JPH08267222A - 金属溶湯注湯口用ストッパ - Google Patents
金属溶湯注湯口用ストッパInfo
- Publication number
- JPH08267222A JPH08267222A JP7097499A JP9749995A JPH08267222A JP H08267222 A JPH08267222 A JP H08267222A JP 7097499 A JP7097499 A JP 7097499A JP 9749995 A JP9749995 A JP 9749995A JP H08267222 A JPH08267222 A JP H08267222A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- stopper
- fiber
- weight
- metal pouring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 金属溶湯中に耐火物粉やショットに起因する
異物が混入することのない金属溶湯注湯口用ストッパを
提供する。 【構成】 ショットを含まない無機繊維、アラミド繊維
等の有機繊維及びコロイド状スメクタイト等の無機質バ
インダーの混合物を、金属溶湯注湯口に合致する形状に
成形してなることを特徴とする金属溶湯注湯口用ストッ
パ。
異物が混入することのない金属溶湯注湯口用ストッパを
提供する。 【構成】 ショットを含まない無機繊維、アラミド繊維
等の有機繊維及びコロイド状スメクタイト等の無機質バ
インダーの混合物を、金属溶湯注湯口に合致する形状に
成形してなることを特徴とする金属溶湯注湯口用ストッ
パ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属溶湯炉の注湯口に
使用されるストッパに関するものである。
使用されるストッパに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、鋳物工場で使用される金属溶湯炉
の注湯口に使用されるストッパとしては、アルミナ−カ
ーボン系の耐火物を主成分とする成形品や、湯固まりを
防止するために断熱性を考慮したセラミックファイバ
ー、アルミナファイバーなどの無機繊維の成形品などが
使用されている。例えば、実開平１−６０７４２号公報
には有機又は無機繊維と、有機又は無機バインダーとを
混合して造型した鋳造用湯口系断熱材が、また特開平５
−１５４６４７号公報にはＣを１０〜２０重量％及びＡ
ｌ2Ｏ3７０〜８０重量％含む耐火物を用いた注湯ノズル
並びにＣを３０〜４０重量％及びＳｉＣ３５〜５５重量
％含む耐火物を用いたストッパが記載されている。
の注湯口に使用されるストッパとしては、アルミナ−カ
ーボン系の耐火物を主成分とする成形品や、湯固まりを
防止するために断熱性を考慮したセラミックファイバ
ー、アルミナファイバーなどの無機繊維の成形品などが
使用されている。例えば、実開平１−６０７４２号公報
には有機又は無機繊維と、有機又は無機バインダーとを
混合して造型した鋳造用湯口系断熱材が、また特開平５
−１５４６４７号公報にはＣを１０〜２０重量％及びＡ
ｌ2Ｏ3７０〜８０重量％含む耐火物を用いた注湯ノズル
並びにＣを３０〜４０重量％及びＳｉＣ３５〜５５重量
％含む耐火物を用いたストッパが記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
金属溶湯注湯口用ストッパは、例えば上記実開平１−６
０７４２号公報に記載されたストッパのように、耐熱性
を向上させるために、けい砂（ＳｉＯ2）やムライト、
アルミナ、レンガ屑などの粒状の耐火物が混入されてい
る場合が多く、金属溶湯中に前記の耐火物粉や「ショッ
ト」と呼ばれる無機繊維中に混入する粒状物に起因する
異物が混入しやすい。そして、耐火物粉やショットが金
属溶湯とともに注出される結果、製品に欠陥が発生し
て、品質や歩留りの低下を招いている。例えば、アルミ
缶などに使用されるアルミニウム板は、インゴットを１
００μｍ程度の厚さに圧延することによって製造される
ため、インゴット製造時の金属溶湯中に上記のような異
物が混入しているとインゴットの圧延によって製造され
たアルミニウム板にピンホールなどの欠陥が発生してし
まう。
金属溶湯注湯口用ストッパは、例えば上記実開平１−６
０７４２号公報に記載されたストッパのように、耐熱性
を向上させるために、けい砂（ＳｉＯ2）やムライト、
アルミナ、レンガ屑などの粒状の耐火物が混入されてい
る場合が多く、金属溶湯中に前記の耐火物粉や「ショッ
ト」と呼ばれる無機繊維中に混入する粒状物に起因する
異物が混入しやすい。そして、耐火物粉やショットが金
属溶湯とともに注出される結果、製品に欠陥が発生し
て、品質や歩留りの低下を招いている。例えば、アルミ
缶などに使用されるアルミニウム板は、インゴットを１
００μｍ程度の厚さに圧延することによって製造される
