JPH0825388A - 加工用プレス装置およびその装置を用いた加圧成形方法 - Google Patents

加工用プレス装置およびその装置を用いた加圧成形方法

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JPH0825388A
JPH0825388A JP6162329A JP16232994A JPH0825388A JP H0825388 A JPH0825388 A JP H0825388A JP 6162329 A JP6162329 A JP 6162329A JP 16232994 A JP16232994 A JP 16232994A JP H0825388 A JPH0825388 A JP H0825388A
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platen
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shape changing
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JP6162329A
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English (en)
Inventor
Takehiko Ikegami
武彦 池上
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/06Platens or press rams
    • B30B15/065Press rams
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/007Means for maintaining the press table, the press platen or the press ram against tilting or deflection
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
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    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/06Platens or press rams
    • B30B15/061Cushion plates
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/06Platens or press rams
    • B30B15/065Press rams
    • B30B15/067Press rams with means for equalizing the pressure exerted by a plurality of press rams

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、装置全体の構造および重量を大
きくすることなく、あらゆる型締力に対して、正確な型
合せができるとともに、金型全面に均等な荷重がかか
り、製品精度の高い加工用プレス装置を得ることを目的
とする。 【構成】 この発明の加圧用プレス装置は、プラテンと
上金型との間に、型締めの荷重を検出する荷重検出体8
と、この荷重検出体8の荷重値に応じて変形し、上金型
の全面に均等な荷重が加わるようにする形状可変体9と
を装着したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば、トランスフ
ァ成形装置である半導体樹脂封止装置やリード加工機等
に適用される加工用プレス装置およびその装置の加圧成
形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は従来のトランスファ成形装置の
加工用プレス装置の側面図であり、図において1は第1
の金型である上金型、2は第2の金型である下金型、3
はこの上金型1が取り付けられた第1のプラテンである
上プラテン、4は下金型2が搭載された第2のプラテン
である中プラテン、5は上プラテン3、中プラテン4お
よび下プラテン6を上下動に案内するタイバ、6は下プ
ラテンである。
【0003】次に、上記構成の加工用プレス装置の動作
について説明する。下金型2上にリードフレーム(図示
せず)と樹脂(図示せず)をセットしたあと、中プラテ
ン4を上昇させて上金型1と下金型2とを合わせ、高荷
重で図15に示すように型締めを行う。なお、高荷重で
