JPH0824716B2 - レスピレータ装置における使用のための容量性圧力変換器 - Google Patents
レスピレータ装置における使用のための容量性圧力変換器Info
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- JPH0824716B2 JPH0824716B2 JP4096255A JP9625592A JPH0824716B2 JP H0824716 B2 JPH0824716 B2 JP H0824716B2 JP 4096255 A JP4096255 A JP 4096255A JP 9625592 A JP9625592 A JP 9625592A JP H0824716 B2 JPH0824716 B2 JP H0824716B2
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- G01L—MEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
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- A61M—DEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
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Description
【０００１】
【０００２】
【１．発明の分野】この発明は、容量性圧力変換器に関
し、特に、患者の吸息の呼吸サイクルに応答して患者へ
の酸素のようなガスの供給を制御するための電気制御信
号を供給するレスピレータ装置における使用のための容
量性圧力変換器に関するものである。
し、特に、患者の吸息の呼吸サイクルに応答して患者へ
の酸素のようなガスの供給を制御するための電気制御信
号を供給するレスピレータ装置における使用のための容
量性圧力変換器に関するものである。
【０００３】
【２．関連技術の説明】患者の呼吸サイクルに応答し、
かつそのような呼吸サイクルに応答して酸素を供給する
呼吸の装置は、先行技術において開発されている。その
ような装置においては、呼吸サイクルは一般的にはその
ような呼吸に従って電気出力を与える圧力変換器により
感知される。そのような装置は、ティエプ（Ｔｉｅｐ）
氏らへ１９８６年９月２３日に発行された特許第４，６
１２，９２８号に述べられている。他のそのような装置
は、ティエプ氏の特許において引用されている種々の引
用例に述べられている。そのような先行技術の装置にお
いて用いられる圧力変換器は、一般的に患者の吸息およ
び呼息の双方に応答して動作する。酸素は患者の吸息の
要求に従ってのみ供給されるべきなので、呼息入力は本
質に無関係であり、かつそれは酸素の供給を成し遂げる
ための制御信号の正確さを減少させる傾向があることが
分かっている。これは、容量性変換器の場合においてと
くに著しく、それは変換器の容量性プレートの一方を形
成するダイヤフラムが呼吸サイクルの呼息に応答してそ
れの中立の位置から離れて駆動され、遅くにそのような
位置に戻り、そのためそれがシステムにより吸息として
見られるからである。
かつそのような呼吸サイクルに応答して酸素を供給する
呼吸の装置は、先行技術において開発されている。その
ような装置においては、呼吸サイクルは一般的にはその
ような呼吸に従って電気出力を与える圧力変換器により
感知される。そのような装置は、ティエプ（Ｔｉｅｐ）
氏らへ１９８６年９月２３日に発行された特許第４，６
１２，９２８号に述べられている。他のそのような装置
は、ティエプ氏の特許において引用されている種々の引
用例に述べられている。そのような先行技術の装置にお
いて用いられる圧力変換器は、一般的に患者の吸息およ
び呼息の双方に応答して動作する。酸素は患者の吸息の
要求に従ってのみ供給されるべきなので、呼息入力は本
質に無関係であり、かつそれは酸素の供給を成し遂げる
ための制御信号の正確さを減少させる傾向があることが
分かっている。これは、容量性変換器の場合においてと