ため、インゴット製造時の金属溶湯中に上記のような異
物が混入しているとインゴットの圧延によって製造され
たアルミニウム板にピンホールなどの欠陥が発生してし
まう。
【０００４】本発明は上述したような問題点に鑑みてな
されたものであり、金属溶湯中に耐火物粉やショットに
起因する異物が混入することのない金属溶湯注湯口用ス
トッパを提供することを目的としている。
されたものであり、金属溶湯中に耐火物粉やショットに
起因する異物が混入することのない金属溶湯注湯口用ス
トッパを提供することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の金属溶湯注湯口
用ストッパは、ショットを含まない無機繊維、有機繊維
及び無機質バインダーの混合物を、金属溶湯注湯口に合
致する形状に成形してなることを特徴としている。例え
ばカーボンファイバーは、ブローイング法や遠心法で製
造されるロックウールやセラミックファイバー等とは異
なり、その製造工程においてショットが発生することが
無く、あるいは存在しても極微量であるために、金属溶
湯注湯口用ストッパに成形した場合にショットに起因す
る異物の発生を防止できる。このカーボンファイバー
は、ピッチ系とポリアクリロニトリル（ＰＡＮ）系とが
あるが、その何れもが使用可能である。また、カーボン
ファイバーの形状も特に制限されるものではないが、平
均繊維長０．２〜１５mmとするのが好ましく、０．５〜
３mmとするのが特に好ましい。繊維長が短いと強度が低
下し、長すぎると均一に分散させるのが難しくなり、得
られたストッパの表面が粗くなりストッパとしてのシー
ル性に悪影響を及ぼす。また、カーボンファイバーに
も、ブッシングから溶融体を連続引抜する方法によって
製造されたガラス繊維を酸処理して得られたシリカファ
イバーなどもショットを含まないため使用可能である
が、強度の面からカーボンファイバーが最も好ましい。
用ストッパは、ショットを含まない無機繊維、有機繊維
及び無機質バインダーの混合物を、金属溶湯注湯口に合
致する形状に成形してなることを特徴としている。例え
ばカーボンファイバーは、ブローイング法や遠心法で製
造されるロックウールやセラミックファイバー等とは異
なり、その製造工程においてショットが発生することが
無く、あるいは存在しても極微量であるために、金属溶
湯注湯口用ストッパに成形した場合にショットに起因す
る異物の発生を防止できる。このカーボンファイバー
は、ピッチ系とポリアクリロニトリル（ＰＡＮ）系とが
あるが、その何れもが使用可能である。また、カーボン
ファイバーの形状も特に制限されるものではないが、平
均繊維長０．２〜１５mmとするのが好ましく、０．５〜
３mmとするのが特に好ましい。繊維長が短いと強度が低
下し、長すぎると均一に分散させるのが難しくなり、得
られたストッパの表面が粗くなりストッパとしてのシー
ル性に悪影響を及ぼす。また、カーボンファイバーに
も、ブッシングから溶融体を連続引抜する方法によって
製造されたガラス繊維を酸処理して得られたシリカファ
イバーなどもショットを含まないため使用可能である
が、強度の面からカーボンファイバーが最も好ましい。
【０００６】カーボンファイバーのみを使用した成形体
は脆く、取り扱いずらいため、本発明の金属溶湯注湯口
用ストッパには有機繊維が併用される。有機繊維として
は、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維等
が挙げられるが、耐熱性及び強度の優れたアラミド繊維
が好ましい。このアラミド繊維の平均繊維長は、０．３
〜２０mmとするのが好ましく、０．７〜５mmとするのが
特に好ましい。繊維長が短いと強度が低下し、長すぎる
と均一に分散させるのが難しくなり得られたストッパの
表面が粗くなりストッパとしてのシール性に悪影響を及
ぼす。また、有機繊維は、前記繊維を単独で用いても良
く、また２種以上を併用・混合して用いてもよい。
は脆く、取り扱いずらいため、本発明の金属溶湯注湯口
用ストッパには有機繊維が併用される。有機繊維として
は、アラミド繊維、ポリエステル繊維、ナイロン繊維等
が挙げられるが、耐熱性及び強度の優れたアラミド繊維
が好ましい。このアラミド繊維の平均繊維長は、０．３
〜２０mmとするのが好ましく、０．７〜５mmとするのが
特に好ましい。繊維長が短いと強度が低下し、長すぎる
と均一に分散させるのが難しくなり得られたストッパの
表面が粗くなりストッパとしてのシール性に悪影響を及
ぼす。また、有機繊維は、前記繊維を単独で用いても良
く、また２種以上を併用・混合して用いてもよい。
【０００７】カーボンファイバーと有機繊維との混合比
率は、カーボンファイバー６５〜９８重量％、有機繊維
２〜３５重量％とするのが適当であり、カーボンファイ
バー８０〜９５重量％、有機繊維５〜２０重量％とする
のが特に好ましい。
率は、カーボンファイバー６５〜９８重量％、有機繊維
２〜３５重量％とするのが適当であり、カーボンファイ
