JPH08247673A - 蓄熱装置 - Google Patents

蓄熱装置

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Publication number
JPH08247673A
JPH08247673A JP7054332A JP5433295A JPH08247673A JP H08247673 A JPH08247673 A JP H08247673A JP 7054332 A JP7054332 A JP 7054332A JP 5433295 A JP5433295 A JP 5433295A JP H08247673 A JPH08247673 A JP H08247673A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
heat storage
exchange surface
freezing
melting
Prior art date
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Pending
Application number
JP7054332A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaaki Tanaka
正昭 田中
Takeshi Shimizu
武 清水
Akira Hyodo
明 兵頭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Refrigeration Co filed Critical Matsushita Refrigeration Co
Priority to JP7054332A priority Critical patent/JPH08247673A/ja
Publication of JPH08247673A publication Critical patent/JPH08247673A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14Thermal energy storage

Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓄熱装置に関して、熱交換する流体の排出側
の蓄熱器の融解の効率を向上させる。 【構成】 内部に蓄熱材を充填し、片面は平面である凍
結用熱交換面20と裏面は流体が流れる凹凸面を有する
融解用熱交換面21とからなる蓄熱器15で、前記流体
の吸入側22の蓄熱器15の一部が延長した凍結、融解
により変動するダンパー部23をもち、ダンパー部23
は凍結用熱交換面20が融解用熱交換面21よりも蓄熱
器15の容器肉厚が薄く、蓄熱器15の融解用熱交換面
21の凸部を突き合わせて凍結用熱交換面20と平面で
接触する冷却装置17を備えた蓄熱ユニット16を積層
した構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷熱を蓄える蓄熱材を使
用して冷蔵または冷房を行う蓄熱装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵または冷房に用いられる蓄熱
装置が特開平1−219466号公報に示されるごとく
考えられている。
【0003】以下、図面を参照しながら上述した従来の
蓄熱装置の一例について説明する。図4及び図5におい
て、U字状断面をもつ熱交換器チューブ1の各偏平チュ
ーブ間に蓄熱材を充填した蓄熱容器2、3及びこれらの
蓄熱容器2と3を仕切る2枚の波形プレート4、5が挿
入され、波形プレート4、5が熱交換器チューブ1にろ
う付または図示しない固定用金具等の固定手段により固
定されている。このように構成される複数の蓄熱容器
2、3が積層された蓄熱装置6は、ハウジング7内に収
納されている。ハウジング7にはフィルタ8が取り付け
られる空気取入口9が形成され、蓄熱装置6の下流側に
は送風ファン10が設けられ、さらに下流側には空気排
出口11が形成されている。
【0004】本構成において、熱交換器チューブ1に冷
媒を流して蓄熱材を凍結させ、フィルタ8からハウジン
グ7内に取り入れられた空気は、蓄熱装置6の周囲両端
に形成される空気通路12と13を通って送風ファン1
0を経て空気排出口11から外部に排出される。このと
き空気取入口9からハウジング7内に入った空気は、蓄
熱材2、3により熱を奪われて、冷却された空気となっ
て送風ファン10により空気排出口11から排出され、
その排出された低温空気を利用する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、空気取入口9側の蓄熱材から融解し、空
気排出口11側の蓄熱材は融解が遅れるため、空気排出
口11側の蓄熱材の融解の効率が悪い。
【0006】本発明は上記課題に鑑み、蓄熱装置内の蓄
熱材を封入した蓄熱器の排出側の融解の効率を向上する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明は、内部に蓄熱材を充填し、片面は平面である凍
結用熱交換面と裏面は流体が通過する凹凸面を有する融
解用熱交換面とからなる蓄熱器で、前記流体の吸入側は
蓄熱器の一部が延長した凍結、融解により変動するダン
パー部をもち、前記ダンパー部は凍結用熱交換面が融解
用熱交換面よりも蓄熱器の容器肉厚が薄く、前記蓄熱器
の融解用熱交換面の凸部を突き合わせて凍結用熱交換面
と平面で接触する冷却装置を備えた蓄熱ユニットを積層
させた。
【0008】
【作用】本発明の蓄熱装置は、流体の吸入側は蓄熱器の
一部が延長した凍結、融解により変動するダンパー部を
もち、前記ダンパー部は凍結用熱交換面が融解用熱交換
面よりも蓄熱器の容器の肉厚が薄いことから、蓄熱材が
膨張する蓄熱器の凍結時は肉厚の厚い融解用熱交換面に
比べ肉厚の薄い凍結用熱交換面が凍結による膨張が大き
いので蓄熱器の流体の吸入側のダンパー部の湾曲は大き
くなり、その後の融解過程では吸入側の蓄熱器が融解す
るに従い湾曲は小さくなり通風抵抗が減少するため、流
体の吸入側の蓄熱器が融解するつれて通風抵抗が小さく
なり流量が増加して排出側の蓄熱器の熱交換を促進して
融解の効率が向上する。
【0009】
【実施例】以下、本発明による蓄熱装置の1実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。
【0010】図1は本発明の1実施例における蓄熱装置
の融解開始初期の縦断面図、図2は同実施例の完全融解
時の縦断面図である。
【0011】図1及び図2にて、14は蓄熱装置、15
