JPH0826018A - 移動屋台車両 - Google Patents
移動屋台車両Info
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- JPH0826018A JPH0826018A JP6182934A JP18293494A JPH0826018A JP H0826018 A JPH0826018 A JP H0826018A JP 6182934 A JP6182934 A JP 6182934A JP 18293494 A JP18293494 A JP 18293494A JP H0826018 A JPH0826018 A JP H0826018A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- stall
- traveling
- cooking
- ceiling
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Photovoltaic Devices (AREA)
- Commercial Cooking Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 太陽電池発電機構を搭載し、調理人が車両外
に立った姿勢等で調理を行うことができる酷暑地等での
野外移動用に適した屋台営業車両を提供する。 【構成】 車両又は車体天井に太陽電池発電機構、その
下面に水槽タンク、並びに車体内には屋台キッチン設備
等の屋台炊食装置を搭載し、かつ側面に前倒し開閉して
略水平状態に維持可能なカウンタ−棚部を設ける共に、
屋台キッチン設備を引出し移動可能とし車両内又は車両
後部からも調理作業ができる構成とする。 【効果】 昼間太陽電池発電機構による動力源補給、有
効利用と併せ、特に酷暑地等での冷菓、清涼飲料迄の広
い範囲の屋台営業に適した移動屋台車として効果を奏す
る。
に立った姿勢等で調理を行うことができる酷暑地等での
野外移動用に適した屋台営業車両を提供する。 【構成】 車両又は車体天井に太陽電池発電機構、その
下面に水槽タンク、並びに車体内には屋台キッチン設備
等の屋台炊食装置を搭載し、かつ側面に前倒し開閉して
略水平状態に維持可能なカウンタ−棚部を設ける共に、
屋台キッチン設備を引出し移動可能とし車両内又は車両
後部からも調理作業ができる構成とする。 【効果】 昼間太陽電池発電機構による動力源補給、有
効利用と併せ、特に酷暑地等での冷菓、清涼飲料迄の広
い範囲の屋台営業に適した移動屋台車として効果を奏す
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、移動屋台車両に関し、
さらに詳しくは太陽光発電機構を搭載した酷暑地等での
野外移動用の屋台車両に関する。
さらに詳しくは太陽光発電機構を搭載した酷暑地等での
野外移動用の屋台車両に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、余暇利用や屋外レジャ−に人々の
関心が集まってきており、都会を離れた遠隔地での野外
キャンプや夏期の海水浴場、或いはキャンピングカ−に
より避暑地や山麓地帯等へ出掛ける人々が増えており、
これらのキャンプ場等でも野外飲食営業の機会が多くな
りつつある。たとえば実公昭６２−２５９４８号公報等
のごとく商業用貨物自動車の後部荷台に調理台を取り付
けてレジャ−用として利用する多目的車や、特開平２−
２５８４３９号公報、実開平２−８４７４０号公報等の
如く自動車の後部フロアにキッチンキャビネットを積
載、或いは横開き式のドアの内側にキッチンセットを取
り付けたキャンピングカ−、さらに実開平３−８６８４
２号公報のごとき野外炊飯車等が数多く提案されてい
る。
関心が集まってきており、都会を離れた遠隔地での野外
キャンプや夏期の海水浴場、或いはキャンピングカ−に