バー８０〜９５重量％、有機繊維５〜２０重量％とする
のが特に好ましい。
【０００８】更に、本発明の金属溶湯注湯口用ストッパ
には、無機質バインダーが配合される。無機質バインダ
ーとしては、コロイド状スメクタイト、コロイダルシリ
カ、アルミナゾルなどが挙げられ、これらを単独で、若
しくは２種以上を併用・混合して使用することができ
る。中でもコロイド状スメクタイトを含むことにより、
カーボンファイバー及び有機繊維の表面に付着性の優れ
た被膜が形成され、より耐熱性及び耐久性に優れた金属
溶湯注湯口用ストッパが得られる。無機質バインダーの
配合量は、カーボンファイバーと有機繊維との混合物１
００重量部に対して固形分で３〜４０重量部が好まし
く、特に好ましい配合量は６〜２５重量部である。無機
質バインダーの配合量が少ないと、ストッパの耐熱性・
耐久性が低下し、多過ぎるとストッパの柔軟性が失われ
て脆くなる。
には、無機質バインダーが配合される。無機質バインダ
ーとしては、コロイド状スメクタイト、コロイダルシリ
カ、アルミナゾルなどが挙げられ、これらを単独で、若
しくは２種以上を併用・混合して使用することができ
る。中でもコロイド状スメクタイトを含むことにより、
カーボンファイバー及び有機繊維の表面に付着性の優れ
た被膜が形成され、より耐熱性及び耐久性に優れた金属
溶湯注湯口用ストッパが得られる。無機質バインダーの
配合量は、カーボンファイバーと有機繊維との混合物１
００重量部に対して固形分で３〜４０重量部が好まし
く、特に好ましい配合量は６〜２５重量部である。無機
質バインダーの配合量が少ないと、ストッパの耐熱性・
耐久性が低下し、多過ぎるとストッパの柔軟性が失われ
て脆くなる。
【０００９】本発明の金属溶湯注湯口用ストッパは、上
記カーボンファイバー、有機繊維及１無機質バインダー
の混合物に適量の水を加えてスラリーとなし、金属溶湯
炉の注湯口形状に合致するように真空吸引成形法により
脱水成形し、加熱乾燥することによって製造される。ま
た、本発明の金属溶湯注湯口用ストッパは、その表面、
特に金属溶湯に直に接触する内側表面にコロイド状スメ
クタイトを塗布することにより、さらに耐久性を向上さ
せることができる。
記カーボンファイバー、有機繊維及１無機質バインダー
の混合物に適量の水を加えてスラリーとなし、金属溶湯
炉の注湯口形状に合致するように真空吸引成形法により
脱水成形し、加熱乾燥することによって製造される。ま
た、本発明の金属溶湯注湯口用ストッパは、その表面、
特に金属溶湯に直に接触する内側表面にコロイド状スメ
クタイトを塗布することにより、さらに耐久性を向上さ
せることができる。
【００１０】
【作用】本発明によれば、金属溶湯注湯口用ストッパの
原材料に金属溶湯中への異物の混入の原因となるショッ
トを含まないために、製品にピンホール等の欠陥を生起
することがない。
原材料に金属溶湯中への異物の混入の原因となるショッ
トを含まないために、製品にピンホール等の欠陥を生起
することがない。
【００１１】
【実施例】ピッチ系カーボンファイバー（平均繊維長
０．７mm）９３重量部、アラミド繊維（パルプ状に加工
した平均繊維長１mmのもの）７重量部、コロイド状スメ
クタイト３重量部、コロイダルシリカ１０重量部、アル
ミナゾル２重量部の混合物に水を加えて１．２重量％の
スラリーとし、脱水成形した後１００℃で乾燥すること
により、嵩密度０．２５ｇ/cm2、厚さ１０mmのストッパ
コーンが得られた。得られたストッパコーンの側断面図
を図１に示す。また、本実施例で得られたストッパコー
ンの６００℃における熱伝導率は０．１０Kcal／mh℃で
あった。本実施例で使用したピッチ系カーボンファイバ
ー中のショットの含有量を調べたところ、４５μｍ以上
のショットは全く含まれていなかった。また、本実施例
で得られたストッパコーンを使用してアルミニウムイン
ゴットを製造し、これを圧延して通常のアルミ缶に使用
される厚さ１００μｍのアルミニウム板としたところ、
ピンホール等の欠陥は発見されなかった。
０．７mm）９３重量部、アラミド繊維（パルプ状に加工
した平均繊維長１mmのもの）７重量部、コロイド状スメ
クタイト３重量部、コロイダルシリカ１０重量部、アル
ミナゾル２重量部の混合物に水を加えて１．２重量％の
スラリーとし、脱水成形した後１００℃で乾燥すること
により、嵩密度０．２５ｇ/cm2、厚さ１０mmのストッパ
コーンが得られた。得られたストッパコーンの側断面図
を図１に示す。また、本実施例で得られたストッパコー
ンの６００℃における熱伝導率は０．１０Kcal／mh℃で
あった。本実施例で使用したピッチ系カーボンファイバ
ー中のショットの含有量を調べたところ、４５μｍ以上
のショットは全く含まれていなかった。また、本実施例
で得られたストッパコーンを使用してアルミニウムイン
ゴットを製造し、これを圧延して通常のアルミ缶に使用
される厚さ１００μｍのアルミニウム板としたところ、
