JPH08251201A - デジタル通信制御装置 - Google Patents

デジタル通信制御装置

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JPH08251201A
JPH08251201A JP1381096A JP1381096A JPH08251201A JP H08251201 A JPH08251201 A JP H08251201A JP 1381096 A JP1381096 A JP 1381096A JP 1381096 A JP1381096 A JP 1381096A JP H08251201 A JPH08251201 A JP H08251201A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 仮想通信路をたどって発信源から下流側へ送
られるデータの量を、バッファーの数が最も制限されて
いる中間ノードで処理され得る量に制限でき、これによ
り、データを無損失で他の中間ノード及び宛先に送るこ
とができる。 【解決手段】 各中間ノードに本発明のデジタル通信制
御装置16を設けて、受信ユニット86により下流側の
中間ノードまたは宛先からのクレジット数を受信して、
そのノードにおける仮想通信路に配分されたバッファー
の数との比較を比較回路88により行って、そのうち一
方の小さい方の値を新しいクレジット数90として、送
信ユニット92により、上流側の次の中間ノードへ送信
する。この動作を発信源まで繰り返すことにより、発信
源は、すべての中間ノードにおいて受信可能なデータ送
信速度を容易に知ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル通信網に
おける通信制御を行うためのデジタル通信制御装置に関
し、特に、大容量のデータ通信量を送信する場合におい
てもデータ損失の発生を防止することができるデジタル
通信制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】非同期転送モード(ATM)通信網等の
デジタル通信網(図1の10参照)を介するデータ通信
においては、通信網のデータ発信源(発信源終端システ
ムと呼ばれる。図1の12参照)から通信網の宛先(宛
先終端システムと呼ばれる。図1の14参照)へのデー
タの流れのことを仮想通信路(図2の20参照)と呼ぶ
ことがある。ここで、従来の通信網及びその仮想通信路
の構造の説明においては、図1及び図2に示したものと
同様であるため、これらの図を参照することとする。た
だし、図1及び図2における16は、従来技術において
は、後述する図8の中間システム116に置き換えるも
のとする。通信網10内には、図1及び図2に示すよう
に、発信源終端システム12と宛先終端システム14と
の間に、複数の通信リンク18が設けられており、それ
らの通信リンク18を接続している各中間ノードにはそ
れぞれ中間システム116が設けられている。発信源終
端システム12と宛先終端システム14とは、これらの
通信リンク18及び中間システム116を介して接続さ
れている。
【0003】ここで、上述した仮想通信路20について
説明する。特定の発信源終端システム12の特定のユー
ザー又はコンピュータプログラムから宛先終端システム
14の他の特定のユーザー又はコンピュータプログラム
へデータを送信する場合には、実際には、発信源終端シ
ステム12と宛先終端システム14とを接続しているい
ずれかの1つ以上の中間システム116および2つ以上
の通信リンク18を経由してデータを送信するのである
が、このとき、あたかも実際に直通の通信路が形成され
ているかのように、発信源終端システム12から宛先終
端システム14にデータを送信することができるため、
この仮想の直通の通信路によるデータの流れを意味し
て、仮想通信路20と呼んでいる。
【0004】上述したように、通信網10は多数の仮想
通信路20におけるデータを通信リンク18を通して送
るが、その際に、発信源終端システム12と宛先終端シ
ステム14との間の中間ノードに設けられた中間システ
ム116によりデータを送信するための通信リンク18
の切換が行われる。各仮想通信路20のデータは、中間
システム116により通信リンク18の切換が行われ、
仮想通信路20が初期化されたときに、該通信網10中
の通信回線またはチャネルをたどって送られる。
【0005】多数の発信源終端システム12が、データ
を構成している個々のデータパケット又はデータセル
(図4の44参照)を、通信網10内の中間システム1
16又は通信リンク18を通して送信するときに、それ
らの中間システム116又は通信リンク18にデータ処
理のための重い負担を課すような広域にわたる総合通信
速度で送るときには、すなわち、大幅に異なる種々の通
信速度で送信する場合には、いろいろな問題が生じてく
る。通信網10の中間システム116がデータを処理し
て他の中間システム116へその結果を送信する速度を
上回るような速度でデータがその中間システム116に
到着してくるときには、その中間システム116におい
て輻輳(過密現象)が生じる。そのような場合には、余
剰のデータはその中間システム116に設けられたバッ
ファー記憶装置140内に蓄積されるが、そのバッファ
ー記憶装置140は、データの着信速度と、中間システ
ム116がそのデータの処理をしてその結果を送信する
速度との差に相当する速度で充填されてゆく。もしその
輻輳が長時間続くと、そのバッファー記憶装置140は
最大容量まで充填されて、それ以降に着信するデータに
ついてはバッファー記憶装置140に格納されずに捨て
られてしまうことになる。このバッファー記憶装置14
0のオーバーフローによりデータが捨てられてしまうこ
とを、データ損失と呼ぶ。
【0006】このようなデータ損失をなるべく少なくす
るために、余剰のデータが通信網10の中に入ってゆか
ないようにする2種類の方式が発信源終端システム12
で用いられている。そのような方式の一つは速度に基づ
く方式であり、これは、通信網の輻輳に応じて発信源終
端システム12に送り返されるフィードバック信号に基
づいて、データが通信網10に入ってゆく速度を調節す
るようにするものである。通信網10のこの輻輳は、一
般的には、発信源終端システム12に送り返される明確
な輻輳報告ビット又は資源管理セル(Resource Managem
ent cells、RMセルと略記)の形の明確な速度の値で
表示される。ラリー・ロバートが著した「強化PRCA
(比例速度制御アルゴリズム)」という題名の1994
年8月のATM公開討論会文書#94−0735(an A
