JPH08249487A - ヒューマンインターフェース装置 - Google Patents

ヒューマンインターフェース装置

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JPH08249487A
JPH08249487A JP7055568A JP5556895A JPH08249487A JP H08249487 A JPH08249487 A JP H08249487A JP 7055568 A JP7055568 A JP 7055568A JP 5556895 A JP5556895 A JP 5556895A JP H08249487 A JPH08249487 A JP H08249487A
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JP
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screen
time
data refresh
refresh time
index table
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JP7055568A
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English (en)
Inventor
Masae Kanda
雅江 神田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予め画面作成前に画面の性能を予測し、画面
の性能向上を図るとともに再度画面を作成し直しの作業
を回避するすることにある。 【構成】 画面展開時間に影響を及ぼす要因量と時間と
の関係を記憶する第1の指標テーブル21と、データリ
フレッシュ時間に影響を及ぼす要因量と時間との関係を
記憶する第2の指標テーブル31と、各画面のアプリケ
ーションソフトウェア情報を記憶する記憶手段1と、こ
の記憶手段のアプリケーションソフトウェア情報から画
面展開時間に影響を及ぼす要因量を取り出し、第1の指
標テーブルから画面展開時間を予測する画面展開時間予
測手段2と、記憶手段のアプリケーションソフトウェア
情報からデータリフレッシュ時間に影響を及ぼす要因量
を取り出し、第2の指標テーブルからデータリフレッシ
ュ時間を予測するデータリフレッシュ時間予測手段3と
を設けたヒューマンインターフェース装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄鋼・化学・食品等の
産業プラントの計装制御システム等に利用されるヒュー
マンインターフェース装置に係わり、特に画面作成の段
階で監視・操作に必要な画面の性能を評価するヒューマ
ンインターフェース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のヒューマンインターフェィス
(以下、MHIと指称する)装置は、警報表示,プラン
ト系統図表示,トレンド表示などの標準的な機能を装備
し、その他は専らユーザが自身のプラントのニーズに合
わせてカスタマイズすることにより、表示画面の機能を
構築していくのが一般的である。例えばタグと呼ばれる
信号名称をある基準のもとにグループごとにまとめて一
括表示する,タググルーピングと呼ばれる機能を付加す
ると言った、ユーザ自身の設備・プラントに合わせてタ
グのグルーピングを行うことが行われている。
【0003】また、一般に、MHIは、グラフィック画
面と呼ばれ、対象プラントの全体イメージを表現するプ
ラント系統図を表示し、対象プラントの状態が一目で把
握でき、かつ、現場側コントローラに対して制御シーケ
ンスの開始・停止等を指示できる画面構成となってい
る。
【0004】これら画面は、何れも画面構築に必要なM
HI或いはその関連ツールを用意し、ユーザがそのツー
ルを利用し、現場側コントローラ側との間でデータのや
りとりを行いながら所望とする画面を作成していく。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、以上のような
MHI装置は、作成画面にもよるが、現場側コントロー
ラとの間でデータのやりとりをしながら画面を順次作成
していくので、コントローラ側とのデータのやりとりが
増加し、画面展開時間やデータリフレッシュ時間が悪化