ピンホール等の欠陥は発見されなかった。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
金属溶湯中への異物の混入の原因となるショットを含ま
ない金属溶湯注湯口用ストッパが得られるため、アルミ
ニウム板等を製造した場合にピンホール等の欠陥が発生
するおそれのない良質なインゴットが得られる。
金属溶湯中への異物の混入の原因となるショットを含ま
ない金属溶湯注湯口用ストッパが得られるため、アルミ
ニウム板等を製造した場合にピンホール等の欠陥が発生
するおそれのない良質なインゴットが得られる。
【図１】実施例１で作製した金属溶湯注湯口用ストッパ
を示す側断面図である。
を示す側断面図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０４Ｂ 35/66 Ｃ０４Ｂ 35/66 Ｘ 35/80 35/80 Ａ Ｋ
Claims (6)
- 【請求項１】 ショットを含まない無機繊維、有機繊維
及び無機質バインダーの混合物を、金属溶湯注湯口に合
致する形状に成形してなることを特徴とする金属溶湯注
湯口用ストッパ。 - 【請求項２】 ショットを含まない無機繊維がカーボン
ファイバーであることを特徴とする請求項１に記載の金
属溶湯注湯口用ストッパ。 - 【請求項３】 有機繊維がアラミド繊維であることを特
徴とする請求項１又は請求項２に記載の金属溶湯注湯口
用ストッパ。 - 【請求項４】 無機質バインダーがコロイド状スメクタ
イトを含むものであることを特徴とする請求項１〜３の
いずれか１項に記載の金属溶湯注湯口用ストッパ。 - 【請求項５】 カーボンファイバー６５〜９８重量％、
アラミド繊維２〜３５重量％の混合物１００重量部に対
して、コロイド状スメクタイトを含む無機質バインダー
を固形分で３〜４０重量部配合した混合物を、金属溶湯
注湯口に合致する形状に成形してなることを特徴とする
金属溶湯注湯口用ストッパ。 - 【請求項６】 カーボンファイバー６５〜９８重量％、
アラミド繊維２〜３５重量％の混合物１００重量部に対
して、コロイド状スメクタイトを含む無機質バインダー
を固形分で３〜４０重量部配合した混合物を、金属溶湯
注湯口に合致する形状に成形した後、さらにその表面に
コロイド状スメクタイトを塗布してなることを特徴とす
る金属溶湯注湯口用ストッパ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7097499A JP2799451B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 金属溶湯注湯口用ストッパ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7097499A JP2799451B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 金属溶湯注湯口用ストッパ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08267222A true JPH08267222A (ja) | 1996-10-15 |
| JP2799451B2 JP2799451B2 (ja) | 1998-09-17 |
Family
ID=14193965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7097499A Expired - Lifetime JP2799451B2 (ja) | 1995-03-31 | 1995-03-31 | 金属溶湯注湯口用ストッパ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2799451B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1488871A1 (en) * | 2002-03-13 | 2004-12-22 | Kao Corporation | Part prepared through sheet-making process for use in producing castings and method for preparation tyhereof |
| US7503999B2 (en) | 2002-11-13 | 2009-03-17 | Kao Corporation | Member for producing castings |
-
1995
- 1995-03-31 JP JP7097499A patent/JP2799451B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1488871A1 (en) * | 2002-03-13 | 2004-12-22 | Kao Corporation | Part prepared through sheet-making process for use in producing castings and method for preparation tyhereof |