型締めを行うため、上プラテン3、中プラテン4、下プ
ラテン6、タイバ5が共に橈み変形するおそれがあり、
橈み変形が生じたときには、当然型合わせしている上金
型1と下金型2との間に隙間が生じることになり、この
ことは樹脂射出時に樹脂がその隙間に進入して、樹脂漏
れを起こし、成形製品が不良品になり、その防止策とし
て、上プラテン3、中プラテン4の橈み変形を極力抑え
るためにプラテン3、4の板厚を大きくとっていた。
【0004】加工用プレス装置の場合、型合わせの不一
致を防止する手段として、上プラテン3の板厚が薄い場
合には、図18に示すような球面状のスペーサ7を上金
型1上に敷き(図16参照)、型締時の上プラテン3の
橈み変形量を吸収していた(図17参照)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の加工用プレス装
置は、以上のように構成され、図14、図15に示すよ
うに上プラテン3の橈み変形量を低く抑えようとして上
プラテン3の板厚を大きくした場合には、上プラテン3
を支持するタイバ5の直径も大きくなり、装置全体の構
造および重量が大きくなってしまうという課題があっ
た。
【0006】また、スペーサ7を用いた場合には装置全
体の構造および重量は小さくできるものの、スペーサ7
の形状は固定であり、ある特定の型締力に対してそれ専
用のスペーサ7を用意しなければならず、型締力を変更
して加工用プレス装置を使用する場合には、その型締力
により橈み変形する上プラテン3の橈み変形形状にあっ
たスペーサ7を用意しなければならず、そのためスペー
サ7の載せ換え作業が必要になるという課題があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を解消する
ためになされたもので、装置全体の構造および重量を大
きくすることなく、あらゆる型締力に対して、正確な型
合せができるとともに、金型全面に均等な荷重がかか
り、製品精度の高い加工用プレス装置を得ることを目的
とし、また加工用プレス装置の加圧成形方法を得ること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1の加
工用プレス装置は、第1のプラテンと第1の金型との間
に、型締めの荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重
検出手段の荷重値に応じて変形し、第1の金型の全面に
均等な荷重が加わるようにする形状可変手段とを装着し
たものである。
【0009】この発明の請求項2の加工用プレス装置
は、請求項1の加工用プレス装置において、荷重検出手
段を複数個の荷重検出器で構成し、また形状可変手段を
複数個の形状可変素子で構成したものである。
【0010】この発明の請求項3の加工用プレス装置
は、請求項1または請求項2の加工用プレス装置におい
て、荷重検出手段で検出される荷重の値が均等になるま
で形状可変手段を変形させる変形制御手段を備えたもの
である。
【0011】この発明の請求項4の加工用プレス装置
は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の加工用
プレス装置において、第1の金型と第2の金型とを合わ
せた後、第2のプラテンの移動を停止する移動制御手段
と、前記第2のプラテンの移動停止後、第1の金型全面
に均等な荷重が加わるように形状可変手段を変形させる
変形制御手段とを備えたものである。
【0012】この発明の請求項5の加工用プレス装置
は、請求項2に記載の加工用プレス装置において、荷重
検出器、形状可変素子を複数に分割された各小室にそれ
ぞれ重ねて収納する絶縁性の容器を備えたものである。
【0013】この発明の請求項6の加工用プレス装置の
加圧成形方法は、荷重検出手段により、型締めの荷重を
検出し、その後その荷重検出値に応じて、形状可変手段
を変形させ、第1の金型全面に均等な荷重が加わるよう
にしたものである。
【0014】この発明の請求項7の加工用プレス装置の
加圧成形方法は、第1の金型と第2の金型とを合わせた
後、移動制御手段により第2のプラテンの移動を停止さ
せ、その後変形制御手段により第1の金型全面に均等な
荷重が加わるように形状可変手段を変形させるようにし
たものである。
【0015】
【作用】この発明の請求項1の加工用プレス装置におい
ては、第1のプラテンと第1の金型との間に、型締めの
荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出手段の荷
重値に応じて変形し、第1の金型の全面に均等な荷重が
加わるようにする形状可変手段とを装着したことによ
り、異なる型締力で型締めを行うときでも従来必要とし
