JPH0826104A - 移動装置 - Google Patents

移動装置

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JPH0826104A
JPH0826104A JP6164244A JP16424494A JPH0826104A JP H0826104 A JPH0826104 A JP H0826104A JP 6164244 A JP6164244 A JP 6164244A JP 16424494 A JP16424494 A JP 16424494A JP H0826104 A JPH0826104 A JP H0826104A
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JP
Japan
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pressure
fluid
moving device
flow path
flexible actuator
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Withdrawn
Application number
JP6164244A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Koga
賀 章 浩 古
Koichi Suzumori
森 康 一 鈴
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のフレキシブルアクチュエータを駆動要
素として有し、高い信頼性で狭所を移動でき、小型化に
適した構造を有する移動装置を提供する。 【構成】 壁(100)間等に形成された空間を移動す
る移動装置であって、流体が流通する複数の流路(8)
が内部に形成された基部(1)と、長手方向に延びる複
数の圧力室(114、115、116が各々の内部に形
成された複数の筒状弾性体(3)と、流体の圧力を各々
の流路(8:8a,8b,8c,8d)に対し選択的に
調整可能な圧力制御手段(5)と、を備え、複数の筒状
弾性体(3)は所定の配列で基部(1)の複数の面に立
設されているとともに、各々の筒状弾性体(3)の少な
くとも2個の圧力室は異なる流路(8)に連通されてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は移動装置に係り、特に配
管や壁間等に形成された空間を移動する移動装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、配管内部を移動する移動装置とし
て、複数個の車輪を持ちその車輪を配管内側に押しつけ
車輪を回転させることによって移動する移動装置が開発
されている(例えば、計測自動制御学会論文集、Vo
l.21 No.7,pp733−740(198
5)、特開昭63−275473号公報)。
【0003】図20を参照してこの移動装置の概略を説
明する。この移動装置は、3個の車輪70a,70b,
70cを棒状部材71a、71bを介して管内壁73
a,73bに押しつけ、車輪70a,70b,70cを
駆動させることにより推進力を生成し、管内を移動す
る。管壁73a,73bの間隔が多少変化したとして
も、バネ72の作用によりはさみ構造をなす棒状部材7
1a,71bのなす角θが変化し、車輪70a,70
b,70c間の距離を管壁間隔の変化にならわせること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図20に示す従来の移
動装置においては、車輪70a,70b,70cは推進
を担うとともに自重を支えるため、車輪70a,70
b,70cが滑ってしまうと、移動が困難になってしま
った。信頼性を上げるために多数の車輪を有する機構と
すると、装置が大型になりかつ複雑化してしまい、装置
のコンパクト化が困難となってしまう。
【0005】そこで本発明の目的は、上記従来技術の有
する問題を解消し、高い信頼性を有しコンパクト化が容
易な移動装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による移動装置は、壁間等に形成された空間
を移動する移動装置であって、流体が流通する複数の流
路が内部に形成された基部と、長手方向に延びる複数の
圧力室が各々の内部に形成された複数の筒状弾性体と、
流体の圧力を各々の流路に対し選択的に調整可能な圧力
制御手段と、を備え、前記複数の筒状弾性体は所定の配
列で前記基部の複数の面に立設されているとともに、各
