JPH08249825A - データ記録装置およびデータ再生装置並びにデータ記録方法およびデータ再生方法 - Google Patents

データ記録装置およびデータ再生装置並びにデータ記録方法およびデータ再生方法

Info

Publication number
JPH08249825A
JPH08249825A JP7080765A JP8076595A JPH08249825A JP H08249825 A JPH08249825 A JP H08249825A JP 7080765 A JP7080765 A JP 7080765A JP 8076595 A JP8076595 A JP 8076595A JP H08249825 A JPH08249825 A JP H08249825A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
data
recorded
amount
data amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7080765A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Awano
光一 粟野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Columbia Co Ltd
Original Assignee
Nippon Columbia Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Columbia Co Ltd filed Critical Nippon Columbia Co Ltd
Priority to JP7080765A priority Critical patent/JPH08249825A/ja
Publication of JPH08249825A publication Critical patent/JPH08249825A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 任意の転送レートでエンコードされたデータ
に対しても、システムクロックやディスクのフォーマッ
トを変更せずに簡易な回路構成で光ディスクなどの記録
媒体に記録可能である。 【構成】 このデータ記録装置は、記録されるべきデー
タに対し、記録媒体1の所定の記録単位毎の記録データ
量のばらつきが所定の範囲内となるように、さらには、
記録単位毎の記録データ量のばらつきを各記録単位全体
にわたって分散させるように、記録媒体1の各記録単位
毎の記録データ量を割り出す記録データ量割出手段2
と、割り出された各記録単位毎の記録データ量を、記録
媒体1の各々対応する記録単位の所定位置にデータ量情
報として記録するとともに、記録されるべきデータを前
記各記録単位毎の記録データ量に従って区分して記録媒
体1の各々対応する記録単位に記録する記録手段3とを
有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクなどの記録
媒体にデータを記録し、また、再生するデータ記録装置
およびデータ再生装置並びにデータ記録方法およびデー
タ再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタル画像圧縮技術と光ディス
クの高密度記録技術の急速な発展により、低転送レート
で圧縮したデジタル画像と音声のデータを、画質の劣化
を抑えながら、サイズの小さいディスクに長時間記録で
きるようになった。そしてMPEGと呼ばれる画像圧縮
技術規格を用いて、現行のCDサイズのディスクに長時
間の画像と音声のデータを記録する技術が注目されてい
る。しかし、MPEGのデータを記録するディスクにつ
いては統一規格は未だ存在せず、さらにMPEGにおい
ては画像データを圧縮する際の転送レートは、エンコー
ド時に任意に設定することができるようになっており、
場合によって、記録するディスクシステムの転送レート
とは異なるレートでデータがエンコードされる可能性が
ある。既にフォーマットが決まっているディスクの場合
には、通常それに合わせてデータをエンコードするので
このような問題は起こらないが、フォーマットがまだ定
まっていないディスクの場合には、このような問題が必
ず生ずると考えられる。
【0003】なお、上記のような互いに異なる転送レー
トのデータを記録する場合が生ずるのは、ディスクより
もむしろ録音時にサンプリングレートを何段階かに設定
できるDATにおいて問題となっており、この問題に対
処するために、従来では、例えば特開平1−26067
1号公報,特開平1−260672号公報に示されてい
るように、記録するデータの転送レートに応じて、デー
タを記録する領域の広さを切換えるようにする技術が知
られている。
【0004】ここで、記録領域の広さの切換えは、ヘッ
ドの回転数から1トラックあたりどのくらいの量のデー
タを記録すべきかを計算し、記録システム内にある複数
種の基準クロックを分周してデータのレートと同じ周波
数のクロックを生成して、PLL回路によってサーボ回
路を制御してシステムの記録クロックを修正することに
よってなされている。なお、ヘッドの回転数がデータの
レートと整合がとれない場合には、ヘッドのドラムサー
ボ用クロックを微調整して分周比を整数にし、これによ
って、データの記録領域を変更しなくても良いようにし
ている。そして、再生時には、記録時にデータとともに
サブコード入力した基準クロックの分周比から、再生ク
ロックを生成してデータ再生を行なうことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】記録媒体がディスクで
あって、ディスクシステムとは異なる転送レートのデー
タをディスクに記録するときの最も原始的な対処法とし
ては、データに合わせてフォーマットやシステムのクロ
ックを変更することが考えられるが、この場合には、様
々なレートのデータに対応しようとすると大変煩雑な手
順を必要とし、また記録装置の規模が非常に大きくなる
という問題がある。この問題を回避するためには、前述