より避暑地や山麓地帯等へ出掛ける人々が増えており、
これらのキャンプ場等でも野外飲食営業の機会が多くな
りつつある。たとえば実公昭６２−２５９４８号公報等
のごとく商業用貨物自動車の後部荷台に調理台を取り付
けてレジャ−用として利用する多目的車や、特開平２−
２５８４３９号公報、実開平２−８４７４０号公報等の
如く自動車の後部フロアにキッチンキャビネットを積
載、或いは横開き式のドアの内側にキッチンセットを取
り付けたキャンピングカ−、さらに実開平３−８６８４
２号公報のごとき野外炊飯車等が数多く提案されてい
る。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、家族連
れ等がキャンピングカ−を利用してキャンプ場や避暑地
等に出掛ける場合、必要な食材や飲食物を荷台に載せて
現地まで輸送することが行なわれるが、一方野外飲食物
の店舗営業では屋根のついた移動できるいわゆる屋台形
式の飲食を供する場合、家族用キャンピングカ−に備え
る設備等では継続的に食材等を調理し販売する目的を達
成する為必要な機能を充足しておらず、特に僻地や酷暑
地等で所要熱源や使用水の継続的な取得補給が困難のた
め、販売見込みの飲食物や食材等を積み込んで僻地等へ
向かい営業するのが一般的であり、この場合特に酷暑地
や夏期レジャ−等での各種冷菓、かき氷、アイスクリ−
ム、清涼飲料等に需要が際立っている事情があり、移動
できる業務用屋台炊食車両として所要熱源や使用水の継
続的な取得補給が障害となっている。また特に酷暑地等
での飲食物や冷菓、清涼飲料等を販売する業務用屋台車
では車両内部で搭載した設備器具により調理操作等を行
うスペ−スを確保できるとしても狭隘かつ車両内の暑さ
を避ける為、車両内での調理のほか車両を出て外側から
キッチン設備を使用できることが望まれる等、現在レジ
ャ−指向に人々の関心が高まっているが、遠隔僻地、特
に酷暑地、或いは日陰の少ない平原地や山麓地帯等では
冷菓等が希求される一方、炎天下での動力源の補給維持
や使用水等の確保が難題であり野外向営業用に適した屋
台車両の実用化は進んでいない。
れ等がキャンピングカ−を利用してキャンプ場や避暑地
等に出掛ける場合、必要な食材や飲食物を荷台に載せて
現地まで輸送することが行なわれるが、一方野外飲食物
の店舗営業では屋根のついた移動できるいわゆる屋台形
式の飲食を供する場合、家族用キャンピングカ−に備え
る設備等では継続的に食材等を調理し販売する目的を達
成する為必要な機能を充足しておらず、特に僻地や酷暑
地等で所要熱源や使用水の継続的な取得補給が困難のた
め、販売見込みの飲食物や食材等を積み込んで僻地等へ
向かい営業するのが一般的であり、この場合特に酷暑地
や夏期レジャ−等での各種冷菓、かき氷、アイスクリ−
ム、清涼飲料等に需要が際立っている事情があり、移動
できる業務用屋台炊食車両として所要熱源や使用水の継
続的な取得補給が障害となっている。また特に酷暑地等
での飲食物や冷菓、清涼飲料等を販売する業務用屋台車
では車両内部で搭載した設備器具により調理操作等を行
うスペ−スを確保できるとしても狭隘かつ車両内の暑さ
を避ける為、車両内での調理のほか車両を出て外側から
キッチン設備を使用できることが望まれる等、現在レジ
ャ−指向に人々の関心が高まっているが、遠隔僻地、特
に酷暑地、或いは日陰の少ない平原地や山麓地帯等では
冷菓等が希求される一方、炎天下での動力源の補給維持
や使用水等の確保が難題であり野外向営業用に適した屋
台車両の実用化は進んでいない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決する
為、本発明に係る移動屋台車両の構成では、バン型自動
車等の牽引自動車の後部に連繋自在かつ走行可能とした
トレ−ラ−車両天井、或いはバン型自動車の車体天井
に、太陽電池発電機構、及びその下面に水槽タンクを備
え、並びに車体室内には屋台キッチン設備、並びに冷蔵