々の前記筒状弾性体の少なくとも2個の圧力室は異なる
前記流路に連通されていることを特徴とする。
【0007】また、前記基部には、前記複数の流路へ流
体を入力するための複数の入力ポートが形成されている
ことを特徴とする。
【0008】また、前記基部と前記筒状弾性体は弾性部
材からなり、前記筒状弾性体の弾性係数は前記基部の弾
性係数よりも小さいことを特徴とする。
【0009】また、前記基部は、別体として形成された
2個の構造体を張り合わせて形成されており、各々の構
造体は片面に前記複数の筒状弾性体が所定の配列で立設
されているとともに内部に前記入力ポートと連通する複
数の流路が形成されていることを特徴とする。
【0010】また、2個の前記構造体は、互いに張り合
わされる面にかみ合い部が形成されていることを特徴と
する。
【0011】また、前記構造体は、前記複数の筒状弾性
体と一体に光造形法によって形成されたものであること
を特徴とする。
【0012】また、前記構造体の互いに張り合わされる
面には、前記流路の凹部が形成されていることを特徴と
する。
【0013】また、前記基部は、内部を区画されて形成
され互いに独立に内部流体圧を調整可能な複数の流体室
を備えることを特徴とする。
【0014】また、前記圧力制御手段は、基部の内部に
配設され、電気回路で制御可能な複数の流体素子を有す
ることを特徴とする。
【0015】
【作用】各々の筒状弾性体の少なくとも2個の圧力室は
異なる流路に連通されており、異なる流路に連通する圧
力室は各々の流路を介して圧力制御手段によって他の圧
力室に対して相対的に流体圧力が調整される。ある特定
の流路の流体圧力を圧力制御手段によって調整すると、
その特定の流路に連通する圧力室を有するグループの筒
状弾性体は、対応する圧力室の流体圧力と他の圧力室の
流体圧力との差ができ弾性変形する。
【0016】筒状弾性体の先端部を壁面等へ当接させ筒
状弾性体を弾性変形させることにより、筒状弾性体は壁
面等に対して壁間保持力と推進力を得る。移動装置の目
標とする動作に応じて、所定の配列で立設された複数の
筒状弾性体を所定の一連の順序で圧力制御手段を介して
弾性変形させることにより、複数の筒状弾性体は壁面等
に対する壁間保持力等を得て移動することができる。
【0017】複数の筒状弾性体は基部の複数の面、例え
ば表裏両側に立設されているので、基部の複数の面にあ
る筒状弾性体の先端部で壁面等を押しつけることが可能
であり、移動装置は他の手段を用いずに自力で壁間等に
形成された空間内に支持しながら移動することができ
る。
【0018】また、基部には、複数の流路へ流体を入力
するための複数の入力ポートが形成されているので、圧
力制御手段によりこれらの入力ポートから容易に流体圧
力を供給できるとともに流体圧力を制御することができ
る。
【0019】また、筒状弾性体の弾性係数は基部の弾性
係数よりも小さいので、筒状弾性体のみを選択的に変形
させることが可能になり、移動装置を効果的に移動させ
ることができる。
【0020】また、基部は、別体として形成された2個
の構造体を張り合わせて形成されるので、光造形法で形
成しやすくすることができる。
【0021】また、2個の構造体は、互いに張り合わさ
れる面にかみ合い部が形成されているので、密接に張り
合わせることができる。
【0022】また、構造体は、複数の筒状弾性体と一体
に光造形法によって形成されたものであるので、従来の
ように各構成部品を個別に作成し組立を行い配管を行う
場合に比べて、コンパクト化が可能であり、ほとんど組
立工程を用いずに容易に製造することが可能になる。
【0023】また、構造体の互いに張り合わされる面に
は、流路の凹部が形成されているので、不要な箇所を容
易に除去・洗浄することができる。
【0024】また、基部は、内部を区画されて形成され
互いに独立に内部の流体圧力を調整可能な複数の流体室
を備えるので、湾曲した部分を有する壁面の空間に対応
させて基部自体を弾性変形させることができる。
【0025】圧力制御手段は、基部の内部に配設され、
電気回路で制御可能な複数の流体素子で構成されている
ので、移動装置本体の外部に別体の圧力制御手段を設け
る必要がなく、流路の流体圧力を調節制御することがで
きる。
【0026】
【実施例】本発明による移動装置の実施例を図面を参照
して説明する。図1乃至図7を参照して本発明の第1実
施例を説明する。図1において、符号1は基部を示し、
基部1の側部には圧力流体(空気や水など)を入力する
ための複数の入力ポート2が設けられ、基部1の上下両
面の各面には複数の筒状弾性体としてのフレキシブルア
クチュエータ3が4行3列に立設されている。