のような各公報に示されている技術をディスクに適用す
ることも考えられる。
【0006】しかしながら、前述の技術では、データの
レートに応じてヘッドの回転数を調整して記録するた
め、これを記録再生条件がテープよりも厳しいディスク
システムに適用すると、その条件管理が非常に難しくな
るという問題が生ずる。
【0007】このように、記録媒体がディスクであると
きには、記録するデータの転送レートにかかわらず、デ
ィスクシステムの転送レート,すなわちディスクの線速
を変更せずに記録ができることが望まれる。また、回転
制御のような煩雑な回路を付加せずに、簡単な制御によ
って記録動作がなされるのが良い。
【0008】本発明は、任意の転送レートでエンコード
されたデータに対しても、システムクロックやディスク
のフォーマットを変更せずに簡易な回路構成で光ディス
クなどの記録媒体に記録可能であって、また、ディスク
から容易にデータを再生可能なデータ記録装置およびデ
ータ再生装置並びにデータ記録方法およびデータ再生方
法を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成するために、請求項1,請求項5記載の発明では、記
録されるべきデータに対し、記録媒体の所定の記録単位
毎の記録データ量のばらつきが所定の範囲内となるよう
に、記録媒体の各記録単位毎の記録データ量を割り出
し、記録されるべきデータを前記各記録単位毎の記録デ
ータ量に従って区分して記録媒体の各々対応する記録単
位に記録する。これにより、クロック,システムフォー
マットや回転制御系などを何ら変更したりせずに、再生
側も含めて比較的簡易な回路付加によって、あらゆる転
送レートのデータストリーム(画像圧縮データストリー
ム)を記録媒体に記録することが可能になり、セクタ内
でほぼ一定のレートでデータを記録することができて、
再生側では、再生時に読み出したデータを一時格納する
バッファの容量として大容量のものを必要とせずに済
む。
【0010】また、請求項2,請求項3,請求項6,請
求項7,請求項8記載の発明では、記録されるべきデー
タに対し、記録媒体の所定の記録単位毎の記録データ量
のばらつきが所定の範囲内となるように、かつ、記録単
位毎の記録データ量のばらつきを、各記録単位全体にわ
たって分散させるように、記録媒体の各記録単位毎の記
録データ量を割り出し、記録されるべきデータを各記録
単位毎の記録データ量に従って区分して記録媒体の各々
対応する記録単位に記録する。これにより、1バイト多
くデータが記録されたために転送レートがあるところか
ら急に変わり、バッファの容量が大きくなるのをより効
果的に防止することが可能になる。
【0011】また、請求項4,請求項9記載の発明で
は、記録媒体の各記録単位に、該記録単位に記録されて
いるデータの記録データ情報量が付加されている場合
に、記録単位から記録データ量情報を読出して、該記録
単位に記録されているデータ量を割り出し、割り出され
た記録データ量分だけ記録単位からデータを読出して再
生する。これにより、記録媒体にデータが分散して記録
されている場合にも、データを正確にかつ迅速に再生す
ることができ、また、この場合、読み出したデータを一
時格納するバッファの容量を低減することができる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1,図2は本発明に係るデータ記録装置,デー
タ再生装置の一実施例をそれぞれ示す構成図である。
【0013】図1を参照すると、このデータ記録装置
は、記録されるべきデータに対し、記録媒体1の所定の
記録単位毎の記録データ量のばらつきが所定の範囲内と
なるように、さらには、記録単位毎の記録データ量のば
らつきを各記録単位全体にわたって分散させるように、
記録媒体1の各記録単位毎の記録データ量を割り出す記
録データ量割出手段2と、記録データ量割出手段2によ
って割り出された各記録単位毎の記録データ量を、記録
媒体1の各々対応する記録単位の所定位置にデータ量情
報として記録するとともに、記録されるべきデータを前
記各記録単位毎の記録データ量に従って区分して記録媒
体1の各々対応する記録単位に記録する記録手段3とを
有している。
【0014】また、図2を参照すると、このデータ再生
装置は、記録媒体1の各記録単位に、該記録単位に記録
されているデータの記録データ情報量が付加されている
場合に、記録単位から記録データ量情報を読出して、該
記録単位に記録されているデータ量を割り出す記録デー
タ量割出手段4と、割り出された記録データ量分だけ該
記録単位からデータを読出して再生する再生手段5とを
有している。
【0015】図1のような構成のデータ記録装置では、
記録媒体1が例えば光ディスクであって、任意の転送レ
ートでエンコードされたデータに対しても、光ディスク
1の線速を変更せずに(システムクロックやディスクの
フォーマットを変更したりせずに)光ディスク1に記録
し、さらにその場合に、データの転送レートが各記録単
位(後述のように各マトリクス)毎で差程変動しないよう
にすることを意図している。その動作原理について以下
に詳述する。
【0016】図3は一般的なディスクの記録フォーマッ
トを示す図である。光ディスクでは、一般に、データは
複数バイトで構成されるブロックに分けられて記録さ
れ、ブロックはさらにセクタSCTと呼ばれる単位に分
割されている。1つのセクタSCTは、その先頭を示す
同期信号SYNCとデータ記録部分DTPTに分けられ
る。さらに、各セクタSCTは、複数のマトリクスMR
Xで構成されている。また、各マトリクスMRXは、デ
ータDATAが記録されるデータ記録領域DTARと誤
り訂正符号ECCが記録される部分ECARとに分けら
れている。
【0017】このような光ディスクでは、通常、フォー
マットの決まったデータ(転送レートが予め定められた
データ)を記録する際は、データ記録領域DTARには
目一杯データが記録され、データの転送レートは常に一
定に保たれている。
【0018】具体例として、この光ディスクシステムに
おいて、1秒間に記録再生されるセクタSCTの数を1
800個とし、1つのセクタSCTは4個のマトリクス
MRXで構成される場合について考える。このとき、1