する。つまり、MHIの負荷が増加し、性能の悪化およ
び信頼性の低下を招く問題がある。ここで、画面展開時
間は画面の呼び出し指示後画面が展開するまでの時間を
いい、またデータリフレッシュ時間はプロセス量PVな
どのデータ収集時間ないしはデータスキャン周期を意味
する。
【0006】このように画面展開時間やデータリフレッ
シュ時間の悪化原因は、画面作成段階で各画面の性能を
予測する手段が確立されていないことから、画面の作成
後に画面展開が遅かったり、プラントからデータを収集
して画面の所要箇所に表示するのに時間がかかったり、
MHIの種々の不便さや性能のまずさが現れ、再度画面
を作成し直さなければならない問題がある。
【0007】請求項1ないし請求項3の発明は、上記実
情に鑑みてなされたもので、予め画面作成前に画面の性
能を予測し、再度画面を作成し直すといった画面作成の
煩雑さを未然に回避するヒューマンインターフェース装
置を提供することを目的とする。
【0008】次に、請求項4および請求項5の発明は、
予め画面作成前に画面の性能を予測し、この予測性能と
作成後の画面の実際の性能とから性能を予測する指標を
修正し、予測精度の向上を図るヒューマンインターフェ
ース装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1ないし請求項3に対応する発明は、予め画
面展開時間に影響を及ぼす要因量と画面展開時間との定
量的な関係を記憶する画面展開時間指標テーブルと、予
めデータリフレッシュ時間に影響を及ぼす要因量とデー
タリフレッシュ時間との定量的な関係を記憶するデータ
リフレッシュ時間指標テーブルと、各画面ごとに画面構
築用アプリケーションソフトウェア情報を記憶する記憶
手段と、この記憶手段に記憶される各画面のアプリケー
ションソフトウェア情報の中から画面展開時間に影響を
及ぼす要因量を取り出し、この要因量に基づいて前記画
面展開時間指標テーブルから当該画面の画面展開時間を
予測する画面展開時間予測手段と、前記記憶手段に記憶
される各画面のアプリケーションソフトウェア情報の中
からデータリフレッシュ時間に影響を及ぼす要因量を取
り出し、この要因量に基づいて前記データリフレッシュ
時間指標テーブルから当該画面のデータリフレッシュ時
間を予測するデータリフレッシュ時間予測手段とを設け
たヒューマンインターフェース装置である。
【0010】次に、請求項4に対応する発明は、予め画
面展開時間に影響を及ぼす要因量と画面展開時間との定
量的な関係を記憶する画面展開時間指標テーブルと、各
画面ごとに画面構築用アプリケーションソフトウェア情
報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶される各
画面のアプリケーションソフトウェア情報の中から画面
展開時間に影響を及ぼす要因量を取り出し、この要因量
に基づいて前記画面展開時間指標テーブルから当該画面
の画面展開時間を予測する画面展開時間予測手段と、あ
る画面の実際の画面展開時間を測定する画面展開時間測
定手段と、この画面展開時間測定手段によって測定され
るある画面の画面展開時間と前記画面展開時間予測手段
によって予測される当該画面の画面展開時間とを比較
し、時間ずれをなくするように前記画面展開時間指標テ
ーブルの画面展開時間を修正する画面展開予測時間修正
手段とを設けたヒューマンインターフェース装置であ
る。
【0011】次に、請求項5に対応する発明は、予めデ
ータリフレッシュ時間に影響を及ぼす要因量とデータリ
フレッシュ時間との定量的な関係を記憶するデータリフ
レッシュ時間指標テーブルと、各画面ごとに画面構築用
アプリケーションソフトウェア情報を記憶する記憶手段
と、この記憶手段に記憶される各画面のアプリケーショ
ンソフトウェア情報の中からデータリフレッシュ時間に
影響を及ぼす要因量を取り出し、この要因量に基づいて
前記データリフレッシュ時間指標テーブルから当該画面
のデータリフレッシュ時間を予測するデータリフレッシ
ュ時間予測手段と、ある画面の実際のデータリフレッシ
ュ時間を測定するデータリフレッシュ時間測定手段と、
このデータリフレッシュ時間測定手段によって測定され
るある画面のデータリフレッシュ時間と前記画面展開時
間予測手段によって予測される当該画面のデータリフレ
ッシュ時間とを比較し、時間ずれをなくするように前記
データリフレッシュ時間指標テーブルのデータリフレッ
シュ時間を修正するデータリフレッシュ予測時間修正手