TM Forum document #94-0735 entitled "Enhanced PRCA
(Proportional Rate-Control Algorithm)" authored b
yLarry Roberts)にそのような速度制御方式が記載され
ている。アンドルー・S.バーンハートが著した「明示
速度性能評価」という題名の1994年10月のATM
公開討論会文書#94−0983R1(ATM Forum docu
ment #94-0983R1entitled "Explicit Rate Performance
Evaluations" authored by Andrew S. Barnhart)と、
アンドルー・W.バーンハートが著した「エンドシステ
ムのためのサンプル疑似コードの提案」という題名の1
994年11月28日のATM公開討論会文書#94−
1110(ATM Forum document #94-1110 entitled "Pr
oposal for Example Pseudocode for the End-System"
authored by Andrew W. Barnhart)とに、その方式の更
に詳しい記述がある。
【0007】そのような方式の2つ目は、データセルを
無損失で送信できることを保証したクレジット制御方式
である。クレジットセル(図6の76参照)内のクレジ
ット数(またはクレジット情報)は、宛先終端システム
14のデータ受信能力を示すものであるため、宛先終端
システム14において生成される。このクレジットセル
76は、上流側に設けられた隣の中間システム116に
順に送り戻され、その各中間システム116において、
該クレジット数に対する解釈が行われ、後述する待ち行
列60を用いる等して、該中間システム116のデータ
受信能力に基づいて修正される。この中間システム11
6におけるプロセスは、発信源終端システム12にクレ
ジットセル76が戻るまで、各中間システム116にお
いて繰り返し行われ、発信源終端システム12に戻った
時点で、該クレジット数は、全ての中間システム116
及び宛先終端システム14からの全てのクレジット数を
表すものとなっている。一般的には、該クレジット数
は、各中間システム116におけるバッファー記憶装置
40内の使われていないバッファースペースの容量値を
表す。発信源終端システム12は、輻輳や各中間システ
ム116におけるバッファー記憶装置40のオーバーフ
ローに起因して起こるデータ損失の危険性を伴わずに発
信源終端システム12が通信網10に送り込むことので
きるデータ量を表すものとして、そのクレジットを解釈
する。なお、ここでは、データ転送速度が制御されてい
るのではなく、送信されるデータパケット又はデータセ
ル44の数が制御されている。ダグ・ハント、ワーナー
・アンドルーズ、ジム・スコット、ボブ・シムコウ、ジ
ョン・ベネット、H.T.クン、ジョン・ハワード、ア
ラン・チャップマン及びケン・ブリンカーホフが著した
「ATM通信管理のためのクレジットに基づくFCVC
提案、改訂R2」という題名の1994年7月のATM
公開討論会文書#94−0632(an ATM Forum docum
ent #94-0632 entitled "Credit-Based FCVC Proposal
for ATM Traffic Management, Revision R2"authored b
y Doug Hunt, Warner Andrews, Jim Scott, Bob Simco
e, Jon Bennett, H. T. Kung, John Howard, Alan Chap
man, and Ken Brinkerhoff, July, 1994.)は、そのよう
なクレジット制御方式の1つを記述している。
【0008】上述した各方式は、長所も短所も有してい
る。速度に基づく方式は、通信網10の両端に存する発
信源終端システム12及び宛先終端システム14によっ
て通信制御を行う。従って、ATM通信網10の中間シ
ステム116は知能性や処理能力等を殆ど要求されな
い。また、速度に基づく方式のパラダイムは、通信網イ
ンターフェースハードウェアにおいて実施されなければ
ならないATM通信管理のための現行の標準に従ってい
る。しかしながら、近年、この速度に基づく方式に関し
て、その性能と輻輳に反応する能力との問題点が提起さ
れている。速度に基づく方式が充分な性能を与えるとと
もに大容量の通信でのデータ損失を最小限にとどめ得る
ということを証明する理論的証拠や、現実社会での実際
の経験等は存在していない。更に、実際の通信網におい
てデータ損失が皆無に近い通信を達成し得るか否かは、
その通信網が運ぶ仮想通信路のデータの流れの特性に依
存する。
【0009】これに対して、クレジット制御方式には、
データ損失を皆無にした通信を達成し得るという確かな
証拠がある。この方式では、それの静的バッファー割り
当てアルゴリズム(static buffer allocation algorit
hm)によって、最大リンク帯域幅を利用することができ
る。しかしながら、このクレジット制御方式では、制御
されるデータの流れの経路に存する全ての中間システム
116の整合とそれらに対する積極的関与とが必要であ
る。更に、従来技術においては、クレジット制御方式は
通信リンク18毎に又はとびとびに適用されているの
で、中間システム116は、一つの仮想通信路20の発
信源終端システム12により既に送られたデータの流れ
を縮小させるか、禁止するなどして制御するとともに、
他の仮想通信路の流れを進行させることができるという
能力を備えていることが要求される。
【0010】この要件のために、クレジット制御方式に
おいては、速度に基づく方式に比べて、遥かに重いコス
ト及び複雑さが中間システム116に課されることにな
る。さらに詳細に説明すれば、そのような中間システム
116は、どの仮想通信路20のデータパケット又はデ
ータセルも、他の仮想通信路20のデータパケット又は
データセルとは独立に、その中間システム116により
送信され得るように、各仮想通信路20のためのデータ
パケット又はデータセルの待ち行列60(図8)等の手
段を含んでいなければならない。速度に基づく方式にお
いては、各接続の発信源終端システム12に、データが
通信網10に入る箇所において、その接続のデータの流
れを制御しているので、そのようなデータパケット又は
データセルの待ち行列を保持するための手段を中間シス
テム116内に設ける必要はない。従って、速度に基づ
く方式による通信網10においては、種々の仮想通信路
20を代表する種々の発信源終端システム12から中間