秒間のデータは、7200個のマトリクスMRXに分割
されて記録されることになる。また、1つのマトリクス
MRX内に最大144バイトのデータが記録できるもの
とすると、このディスクの最大記録レート(1秒間当り
の最大記録データ量)は、144×7200=1.03
68MB(メガバイト/秒)=8.2944Mbps(メ
ガビット/秒)と算出される。図4はこの様子を模式的
に表した図である。
【0019】上記ディスクシステムに、いま例えば8M
bpsのデータを記録する場合を考える。この場合に
は、ディスクには、0.2944Mbpsのデータ量分
だけ余分な空きができる。仮に、8Mbpsのデータを
通常の仕方で、各セクタSCTの各マトリクスMRXの
データ記録領域に順次、目一杯に記録しようとすると、
図5に示すように1番目のマトリクスから6944番目
のマトリクスまでは、そのデータ記録領域DTARにデ
ータが目一杯記録されるが、6945番目のマトリクス
から7200番目のマトリクスでは、そのデータ記録領
域DTARにはデータが記録されず、空き領域NULと
なる。
【0020】もしこのような仕方で記録がなされる場合
には、データが目一杯記録されるマトリクスと余りの生
じるマトリクス,すなわち空き領域NULとなるマトリ
クスとで、再生時のデータの転送レートが著しく異なっ
てしまい、再生時に読み出したデータを一時格納してお
くバッファについて、その容量が大きなものが必要にな
ってしまう。従って、このような問題を回避するために
は、記録するデータの転送レートにかかわらず、ディス
クシステムの転送レート、すなわちディスクの線速を変
更せずにそのまま記録し、かつ、その際にデータの転送
レートのマトリクス毎での変動をできる限り小さく抑え
ることが望まれる。
【0021】この要求を満たすために、8Mビットすな
わち1Mバイトのデータを7200個のマトリクスMR
Xに均等に配分することを考える。この場合、データ数
1Mバイトをマトリクス数7200で除算すれば、1個
のマトリクス当りの記録データバイト数が次式のように
求まる。
【0022】
【数1】1Mバイト/7200≒133.888(バイ
ト/マトリクス)
【0023】いま、7200個の各マトリクスに、この
除算結果“138.888”の整数部分“138バイ
ト”ずつデータを記録するものと仮定すると、7200
個のマトリクス全体では、0.9936Mバイト(13
8×7200)のデータしか記録できず、1秒間に記録
したいデータ量1Mバイトのうち、6400バイトのデ
ータが記録できないで残る。そこで、この残りの640
0バイトのデータを7200個のマトリクスに配分する
とき、本発明では、基本的には、7200個のうち64
00個のマトリクスについては、先に計算した138バ
イトより1バイト多い139バイトのデータを記録さ
せ、残りの800個のマトリクスについては、138バ
イトのデータを記録させるようにし、これにより、72
00個のマトリクスについて、合計1Mバイトのデータ
を記録することができる。
【0024】このようにして、6400個のマトリクス
について139バイトのデータを記録させ、残りの80
0個のマトリクスについて138バイトのデータを記録
させることが決定されると、次は、7200個のうちど
のマトリクスについて139バイトのデータを記録する
か決めなければならない。このとき、1バイト分の記録
データのばらつき(変動)による転送レートの変動をより
効果的に抑えるため、139バイトのデータが記録され
る6400個のマトリクスを、7200個のマトリクス
において、全体的にできる限り分散させる(散在させる)
のが望ましい。
【0025】そこで、数1で得られた除算結果におい
て、その剰余値,すなわち小数点以下部分の値“0.8
88”について考える。この剰余値は、6400を72
00で除算した値であり、この剰余値自身を7200回
順次加算していけば、その合計値は6400になる。す
なわち、剰余値の加算回数(演算回数)をiとし(ただ
し、iの初期値を0とする。)、加算結果をa(i)とする
と、次式のような計算を行なうことにより、7200回
の加算結果は6400となる。
【0026】
【数2】a(i)=(0.8888…)×(i+1) i=0 a(0)=0.8888… i=1 a(1)=1.7777… i=2 a(2)=2.6666… : : i=7199 a(7199)=6400
【0027】この際、上記の計算手順において、加算結
果a(i)から正の整数mを減算して新たな数列b(i)を
作成する手順を加える。この整数mは、基本的には、演
算回数iと同調してインクリメントするが、1つ前の減
算結果b(i−1)の値が1以下のときにはインクリメン
トせず、1つ前の減算結果b(i−1)の値が1または1
以上のときだけ次のiについての演算でインクリメント
する。次表にその具体的な手順を示す。
【0028】
【表1】
【0029】このようにして、7200個のマトリクス
の各々について、新たな数列,すなわち減算結果b(i)
が得られるとき、b(i)が1または1以上となるマトリ
クスiについては、数1の割算結果の整数部分のバイト
数よりも1バイト多いデータ,すなわち139バイトの
データを記録し、また、b(i)が1以下のときは数1の
割算結果の整数部分のバイト数,すなわち138バイト
のデータを記録する。
【0030】図6には、上記の手順に従って割り出され
た各マトリクス毎の記録データ量が示されており、この
例では、9個につき8個のマトリクスで1バイト多いデ
ータ,すなわち139バイトのデータが記録される。換
言すれば、上記例の場合には、138バイトのデータが
記録されるマトリクスを9個に1個の割合で分散させる
ことができる。
【0031】このように、本発明によれば、8Mbps
のデータを7200個のマトリクスに記録する場合は、
800個のマトリクスで138バイト、6400個のマ
トリクスで1バイト多い139バイトのデータを記録す
ることになるので、光ディスクに記録されるべきデータ
の転送レートが、この光ディスクの最大記録レート
(8.2944Mビット)とは異なるもの(上記例では、
8Mビット)であっても、システムクロック,ディスク
のフォーマットや回転制御系などを何ら変更したりせず