段とを設けたヒューマンインターフェース装置である。
【0012】
【作用】従って、請求項1ないし請求項3に対応する発
明は、以上のような手段を講じたことにより、あの画面
の画面展開時間を予測する場合、画面展開時間予測手段
では、記憶手段に記憶されるある画面に係わるアプリケ
ーションソフトウェア情報の中から画面展開時間に影響
を及ぼす要因量を取り出し、予め画面展開時間に影響を
及ぼす要因量と画面展開時間との定量的な関係を記憶す
る画面展開時間指標テーブルから要因量に応じた画面展
開時間を予測するので、画面作成前に当該画面の各要因
量に応じた画面展開時間を予測でき、よって画面性能の
1つである画面展開時間の改善を図ることができ、また
再度画面を作成し直す画面作成作業の煩雑さをなくすこ
とができる。
【0013】また、あの画面のデータリフレシュ時間を
予測する場合、データリフレシュ時間予測手段では、記
憶手段に記憶されるある画面に係わるアプリケーション
ソフトウェア情報の中からデータリフレシュ時間に影響
を及ぼす要因量を取り出し、予めデータリフレシュ時間
に影響を及ぼす要因量とデータリフレッシュ時間との定
量的な関係を記憶するデータリフレッシュ時間指標テー
ブルから要因量に応じたデータリフレッシュ時間を予測
するので、画面作成前に当該画面の各要因量に応じたデ
ータリフレッシュ時間を予測でき、よって画面性能の1
つであるデータリフレッシュ時間の改善を図ることがで
き、また再度画面を作成し直す画面作成作業の煩雑さを
なくすことができる。
【0014】さらに、画面展開時間とデータリフレシュ
時間とを予測する両方の構成を備えることにより、画面
性能を評価する画面展開時間およびデータリフレッシュ
時間の改善を図ることができ、また再度画面を作成し直
す画面作成作業の煩雑さをなくすことができる。
【0015】さらに、請求項4に対応する発明は、画面
展開時間予測手段で予測した各画面の画面展開時間予測
値を予測値記憶手段に順次記憶するが、実際に作成され
た画面が予測時間通りになっているか否かを確認すると
き、画面展開時間測定手段によってある画面の実際の画
面展開時間を測定した後、画面展開予測時間修正手段で
は、実際に測定された当該画面の画面展開時間と当該画
面の予測の画面展開時間とを比較し、時間ずれがあると
き、画面展開時間指標テーブルの画面展開時間を修正す
るので、画面性能となる画面展開時間の予測精度の向上
を図ることができる。
【0016】さらに、請求項5に対応する発明は、デー
タリフレッシュ時間予測手段で予測した各画面のデータ
リフレッシュ時間予測値を予測値記憶手段に順次記憶す
るが、実際に作成された画面が予測時間通りになってい
るか否かを確認するとき、データリフレッシュ時間測定
手段によってある画面の実際のデータリフレッシュ時間
を測定した後、データリフレッシュ時間修正手段では、
実際に測定された当該画面のデータリフレッシュ時間と
当該画面の予測のデータリフレッシュ時間とを比較し、
時間ずれがあるとき、データリフレッシュ時間指標テー
ブルのデータリフレッシュ時間を修正するので、画面性
能となるデータリフレッシュ時間の予測精度の向上を図
ることができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本発明に係わるヒューマンインター
フェース(MHI)装置の一実施例を示す構成図であ
る。
【0018】同図において1はオペレータまたはユーザ
によって入力される各画面ごとのMHI機能情報を記憶
するMHI機能情報記憶部である。このMHI機能情報
としては、例えばタググルーピング情報、アラーム管理
機能情報、データトレンド機能情報、タグ登録情報およ
びグラフィック画面情報等のアプリケーションソフトウ
エア情報が上げられる。ここで、前記各情報に関し、図
2に示すような鋼板を圧延機で薄くする際、圧延機との
摩擦を少くするために混合液を製造するオイルセラー設
備を参照しながら具体的に説明する。先ず、タググルー
ピング情報は、例えばA油系,B油系および純水系など
のグループごとにタグと呼ばれる信号名称を一括表示す
る情報等であり、アラーム管理機能情報は例えばプロセ
スデータが上下限値や上上・下下限値を越えたとき、軽
故障・重故障であることを示すためにフリッカ点灯し、
確認操作でフリッカ停止を行う情報等であり、データト
レンド機能情報は例えばプロセスデータ等をグラフ的に
表現する情報等であり、タグ登録情報は例えば純水系の
