JPH08251159A - 管理情報競合制御方式 - Google Patents
管理情報競合制御方式Info
- Publication number
- JPH08251159A JPH08251159A JP7079847A JP7984795A JPH08251159A JP H08251159 A JPH08251159 A JP H08251159A JP 7079847 A JP7079847 A JP 7079847A JP 7984795 A JP7984795 A JP 7984795A JP H08251159 A JPH08251159 A JP H08251159A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ops
- management information
- management
- profile
- sdh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Computer And Data Communications (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】複数のＯpＳによる同一のＳＤＨ基幹伝送装置
への競合制御を実現できると共に、その環境設定をＯp
Ｓ番号管理プロファイルの設定のみで実現できるように
することにより複数ＯpＳによる競合制御環境を迅速に
実行可能な管理情報競合制御方式の提供。 【構成】ＳＤＨ基幹伝送装置が、それぞれ該装置の管理
情報プロセスが管理する全インスタンスの管理情報がそ
の制御を許されるＯpＳ番号を情報として持つＯpＳ番号
管理プロファイルと、該プロファイルの生成、消去、参
照機能を持つＯpＳ番号管理プロファイルプロセスと、
を有し、ＳＤＨ基幹伝送装置の管理情報プロセスが管理
情報制御コマンドを受信した場合、該コマンドの持つＯ
pＳ番号が対象となるインスタンスのＯpＳ番号に一致し
ているか否かを判定するＯpＳ番号確認処理部を備え
る。
への競合制御を実現できると共に、その環境設定をＯp
Ｓ番号管理プロファイルの設定のみで実現できるように
することにより複数ＯpＳによる競合制御環境を迅速に
実行可能な管理情報競合制御方式の提供。 【構成】ＳＤＨ基幹伝送装置が、それぞれ該装置の管理
情報プロセスが管理する全インスタンスの管理情報がそ
の制御を許されるＯpＳ番号を情報として持つＯpＳ番号
管理プロファイルと、該プロファイルの生成、消去、参
照機能を持つＯpＳ番号管理プロファイルプロセスと、
を有し、ＳＤＨ基幹伝送装置の管理情報プロセスが管理
情報制御コマンドを受信した場合、該コマンドの持つＯ
pＳ番号が対象となるインスタンスのＯpＳ番号に一致し
ているか否かを判定するＯpＳ番号確認処理部を備え
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、網管理形態の管理情報
競合制御方式に関し、特に複数のＳＤＨ基幹伝送装置に
て構成されるＳＤＨ同期光通信網と、その通信網全体を
運用管理する網所有者のための網管理システム（「管理
者ＯpＳ」という）と、ユーザーに貸し出された網の一
部の運用のためのユーザーのための網管理システム
（「ユーザーＯpＳ」という）とを備え、各ＳＤＨ基幹
伝送装置の各管理情報プロセス内の各管理情報を複数の
ＯpＳにより制御する網管理形態における管理情報競合
制御方式に関する。
競合制御方式に関し、特に複数のＳＤＨ基幹伝送装置に
て構成されるＳＤＨ同期光通信網と、その通信網全体を
運用管理する網所有者のための網管理システム（「管理
者ＯpＳ」という）と、ユーザーに貸し出された網の一
部の運用のためのユーザーのための網管理システム
（「ユーザーＯpＳ」という）とを備え、各ＳＤＨ基幹
伝送装置の各管理情報プロセス内の各管理情報を複数の
ＯpＳにより制御する網管理形態における管理情報競合
制御方式に関する。
【０００２】
【従来の技術】図７は、従来のＳＤＨ基幹伝送装置が有
する管理情報の持つ属性を示している。なお、ＳＤＨ
（同期ディジタル・ハイアラーキ）はＩＴＵ−ＴＳが作
成した国際標準の高速中継速度体系であり、ＳＤＨの基
本となる多重単位はＳＴＭ（Synchronous Transfer Mod
ule）といい、基本単位はＳＴＭ−１（155.52Ｍビット
／秒）とされ、広帯域ＩＳＤＮに代表される広帯域通信
に用いられている。
する管理情報の持つ属性を示している。なお、ＳＤＨ
（同期ディジタル・ハイアラーキ）はＩＴＵ−ＴＳが作
成した国際標準の高速中継速度体系であり、ＳＤＨの基
本となる多重単位はＳＴＭ（Synchronous Transfer Mod
ule）といい、基本単位はＳＴＭ−１（155.52Ｍビット
／秒）とされ、広帯域ＩＳＤＮに代表される広帯域通信
に用いられている。