に、データ記録単位としての各マトリクスに、できる限
り均等に(例えば、1バイト分のばらつきで)、配分する
ことができて、これにより、データの転送レートが記録
単位毎で(すなわちマトリクス毎で)大きく変動してしま
うという事態を防止することができる。
【0032】すなわち、クロック,システムフォーマッ
トや回転制御系などを何ら変更したりせずに、再生側も
含めて比較的簡易な回路付加によって、あらゆる転送レ
ートのデータストリーム(画像圧縮データストリーム)を
ディスク1に記録することが可能になり、セクタ内でほ
ぼ一定のレートでデータを記録することができて、再生
側では、再生時に読み出したデータを一時格納するバッ
ファの容量として大容量のものを必要とせずに済む。
【0033】さらに、バイト数が1ビットだけ少ないデ
ータ(138バイトのデータ)をマトリクス全体にわたっ
て9個のマトリクスにつき1個のマトリクスの割合で散
在(分散)させるので、1バイト多くデータが記録された
ために転送レートがあるところから急に変わり、バッフ
ァの容量が大きくなるのをより効果的に防止することが
可能になる。
【0034】ここで、転送レートとバッファの容量の関
係について説明する。各マトリクス記録データ量のばら
つきを前述したように1バイトとし、マトリクス数72
00のうち、最初から800番目までのマトリクスにつ
いては138バイト、801番目から最後までのマトリ
クスについては139バイトのデータをそれぞれ記録し
た方法を方法Aとする。
【0035】これに対し、本発明のように138バイト
のデータを記録するマトリクスを散在させ記録した方法
を方法Bとする。
【0036】方法Aでは、再生時のある時点から、1マ
トリクスあたり139バイトのデータがバッファに蓄え
られる期間が存在する。この139バイト記録されたマ
トリクスが続く期間と同じ長さの期間において、方法B
では、何マトリクス毎に138バイトのデータが記録さ
れているマトリクスが存在するため、その1バイト少な
い分の期間、データを蓄えるバッファの容量を節約する
ことができる。
【0037】このことについて、さらに具体的に説明す
る。一例としてマトリクス数900分のデータ量をバッ
ファに格納したとする。この場合のバッファは、データ
が貯まる時間を短かくし、リアルタイム制御しやすくす
るため、例えば、1セクタ分のデータ量を格納する大容
量のメモリではなく、いわゆるFIFO等の比較的容量
の小さいメモリとする。
【0038】方法Aでは、139バイトのデータを記録
したマトリクスが900番目のマトリクスまで続く場合
があり、バッファの容量は125.1KB必要となる。
【0039】一方、方法Bでは、9個のマトリクスのう
ち1個のマトリクスは138バイトのデータを記録して
いるので、バッファの容量は、方法Aより100バイト
少ない125KBの容量を常時もっていれば良いことと
なる。
【0040】従って、比較的小容量のバッファを用いる
場合は、本発明による1バイト少ないマトリクスを散在
させる方法が、バッファの容量が大きくなることを防止
する上で効果的である。
【0041】なお、上記例では、データの転送レートが
8Mbpsである場合について説明したが、データの転
送レートがどのようなものであっても(任意のものであ
っても)、上述の手順によってシステムクロックやディ
スクのフォーマットを変更したりせずに、データの転送
レートに応じて、データを記録単位としての各マトリク
スに、できる限り均等に(例えば、各マトリクス毎の記
録データのバイト数が一定の値となるか、もしくは、上
記例のように1バイト分だけのばらつきで)、配分する
ことができ、さらには、マトリクス全体にわたり、デー
タ量のばらつきを散在(分散)させることができて、1バ
イト多くデータが記録されたために転送レートがあると
ころから急に変わり、バッファの容量が大きくなるのを
より効果的に防止することが可能になる。
【0042】ところで、上記のように、各マトリクスご
とに所定範囲内(上記例では1バイト以内)のばらつきで
ディスクに記録されたデータを再生する場合、各マトリ
クス毎に何バイトのデータが記録されているかが必要に
なる。そこで、本発明では、各マトリクス毎に記録され
るデータ量を上記のように割り出したとき、記録手段3
は、各マトリクス毎に割り出したデータ量のデータを、
各々対応するマトリクスに記録するとともに、割り出し
たデータ量を各々対応するマトリクスの所定位置,例え
ば先頭位置にデータ量情報として付加するようにしてい
る。
【0043】このように、記録媒体であるディスクの各
マトリクスの所定位置に、各マトリクス毎に記録される
データ量がデータ量情報として付加されている場合、図
2のデータ再生装置では、この記録媒体の各マトリクス
から、これに記録されているデータを再生するとき、マ
トリクスの所定位置に付加されているデータ量情報を読
み出して、そのマトリクスに記録されているデータ量を
割り出し、割り出したデータ量分のデータをこのマトリ
クスから読み出して再生することができる。
【0044】図7,図8は、図1,図2のデータ記録装
置,データ再生装置の具体的な構成例を示す図である。
図7のデータ記録装置は、記録すべきデータをエンコー
ドするエンコーダ10と、エンコードされたデータの転
送レート値を獲得する転送レート獲得部11と、転送レ
ート獲得部11で獲得したデータの転送レート値から、
ディスク1の各セクタの各マトリクスに記録されるデー
タのデータ量(バイト数)がほぼ均等となるように、か
つ、データ量(バイト数)のばらつきが各マトリクス全体
にわたって分散するように、1秒間当りの各マトリクス
毎の記録データ量(バイト数)を割り出すCPU(プロセ
ッサ)12と、CPU12によって割り出された1秒間
当りの各マトリクス毎のデータ量(バイト数)をデータ量
情報としてテーブル化して保持するメモリ13と、ディ
スクシステムSYSの同期信号発生回路14からセクタ
およびデータの記録されるべきマトリクスの先頭位置を
検出し、マトリクスの先頭位置に該マトリクスに対応す
るデータ量情報をメモリ13から読み出して付加し、ま
た、該マトリクスにエンコーダ10からのデータを記録
するデータ付加回路15と、該マトリクスにデータを記
録する際、該マトリクスに対応するデータ量情報をメモ