は蓄熱器、16は蓄熱器ユニット、17は冷却装置、1
8は熱交換器冷媒管、19は断熱箱である。
【0012】蓄熱装置14は、蓄熱器15と冷却装置1
7とからなる蓄熱ユニット16積層した蓄熱ユニット1
6の周囲を断熱材で包囲した断熱箱19で構成されてい
る。
【0013】蓄熱器15は図3に示すように、内部に潜
熱型の蓄熱材20が充填され、片面が平面である凍結用
熱交換面21と凍結用熱交換面21の裏面の凹凸面であ
る融解用熱交換面22からなり、流体の吸入側23の一
部が延長したダンパー部24を備えている。
【0014】ダンパー部24は、凍結用熱交換面21の
肉厚は融解用熱交換面22の肉厚より薄い。
【0015】蓄熱器ユニット16は蓄熱器15の融解用
熱交換面22の凸部を突き合わせ、冷却装置17と平面
で接触している。
【0016】断熱箱19は熱交換流体の吸入口25と流
体の排出口26を有し、流体輸送用の送風ファン27が
流体排出口26に設けられている。
【0017】以上のように構成された蓄熱装置につい
て、以下その動作を説明する。蓄熱器15は、冷媒を熱
交換器冷媒管18に流し、冷却装置17から蓄熱器15
の凍結用熱交換面21へ平面にて熱交換して凍結させ
る。その後、送風ファン27を運転して吸入口25から
流体を取り込み蓄熱器15の融解用熱交換面22の凹凸
面にて流体との熱交換を行い排出口26より吐出し、蓄
熱器を融解する。
【0018】蓄熱器15の凍結直後の融解開始時は図1
に示すように、蓄熱器15の内部に充填された蓄熱材2
0の凍結の膨張により、ダンパー部24は凍結用熱交換
面21が融解用熱交換面22よりも蓄熱器15の容器の
肉厚が薄いことから、肉厚の厚い融解用熱交換面22に
比べ肉厚の薄い凍結用熱交換面21が凍結による膨張が
大きいので蓄熱器15の流体の吸入側23のダンパー部
24の湾曲は大となり、その後、吸入側23の蓄熱器1
5が融解するに従い湾曲は小さくなり通風抵抗が減少し
て吸入側23の蓄熱材20が完全融解すると図2に示す
ように湾曲は元に戻る。このように、蓄熱器15の融解
過程では流体の吸入側23の蓄熱器15が融解するつれ
て湾曲による通風抵抗が小さくなり流量が増加して排出
側の蓄熱器15の熱交換を促進する。
【0019】以上のように本実施例の蓄熱装置は、内部
に蓄熱材20を充填し、片面は平面である凍結用熱交換
面21と裏面は流体が通過する凹凸面を有する融解用熱
交換面22とからなる蓄熱器15で、前記流体の吸入側
23の蓄熱器15の一部が延長した凍結、融解により変
動するダンパー部24をもち、ダンパー部24は凍結用
熱交換面21が融解用熱交換面22よりも蓄熱器15の
容器肉厚が薄く、蓄熱器15の融解用熱交換面22の凸
部を突き合わせて凍結用熱交換面21と平面で接触する
冷却装置17を備えた蓄熱ユニット16を積層した構成
となっているので、流体の排出側の蓄熱器の融解の効率
が向上する。
【0020】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、内部に蓄
熱材を充填し、片面は平面である凍結用熱交換面と裏面
は流体が通過する凹凸面を有する融解用熱交換面とから
なる蓄熱器で、前記流体の吸入側の蓄熱器の一部が延長
した凍結、融解により変動するダンパー部をもち、前記
ダンパー部は凍結用熱交換面が融解用熱交換面よりも蓄
熱器の容器肉厚が薄く、前記蓄熱器の融解用熱交換面の
凸部を突き合わせて凍結用熱交換面と平面で接触する冷
却装置を備えた蓄熱ユニットを積層させたので、蓄熱材
が膨張する蓄熱器の凍結時は肉厚の厚い融解用熱交換面
に比べ肉厚の薄い凍結用熱交換面が凍結による膨張が大
きいため蓄熱器の流体の吸入側のダンパー部の湾曲は大
きくなり、その後の融解過程では吸入側の蓄熱器が融解
するに従い湾曲は小さくなり通風抵抗が減少するため、
流体の吸入側の蓄熱器が融解するつれて通風抵抗が小さ
くなり流量が増加して排出側の蓄熱器の熱交換を促進し
て融解の効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による蓄熱装置の第1の実施例の蓄熱器
の融解開始初期の縦断面図
【図2】同実施例の蓄熱器の完全融解時の縦断面図
【図3】同実施例の蓄熱器の縦断面図
【図4】従来の蓄熱装置の縦断面図
【図5】同従来例の図4中のA−A’線に沿う蓄熱装置
の縦断面図
【符号の説明】
14 蓄熱装置 15 蓄熱器 16 蓄熱器ユニット 17 冷却装置 20 蓄熱材 21 凍結用熱交換面 22 融解用熱交換面 23 吸入側 24 ダンパー部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に蓄熱材を充填し、片面は平面であ
    る凍結用熱交換面と裏面は流体が通過する凹凸面を有す
    る融解用熱交換面とからなる蓄熱器で、前記流体の吸入
    側の蓄熱器の一部が延長した凍結、融解により変動する
    ダンパー部をもち、前記ダンパー部は凍結用熱交換面が
    融解用熱交換面よりも蓄熱器の容器肉厚が薄く、前記蓄
    熱器の融解用熱交換面の凸部を突き合わせて凍結用熱交
    換面と平面で接触する冷却装置を備えた蓄熱ユニットを
    積層させた蓄熱装置。
JP7054332A 1995-03-14 1995-03-14 蓄熱装置 Pending JPH08247673A (ja)

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JP7054332A JPH08247673A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 蓄熱装置

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JP7054332A JPH08247673A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 蓄熱装置

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JPH08247673A true JPH08247673A (ja) 1996-09-27

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ID=12967651

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JP7054332A Pending JPH08247673A (ja) 1995-03-14 1995-03-14 蓄熱装置

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