JPH08265145A - 周波数シンセサイザ - Google Patents

周波数シンセサイザ

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JPH08265145A
JPH08265145A JP7063995A JP6399595A JPH08265145A JP H08265145 A JPH08265145 A JP H08265145A JP 7063995 A JP7063995 A JP 7063995A JP 6399595 A JP6399595 A JP 6399595A JP H08265145 A JPH08265145 A JP H08265145A
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JP
Japan
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signal
output
frequency synthesizer
frequency
oscillator
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Application number
JP7063995A
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English (en)
Inventor
Toru Nagase
徹 永瀬
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 周波数シンセサイザにおいて、選択された周
波数チャンネルにおける周波数シンセサイザ内の各機能
回路における減衰量の差異を補償することにより、周波
数シンセサイザの出力信号の電力レベルを選択された周
波数チャンネルに依存しないように安定化させることを
目的とする。 【構成】 周波数シンセサイザにおいて電力分配器と周
波数合成器との間に可変減衰器と、DA変換器と、RO
Mとから構成された利得制御回路を挿入した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、デジタル通信やレー
ダ装置等に使用される周波数シンセサイザに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の周波数シンセサイザのブロ
ック図である。図において、1は電圧制御発振器、2は
電力分配器、3は可変分周器、4は第1の基準信号発振
器、5は位相検波器、6はループフィルタ、7は第2の
基準信号発振器、8は周波数合成器、9は帯域通過フィ
ルタ、10は周波数シンセサイザの出力端子である。
【0003】次に動作について説明する。電力分配器2
により二つに分配した電圧制御発振器1の出力信号の一
方を外部制御による可変分周器3に入力し、設定周波数
により分周した信号を位相検波器5に入力する。この位
相検波器5では第1の基準信号発振器4の出力と可変分
周器3の出力との位相差を検出してループフィルタ6に
検波出力を送り、ループフィルタ6で不要波を除去し、
振幅・位相変調した電圧信号として出力する。この出力
電圧を電圧制御発振器1に供給することにより位相同期
の帰還ループが形成される。この位相同期の帰還ループ
により所望の周波数、及び第1の基準信号発振器4と合
った位相を持つ信号を生成でき、電力分配器2により二
つに分配した信号の他方が第2の基準信号発振器7と周
波数合成器8で周波数合成され、帯域通過フィルタ9を
通過して出力端子10より出力信号として出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成され
た周波数シンセサイザにおいて、図8の各機能回路はそ
れぞれ固有の周波数特性を持っており、そのために周波
数シンセサイザの出力端子10の出力信号は電力レベル
が選択された周波数チャンネルごとに変動するという課
題があった。
【0005】この発明は、係る課題を解決するためにな
されたものであり、選択された周波数チャンネルごとの
各機能回路の減衰量のデータをもとに電力レベルの補正
を行う電力レベルの補償回路を挿入することにより、周
波数シンセサイザの出力信号の電力レベルを選択された
周波数チャンネルに依存しないように安定化させること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の実施例1によ