リ13から読み出して、システムSYSの記録用クロッ
クCLK1を、上記データ量(バイト数)に達するまでは
そのまま出力し、上記データ量(バイト数)に達した以後
は、記録用クロックCLK1の出力を停止する記録クロ
ック制御回路16とを有している。
【0045】また、図8のデータ再生装置は、ディスク
1に記録されたデータを読み出す再生部21と、再生部
21においてディスク1のセクタのマトリクスからデー
タを読み出す際、該マトリクスに記録されているデータ
のデータ量(バイト数)を該マトリクスの先頭位置から検
出するデータ量検出回路22と、再生用クロックCLK
2を、データ量検出回路22で検出されたデータ量(バイ
ト数)に達するまでそのまま出力し、上記データ量(バイ
ト数)に達した以後は、再生用クロックCLK2の出力を
停止する再生クロック制御回路23と、再生部21によ
り読み出されたデータが蓄積されるバッファメモリ24
と、バッファメモリ24に蓄積されたデータをデコード
して出力するデコーダ25とを有している。
【0046】なお、図7のデータ記録装置において、転
送レート獲得部11,CPU(プロセッサ)12,メモリ
13、特にCPU(プロセッサ)12が、図1のデータ記
録装置の記録データ量割出手段2に対応し、また、同期
信号発生回路14,データ付加回路15,記録クロック
制御回路16、特にデータ付加回路15,記録クロック
制御回路16が、図1のデータ記録装置の記録手段3に
対応している。
【0047】また、図8のデータ再生装置において、再
生部21,再生クロック制御回路23が、図1のデータ
再生装置の再生手段5に対応し、また、データ量検出回
路22が、図1のデータ再生装置の記録データ量割出手
段4に対応している。
【0048】次に、図7のデータ記録装置によって、1
秒間当りに各マトリクス毎に実際にデータを記録する動
作について説明する。
【0049】まず、図7のデータ記録装置に、記録され
るべきデータが送られると、エンコーダ10では、この
データをエンコードしてデータ付加回路15に与える。
また、転送レート獲得部11では、例えば、エンコード
されたデータの転送レートが予めわかっている場合に
は、これを例えばオペレータによるキー入力等で獲得
し、また、エンコードされたデータストリームのヘッダ
中に転送レートが付加されている場合には、ヘッダ解析
によって転送レートを識別し、これをCPU12に与え
る。これにより、CPU12では、前述のように、デー
タの転送レートに応じて、ディスク1の各セクタの各マ
トリクスに記録されるデータのデータ量(バイト数)がほ
ぼ均等となるように、かつ、データ量(バイト数)のばら
つきが各マトリクス全体にわたって分散するように、1
秒間当りの各マトリクス毎の記録データ量(バイト数)を
割り出し、7200個の各マトリクス毎の記録データ量
(バイト数)のテーブル,具体的には図6のテーブルを、
メモリ13に書き込む。
【0050】なお、このような処理を行なうため、CP
U12には、記録されるデータの転送レートの値を元
に、ディスクのセクタ毎に記録するバイト数がほぼ均等
になるように計算するプログラムがロードされており、
CPU12は、入力された転送レートの値がディスクの
1秒あたりの記録容量を超えていないことを確認してか
ら計算を開始する。
【0051】次いで、データ付加回路15では、データ
の記録時に、メモリ13のテーブルの情報,すなわち各
マトリクス毎の記録データ量(バイト数)情報を読み出
し、読み出した記録データ量情報を対応するマトリクス
の先頭位置に挿入する。例えば、マトリクスの先頭の1
バイト分のエリアに記録する。ここで、マトリクスの先
頭位置は、記録システムSYSで発生している同期信号
を同期信号検出回路14で検出することで、この同期信
号に基づき割り出すことができる。なお、記録データ量
情報がマトリクスの先頭の1バイト分のエリアに記録さ
れる場合には、1個のマトリクスについて記録できるデ
ータ量は、実質1バイト分だけ少なくなる。
【0052】また、上記動作と同時に、記録クロック制
御回路16にも、メモリ13のテーブルの情報,すなわ
ち各マトリクス毎の記録データ量(バイト数)情報が転送
される。記録クロック制御回路16が例えば、ダウンカ
ウンタで構成されている場合、記録クロック制御回路1
6は、あるマトリクスについての記録データ量情報が転
送されると、これをダウンカウンタの初期値としてロー
ドし、記録用クロックを計数する毎にこのダウンカウン
タをデクリメントする。そして、このダウンカウンタの
値が0になるまでは、クロックイネーブルにして記録用
クロックCLK1をそのまま出力し、ダウンカウンタの
値が0になったときには、次のマトリクスの先頭まで記
録用クロックCLK1の出力を停止させる。
【0053】これによって、データ付加回路15からデ
ィスク1にデータが送られてディスク1のマトリクスに
記録されるとき、このマトリクスについてはその記録デ
ータ量(バイト数)分だけのデータを記録させることがで
きる。従って、マトリクスのデータ領域DTAR上でデ
ータの記録されない部分ができるが、そこには記録され
た最後のデータを保持しても良いし、ゼロなどのダミー
データを付加しても構わない。
【0054】図9には記録クロック制御のタイミングチ
ャートが示されている。図9を参照すると、まず、セク
タの先頭を示す同期信号がアクティブになったときに、
メモリ13からこのセクタ内のマトリクスに対応する記
録データ量(バイト数)情報をデータ付加回路15および
記録クロック制御回路16に出力する。次いでマトリク
スの先頭を示す信号がアクティブになったところで、記
録クロック制御回路16のダウンカウンタに、このマト
リクスに対応する記録データ量(バイト数)をロードす
る。この記録データ量がNであったとすると、記録クロ
ック制御回路16は、ダウンカウンタの出力が0になる
までアクティブであるようなクロックイネーブル(CL
K ENABLE)信号を作り、このクロックイネーブル
信号の反転信号と記録用クロックとの論理積(AND)を
とって、すなわち、記録用クロックをクロックイネーブ
ル信号でマスクして、実際の記録用クロックを生成し、
これにより、データをマトリクスに記録できる。
