JPH082476Y2 - ベローズポンプにおけるモータ駆動支持装置 - Google Patents

ベローズポンプにおけるモータ駆動支持装置

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JPH082476Y2
JPH082476Y2 JP40212190U JP40212190U JPH082476Y2 JP H082476 Y2 JPH082476 Y2 JP H082476Y2 JP 40212190 U JP40212190 U JP 40212190U JP 40212190 U JP40212190 U JP 40212190U JP H082476 Y2 JPH082476 Y2 JP H082476Y2
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JP
Japan
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cam member
motor drive
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motor
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JP40212190U
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JPH0487373U (ja
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正之 加藤
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Iwaki Co Ltd
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Iwaki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、回転運動を往復運動に
変換するように動作するカム部材の動作に伴いベローズ
を伸縮してポンプ給送をなすベローズポンプにおいて、
カム部材を駆動モータにより回転駆動し、その回転駆動
されるカム部材を回転可能に支持するモータ駆動支持装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ベローズポンプは、吸込口及び吐出口を
有するポンプヘッドにベローズの一端部を連接するとと
もに、他端部をカム部材に係合したコンロッドに連結し
ており、フレームに支持した駆動モータによりカム部材
を回転駆動し、回転運動を往復運動に換え、ベローズを
伸縮してポンプ給送をなすようにしている。
【0003】ここで、カム部材を駆動モータにより回転
駆動し、その回転駆動されるカム部材を回転可能に支持
するモータ駆動支持装置としては、駆動モータのモータ
駆動軸をカム部材の一側においてセットビス等を用いて
嵌着し、カム部材を回転駆動可能とするとともに、モー
タだけで回転可能に支持し、すなわち、モータ駆動軸を
モータハウジングに設けた軸受で回転可能に支持したも
の、又は、カム部材に嵌着するモータ駆動軸をカム部材
に貫通し、貫通したその先端部をカム部材の他側におい
てフレームに回転可能に支持したもの、更には、モータ
駆動軸の先端部ばかりでなく基端部も回転可能にフレー
ムに支持したものが、従来、公知である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ベローズポンプにおけるモータ駆動支持装置にあって、
モータだけでカム部材を回転可能に支持したものは、カ
ム部材の軸線方向に対して垂直なベローズの伸縮方向に
沿うベローズの伸縮に伴う荷重、いわゆるオーバハング
荷重が、カム部材を介してモータ駆動軸に掛り、モータ
駆動軸全体に亘ってオーバハング荷重に基づく応力を及
ぼし、特に、モータハウジングに設けたモータ駆動軸の
軸受部位に大きな応力を及ぼし、耐用寿命が短くなる
等、問題があった。
【0005】また、モータ駆動軸の先端部をフレームに
回転可能に支持したものでは、オーバハング荷重に基づ
きモータ駆動軸に及ぶ応力は上記のものに比して減るも
のの、上記問題を解消するには不十分であった。
【0006】更に、モータ駆動軸の先端部ばかりでなく
基端部も回転可能にフレームに支持したものでは、モー
タハウジングに設けたモータ駆動軸の軸受部位に及ぶ応
力が抑制され、その点で、上記問題は改善されている
が、モータ駆動軸を2箇所でフレームに支持する必要が
あるので、製造コストの上昇を招き、また、モータ駆動
軸が長く、カム部材を貫通する構造であるので、各構成
部品の組み付け作業が面倒となる等、問題があった。
【0007】本考案は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その目的は、カム部材の軸線方向に対して
垂直なベローズの伸縮方向に沿うベローズの伸縮に伴う
荷重、すなわちオーバハング荷重がカム部材を介してモ
ータ駆動軸に掛らないようにカム部材を回転可能に支持
でき、その支持も一箇所だけでよく、耐久性を向上し、
製造コストの低減を図り、更に、各構成部品の組み付け
作業を容易かつ迅速になし得るベローズポンプにおける
ベローズ取付構造を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記従来の課題を解決す
るために、本考案においては、フレームに支持した駆動
モータにより回転駆動されて回転運動を往復運動に変換
するように動作するカム部材を備え、該カム部材の動作
に伴いベローズを伸縮してポンプ給送をなすベローズポ
ンプにおいて、前記駆動モータのモータ駆動軸を延出さ
せて前記カム部材の一側において回転駆動可能に係合す
るとともに、基端部を前記フレームに固着したピン軸を
該モータ駆動軸の軸線に沿って突出させて該カム部材の
他側において該カム部材を回転可能に片持ち支持してな
る構成を特徴とするベローズポンプにおけるモータ駆動
支持装置を提案するものである。
【0009】
【作用】上記構成により、本考案に係るベローズポンプ
におけるベローズ取付構造においては、前記駆動モータ
のモータ駆動軸を延出させて前記カム部材の一側におい
て回転駆動可能に係合するとともに、基端部を前記フレ
ームに固着したピン軸を該モータ駆動軸の軸線に沿って
突出させて該カム部材の他側において該カム部材を回転
可能に片持ち支持してなるので、カム部材の軸線方向に
対して垂直なベローズの伸縮方向に沿うベローズの伸縮
に伴う荷重、いわゆるオーバハング荷重については、ピ