たスペーサの載せ換え作業を必要とせず、また小型軽量
化の加工用プレス装置を得ることができる。また、正確
な金型の型合わせができるとともに、金型全面に均等な
荷重が加わり、この加工用プレス装置では製品精度の高
い製品を得ることができる。
【0016】この発明の請求項2の加工用プレス装置に
おいては、請求項1の加工用プレス装置において、荷重
検出手段を複数個の荷重検出器で構成し、形状可変手段
を複数個の形状可変素子で構成したので、金型全面にわ
たってより均等に荷重を加えることができる。
【0017】この発明の請求項3の加工用プレス装置に
おいては、請求項1または請求項2の加工用プレス装置
において、荷重検出手段で検出される荷重の値が均等に
なるまで形状可変手段を変形させる変形制御手段を備え
たので、金型全面にわたってより均等に荷重を加えるこ
とができる。
【0018】この発明の請求項4の加工用プレス装置に
おいては、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の
加工用プレス装置において、第1の金型と第2の金型と
を合わせた後、第2のプラテンの移動を停止する移動制
御手段と、前記第2のプラテンの移動停止後、第1の金
型全面に均等な荷重が加わるように形状可変手段を変形
させる変形制御手段とを備えたので、第2のプラテンを
移動させるモータの容量を小さくすることができる。
【0019】この発明の請求項5の加工用プレス装置に
おいては、請求項2に記載の加工用プレス装置におい
て、荷重検出器、形状可変素子を複数に分割された各小
室にそれぞれ重ねて収納する絶縁性の容器を備えたの
で、荷重検出器、形状可変素子は位置ずれすることなく
所定の位置に配設され、金型全面により均等に荷重を加
えることができる。
【0020】この発明の請求項6の加工用プレス装置の
加圧成形方法においては、荷重検出手段により、型締め
の荷重を検出し、その後その荷重検出値に応じて、形状
可変手段を変形させ、第1の金型全面に均等な荷重が加
わるようにしたので、正確な金型の型合わせができると
ともに、製品精度の高い製品を得ることができる。
【0021】この発明の請求項7の加工用プレス装置の
加圧成形方法においては、第1の金型と前記第2の金型
とを合わせ、型締めを行う加工用プレス装置の加圧成形
方法において、前記第1の金型と前記第2の金型とを合
わせた後、移動制御手段により前記第2のプラテンの移
動を停止させ、その後変形制御手段により前記第1の金
型全面に均等な荷重が加わるように前記形状可変手段を
変形させるようにしたので、第2のプラテンを移動させ
るモータの容量を小さくすることができる。
【0022】
【実施例】
実施例1.図1、図2はこの発明の一実施例を示す加工
用プレス装置の要部断面図、図3は図1の要部側断面
図、図4は図1の要部分解斜視図であり、図14ないし
図17と同一または相当部分は同一符号を付し、その説
明は省略する。図において、8は小型で薄型のロードセ
ルである荷重検出器8aが複数個(5×6=30個)配
設された、荷重検出手段としての荷重検出体、9は荷重
検出体8の真上に、形状記憶合金である形状可変素子9
aが複数個(5×6=30個)荷重検出体8の真上に配
設された、形状可変手段としての形状可変体であり、荷
重検出体8および形状可変体9は第1の金型である上金
型1と第1のプラテンである上プラテン3との間に装着
されている。10は荷重検出体8と形状可変体9との間
にヒータ素子10aが複数個(5×6=30個)配設さ
れ、ヒータ素子10aからの熱により形状可変体9は所
定の形状に変形するヒータ体、11は上金型1に熱が伝
達するのを防止するために断熱材であるセラミックで構
成されているとともに、小室11aに荷重検出器8a、
ヒータ素子10a、形状可変素子9aをそれぞれ収納し
た容器、20は一端部がボルト21で上プラテン3に固
着され他端部が上金型1の溝に係合して上プラテン3に
上金型1を吊り下げる吊り下げ金具である。
【0023】なお、荷重検出器8aと形状可変素子9a
とヒータ素子10aとの重ね合せ順序は、形状可変素子
9aにヒータ素子10aの熱が伝達できればよく、例え
ば図5に示すように、上から荷重検出器8a、形状可変
素子9a、ヒータ素子10aの順で重ねてもよい。
【0024】また、図6に示すように、容器11は枠部
11bと底部11cとに分割できるようにしてもよく、
この場合、その材料は、枠部11bと底部11cとで異
なる材料でもよい。例えば、枠部11bに荷重が加わら
ないように枠部bの高さ寸法を短くした場合には、枠部
11bは耐圧縮強度をそれほど大きなものとする必要は
ない。また、荷重検出器8aの形状は形状可変素子9a
