JPH08255123A - 外部記憶装置 - Google Patents
外部記憶装置Info
- Publication number
- JPH08255123A JPH08255123A JP8035377A JP3537796A JPH08255123A JP H08255123 A JPH08255123 A JP H08255123A JP 8035377 A JP8035377 A JP 8035377A JP 3537796 A JP3537796 A JP 3537796A JP H08255123 A JPH08255123 A JP H08255123A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- computer
- rom
- card
- operating system
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ROMカードやRAMカードなどの周辺装置
をコンピュータに組み込む作業を簡易化する。 【解決手段】 ROMカード装置1のROMインタフェ
ースカード11をコンピュータのシステムバスに接続
し、ROMインタフェースカード11はアドレス信号を
受けて、自分自身を、拡張スロット7用に開放された特
定の4Kのアドレスに割り当てる。オペレーティングシ
ステムの立ち上げ前に、このアドレスをチェックしてデ
バイスが割り当てられているか否かを判定し、ROMイ
ンタフェースカード11が実装されている場合には、そ
のBIOSに処理を移し、必要な処理を行なって、オペ
レーティングシステム用のデバイスリストに自分を登録
しておく。この結果、デバイスドライバの組み込みなし
で、ROMカード装置1をコンピュータに組み込むこと
ができる。
をコンピュータに組み込む作業を簡易化する。 【解決手段】 ROMカード装置1のROMインタフェ
ースカード11をコンピュータのシステムバスに接続
し、ROMインタフェースカード11はアドレス信号を
受けて、自分自身を、拡張スロット7用に開放された特
定の4Kのアドレスに割り当てる。オペレーティングシ
ステムの立ち上げ前に、このアドレスをチェックしてデ
バイスが割り当てられているか否かを判定し、ROMイ
ンタフェースカード11が実装されている場合には、そ
のBIOSに処理を移し、必要な処理を行なって、オペ
レーティングシステム用のデバイスリストに自分を登録
しておく。この結果、デバイスドライバの組み込みなし
で、ROMカード装置1をコンピュータに組み込むこと
ができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、外部記憶装置に関
し、詳しくは半導体メモリを用いて構成され、コンピュ
ータのバスに接続されて使用される外部記憶装置に関す
る。
し、詳しくは半導体メモリを用いて構成され、コンピュ
ータのバスに接続されて使用される外部記憶装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の外部記憶装置は、そのま
まではコンピュータが認識することができないため、デ
バイスドライバを用いた組み込み作業を行なってコンピ
ュータシステムに組み込んでいた。即ち、オペレーティ
ングシステムがその立ち上げ直後に、特定のファイルに
記載されたデバイスドライバの組み込み情報を参照し、
各デバイスドライバに対して初期化の指示を行ない、デ
バイスドライバが、必要があれば自身が管理するメモリ
をフォーマットし、更に動作に必要な領域を主記憶上に
確保するのである。
まではコンピュータが認識することができないため、デ
バイスドライバを用いた組み込み作業を行なってコンピ
ュータシステムに組み込んでいた。即ち、オペレーティ
ングシステムがその立ち上げ直後に、特定のファイルに
記載されたデバイスドライバの組み込み情報を参照し、
各デバイスドライバに対して初期化の指示を行ない、デ
バイスドライバが、必要があれば自身が管理するメモリ
をフォーマットし、更に動作に必要な領域を主記憶上に
確保するのである。
【0003】こうしたデバイスドライバのプログラムは
各外部記憶装置毎に異なるから、これをフレキシブルデ
ィスク等に記録して外部記憶装置と共に販売するのが一
般的である。使用者は、このプログラムを各自のシステ
ム立ち上げ用ハードディスクやフレキシブルディスクに
複写し、更にこのデバイスドライバをシステムに組み込
むために特定のファイルの内容も書き換えている。
各外部記憶装置毎に異なるから、これをフレキシブルデ
ィスク等に記録して外部記憶装置と共に販売するのが一
般的である。使用者は、このプログラムを各自のシステ
ム立ち上げ用ハードディスクやフレキシブルディスクに
複写し、更にこのデバイスドライバをシステムに組み込
むために特定のファイルの内容も書き換えている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特定の
ファィルにデバイスドライバの組み込み情報を書き加え
る作業や、デバイスドライバのプログラムをシステム立
ち上げ用のハードディスクやフレキシブルディスクに転