くに著しく、それは変換器の容量性プレートの一方を形
成するダイヤフラムが呼吸サイクルの呼息に応答してそ
れの中立の位置から離れて駆動され、遅くにそのような
位置に戻り、そのためそれがシステムにより吸息として
見られるからである。
【０００４】
【発明の簡単な概要】この発明の変換器は、電気出力が
患者の吸息サイクルに応答してのみ与えられる構造を用
いることにより、先行技術の上述の欠点を克服する。そ
のような構造は、第１および第２の基板部材の間にサン
ドイッチ状にされた導電性のダイヤフラムを含む。第１
の基板部材は、その上に金属プレートを有し、それはコ
ンデンサのプレートの一方を形成し、コンデンサプレー
トの他方は、ダイヤフラムにより形成される。中央の部
分に開口部を有するスペーサ基板がダイヤフラムおよび
第１の基板部材の間に、ダイヤフラムが第１の基板部材
の方へかつ第１の基板部材から離れてそのような開口部
において軸方向に自由に動くように置かれる。第２の基
板部材に向かい合ったダイヤフラムの表面は、それの中
央の部分を含む全体のダイヤフラムが第２の基板部材に
対して平らである状態でそこに対して同一平面に装着さ
れる。変換器の種々の要素は、その間に置かれる接着層
によって平らな一体化されたユニットに一緒に保持さ
れ、可撓性のダイヤフラムは、そのような接着層により
それの中立の位置に平らに保持される。
患者の吸息サイクルに応答してのみ与えられる構造を用
いることにより、先行技術の上述の欠点を克服する。そ
のような構造は、第１および第２の基板部材の間にサン
ドイッチ状にされた導電性のダイヤフラムを含む。第１
の基板部材は、その上に金属プレートを有し、それはコ
ンデンサのプレートの一方を形成し、コンデンサプレー
トの他方は、ダイヤフラムにより形成される。中央の部
分に開口部を有するスペーサ基板がダイヤフラムおよび
第１の基板部材の間に、ダイヤフラムが第１の基板部材
の方へかつ第１の基板部材から離れてそのような開口部
において軸方向に自由に動くように置かれる。第２の基
板部材に向かい合ったダイヤフラムの表面は、それの中
央の部分を含む全体のダイヤフラムが第２の基板部材に
対して平らである状態でそこに対して同一平面に装着さ
れる。変換器の種々の要素は、その間に置かれる接着層
によって平らな一体化されたユニットに一緒に保持さ
れ、可撓性のダイヤフラムは、そのような接着層により
それの中立の位置に平らに保持される。
【０００５】呼吸の圧力信号を受取るために、第１の基
板部材を介して入口が設けられる。ダイヤフラムは、呼
吸の吸息サイクルに応答して第１の基板部材の金属プレ
ートの方へ引かれる。しかしながら、ダイヤフラムは、
呼気圧力入力の間、第２の基板部材によりそのようなプ
レートから離れる運動に対しては抑制される。第２の金
属プレートが第１の基板部材上に形成され、それは第１
のプレートから電気的に絶縁され、かつダイヤフラムの
動かない部分とともに固定されたコンデンサを形成し、
したがってダイヤフラムに有効に電気的接続を与える。
板部材を介して入口が設けられる。ダイヤフラムは、呼
吸の吸息サイクルに応答して第１の基板部材の金属プレ
ートの方へ引かれる。しかしながら、ダイヤフラムは、
呼気圧力入力の間、第２の基板部材によりそのようなプ
レートから離れる運動に対しては抑制される。第２の金
属プレートが第１の基板部材上に形成され、それは第１
のプレートから電気的に絶縁され、かつダイヤフラムの
動かない部分とともに固定されたコンデンサを形成し、
したがってダイヤフラムに有効に電気的接続を与える。
【０００６】変換器により形成されたコンデンサは、振
動電圧と直列に電気回路において接続され、患者の呼吸
の吸息サイクルにより誘導される圧力の変化に応答した
キャパシタンスおよび容量性リアクタンスの変化に照ら
しそのような電圧の振幅が吸息呼吸サイクルに従って変
動される（変調される）。
動電圧と直列に電気回路において接続され、患者の呼吸
の吸息サイクルにより誘導される圧力の変化に応答した
キャパシタンスおよび容量性リアクタンスの変化に照ら
しそのような電圧の振幅が吸息呼吸サイクルに従って変
動される（変調される）。
【０００７】したがって、この発明の目的は、レスピレ