バルブを表す「4SOV11」などの情報であり、グラ
フィック画面情報は例えばA油タンク,ミキシングタン
クなどの情報である。
【0019】2は画面展開時間を予測する画面展開時間
予測部であって、これには各画面のMHI機能情報の登
録点数や画面の大・中・小など,画面展開時間に影響を
及ぼす要因量(程度)と時間との関係(図3参照)を記
憶する画面展開時間指標テーブル21と、MHI機能情
報記憶部1に記憶されるある画面のMHI機能情報の中
の登録点数と指標テーブル21のテーブル情報とを抽出
・評価し、画面展開時間の予測値を算出する要因量評価
部22とに構成されている。
【0020】3はデータリフレッシュ時間を予測するデ
ータリフレッシュ時間予測部であって、これには各画面
のMHI機能情報の登録点数や画面の大・中・小など,
データリフレッシュ時間に影響を及ぼす要因量(程度)
と時間との関係(図4参照)を記憶するデータリフレッ
シュ時間指標テーブル31と、MHI機能情報記憶部1
に記憶されるある画面のMHI機能情報の中の登録点数
と指標テーブル31のテーブル情報とを抽出・評価し、
データリフレッシュ時間の予測値を算出する要因量評価
部32とに構成されている。
【0021】従って、要因量評価部32は、画面展開時
間を予測するプログラムデータおよびデータリフレッシ
ュ時間を予測するプログラムデータを用いて所要とする
各時間,つまり画面展開時間,リフレッシュデータ時間
を予測する機能をもっている。
【0022】この要因量評価部22,32によって予測
された各画面ごとの画面展開時間予測値およびデータリ
フレッシュ時間予測値は予測値記憶部4に記憶される。
また、このMHI装置には、実際に画面展開時間を測定
する画面展開時間測定部5と、実際にデータリフレッシ
ュ時間を測定するデータリフレッシュ時間測定部6と、
これら各測定部5,6で測定された時間実測値を記憶す
る実測値記憶部7と、前記予測値記憶部4に記憶される
ある画面の画面展開時間予測値と実測値記憶部7に記憶
される該当画面の画面展開時間実測値とを比較し、これ
ら両値の間に時間ずれがあれば前記画面展開時間指標テ
ーブル21の登録点数における時間を修正する画面展開
予測時間修正部8と、同じく予測値記憶部4に記憶され
るある画面のデータリフレッシュ時間予測値と実測値記
憶部7に記憶される該当画面のデータリフレッシュ時間
実測値とを比較し、これら両値の間に時間ずれがあれば
前記データリフレッシュ時間指標テーブル31の登録点
数におけるデータリフレッシュ時間を修正するデータリ
フレッシュ時間修正部9とが設けられている。
【0023】10,11は画面展開時間測定部5および
データリフレッシュ時間測定部6を付けたり、取り外し
たりする組み込みスイッチである。次に、以上のように
構成された装置の動作について説明する。
【0024】先ず、予め各指標テーブル21,22に図
3,図4に示すように情報登録点数k1 ,k2 ,…、テ
スト画面の大・中・小等からなる性能に影響を与える要
因量(程度)と時間との関係,つまり画面情報を評価す
るための評価基準情報が格納されている。
【0025】一方、MHI機能情報記憶部1にはユーザ
の要望する各画面を構築する前述するタググルーピング
情報、アラーム管理機能情報等のいわゆるアプリケーシ
ョンソフトウエア情報が入力され、記憶されている。
【0026】次に、以上のようなアプリケーションソフ
トウエア情報を用いてある画面,例えば図2に示すグラ
フィック画面を作成しようとする場合、その画面作成前
に、当該画面を構築する上で必要なアプリケーションソ
フトウエア情報の下に当該画面の性能を評価し、必要に
応じて性能の向上を図る必要がある。
【0027】因みに、図2に示すグラフィック画面は鉄
鋼分野で用いられるオイルセラー設備用の画面である。
このオイルセラー設備は、圧延機で鋼板を薄くする際、
圧延機との摩擦を少くするための循環液を製造するため
の設備であって、数種の油と純水とを混合し循環液を作
成する。図2では、A油とB油および純水をミキシング
タンクで撹拌混合して循環液を作成し、スプレーポンプ
4P0013によって熱交換器に送り込んで熱交換して
加熱し、圧延機と鋼板との間にスプレーするシステムと
なっている。
【0028】一般に、このようなシステムの画面では、
性能に影響を与える因子として、 (1) システム全体に影響を与える因子 (2) 個別のグラフィック画面に影響を与える因子 の2種類に大別して考えられる。