システム116に到着するデータパケット又はデータセ
ルを、その各々が属する仮想通信路20には関係なく一
つ又は複数個の待ち行列60の中に組み入れるようにし
てもよい。これは中間システム116のコスト及び複雑
さを大いに軽減するものである。
【0011】図8は、従来技術におけるそのような待ち
行列60群の典型的な実施例を示したものである。図の
ように、バッファー記憶装置40の中のパケットバッフ
ァー又はセルバッファー42は待ち行列60内に編成さ
れて一列に配列されており、到達した各々のデータパケ
ット又はデータセルは待ち行列60の末尾又は底部のパ
ケットバッファー又はセルバッファー42内に格納さ
れ、送信されるべき各データパケット又はデータセルは
その待ち行列60の先頭又は頂点のデータパケット又は
データセルから取り出されていく。しょかしながら、中
間システム16においては、仮想通信路20の数が何千
個というような大きい数になることもあるので、多大な
数の待ち行列60を電子回路で具体化するのに要する時
間及び労力は非常に大きいものとなってしまい、また、
コンピュータプログラムにおいて実施する速度は、毎秒
100メガビット以上の送信速度のATM通信網では不
十分なものであり、実用化は難しいものである。
【0012】また、クレジット制御方式と速度に基づく
方式との両方を取り入れた複合方式が、キン・ゼン、ヒ
ュー・C.ラウアーおよびジョン・H.ハワードにより
1994年7月6日に出願された「デジタル通信網にお
けるクレジット及び速度に基づいた通信制御システム」
(“Credit/Rate Based System for Controlling Traff
ic in a Digital Communication Network”)という題
名の米国特許出願第08/271,418号に開示され
ている。そのような他の複合方式が、キン・ゼンにより
1994年8月17日に出願された「クレジット強化比
例速度制御方式」(“Credit Enhanced Proportional R
ate Control System”)という題名の米国特許出願第0
8/297,270号に開示されている。しかしなが
ら、これらの複合方式においても、中間システム116
が一つの仮想通信路20により既に送られたデータの流
れを減少させ又は禁止しながら他の仮想通信路20の流
れを進行せしめ得るようにするためには、各仮想通信路
20のために個々のバッファー記憶装置40毎の別々の
待ち行列60を必要とする。各中間システム116にお
いて各仮想通信路20のために待ち行列60が必要であ
るため、これらの複合方式においても、クレジット制御
方式と同様の時間及び労力の負担及び複雑さを持つこと
になる。
【0013】さらに従来の技術について説明すれば、デ
ジタル通信網において用いられる終端間流れ制御システ
ムは広く知られているものである。例えば、終端間流れ
制御方式及びホップバイホップ(hop-by-hop)流れ制御
方式が、アディション−ウェズリー社(Addision-Wesle
y)から1991年に刊行された「電気通信学: プロ
トコル及び設計」("Telecommunications: Protocols a
nd Design" )という書籍の407〜410頁においてジ
ョン・D.スプラギンズ、ジョセフ・L.ハモンド及び
クルジストフ・ポウリンコウスキーにより比較されてい
る。広く使われているプロトコルTCP/IPのウィン
ドウを基本とする流れ制御方法が、1991年にプレン
ティスホール(Prentice Hall)から出版された「TC
P/IPでのインターネットワーキング」("Internetw
orking with TCP/IP")という書籍においてダグラス・
E.コマー及びデイビッド・L.スティーブンスにより
解説されている。ATM通信網における終端間流れ制御
方法は、レイフ・O.オンブラルにより著されアーテク
ハウス社(Artech House)から1994年に出版された
「非同期転送モード通信網:性能問題」("Asynchronou
s Transfer Mode Networks: Performance Issues")とい
う書籍において解説されている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来に
おいては、データ損失をなるべく少なくするために、速
度に基づく方式、クレジット制御方式、および、それら
を組み合わせた複合方式が用いられていたが、速度に基
づく方式を用いた場合には、中間システムが複雑なもの
にならないという利点があるものの、データ損失を起こ
さない通信を行えるという確たる理論的証拠も得られて
おらず、実際に通信をこの方式で行った場合には、デー
タ損失が発生してしまうことがあるという問題点があっ
た。
【0015】また、クレジット制御方式及びそれらを組
み合わせた複合方式を用いた場合には、理論的にはデー
タ損失は起こさないものの、各仮想通信路の流れを独立
に制御するためには、各中間システム116毎に、各仮
想通信路のための待ち行列60を設けて置く必要がある
ため、中間システム116の構造がものすごく複雑にな
り、それを電子回路装置で具体化するためには、時間及
び労力の負担が莫大なものになってしまうという問題点
があった。
【0016】さらに、仮想接続回線20の個数が、1つ
の中間システム116に対して、何千個といった多大な
数になることがあり、そのような場合には、上記の待ち
行列60を電子回路装置で具体化することは不可能とな
り、また、このような場合に、現在のコンピュータプロ
グラムで実施する速度は、毎秒100メガビット以上の
送信速度のATM通信網では不十分なものであり、実現
化することはかなり困難であるという問題点があった。
【0017】この発明は、かかる問題点を解決するため
になされたものであり、データ無損失通信を行えるとい
う利点を達成しつつ、同時に、中間システムの構造を複
雑にせずに、コストを抑えることができるデジタル通信
制御装置を得ることを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるデジタ
ル通信制御装置は、データ発信源とその宛先との間の1
以上の中間ノードを介した仮想通信路を経由してデータ
の送信を行う通信網内の上記中間ノードの各々に設ける
ためのデジタル通信制御装置であって、中間ノードに設
けられ、データ発信源から送信されてくるデータを構成
している個々のデータセルを格納するための複数のデー
タセルバッファーを有するバッファー手段と、仮想通信
路に対して、所定の個数の上記データセルバッファーを
配分するための配分手段と、中間ノードに設けられ、下