ータシステムにおける使用のためのより正確な圧力変換
器を提供することである。
ータシステムにおける使用のためのより正確な圧力変換
器を提供することである。
【０００８】この発明の他の目的は、吸息呼吸サイクル
のみに応答するレスピレータシステムにおける使用のた
めの容量性圧力変換器を提供することである。
のみに応答するレスピレータシステムにおける使用のた
めの容量性圧力変換器を提供することである。
【０００９】この発明の他の目的は、添付の図面と関連
して以下の説明から明らかになるであろう。
して以下の説明から明らかになるであろう。
【００１０】
【詳細な説明】さて、図１（Ａ）ないし（Ｃ）を参照す
ると、この発明の動作を例示する波形が示される。図１
（Ａ）は、患者の呼吸に応答した圧力変換器への圧力入
力を示す。分かるように、圧力における変動は、負圧
（吸引）を生ずる呼吸サイクルの吸息部分および正圧を
生ずる呼吸サイクルの呼息部分とほぼシヌソイドであ
る。
ると、この発明の動作を例示する波形が示される。図１
（Ａ）は、患者の呼吸に応答した圧力変換器への圧力入
力を示す。分かるように、圧力における変動は、負圧
（吸引）を生ずる呼吸サイクルの吸息部分および正圧を
生ずる呼吸サイクルの呼息部分とほぼシヌソイドであ
る。
【００１１】次に図１（Ｂ）を参照すると、先行技術の
圧力変換器における図１（Ａ）に示された呼吸サイクル
に応答して生じるキャパシタンスにおける変動が示され
る。変換器出力のキャパシタンスは吸息に応答して増加
し、かつ呼息に応答して減少することが分かる。この先
行技術の変換器は、呼吸サイクルに応答する導電性のダ
イヤフラムを用い、それは吸息の間固定された導電性の
プレートにより近く引かれ、かつ呼息の間この固定され
たプレートから離れて駆動される。ダイヤフラムおよび
そのプレートはコンデンサのプレートを形成する。
圧力変換器における図１（Ａ）に示された呼吸サイクル
に応答して生じるキャパシタンスにおける変動が示され
る。変換器出力のキャパシタンスは吸息に応答して増加
し、かつ呼息に応答して減少することが分かる。この先
行技術の変換器は、呼吸サイクルに応答する導電性のダ
イヤフラムを用い、それは吸息の間固定された導電性の
プレートにより近く引かれ、かつ呼息の間この固定され
たプレートから離れて駆動される。ダイヤフラムおよび
そのプレートはコンデンサのプレートを形成する。
【００１２】次に図１（Ｃ）を参照すると、この発明の
動作が例示される。この発明の装置は、吸息サイクルの
みに応答し、呼息サイクルには応答しない。したがっ
て、キャパシタンスにおける増加および容量性リアクタ
ンスの低下を患者の吸息に応答してのみ反映する変換器
出力がある。上に指摘されたように、これは患者への酸
素（または他のガス）のずっとより望ましい供給を与え
ることを可能にする。
動作が例示される。この発明の装置は、吸息サイクルの
みに応答し、呼息サイクルには応答しない。したがっ
て、キャパシタンスにおける増加および容量性リアクタ
ンスの低下を患者の吸息に応答してのみ反映する変換器
出力がある。上に指摘されたように、これは患者への酸
素（または他のガス）のずっとより望ましい供給を与え
ることを可能にする。
【００１３】次に図２、図３（Ａ）および図３（Ｂ）を
参照すると、この発明の好ましい実施例が示される。電
気的絶縁性材料のものである頂部基板１１は、それの下
面の中央に形成された金属ディスク１１ａを有し、これ
は、典型的には基板１１のために銅覆印刷回路板を用
い、かつディスク部分以外すべてをエッチング除去する
ことにより達成される。ダイヤフラムの頂部を周囲の圧
力に維持するために、通風孔１１ｂが基板１１およびデ
ィスク１１ａを介して形成される。接着層１２が基板１
１の下表面およびダイヤフラム１４の間に置かれる。層
１２は、開口１８ａと同一の直径を有する中央の円形の
開口を有する。この層１２はミネソタ・マイニング・ア
ンド・マニュファクチャリング・コーポレイション（Ｍ
ｉｎｎｅｓｏｔａ Ｍｉｎｉｎｇ ａｎｄ Ｍａｎｕｆ
ａｃｔｕｒｉｎｇ ｃｏｒｐ．）から入手可能の第９４
９１の接着層から形成されてもよい。接着層１２は、デ