【０００３】図７を参照して、各管理情報プロセス61〜
65は、符号100、101、102で示すような管理情報をすべ
てのインスタンスにおいて有しており、複数のＯpＳに
よる同一インスタンスへの管理情報制御の競合を防ぐた
めに、予めインスタンス毎にインスタンスへの制御が許
可されているＯpＳ番号が登録されている。例えば一つ
のＯpＳがあるＳＤＨ基幹伝送装置のある管理情報プロ
セス内に存在する複数のインスタンスのうちの一のイン
スタンスを自己の管理下に置く場合、該インスタンスが
持つ管理情報の「割付状態」を「設定」にするが、この
場合その他のＯpＳからの該インスタンスに対する「割
付状態」を再制御することを排除することが必要とさ
れ、ＳＤＨ基幹伝送装置の管理情報プロセスが持つイン
スタンスの「割付状態」属性とその状態に「設定」した
ＯpＳの番号の対応情報が必要とされる。
65は、符号100、101、102で示すような管理情報をすべ
てのインスタンスにおいて有しており、複数のＯpＳに
よる同一インスタンスへの管理情報制御の競合を防ぐた
めに、予めインスタンス毎にインスタンスへの制御が許
可されているＯpＳ番号が登録されている。例えば一つ
のＯpＳがあるＳＤＨ基幹伝送装置のある管理情報プロ
セス内に存在する複数のインスタンスのうちの一のイン
スタンスを自己の管理下に置く場合、該インスタンスが
持つ管理情報の「割付状態」を「設定」にするが、この
場合その他のＯpＳからの該インスタンスに対する「割
付状態」を再制御することを排除することが必要とさ
れ、ＳＤＨ基幹伝送装置の管理情報プロセスが持つイン
スタンスの「割付状態」属性とその状態に「設定」した
ＯpＳの番号の対応情報が必要とされる。
【０００４】このため、あるインスタンスへの管理情報
制御コマンドを受信した場合、図５に示す各管理情報プ
ロセスではその内部に有するＯpＳ番号確認処理部69が
登録済みＯpＳ番号と、受信したコマンドの持つＯpＳ番
号の一致を確認して、受信した管理情報制御コマンドを
実行するという形態をとっている。図５は、従来のＳＤ
Ｈクロスコネクト基幹伝送装置のブロック図を示し、Ｏ
pＳ番号登録手順を説明するものである。
制御コマンドを受信した場合、図５に示す各管理情報プ
ロセスではその内部に有するＯpＳ番号確認処理部69が
登録済みＯpＳ番号と、受信したコマンドの持つＯpＳ番
号の一致を確認して、受信した管理情報制御コマンドを
実行するという形態をとっている。図５は、従来のＳＤ
Ｈクロスコネクト基幹伝送装置のブロック図を示し、Ｏ
pＳ番号登録手順を説明するものである。
【０００５】また、各インスタンスへのＯpＳ番号登録
は、図５に示される通り、そのＳＤＨ基幹伝送装置が網
に組み込まれた時点で、管理者ＯpＳよりすべての管理
情報プロセスの持つすべての管理情報インスタンスへ一
つ一つそのＯpＳ番号が登録される形態をとっている。
は、図５に示される通り、そのＳＤＨ基幹伝送装置が網
に組み込まれた時点で、管理者ＯpＳよりすべての管理
情報プロセスの持つすべての管理情報インスタンスへ一
つ一つそのＯpＳ番号が登録される形態をとっている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例では、同一
の管理情報インスタンスへの複数のＯpＳからの制御に
よる競合を防ぐために、ＳＤＨ基幹伝送装置が網に組み
込まれる度に、そのＳＤＨ基幹伝送装置が持つすべての
管理情報プロセスに対してその管理情報プロセスが所有
するすべてのインスタンスへの制御を可能とさせるＯp
Ｓ番号を一つずつ登録しなければならない。
の管理情報インスタンスへの複数のＯpＳからの制御に
よる競合を防ぐために、ＳＤＨ基幹伝送装置が網に組み
込まれる度に、そのＳＤＨ基幹伝送装置が持つすべての
管理情報プロセスに対してその管理情報プロセスが所有
するすべてのインスタンスへの制御を可能とさせるＯp
Ｓ番号を一つずつ登録しなければならない。
【０００７】この場合、ＳＤＨ基幹伝送装置によっては
その全体のインスタンス数が例えば約2,000から3,000程
度になるため、全インスタンス毎にＯpＳ番号を付与す
る方式の前記従来例においては、ＯpＳとＳＤＨ基幹伝
送装置間の処理時間は膨大なものとなるという問題が発
生する。
その全体のインスタンス数が例えば約2,000から3,000程
度になるため、全インスタンス毎にＯpＳ番号を付与す
る方式の前記従来例においては、ＯpＳとＳＤＨ基幹伝
送装置間の処理時間は膨大なものとなるという問題が発
生する。
【０００８】従って、本発明は上記問題点を解消し、複
数のＯpＳによる同一のＳＤＨ基幹伝送装置への競合制
御を実現できると共に、その環境設定をＯpＳ番号管理
プロファイルの設定のみで実現できるようにすることに
より、複数ＯpＳによる競合制御環境を迅速に実行可能
な管理情報競合制御方式を提供することを目的とする。