| EP1488871A4 (en) * | 2002-03-13 | 2006-06-07 | Kao Corp | A PART MANUFACTURED BY A PAPER MANUFACTURING METHOD USED IN GILDING PRODUCTION AND METHOD OF MANUFACTURING THEREOF |
| US7815774B2 (en) | 2002-03-13 | 2010-10-19 | Kao Corporation | Elements made by paper-making technique for the production of molded articles and production method thereof |
| EP2263814A1 (en) * | 2002-03-13 | 2010-12-22 | Kao Corporation | Elements made by paper-making technique for the production of molded articles |
| US7503999B2 (en) | 2002-11-13 | 2009-03-17 | Kao Corporation | Member for producing castings |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2799451B2 (ja) | 1998-09-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1202334A (en) | Forming coherent refractory masses | |
| CN101328073B (zh) | 自增强型陶瓷纤维浇注料及其制备方法 | |
| US4873209A (en) | Insulating lightweight refractory materials | |
| US4703022A (en) | Alumina and MgO preheatable insulating refractory liners and methods of use thereof | |
| JP3000151B2 (ja) | 耐火性支持体とその製造方法 | |
| CN1050591C (zh) | 烧成微孔铝炭砖及其制作方法 | |
| CN106518043A (zh) | 低成本铝钙硅质锡槽底砖的制备方法 | |
| GB1575124A (en) | Tundishes and lining slabs therefor | |
| US2272018A (en) | Hot top and element for producing the same | |
| CA1103884A (en) | Refractory exothermic heat insulating articles | |
| US4869468A (en) | Alumina and MgO preheatable insulating refractory liners and methods of using | |
| JPH08267222A (ja) | 金属溶湯注湯口用ストッパ | |
| US4696455A (en) | Zircon and MgO preheatable insulating refractory liners and methods of use thereof | |
| JP3430360B2 (ja) | ガス吹込み用ポーラスプラグ | |
| US3848655A (en) | Method of making a steel ingot | |
| JPS6348828B2 (ja) | ||
| CN113683426A (zh) | 一种免烧的高强度金属陶瓷复合材料及其制备方法和应用 | |
| US4162179A (en) | Refractory article and method of making the same | |
| JP2003292383A (ja) | 不定形耐火物の製造方法 | |
| US4135939A (en) | Refractory article and method of making the same | |
| JPH0339031B2 (ja) | ||
| JPH10130066A (ja) | アルミナ系の耐火物廃材を用いた流し込み材の製造方法 | |
| JP4072984B2 (ja) | 金属基複合材用プリフォーム及びその製造方法 | |
| JPS6117467A (ja) | 工業炉用ライニング材の製造方法 | |
| JPH0211255A (ja) | 不焼成アルミナカーボン質鋳造用ノズル |