【0027】このフレキシブルアクチュエータ3は、例
えば特開平1−247809号公報に記載されたものを
使用することができる。以下、このフレキシブルアクチ
ュエータ3の構成を図21、22を用いて説明する。
【0028】図21にフレキシブルアクチュエータの分
解斜視図に示す。フレキシブルアクチュエータ3は、外
壁を形成する筒状弾性体108、先端封止部109、根
元封止部110,チューブ111(111a,111
b)および先端部材112から構成されている。そし
て、同図からもわかるように、筒状弾性体108は同一
形状からなる2つの単体筒状弾性体113(113a,
113b)をその軸方向に並列に接着することにより一
体形成したものである。このため、接着された部位によ
り筒状弾性体108の軸方向に弾性隔壁105が延設さ
れ、この弾性隔壁105により2つの圧力室114,1
15が形成される。単位筒状弾性体113a,113b
は図21および図22に示すように、図面垂直方向を軸
としてそれぞれ間隔を密にして螺旋状に巻装された繊維
117を、弾性材料であるシリコーンゴムにより被覆し
て形成されている。
【0029】このため筒状弾性体108は繊維117と
ゴムとの複合による異方性弾性材料によって形成される
ことにより縦弾性係数の小さい方向は筒状弾性体108
の軸方向118と略一致し、この軸方向118には伸び
やすくなっているものである。また軸方向118と直交
する方向119には繊維117により縦弾性係数大のた
め伸びにくくなっている。
【0030】先端封止部109は、金属などにより形成
され単位筒状弾性体113a,113bに形成された圧
力室114,115を封止する扇形状の上蓋109a,
109bの一端を単位筒状弾性体113a,113bに
挿入して接着することにより構成されている。
【0031】根元封止部110は、先端封止部109と
同様なる扇形状の下蓋110a,110bと、この下蓋
110a,110bの一端を単位筒状弾性体113a,
113bに挿入して接着封止することにより構成されて
いる。
【0032】また、下蓋110a,110bには、チュ
ーブ111a,111bが挿入固着される挿入穴120
a,120bがそれぞれ設けられている。チューブ11
1a,111bは接着剤により挿入穴120a,120
bに密封状に固着されているものである。チューブ11
1a,111bの他端は、ここでは図示しない圧力制御
装置(例えば空気源や圧力制御弁、およびこれらを制御
する計算機など)に接続しており、作動流体の圧力を自
在に調整できるようになっている。また、ここでは図示
していないが、接着した2つの単位筒状弾性体113
a,113bの周囲をさらにシリコーンゴムで被覆して
いる。
【0033】また、筒状弾性体108の前記先端封止部
109のさらに先端には、シリコーンゴムからなる先端
部材112が接着されている。先端部材112は略球面
状の形状をなしている。この先端部材112は、壁面と
の摩擦を大きくするために、その表面摩擦係数が比較的
大となるように加工されていてもよい。
【0034】なお、図21では内部に1つの隔壁105
によって2つの圧力室114、115に区画された場合
を示したが、図22に示すように3個の隔壁105、1
06、107によって3つの圧力室114、115、1
16に区画することも可能である。
【0035】次に、上述したフレキシブルアクチュエー
タ3をロボットのフレキシブルアクチュエータ3として
機能させる際の動作について図23を参照して説明す
る。フレキシブルアクチュエータ3の内部に3つの隔壁
105,106,107が、その軸方向に延びるように
形成されている。これらの隔壁105,106,107
は略120度間隔に形成されている。このような構成か
らなるフレキシブルアクチュエータ3について、例えば
チューブ111aから作動流体を送り込んで圧力室11
4の圧力を高めたとする。このようにすると、圧力室1
14は軸方向に伸び、筒状弾性体108がA方向に湾曲
して鎖線で示した状態になる。この状態でさらにチュー
ブ111cを介して圧力室116の圧力を高めれば、筒
状弾性体108は紙面手前に向かうC方向に湾曲するこ
とになる。このようにして3つの圧力室114,11
5,116に与える圧力の組み合わせにより、筒状弾性
体108を任意の方向へ湾曲させることができる。ま
た、3つの圧力室114,115,116の圧力を等し
く高めれば、筒状弾性体108を軸方向に真直ぐ伸ばす
ことができる。このような動作を利用することにより、
フレキシブルアクチュエータ3の移動が可能となる。
【0036】次に、以上のようなフレキシブルアクチュ