数のＯpＳによる同一のＳＤＨ基幹伝送装置への競合制
御を実現できると共に、その環境設定をＯpＳ番号管理
プロファイルの設定のみで実現できるようにすることに
より、複数ＯpＳによる競合制御環境を迅速に実行可能
な管理情報競合制御方式を提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、ＳＤＨ基幹伝送装置がそれぞれ、該装置
の管理情報プロセスが管理する全インスタンスの管理情
報がその制御を許されるＯpＳ番号を情報として持つＯp
Ｓ番号管理プロファイルと、該ＯpＳ番号管理プロファ
イルの生成、消去、参照機能を具備したＯpＳ番号管理
プロファイルプロセスと、を有し、前記ＳＤＨ基幹伝送
装置の前記管理情報プロセスが管理情報制御コマンドを
受信した場合、該管理情報制御コマンドの持つＯpＳ番
号が、対象となるインスタンスのＯpＳ番号に一致して
いるか否かを判定するＯpＳ番号確認処理部を備えたこ
とを特徴とする管理情報競合制御方式を提供する。
め、本発明は、ＳＤＨ基幹伝送装置がそれぞれ、該装置
の管理情報プロセスが管理する全インスタンスの管理情
報がその制御を許されるＯpＳ番号を情報として持つＯp
Ｓ番号管理プロファイルと、該ＯpＳ番号管理プロファ
イルの生成、消去、参照機能を具備したＯpＳ番号管理
プロファイルプロセスと、を有し、前記ＳＤＨ基幹伝送
装置の前記管理情報プロセスが管理情報制御コマンドを
受信した場合、該管理情報制御コマンドの持つＯpＳ番
号が、対象となるインスタンスのＯpＳ番号に一致して
いるか否かを判定するＯpＳ番号確認処理部を備えたこ
とを特徴とする管理情報競合制御方式を提供する。
【００１０】
【作用】本発明によれば、各ＳＤＨ基幹伝送装置に、該
装置が有する管理情報プロセスが管理する全インスタン
スの管理情報が制御を許されるＯpＳ番号を情報として
持つＯpＳ番号管理プロファイル、およびそのプロファ
イルの生成、消去、参照機能を持つＯpＳ番号管理プロ
ファイルプロセスを備え、各ＳＤＨ基幹伝送装置の各管
理情報プロセスが管理情報制御コマンドを受信した場
合、該コマンドの持つＯpＳ番号が対象となるインスタ
ンスのＯpＳ番号に一致しているかどうかを比較判定す
るＯpＳ番号確認処理部を備えたことにより、複数のＯp
Ｓによる同一インスタンスへの競合制御（排他制御）を
実現することが可能とされ、その環境設定（条件設定）
はＯpＳ番号管理プロファイルの設定のみで実現できる
ことから、複数ＯpＳによる競合制御の情報となる各イ
ンスタンスがその制御を許されるＯpＳ番号のＳＤＨ基
幹伝送装置への登録時間を短縮できると共に、そのＯp
Ｓ番号の変更に対しても柔軟に対応できる。
装置が有する管理情報プロセスが管理する全インスタン
スの管理情報が制御を許されるＯpＳ番号を情報として
持つＯpＳ番号管理プロファイル、およびそのプロファ
イルの生成、消去、参照機能を持つＯpＳ番号管理プロ
ファイルプロセスを備え、各ＳＤＨ基幹伝送装置の各管
理情報プロセスが管理情報制御コマンドを受信した場
合、該コマンドの持つＯpＳ番号が対象となるインスタ
ンスのＯpＳ番号に一致しているかどうかを比較判定す
るＯpＳ番号確認処理部を備えたことにより、複数のＯp
Ｓによる同一インスタンスへの競合制御（排他制御）を
実現することが可能とされ、その環境設定（条件設定）
はＯpＳ番号管理プロファイルの設定のみで実現できる
ことから、複数ＯpＳによる競合制御の情報となる各イ
ンスタンスがその制御を許されるＯpＳ番号のＳＤＨ基
幹伝送装置への登録時間を短縮できると共に、そのＯp
Ｓ番号の変更に対しても柔軟に対応できる。
【００１１】
【実施例】本発明の実施例について図面を参照して説明
する。
する。
【００１２】図１は、本発明の一実施例に係るＳＤＨ同
期光通信網の網管理システムのブロック図である。図２
は本実施例におけるＳＤＨ基幹伝送装置のブロック図で
あり、競合制御機構を説明する図である。図３は本実施
例における競合管理方式におけるＯpＳ番号登録手順を
説明する図である。図４は本実施例における各管理情報
プロセスが有する管理情報属性を示す図である。
期光通信網の網管理システムのブロック図である。図２
は本実施例におけるＳＤＨ基幹伝送装置のブロック図で
あり、競合制御機構を説明する図である。図３は本実施
例における競合管理方式におけるＯpＳ番号登録手順を
説明する図である。図４は本実施例における各管理情報
プロセスが有する管理情報属性を示す図である。
【００１３】図１を参照して、網全体の所有者が運用し
ている管理者ＯpＳ１では、通信網７のうちユーザーに
貸し出す部分を構成するＳＤＨ基幹伝送装置８、９につ
いては、ユーザーに貸し出す前に予めその伝送装置への
ＯpＳ番号登録を行なう。
ている管理者ＯpＳ１では、通信網７のうちユーザーに
貸し出す部分を構成するＳＤＨ基幹伝送装置８、９につ