流側の他の中間ノードから、その下流側の中間ノードが
受信できるデータセルの個数を示したクレジット情報を
受け取るためのクレジット受信手段と、クレジット情報
と配分手段により配分されたデータセルバッファーの個
数とを比較して、小さい方の値を出力するための比較手
段と、比較手段から出力された値を、新しいクレジット
情報として、上流側の他の中間ノードに送信するための
送信手段とを備えている。
【0019】また、配分手段が、マイクロプロセッサ
と、マイクロプロセッサの動作プログラムを格納してい
るメモリとから構成されている。
【0020】また、仮想通信路が複数個であって、配分
手段が、さらに、仮想通信路の各々に対して設けられた
レジスタからなるレジスタ群を備えている。
【0021】
【発明の実施の形態】図1は、本発明のデジタル通信制
御装置を含んだ、ATM通信網等で構成されたデジタル
通信網10(以下、通信網10とする。)を示したもの
である。16は、本実施の形態における中間システムで
あり、本発明のデジタル通信制御装置を構成しているも
のである。中間システム16の構造については後述す
る。図1に示すように、複数の発信源終端システム12
と複数の宛先終端システム14とが設けられており、そ
れらは、通信網10内に設けられた中間システム16
(交換機とも称する)及び通信リンク18を介して接続
されている。このようにして、一方の側から他方の側
へ、すなわち、発信源終端システム12から宛先終端シ
ステム14へ、通信リンク18と中間システム16とに
よる通信経路がある限りは、任意の発信源終端システム
12を任意の宛先終端システム14に接続することがで
きる。ここで、発信源終端システム12側を上流側と呼
び、宛先終端システム14側を下流側と呼ぶこととす
る。また、発信源終端システム12から宛先終端システ
ム14へ向かう方向を下流方向と呼び、その逆を上流方
向と呼ぶこととする。
【0022】図2は、図1の通信網10に、仮想通信路
20を重ね、それらを破線で示したものである。各仮想
通信路20は、一つの発信源終端システム12から、1
以上の通信リンク18をたどり、1以上の中間システム
16を通って、一つの宛先終端システム14に至るとい
う、データの論理的な流れを構成している。各仮想通信
路20の下流方向への流れは破線による矢印22により
示されている。最新のデジタルコンピュータ及びその他
の電子装置による通信網10においては、一般に、1つ
の仮想通信路20の発信源終端システム12として動作
しているコンピュータや電子装置は、同時に、他の仮想
通信路20の宛先終端システム14としての役割も果た
している。仮想通信路20同士は互いに独立であって、
1つの発信源終端システム12が1つの仮想通信路20
を介して1つの宛先終端システム14と通信する速度
は、他の発信源終端システム12が他の仮想通信路20
を介して他の宛先終端システム14と通信する速度とは
完全に無関係であり、他の仮想通信路20における通信
速度には全く依存していない。
【0023】また、2つ以上の仮想通信路20が、同じ
中間システム16及び同じ通信リンク18を通ることが
できる。すなわち、2つ以上の仮想通信路20が、中間
システム16及び通信リンク18を共有することができ
る。そのような場合には、異なる仮想通信路20のデー
タパケット又はデータセル44(図4参照)は、その共
有された通信リンク18を流れるときにインターリーブ
される。インターリーブは、共有されている中間システ
ム16の制御下で行われる。ここで、インターリーブと
は、共有の通信リンク18によって複数の仮想通信路2
0におけるデータパケット又はデータセル44を送信し
なければならないときに、所定の規則に従って、どのデ
ータパケット又はデータセル44の次にどのデータパケ
ット又はデータセル44を送信するかといった送信順序
を適当に割り当ててやって、通信における交通整理を行
って、共有の通信リンク18においてもスムーズな通信
が行えるように制御することである。従って、通信網1
0の各中間システム16は、共有されている通信リンク
18の一方の端で多数の仮想通信路20のデータパケッ
ト又はデータセルを結合させるための手段と、共有され
ている通信リンク18の他方の端でそのパケット又はセ
ルを複数の仮想通信路20に対して分離する手段とを有
している。
【0024】図3は、図2の仮想通信路20のうちの1
つを取り出したものである。図のように、仮想通信路2
0は、1つの発信源終端システム12から1つの宛先終
端システム14に至るまでに1以上の中間システム16
を通り、2以上の通信リンク18を経由している。デー
タ及び制御情報は、矢印22で示されている順方向、す
なわち、下流方向に流れ、フィードバック情報は矢印2
4で示されている逆方向、すなわち、上流方向に流れ
る。このようなフィードバック情報を流す主要な目的と
しては、発信源終端システム12及び中間システム16
が、順方向のデータの流れを適切に制御し得るようにす
るためである。
【0025】図4は、本発明のデジタル通信制御装置の
一部を構成している中間システム16の具体的な構造の
一例を示したものである。なお、本発明のデジタル通信
制御装置は、図4に示した構成にさらに図7の構成を加
えたものから形成されている。図4に示すように、中間
システム16内には、図のように、複数のパケットバッ
ファー又はセルバッファー42を有するバッファー記憶
装置40が設けられている。44は、仮想通信路20
(図2及び図3参照)により送信されてくるデータパケ
ット又はデータセルである。バッファー記憶装置40に
おいて、データパケット又はデータセル44を格納して
いないパケットバッファー又はセルバッファー42は、
空バッファーと呼ばれる。仮想通信路20のデータパケ
ット又はデータセル44が通信リンク18を介して中間
システム16に到達すると、そのデータパケット又はデ
ータセル44は、中間システム16により指定される空
バッファーであるパケットバッファー又はセルバッファ
ー42内に格納される。その後、中間システム16によ
り決定される所定時間後に、そのデータパケット又はデ
ータセル44は、その仮想通信路20の次の通信リンク
18を介して、次の中間システム16又は宛先終端シス
テム14に送られる。そのデータパケット又はデータセ
ル44がそれまで格納されていたパケットバッファー又
はセルバッファー42は再び空バッファーとなる。デー
タパケット又はデータセル44は、矢印46で示されて
いる方向から到着し、パケットバッファー又はセルバッ
ファー42に格納された後、所定時間後に、矢印48で
示されている方向に送られる。一般に、1つの仮想通信