エータ3を立設する基部1等について説明する。
【0037】基部1の内部には、図3等に示すように複
数の流路8が形成されている。複数の流路8は互いに異
なる入力ポート2に連通している。各々のフレキシブル
アクチュエータ3は図21および図22において説明し
たように、複数(本実施例では3個)の圧力室を有す
る。これらの複数の圧力室の少なくとも2個は互いに異
なる流路8に連通されている。
【0038】図1に示すように、入力ポート2の各々に
はチューブ4が接続され、チューブ4は圧力制御手段5
に接続されている。圧力制御手段5はコンプレッサやバ
ルブ等によって構成されており、複数の入力ポート2を
介して圧力流体を流路8へ供給するとともに各流路8の
圧力流体の流体圧を選択的に調整することができるよう
になっている。
【0039】図2は基部1を含む移動装置本体の具体的
形成方法を示す。図2に示すように移動装置本体は、フ
レキシブルアクチュエータ3と流路部13a、13bと
からなる2つの構造体15a、15bをまずそれぞれ作
成し、構造体15a、15bを流路8の対応する箇所ど
うしが接するように位置を調整し、構造体15a、15
bの間に接着剤等を封入し、接合することによって作成
される。
【0040】流路部13a、13bには複数の流路8が
形成されている。圧力制御手段5は移動装置の駆動に必
要なフレキシブルアクチュエータ3へ対応する流路8を
介して選択的に圧力流体を供給する。流路部13a、1
3bのフレキシブルアクチュエータ3はそれぞれ先端部
を壁面100へ押しつけることが可能である。なお、圧
力制御手段5からの流体を流路部13a、13bに伝え
るチューブ4は2つの構造体15a、15bの間に挟ん
で接続してもよいし、構造体15a、15bのどちらか
一方に接続した後に2つの構造体15a、15bを接合
してもよい。
【0041】なお、図2では、基部1の上下両面の各面
に12個のフレキシブルアクチュエータ3が6行または
6列に立設されている場合を示したが、以下の図3乃至
図6では、独立の流路8の系統数を減らして基部1をコ
ンパクトに形成するためにフレキシブルアクチュエータ
3を3行3列に立設した場合について説明する。
【0042】図3乃至図6に、基部1に形成された複数
の流路8とこれらの流路に連通するフレキシブルアクチ
ュエータ3の圧力室を示す。図3は、図2における断面
A−Aを示し、図4は図2における断面B−B、図5は
図2における断面C−C、および図6は図2における断
面D−Dを示す。
【0043】流路部13aには4系統の流路8(8a,
8b,8c,8d)が形成され、各々の流路8は図6に
示す4つの圧力供給口16a,16b、16c,16d
に接続されている。圧力供給口16a,16b、16
c,16dは対応する異なる入力ポート2に接続されて
いる。
【0044】図6において、各々のフレキシブルアクチ
ュエータ3の3個の圧力室に対応する基部1における端
面は、(17a,17b,17c)、(18a,18
b,18c)〜(25a,25b,25c)によって示
される。
【0045】それぞれの圧力供給口16a,16b、1
6c,16dに複数のフレキシブルアクチュエータ3の
圧力室が対応するように流路8(8a,8b,8c,8
d)が形成されている。
【0046】フレキシブルアクチュエータ3の圧力室の
端面17bと17cは流路8bを介して互いに連通して
いる。したがってこれらの圧力室は同一の流路8bに連
通している。これに対して、圧力室の端面17aは圧力
室の端面17bと17cとは別に流路8aに連通してい
る。
【0047】ここで、フレキシブルアクチュエータ3の
3個の圧力室を異なる流路に連通せずに2個の圧力室を
共通の流路に連通させたのは、流路の個数を少なくして
コンパクトに移動装置を構成するためである。ここで示
す例では、移動装置は前方後方の一方向へのみ移動する
ことが可能である。なお、前方後方の他に左右方向にも
移動できるようにするためには、流路8の個数を増やし
3個以上の圧力室を異なる流路に連通し、各圧力室の圧
力を独立に制御できるようにすればよい。
【0048】なお、同様にして、圧力室の端面19bと
19c、端面21bと21c、端面23bと23c、端
面25bと25cの各々も流路8bを介して互いに対で
連通している。また、同様に、他のフレキシブルアクチ
ュエータ3についても、圧力室の端面18bと18c、
端面20bと20c、端面22bと22c、端面24b
と24cの各々も流路8bを介して互いに対で連通して
いる。
【0049】具体的には、圧力供給口16aに供給され
た流体は、流路口16a’,16a”を経て、流路8a
に流れ込み、その流体は流路口17a”、19a”、2