いては、ユーザーに貸し出す前に予めその伝送装置への
ＯpＳ番号登録を行なう。
【００１４】具体的には、図３に示されるように、Ｏp
Ｓ番号プロファイル生成コマンド40を用いて、ＯpＳ番
号管理プロファイルプロセス28に対する新規なＯpＳ番
号管理プロファイル33（「ＯpＳ番号プロファイル」と
もいう、図２参照）を生成する。
Ｓ番号プロファイル生成コマンド40を用いて、ＯpＳ番
号管理プロファイルプロセス28に対する新規なＯpＳ番
号管理プロファイル33（「ＯpＳ番号プロファイル」と
もいう、図２参照）を生成する。
【００１５】ＯpＳ番号管理プロファイル生成コマンド4
0は、一つのコマンドに全インスタンスに対応するＯpＳ
番号が組み込まれており、一つのコマンドでＯpＳ番号
管理プロファイル33を生成することが可能となる。図２
を参照して、ＯpＳ番号プロファイル33には各インスタ
ンスに対応するＯpＳ番号が登録される。
0は、一つのコマンドに全インスタンスに対応するＯpＳ
番号が組み込まれており、一つのコマンドでＯpＳ番号
管理プロファイル33を生成することが可能となる。図２
を参照して、ＯpＳ番号プロファイル33には各インスタ
ンスに対応するＯpＳ番号が登録される。
【００１６】この場合、各ＳＤＨ基幹伝送装置が有する
管理情報プロセスは複数存在するが、これらの管理情報
プロセスが持つ管理情報はＳＤＨ光同期信号フレームを
構成する各レイヤーに対応するために、各インスタンス
においては別々のＯpＳに割付られることはあり得な
い。このため、ＯpＳ番号管理プロファイル33はインス
タンス毎に登録できればよい。すなわち、各管理情報プ
ロセスのインスタンス毎にＯpＳ番号管理プロファイル
を生成することは必要とされない。
管理情報プロセスは複数存在するが、これらの管理情報
プロセスが持つ管理情報はＳＤＨ光同期信号フレームを
構成する各レイヤーに対応するために、各インスタンス
においては別々のＯpＳに割付られることはあり得な
い。このため、ＯpＳ番号管理プロファイル33はインス
タンス毎に登録できればよい。すなわち、各管理情報プ
ロセスのインスタンス毎にＯpＳ番号管理プロファイル
を生成することは必要とされない。
【００１７】ＯpＳ番号管理プロファイルがユーザーに
貸し出される網部分に関連するすべてのＳＤＨ基幹伝送
装置に登録されると、ユーザーへの網貸出が可能とな
る。
貸し出される網部分に関連するすべてのＳＤＨ基幹伝送
装置に登録されると、ユーザーへの網貸出が可能とな
る。
【００１８】その後、図２を参照して、各ＳＤＨ基幹伝
送装置への管理情報制御コマンド34が実行される。各Ｓ
ＤＨ基幹伝送装置内部ではエージェント21からコマンド
を受信し、まず各管理情報プロセス22が有するＯpＳ番
号確認処理部31にてそのコマンドがもつＯpＳ番号が検
索される。
送装置への管理情報制御コマンド34が実行される。各Ｓ
ＤＨ基幹伝送装置内部ではエージェント21からコマンド
を受信し、まず各管理情報プロセス22が有するＯpＳ番
号確認処理部31にてそのコマンドがもつＯpＳ番号が検
索される。
【００１９】ＯpＳ番号確認処理部31は受信コマンドが
もつＯpＳ番号を確認すると共に、該コマンドが制御を
実行したいインスタンスへの制御が許可されているＯp
Ｓ番号を検索するために、ＯpＳ番号管理プロファイル
プロセス28に対して対応ＯpＳ番号確認処理35を実行す
る。
もつＯpＳ番号を確認すると共に、該コマンドが制御を
実行したいインスタンスへの制御が許可されているＯp
Ｓ番号を検索するために、ＯpＳ番号管理プロファイル
プロセス28に対して対応ＯpＳ番号確認処理35を実行す
る。
【００２０】対応ＯpＳ番号確認処理35により入手した
ＯpＳ番号と、受信コマンド内のＯpＳ番号が一致してい
た場合、ＯpＳ番号確認処理部31は、管理情報処理依頼3
6を管理情報処理部30に送信する。
ＯpＳ番号と、受信コマンド内のＯpＳ番号が一致してい
た場合、ＯpＳ番号確認処理部31は、管理情報処理依頼3
6を管理情報処理部30に送信する。
【００２１】一方、対応ＯpＳ番号確認処理35により入
手したＯpＳ番号と、受信コマンド内のＯpＳ番号とが不
一致の場合、ＯpＳ番号確認処理部31はエージェント21
に対して受信コマンドについて不良（ＮＧ）応答を通知
する。
手したＯpＳ番号と、受信コマンド内のＯpＳ番号とが不
一致の場合、ＯpＳ番号確認処理部31はエージェント21
に対して受信コマンドについて不良（ＮＧ）応答を通知
する。
【００２２】ＯpＳ番号確認処理部31からの管理情報処
理依頼36を受けた管理情報処理部30は対応するインスタ
ンスの管理情報32（図４参照）を更新すると共に、必要
であればハードウェア29への制御を実行する。
理依頼36を受けた管理情報処理部30は対応するインスタ
ンスの管理情報32（図４参照）を更新すると共に、必要
であればハードウェア29への制御を実行する。