の形状に合せて四角形状でもよく、この場合には両者8
a、9aの位置決めが容易となる。
【0025】この発明による加工用プレス装置は、以上
のように構成され、図7に示すようにして動作する。第
2の金型である下金型2にリードフレーム(図示せず)
と樹脂(図示せず)とをセットしたあと、第2のプラテ
ンである中プラテン4を上昇させて上金型1と下金型2
とを合わせ高荷重で型締めを行う。型締の最中は、常
時、荷重検出器8aで上金型1の各点の荷重が検出でき
るようにするとともに、その信号値のばらつき、すなわ
ち荷重のばらつきを均等化するように、ヒータ素子10
aの熱加減が調整され、形状可変素子9aは形状変更
(膨張または収縮)するようになっている(S1〜S
4)。そして、最終的な型締力に到達させたときでも、
上金型1の全面に均等な荷重が加わるようになっている
(S5、S6)。
【0026】この実施例では、正確な型合せができ、上
金型1には均等に荷重が加わり、樹脂製品の樹脂ばりの
発生を確実に防止できる。また、調圧の方法としては、
図7に示すフローチャートからも分かるように、刻々の
型締力を変形制御手段(図示せず)により調圧しながら
型締を行っているため、均圧荷重で徐々に金型は加圧さ
れるため、加圧段階で、不均一加圧が抑制され、円滑な
加圧を実現でき、金型寿命に悪影響を及ぼすようなこと
はない。
【0027】実施例2.図8はこの発明の実施例2の要
部分解斜視図であり、図において、8bは荷重検出手段
である荷重検出器(ここではロードセル5×6=30
個)、9bは形状可変手段である形状可変素子(ここで
は圧電素子5×6=30個)、11dは荷重検出器8b
と形状可変素子9bとを収納する小室である。また、荷
重検出器8bと形状可変素子9bとの重ね合せ順はこの
逆でもよいものとする。図8においては、圧電素子から
なる形状可変素子9bそのものの電圧加減を調整して、
形状可変素子9aの形状を変更させ、各荷重検出器8b
の圧力の値が同じ値になるようにして、最終的な型締力
に到達させ、上金型1全面に均等に荷重が加わるように
する。この構成では、実施例1で必要としたヒータ素子
10aが不要となり、簡単な構成で上金型1の全面に均
等に荷重を加えることができる。
【0028】実施例3.図9はこの発明の実施例3を示
すフローチャートであり、加工用プレス装置の構成は実
施例1と同一で、型合せまでサーボモータ等で中プラテ
ン4を上昇させるが(S1、S2)、その後は、移動制
御手段(図示せず)により中プラテン4を保持固定さ
せ、その状態で、形状可変素子9aに変形制御手段(図
示せず)からの信号により形状変更の指令を送り、必要
型締力まで金型全面に均等な荷重が加わるように形状可
変体9を形状変更させる(S3〜S6)。
【0029】この実施例の場合、サーボモータは上プラ
テン3を移動できだけのトルクがあればよく、サーボモ
ータの容量を小さくてよい。また、この実施例では、特
公平6−4250号公報に記載された形状合金を用いた
型締装置と異なり、上金型1の全面に均等に荷重が加わ
るように形状可変素子9aが変形するようになってお
り、より正確な型合せができる。
【0030】実施例4.実施例1においては荷重検出器
8aと形状可変素子9aとを同数としたが、この実施例
では図10のように同数とせず金型に加わる圧力が均等
構造であるように、部分的に荷重検出器8bが1個に対
して形状可変素子9bがn個になるようにしている。あ
るいは、荷重検出器8bがn個に対して形状可変素子9
bを1個の比率にしてもよい。この場合には、形状可変
素子に形状記憶合金を用いたときにはヒータ素子の制御
数が減少し、制御がやり易くなる効果がある。また形状
可変素子が圧電素子のときには、その圧電素子の制御が
容易となる。
【0031】実施例5.この実施例の場合、図11に示
すフローチャートに基づき、あらかじめ図4の荷重検出
器8aを用いて、金型の型締力における、荷重検出器8
aでの荷重値と各ヒータ素子10aの通電量との関係を
調べ、その関係を図12に示すようにマッピングする。
次に、図13のように、荷重検出器8aを装着せずに、
加工用プレス装置側で設定した型締力によって、個々の
形状可変素子9aは自動的(予め採取している較正デー
タに基づき)に調圧を行う。この構成では、荷重検出器
8aが不要となる。なお、各実施例とも半導体樹脂封止
装置の加工用プレス装置について説明したが、この発明
はリード加工機にも適用することができるのは勿論であ
る。また、各実施例とも荷重検出手段、形状可変手段を
上プラテン3と上金型1との間に装着した場合について
説明したが、例えば下金型と中プラテンとの間に荷重検
出手段、形状可変手段を装着することもできる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の請求項