路20中のデータパケット又はデータセル44は順序正
しく送られるものであるが、中間システム16内におい
て、その送信の順序を異なる仮想通信路20間で並べ直
すようにしてもよい。
【0026】1以上の仮想通信路20のデータパケット
又はデータセル44が、中間システム16がそれらのデ
ータパケット又はデータセル44を1以上の通信リンク
18を介して各仮想通信路20の次の通信リンク18へ
送信できる速度を上回る速度で、中間システム16に到
着したときには、輻輳(過密現象)が生じる。このよう
に送信速度を上回る速度でデータパケット又はデータセ
ルが到着するという事がある程度の長時間にわたって継
続すると、空バッファーであったパケットバッファー又
はセルバッファー42が全て満杯となり、バッファー記
憶装置40に過負荷がかかることになる。従って、その
後に到着するデータパケット又はデータセル44を格納
し得る空バッファーは無くないので、それらのデータパ
ケット又はデータセル44は格納できず放棄されなけれ
ばならない。このような場合に、それぞれの仮想通信路
20は、データを失うことになる。このようなデータ損
失を防止するために、本発明のデジタル通信制御装置に
おいては、中間システム16が、図3の矢印24方向
に、1以上の仮想通信路20の上流側の中間システム1
6及び/または発信源終端システム12へ適時にフィー
ドバック情報を送って、空バッファーが無くなる前に、
その中間システム16及び/または発信源終端システム
12のそれぞれの仮想通信路20におけるデータ送信速
度を低下させるか、又は、送信を完全に停止させるよう
にする。
【0027】クレジット制御方式においては、このよう
なフィードバック情報は資源管理セル(図5の50参
照。RMセルと略記する。)のクレジットフィールド5
4又はクレジットセル(図6の76)の中のクレジット
数の数値として符号化されて送信される。図5は、RM
セル50の一例を示したものである。RMセル50は、
図のように、複数の仮想通信路20に対して、各仮想通
信路20毎に配分されるパケットバッファー又はセルバ
ッファー42の個数が入力された仮想通信路別配分フィ
ールド52と、各中間システム16が受信可能なデータ
パケット又はデータセル44の個数が入力されたクレジ
ットフィールド54等とを含んでおり、発信源終端シス
テム12又は中間システム16は、それらの仮想通信路
別配分フィールド52及びクレジットフィールド54内
の数値から、バッファー記憶装置40がオーバーフロー
せずに送ることができるデータパケット又はデータセル
の最大数を算出することができる。
【0028】各中間システム16は、そのバッファー記
憶装置40の中のパケットバッファー又はセルバッファ
ー42の総数を分割して、各仮想通信路20毎に配分
し、その配分された個々の個数をRMセル50の仮想通
信路別配分フィールド52内に入力する。その後、その
中間システム16は、その仮想通信路20の上流側のす
ぐ隣の中間システム16に、或いは、上流側に他の中間
システム16がない場合には発信源終端システム12
に、その仮想通信路別配分フィールド52内の情報を送
る。同様に、宛先終端システム14は、与えられた所定
の時点において該宛先終端システム14が受信し処理し
得るデータパケットまたはデータセル44の個数を決定
し、その情報をRMセル50のクレジットフィールド5
4に入力して、上流側のすぐ隣の中間システム16に送
る。
【0029】中間システム16又は発信源終端システム
12が仮想通信路20の下流側のすぐ隣の中間システム
16からRMセル50を受け取ると、その中間システム
16又は発信源終端システム12は、その受け取った情
報に基づいて、その下流側の隣の中間システム16のバ
ッファー記憶装置40がオーバーフローを起こさずにデ
ータ損失なく下流へ送ることのできる該仮想通信路20
のデータパケット又はデータセル44の数を決定する。
そのようにして決定された数は、クレジット数またはク
レジット情報と呼ばれる。ある値のクレジット数を受け
取った中間システム16は、その値を上回らない範囲の
数においてデータパケット又はデータセルを送信するこ
とができる。従って、中間システム16は、その値以上
のデータパケット又はデータセルが仮想通信路20によ
り送信されてくる場合には、バッファー記憶装置40に
それらを格納して、該中間システム16が次のクレジッ
ト数を受け取るまではそれらを保留していなければなら
ない。
【0030】仮想通信路20同士は、一般に、互いに独
立であるので、2つ以上の異なる仮想通信路20のため
のクレジット情報は、そのそれぞれの下流側の隣の中間
システム16から、異なる速度で到達することがある。
従って、従来技術においては、上述したように、充分な
値のクレジット数が得られない場合に、ある仮想通信路
20のデータパケット又はデータセルが送信されていな
いときに、他の1以上の仮想通信路20のデータパケッ
ト又はデータセルを順方向に送信するようにするために
は、中間システム16が、待ち行列60群、又は、パケ
ットバッファー又はセルバッファー42のセットを編成
するための他の手段等を備えている必要があった。
【0031】本発明のデジタル通信制御装置において
は、従来技術で用いられていたような待ち行列60群等
を必要としない。その代わりに、RMセル50が、すぐ
下流の側の中間システム16から到達したときに、それ
を受け取った中間システム16が、それに基づき、その
仮想通信路20に配分することのできるパケットバッフ
ァー又はセルバッファー42の数を決定するための配分
手段を設けるようにした。該中間システム16は、該R
Mセル50のクレジットフィールド54の値を、該中間
システム16が該仮想通信路20に配分することのでき
るデータパケット又はデータセルの数を表す仮想通信路
別配分フィールド52内の値か、下流側の隣の中間シス
テム16からのクレジットフィールド54内の値の、い
ずれか一方の小さい方と置換する。換言すると、RMセ
ル50のクレジットフィールド54は、仮想通信路20
の発信源終端システム12から宛先終端システム14ま
での間の場所で該仮想通信路20に配分されるパケット
バッファー又はセルバッファー42の数のうちの最小の
ものを表している。これにより、発信源終端システム1
2は、最も輻輳している、または、パケットバッファー
又はセルバッファー42の数が最も制限されている(少
ない)バッファー記憶装置40を有する中間システム1
6が処理できる数より多い数のデータパケット又はデー
タセル44(図4)を送ることはない。従って、発信源
終端システム12は、下流側のどの中間システム16で
も処理できる数を上回る数のデータパケット又はデータ