ン軸が受け、モータ駆動軸に掛かるオーバハング荷重を
抑制でき、カム部材を回転可能に支持するその支持も一
箇所だけでよく、耐久性を向上し、製造コストの低減を
図り、更に、カム部材の各側にピン軸及びモータ駆動軸
をそれぞれ別個に設けた構造、並びに、モータ駆動軸を
カム部材に固定するためのセットビス等を要しない構造
により各構成部品の組み付け、取り外し作業を容易かつ
迅速になしその作業性を向上し得る。
【0010】
【実施例】以下、本考案に係るベローズポンプにおける
ベローズ取付構造の一実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
【0011】1は、例えば、合成樹脂製のフレームであ
り、その上壁1a面には、吸込口2及び吐出口3を備え
たポンプヘッド4がビス止めされている。
【0012】フレーム1内下部には、左右水平方向に沿
って回転軸線を有するカム部材5が設けられている。こ
のカム部材5は、これにコンロッド6が係合しており、
駆動モータ7によりカム部材5を回転駆動することによ
り、回転運動を往復運動に変換するように動作し、ポン
プヘッド4に開口上端部8を連接するとともに、コンロ
ッド6に閉成下端部9を連結したベローズ10を伸縮
し、吸込口2からベローズ10内に入った流体を吐出口
3から吐出し、ポンプ給送を行なうようになっている。
【0013】11は、ポンプヘッド4にベローズ10の
開口上端部8を連接するための取付部であり、12は、
コンロッド6に閉成下端部9を連結するための取付部で
あり、ベローズ10の軸線まわりの回動により開口上端
部8及び閉成下端部9の各一対の突起13、14が係脱
自在となるように各端部8、9を嵌合させて、ベローズ
10を着脱可能としている。
【0014】駆動モータ7は、フレーム1の右壁1b面
にビス止めされ、そのモータ駆動軸15は、フレーム1
内に延出されている。図2にも示すように、フレーム1
内に延出されたモータ駆動軸15の先端部15aには、
一対のピン突起16が対向して突出され、モータ駆動軸
15の先端部15aと対向するカム部材5の一側には、
ピン突起16を備えた当該先端部15aを挿入できるよ
うに、係合溝17を備えた挿入穴18が形成されてお
り、係合溝17とピン突起16との係合により、カム部
材5に回転力を付与できるように回転駆動可能となって
いる。なお、19は、駆動モータ7用のケーシングであ
る。
【0015】一方、カム部材5の他側においては、モー
タ駆動軸15の軸線Aに沿ってピン軸21が突出され、
フレーム1の前後壁1c間に亘って一体的に形成された
ピン軸保持壁22の肉厚部22aにピン軸21の基端部
21aを、例えば、インサート成型により固着し、先端
部21bを、これに対向するようにカム部材5に形成し
た支持穴23に嵌入し、カム部材5を回転可能に片持ち
支持するようになっている。
【0016】カム部材5は、ピン軸21及びモータ駆動
軸15に対してそれぞれ着脱可能となっており、それら
各構成部品の組み付けに当たっては、例えば、カム部材
5の外周部にコンロッド6を嵌め、続いて、カム部材5
にモータ駆動軸15を挿入するとともにベローズ10を
取り付けるようになっている。
【0017】上記構成により、駆動モータ7のモータ駆
動軸15を延出させてカム部材5の一側において回転駆
動可能に係合するとともに、基端部21aをフレーム1
に固着したピン軸21をモータ駆動軸15の軸線Aに沿
って突出させてカム部材5の他側においてカム部材5を
回転可能に片持ち支持してなるので、カム部材5の回転
軸線方向に対して垂直なベローズ10の伸縮方向に沿う
ベローズ10の伸縮に伴う荷重、いわゆるオーバハング
荷重については、ピン軸21が受け、モータ駆動軸15
に掛かるオーバハング荷重を抑制でき、カム部材5を回
転可能に支持するその支持も一箇所だけでよく、耐久性
を向上し、製造コストの低減を図り得る。
【0018】更に、カム部材5の各側にピン軸21及び
モータ駆動軸15をそれぞれ別個に設けた構造により各
構成部品の組み付け、取り外し作業を容易かつ迅速にな
し得、その作業性を向上し得る。また、モータ駆動軸1
5をカム部材5に固定するためのセットビス等を要しな
い構造により、カム部材5が樹脂製の場合に特に、セッ
トビスで雌ねじを破損するような虞もなく、上記作業性
の向上に寄与し得る。
【0019】ここで、カム部材5の回転力は、その係合
溝17とモータ駆動軸15のピン突起16との係合によ
り伝達され、カム部材5の挿入穴18とモータ駆動軸1
5の先端部15aとは固定状態を要しないので、挿入穴
18及びそれに備えられた係合溝17は、先端部15a
及びこれに備えられたピン突起16に対しそれぞれ余裕
を持って大径に形成でき、例えば、モータ駆動軸15が
ピン軸21と心ずれを生じても、それに起因してオーバ
ハング荷重がモータ駆動軸15に掛ってしまうようなこ
とも解消される。
【0020】以上に実施例を挙げて本考案を説明した
が、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本
考案の要旨を変更しない範囲で種々変更可能である。
【0021】
【考案の効果】以上説明したように、本考案にかかるベ
ローズポンプにおけるベローズ取付構造によれば、前記
駆動モータのモータ駆動軸を延出させて前記カム部材の
一側において回転駆動可能に係合するとともに、基端部
を前記フレームに固着したピン軸を該モータ駆動軸の軸
線に沿って突出させて該カム部材の他側において該カム
部材を回転可能に片持ち支持してなるので、カム部材の
軸線方向に対して垂直なベローズの伸縮方向に沿うベロ
ーズの伸縮に伴う荷重、いわゆるオーバハング荷重につ
いては、ピン軸が受け、モータ駆動軸に掛かるオーバハ
ング荷重を抑制でき、カム部材を回転可能に支持するそ
の支持も一箇所だけでよく、耐久性を向上し、製造コス
トの低減を図り、更に、カム部材の各側にピン軸及びモ
ータ駆動軸をそれぞれ別個に設けた構造、並びに、モー
タ駆動軸をカム部材に固定するためのセットビス等を要
しない構造により各構成部品の組み付け、取り外し作業
を容易かつ迅速になしその作業性を向上し得る等、種々
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案にかかるベローズポンプにおけるベロー
ズ取付構造の一実施例を示す正面要部縦断面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【符号の説明】
1 フレーム 5 カム部材 7 駆動モータ 10 ベローズ 15 モータ駆動軸 16 ピン突起 17 係合溝 21 ピン軸 21a ピン軸の他端部 A モータ駆動軸の軸線

