JPH08244681A - マリンボード - Google Patents
マリンボードInfo
- Publication number
- JPH08244681A JPH08244681A JP7052379A JP5237995A JPH08244681A JP H08244681 A JPH08244681 A JP H08244681A JP 7052379 A JP7052379 A JP 7052379A JP 5237995 A JP5237995 A JP 5237995A JP H08244681 A JPH08244681 A JP H08244681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fin
- protective cover
- mounting piece
- soft
- soft protective
- Prior art date
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- Measurement Of Unknown Time Intervals (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、安全なフィンを用いることによ
り、ケガをなくし、安全にマリンスポーツを行え、しか
もフィンとしての性能を損なうことがないサーフボー
ド、ウインドサーフィンボード、ボディボード等のマリ
ンボードを提供しようとするものである。 【構成】 本発明は、フィン周縁部に取付片4を形成
し、凹部又は貫通穴6にて形成された介入部7を取付片
4の適所に設け、この取付片4に対して溶融させたラバ
ー、シリコンゴム等の軟質部材をインサート成形し、フ
ィン周縁部に軟質保護カバー8を設けたフィン2を用い
たことを特徴とするものである。
り、ケガをなくし、安全にマリンスポーツを行え、しか
もフィンとしての性能を損なうことがないサーフボー
ド、ウインドサーフィンボード、ボディボード等のマリ
ンボードを提供しようとするものである。 【構成】 本発明は、フィン周縁部に取付片4を形成
し、凹部又は貫通穴6にて形成された介入部7を取付片
4の適所に設け、この取付片4に対して溶融させたラバ
ー、シリコンゴム等の軟質部材をインサート成形し、フ
ィン周縁部に軟質保護カバー8を設けたフィン2を用い
たことを特徴とするものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全なフィンを用いた
サーフボード、ウインドサーフィンボード、ボディボー
ド等のマリンスポーツにおいて使用するマリンボードに
関する。
サーフボード、ウインドサーフィンボード、ボディボー
ド等のマリンスポーツにおいて使用するマリンボードに
関する。
【0002】
【従来の技術】通常、サーフボードには、ボード本体の
底面のテール部には、舵取用のフィンが取り付けられて
いるが、従来のフィンは、水の流れを良くするためにフ
ィンの周縁を尖らせた形状とし、全体を硬質プラスチッ
ク或いは樹脂とファイバーグラスで固めたF.R.P製
にて成形したものが用いられている。
底面のテール部には、舵取用のフィンが取り付けられて
いるが、従来のフィンは、水の流れを良くするためにフ
ィンの周縁を尖らせた形状とし、全体を硬質プラスチッ
ク或いは樹脂とファイバーグラスで固めたF.R.P製
にて成形したものが用いられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のサーフ
ボードでは、フィンが硬質で周縁が尖った形状であるの
で、サーフィン中に海に落ち、波に巻かれてサーフボー
ドのフィンが体に当たって大ケガをするというケースが
数え切れないほどあった。従って、サーフィンにはケガ
がつきものというとらえかたをされ、女性が敬遠する原
因でもあり、サーフィン人口の増加にブレーキをかける
要因でもあった。
ボードでは、フィンが硬質で周縁が尖った形状であるの
で、サーフィン中に海に落ち、波に巻かれてサーフボー