セル44を送ってはいないので、中間システム16にお
いては、発信源終端システム12から送られたデータパ
ケット又はデータセル44の流れを禁止したり縮小させ
たりする必要はない。その結果、本発明のデジタル通信
制御装置においては、従来技術において用いられていた
待ち行列60や、個々の仮想通信路20の送信速度を禁
止したり低下させたりするための他の手段は不要とな
る。
【0032】図7は、以上説明したような動作を行うた
めの本発明のデジタル通信制御装置の部分を示したもの
である。中間システム16内に設けられた本発明のデジ
タル通信制御装置には、図4に示したバッファー記憶装
置40の他に、図7に示すように、マイクロプロセッサ
80と、マイクロプロセッサ80の動作プログラムを格
納している、ROM等から構成されたメモリ82と、ク
レジットセル(図6の76)またはRMセル50を受信
するためのクレジットセル/RMセル受信ユニット86
と、マイクロプロセッサ80により定期的に決定される
パケットバッファー又はセルバッファー42の総数の各
仮想通信路20毎の配分が格納させる電子レジスタ群8
4と、クレジットセル/RMセル受信ユニット86が受
信したRMセル50の仮想通信路別フィールド52に基
づきマイクロプロセッサ80により仮想通信路20に対
して配分されたパケットバッファー又はセルバッファー
42の個数とクレジットフィールド54の値とを比較し
て小さい方の値を出力するための比較回路88と、比較
回路88による出力結果に基づいて決定される新しいク
レジット数90と仮想通信路別配分フィールド52の値
とが入力され、それらを外部に出力するクレジット/R
Mセル送信ユニット92とが設けられている。
【0033】ここで、中間システム16は、データ発信
源とその宛先との間の1以上の中間ノードを介した仮想
通信路を経由してデータの送信を行う通信網内の上記中
間ノードの各々に設けるための本発明のデジタル通信制
御装置を構成している。バッファー記憶装置40は、発
信源終端システム12から送信されてくるデータを構成
している個々のデータパケット又はデータセル44を格
納するための複数のデータセルバッファーであるパケッ
トバッファー又はセルバッファー42を有したバッファ
ー手段を構成している。マイクロプロセッサ80とメモ
リ82とは、仮想通信路20に対して、所定の個数のデ
ータセルバッファーであるパケットバッファー又はセル
バッファー42を配分するための配分手段を構成してい
る。クレジットセル/RMセル受信ユニット86が、下
流側の他の中間ノードから、その下流側の中間ノードが
受信できるデータセルの個数を示したクレジット情報を
受け取るためのクレジット受信手段を構成している。比
較回路88が、クレジット情報と上記配分手段により配
分されたデータセルバッファーの個数とを比較して、小
さい方の値を出力するための比較手段を構成している。
クレジット/RMセル送信ユニット92が、比較手段か
ら出力された値を、新しいクレジット情報として、上流
側の他の中間ノードに送信するための送信手段を構成し
ている。
【0034】図7の動作について説明する。中間システ
ム16におけるパケットバッファー又はセルバッファー
42の総数の各仮想通信路20に対する配分は、コンピ
ュータプログラム82を内蔵するマイクロプロセッサ8
0により定期的に決定される。その配分の結果は電子レ
ジスタ群84を構成しているレジスタ84a内に格納さ
れるが、一つのレジスタ84aが一つの仮想通信路20
を表す。クレジットセル/RMセル受信ユニット86
は、通信リンク18を介して、RMセル50を受信し、
仮想通信路別配分フィールド52及びクレジットフィー
ルド54を復号する。仮想通信路別配分フィールド52
は、マイクロプロセッサ80により計算された上述の仮
想通信路20毎に配分されたパケットバッファー又はセ
ルバッファー42の数をレジスタ84aで中継した後
に、比較回路88に入力する。また、同時に、クレジッ
トフィールド54も比較回路88に入力されて、それら
の値が比較されて、小さい方の値が新しいクレジット数
90として決定される。この新しいクレジット数90
は、仮想通信路配分フィールド52の値とともにクレジ
ットセル/RMセル送信ユニット92に入力され、上流
側のすぐ隣の中間システム16または発信源終端システ
ム12に送られるべきRMセル50となる。
【0035】図6は、図3の仮想通信路20において、
上述したRMセル50の代わりに、クレジットセル76
〜79を送信する場合の一例を示す図である。図6は、
発信源終端システム12と、3つの中間システム16
A、16B及び16Cと、宛先終端システム14とを伴
う1つの仮想通信路20を示している。中間システム1
6A、16B及び16Cは、図1〜図4に示した中間シ
ステム16と同一のものであるが、ここでは説明のため
に、符号をそれぞれ、16A、16B及び16Cとして
いる。76、77、78及び79は、それぞれ、受信で
きるデータパケットまたはデータセル44の個数が入力
されたクレジットセルである。データは、矢印22が示
すような順方向に流れる。中間システム16A、16B
及び16Cは、図4に示したバッファー記憶装置40
と、図7に示した構造とを有している。宛先終端システ
ム14は、クレジットセル76の“10”という数で表
されているように、10個のパケットバッファー又はセ
ルバッファー44が受信可能であることを示している。
このクレジットセル76を、クレジットセル76に付さ
れている矢印で示されているように上流方向に送る。中
間システム16Cはこのクレジットセル76をクレジッ
トセル/RMセル受信ユニット86(図7)において受
け取った後、マイクロプロセッサ80(図7)により、
空きバッファーの個数等に基づいて、その仮想通信路2
0に配分できるパケットバッファー又はセルバッファー
42の数を8個と決定する。次に、比較回路88におい
て、クレジットセル76内の“10”という数と、マイ
クロプロセッサ80により決定された配分数“8”とを
比較する。比較回路88からの出力結果に基づいて、中
間システム16Cは、クレジット数を“10”から
“8”に低下させ、クレジットセル77にその情報を新
しいクレジット数90として入力し、上流側の次の中間
システム16Bに送る。
【0036】中間システム16Bは、12個のパケット
バッファー又はセルバッファー42を該仮想通信路20
に配分できると決定する。これはクレジットセル77が
表すクレジット数“8”より多いので、中間システム1
6Bは、クレジット数“8”を変更せずにそのままの値
でクレジットセル78により、上流側の次の中間システ
ム16Aに送る。中間システム16Aは、該中間システ