【００２３】これらの処理が正常終了した場合、その結
果をＯpＳ番号確認処理部31に通知し、ＯpＳ番号確認処
理部31はエージェント21に正常応答を通知する。
果をＯpＳ番号確認処理部31に通知し、ＯpＳ番号確認処
理部31はエージェント21に正常応答を通知する。
【００２４】また、網運用中にユーザーへ貸し出す網の
領域に変更が生じた場合、一度ユーザーへのＳＤＨ基幹
伝送装置制御中断を通知し、該当するＳＤＨ基幹伝送装
置へのＯpＳ番号管理プロファイル消去制御を実施した
後に再度適切なＯpＳ番号管理プロファイルを生成する
処理を実行する。
領域に変更が生じた場合、一度ユーザーへのＳＤＨ基幹
伝送装置制御中断を通知し、該当するＳＤＨ基幹伝送装
置へのＯpＳ番号管理プロファイル消去制御を実施した
後に再度適切なＯpＳ番号管理プロファイルを生成する
処理を実行する。
【００２５】すなわち、本実施例においては、ＳＤＨ基
幹伝送装置の管理情報プロセスが持つインスタンスの
「割付状態」属性とその状態に「設定」したＯpＳの番
号の対応は終端点関連の管理情報プロセスにおいては、
すべてのプロセス（「クラス」ともいう）についてイン
スタンス番号とＯpＳ番号の対応関係が同一となること
から、各プロセス毎に個別のＯpＳ対応情報を持たずに
共通の対応ＯpＳ番号表を予めＯpＳにより設定してお
き、各プロセスの各インスタンスはＯpＳからの「割付
状態」の制御について、その処理を実行してよいか否か
の判定を対応ＯpＳ番号をＯpＳ番号管理プロファイル33
中で参照して行ない、全プロセスの全インスタンスに対
してＯpＳ番号設定する処理を省くことができる。この
ように、本実施例によれば、複数のＯpＳが同一のＳＤ
Ｈ基幹伝送装置への制御を実効できるような環境で不用
意な管理情報制御による運用問題を発生させることな
く、かつ迅速な環境設定が可能となる。
幹伝送装置の管理情報プロセスが持つインスタンスの
「割付状態」属性とその状態に「設定」したＯpＳの番
号の対応は終端点関連の管理情報プロセスにおいては、
すべてのプロセス（「クラス」ともいう）についてイン
スタンス番号とＯpＳ番号の対応関係が同一となること
から、各プロセス毎に個別のＯpＳ対応情報を持たずに
共通の対応ＯpＳ番号表を予めＯpＳにより設定してお
き、各プロセスの各インスタンスはＯpＳからの「割付
状態」の制御について、その処理を実行してよいか否か
の判定を対応ＯpＳ番号をＯpＳ番号管理プロファイル33
中で参照して行ない、全プロセスの全インスタンスに対
してＯpＳ番号設定する処理を省くことができる。この
ように、本実施例によれば、複数のＯpＳが同一のＳＤ
Ｈ基幹伝送装置への制御を実効できるような環境で不用
意な管理情報制御による運用問題を発生させることな
く、かつ迅速な環境設定が可能となる。
【００２６】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、前記各
ＳＤＨ基幹伝送装置に、その装置が所有する管理情報プ
ロセスが管理する全インスタンスの管理情報がその制御
を許されるＯpＳ番号を情報として持つＯpＳ番号管理プ
ロファイル、およびそのプロファイルの生成、消去、参
照機能を持つＯpＳ番号管理プロファイルプロセスを有
し、前記各ＳＤＨ基幹伝送装置の各管理情報プロセスが
管理情報制御コマンドを受信した場合、そのコマンドの
持つＯpＳ番号が対象となるインスタンスのＯpＳ番号に
一致しているかどうかを判断するＯpＳ番号確認処理部
を設けることで同一インスタンスの管理情報の複数のＯ
pＳによる競合制御を防ぐ機能を有することにより、競
合制御の情報となる各インスタンスがその制御を許され
るＯpＳ番号のＳＤＨ基幹伝送装置への登録時間を短縮
でき、かつそのＯpＳ番号の変更に対しても柔軟に対応
できる効果がある。
ＳＤＨ基幹伝送装置に、その装置が所有する管理情報プ
ロセスが管理する全インスタンスの管理情報がその制御
を許されるＯpＳ番号を情報として持つＯpＳ番号管理プ
ロファイル、およびそのプロファイルの生成、消去、参
照機能を持つＯpＳ番号管理プロファイルプロセスを有
し、前記各ＳＤＨ基幹伝送装置の各管理情報プロセスが
管理情報制御コマンドを受信した場合、そのコマンドの
持つＯpＳ番号が対象となるインスタンスのＯpＳ番号に
一致しているかどうかを判断するＯpＳ番号確認処理部
を設けることで同一インスタンスの管理情報の複数のＯ
pＳによる競合制御を防ぐ機能を有することにより、競
合制御の情報となる各インスタンスがその制御を許され
るＯpＳ番号のＳＤＨ基幹伝送装置への登録時間を短縮
でき、かつそのＯpＳ番号の変更に対しても柔軟に対応
できる効果がある。
【図１】本発明の一実施例のＳＤＨ同期光通信網の網管
理システムの全体のブロック図である。
理システムの全体のブロック図である。
【図２】本発明の一実施例におけるＳＤＨクロスコネク
