で載置されることがなく、鉛直方向の位置決めが正確
に行われる。
【0023】このように、複数の山形部材38に載置さ
れた緩衝枠体34は、水平方向及び鉛直方向の位置決め
が正確に行われるので、取り付け又は取り外しの際の定
位置への位置調整作業が不要となる。そして、緩衝枠体
34の取り外し、又は取り付け作業が短時間で終了する
ので、アンローダ4のばら荷陸揚げ作業が、高能率に行
われていく。
【0024】なお、アンローダ4から取り外した緩衝枠
体34を、複数の山形部材38上に載置した場合には、
図10に示すように、連結部39の2枚の連結板39a
が固定板40を挟み込む。そして、連結板39aに穿設
された挿通孔39bと、2枚の連結板39aに穿設され
た長孔40aの全てに固定ピン41を挿通することによ
り、緩衝枠体34は載置台17上に固定される。
【0025】また、衝撃伝達ロッド31及び連結部材3
5のピン挿通孔31a、35aに挿入されている係合ピ
ン33は、係合ピン進退装置32に対してピン後退信号
が入力されると、ピン挿通孔31a、35aから引き抜
かれていく。また、係合ピン進退装置32に対してピン
前進信号が入力されると、互いに対応しているピン挿通
孔31a、35aに係合ピン33が挿入されていく。
【0026】このように、係合ピン進退装置32に作動
信号を入力するだけで、支持フレーム12に対する緩衝
枠体34の取り外し、若しくは取り付け作業を遠隔操作
で行うことができるので、緩衝枠体34の近傍で作業を
行う作業員が不要となり、省力化を図ることができる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明は、アンローダが所定の地上ベルトコンベヤから他の
地上ベルトコンベヤに移動する際に、アンローダから取
り外される緩衝枠体、又は、アンローダに取り付けられ
る緩衝枠体は、その底部に設けられた複数の脚部が載置
台上の山形部材に載置されることで、水平方向及び鉛直
方向の位置決めが正確に行われるので、取り付け又は取
り外しの際の定位置への位置調整作業が不要となり、省
力化を図ることができる。それとともに、緩衝枠体の取
り外し、取り付け作業が短時間で完了するので、アンロ
ーダのばら荷陸揚げ作業を、高能率に行うことができ
る。
【0028】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の効果に加えて、係合ピン進退装置が係合ピンの後退
動作若しくは前進動作を行うことにより、アンローダに
対する緩衝枠体の取り外し、若しくは取り付けを遠隔操
作で自動的に行うことができるので、さらに省力化を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るアンローダを示す図である。
【図2】アンローダに吊設されている緩衝枠体を示す図
である。
【図3】アンローダに配設されている緩衝装置と緩衝枠
体との連結構造を示す図である。
【図4】緩衝用キャリアローラを内部に配設した緩衝枠
体を示す側面図である。
【図5】緩衝枠体の底部を示す図である。
【図6】緩衝枠体の底部に設けた脚部と載置台上に設け
た山形部材を示す図である。
【図7】山形部材を設けた載置台を示す平面図である。
【図8】載置台を示す側面図である。
【図9】緩衝枠体の脚部を載置台上の山形部材に面接触
させて載置した状態を示す図である。
【図10】載置台上に載置された緩衝枠体を固定する固
定板と固定ピンを示す図である。
【図11】岸壁に移動自在に配設されたアンローダと地
上ベルトコンベヤを示す図である。
【図12】アンローダに吊設されている従来の緩衝枠体
を示す図である。
【図13】緩衝枠体及び地上ベルトコンベヤの配置関係
を示す正面図である。
【図14】従来構造の載置台に載置された緩衝枠体を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 岸壁 3a〜3d 船倉 4 アンローダ 5a、5b 地上ベルトコンベヤ 5a1 、5b1 搬入位置 14 緩衝用キャリアローラ 17 載置台 30 エアダンパ装置(緩衝装置) 31 衝撃伝達ロッド 31a、35a ピン挿入孔 32 係合ピン進退装置 33 係合ピン 34 緩衝枠体 37 脚部 37a1 、37a2 脚部の辺部 38 山形部材 38a 稜線 38b、38c 下り傾斜面 S 鉱石(ばら荷)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 知己 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 石川 裕昭 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 兼田 経博 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 大神 正通 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内 (72)発明者 細見 和夫 岡山県倉敷市水島川崎通1丁目(番地な し) 川崎製鉄株式会社水島製鉄所内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船倉内のばら荷を連続的に陸揚げするア
    ンローダを岸壁に沿って移動自在に配設し、このアンロ
    ーダから前記ばら荷を投入する少なくとも2基の地上ベ
    ルトコンベヤを前記アンローダの移動方向に沿って直列
    に設置し、各地上ベルトコンベヤに複数の緩衝用キャリ
    アローラを内部に配設した略直方体形状の緩衝枠体を搬
    送ベルトの裏側にそれぞれ備え、移動してきたアンロー
    ダに対応する前記緩衝枠体をアンローダに配設された緩
    衝装置を介して吊設することにより、搬送ベルトのばら
    荷が投入される位置を前記複数の緩衝用キャリアローラ
    が裏側から支持する構造とし、各地上ベルトコンベヤに
    沿って設置した載置台上において、各地上ベルトコンベ
    ヤ間を移動するアンローダに対して、これまでに使用し
    た地上ベルトコンベヤの緩衝枠体の取り外し作業と、次
    に使用する地上コンベヤの緩衝枠体の取り付け作業を行
    うようにしたアンローダの地上搬送装置において、 各載置台上に、前記アンローダの移動方向に沿って稜線
    が延在し、且つその稜線を境として2面の下り傾斜面を
    形成した山形部材を複数配設するとともに、前記緩衝枠
    体の底部に、各山形部材の前記2面の下り傾斜面と面接
    触状態で当接する脚部を設けたことを特徴とする特徴と
    するアンローダの地上搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記緩衝装置から下方に衝撃伝達ロッド
    が延在し、前記緩衝枠体の上部に連結部材を配設し、こ
    れら衝撃伝達ロッド及び連結部材に、係合ピンが挿通す
    るピン挿入孔をそれぞれ穿設するとともに、前記アンロ
    ーダに、互いに対応させた前記衝撃伝達ロッド及び前記
    連結部材の前記ピン挿入孔に向けて前記係合ピンを進退
    移動させる係合ピン進退装置を配設することを特徴とす
    る請求項1記載のアンローダの地上搬送装置。
JP7638195A 1995-03-31 1995-03-31 アンローダの地上搬送装置 Pending JPH08268527A (ja)

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JP7638195A Pending JPH08268527A (ja) 1995-03-31 1995-03-31 アンローダの地上搬送装置

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JP (1) JPH08268527A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102815552A (zh) * 2012-06-19 2012-12-12 安徽山河矿业装备股份有限公司 一种落料缓冲装置
JP2013216467A (ja) * 2012-04-11 2013-10-24 Mitsui Eng & Shipbuild Co Ltd クレーン

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