庫、ガスボンベ、発電機等のほか、冷菓等のショ−ケ−
ス並びに食材等の保管ク−ラ−ボックスなどの屋台炊食
装置等の一式を搭載する構成としたものである。さらに
車体の少なくとも一方の側面には前倒し開閉して略水平
状態に維持可能なカウンタ−棚部を装着し、並びに該屋
台キッチン設備を前後移動可能に設置して車体の内側で
座位又は立った姿勢、さらに車体の後部の外側からも調
理操作できる構成とし、これらを組み合わせた機能的
で、かつ特に酷暑地等での営業用屋台車両として必要な
条件を備えた移動屋台車両を構成するようにしたもので
ある。
為、本発明に係る移動屋台車両の構成では、バン型自動
車等の牽引自動車の後部に連繋自在かつ走行可能とした
トレ−ラ−車両天井、或いはバン型自動車の車体天井
に、太陽電池発電機構、及びその下面に水槽タンクを備
え、並びに車体室内には屋台キッチン設備、並びに冷蔵
庫、ガスボンベ、発電機等のほか、冷菓等のショ−ケ−
ス並びに食材等の保管ク−ラ−ボックスなどの屋台炊食
装置等の一式を搭載する構成としたものである。さらに
車体の少なくとも一方の側面には前倒し開閉して略水平
状態に維持可能なカウンタ−棚部を装着し、並びに該屋
台キッチン設備を前後移動可能に設置して車体の内側で
座位又は立った姿勢、さらに車体の後部の外側からも調
理操作できる構成とし、これらを組み合わせた機能的
で、かつ特に酷暑地等での営業用屋台車両として必要な
条件を備えた移動屋台車両を構成するようにしたもので
ある。
【０００５】本発明において、車両天井又は車体天井に
架設される太陽電池発電機構での受光屋根部は、偏平板
状で太陽光照射を受けやすい受光面積の広い構成が適当
である為、単一偏平板状のものを固定した構成の他、２
段以上に分断又は分割された傾斜屋根とし、必要により
太陽光に向けて傾斜角度を任意位置に調整が可能とした
構成、或いは上屋根の下側に下屋根を配設し該下屋根に
移動可能な手段を設けた構成、さらに折り畳み状或いは
開閉可能とし偏平板屋根を車体の天井に架設収納した構
成等により、広い太陽光の照射受光面積を確保すると共
に、移動時の走行中での横風等を避ける構成とすること
が適当である。また太陽光の受光面積の広い構成の場
合、受光屋根部が例えば左右側面側に拡がるような場
合、その日陰部分がひさし状態として日除け屋根に代替
し直射日光を遮ることができる。本発明において、搭載
する屋台キッチン設備としては、流し槽部を備えた調理
台、及び食塩、砂糖等を格納する調味料、香辛料の収納
棚、調理用器具その他、食器及び飲食ナイフ、スプ−ン
等の観音開き扉収納棚の他、屋台用調理具或いは焙煎
機、計量器、密封機、コ−ヒ−ミル等のコ−ヒ−供給カ
フエテリヤ一用具一式、或いは各種冷菓、かき氷、アイ
スクリ−ム、清涼飲料等を調理又は格納保冷できる設備
一式等が挙げられる。さらに、冷蔵庫又は冷凍室付冷蔵
庫、ガスボンベ及び走行中の固定の為これらを取り付け
る保持枠、並びに車体外部で稼働できる発電機を搭載
し、屋台炊食装置を網羅的に装着することができる。必
要により冷凍食品の予備解凍を含め常温或いはそれに近
い温度で急速解凍し且つ解凍時に牛肉等の旨みの逸失を
防げる解凍板等を備えることもできる。その他、車体の
側面に上方へ開閉できる開閉扉を設け、これを上方へ持
ち上げ日除けひさし部の構成とすることができる。ま
た、カウンター棚に向かって着席する顧客のため、椅
子、或いはパラソルを折り畳んだ形態で車両内のいずれ
かの場所に搭載し昼間飲食時に日陰を設けることができ
る。本発明は、バン型自動車等の牽引自動車の後部に連
繋自在かつ走行可能としたトレ−ラ−車両天井に、太陽
電池発電機構、及びその下面に水槽タンクをそれぞれ取
り付けると共に、車両室内には屋台キッチン設備、並び
に冷蔵庫、ガスボンベ、発電機等の屋台炊食装置が搭載
されていることを特徴とする移動屋台車両、並びにバン
型自動車の車体天井に、太陽電池発電機構、及びその下