ム16Aがその仮想通信路20に配分できるパケットバ
ッファー又はセルバッファー42の数は6個だけである
と決定し、クレジットの数を“8”から“6”に減ら
す。すると、発信源終端システム12は、そのクレジッ
トセル79内のクレジット数“6”から、その仮想通信
路20の経路の中の中間システム16A〜16Cやその
他の中間システム16をオーバーフローさせずに6個の
データパケット又はデータセルを送ることができると判
断する。
【0037】以上、本発明の好ましい実施の形態を説明
したが、この場合に限らず、本発明の範囲内で変更や置
換をなし得ることを当業者は理解するであろう。
【0038】以上のように、本発明においては、中間シ
ステム16のコスト及び複雑さが少ないという長所を達
成しつつ、同時に、データ無損失通信を行えるという利
点を達成することができる。詳説すると、輻輳によるデ
ータの損失を避けるためにデジタル通信網における通信
を制御する本発明のデジタル通信制御装置は、クレジッ
ト制御方式、または、速度に基づく方式及びクレジット
制御方式を組み合わせた複合方式などを利用して、通信
網10からのクレジットセル76〜79またはRMセル
50のフィードバック情報に従って、発信源終端システ
ム12から送信されるデータの速度を調整する。本発明
においては、このフィードバック情報は、通信網10の
下流側の中間システムのすべてにおいて無損失でデータ
を受け取ることができる能力を表している。従来のクレ
ジット制御方式の場合の通信リンク18毎の又はとびと
びの流れ制御においてはそのようなフィードバック情報
がすぐ次の下流側の中間システムの能力だけを表すのと
対照的である。
【0039】通信網10のために宛先終端システム14
は、速度情報及びクレジット情報を内蔵する種々のフィ
ールドから成るRMセル50を送り出す。本発明のデジ
タル通信制御装置においては、図7に示したような構成
にすることにより、通信網10内の宛先終端システム1
4及び個々の中間システム16において、その輻輳状況
に応じて対応させて速度情報及びクレジット情報を更新
してRMセル50を発信源終端システム12に送り返す
ようにしたので、発信源終端システム12はそれに応じ
てデータ送信の速度を制御する。その制御は発信源終端
システム12に対して行われるので、発信源終端システ
ム12から送らてくるデータの流れを中間システム16
が更に禁止する必要はない。各中間システム16におい
てデータをバッファー記憶装置40により待ち合わせさ
せる必要は依然としてあるが、データを各仮想通信路2
0のために別々に待ち合わせさせる必要はない。これに
より、中間システム16の複雑さが大幅に減少する。
【0040】上述した本実施の形態においては、宛先終
端システム14がRMセル50を仮想通信路20で定期
的に送り出すが、このRMセル50は、その仮想通信路
20についての速度情報及びクレジット情報を含む種々
のフィールドから成っている。このRMセル50は、上
流側に向かって、即ち、宛先終端システム14から発信
源終端システム12に向かって、仮想通信路20のデー
タセルと逆の経路をたどって送信される。個々の中間シ
ステム16は、着信する各RMセル50を検出し、その
データ受信能力を反映するように対応するフィールド内
の速度及びクレジット情報を更新してから、同じ経路を
介して上流の方へ、すなわち、発信源終端システム12
に向けてRMセル50を送り返す。各中間システム16
において、通信網10の中間システム16は、上流の方
へ流れてゆくRMセル50の該フィールドを該システム
の輻輳状況に応じて更新してそれらのRMセル50を更
に上流の方へ送る。このようにしてRMセル50は最後
に発信源終端システム12に到達する。発信源終端シス
テム12は、そのフィードバック情報を使って、それに
応じてデータ送信を制御する。さらに詳しく説明する
と、各中間システム16は、その下流側の中間システム
16のすべてに過負荷をかけることなく発信源終端シス
テム12が送信できるセルの数を表すようにRMセル5
0のクレジットフィールド54の値を制御している。す
ると、発信源終端システム12は、これらのクレジット
フィールド54の数字により指定されたのと同量のデー
タパケット又は同数のデータセルだけを送信するように
すれば、どの中間システム16も、過負荷又は輻輳によ
りデータを捨てなければならないという事態を避け得る
ことになる。
【0041】本発明のデジタル通信制御装置の主な特徴
は、通信網10中のどの中間システム16も、データの
流れ自体を縮小又は禁止することなく、発信源終端シス
テム12へ輻輳情報を送り返すためにRMセル50で指
定するクレジット数を小さくする手段を持っていること
にある。このことは、どの中間システム16も、別々の
仮想通信路20のために別々の待ち行列60を使う必要
がないということを意味する。従って、発信源終端シス
テム12は、その経路中の最も輻輳している中間システ
ム16に過負荷をかけないように、このフィードバック
情報を使ってデータセルの送信を制限し制御することが
できる。中間システム16は、仮想通信路20の経路中
の更に下流の側の宛先終端システム14や中間システム
16から到来するRMセル50中のクレジットを小さく
することができるだけであるから、下流側の中間システ
ム16に過負荷をかけることなくその仮想通信路20の
全てのデータセルを自由に送ることができる。
【0042】このようにして、本発明のデジタル通信制
御装置を通信網10内の各中間ノードに設けることによ
って、各仮想通信路20のために別々に設けていた従来
の待ち行列の複雑さやそれを電子回路で具体化するのに
要する時間および労力の負担を伴うことなく、データ無
損失送信を達成し得るという効果を有する。
【0043】各仮想通信路20の宛先終端システム14
がパケットバッファー又はセルバッファー42のオーバ
ーフローによるデータ損失を起こすことなくデータを受
信できる能力に関するフィードバック情報がクレジット
セル76〜79又はRMセル50に符号化される。これ
らのクレジットセル76〜79又はRMセル50はクレ
ジット数を伝送するものであり、発信源終端システム1
2に向かって上流の方へ送られる。各中間システム16
において、その中間システム16が無損失で受信できる
データの量が宛先先終端システム14又は下流側の他の
中間システム16のそれよりも少ないことを示すように
そのクレジット数を小さくすることができる。クレジッ
トセル76〜79又はRMセル50が発信源終端システ
ム12に戻ったとき、そのクレジット数は、無損失でデ
ータを受信できる能力が最も制限されている中間システ