【0029】そこで、前者のシステム全体に影響を与え
る因子としては、例えばシステム全体のタグ登録情報の
登録点数、アラーム管理機能情報の登録点数、動作する
アプリケーションソフトウエア情報のプログラム数、デ
ータトレンド機能情報のデータ登録数等が影響するもの
とする。これら4項目の情報につき、例えばk1 ,k2
,k3 ,k4 ,k5 の5段階の登録点数に分けて測定
し、各段階どうしの間は直線補間により作成する。
【0030】一方、後者のグラフィック画面に影響を与
える因子としては、影響因子の規模から大・中・小の3
段階程度のテスト画面を用意し、前記k1 ,k2 ,k3
,k4 ,k5 の登録点数について測定する。通常,こ
れらは実際にグラフィック画面を作成するソフトウェア
を組む前の使用立案段階で明確になっている量である。
【0031】ところで、グラフィック画面を構築する場
合、画面上で固定的に表示される固定情報と、タンクの
レベルのごとき実際の値が時々刻々変化する可変情報と
がある。通常,画面の性能の影響を考えたとき、固定情
報は無視できる場合が多い。
【0032】可変情報については、例えば数値デジタ
ル、形替え、色替え、位置替え、演算コマンド、通信コ
マンドなどが上げられる。ここで、数値デジタルは、例
えば図2に示す符号21に示す箇所の実際の値である。
この値は温度コントローラ4TIC11の制御量である
が、熱交換器通過後の循環液の温度をコントローラから
伝送データとして収集し表示しており、時間の変化とと
もに随時変化する。形替えは、例えばミキシングタンク
の撹拌プロペラを回転させる場合などが考えられる。色
替えおよび位置替えは、例えばミキシングタンクのレベ
ルの実測値に従ってタンクの水平面を移動させたり、タ
ンク内の色を変えたりすることである。演算コマンド
は、例えば条件1と条件2との条件成立時にポンプ4P
0011の色を替える場合に論理積を用いる必要がある
が、このような論理演算や大小比較等の演算の他、算術
演算等を使用する場合である。通信コマンドは、例えば
図2の22に示すようなタッチコマンドエリアで使用す
るものであって、ここでは22の中の各ボタンにタッチ
したとき、予め登録されたコマンドが実行され、そのコ
マンド指令が現場側コントローラに伝送されシーケンス
が動作する。これら可変情報の登録点数も、画面設計段
階で既に明確になっている。
【0033】従って、以上のような画面の性能に影響を
与える因子ないし要因量として、情報の登録点数とテス
ト画面の大・中・小の3段階に分類分けして時間を実測
し、予め指標テーブル21,31に記憶しておく。
【0034】そこで、要因量評価部22または32で
は、ある所要の画面指示とテスト画面の大・中・小の何
れかの指示を受けると、MHI機能情報記憶部1から当
該所要画面に関する固定情報を含み、或いは固定情報を
含まない可変情報の登録点数の総和を計算し、その登録
点数ki (i=1〜5)とテスト画面のサイズとに基づ
いて指標テーブル21,31から性能評価予測値,つま
り画面展開時間またはデータリフレッシュ時間を予測
し、予測値記憶部4に記憶し、必要に応じて表示部に表
示する。その結果、この時間予測値が大きければ、画面
の性能がそれだけ悪いことになるので、画面上それ程重
要性の少い情報などを削除することにより、画面性能の
向上を図ることになる。このような要因量評価部22,
23による性能評価は各画面ごとに行われ、各画面ごと
の予測値を予測記憶部4に記憶する。
【0035】次に、実際の作成画面が性能評価予測値の
通りに動作しているか否かを判断する場合、例えば組み
込みスイッチ10,11をオン状態に設定し、実際に電
源を投入した後に所要の画面を指定してプログラムを実
行し、画面展開時間測定部5,データリフレッシュ時間
測定部6等により画面展開時間,データリフレッシュ時
間を測定し、当該画面の測定結果を実測値記憶部7に記
憶する。
【0036】そして、各時間修正部8,9においてある
画面の時間実測値と予測値記憶部4の該当画面の時間予
測値とを比較し、時間ずれがあれば、その時間実測値と
時間予測値とが一致するように指標テーブル21,31
の内容を修正すれば、指標テーブル21,31の内容で
ある画面情報を評価するための評価基準情報がより正確
になり、今後の時間予測の精度向上に大きく貢献する。
【0037】なお、指標テーブル21,31内容の修正
に関し、予めしきい値を設定し、時間実測値と時間予測