ィスク１１ａと同一の厚さ（典型的には、０．５０８ｍ
ｍ（００２インチ）のオーダのもの）を有する。接着層
１２は、したがってスペーサとして作用するとともに、
ダイヤフラム１４を基板１１に接合させるための接着材
としても作用する。
参照すると、この発明の好ましい実施例が示される。電
気的絶縁性材料のものである頂部基板１１は、それの下
面の中央に形成された金属ディスク１１ａを有し、これ
は、典型的には基板１１のために銅覆印刷回路板を用
い、かつディスク部分以外すべてをエッチング除去する
ことにより達成される。ダイヤフラムの頂部を周囲の圧
力に維持するために、通風孔１１ｂが基板１１およびデ
ィスク１１ａを介して形成される。接着層１２が基板１
１の下表面およびダイヤフラム１４の間に置かれる。層
１２は、開口１８ａと同一の直径を有する中央の円形の
開口を有する。この層１２はミネソタ・マイニング・ア
ンド・マニュファクチャリング・コーポレイション（Ｍ
ｉｎｎｅｓｏｔａ Ｍｉｎｉｎｇ ａｎｄ Ｍａｎｕｆ
ａｃｔｕｒｉｎｇ ｃｏｒｐ．）から入手可能の第９４
９１の接着層から形成されてもよい。接着層１２は、デ
ィスク１１ａと同一の厚さ（典型的には、０．５０８ｍ
ｍ（００２インチ）のオーダのもの）を有する。接着層
１２は、したがってスペーサとして作用するとともに、
ダイヤフラム１４を基板１１に接合させるための接着材
としても作用する。
【００１４】スペーサ部材１７は、それの中央に形成さ
れた開口１７ａを有し、それはディスク１１ａの直径と
ほぼ同一の直径（典型的には２．７９４ｃｍ（１．１イ
ンチ））である。ポリカーボネイトプラスチックのよう
な電気的絶縁性材料から作られるスペーサ部材１７は、
典型的には約０．０１インチ（０．２５４ｍｍ）の厚さ
を有する。スペーサ部材１７は、接着層１８によってダ
イヤフラム１４の下側に接着される。接着層１８は接着
層１２と同一の材料および厚さのものであってよい。接
着層１８は、それの中央の部分に形成された円形の開口
１８ａを有し、それは、スペーサ１７の開口１７ａと噛
合う。ダイヤフラム１４は、向い合う接着層の間に、そ
れがその間に平らに横たわることを確実にするように、
注意深く設置される。ダイヤフラムは、典型的には約
０．０００５インチ（０．０１２７ｍｍ）の厚さを有す
る、ポリカーボネイトのような非導電性プラスチック材
料のものである。頂部基板１１に面するダイヤフラムの
頂部表面は、変換器のコンデンサのプレートの一方を与
えるように、ニッケルのような材料で金属化される。
れた開口１７ａを有し、それはディスク１１ａの直径と
ほぼ同一の直径（典型的には２．７９４ｃｍ（１．１イ
ンチ））である。ポリカーボネイトプラスチックのよう
な電気的絶縁性材料から作られるスペーサ部材１７は、
典型的には約０．０１インチ（０．２５４ｍｍ）の厚さ
を有する。スペーサ部材１７は、接着層１８によってダ
イヤフラム１４の下側に接着される。接着層１８は接着
層１２と同一の材料および厚さのものであってよい。接
着層１８は、それの中央の部分に形成された円形の開口
１８ａを有し、それは、スペーサ１７の開口１７ａと噛
合う。ダイヤフラム１４は、向い合う接着層の間に、そ
れがその間に平らに横たわることを確実にするように、
注意深く設置される。ダイヤフラムは、典型的には約
０．０００５インチ（０．０１２７ｍｍ）の厚さを有す
る、ポリカーボネイトのような非導電性プラスチック材
料のものである。頂部基板１１に面するダイヤフラムの
頂部表面は、変換器のコンデンサのプレートの一方を与
えるように、ニッケルのような材料で金属化される。
【００１５】底部基板１９は、頂部基板１１と同様の印
刷回路板である。この基板の銅覆は、中央ディスク１９
ａおよび外側のプレート１９ｂをそれらの間の円形の空
間１９ｃとともに形成するようにエッチングされる。基
板１９およびディスク１９ａを介して通る開口２０が設
けられ、かつ患者の呼吸圧力を受取るための圧力入口管
２５がこの開口に設置される。電気コネクタ２１が基板
１９に取付けられ、このコネクタは、一対の電気リード
２１ａおよび２１ｂを有し、それらはそれぞれディスク
１９ａおよび外側のプレート１９ｂに接続される。基板