ト基幹伝送装置を説明するブロック図であり、競合制御
機構を説明する図である。
ト基幹伝送装置を説明するブロック図であり、競合制御
機構を説明する図である。
【図３】本発明の一実施例の競合管理方式におけるＯp
Ｓ番号登録手順を説明する図である。
Ｓ番号登録手順を説明する図である。
【図４】本発明の一実施例における各管理情報プロセス
が有する管理情報属性を示す図である。
が有する管理情報属性を示す図である。
【図５】従来例におけるＳＤＨクロスコネクト基幹伝送
装置のブロック図であり、ＯpＳ番号登録手順を説明す
る図である。
装置のブロック図であり、ＯpＳ番号登録手順を説明す
る図である。
【図６】従来例における競合制御メカニズムを示す図で
ある。
ある。
【図７】従来例において各管理情報プロセスが有する管
理情報属性を示す図である。
理情報属性を示す図である。
１ ＳＤＨ同期光通信網管理装置（管理者ＯpＳ） ２ ＳＤＨ同期光通信網管理装置（ユーザーＯpＳ） ４ 管理情報転送路 ５ ＯpＳ／基幹伝送装置間管理情報転送網 ６ 管理情報転送路 ７ ＳＤＨ光同期通信網 ８ ＳＤＨ基幹伝送装置（クロスコネクト装置） ９ ＳＤＨ基幹伝送装置（アドドロップ多重装置） 10 ＳＤＨ光同期伝送路 20 ＳＤＨ基幹伝送装置 21 ＳＤＨ基幹伝送装置における管理情報集配処理プロ
セス（エージェント） 22 管理情報プロセス（物理終端点プロセス） 23 管理情報プロセス（Ｒセクション終端点プロセス） 24 管理情報プロセス（Ｍセクション終端点プロセス） 25 管理情報プロセス（ＡＵＧプロセス） 26 管理情報プロセス（ＡＵ３ＣＴＰＳinkプロセス） 27 管理情報プロセス（ＡＵ３ＣＴＰＳourceプロセ
ス） 28 ＯpＳ番号管理プロファイルプロセス 29 ＳＤＨ基幹伝送装置のハードウェア 30 管理情報処理部 31 ＯpＳ番号確認処理部 32 管理情報（図４参照） 33 ＯpＳ番号管理プロファイル 34 管理情報制御コマンド（ＯpＳより） 35 対応ＯpＳ番号確認処理 36 管理情報処理部への処理依頼 37 管理情報の更新 38 ハードウェアへの制御 40 ＯpＳ番号プロセス消去／生成制御コマンド 41 旧ＯpＳ番号管理プロファイルの消去処理 42 コマンド40で指定されたＯpＳ番号管理プロファイ
ルの生成処理 51 管理情報（インスタンス１に対応） 52 管理情報（インスタンス２に対応） 53 管理情報（インスタンスｎに対応） 60 従来のＳＤＨ基幹伝送装置 61 従来の管理情報プロセス（物理終端点プロセス） 62 従来の管理情報プロセス（Ｒセクション終端点プロ
セス） 63 従来の管理情報プロセス（Ｍセクション終端点プロ
セス） 64 従来の管理情報プロセス（ＡＵＧプロセス） 65 従来の管理情報プロセス（ＡＵ３ＣＴＰＳinkプロ
セス） 66 従来の管理情報プロセス（ＡＵ３ＣＴＰＳourceプ
ロセス） 69 従来のＯpＳ番号確認処理部 70 従来の管理情報（図７参照） 100 従来の管理情報（インスタンス１に対応） 101 従来の管理情報（インスタンス２に対応） 102 従来の管理情報（インスタンスｎに対応）
セス（エージェント） 22 管理情報プロセス（物理終端点プロセス） 23 管理情報プロセス（Ｒセクション終端点プロセス） 24 管理情報プロセス（Ｍセクション終端点プロセス） 25 管理情報プロセス（ＡＵＧプロセス） 26 管理情報プロセス（ＡＵ３ＣＴＰＳinkプロセス） 27 管理情報プロセス（ＡＵ３ＣＴＰＳourceプロセ
ス） 28 ＯpＳ番号管理プロファイルプロセス 29 ＳＤＨ基幹伝送装置のハードウェア 30 管理情報処理部 31 ＯpＳ番号確認処理部 32 管理情報（図４参照） 33 ＯpＳ番号管理プロファイル 34 管理情報制御コマンド（ＯpＳより） 35 対応ＯpＳ番号確認処理 36 管理情報処理部への処理依頼 37 管理情報の更新 38 ハードウェアへの制御 40 ＯpＳ番号プロセス消去／生成制御コマンド 41 旧ＯpＳ番号管理プロファイルの消去処理 42 コマンド40で指定されたＯpＳ番号管理プロファイ
ルの生成処理 51 管理情報（インスタンス１に対応） 52 管理情報（インスタンス２に対応） 53 管理情報（インスタンスｎに対応） 60 従来のＳＤＨ基幹伝送装置 61 従来の管理情報プロセス（物理終端点プロセス） 62 従来の管理情報プロセス（Ｒセクション終端点プロ
セス） 63 従来の管理情報プロセス（Ｍセクション終端点プロ
セス） 64 従来の管理情報プロセス（ＡＵＧプロセス） 65 従来の管理情報プロセス（ＡＵ３ＣＴＰＳinkプロ
セス） 66 従来の管理情報プロセス（ＡＵ３ＣＴＰＳourceプ
ロセス） 69 従来のＯpＳ番号確認処理部 70 従来の管理情報（図７参照） 100 従来の管理情報（インスタンス１に対応） 101 従来の管理情報（インスタンス２に対応） 102 従来の管理情報（インスタンスｎに対応）