送しておく作業などは、オペレーティングシステムにつ
いての知識が要求され、組み込みにかなりの手間を要す
るという問題があった。また、使用者の習熟度によって
は、組み込めないことも考えられた。
ファィルにデバイスドライバの組み込み情報を書き加え
る作業や、デバイスドライバのプログラムをシステム立
ち上げ用のハードディスクやフレキシブルディスクに転
送しておく作業などは、オペレーティングシステムにつ
いての知識が要求され、組み込みにかなりの手間を要す
るという問題があった。また、使用者の習熟度によって
は、組み込めないことも考えられた。
【0005】本発明はこうした問題を解決し、外部記憶
装置の組み込みを容易とすることを目的としてなされ
た。そのために、本発明は次の構成を採った。
装置の組み込みを容易とすることを目的としてなされ
た。そのために、本発明は次の構成を採った。
【0006】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】本
発明の外部記憶装置は、少なくともアドレス信号線,デ
ータ信号線を備えたスロットに装着された周辺装置を組
込可能なコンピュータに用いられる外部記憶装置であっ
て、該コンピュータへのオペレーティングシステムのロ
ードに伴って、前記スロットに装着された周辺機器の存
在を認識する認識手段と、該認識が行なわれたとき、実
行される処理を記憶した処理記憶手段と、該処理記憶手
段に記憶された処理を実行し、前記認識手段によって認
識された前記周辺機器を、前記オペレーティングシステ
ムから利用可能に登録する登録手段とがコンピュータに
備えたことを要旨とする。
発明の外部記憶装置は、少なくともアドレス信号線,デ
ータ信号線を備えたスロットに装着された周辺装置を組
込可能なコンピュータに用いられる外部記憶装置であっ
て、該コンピュータへのオペレーティングシステムのロ
ードに伴って、前記スロットに装着された周辺機器の存
在を認識する認識手段と、該認識が行なわれたとき、実
行される処理を記憶した処理記憶手段と、該処理記憶手
段に記憶された処理を実行し、前記認識手段によって認
識された前記周辺機器を、前記オペレーティングシステ
ムから利用可能に登録する登録手段とがコンピュータに
備えたことを要旨とする。
【0007】なお、こうした外部記憶装置としては、リ
ードオンリメモリもしくはランダムアクセスメモリから
なる記憶手段を内蔵したICカードを用いた構成を考え
ることができる。
ードオンリメモリもしくはランダムアクセスメモリから
なる記憶手段を内蔵したICカードを用いた構成を考え
ることができる。
【0008】以上のように構成された本発明の外部記憶
装置を装着したコンピュータでは、コンピュータへのオ
ペレーティングシステムのロードに伴って、スロットに
装着されたデバイスのチェックを行ない、周辺装置の存
在を認識手段が認識する。この認識が行なわれたとき、
処理記憶手段に記憶された処理が実行され、登録手段に
より、オペレーティングシステムがロードされたときに
認識するデバイスのリストに、外部記憶装置の存在が登
録される。オペレーティングシステムは、ロードされた
後でこのリストを参照し、リストに存在するデバイスを
組み込むから、記憶手段もコンピュータに組み込まれ
る。なお、登録手段による登録と共に、半導体メモリを
用いた記憶手段のフォーマットを行なうものとしてもよ
い。また、記憶手段のコンピュータへの組み込みの状態
は、オペレーティングシステムにより決定され、例えば
論理デバイスとして組み込むもの、特定のハードウェア
として組み込むもの等が考えられる。
装置を装着したコンピュータでは、コンピュータへのオ
ペレーティングシステムのロードに伴って、スロットに
装着されたデバイスのチェックを行ない、周辺装置の存
在を認識手段が認識する。この認識が行なわれたとき、
処理記憶手段に記憶された処理が実行され、登録手段に
より、オペレーティングシステムがロードされたときに
認識するデバイスのリストに、外部記憶装置の存在が登
録される。オペレーティングシステムは、ロードされた
後でこのリストを参照し、リストに存在するデバイスを
組み込むから、記憶手段もコンピュータに組み込まれ
る。なお、登録手段による登録と共に、半導体メモリを
用いた記憶手段のフォーマットを行なうものとしてもよ
い。また、記憶手段のコンピュータへの組み込みの状態
は、オペレーティングシステムにより決定され、例えば
論理デバイスとして組み込むもの、特定のハードウェア
として組み込むもの等が考えられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以上説明した本発明の構成・作用
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。図1は、本発明の一実施例としての
ROMカード装置1を実装したコンピュータ3の概略構
成を示すブロック図である。
を一層明らかにするために、以下本発明の好適な実施例
について説明する。図1は、本発明の一実施例としての
ROMカード装置1を実装したコンピュータ3の概略構
成を示すブロック図である。