面に水槽タンクをそれぞれ取り付けると共に、車体室内
には屋台キッチン設備並びに冷蔵庫、ガスボンベ、発電
機等の屋台炊食装置が搭載されていることを特徴とする
移動屋台車両を提供することを目的とするものである。
架設される太陽電池発電機構での受光屋根部は、偏平板
状で太陽光照射を受けやすい受光面積の広い構成が適当
である為、単一偏平板状のものを固定した構成の他、２
段以上に分断又は分割された傾斜屋根とし、必要により
太陽光に向けて傾斜角度を任意位置に調整が可能とした
構成、或いは上屋根の下側に下屋根を配設し該下屋根に
移動可能な手段を設けた構成、さらに折り畳み状或いは
開閉可能とし偏平板屋根を車体の天井に架設収納した構
成等により、広い太陽光の照射受光面積を確保すると共
に、移動時の走行中での横風等を避ける構成とすること
が適当である。また太陽光の受光面積の広い構成の場
合、受光屋根部が例えば左右側面側に拡がるような場
合、その日陰部分がひさし状態として日除け屋根に代替
し直射日光を遮ることができる。本発明において、搭載
する屋台キッチン設備としては、流し槽部を備えた調理
台、及び食塩、砂糖等を格納する調味料、香辛料の収納
棚、調理用器具その他、食器及び飲食ナイフ、スプ−ン
等の観音開き扉収納棚の他、屋台用調理具或いは焙煎
機、計量器、密封機、コ−ヒ−ミル等のコ−ヒ−供給カ
フエテリヤ一用具一式、或いは各種冷菓、かき氷、アイ
スクリ−ム、清涼飲料等を調理又は格納保冷できる設備
一式等が挙げられる。さらに、冷蔵庫又は冷凍室付冷蔵
庫、ガスボンベ及び走行中の固定の為これらを取り付け
る保持枠、並びに車体外部で稼働できる発電機を搭載
し、屋台炊食装置を網羅的に装着することができる。必
要により冷凍食品の予備解凍を含め常温或いはそれに近
い温度で急速解凍し且つ解凍時に牛肉等の旨みの逸失を
防げる解凍板等を備えることもできる。その他、車体の
側面に上方へ開閉できる開閉扉を設け、これを上方へ持
ち上げ日除けひさし部の構成とすることができる。ま
た、カウンター棚に向かって着席する顧客のため、椅
子、或いはパラソルを折り畳んだ形態で車両内のいずれ
かの場所に搭載し昼間飲食時に日陰を設けることができ
る。本発明は、バン型自動車等の牽引自動車の後部に連
繋自在かつ走行可能としたトレ−ラ−車両天井に、太陽
電池発電機構、及びその下面に水槽タンクをそれぞれ取
り付けると共に、車両室内には屋台キッチン設備、並び
に冷蔵庫、ガスボンベ、発電機等の屋台炊食装置が搭載
されていることを特徴とする移動屋台車両、並びにバン
型自動車の車体天井に、太陽電池発電機構、及びその下
面に水槽タンクをそれぞれ取り付けると共に、車体室内
には屋台キッチン設備並びに冷蔵庫、ガスボンベ、発電
機等の屋台炊食装置が搭載されていることを特徴とする
移動屋台車両を提供することを目的とするものである。
【０００６】
【作用】本発明の移動屋台車両は、車両又は車体天井に
太陽熱発電機構を架設し搭載発電機との併用により昼間
熱源の補給を図り得ると共に、特に酷暑地や盛夏期等で
の太陽熱の有効利用は冷菓やアイスクリ−ム、清涼飲料
水等が渇望される暑い時期での気候条件とも合致し省力
化を発揮できるのに適した条件として働く。また本発明
に係る車両では、屋台キッチン設備、並びに冷蔵庫、ガ
スボンベ等の屋台炊食装置をバン型自動車の荷台部、又
はトレ−ラ−車両内に搭載すると共に、屋台キッチン設
備を荷台部において水平方向に移動自在に搭載してお
り、調理人は車両内部或いは外側に立った姿勢等でも調
理操作できるように働く。
太陽熱発電機構を架設し搭載発電機との併用により昼間
熱源の補給を図り得ると共に、特に酷暑地や盛夏期等で
の太陽熱の有効利用は冷菓やアイスクリ−ム、清涼飲料
水等が渇望される暑い時期での気候条件とも合致し省力
化を発揮できるのに適した条件として働く。また本発明
に係る車両では、屋台キッチン設備、並びに冷蔵庫、ガ
スボンベ等の屋台炊食装置をバン型自動車の荷台部、又