1a”、23a”、25a”さらに流路口17a’、1
9a’、21a’、23a’、25a’を経てフレキシ
ブルアクチュエータ3の各圧力室の端面17a、19
a、21a、23a、25aに到達する。
【0050】他の3つの圧力供給口16b、16c,1
6dに関しても同様に流路8が形成されている。圧力供
給口16bからの流体は流路8bへ流れ込み、流路口1
7b,17c、19b,19c、21b,21c、23
b,23c、25b,25cに到達し、圧力供給口16
cからの流体は流路8cへ流れ込み、流路口18b,1
8c、20b,20c、22b,22c、24b,24
cに到達し、圧力供給口16dからの流体は流路8dへ
流れ込み、流路口18a、20a、22a、24aに到
達する。
【0051】次に本実施例の作用について説明する。圧
力制御手段5によって入力ポート2を介して流路8a,
8b,8c,8dへ供給される流体の流体圧力が制御さ
れると、フレキシブルアクチュエータ3の各圧力室の圧
力が変化しフレキシブルアクチュエータ3が駆動され
る。多数のフレキシブルアクチュエータ3の一部は選択
的に壁面100を押さえつける。各フレキシブルアクチ
ュエータ3の圧力室の流体圧力を調整することにより、
フレキシブルアクチュエータ3の先端部は推進力と壁間
保持力を得て移動装置を移動させる。
【0052】次に、図7を参照して移動装置が壁面10
0で形成された空間を移動する動作について説明する。
なお、図7では基部1の上下面の各々に4列のフレキシ
ブルアクチュエータ3a,3b,3c,3dが立設され
ている。流路部13a、13bを通して特定のフレキシ
ブルアクチュエータ3のグループに加圧することによっ
て、アクチュエータ全体としてある決まった動作を協調
的に行わせ移動させる。この移動をさせるためのフレキ
シブルアクチュエータ3の駆動形態の一例を図7に示
す。図7の(a)、(b)、(c)および(d)に示す
ようにフレキシブルアクチュエータ3を順に動かしてい
くと、壁面100に対してフレキシブルアクチュエータ
3が壁間保持力および推進力を得、基部1を含む移動装
置が右へ動く力を得ることができる。
【0053】すなわち、移動装置の初期状態では、
(a)に示すように、フレキシブルアクチュエータ3
a,3cが伸張するとともに、フレキシブルアクチュエ
ータ3b,3dが収縮し、フレキシブルアクチュエータ
3a,3cは壁面100を押しつけることにより、移動
装置の位置を保持可能とする壁間保持力を得ている。
【0054】次に(b)に示すように、フレキシブルア
クチュエータ3a,3cをさらに伸張するとともに進行
方向へ向かって湾曲させ、推進力を生成し、移動装置本
体を進行方向へ移動させる。次に、収縮していたフレキ
シブルアクチュエータ3b,3dを伸張させるとともに
進行方向と逆方向に湾曲させ、壁面100と接触させ、
壁間保持力を持たせる。
【0055】次に(c)図に示すように、フレキシブル
アクチュエータ3b,3dを伸張させたまま湾曲を減少
させることによって推進力を得る。一方、フレキシブル
アクチュエータ3a,3cの流体圧力を減少させて収納
させる。
【0056】次に(d)に示すように、フレキシブルア
クチュエータ3b、3dを伸張させるとともに進行方向
に湾曲させることにより推進力を得る。一方フレキシブ
ルアクチュエータ3a,3cを進行方向と逆方向に湾曲
させた状態で伸張させ壁面100と接触させる。
【0057】次にフレキシブルアクチュエータ3a,3
cを伸張させたまま、湾曲を減少させる。この後、フレ
キシブルアクチュエータ3a,3dを(a)に示す初期
状態にもどす。
【0058】なお、上述した実施例では、基盤1の構造
は平板状の2個を張り合わせた構造には限定されず、例
えば、円柱の表面に多数のフレキシブルアクチュエータ
3が突き出たような構造で作成してもよい。
【0059】また、上述の説明では、流路8の系統数を
少なくするために圧力室の端面17bと17c等を互い
に連通させ、前方後方のみに移動する場合について説明
した。しかし、本実施例ではこれに限らず、流路8の系
統数を増やし3個の圧力室を異なる流路に連通し、各圧
力室に供給する流体圧力を独立に制御し、前方後方の他
に左右方向にも移動できるようにすることが可能であ
る。
【0060】次に、図8を参照して本発明の第2実施例
について説明する。本実施例の移動装置本体は、流路部
32a、32bを有する分割された構造体33aと33
bとを別々に作成し、上下に2個を張り合わせることに
よって作成される。図8において、構造体33a、33
bの流路部32a、32bの下側面31a,31bには