【0010】このROMカード装置1は、コンピュータ
3の拡張スロット7に装着されるROMインタフェース
カード11、このインタフェースカード11にケーブル
12により接続されたROMカードコネクタ14および
このコネクタ14に着脱自在の端子を有しこのコネクタ
14に装着して用いられるROMカード15とから構成
されている。
3の拡張スロット7に装着されるROMインタフェース
カード11、このインタフェースカード11にケーブル
12により接続されたROMカードコネクタ14および
このコネクタ14に着脱自在の端子を有しこのコネクタ
14に装着して用いられるROMカード15とから構成
されている。
【0011】図示するように、コンピュータ3は、周知
のCPU21,ROM22,RAM24,タイマ25等
から構成されており、内部のシステムバス30には、C
RT31への画像信号の出力を制御するCRTコントロ
ーラであるCRTC33、キーボード35とのインタフ
ェースを司るキーボードインタフェース37、フレキシ
ブルディスクドライブ41のコントローラであるFDC
43、ハードディスク45のコントローラであるHDC
47も接続されている。また、システムバス30には、
起動時のみ接続され起動後に切り放されるファームウェ
アROM49も接続されている。このファームウェアR
OM49の役割については後述する。
のCPU21,ROM22,RAM24,タイマ25等
から構成されており、内部のシステムバス30には、C
RT31への画像信号の出力を制御するCRTコントロ
ーラであるCRTC33、キーボード35とのインタフ
ェースを司るキーボードインタフェース37、フレキシ
ブルディスクドライブ41のコントローラであるFDC
43、ハードディスク45のコントローラであるHDC
47も接続されている。また、システムバス30には、
起動時のみ接続され起動後に切り放されるファームウェ
アROM49も接続されている。このファームウェアR
OM49の役割については後述する。
【0012】内部のシステムバス30には、フルアドレ
ス信号はもとよりデータ信号,制御信号など、CPU2
1が扱うほとんどの信号の信号線が含まれており、これ
らの信号は、総て拡張スロット7にも与えられている。
従って、この拡張スロット7に実装されたROMインタ
フェースカード11は、FDC43やHDC47などの
他のコントローラと同様に、システムバス30を介した
アドレス,データ,制御信号のやり取りが可能である。
ス信号はもとよりデータ信号,制御信号など、CPU2
1が扱うほとんどの信号の信号線が含まれており、これ
らの信号は、総て拡張スロット7にも与えられている。
従って、この拡張スロット7に実装されたROMインタ
フェースカード11は、FDC43やHDC47などの
他のコントローラと同様に、システムバス30を介した
アドレス,データ,制御信号のやり取りが可能である。
【0013】次に、このコンピュータ3に電源を投入し
たとき、あるいはコンピュータ3の図示しないリセット
スイッチを操作したときのコンピュータ3の動作につい
て説明する。図2は、電源投入時のコンピュータ3のシ
ーケンスを示しており、図の右端には処理がどのレベル
で実行されるかを示した。
たとき、あるいはコンピュータ3の図示しないリセット
スイッチを操作したときのコンピュータ3の動作につい
て説明する。図2は、電源投入時のコンピュータ3のシ
ーケンスを示しており、図の右端には処理がどのレベル
で実行されるかを示した。
【0014】コンピュータ3に電源が投入されると、所
定時間に亘ってコンピュータ3のハードウェアをリセッ
トする処理が行なわれる(ステップS100)。この処
理は、ハードウェアにより実行される処理である。ハー
ドウェアのリセットが完了すると、処理はファームウェ
アROM49に移され、メモリ領域のチェックが行なわ
れる(ステップS110)。このメモリ領域のチェック
は、図3に示すように、メモリ空間を4K毎に区切り、
各4Kの領域の先頭から所定バイト後ろのアドレスの内
容を読み出すことにより行なわれる。
定時間に亘ってコンピュータ3のハードウェアをリセッ
トする処理が行なわれる(ステップS100)。この処
理は、ハードウェアにより実行される処理である。ハー
ドウェアのリセットが完了すると、処理はファームウェ
アROM49に移され、メモリ領域のチェックが行なわ
れる(ステップS110)。このメモリ領域のチェック
は、図3に示すように、メモリ空間を4K毎に区切り、
各4Kの領域の先頭から所定バイト後ろのアドレスの内
容を読み出すことにより行なわれる。
【0015】コンピュータ3に接続されているデバイス
の内、オペレーティングシステム自身に組み込まれる入
出力デバイスは、4K毎に区切られたメモリ領域に割り
当てられる。こうした入出力デバイスは、予めベーシッ
クインプットアウトプットシステム(以下、BIOSと
呼ぶ)を、所定のアドレスに用意しており、チェックさ
れるアドレスに特定のデータを用意している。コンピュ
ータ3に当初から組み込まれているフレキシブルディス
クドライブ41やハードディスク45については、予め
コンピュータ3の内部にBIOSが備えられている。