はトレ−ラ−車両内に搭載すると共に、屋台キッチン設
備を荷台部において水平方向に移動自在に搭載してお
り、調理人は車両内部或いは外側に立った姿勢等でも調
理操作できるように働く。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明に係るトレ−ラ−型移動屋台車両
の透視要部斜視図、図２は本発明の移動屋台車両の背面
側要部透視図である。図１〜２において、バン型自動車
等の牽引自動車の後部に牽引部４で連繋自在かつ走行可
能としたトレ−ラー型移動屋台車両２の天井３に太陽電
池発電機構５の受光屋根部６が架設されている。該太陽
光発電機構５は、半導体のＰ−Ｎ接合部に光が当たると
電圧を生ずる性質を利用し、たとえば両側に電極を設け
内側に反射防止膜、さらに素材として太陽光エネルギ−
と整合性のよいシリコ−ンを用いたＮ型シリコ−ン、Ｐ
型シリコ−ンが積層されたものから選ぶことができる。
また該受光屋根部６は偏平板状で横風等の条件を考慮の
上、太陽光照射を受けやすい受光面積の広い構成が適当
である。前記太陽光受光屋根部６の下面には、車両２の
天井３に固定された水槽タンク７が配設されており、全
体の形状を厚板状で内部全体が単一室に形成されるか、
或いは複数に区画された区画室の底部が互いに連通され
ており該水槽タンク７には上部に空気口８が開口され仕
切り水槽部９は給水口１０に連通しており、排水口１１
は配管を介してポンプ１２と湯沸器１３及び開閉弁１４
に連結され、調理に必要な適当な温度に加温するもので
ガス式の瞬間湯沸器が好適である。また給水口１０と排
水口１１とを別々に開口しているが、これを給水と排水
とに兼用される単一の給排水口の構成とすることもでき
る。このように水槽タンク７に必要な水を蓄え、調理或
いは食材又は食器等の洗浄他に使用される。該水槽タン
ク７は車両の４輪にバランスよく荷重をかけ、かつ給排
水してもそのバランスが狂わないように全体の形状を厚
板状の形態とするのが適当であり、また車の重心が高く
なって走行時に不安定となる場合には車両２の床下部に
固定することもできるが大型のものは難しい。
明する。図１は本発明に係るトレ−ラ−型移動屋台車両
の透視要部斜視図、図２は本発明の移動屋台車両の背面
側要部透視図である。図１〜２において、バン型自動車
等の牽引自動車の後部に牽引部４で連繋自在かつ走行可
能としたトレ−ラー型移動屋台車両２の天井３に太陽電
池発電機構５の受光屋根部６が架設されている。該太陽
光発電機構５は、半導体のＰ−Ｎ接合部に光が当たると
電圧を生ずる性質を利用し、たとえば両側に電極を設け
内側に反射防止膜、さらに素材として太陽光エネルギ−
と整合性のよいシリコ−ンを用いたＮ型シリコ−ン、Ｐ
型シリコ−ンが積層されたものから選ぶことができる。
また該受光屋根部６は偏平板状で横風等の条件を考慮の
上、太陽光照射を受けやすい受光面積の広い構成が適当
である。前記太陽光受光屋根部６の下面には、車両２の
天井３に固定された水槽タンク７が配設されており、全
体の形状を厚板状で内部全体が単一室に形成されるか、
或いは複数に区画された区画室の底部が互いに連通され
ており該水槽タンク７には上部に空気口８が開口され仕
切り水槽部９は給水口１０に連通しており、排水口１１
は配管を介してポンプ１２と湯沸器１３及び開閉弁１４
に連結され、調理に必要な適当な温度に加温するもので
ガス式の瞬間湯沸器が好適である。また給水口１０と排
水口１１とを別々に開口しているが、これを給水と排水
とに兼用される単一の給排水口の構成とすることもでき
る。このように水槽タンク７に必要な水を蓄え、調理或
いは食材又は食器等の洗浄他に使用される。該水槽タン
ク７は車両の４輪にバランスよく荷重をかけ、かつ給排
水してもそのバランスが狂わないように全体の形状を厚
板状の形態とするのが適当であり、また車の重心が高く
なって走行時に不安定となる場合には車両２の床下部に