１９は、接着層１２および１８と同様であり、かつそれ
の中央部分に円形の開口が形成された接着層２２によっ
てスペーサ１７に接着される。
刷回路板である。この基板の銅覆は、中央ディスク１９
ａおよび外側のプレート１９ｂをそれらの間の円形の空
間１９ｃとともに形成するようにエッチングされる。基
板１９およびディスク１９ａを介して通る開口２０が設
けられ、かつ患者の呼吸圧力を受取るための圧力入口管
２５がこの開口に設置される。電気コネクタ２１が基板
１９に取付けられ、このコネクタは、一対の電気リード
２１ａおよび２１ｂを有し、それらはそれぞれディスク
１９ａおよび外側のプレート１９ｂに接続される。基板
１９は、接着層１２および１８と同様であり、かつそれ
の中央部分に円形の開口が形成された接着層２２によっ
てスペーサ１７に接着される。
【００１６】好ましい実施例においてはこの発明の装置
は接着層によって一緒に接合された平らな基板を利用し
たが、その装置はまたねじ、リベットまたは他の締付け
手段により一緒に接合された電気的絶縁性材料のシート
を使用して製造することもできることが注目されるべき
である。
は接着層によって一緒に接合された平らな基板を利用し
たが、その装置はまたねじ、リベットまたは他の締付け
手段により一緒に接合された電気的絶縁性材料のシート
を使用して製造することもできることが注目されるべき
である。
【００１７】次に図４および５を参照すると、この発明
の変換器の出力から制御信号を発生するための電気回路
が、そのような回路において発生される波形と一緒に示
される。
の変換器の出力から制御信号を発生するための電気回路
が、そのような回路において発生される波形と一緒に示
される。
【００１８】方形波発生器であってよくかつ典型的には
２００ないし６００キロヘルツの周波数を有する搬送波
発生器３０の出力が、変換器のプレート１９ｂに送られ
る。プレート１９ｂとダイヤフラム１４の向い合う部分
との間に固定キャパシタンスが現れる。このキャパシタ
ンスは、方形波発生器の出力をダイヤフラムに結合す
る。ディスク１９ａとダイヤフラムの向い合う中央部分
との間に可変コンデンサが形成される。ダイヤフラムの
中央部分は、スペーサ１７に形成された空隙１７ａにお
いてディスク１９ａの方へ自由に動く。ダイヤフラム
は、金属ディスク１１ａおよび接着層１２の向い合う部
分により、それの中央の位置からプレート１１の方へ動
くことを妨げられる。したがって、ダイヤフラムは、吸
息の間に誘導されるような吸引圧力に応答してのみ動く
ことができ、かつ呼息誘導された圧力に応答してそれの
中立の位置から離れて動くことを妨げられる。
２００ないし６００キロヘルツの周波数を有する搬送波
発生器３０の出力が、変換器のプレート１９ｂに送られ
る。プレート１９ｂとダイヤフラム１４の向い合う部分
との間に固定キャパシタンスが現れる。このキャパシタ
ンスは、方形波発生器の出力をダイヤフラムに結合す
る。ディスク１９ａとダイヤフラムの向い合う中央部分
との間に可変コンデンサが形成される。ダイヤフラムの
中央部分は、スペーサ１７に形成された空隙１７ａにお
いてディスク１９ａの方へ自由に動く。ダイヤフラム
は、金属ディスク１１ａおよび接着層１２の向い合う部
分により、それの中央の位置からプレート１１の方へ動
くことを妨げられる。したがって、ダイヤフラムは、吸
息の間に誘導されるような吸引圧力に応答してのみ動く
ことができ、かつ呼息誘導された圧力に応答してそれの
中立の位置から離れて動くことを妨げられる。
【００１９】図５（Ａ）は、ダイヤフラムとディスク１
９ａの間に形成されたコンデンサのキャパシタンスを変
動させるような変換器への圧力入力がない状態で、発生
器３０により発生される方形波信号を概略的に例示す
る。図５（Ｂ）は、呼吸吸息誘導入力圧力に応答した可
変コンデンサのキャパシタンスにおける変動による方形
波信号の振幅における変調または変動を概略的に例示す
る。図５（Ｄ）に示されるような個々の方形波は、図５
（Ｅ）に示されるような鋭いパルスを形成するように微
分される。この微分は、固定および可変コンデンサなら
びに抵抗器３２により形成された微分器により成し遂げ