の内、オペレーティングシステム自身に組み込まれる入
出力デバイスは、4K毎に区切られたメモリ領域に割り
当てられる。こうした入出力デバイスは、予めベーシッ
クインプットアウトプットシステム(以下、BIOSと
呼ぶ)を、所定のアドレスに用意しており、チェックさ
れるアドレスに特定のデータを用意している。コンピュ
ータ3に当初から組み込まれているフレキシブルディス
クドライブ41やハードディスク45については、予め
コンピュータ3の内部にBIOSが備えられている。
【0016】拡張スロット7に実装されたROMインタ
フェースカード11は、システムバス30のアドレス信
号をデコードして、拡張スロット7に実装される機器用
に開放されたアドレスの内、所定の4K(ROMインタ
フェースカード11上のディップスイッチ等で指定され
るアドレスの4K)にROMカード用のBIOSを割り
当てる。各デバイスのBIOSがメモリ空間に割り当て
られる様子を、図3に示した。なお、メモリ空間の内、
アドレスの低い部分にはRAM24が割り当てられてお
り、アドレスの高い部分にはBIOSなどを記憶したR
OM22や拡張スロット7が割り当てられている。拡張
スロット7用に開放された領域の内、デバイスが割り当
てられていない部分は「空」であり、CPU21がこの
領域をアクセスしても、単に「00」のデータが読み出
されるに過ぎない。
フェースカード11は、システムバス30のアドレス信
号をデコードして、拡張スロット7に実装される機器用
に開放されたアドレスの内、所定の4K(ROMインタ
フェースカード11上のディップスイッチ等で指定され
るアドレスの4K)にROMカード用のBIOSを割り
当てる。各デバイスのBIOSがメモリ空間に割り当て
られる様子を、図3に示した。なお、メモリ空間の内、
アドレスの低い部分にはRAM24が割り当てられてお
り、アドレスの高い部分にはBIOSなどを記憶したR
OM22や拡張スロット7が割り当てられている。拡張
スロット7用に開放された領域の内、デバイスが割り当
てられていない部分は「空」であり、CPU21がこの
領域をアクセスしても、単に「00」のデータが読み出
されるに過ぎない。
【0017】そこで次に、チェックしたアドレスのデー
タに特定のパターンが含まれるか否かの判断を行ない
(ステップS120)、BIOSが存在することを示す
特定のパターンが存在すると判断された場合には、ファ
ームウェアから処理をこのBIOSの特定の番地(エン
トリーポイント)に移す。BIOSのエントリーポイン
トには、BIOSにおける処理の先頭番地へのジャンプ
命令が書かれており、直ちに以下の処理が開始される
(ステップS130)。
タに特定のパターンが含まれるか否かの判断を行ない
(ステップS120)、BIOSが存在することを示す
特定のパターンが存在すると判断された場合には、ファ
ームウェアから処理をこのBIOSの特定の番地(エン
トリーポイント)に移す。BIOSのエントリーポイン
トには、BIOSにおける処理の先頭番地へのジャンプ
命令が書かれており、直ちに以下の処理が開始される
(ステップS130)。
【0018】まず、接続されているデバイスを認識する
処理を行なう(ステップS140)。認識するデバイス
とは、FDC43のBIOSであればフレキシブルディ
スクドライブ41であり、HDC47のBIOSであれ
ばハードディスク45である。また、ROMインタフェ
ースカード11の場合にはROMカード15を認識する
ことになる。続いて、フォーマットが必要か否かを判断
し、必要と判断した場合にはフォーマットの処理を実行
する(ステップS150)。ROMカード15の場合に
は、フォーマットは必要ないが、揮発性のRAMカード
などを利用する場合には、電源投入時に毎回フォーマッ
トする必要がある。なお、フレキシブルディスクドライ
ブ41やハードディスク45の場合には、フォーマット
は通常専用のアプリケーションソフトで行なうので、こ
こでのフォーマット処理は必要ない。
処理を行なう(ステップS140)。認識するデバイス
とは、FDC43のBIOSであればフレキシブルディ
スクドライブ41であり、HDC47のBIOSであれ
ばハードディスク45である。また、ROMインタフェ
ースカード11の場合にはROMカード15を認識する
ことになる。続いて、フォーマットが必要か否かを判断
し、必要と判断した場合にはフォーマットの処理を実行
する(ステップS150)。ROMカード15の場合に
は、フォーマットは必要ないが、揮発性のRAMカード
などを利用する場合には、電源投入時に毎回フォーマッ
トする必要がある。なお、フレキシブルディスクドライ
ブ41やハードディスク45の場合には、フォーマット
は通常専用のアプリケーションソフトで行なうので、こ
こでのフォーマット処理は必要ない。
【0019】デバイスの認識と必要な場合のフォーマッ
トとを行なった後、RAM24の所定の領域に確保され
るデバイスリストにそのデバイスを追加する処理を行な
う(ステップS160)。このデバイスリストは、オペ
レーティングシステムが参照するものである。以上の処
理を完了すると、BIOSはリターン命令を実行してフ