【0055】また、ディスク再生時には、マトリクスの
先頭に記録された記録データ量(バイト数)情報を検出
し、記録時と同じ方法で、再生用クロックをマスクする
ことにより、記録データ量分の有効データのみをデコー
ダ25でデコードして出力する。
【0056】すなわち、再生部21によってディスク1
からデータを読み取り、復調やインタリーブ等を行なう
が、それと同時に、復調されたデータからマトリクス先
頭に記録された記録データ量(バイト数)をデータ量検出
回路22によって抽出する。そして、記録時の記録用ク
ロック制御と全く同じ方法で再生クロック制御回路23
によって再生用クロックを生成し、再生部21の制御を
行なう。このようにして読み出されたデータは、バッフ
ァメモリ24に一旦格納された後、画像圧縮データスト
リームのデコーダ25で伸長され、最終的な画像・音声
データとして出力される。
【0057】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1,請求
項5記載の発明によれば、記録されるべきデータに対
し、記録媒体の所定の記録単位毎の記録データ量のばら
つきが所定の範囲内となるように、記録媒体の各記録単
位毎の記録データ量を割り出し、記録されるべきデータ
を前記各記録単位毎の記録データ量に従って区分して記
録媒体の各々対応する記録単位に記録するので、クロッ
ク,システムフォーマットや回転制御系などを何ら変更
したりせずに、再生側も含めて比較的簡易な回路付加に
よって、あらゆる転送レートのデータストリーム(画像
圧縮データストリーム)を記録媒体に記録することが可
能になり、セクタ内でほぼ一定のレートでデータを記録
することができて、再生側では、再生時に読み出したデ
ータを一時格納するバッファの容量として大容量のもの
を必要とせずに済む。
【0058】また、請求項2,請求項3,請求項6,請
求項7,請求項8記載の発明によれば、記録されるべき
データに対し、記録媒体の所定の記録単位毎の記録デー
タ量のばらつきが所定の範囲内となるように、かつ、記
録単位毎の記録データ量のばらつきを、各記録単位全体
にわたって分散させるように、記録媒体の各記録単位毎
の記録データ量を割り出し、記録されるべきデータを各
記録単位毎の記録データ量に従って区分して記録媒体の
各々対応する記録単位に記録するので、1バイト多くデ
ータが記録されたために転送レートがあるところから急
に変わり、バッファの容量が大きくなるのをより効果的
に防止することが可能になる。
【0059】また、請求項4,請求項9記載の発明によ
れば、記録媒体の各記録単位に、該記録単位に記録され
ているデータの記録データ情報量が付加されている場合
に、記録単位から記録データ量情報を読出して、該記録
単位に記録されているデータ量を割り出し、割り出され
た記録データ量分だけ記録単位からデータを読出して再
生するので、記録媒体にデータが分散して記録されてい
る場合にも、データを正確にかつ迅速に再生することが
でき、また、この場合、読み出したデータを一時格納す
るバッファの容量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ記録装置の一実施例の構成
図である。
【図2】本発明に係るデータ再生装置の一実施例の構成
図である。
【図3】一般的なディスクの記録フォーマットを示す図
である。
【図4】ディスクの記録フォーマットの具体例を示す図
である。
【図5】図4の記録フォーマットにおいて、この記録フ
ォーマットとはレートの異なるデータを記録領域上で空
き領域を作らずシリアルに記録した状態を示す図であ
る。
【図6】図4の記録フォーマットにおいて、本発明によ
るデータ記録方法によりデータを記録した状態を示す図
である。
【図7】本発明のデータ記録装置の具体的な構成例を示
す図である。
【図8】本発明のデータ再生装置の具体的な構成例を示
す図である。
【図9】記録クロック制御回路の制御動作を説明するた
めのタイミングチャートである。
【符号の説明】 1 記録媒体 2 記録データ量割出手段 3 記録手段 4 記録データ量割出手段 5 再生手段 11 転送レート獲得部 12 CPU(プロセッサ) 13 メモリ 14 同期信号検出回路 15 データ付加回路 16 記録クロック制御回路 21 再生部 22 データ量検出回路 23 クロック制御回路 24 バッファメモリ 25 デコーダ SYS 記録システム SCT セクタ SYNC 同期信号 DTPT データ記録部分 MRX マトリクス DTAR データ記録領域 ECAR 誤り訂正符号記録部分

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体にデータを記録するデータ記録
    装置において、記録されるべきデータに対し、記録媒体
    の所定の記録単位毎の記録データ量のばらつきが所定の
    範囲内となるように、記録媒体の各記録単位毎の記録デ
    ータ量を割り出す記録データ量割出手段と、記録データ
    量割出手段によって割り出された各記録単位毎の記録デ
    ータ量を、前記記録媒体の各々対応する記録単位の所定
    位置にデータ量情報として記録するとともに、記録され
    るべきデータを前記各記録単位毎の記録データ量に従っ
    て区分して前記記録媒体の各々対応する記録単位に記録
    する記録手段とを有していることを特徴とするデータ記
    録装置。
  2. 【請求項2】 記録媒体にデータを記録するデータ記録
    装置において、記録されるべきデータに対し、記録媒体
    の所定の記録単位毎の記録データ量のばらつきが所定の
    範囲内となるように、かつ、記録単位毎の記録データ量
    の前記ばらつきを、前記各記録単位全体にわたって分散
    させるように、記録媒体の各記録単位毎の記録データ量
    を割り出す記録データ量割出手段と、記録データ量割出
    手段によって割り出された各記録単位毎の記録データ量
    を、前記記録媒体の各々対応する記録単位の所定位置に
    データ量情報として記録するとともに、記録されるべき
    データを前記各記録単位毎の記録データ量に従って区分