る周波数シンセサイザは、電力分配器と周波数合成器と
の間にダイオードにより構成された可変減衰器と、上記
可変減衰器に制御電圧を供給するDA変換器及び、外部
制御信号に対応した上記DA変換器の出力電圧値をデジ
タル値として記憶したROMとからなる利得制御回路を
具備したものである。
【0007】また、この発明の実施例2による周波数シ
ンセサイザは、上記可変減衰器をバイポーラトランジス
タで構成するものである。
【0008】また、この発明の実施例3による周波数シ
ンセサイザは、上記の可変減衰器を電界効果トランジス
タで構成するものである。
【0009】また、この発明の実施例4による周波数シ
ンセサイザは、電力分配器と周波数合成器との間にバイ
ポーラトランジスタにより構成された可変利得増幅器
と、上記可変利得増幅器に制御電圧を供給するDA変換
器及び、外部制御信号に対応した上記DA変換器の出力
電圧値をデジタル値として記憶したROMとからなる利
得制御回路を具備したものである。
【0010】また、この発明の実施例5による周波数シ
ンセサイザは、上記の可変利得増幅器を電界効果トラン
ジスタで構成するものである。
【0011】また、この発明の実施例1による周波数シ
ンセサイザは、電力分配器と周波数合成器との間にダイ
オードにより構成されたデジタル減衰器及び、上記デジ
タル減衰器の外部制御信号に対応した減衰量をデジタル
値として記憶したROMとからなる利得制御回路を具備
したものである。
【0012】また、この発明の実施例7による周波数シ
ンセサイザは、上記のデジタル減衰器を電界効果トラン
ジスタで構成するものである。
【0013】
【作用】この発明の実施例1によれば、上記のように構
成された周波数シンセサイザにおいて、可変減衰器がR
OM及びDA変換器により減衰量を制御されるために、
選択された周波数チャンネルによる各機能回路の減衰量
の差異が補正されて、周波数シンセサイザの出力信号の
電力レベルが選択された周波数チャンネルに依存せずに
安定化される。
【0014】また、この発明の実施例2によれば、上記
の同一の可変減衰器をバイポーラトランジスタによって
構成することにより実施例1よりも高周波の周波数シン
セサイザに対して同様の作用が得られる。
【0015】また、この発明の実施例3によれば、上記
の同一の可変減衰器を電界効果トランジスタによって構
成することにより実施例2よりもさらに高周波の周波数
シンセサイザに対して同様の作用が得られる。
【0016】また、この発明の実施例4によれば、上記
のように構成された周波数シンセサイザにおいて、可変
利得増幅器がROM及びDA変換器により利得を制御さ
れるために、選択された周波数チャンネルによる各機能
回路の減衰量の差異が補正されて、周波数シンセサイザ
の出力信号の電力レベルが選択された周波数チャンネル
に依存せずに安定化される。
【0017】また、この発明の実施例5によれば、上記
の可変利得増幅器を電界効果トランジスタによって構成
することにより実施例4よりも高周波の周波数シンセサ
イザに対して同様の作用が得られる。
【0018】また、この発明の実施例6によれば、上記
のように構成された周波数シンセサイザにおいて、デジ
タル減衰器がROMにより減衰量を制御されるために、
選択された周波数チャンネルによる各機能回路の減衰量
の差異が補正されて、周波数シンセサイザの出力信号の
電力レベルが選択された周波数チャンネルに依存せずに
安定化される。
【0019】また、この発明の実施例7によれば、上記
のデジタル減衰器を電界効果トランジスタによって構成
することにより実施例6よりも高周波の周波数シンセサ
イザに対して同様の作用が得られる。
【0020】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例1を示すブロック図
であり、図において1〜10は従来装置と同様の部分で
あり、11はROM、12はDA変換器、13はダイオ
ードにより構成された可変減衰器である。
【0021】上記のように構成された周波数シンセサイ
ザにおいて、電力分配器2により二つに分配した電圧制
御発振器1の出力信号の一方を外部制御による可変分周
器3に入力し、設定周波数により分周した信号を位相検
波器5に入力する。この位相検波器5では第1の基準信
号発振器4の出力と可変分周器3の出力との位相差を検
出してループフィルタ6に検波出力を送り、ループフィ
ルタ6で不要波を除去し、振幅・位相変調した電圧信号