ァームウェアに処理を戻す。ファームウェアでは、引き
続き領域のチェックが完了したか否かの判断を行ない
(ステップS170)、全領域について完了するまで、
ステップS110ないし170の処理を繰り返す。
トとを行なった後、RAM24の所定の領域に確保され
るデバイスリストにそのデバイスを追加する処理を行な
う(ステップS160)。このデバイスリストは、オペ
レーティングシステムが参照するものである。以上の処
理を完了すると、BIOSはリターン命令を実行してフ
ァームウェアに処理を戻す。ファームウェアでは、引き
続き領域のチェックが完了したか否かの判断を行ない
(ステップS170)、全領域について完了するまで、
ステップS110ないし170の処理を繰り返す。
【0020】全領域についてのチェックが完了すると、
次にオペレーティングシステムのロードを行なう(ステ
ップS180)。オペレーティングシステムのロード
は、ファームウェアROM49に内蔵されたブートロー
ダにより行なわれ、立ち上げ用のボリュームとして指定
されたフレキシブルディスクドライブ41もしくはハー
ドディスク45の特定のトラックのデータをRAM24
の所定のアドレス以降に格納することにより行なわれ
る。
次にオペレーティングシステムのロードを行なう(ステ
ップS180)。オペレーティングシステムのロード
は、ファームウェアROM49に内蔵されたブートロー
ダにより行なわれ、立ち上げ用のボリュームとして指定
されたフレキシブルディスクドライブ41もしくはハー
ドディスク45の特定のトラックのデータをRAM24
の所定のアドレス以降に格納することにより行なわれ
る。
【0021】オペレーティングシステムのロードが完了
すると、ここで初めて処理はオペレーティングシステム
に移行し、デバイスリストを参照してオペレーティング
システムは各デバイスを組み込む処理を行なう(ステッ
プS190)。その後、オペレーティングシステムは、
デバイスドライバ組み込み用の特定のファイルの内容を
参照して、各デバイスドライバの組み込み等の一連の処
理を行なうが、これらの処理については省略する。な
お、オペレーティングシステムの立ち上げ後、ファーム
ウェア49はシステムバスから切り放される。
すると、ここで初めて処理はオペレーティングシステム
に移行し、デバイスリストを参照してオペレーティング
システムは各デバイスを組み込む処理を行なう(ステッ
プS190)。その後、オペレーティングシステムは、
デバイスドライバ組み込み用の特定のファイルの内容を
参照して、各デバイスドライバの組み込み等の一連の処
理を行なうが、これらの処理については省略する。な
お、オペレーティングシステムの立ち上げ後、ファーム
ウェア49はシステムバスから切り放される。
【0022】以上のように構成された本実施例のROM
カード装置1は、ROMインタフェースカード11を拡
張スロット7に実装しておくだけで、ROMカード15
にアクセスするために必要なBIOSが自動的にオペレ
ーティングシステムに組み込まれる。従って、使用者が
いちいちデバイスドライバのプログラムをフレキシブル
ディスクドライブ41やハードディスク45の所定のデ
ィレクトリに転送したり、デバイスドライバの組み込み
を指示する特定のファイルの内容を書き換えたりする必
要が一切ない。また、組み込み用の専用ソフトをわざわ
ざ実行する必要もない。このため、本実施例のROMカ
ード装置1は、セッティングに無用な手間を必要とせ
ず、コンピュータ3に実装すれば直ちに使用することが
できる。
カード装置1は、ROMインタフェースカード11を拡
張スロット7に実装しておくだけで、ROMカード15
にアクセスするために必要なBIOSが自動的にオペレ
ーティングシステムに組み込まれる。従って、使用者が
いちいちデバイスドライバのプログラムをフレキシブル
ディスクドライブ41やハードディスク45の所定のデ
ィレクトリに転送したり、デバイスドライバの組み込み
を指示する特定のファイルの内容を書き換えたりする必
要が一切ない。また、組み込み用の専用ソフトをわざわ
ざ実行する必要もない。このため、本実施例のROMカ
ード装置1は、セッティングに無用な手間を必要とせ
ず、コンピュータ3に実装すれば直ちに使用することが
できる。
【0023】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明のこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えばROMカード15に代えて拡張スロット7に
直接実装されるROMボードを用いた構成、同様にRA
Mボードを実装してRAMディスクとして用いた構成、
あるいはバックアップされたRAMカードを用いた構成
など、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。
本発明のこうした実施例に何等限定されるものではな
く、例えばROMカード15に代えて拡張スロット7に
直接実装されるROMボードを用いた構成、同様にRA
Mボードを実装してRAMディスクとして用いた構成、
あるいはバックアップされたRAMカードを用いた構成