8a、8bのパターンが形成されている。各々の流路8
a,8bは、フレキシブルアクチュエータ3の特定のグ
ループに連通されている。流路8a,8bは流路部32
a、32bの内部に内蔵されるのではなく、下側面31
a,31bに流路8a,8bの上部が解放された凹断面
形状を持つ流路が形成されている。
【0061】本実施例においては、微小化を容易にする
ため、後述する光造形法によって光硬化性流動物質に光
エネルギーを選択的に照射することによって、ほとんど
組立工程を用いずに移動装置本体を形成することが可能
になる。ここで、この光造形法を用いて構造体33a、
33bのような形状を作成する際には、構造体33a、
33bの内部に残った光硬化性流動物質の除去及び洗浄
が問題になる。
【0062】本実施例では、構造体33a、33bの下
側面31a,31bに流路8a,8bの凹断面形状を持
つ流路が形成され外部へ開放された形状であるため、不
要な箇所を容易に除去・洗浄することができる。
【0063】なお、構造体33a、33bを張り合わせ
る場合に、完全に密閉するように張り合わせることは容
易ではない。そこで、構造体33a、33bを、図9に
示すようなオス型36とメス型35の構成を取り入れた
形状に加工するのがよい。オス型36とメス型35の構
造をとることにより、下側面31a,31bのはり合わ
せを確実に密閉することができ、流路8a,8bを正確
に機能するようにできる。なお、オス型36とメス型3
5の組み合わせを上下逆にしてもよい。
【0064】次に、図10を参照して本発明の第3実施
例について説明する。本実施例において、流路部41と
フレキシブルアクチュエータ3とは異なる2種類の光硬
化性流動物質を用いて形成されている。流路部41を形
成する材料は、フレキシブルアクチュエータ3の材料と
比較して、硬化後の硬度が大きく伸び率が小さく破断伸
びが小さいものが選択される。
【0065】流路部41とフレキシブルアクチュエータ
3とからなる移動装置本体は、光造形法によって次のよ
うに形成される。まず、硬化後の硬度が大きく、伸び率
の小さな光硬化性流動物質を用いて、流路部41を作成
する。その後、流動物質を硬化後の硬度が小さく、伸び
率・破断伸びの大きいものに取り替え、光エネルギーに
よる硬化工程を繰り返し、フレキシブルアクチュエータ
3を形成する。この時、流路部41とフレキシブルアク
チュエータ3との位置合わせは、光源と光硬化性流動物
質の間にアクリル板等を挿入し、流動物質に硬化の影響
を与えない状態に於いて、その光の結像の位置を流路部
41上で調整することによって行う。
【0066】移動装置本体を同一材料にて全て作成した
場合には、圧力を加えるとフレキシブルアクチュエータ
3のみでなく流路部41も変形してしまい、移動装置を
有効に移動させることができない。これに対して、本実
施例の構成によれば、流路部41はフレキシブルアクチ
ュエータ3に比べて伸びにくいため、フレキシブルアク
チュエータ3のみを選択的に変形させることが可能にな
り、移動装置を効果的に移動させることができる。
【0067】次に図11を参照して本発明の第4実施例
について説明する。本実施例では、基部1は2個の構造
体51、52に分割されており、2個に分割された構造
体51、52の間に流体室53が設けられている。流体
室53には構造体51、52に挟まれたベローズがあ
り、このベローズはチューブ4aを介して圧力制御手段
5から送られる流体によって伸縮自在であり、ベローズ
の伸縮に伴って構造体51、52の間の距離が変化す
る。なお、ベローズの代わりに風船等を用いてもよい。
【0068】本実施例の構成によれば、移動装置が移動
する空間に壁面100間の距離や内管径の変化がある場
合でも、構造体51、52の間隔を調整することができ
るので、常にフレキシブルアクチュエータ3を壁面10
0に対して押しつけることが可能となり推進力と壁間保
持力を得ることができる。
【0069】次に、図12および図13を参照して本発
明の第5実施例について説明する。
【0070】図12に示すように基部1には、フレキシ
ブルアクチュエータ3に流体の供給を可能とするための
流路8が形成された流路部93a、93bと、流路部9
3a、93bの間にある4個に区分された流体室91
a,91b,91c,91dと、流体室91a,91
b,91c,91dに流体を供給するための流路の形成
された流路部94a,94bとが設けられている。
【0071】流体室91a、91b、91c、91dに
流体を供給することにより流路部93a、93b間の距
離を可変にすることができる。つまり、移動する空間に
壁面100間の距離や内管径の変化がある場合でも、推