られる。この微分された信号は、それの負進行部分をダ
イオード３１によりカットオフされ、かつこの信号は、
抵抗器３３およびコンデンサ３５により形成される積分
回路において積分されて図５（Ｃ）に示されるように変
動するＤＣ出力「Ｃ」を与える。
９ａの間に形成されたコンデンサのキャパシタンスを変
動させるような変換器への圧力入力がない状態で、発生
器３０により発生される方形波信号を概略的に例示す
る。図５（Ｂ）は、呼吸吸息誘導入力圧力に応答した可
変コンデンサのキャパシタンスにおける変動による方形
波信号の振幅における変調または変動を概略的に例示す
る。図５（Ｄ）に示されるような個々の方形波は、図５
（Ｅ）に示されるような鋭いパルスを形成するように微
分される。この微分は、固定および可変コンデンサなら
びに抵抗器３２により形成された微分器により成し遂げ
られる。この微分された信号は、それの負進行部分をダ
イオード３１によりカットオフされ、かつこの信号は、
抵抗器３３およびコンデンサ３５により形成される積分
回路において積分されて図５（Ｃ）に示されるように変
動するＤＣ出力「Ｃ」を与える。
【００２０】この態様において、ＤＣ出力信号が発生さ
れ、それは呼吸サイクルの吸息部分のみに従い、呼息に
応答した出力を有さない。
れ、それは呼吸サイクルの吸息部分のみに従い、呼息に
応答した出力を有さない。
【００２１】この発明が詳細に述べられかつ例示されて
きたが、これは例示および例のためのみに意図され、制
限のために理解されるべきではなく、この発明の範囲は
特許請求の範囲の表現によってのみ制限されることが明
らかに理解されるべきである。
きたが、これは例示および例のためのみに意図され、制
限のために理解されるべきではなく、この発明の範囲は
特許請求の範囲の表現によってのみ制限されることが明
らかに理解されるべきである。
【図１】（Ａ）は、呼吸により発生される呼吸の圧力入
力のグラフの例示である。 （Ｂ）は、先行技術の変換器の動作のグラフの例示であ
る。 （Ｃ）は、この発明の変換器の動作のグラフの例示であ
る。
力のグラフの例示である。 （Ｂ）は、先行技術の変換器の動作のグラフの例示であ
る。 （Ｃ）は、この発明の変換器の動作のグラフの例示であ
る。
【図２】この発明の好ましい実施例の展開斜視図であ
る。
る。
【図３】（Ａ）は、好ましい実施例の断面における展開
立面図である。 （Ｂ）は、好ましい実施例の断面図である。
立面図である。 （Ｂ）は、好ましい実施例の断面図である。
【図４】この発明の変換器の動作を例示する電気的断面
図である。
図である。
【図５】（Ａ）ないし（Ｅ）は、図４の図面に関連した
一連の波形である。
一連の波形である。
１１ 頂部基板 １１ａ 金属ディスク １１ｂ 通風孔 １２ 接着層 １４ ダイヤフラム １７ スペーサ部材 １８ 接着層 １８ａ 開口 １９ 底部基板 １９ａ ディスク １９ｂ 外側のプレート １９ｃ 円形の空間 ２０ 開口 ２２ 接着層 ２５ 圧力入口管
Claims (10)
- 【請求項１】 レスピレータ装置における使用のための
容量性圧力変換器であって、 第１および第２の基板部材と、 コンデンサのプレートの一方を形成する導電性の表面を
有するダイヤフラムとを含み、前記ダイヤフラムは前記
基板部材の間にサンドイッチ状にされ、 前記第１の基板部材は、前記ダイヤフラムに向かい合っ
て位置決めされた導電性の表面の部分を有し、かつ前記
コンデンサのプレートの他方を形成し、さらに前記ダイ
ヤフラムをそれの中立の位置からの前記第１の基板部材
から離れる動きに対して抑制するための手段と、 前記ダイヤフラムのそれの中立の位置から前記第１の基
板部材の方への動きを許容するための手段と、 前記基板部材および前記ダイヤフラムを一緒に接合して
一体のアセンブリを形成するための手段と、 呼吸の圧力信号を前記第１の基板部材を介して前記ダイ
ヤフラムに導入するための入口手段とを含み、 ダイヤフラムは、前記圧力信号の呼息サイクルの間は前
記第１の基板部材から離れる動きから抑制され、かつ前
記圧力信号の吸息サイクルの間は前記第１の基板部材の
方へ動くことを許容され、それによってダイヤフラムお