    して前記記録媒体の各々対応する記録単位に記録する記
    録手段とを有していることを特徴とするデータ記録装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のデータ記録装置におい
    て、前記記録媒体は光ディスクであって、前記データ量
    割出手段は、任意の転送レートのデータに対して、セク
    タ内のマトリクス毎の記録データ量のばらつきが所定の
    範囲内となるように、かつ、マトリクス毎の記録データ
    量のばらつきを、各マトリクス全体にわたって分散させ
    るように、セクタ内のマトリクス毎の記録データ量を割
    り出し、また、前記記録手段は、前記データ量割出手段
    によって割り出された各マトリクス毎の記録データ量
    を、各々対応するマトリクスの先頭にデータ量情報とし
    て記録することを特徴とするデータ記録装置。
  4. 【請求項4】 記録媒体に記録されているデータを記録
    媒体の所定の記録単位毎に再生するデータ再生装置にお
    いて、前記記録媒体の各記録単位に、該記録単位に記録
    されているデータの記録データ情報量が付加されている
    場合に、前記記録媒体の記録単位から記録データ量情報
    を読出して、該記録単位に記録されているデータ量を割
    り出す記録データ量割出手段と、割り出された記録デー
    タ量分だけ前記記録単位からデータを読出して再生する
    再生手段とを有していることを特徴とするデータ再生装
    置。
  5. 【請求項5】 記録媒体にデータを記録するデータ記録
    方法において、記録されるべきデータに対し、記録媒体
    の所定の記録単位毎の記録データ量のばらつきが所定の
    範囲内となるように、記録媒体の各記録単位毎の記録デ
    ータ量を割り出し、記録されるべきデータを前記各記録
    単位毎の記録データ量に従って区分して前記記録媒体の
    各々対応する記録単位に記録することを特徴とするデー
    タ記録方法。
  6. 【請求項6】 記録媒体にデータを記録するデータ記録
    方法において、記録されるべきデータに対し、記録媒体
    の所定の記録単位毎の記録データ量のばらつきが所定の
    範囲内となるように、かつ、記録単位毎の記録データ量
    の前記ばらつきを、前記各記録単位全体にわたって分散
    させるように、記録媒体の各記録単位毎の記録データ量
    を割り出し、記録されるべきデータを前記各記録単位毎
    の記録データ量に従って区分して前記記録媒体の各々対
    応する記録単位に記録することを特徴とするデータ記録
    方法。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のデータ記録方法におい
    て、前記記録媒体は光ディスクであって、前記データ量
    の割り出しは、任意の転送レートのデータに対して、セ
    クタ内のマトリクス毎の記録データ量のばらつきが所定
    の範囲内となるように、かつ、マトリクス毎の記録デー
    タ量のばらつきを、各マトリクス全体にわたって分散さ
    せるように、セクタ内のマトリクス毎の記録データ量を
    割り出すことを特徴とするデータ記録方法。
  8. 【請求項8】 請求項7記載のデータ記録方法におい
    て、全てのマトリクスについて同じバイト数のデータを
    記録しようとすると、所定時間内に記録すべきデータの
    うちいくらかが記録されず余ってしまう場合には、いく
    つかのマトリクスにおいて1バイトだけ余分にデータを
    記録し、かつ、1バイト分だけ多くデータが記録される
    マトリクスを全体的に分散させることを特徴とするデー
    タ記録方法。
  9. 【請求項9】 記録媒体に記録されているデータを記録
    媒体の所定の記録単位毎に再生するデータ再生方法にお
    いて、前記記録媒体の各記録単位に、該記録単位に記録
    されているデータの記録データ情報量が付加されている
    場合に、記録単位から記録データ量情報を読出して、該
    記録単位に記録されているデータ量を割り出し、割り出
    された記録データ量分だけ前記記録単位からデータを読
    出して再生することを特徴とするデータ再生方法。
JP7080765A 1995-03-13 1995-03-13 データ記録装置およびデータ再生装置並びにデータ記録方法およびデータ再生方法 Pending JPH08249825A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7080765A JPH08249825A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 データ記録装置およびデータ再生装置並びにデータ記録方法およびデータ再生方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7080765A JPH08249825A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 データ記録装置およびデータ再生装置並びにデータ記録方法およびデータ再生方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08249825A true JPH08249825A (ja) 1996-09-27

Family

ID=13727528

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7080765A Pending JPH08249825A (ja) 1995-03-13 1995-03-13 データ記録装置およびデータ再生装置並びにデータ記録方法およびデータ再生方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08249825A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001309308A (ja) * 2000-04-08 2001-11-02 Deutsche Thomson Brandt Gmbh トランスポートストリームのデータパケットを蓄積媒体に記録し又は蓄積媒体から再生する方法及び装置