固定することもできるが大型のものは難しい。
【０００８】車両２の側部２７には、上下方向に回動す
る側面開閉扉２８が取り付けられており、床２９上に端
部３０を支点として略水平状態に倒れる前倒し式のカウ
ンタ−棚部２６を設けることができ、別途車両２に搭載
した椅子と併せ、顧客要テ−ブルを兼ねた側面開閉扉２
８が装着されている。該側面開閉扉２８は車両２の左右
両方或いは一方に設けるかいずれでもよい。さらに酷暑
地や日陰の少ない草原等で日除けを必要とする場合は、
前記格納した折り畳み式パラソルやその取付台等を取り
出し前記カウンタ−棚部２６の近くに設置することもで
きる。また図２に示すように、側面開閉扉２８を車両の
側部２７の上部に装着し、これを上方に持ち上げて日除
け用のひさし部２１として構成とすることもできる。
る側面開閉扉２８が取り付けられており、床２９上に端
部３０を支点として略水平状態に倒れる前倒し式のカウ
ンタ−棚部２６を設けることができ、別途車両２に搭載
した椅子と併せ、顧客要テ−ブルを兼ねた側面開閉扉２
８が装着されている。該側面開閉扉２８は車両２の左右
両方或いは一方に設けるかいずれでもよい。さらに酷暑
地や日陰の少ない草原等で日除けを必要とする場合は、
前記格納した折り畳み式パラソルやその取付台等を取り
出し前記カウンタ−棚部２６の近くに設置することもで
きる。また図２に示すように、側面開閉扉２８を車両の
側部２７の上部に装着し、これを上方に持ち上げて日除
け用のひさし部２１として構成とすることもできる。
【０００９】屋台キッチン設備１５は、車両２の後部荷
台に長手方向に平行して設けた軌条１６のレ−ル１７を
前後に移動可能とし、通常は後部荷台の内側に保持枠２
５により固定状態で搭載されているが、車両２の外側で
調理を行う場合には軌条１６に沿って車両２の後部荷台
より引き出して調理人は車両２の外側に立って調理を行
うことができる。また流し槽１８を備えた調理台１９の
ほか、観音開き扉２０の内側には格納棚が設けられてい
る。さらに車両２の後部荷台の内側には、湯沸器１３、
並びに冷蔵庫２３及びガスボンベ２４が固定状態で設置
されており、さらに稼働時に車両２の外へ持ち出せるコ
−ド付の発電機２２、並びに車両２の室内には前記屋台
キッチン設備１５、冷菓等を収納するショ−ケ−ス３１
並びに食材保管用のク−ラ−ボックス３２等の屋台炊食
装置等の一式を搭載した構成となっている。さらに顧客
用の椅子或いは日除け除け用パラソル等が折り畳んで格
納されており、屋台炊食のおでん等のほか、かき氷等を
含めた網羅的な屋台向の炊食調理食材の保管と併せ、太
陽電池発電機構ほか、いわゆるハイテク機器を一体とし
て搭載、装備した移動屋台車両の構成となっている。
台に長手方向に平行して設けた軌条１６のレ−ル１７を
前後に移動可能とし、通常は後部荷台の内側に保持枠２
５により固定状態で搭載されているが、車両２の外側で
調理を行う場合には軌条１６に沿って車両２の後部荷台
より引き出して調理人は車両２の外側に立って調理を行
うことができる。また流し槽１８を備えた調理台１９の
ほか、観音開き扉２０の内側には格納棚が設けられてい
る。さらに車両２の後部荷台の内側には、湯沸器１３、
並びに冷蔵庫２３及びガスボンベ２４が固定状態で設置
されており、さらに稼働時に車両２の外へ持ち出せるコ
−ド付の発電機２２、並びに車両２の室内には前記屋台
キッチン設備１５、冷菓等を収納するショ−ケ−ス３１
並びに食材保管用のク−ラ−ボックス３２等の屋台炊食
装置等の一式を搭載した構成となっている。さらに顧客
用の椅子或いは日除け除け用パラソル等が折り畳んで格
納されており、屋台炊食のおでん等のほか、かき氷等を
含めた網羅的な屋台向の炊食調理食材の保管と併せ、太
陽電池発電機構ほか、いわゆるハイテク機器を一体とし
て搭載、装備した移動屋台車両の構成となっている。
【００１０】本発明に係るトレ−ラ−型移動屋台車両で
は、図１に示すごとくトレ−ラ−型の車両２において、