進力と壁間保持力により移動が可能である。また、流路
部93a、93bの間に4個に区分された流体室91
a,91b,91c,91dを設けたので、基部1を含
む移動装置本体を湾曲させることができる。
【0072】例えば、圧力制御手段5からの流体はチュ
ーブ4を経て流路部93、94へ供給される。この場
合、流体室91aと91bのみに流体を供給すると、移
動装置本体が図13に示すように湾曲する。この結果、
湾曲した部分を有する壁面100の空間も移動すること
が可能になる。
【0073】さらに、湾曲した部分を有する壁面100
の空間がその壁面100間の距離を拡大あるいは縮小し
ながら湾曲している場合においても、流路部93a、9
3b間の距離を変えるとともに移動装置本体を湾曲させ
ることにより、移動装置を移動させることができる。
【0074】例えば、流体室91c,91dに流体を加
えるとともに流体室91a、91bには流体室91c,
91dに加えた流体よりも多くの流体を加えることによ
り流路部93a、93b間の距離を変えてフレキシブル
アクチュエータ3間の距離を拡大し、流体室91aと9
1bと流体室91cと91dに加えた流体圧力の差圧に
より移動装置本体を湾曲させることによって可能にな
る。
【0075】なお、本実施例による移動装置を進行方向
に複数個連結させ、連結した移動装置本体をS字型に湾
曲させながら移動させる構成としてもよい。
【0076】次に、図14および図15を参照して本発
明の第6実施例について説明する。
【0077】フレキシブルアクチュエータ3の先端部3
aには、図15(a)に示すよう弾性変形させるための
流体室83の他に、フレキシブルアクチュエータ3を壁
面100に吸着させるための流体室からなる吸着部82
aが設けられている。吸着部82aは3個の流体室83
の隔壁が交わる中心部にある。なお、図15(b)に示
すように、3個の流体室83の周壁に隣接して3個の吸
着部82bを設けてもよく、あるいは図15(c)に示
すように3個の流体室83の周壁の外周に吸着部82c
を設けてもよい。吸引部82a、82b,82cの数は
さらに増やしてもよい。
【0078】圧力制御手段5からの流体はチューブ4を
介して特定のフレキシブルアクチュエータ3の流体室8
3へ選択的に供給される。また、フレキシブルアクチュ
エータ3は、圧力吸引装置87によってチューブ89を
介して吸引部82a、82b,82cにより壁面100
に吸着される。この結果、吸引部82a、82b,82
cの働きにより、移動装置は壁面100に吸着しながら
移動することが可能になる。
【0079】次に、図16及び図17を参照して本発明
の第7実施例について説明する。
【0080】前述の第1〜第6実施例では、いずれも移
動装置本体とは別体の圧力制御手段5によって外部から
チューブ4を介して移動装置本体内にある流路の流体圧
力を制御していた。
【0081】これに対して、本実施例は、移動装置本体
とは別体の圧力制御手段5等の複雑な装置を不要とし、
移動装置本体に流体素子を用いた発振回路を設け、これ
によって発生した圧力変動によって各フレキシブルアク
チュエータ3を駆動するものである。
【0082】図16に示すように、基部1を構成する構
造体71a,71bの各々の内部には流体素子からなる
複数の発振回路部72が配設されており、これらの発振
回路部72の間に流路75が形成されている。
【0083】発振回路部72には、例えば図17に示す
ような流体素子76を用いることができる。流体素子7
6は側壁付着形論理素子として知られており、図中の梨
地部分を構造体71a,71bの各々の内部に形成する
だけでよく、光造形法によって容易に成形することが可
能である。
【0084】図17において例えばポート76aに一定
の圧力を供給し、ポート76b,76cをそれぞれ負荷
側(フレキシブルアクチュエータ3側)に接続すると、
ポート76aから供給された流体は一定の周期で切替わ
りながらポート76b,76cへ流れる。したがってポ
ート76b,76cを構造体71a,71b内に形成し
た流路75を通じて特定のフレキシブルアクチュエータ
3を選択的に駆動することができる。ここで、外部から
は移動装置本体へは一本の送気管73を通じて圧力源7
4より一定圧力が供給されるだけでよい。
【0085】次に、移動装置本体の光造形法による製造
方法について図18および図19を参照して説明する。
前述の第2、第3実施例の移動装置を作成する方法につ
いて説明する。光造形法で製造しようとする移動装置本
体を輪切り状にし、各輪切りの断面に対応する種々の光
学マスク63のパターンを作成する。図18において、
光源62の光エネルギーを光学マスク63およびレンズ