値との差がしきい値を越えたとき、実測時間を指標テー
ブルに記憶する方法でもよい。
【0038】図5は、DIPプロセス設備のためのグラ
フィック画面の一例である。DIPプロセスとは、Dein
ked Pulpの略であり、古紙再生紙を製造するプラントで
ある。このプラントの位置変えの機能は古紙ベール31
から32の位置に移動する様子を表示する場合に用いら
れる。
【0039】従って、以上のような実施例の構成によれ
ば、画面構築のアプリケーションソフトウェア情報の中
から画面展開時間に影響を及ぼす要因量を取り出し、画
面展開時間指標テーブル21から要因量に応じた画面展
開時間を予測するので、画面作成前に画面展開時間を確
実に予測でき、これにより要因量を減少させつつ画面展
開時間の改善を図ることができる。また、画面構築のア
プリケーションソフトウェア情報の中からデータリフレ
ッシュ時間に影響を及ぼす要因量を取り出し、データリ
フレッシュ時間指標テーブル31から要因量に応じたデ
ータリフレッシュ時間を予測するので、画面作成前にデ
ータリフレッシュ時間を確実に予測でき、よって要因量
の減少を試みることによりデータリフレッシュ時間の改
善を図ることができる。
【0040】従って、画面作成前に画面の性能を調べな
がら画面の性能を改善できるので、画面の作成後に画面
の性能悪化により再度画面を作成し直すといった画面作
成作業の煩雑さをなくすことができる。
【0041】さらに、実際に作成された画面の時間を測
定し、この画面の実際の測定時間と当該画面の予測時間
とを比較し、時間ずれがあるとき、その時間ずれを零に
するよう、または時間ずれが所定のしきい値を越えたと
き、時間指標テーブル21,31の時間を修正するの
で、画面性能となる画面展開時間の予測精度の向上を図
ることができる。なお、上記実施例は、MHIの実機上
に適用したが、例えばMHIの機能を構築するためのツ
ール上に適用することもできる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような種々の効果を奏する。請求項1ないし請求項3
の発明においては、予め画面作成前に画面の性能を予測
可能であるので、画面作成段階で画面の性能向上を図る
ことができ、しかも再度画面を作成し直すといった画面
作成の煩雑さを回避できる。
【0043】請求項4および請求項5の発明は、請求項
1ないし請求項3の発明と同様な効果を奏する他、予測
性能と作成後の画面の実際の性能とから予測性能の指標
を修正可能であるので、今後の画面性能の予測精度の向
上に大いに寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるヒューマンインターフェース装
置の一実施例を示す構成図。
【図2】オイルセラー設備のグラフィック画面を示す
図。
【図3】画面展開時間に影響を及ぼす要因量(程度)と
時間との関係を示す指標テーブル図。
【図4】データリフレッシュ時間に影響を及ぼす要因量
(程度)と時間との関係を示す指標テーブル図。
【図5】DIPプロセスのグラフィック画面を示す図。
【符号の説明】
1…MHI機能情報記憶部、2…画面展開時間予測部、
3…データリフレッシュ時間予測部、5…画面展開時間
測定部、6…データリフレッシュ時間測定部、8…画面
展開予測時間修正部、9…データリフレッシュ予測時間
修正部、21…画面展開時間指標テーブル、31…デー
タリフレッシュ時間指標テーブル、22,32…要因量
評価部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め画面展開時間に影響を及ぼす要因量
    と画面展開時間との定量的な関係を記憶する画面展開時
    間指標テーブルと、 各画面ごとに画面構築用アプリケーションソフトウェア
    情報を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される各画面のアプリケーションソ
    フトウェア情報の中から画面展開時間に影響を及ぼす要
    因量を取り出し、この要因量に基づいて前記画面展開時
    間指標テーブルから当該画面の画面展開時間を予測する
    画面展開時間予測手段と、 を備えたことを特徴とするヒューマンインターフェース
    装置。
  2. 【請求項2】 予めデータリフレッシュ時間に影響を及
    ぼす要因量とデータリフレッシュ時間との定量的な関係