Claims (2)
- 【請求項１】複数のＳＤＨ基幹伝送装置にて構成される
ＳＤＨ同期光通信網と、 前記通信網全体を運用管理する網所有者のための網管理
システム（「管理者ＯpＳ」という）と、 ユーザーに貸し出された網の一部の運用のためのユーザ
ーのための網管理システム（「ユーザーＯpＳ」とい
う）と、を備え、 前記各ＳＤＨ基幹伝送装置の各管理情報プロセス内の各
管理情報を前記複数のＯpＳにより制御する網管理形態
において、 前記ＳＤＨ基幹伝送装置がそれぞれ、該装置の管理情報
プロセスが管理する全インスタンスの管理情報がその制
御を許されるＯpＳ番号を情報として持つＯpＳ番号管理
プロファイルと、 該ＯpＳ番号管理プロファイルの生成、消去、参照機能
を具備したＯpＳ番号管理プロファイルプロセスと、を
有し、 前記ＳＤＨ基幹伝送装置の前記管理情報プロセスが管理
情報制御コマンドを受信した場合、該管理情報制御コマ
ンドの持つＯpＳ番号が、対象となるインスタンスのＯp
Ｓ番号に一致しているか否かを判定するＯpＳ番号確認
処理部を備えたことを特徴とする管理情報競合制御方
式。 - 【請求項２】前記管理情報プロセス毎にＯpＳ番号対応
情報を具備せず、前記管理者ＯpＳから発せられたＯpＳ
番号プロファイル作成コマンドに基づき前記ＯpＳ番号
管理プロファイルプロセスが前記ＯpＳ番号管理プロフ
ァイルを作成することを特徴とする請求項１記載の管理
情報競合制御方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7079847A JP2705627B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 管理情報競合制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7079847A JP2705627B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 管理情報競合制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08251159A true JPH08251159A (ja) | 1996-09-27 |
| JP2705627B2 JP2705627B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=13701599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7079847A Expired - Lifetime JP2705627B2 (ja) | 1995-03-10 | 1995-03-10 | 管理情報競合制御方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2705627B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001091373A1 (fr) * | 2000-05-25 | 2001-11-29 | Fujitsu Limited | Procede de protection de repartiteurs, terminal de commande de reseau pour la mise en oeuvre dudit procede et dispositif de transmission |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0622028A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Fujitsu Ltd | 通信ネットワーク内の管理方式 |
-
1995
- 1995-03-10 JP JP7079847A patent/JP2705627B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0622028A (ja) * | 1992-06-30 | 1994-01-28 | Fujitsu Ltd | 通信ネットワーク内の管理方式 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001091373A1 (fr) * | 2000-05-25 | 2001-11-29 | Fujitsu Limited | Procede de protection de repartiteurs, terminal de commande de reseau pour la mise en oeuvre dudit procede et dispositif de transmission |