ドのフィンが体に当たって大ケガをするというケースが
数え切れないほどあった。従って、サーフィンにはケガ
がつきものというとらえかたをされ、女性が敬遠する原
因でもあり、サーフィン人口の増加にブレーキをかける
要因でもあった。
【0004】そこで、本発明は、安全なフィンを用いる
ことにより、ケガをなくし、安全にマリンスポーツを行
え、しかもフィンとしての機能をも損なうことがないサ
ーフボード、ウインドサーフィンボード、ボディボード
等のマリンボードを提供しようとするものである。
ことにより、ケガをなくし、安全にマリンスポーツを行
え、しかもフィンとしての機能をも損なうことがないサ
ーフボード、ウインドサーフィンボード、ボディボード
等のマリンボードを提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、フィン周縁部に取付片を形成し、凹部又は貫通穴に
て形成された介入部を取付片の適所に設け、この取付片
に対して溶融させたラバー、シリコンゴム等の軟質部材
をインサート成形し、フィン周縁部に軟質保護カバーを
設けたフィンを用いたことを特徴とするものである。
に、フィン周縁部に取付片を形成し、凹部又は貫通穴に
て形成された介入部を取付片の適所に設け、この取付片
に対して溶融させたラバー、シリコンゴム等の軟質部材
をインサート成形し、フィン周縁部に軟質保護カバーを
設けたフィンを用いたことを特徴とするものである。
【0006】また、介入部として、取付片に貫通穴を穿
設したものを用いるのが好ましい。
設したものを用いるのが好ましい。
【0007】更に、後述する効果により、フィン周縁部
の厚みを薄くして取付片を形成し、フィン表面と面一状
態に軟質保護カバーを設けたり、取付片の周縁部に切欠
部を設けるのが好ましい。
の厚みを薄くして取付片を形成し、フィン表面と面一状
態に軟質保護カバーを設けたり、取付片の周縁部に切欠
部を設けるのが好ましい。
【0008】
【作用】以上の如く本発明に係る請求項1記載のマリン
ボードによれば、例えサーフィン中に海に落ち、波に巻
かれてサーフボードのフィンが体に当たっても、軟質保
護カバーが当たるので衝撃を吸収して人体に傷をつける
ことがなく、またインサート成形にてフィンの取付片に
設けた凹部又は貫通穴である介入部内にも軟質部材が位
置した状態で軟質保護カバーを設けることができるの
で、サーフィン中にフィンから軟質保護カバーが外れた
りすることなく強固に取り付けることができる。
ボードによれば、例えサーフィン中に海に落ち、波に巻
かれてサーフボードのフィンが体に当たっても、軟質保
護カバーが当たるので衝撃を吸収して人体に傷をつける
ことがなく、またインサート成形にてフィンの取付片に
設けた凹部又は貫通穴である介入部内にも軟質部材が位
置した状態で軟質保護カバーを設けることができるの
で、サーフィン中にフィンから軟質保護カバーが外れた
りすることなく強固に取り付けることができる。
【0009】請求項2記載のマリンボードによれば、貫
通穴で成形された介入部内にも軟質部材が位置した状態
で取付片を外被するように取り付けられるため、軟質保
護カバーが外れることがない。
通穴で成形された介入部内にも軟質部材が位置した状態
で取付片を外被するように取り付けられるため、軟質保
護カバーが外れることがない。
【0010】請求項3記載のマリンボードによれば、フ
ィン周縁部の厚みを薄くして取付片を形成し、フィン表
面と面一状態に軟質保護カバーを設けているので、フィ
ンの一部に軟質保護カバーを設けているにもかかわら
ず、従来のフィンと全く同様であり、フィンとしての性
能を低下させることがない。
ィン周縁部の厚みを薄くして取付片を形成し、フィン表
面と面一状態に軟質保護カバーを設けているので、フィ
ンの一部に軟質保護カバーを設けているにもかかわら
ず、従来のフィンと全く同様であり、フィンとしての性
能を低下させることがない。
【0011】請求項4記載のマリンボードによれば、取
付片の周縁部に切欠部を設けているので、軟質保護カバ
ーの先端部は、取付片を有さず軟質部材のみであるの