    を記憶するデータリフレッシュ時間指標テーブルと、 各画面ごとに画面構築用アプリケーションソフトウェア
    情報を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される各画面のアプリケーションソ
    フトウェア情報の中からデータリフレッシュ時間に影響
    を及ぼす要因量を取り出し、この要因量に基づいて前記
    データリフレッシュ時間指標テーブルから当該画面のデ
    ータリフレッシュ時間を予測するデータリフレッシュ時
    間予測手段と、 を備えたことを特徴とするヒューマンインターフェース
    装置。
  3. 【請求項3】 予め画面展開時間に影響を及ぼす要因量
    と画面展開時間との定量的な関係を記憶する画面展開時
    間指標テーブルと、 予めデータリフレッシュ時間に影響を及ぼす要因量とデ
    ータリフレッシュ時間との定量的な関係を記憶するデー
    タリフレッシュ時間指標テーブルと、 各画面ごとに画面構築用アプリケーションソフトウェア
    情報を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される各画面のアプリケーションソ
    フトウェア情報の中から画面展開時間に影響を及ぼす要
    因量を取り出し、この要因量に基づいて前記画面展開時
    間指標テーブルから当該画面の画面展開時間を予測する
    画面展開時間予測手段と、 前記記憶手段に記憶される各画面のアプリケーションソ
    フトウェア情報の中からデータリフレッシュ時間に影響
    を及ぼす要因量を取り出し、この要因量に基づいて前記
    データリフレッシュ時間指標テーブルから当該画面のデ
    ータリフレッシュ時間を予測するデータリフレッシュ時
    間予測手段と、 を備えたことを特徴とするヒューマンインターフェース
    装置。
  4. 【請求項4】 予め画面展開時間に影響を及ぼす要因量
    と画面展開時間との定量的な関係を記憶する画面展開時
    間指標テーブルと、 各画面ごとに画面構築用アプリケーションソフトウェア
    情報を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される各画面のアプリケーションソ
    フトウェア情報の中から画面展開時間に影響を及ぼす要
    因量を取り出し、この要因量に基づいて前記画面展開時
    間指標テーブルから当該画面の画面展開時間を予測する
    画面展開時間予測手段と、 ある画面の実際の画面展開時間を測定する画面展開時間
    測定手段と、 この画面展開時間測定手段によって測定されるある画面
    の画面展開時間と前記画面展開時間予測手段によって予
    測される当該画面の画面展開時間とを比較し、前記画面
    展開時間指標テーブルの画面展開時間を修正する画面展
    開予測時間修正手段と、 を備えたことを特徴とするヒューマンインターフェース
    装置。
  5. 【請求項5】 予めデータリフレッシュ時間に影響を及
    ぼす要因量とデータリフレッシュ時間との定量的な関係
    を記憶するデータリフレッシュ時間指標テーブルと、 各画面ごとに画面構築用アプリケーションソフトウェア
    情報を記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶される各画面のアプリケーションソ
    フトウェア情報の中からデータリフレッシュ時間に影響
    を及ぼす要因量を取り出し、この要因量に基づいて前記
    データリフレッシュ時間指標テーブルから当該画面のデ
    ータリフレッシュ時間を予測するデータリフレッシュ時
    間予測手段と、 ある画面の実際のデータリフレッシュ時間を測定するデ
    ータリフレッシュ時間測定手段と、 このデータリフレッシュ時間測定手段によって測定され
    るある画面のデータリフレッシュ時間と前記画面展開時
    間予測手段によって予測される当該画面のデータリフレ
    ッシュ時間とを比較し、前記データリフレッシュ時間指
    標テーブルのデータリフレッシュ時間を修正するデータ
    リフレッシュ予測時間修正手段と、 を備えたことを特徴とするヒューマンインターフェース
    装置。
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