として出力する。この出力電圧を電圧制御発振器1に供
給することにより位相同期の帰還ループが形成される。
この位相同期の帰還ループにより所望の周波数、及び第
1の基準信号発振器4と合った位相を持つ信号を生成で
き、電力分配器2により二つに分配した信号の他方がR
OM11、DA変換器12、ダイオードにより構成され
た可変減衰器13により構成された利得制御回路によっ
て補正されて、第2の基準信号発振器7と周波数合成器
8で周波数合成され、帯域通過フィルタ9を通過して出
力端子10より出力信号として出力される。ROM11
には各周波数チャンネルごとのデータが記録されている
ため、電力レベルが均一な出力信号を選択周波数チャン
ネルに応じて周波数シンセサイザの出力端子10より得
られる。
【0022】実施例2.図2はこの発明の実施例2を示
すブロック図であり、図において1〜10は従来装置と
同様の部分であり、11はROM、12はDA変換器、
14はバイポーラトランジスタにより構成された可変減
衰器である。
【0023】上記のように構成された周波数シンセサイ
ザにおいて、電力分配器2により二つに分配した電圧制
御発振器1の出力信号の一方を外部制御による可変分周
器3に入力し、設定周波数により分周した信号を位相検
波器5に入力する。この位相検波器5では第1の基準信
号発振器4の出力と可変分周器3の出力との位相差を検
出してループフィルタ6に検波出力を送り、ループフィ
ルタ6で不要波を除去し、振幅・位相変調した電圧信号
として出力する。この出力電圧を電圧制御発振器1に供
給することにより位相同期の帰還ループが形成される。
この位相同期の帰還ループにより所望の周波数、及び第
1の基準信号発振器4と合った位相を持つ信号を生成で
き、電力分配器2により二つに分配した信号の他方がR
OM11、DA変換器12、バイポーラトランジスタに
より構成された可変減衰器14により構成された利得制
御回路によって補正されて、第2の基準信号発振器7と
周波数合成器8で周波数合成され、帯域通過フィルタ9
を通過して出力端子10より出力信号として出力され
る。ROM11には各周波数チャンネルごとのデータが
記録されているため、電力レベルが均一な出力信号を選
択周波数チャンネルに応じて周波数シンセサイザの出力
端子10より得られる。
【0024】実施例3.図3はこの発明の実施例3を示
すブロック図であり、図において1〜10は従来装置と
同様の部分であり、11はROM、12はDA変換器、
15は電界効果トランジスタにより構成された可変減衰
器である。
【0025】上記のように構成された周波数シンセサイ
ザにおいて、電力分配器2により二つに分配した電圧制
御発振器1の出力信号の一方を外部制御による可変分周
器3に入力し、設定周波数により分周した信号を位相検
波器5に入力する。この位相検波器5では第1の基準信
号発振器4の出力と可変分周器3の出力との位相差を検
出してループフィルタ6に検波出力を送り、ループフィ
ルタ6で不要波を除去し、振幅・位相変調した電圧信号
として出力する。この出力電圧を電圧制御発振器1に供
給することにより位相同期の帰還ループが形成される。
この位相同期の帰還ループにより所望の周波数、及び第
1の基準信号発振器4と合った位相を持つ信号を生成で
き、電力分配器2により二つに分配した信号の他方がR
OM11、DA変換器12、電界効果トランジスタによ
り構成された可変減衰器15により構成された利得制御
回路によって補正されて、第2の基準信号発振器7と周
波数合成器8で周波数合成され、帯域通過フィルタ9を
通過して出力端子10より出力信号として出力される。
ROM11には各周波数チャンネルごとのデータが記録
されているため、電力レベルが均一な出力信号を選択周
波数チャンネルに応じて周波数シンセサイザの出力端子
10より得られる。
【0026】実施例4.図4はこの発明の実施例4を示
すブロック図であり、図において1〜10は従来の装置
と同様の部分であり、11はROM、12はDA変換
器、16はバイポーラトランジスタにより構成された可
変利得増幅器である。
【0027】上記のように構成された周波数シンセサイ
ザにおいて、電力分配器2により二つに分配した電圧制
御発振器1の出力信号の一方を外部制御による可変分周
器3に入力し、設定周波数により分周した信号を位相検
波器5に入力する。この位相検波器5では第1の基準信
号発振器4の出力と可変分周器3の出力との位相差を検