など、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々
なる態様で実施し得ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明の外部記憶装
置は、半導体メモリを用いた記憶手段をオペレーティン
グシステムに認識可能に組み込む処理をオペレーティン
グシステムの立ち上げ前に行なうので、デバイスドライ
バ等のセッティングといった無用な手間を必要とせず、
使い勝手に優れるという効果を奏する。また、デバイス
ドライバの組み込みを必要としないので、オペレーティ
ングシステムのバージョンアップや変更にも容易に対処
できるという利点がある。
置は、半導体メモリを用いた記憶手段をオペレーティン
グシステムに認識可能に組み込む処理をオペレーティン
グシステムの立ち上げ前に行なうので、デバイスドライ
バ等のセッティングといった無用な手間を必要とせず、
使い勝手に優れるという効果を奏する。また、デバイス
ドライバの組み込みを必要としないので、オペレーティ
ングシステムのバージョンアップや変更にも容易に対処
できるという利点がある。
【図1】本発明の一実施例であるROMカード装置1と
これを組み込んだコンピュータ3の概略構成図である。
これを組み込んだコンピュータ3の概略構成図である。
【図2】同じくコンピュータ3が立ち上げに実行するシ
ーケンスの概要を示す説明図である。
ーケンスの概要を示す説明図である。
【図3】コンピュータ3のメモリ空間への各デバイスの
割り当てを示す説明図である。
割り当てを示す説明図である。
1…ROMカード装置 3…コンピュータ 7…拡張スロット 11…ROMインタフェースカード 15…ROMカード 21…CPU 22…ROM 24…RAM 30…システムバス 33…CRTC 35…キーボード 37…キーボードインタフェース 41…フレキシブルディスクドライブ 43…FDC 45…ハードディスク 47…HDC 49…ファームウェアROM
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくともアドレス信号線,データ信号
線を備えたスロットに装着された周辺装置を組込可能な
コンピュータに用いられる外部記憶装置であって、 該コンピュータへのオペレーティングシステムのロード
に伴って、前記スロットに装着された周辺機器の存在を
認識する認識手段と、 該認識が行なわれたとき、実行される処理を記憶した処
理記憶手段と、 該処理記憶手段に記憶された処理を実行し、前記認識手
段によって認識された前記周辺機器を、前記オペレーテ
ィングシステムから利用可能に登録する登録手段とがコ
ンピュータに備えられた外部記憶装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8035377A JPH08255123A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 外部記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8035377A JPH08255123A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 外部記憶装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18815191A Division JPH0511928A (ja) | 1991-07-01 | 1991-07-01 | 外部記憶装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08255123A true JPH08255123A (ja) | 1996-10-01 |
Family
ID=12440219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8035377A Pending JPH08255123A (ja) | 1996-01-29 | 1996-01-29 | 外部記憶装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08255123A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100315776B1 (ko) * | 1998-10-08 | 2002-02-19 | 구자홍 | 구동프로그램내장형하드웨어및장착방법 |
-
1996
- 1996-01-29 JP JP8035377A patent/JPH08255123A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100315776B1 (ko) * | 1998-10-08 | 2002-02-19 | 구자홍 | 구동프로그램내장형하드웨어및장착방법 |
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