1の加工用プレス装置によれば、第1のプラテンと第1
の金型との間に、型締めの荷重を検出する荷重検出手段
と、この荷重検出手段の荷重値に応じて変形し、第1の
金型の全面に均等な荷重が加わるようにする形状可変手
段とを装着したことにより、異なる型締力で型締めを行
うときでも従来必要としたスペーサの載せ換え作業を必
要とせず、また小型軽量化の加工用プレス装置を得るこ
とができる効果がある。また、正確な金型の型合わせが
できるとともに、金型全面に均等な荷重が加わり、この
加工用プレス装置では製品精度の高い製品を得ることが
できる効果がある。
【0033】また、この発明の請求項2の加工用プレス
装置によれば、請求項1の加工用プレス装置において、
荷重検出手段を複数個の荷重検出器で構成し、形状可変
手段を複数個の形状可変素子で構成したので、金型全面
にわたってより均等に荷重を加えることができる効果が
ある。
【0034】また、この発明の請求項3の加工用プレス
装置によれば、請求項1または請求項2の加工用プレス
装置において、荷重検出手段で検出される荷重の値が均
等になるまで形状可変手段を変形させる変形制御手段を
備えたので、金型全面にわたってより均等に荷重を加え
ることができる効果がある。
【0035】また、この発明の請求項4の加工用プレス
装置によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記
載の加工用プレス装置において、第1の金型と第2の金
型とを合わせた後、第2のプラテンの移動を停止する移
動制御手段と、前記第2のプラテンの移動停止後、形状
可変手段の変形により目標の型締力に達したときに、第
1の金型全面に均等な荷重が加わるように形状可変手段
を変形させる変形制御手段とを備えたので、第2のプラ
テンを移動させるモータの容量を小さくすることができ
る効果がある。
【0036】また、この発明の請求項5の加工用プレス
装置によれば、請求項2に記載の加工用プレス装置にお
いて、荷重検出器、形状可変素子を複数に分割された各
小室にそれぞれ重ねて収納する絶縁性の容器を備えたの
で、荷重検出器、形状可変素子は位置ずれすることなく
所定の位置に配設され、金型全面により均等に荷重を加
えることができる効果がある。
【0037】また、この発明の請求項6の加工用プレス
装置の加圧成形方法によれば、荷重検出手段により、型
締めの荷重を検出し、その後その荷重検出値に応じて、
形状可変手段を変形させ、第1の金型全面に均等な荷重
が加わるようにしたので、正確な金型の型合わせができ
るとともに、製品精度の高い製品を得ることができる効
果がある。
【0038】この発明の請求項7の加工用プレス装置の
加圧成形方法においては、第1の金型と第2の金型とを
合わせた後、移動制御手段により第2のプラテンの移動
を停止させ、その後、形状可変手段の変形により、目標
の型締力に達したときに、変形制御手段により第1の金
型全面に均等な荷重が加わるように形状可変手段を変形
させるようにしたので、第2のプラテンを移動させるモ
ータの容量を小さくすることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す加工用プレス装置
の型開時の要部断面図である。
【図2】 図1の加工用プレス装置の型締時の要部断面
図である。
【図3】 図1の要部拡大側断面図である。
【図4】 図1の要部分解斜視図である。
【図5】 この発明の他の実施例を示す要部分解斜視図
である。
【図6】 この発明のさらに他の実施例を示す要部拡大
側断面図である。
【図7】 この発明の一実施例のフローチャートであ
る。
【図8】 この発明の他の実施例を示す要部分解斜視図
である。
【図9】 この発明の他の実施例のフローチャートであ
る。
【図10】 この発明のさらに他の実施例を示す要部分
解斜視図である。
【図11】 校正データマッピングのフローチャートで
ある。
【図12】 各ヒータ素子におけるロードセルの値とヒ
ータ素子の電流値との関係を示す図である。
【図13】 この発明の他の実施例を示す要部分解斜視
図である。
【図14】 従来の加工用プレス装置の一例を示す型開
時における側面図である。
【図15】 図15の加工用プレス装置の型締時におけ
る側面図である。
【図16】 従来の加工用プレス装置の他の例を示す型
開時における側面図である。
【図17】 図16の加工用プレス装置の型締時におけ
る側面図である。
【図18】 図17のスペーサの全体斜視図である。
【符号の説明】
1 上金型(第1の金型)、2 下金型(第2の金
型)、3 上プラテン(第1のプラテン)、4 中プラ