出してループフィルタ6に検波出力を送り、ループフィ
ルタ6で不要波を除去し、振幅・位相変調した電圧信号
として出力する。この出力電圧を電圧制御発振器1に供
給することにより位相同期の帰還ループが形成される。
この位相同期の帰還ループにより所望の周波数、及び第
1の基準信号発振器4と合った位相を持つ信号を生成で
き、電力分配器2により二つに分配した信号の他方がR
OM11、DA変換器12、バイポーラトランジスタに
より構成された可変利得増幅器16により構成された利
得制御回路によって補正されて、第2の基準信号発振器
7と周波数合成器8で周波数合成され、帯域通過フィル
タ9を通過して出力端子10より出力信号として出力さ
れる。ROM11には各周波数チャンネルごとのデータ
が記録されているため、電力レベルが均一な出力信号を
選択周波数チャンネルに応じて周波数シンセサイザの出
力端子10より得られる。
【0028】実施例5.図5はこの発明の実施例5を示
すブロック図であり、図において1〜10は従来装置と
同様の部分であり、11はROM、12はDA変換器、
17は電界効果トランジスタにより構成された可変利得
増幅器である。
【0029】上記のように構成された周波数シンセサイ
ザにおいて、電力分配器2により二つに分配した電圧制
御発振器1の出力信号の一方を外部制御による可変分周
器3に入力し、設定周波数により分周した信号を位相検
波器5に入力する。この位相検波器5では第1の基準信
号発振器4の出力と可変分周器3の出力との位相差を検
出してループフィルタ6に検波出力を送り、ループフィ
ルタ6で不要波を除去し、振幅・位相変調した電圧信号
として出力する。この出力電圧を電圧制御発振器1に供
給することにより位相同期の帰還ループが形成される。
この位相同期の帰還ループにより所望の周波数、及び第
1の基準信号発振器4と合った位相を持つ信号を生成で
き、電力分配器2により二つに分配した信号の他方がR
OM11、DA変換器12、電界効果トランジスタによ
り構成された可変利得増幅器17により構成された利得
制御回路によって補正されて、第2の基準信号発振器7
と周波数合成器8で周波数合成され、帯域通過フィルタ
9を通過して出力端子10より出力信号として出力され
る。ROM11には各周波数チャンネルごとのデータが
記録されているため、電力レベルが均一な出力信号を選
択周波数チャンネルに応じて周波数シンセサイザの出力
端子10より得られる。
【0030】実施例6.図6はこの発明の実施例6を示
すブロック図であり、図において1〜10は従来装置と
同様の部分であり、11はROM、12はDA変換器、
18はダイオードにより構成されたデジタル減衰器であ
る。
【0031】上記のように構成された周波数シンセサイ
ザにおいて、電力分配器2により二つに分配した電圧制
御発振器1の出力信号の一方を外部制御による可変分周
器3に入力し、設定周波数により分周した信号を位相検
波器5に入力する。この位相検波器5では第1の基準信
号発振器4の出力と可変分周器3の出力との位相差を検
出してループフィルタ6に検波出力を送り、ループフィ
ルタ6で不要波を除去し、振幅・位相変調した電圧信号
として出力する。この出力電圧を電圧制御発振器1に供
給することにより位相同期の帰還ループが形成される。
この位相同期の帰還ループにより所望の周波数、及び第
1の基準信号発振器4と合った位相を持つ信号を生成で
き、電力分配器2により二つに分配した信号の他方がR
OM11、DA変換器12、ダイオードにより構成され
たデジタル減衰器18により構成された利得制御回路に
よって補正されて、第2の基準信号発振器7と周波数合
成器8で周波数合成され、帯域通過フィルタ9を通過し
て出力端子10より出力信号として出力される。ROM
11には各周波数チャンネルごとのデータが記録されて
いるため、電力レベルが均一な出力信号を選択周波数チ
ャンネルに応じて周波数シンセサイザの出力端子10よ
り得られる。
【0032】実施例7.図7はこの発明の実施例7を示
すブロック図であり、図において1〜10は従来装置と
同様の部分であり、11はROM、12はDA変換器、
19は電界効果トランジスタにより構成されたデジタル
減衰器である。
【0033】上記のように構成された周波数シンセサイ
ザにおいて、電力分配器2により二つに分配した電圧制
御発振器1の出力信号の一方を外部制御による可変分周
器3に入力し、設定周波数により分周した信号を位相検
波器5に入力する。この位相検波器5では第1の基準信