ム16の能力を表している。すると、発信源終端システ
ム12は、そのクレジット数で表されているデータ量を
上回らないように送信データ量を制限する。このデータ
は、最も制限されている中間システム16に到達したと
き、宛先終端システム14及び他の全ての下流側の中間
システム16がそれほど制限されてはいないので、自由
に送信されることができる。
【0044】従って、本発明における中間システム16
は、下流側からの追加のクレジット数の受信を放置しな
がら仮想通信路20のセルを保留するための手段を必要
としない。これは、各仮想通信路20のための別々の待
ち行列60が必要でなくなることを意味する。即ち、も
し下流側のある中間システム16がそれを受信できない
のであれば発信源終端システム12はデータを送らない
ので、その発信源終端システム12は、下流側からのク
レジットを利用できるか或いはそのようなクレジットが
無くても、2以上の仮想通信路20からのデータの送信
を予定することができる。それ故に、一つの仮想通信路
20のデータを他の仮想通信路20のデータとは別に保
持するための別々の待ち行列60を中間システム16に
設ける必要はない。
【0045】
【発明の効果】本発明のデジタル通信制御装置は、デー
タ発信源から送信されてくるデータを構成している個々
のデータセルを格納するための複数のデータセルバッフ
ァーを有するバッファー手段と、仮想通信路に対して、
所定の個数の上記データセルバッファーを配分するため
の配分手段と、下流側の他の中間ノードから、その下流
側の中間ノードが受信できるデータセルの個数を示した
クレジット情報を受け取るためのクレジット受信手段
と、クレジット情報と配分手段により配分されたデータ
セルバッファーの個数とを比較して、小さい方の値を出
力するための比較手段と、比較手段から出力された値
を、新しいクレジット情報として、上流側の他の中間ノ
ードに送信するための送信手段とを備えて、クレジット
情報を受け取った個々の中間ノードにおいて、そのクレ
ジット情報に基づいて、それ以下の下流側の中間ノード
のすべてが受信できるデータセルの個数を決定して、そ
れを新しいクレジット情報として、上流側の中間ノード
へ送り、それを受け取った中間ノードがまた同じ動作を
行って、それ以下の下流側の中間ノードのすべてが受信
できるデータセルの個数を決定して、それを新しいクレ
ジット情報として、上流側の中間ノードへ送るようにし
たので、一番上流に位置している発信源は、仮想通信路
におけるすべての中間ノードが受信できるデータセルの
個数をそのクレジット情報から容易に知ることができ、
それに基づいて、データセルの送信速度を決定すれば、
いずれの中間ノードにおいても、オーバーフローによる
データ損失が起こることはない。従って、構造の簡単な
本発明のデジタル通信制御装置を各中間ノードに設ける
中間システムとして用いることにより、データ無損失通
信を行えるとともに、中間システムの構造を複雑にせず
に、コストを抑えることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のデジタル通信制御装置を含む通信網
を示した概略ブロック図である。
【図2】 図1の通信網に、仮想通信路を重ねた概略ブ
ロック図である。
【図3】 図1の通信網における1つの発信源終端シス
テムと1つの宛先終端システムとを接続している1つの
通信リンク及び1つの仮想通信路を示した部分ブロック
図である。
【図4】 中間システム及びそれに設けられたバッファ
ー記憶装置とを示したブロック図である。
【図5】 仮想通信路のデータの流れを制御するための
クレジット情報を有するRMセルの構成の一例を示した
図である。
【図6】 仮想通信路のデータの流れを制御するための
クレジット情報を有するクレジットセルの流れを示した
図である。
【図7】 本発明のデジタル通信制御装置の構成を示し
たブロック図である。
【図8】 従来のデジタル通信制御装置における中間シ
ステムに設けられた待ち行列を示した図である。
【符号の説明】
10 通信網、12 発信源終端システム、14 宛先
終端システム、16中間システム(交換機)、18 通
信リンク、20 仮想通信路、40 バッファー記憶装
置、42 パケットバッファー又はセルバッファー、4
4 データパケット又はデータセル、50 資源管理セ
ル(RMセル)、52 仮想通信路別配分フィールド、
54 クレジットフィールド、76〜79 クレジット
セル、80 マイクロプロセッサー、84 電子レジス
タ群、86 クレジットセル/RMセル受信ユニット、
88 比較回路、92 クレジットセル/RMセル送信
ユニット。
フロントページの続き (71)出願人 595151497 201 BROADWAY, CAMBRI DGE, MASSACHUSETTS 02139, U.S.A.

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ発信源とその宛先との間の1以上
    の中間ノードを介した仮想通信路を経由してデータの送
    信を行う通信網内の上記中間ノードの各々に設けるため
    のデジタル通信制御装置であって、 上記データ発信源から送信されてくる上記データを構成
    している個々のデータセルを格納するための複数のデー
    タセルバッファーを有するバッファー手段と、 上記仮想通信路に対して、所定の個数の上記データセル
    バッファーを配分するための配分手段と、 下流側の他の中間ノードから、その下流側の中間ノード
    が受信できるデータセルの個数を示したクレジット情報
    を受け取るためのクレジット受信手段と、 上記クレジット情報と上記配分手段により配分された上
    記データセルバッファーの個数とを比較して、小さい方
    の値を出力するための比較手段と、 上記比較手段から出力された値を、新しいクレジット情
    報として、上流側の他の中間ノードに送信するための送
    信手段とを備えたことを特徴とするデジタル通信制御装
    置。
  2. 【請求項2】 上記配分手段が、 マイクロプロセッサと、 上記マイクロプロセッサの動作プログラムを格納してい
    るメモリとから構成されていることを特徴とする請求項
    1記載のデジタル通信制御装置。
  3. 【請求項3】 上記仮想通信路が複数個であって、 上記配分手段が、さらに、上記仮想通信路の各々に対し
    て設けられたレジスタからなるレジスタ群を備えている
    ことを特徴とする請求項1または2記載のデジタル通信
    制御装置。
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