US7750935B2 (en) 1998-12-04 2010-07-06 Sony Corporation Apparatus for setting a data stream band width and associated methodology

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7750935B2 (en) 1998-12-04 2010-07-06 Sony Corporation Apparatus for setting a data stream band width and associated methodology
JP2001309308A (ja) * 2000-04-08 2001-11-02 Deutsche Thomson Brandt Gmbh トランスポートストリームのデータパケットを蓄積媒体に記録し又は蓄積媒体から再生する方法及び装置
JP4740468B2 (ja) * 2000-04-08 2011-08-03 ドイチェ トムソン−ブラント ゲーエムベーハー トランスポートストリームのデータパケットを蓄積媒体に記録し又は蓄積媒体から再生する方法及び装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5802245A (en) Recording medium having video data and corresponding audio data aligned with physical segments
EP0965991B1 (en) Recording medium, data recording unit and data playback unit reading from and writing to the recording medium
US6389569B1 (en) Recording medium for storing real time recording/reproduction information, method and apparatus for recording and reproducing in real time, and file operating method using the same
US8521012B2 (en) Recording medium for storing real time recording/reproduction information, method and apparatus for recording and reproducing in real time, and file operating method using the same
US8488941B2 (en) Coded data control device
US6633724B1 (en) Realtime data recording method
JP4543399B2 (ja) 記録担体上のデジタルデータの記録および/又は再生方法
US5953291A (en) Digital recording and reproducing apparatus and method which prevents or manages a data loss
HU221964B1 (hu) Optikai lemezes rögzítőberendezés
JP3370457B2 (ja) 光ディスク、光ディスクの記録方法及び記録装置並びに光ディスクの再生方法及び再生装置
WO1998034229A1 (fr) Systeme de traitement des donnees, dispositif enregistreur/lecteur, technique de traitement des donnees et methode de gestion de fichiers
KR100365844B1 (ko) 광 디스크
US7603520B2 (en) Record apparatus, record method, and program for writing data to optical disc in a second unit larger than a first unit
JPH08249825A (ja) データ記録装置およびデータ再生装置並びにデータ記録方法およびデータ再生方法
KR19990060321A (ko) 디지털 비디오 디스크-램 시스템에서 디펙트 섹터 데이터의처리방법
EP0821359A1 (en) Data recording apparatus, data reproduction apparatus, data recording method and data reproduction method
EP0903940A1 (en) Recording and reproducing device
KR100194891B1 (ko) 물리섹터와 논리섹터간의 상관을 나타내는 상관정보를 갖는 기록매체, 이 기록매체에 데이타를 기록하는 방법 및 기록된 데이타를 재생하는 장치
JP3824622B2 (ja) 光ディスクの再生方法及び再生装置
JPH07336639A (ja) ディスク再生装置
KR100379573B1 (ko) 디지털 방송 녹화 및 재생을 위한 파일 시스템
JPH05217339A (ja) データ再生装置
US20050024758A1 (en) Recording rate setting apparatus, data recording apparatus, recording rate setting method, recording rate setting program and data recording medium
JP2002157829A5 (ja)
JP3681370B2 (ja) 光ディスクの記録方法及び記録装置、並びに再生方法及び再生装置