よび前記第１の基板部材の導電性表面の間のキャパシタ
ンスにおける変動を前記吸息サイクルに従ってのみ与え
る、容量性圧力変換器。 - 【請求項２】 前記ダイヤフラムの前記第１の基板部材
の方への動きを許容するための前記手段は、第１の基板
部材およびダイヤフラムの間に装着された開口部を有す
るスペーサ基板を含む、請求項１に記載の容量性圧力変
換器。 - 【請求項３】 前記ダイヤフラムを前記第１の基板部材
から離れる動きに対して抑制するための前記手段は、前
記ダイヤフラムに対して同一平面に装着された前記第２
の基板部材の表面を含む、請求項１に記載の容量性圧力
変換器。 - 【請求項４】 前記ダイヤフラムを前記第１の基板部材
から離れる動きに対して抑制するための前記手段は、前
記ダイヤフラムに対して同一平面に装着された前記第２
の基板部材の表面を含む、請求項２に記載の容量性圧力
変換器。 - 【請求項５】 基板部材、ダイヤフラムおよびスペーサ
基板を一緒に接合するための手段は、前記第１基板部材
および前記スペーサ基板の間の第１の接着層と、前記ス
ペーサ基板および前記ダイヤフラムの間の第２の接着層
と、前記ダイヤフラムおよび前記第２の基板部材の間の
第３の接着層とを含む、請求項２に記載の容量性圧力変
換器。 - 【請求項６】 前記入口手段は、前記第１の基板部材を
介して前記ダイヤフラムに流体の伝達を与えるように前
記第１の基板部材を介して延在する管部材を含む、請求
項１に記載の容量性圧力変換器。 - 【請求項７】 レスピレータ装置における使用のための
容量性圧力変換器であって、 第１および第２の部材を含み、前記部材の各々は少なく
とも１つの実質的に平らな表面を有し、さらに、 コンデンサのプレートの一方を形成する導電性の表面を
有するダイヤフラムを含み、前記ダイヤフラムは前記部
材の一方の平らな表面に装着され、 前記第１の部材はそれの前記１つの平らな表面上に導電
性の表面を有し、前記導電性の表面は前記ダイヤフラム
に向かい合って位置決めされかつ前記コンデンサのプレ
ートの他方を形成し、さらに 第１の部材およびダイヤフラムの間に装着された開口部
を有するスペーサ手段を含み、 第２の部材の前記１つの平らな表面は、前記ダイヤフラ
ムの中立の位置から前記第２の基板部材の方への動きを
妨げるように、前記ダイヤフラムに対して同一平面に装
着され、さらに 前記部材、前記ダイヤフラムおよび前記スペーサ手段を
一緒に接合して一体のアセンブリを形成するための手段
と、 呼吸の圧力信号を第１の部材を介して前記スペーサ手段
における開口部に導入するための入口手段とを含み、ダ
イヤフラムは、前記呼吸の圧力信号の呼息サイクルの間
は前記中立の位置において前記第１の部材から離れる動
きに対して抑制され、かつ前記呼吸の圧力信号の吸息サ
イクルの間は前記第１の部材の方へ動くことを許容さ
れ、それによってダイヤフラムおよび前記第１の部材の
導電性の表面の間のキャパシタンスにおける変動を前記
吸息サイクルに従ってのみ与える、容量性圧力変換器。 - 【請求項８】 部材、ダイヤフラムおよびスペーサ手段
を一緒に接合するための手段は、前記第１の部材および
前記スペーサ手段の間の第１の接着層と、前記スペーサ
手段および前記ダイヤフラムの間の第２の接着層と、前
記ダイヤフラムおよび前記第２の部材の間の第３の接着
層とを含む、請求項７に記載の容量性圧力変換器。 - 【請求項９】 前記入口手段は、前記第１の基板部材を
介して延在し、前記ダイヤフラムに流体の伝達を与える
ための管部材を含む、請求項７に記載の容量性圧力変換
器。 - 【請求項１０】 前記第１の部材は、それの前記１つの
平らな表面上の前記第１に述べられた導電性の表面から
独立した第２の導電性の表面を有し、前記第２の導電性
の表面は、前記スペーサ手段における開口部に向かい合
っていない前記ダイヤフラムの部分とともに固定コンデ
ンサを形成する、請求項７に記載の容量性圧力変換器。
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|---|---|
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