| US7734759B2 (en) | 2000-05-25 | 2010-06-08 | Fujitsu Limited | Cross-connect protection method, network management terminal, and network element |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2705627B2 (ja) | 1998-01-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6119121A (en) | Method of maintaining login service parameters | |
| CA2271352C (en) | Access control with just-in-time resource discovery | |
| US7085822B1 (en) | Managing pervasive devices | |
| EP0955761B1 (en) | Method and server for accessing a network directory | |
| US6539381B1 (en) | System and method for synchronizing database information | |
| US5838970A (en) | Object-oriented computer environment and related method | |
| JP2512678B2 (ja) | デ―タ処理システム | |
| JP3439337B2 (ja) | ネットワーク管理システム | |
| US7363359B1 (en) | Element management system with automatic remote backup of network elements' local storage | |
| US6499059B1 (en) | Method of controlling a network element using a service profile and apparatus of the same | |
| US20040098422A1 (en) | Element management system with adaptive interfacing selected by last previous fully-qualified managed level | |
| EP1589691B1 (en) | Method, system and apparatus for managing computer identity | |
| JP3554471B2 (ja) | 分散コンピュータ環境におけるグループ・イベント管理方法及び装置 | |
| US20060101138A1 (en) | Network management apparatus and method | |
| CN101313512A (zh) | 一种通信系统中终端执行管理操作的方法、终端和系统 | |
| US6944657B1 (en) | Automatic network synchronization of the network configuration with the management information database | |
| WO1997024834A1 (en) | Telecommunications network management system | |
| CN102299814A (zh) | 一种snmp代理上管理信息库的升级方法和系统 | |
| CN101212342A (zh) | 多版本网元的网络管理方法 | |
| JPH08251159A (ja) | 管理情報競合制御方式 | |
| US5848141A (en) | Method and apparatus for provisioning call processing records using logic and data templates | |
| WO1997024835A1 (en) | Telecommunications network management method | |
| US7194727B2 (en) | Managing composite objects in a network | |
| CN100334839C (zh) | 一种实现网络资源时间管理的方法 | |
| KR100441892B1 (ko) | 코랜 가입자 통합 관리 장치 및 방법 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970909 |