屋台キッチン設備１５が後部位置に搭載されており、並
びに冷蔵庫２３、ガスボンベ２４などは、走行時の安定
確保からもできるだけ前部位置に、またその他発電機２
２は運転使用時には車両外へ持ち出すのが容易な取り出
し易い場所に搭載することが適当である。調理人は、車
両２の内側で座位或いは立った姿勢で調理作業を行うこ
とができるが、酷暑時期の車両内での調理作業の能率向
上、或いは顧客との対応が望まれるような場合、車両を
出て外側に立ち顧客への迅速的確な対応ができる。この
為立った姿勢で迅速に作業し易い構成として、該屋台キ
ッチン設備１５を車両２のの内部に軌条１６を設け、そ
のレ−ル１７上を前後に移動可能とし、該屋台キッチン
設備１５を引き出して車外から立った姿勢で調理作業ほ
かを遂行できる構成となっている。
は、図１に示すごとくトレ−ラ−型の車両２において、
屋台キッチン設備１５が後部位置に搭載されており、並
びに冷蔵庫２３、ガスボンベ２４などは、走行時の安定
確保からもできるだけ前部位置に、またその他発電機２
２は運転使用時には車両外へ持ち出すのが容易な取り出
し易い場所に搭載することが適当である。調理人は、車
両２の内側で座位或いは立った姿勢で調理作業を行うこ
とができるが、酷暑時期の車両内での調理作業の能率向
上、或いは顧客との対応が望まれるような場合、車両を
出て外側に立ち顧客への迅速的確な対応ができる。この
為立った姿勢で迅速に作業し易い構成として、該屋台キ
ッチン設備１５を車両２のの内部に軌条１６を設け、そ
のレ−ル１７上を前後に移動可能とし、該屋台キッチン
設備１５を引き出して車外から立った姿勢で調理作業ほ
かを遂行できる構成となっている。
【００１１】前記図１〜２においては、牽引自動車等の
後部に牽引し連繋自在かつ走行可能としたトレ−ラー型
移動屋台車両の構成を示しているが、同様にバン型自動
車の車体天井に、太陽電池発電機構５及びその下面に水
槽タンク７をそれぞれ取り付けると共に、車体の後部荷
台室内に屋台キッチン設備１５、並びに冷蔵庫２３、ガ
スボンベ２４、発電機２２等の屋台炊食装置一式より選
ばれたものを適宜搭載した構成とすることができる。な
お、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更は本発明
に含まれる。
後部に牽引し連繋自在かつ走行可能としたトレ−ラー型
移動屋台車両の構成を示しているが、同様にバン型自動
車の車体天井に、太陽電池発電機構５及びその下面に水
槽タンク７をそれぞれ取り付けると共に、車体の後部荷
台室内に屋台キッチン設備１５、並びに冷蔵庫２３、ガ
スボンベ２４、発電機２２等の屋台炊食装置一式より選
ばれたものを適宜搭載した構成とすることができる。な
お、本発明は上記した実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更は本発明
に含まれる。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、遠隔地、特に酷暑地等での移動用屋台車両
として、車両又は車体天井に太陽電池発電機構を架設、
並びに水槽タンクの設置取付、及び車両の側部開閉扉に
よるカウンタ−棚部のほか、車両又は車体内の空間を有
効利用し屋台キッチン設備等を網羅的に搭載或いは装備
しており、機能的で特に酷暑地での冷菓、清涼飲料水等
迄を含めた広い屋台営業に適している。また昼間は車両
又は車体天井に架設した太陽熱発電を有効利用し、発電
機との併用により省力化、動力源補給を図ることがで
き、特に酷暑時の遠隔地や草原等での野外移動屋台車両
として効果を奏する。
ているので、遠隔地、特に酷暑地等での移動用屋台車両
として、車両又は車体天井に太陽電池発電機構を架設、
並びに水槽タンクの設置取付、及び車両の側部開閉扉に
よるカウンタ−棚部のほか、車両又は車体内の空間を有
効利用し屋台キッチン設備等を網羅的に搭載或いは装備