装置64を通して、光硬化性流動物質61上に光学マス
ク63の像を結像する。
【0086】この結果、光学マスク63のパターンに応
じて光が照射された部分の光硬化性流動物質61のみが
硬化反応を起こし、エレベータ66上に硬化層が形成さ
れる。
【0087】次に、その硬化した層の厚さ分だけZステ
ージ65によりエレベータ66を降下させ、光学マスク
63のパターンを他のパターンに交換し、光源62の光
エネルギーを光硬化性流動物質61上に交換した光学マ
スク63のパターンを結像する。このようにして、硬化
層の厚さ分だけエレベータ66を降下させるとともに光
学マスク63を交換しながら光照射による光硬化性流動
物質61の硬化を繰り返し、所望の3次元形状の移動装
置本体を形成する。
【0088】なお、光造形法は図18に示したような光
学マスク63を使用するのに限らず、例えば図19に示
すように、光学マスク63を使用する代わりにミラー6
8をX方向、Y方向へ振ることにより所望のパターンを
光硬化性流動物質61上に形成してもよい。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成によれ
ば、信頼性が高く、壁間等に形成された空間内を移動で
き小型化に適した構造を有する移動装置を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動装置の第1実施例の構成図を示す
斜視図。
【図2】第1実施例の構造体のユニットを示す断面図。
【図3】図2の線A−Aで見た基部の内部の流路を示す
断面図。
【図4】図2の線B−Bで見た基部の内部の流路を示す
断面図。
【図5】図2の線C−Cで見た基部の内部の流路を示す
断面図。
【図6】図2の線D−Dで見た基部の内部の流路を示す
断面図。
【図7】第1実施例の移動装置の動作を説明する図。
【図8】第2実施例を示す分解説明図。
【図9】第2実施例の構造体を示す断面図。
【図10】第3実施例を説明するための側面図。
【図11】第4実施例の概略構成を示す構成説明図。
【図12】第5実施例の上平面図(a)と側平面図
(b)。
【図13】第5実施例の動作を説明する断面図。
【図14】第6実施例の概略構成を示す構成説明図。
【図15】第6実施例におけるフレキシブルアクチュエ
ータの例を示す断面図。
【図16】第7実施例の概略構成を示す斜視図。
【図17】第7実施例において使用する流体素子を示す
平面図。
【図18】光造形法により移動装置を製造する場合に使
用する製造装置の概略構成を示す構成説明図。
【図19】光造形法により移動装置を製造する場合に使
用する他の製造装置の概略構成を示す構成説明図。
【図20】従来の移動装置の一例を示す図。
【図21】フレキシブルアクチュエータの構成を示す分
解斜視図。
【図22】フレキシブルアクチュエータの他の構成を示
す分解斜視図。
【図23】フレキシブルアクチュエータの動作を説明す
る説明図。
【符号の説明】
1 基部 2 入力ポート 3 筒状弾性体(フレキシブルアクチュエータ) 4 チューブ 5 圧力制御手段 8 流路 15a,15b 構造体 61 光硬化性流動物質 62 光源 63 光学マスク 64 レンズ装置 65 Zステージ 66 エレベータ 68 ミラー 100 壁面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】壁間等に形成された空間を移動する移動装
    置であって、 流体が流通する複数の流路が内部に形成された基部と、 長手方向に延びる複数の圧力室が各々の内部に形成され
    た複数の筒状弾性体と、 流体の圧力を各々の流路に対し選択的に調整可能な圧力
    制御手段と、を備え、 前記複数の筒状弾性体は所定の配列で前記基部の複数の
    面に立設されているとともに、各々の前記筒状弾性体の
    少なくとも2個の圧力室は異なる前記流路に連通されて
    いることを特徴とする移動装置。
JP6164244A 1994-07-15 1994-07-15 移動装置 Withdrawn JPH0826104A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0979213A (ja) * 1995-09-13 1997-03-25 Toshiba Corp アクチュエータ
WO2005045259A1 (ja) * 2003-11-10 2005-05-19 Hitachi Medical Corporation 流体圧式アクチュエータ

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