号発振器4の出力と可変分周器3の出力との位相差を検
出してループフィルタ6に検波出力を送り、ループフィ
ルタ6で不要波を除去し、振幅・位相変調した電圧信号
として出力する。この出力電圧を電圧制御発振器1に供
給することにより位相同期の帰還ループが形成される。
この位相同期の帰還ループにより所望の周波数、及び第
1の基準信号発振器4と合った位相を持つ信号を生成で
き、電力分配器2により二つに分配した信号の他方がR
OM11、DA変換器12、電界効果トランジスタによ
り構成されたデジタル減衰器19により構成された利得
制御回路によって補正されて、第2の基準信号発振器7
と周波数合成器8で周波数合成され、帯域通過フィルタ
9を通過して出力端子10より出力信号として出力され
る。ROM11には各周波数チャンネルごとのデータが
記録されているため、電力レベルが均一な出力信号を選
択周波数チャンネルに応じて周波数シンセサイザの出力
端子10より得られる。
【0034】
【発明の効果】この発明の実施例1によれば、上記のよ
うに構成された周波数シンセサイザにおいて、可変減衰
器がROM及びDA変換器により減衰量を制御されるた
めに、選択された周波数チャンネルによる各機能回路の
減衰量の差異が補正されて、周波数シンセサイザの出力
信号の電力レベルが選択された周波数チャンネルに依存
せずに安定化される。
【0035】また、この発明の実施例2によれば、上記
の同一の可変減衰器をバイポーラトランジスタによって
構成することにより実施例1よりも高周波の周波数シン
セサイザに対して同様の効果が得られる。
【0036】また、この発明の実施例3によれば、上記
の同一の可変減衰器を電界効果トランジスタによって構
成することにより実施例2よりもさらに高周波の周波数
シンセサイザに対して同様の効果が得られる。
【0037】また、この発明の実施例4によれば、上記
のように構成された周波数シンセサイザにおいて、可変
利得増幅器がROM及びDA変換器により利得を制御さ
れるために、選択された周波数チャンネルによる各機能
回路の減衰量の差異が補正されて、周波数シンセサイザ
の出力信号の電力レベルが選択された周波数チャンネル
に依存せずに安定化される。
【0038】また、この発明の実施例5によれば、上記
の可変利得増幅器を電界効果トランジスタによって構成
することにより実施例4よりも高周波の周波数シンセサ
イザに対して同様の効果が得られる。
【0039】また、この発明の実施例6によれば、上記
のように構成された周波数シンセサイザにおいて、デジ
タル減衰器がROMにより減衰量を制御されるために、
選択された周波数チャンネルによる各機能回路の減衰量
の差異が補正されて、周波数シンセサイザの出力信号の
電力レベルが選択された周波数チャンネルに依存せずに
安定化される。
【0040】また、この発明の実施例7によれば、上記
のデジタル減衰器を電界効果トランジスタによって構成
することにより実施例6よりも高周波の周波数シンセサ
イザに対して同様の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による周波数シンセサイザの実施例
1を示すブロック図である。
【図2】 この発明による周波数シンセサイザの実施例
2を示すブロック図である。
【図3】 この発明による周波数シンセサイザの実施例
3を示すブロック図である。
【図4】 この発明による周波数シンセサイザの実施例
4を示すブロック図である。
【図5】 この発明による周波数シンセサイザの実施例
5を示すブロック図である。
【図6】 この発明による周波数シンセサイザの実施例
6を示すブロック図である。
【図7】 この発明による周波数シンセサイザの実施例
7を示すブロック図である。
【図8】 従来の周波数シンセサイザを示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 電圧制御発振器、2 電力分配器、3 可変分周
器、4 第1の基準信号発振器、5 位相検波器、6
ループフィルタ、7 第2の基準信号発振器、8周波数
合成器、9 帯域通過フィルタ、10 周波数シンセサ
イザの出力ポート、11 ROM、12 DA変換器、
13 ダイオード可変減衰器、14 バイポーラトラン
ジスタ可変減衰器、15 電界効果トランジスタ可変減
衰器、16 バイポーラトランジスタ可変利得増幅器、
17 電界効果トランジスタ可変利得増幅器、18 ダ
イオードデジタル減衰器、19 電界効果トランジスタ