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フレームに支持した駆動モータにより回転
    駆動されて回転運動を往復運動に変換するように動作す
    るカム部材を備え、該カム部材の動作に伴いベローズを
    伸縮してポンプ給送をなすベローズポンプにおいて、前
    記駆動モータのモータ駆動軸を延伸させて前記カム部材
    の一側において回転駆動可能に係合するとともに、基端
    部を前記フレームに固着したピン軸を該モータ駆動軸の
    軸線に沿って突出させて該カム部材の他側において該カ
    ム部材を回転可能に片持ち支持してなることを特徴とす
    るベローズポンプにおけるモータ駆動支持装置。
JP40212190U 1990-12-07 1990-12-07 ベローズポンプにおけるモータ駆動支持装置 Expired - Lifetime JPH082476Y2 (ja)

Priority Applications (4)

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JP40212190U JPH082476Y2 (ja) 1990-12-07 1990-12-07 ベローズポンプにおけるモータ駆動支持装置
US07/802,037 US5165866A (en) 1990-12-07 1991-12-03 Bellows pump
EP91120877A EP0494375B1 (en) 1990-12-07 1991-12-05 Bellows pump
DE69107997T DE69107997D1 (de) 1990-12-07 1991-12-05 Balgpumpe.

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JPH0487373U JPH0487373U (ja) 1992-07-29
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