テン(第2のプラテン)、5 タイバ、6 下プラテ
ン、8 荷重検出体、8a、8b 荷重検出器、9 形
状可変体、9a、9b形状可変素子、10 ヒータ体、
10a ヒータ素子、11 容器、11a、11d 小
室。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイバに沿って上下動する第1および第
    2のプラテンと、この第1のプラテンに取り付けられた
    第1の金型と、前記第2のプラテンに取り付けられた第
    2の金型とを備え、前記第1の金型と前記第2の金型と
    を合わせ、型締めを行う加工用プレス装置において、前
    記第1のプラテンと前記第1の金型との間に、前記型締
    めの荷重を検出する荷重検出手段と、この荷重検出手段
    の荷重値に応じて変形し、第1の金型の全面に均等な荷
    重が加わるようにする形状可変手段とを装着したことを
    特徴とする加工用プレス装置。
  2. 【請求項2】 荷重検出手段は、複数個の荷重検出器で
    構成され、形状可変手段は複数個の形状可変素子で構成
    されたことを特徴とする請求項1に記載の加工用プレス
    装置。
  3. 【請求項3】 荷重検出手段で検出される荷重の値が均
    等になるまで形状可変手段を変形させる変形制御手段を
    備えたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の加工用プレス装置。
  4. 【請求項4】 第1の金型と第2の金型とを合わせた
    後、第2のプラテンの移動を停止する移動制御手段と、
    前記第2のプラテンの移動停止後、形状可変手段の変形
    により目標の型締力に達したときに、第1の金型全面に
    均等な荷重が加わるように形状可変手段を変形させる変
    形制御手段とを備えたことを特徴とする請求項1ないし
    請求項3のいずれかに記載の加工用プレス装置。
  5. 【請求項5】 荷重検出器、形状可変素子を複数に分割
    された各小室にそれぞれ重ねて収納する絶縁性の容器を
    備えたことを特徴とする請求項2に記載の加工用プレス
    装置。
  6. 【請求項6】 タイバに沿って上下動する第1および第
    2のプラテンと、この第1のプラテンに取り付けられた
    第1の金型と、前記第2のプラテンに取り付けられた第
    2の金型と、前記第1のプラテンと前記第1の金型との
    間に装着され前記型締めの荷重を検出する荷重検出手段
    と、この荷重検出手段の荷重値に応じて変形する形状可
    変手段とを備え、前記第1の金型と前記第2の金型とを
    合わせ、型締めを行う加工用プレス装置の加圧成形方法
    において、前記荷重検出手段により、前記型締めの荷重
    を検出し、その後その荷重検出値に応じて、前記形状可
    変手段を変形させ、第1の金型全面に均等な荷重が加わ
    るようにしたことを特徴とする加工用プレス装置の加圧
    成形方法。
  7. 【請求項7】 タイバに沿って上下動する第1および第
    2のプラテンと、この第1のプラテンに取り付けられた
    第1の金型と、前記第2のプラテンに取り付けられた第
    2の金型と、前記第1のプラテンと前記第1の金型との
    間に装着され前記型締めの荷重を検出する荷重検出手段
    と、この荷重検出手段の荷重値に応じて変形する形状可
    変手段とを備え、前記第1の金型と前記第2の金型とを
    合わせ、型締めを行う加工用プレス装置の加圧成形方法
    において、前記第1の金型と前記第2の金型とを合わせ
    た後、移動制御手段により前記第2のプラテンの移動を
    停止させ、その後変形制御手段により前記第1の金型全
    面に均等な荷重が加わるように前記形状可変手段を変形
    させるようにしたことを特徴とする加工用プレス装置の
    加圧成形方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007514551A (ja) * 2003-12-17 2007-06-07 オゥトマショーン プレッセス トゥーリング アーペー オック テー アーベー プレスにおける応力変形の補償装置及び方法
JP2010042426A (ja) * 2008-08-13 2010-02-25 Ihi Corp プレス機械のスライド構造
JP2010046988A (ja) * 2008-08-25 2010-03-04 Apic Yamada Corp プレス装置

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