しており、機能的で特に酷暑地での冷菓、清涼飲料水等
迄を含めた広い屋台営業に適している。また昼間は車両
又は車体天井に架設した太陽熱発電を有効利用し、発電
機との併用により省力化、動力源補給を図ることがで
き、特に酷暑時の遠隔地や草原等での野外移動屋台車両
として効果を奏する。
【図１】本発明に係るトレ−ラ−型移動屋台車両の要部
透視斜視図である。
透視斜視図である。
【図２】本発明に係るトレ−ラ−型移動屋台車両の背面
側要部透視図である。
側要部透視図である。
１ 移動屋台車両 ２ 車両 ３ 天井 ４ 牽引部 ５ 太陽電池発電機構 ６ 受光屋根部 ７ 水槽タンク ８ 空気口 ９ 水槽部 １０ 給水口 １１ 排水口 １２ ポンプ １３ 湯沸器 １４ 開閉弁 １５ 屋台キッチン設備 １６ 軌条 １７ レ−ル １８ 流し槽 １９ 調理台 ２０ 観音開き扉 ２１ ひさし部 ２２ 発電機 ２３ 冷蔵庫 ２４ ガスボンベ ２５ 保持枠 ２６ カウンタ−棚部 ２７ 側部 ２８ 側面開閉扉 ２９ 床 ３０ 端部 ３１ ショ−ケ−ス ３２ ク−ラ−ボックス
Claims (2)
- 【請求項１】 バン型自動車等の牽引自動車の後部に連
繋自在かつ走行可能としたトレ−ラ−車両天井に、太陽
電池発電機構、及びその下面に水槽タンクをそれぞれ取
り付けると共に、車両室内には屋台キッチン設備、並び
に冷蔵庫、ガスボンベ、発電機等の屋台炊食装置が搭載
されていることを特徴とする移動屋台車両。 - 【請求項２】 バン型自動車の車体天井に、太陽電池発
電機構及びその下面に水槽タンクをそれぞれ取り付ける
と共に、車体室内には屋台キッチン設備、並びに冷蔵
庫、ガスボンベ、発電機等の屋台炊食装置が搭載されて
いることを特徴とする移動屋台車両。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182934A JPH0826018A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 移動屋台車両 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182934A JPH0826018A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 移動屋台車両 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0826018A true JPH0826018A (ja) | 1996-01-30 |
Family
ID=16126938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6182934A Pending JPH0826018A (ja) | 1994-07-12 | 1994-07-12 | 移動屋台車両 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0826018A (ja) |
Cited By (16)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US10231471B2 (en) | 2012-07-27 | 2019-03-19 | Tikiz Franchising, Llc | Frozen confection kiosk and liquid-dispensing assembly for use therewith |
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-
1994
- 1994-07-12 JP JP6182934A patent/JPH0826018A/ja active Pending
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