デジタル減衰器。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電圧制御発振器、上記電圧制御発振器の
    出力信号を二つに電力分配する電力分配器、上記電力分
    配器により分配された一方の信号を分周する可変分周
    器、第1の基準信号発振器、上記第1の基準信号発振器
    の出力信号と上記可変分周器の出力信号である分周信号
    との位相差を検出する位相検波器及び、上記位相検波器
    の出力信号を入力信号とするループフィルタとからなる
    位相同期型シンセサイザと、第2の基準信号発振器と、
    上記電力分配器により分配された他方の信号と上記第2
    の基準信号発振器の出力信号とを周波数合成する周波数
    合成器及び、上記周波数合成器の出力信号を入力信号と
    する帯域通過フィルタとからなる周波数シンセサイザに
    おいて、上記電力分配器と上記周波数合成器との間にダ
    イオードにより構成された可変減衰器と、上記可変減衰
    器に制御電圧を供給するDA変換器及び、外部制御信号
    に対応した上記DA変換器の出力電圧値をデジタル値と
    して記憶したROMとからなる利得制御回路を備えたこ
    とを特徴とする周波数シンセサイザ。
  2. 【請求項2】 上記の可変減衰器はバイポーラトランジ
    スタ、あるいは電界効果トランジスタにより構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の周波数シンセサイ
    ザ。
  3. 【請求項3】 電圧制御発振器、上記電圧制御発振器の
    出力信号を二つに電力分配する電力分配器、上記電力分
    配器により分配された一方の信号を分周する可変分周
    器、第1の基準信号発振器、上記第1の基準信号発振器
    の出力信号と上記可変分周器の出力信号である分周信号
    との位相差を検出する位相検波器及び、上記位相検波器
    の出力信号を入力信号とするループフィルタとからなる
    位相同期型シンセサイザと、第2の基準信号発振器と、
    上記電力分配器により分配された他方の信号と上記第2
    の基準信号発振器の出力信号とを周波数合成する周波数
    合成器及び、上記周波数合成器の出力信号を入力信号と
    する帯域通過フィルタとからなる周波数シンセサイザに
    おいて、上記電力分配器と上記周波数合成器との間にバ
    イポーラトランジスタにより構成された可変利得増幅器
    と、上記可変利得増幅器に制御電圧を供給するDA変換
    器及び、外部制御信号に対応した上記DA変換器の出力
    電圧値をデジタル値として記憶したROMとからなる利
    得制御回路を備えたことを特徴とする周波数シンセサイ
    ザ。
  4. 【請求項4】 上記の可変利得増幅器は電界効果トラン
    ジスタにより構成されていることを特徴とする請求項3
    記載の周波数シンセサイザ。
  5. 【請求項5】 電圧制御発振器、上記電圧制御発振器の
    出力信号を二つに電力分配する電力分配器、上記電力分
    配器により分配された一方の信号を分周する可変分周
    器、第1の基準信号発振器、上記第1の基準信号発振器
    の出力信号と上記可変分周器の出力信号である分周信号
    との位相差を検出する位相検波器及び、上記位相検波器
    の出力信号を入力信号とするループフィルタとからなる
    位相同期型シンセサイザと、第2の基準信号発振器と、
    上記電力分配器により分配された他方の信号と上記第2
    の基準信号発振器の出力信号とを周波数合成する周波数
    合成器及び、上記周波数合成器の出力信号を入力信号と
    する帯域通過フィルタとからなる周波数シンセサイザに
    おいて、上記電力分配器と上記周波数合成器との間にダ
    イオードにより構成されたデジタル減衰器及び、上記デ
    ジタル減衰器の外部制御信号に対応した減衰量をデジタ
    ル値として記憶したROMとからなる利得制御回路を備
    えたことを特徴とする周波数シンセサイザ。
  6. 【請求項6】 上記のデジタル減衰器は電界効果トラン
    ジスタにより構成されていることを特徴とする請求項5
    記載の周波数シンセサイザ。
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