で、フィンが体に当たっても軟質保護カバーの端部が折
れ曲がって衝撃を吸収することができる。
付片の周縁部に切欠部を設けているので、軟質保護カバ
ーの先端部は、取付片を有さず軟質部材のみであるの
で、フィンが体に当たっても軟質保護カバーの端部が折
れ曲がって衝撃を吸収することができる。
【0012】
【実施例】本発明の詳細を更に図示した実施例により説
明する。図1から図5に示したものは、本発明に係る第
1実施例のサーフボードを示す図である。サーフボード
Aは、図1に示すように、ボード本体1の底面のテール
部には、3個の舵取用のフィン2を設けたものである。
明する。図1から図5に示したものは、本発明に係る第
1実施例のサーフボードを示す図である。サーフボード
Aは、図1に示すように、ボード本体1の底面のテール
部には、3個の舵取用のフィン2を設けたものである。
【0013】フィン2は、図3に示すように、フィン周
縁部に外縁に沿って段部3を設けて厚みを薄くして取付
片4を形成するとともに、該取付片4の周縁部を切り欠
いて切欠部5とし、取付片4に貫通穴6を所定間隔ごと
に穿設した介入部7を有するように、例えばガラスクロ
スを混入したファイバーフィル硬質プラスチックにて一
体成形したものである。尚、図例のフィン2では、取付
片4をフィン先端から基端部の途中まで設けているが、
取付片4を全周にわたって又は適所のみに設けてもい
い。
縁部に外縁に沿って段部3を設けて厚みを薄くして取付
片4を形成するとともに、該取付片4の周縁部を切り欠
いて切欠部5とし、取付片4に貫通穴6を所定間隔ごと
に穿設した介入部7を有するように、例えばガラスクロ
スを混入したファイバーフィル硬質プラスチックにて一
体成形したものである。尚、図例のフィン2では、取付
片4をフィン先端から基端部の途中まで設けているが、
取付片4を全周にわたって又は適所のみに設けてもい
い。
【0014】そして、フィン2の取付片4を位置させる
空間を有する金型内にセットし、溶融させたラバー、シ
リコンゴム等の軟質部材を注入してインサート成形する
ことにより、貫通穴6で成形された介入部7内にも溶融
した軟質部材が流れ込んで充填され、その後冷却するこ
とにより、図2に示すように、フィン周縁部に軟質保護
カバー8を取り付けることができる。例えば、図4のフ
ィン2は、側方に設けるフィンであるが、貫通穴6で成
形された介入部7内に軟質部材が位置した状態で取付片
4を外被するように取り付けられるため、軟質保護カバ
ー8が外れることがない。従って、軟質保護カバー8の
幅を短くすることができる。尚、図例のフィン2では、
フィン表面と軟質保護カバー8表面を同一面にするため
に、取付片4の厚みを、フィンの厚みより薄くしている
のであるが、取付片4の厚みを特に薄くせずに軟質保護
カバー8を設けたものであってもよい。
空間を有する金型内にセットし、溶融させたラバー、シ
リコンゴム等の軟質部材を注入してインサート成形する
ことにより、貫通穴6で成形された介入部7内にも溶融
した軟質部材が流れ込んで充填され、その後冷却するこ
とにより、図2に示すように、フィン周縁部に軟質保護
カバー8を取り付けることができる。例えば、図4のフ
ィン2は、側方に設けるフィンであるが、貫通穴6で成
形された介入部7内に軟質部材が位置した状態で取付片
4を外被するように取り付けられるため、軟質保護カバ
ー8が外れることがない。従って、軟質保護カバー8の
幅を短くすることができる。尚、図例のフィン2では、
フィン表面と軟質保護カバー8表面を同一面にするため
に、取付片4の厚みを、フィンの厚みより薄くしている
のであるが、取付片4の厚みを特に薄くせずに軟質保護
カバー8を設けたものであってもよい。
【0015】中央部のフィン2には両側に膨らんだもの
を用い、側方のフィン2には外側にのみ膨らんだものを
用い、図1及び図5に示すように、ボード本体1に対し
て、テープで仮止めした後、エポキシ樹脂ガラスクロス
やポリエステル樹脂を用いて固定することができる。そ
して、サーフィン中には、図5に示すように、中央部の
フィン2では、両側に膨らませているので、水は膨らん
だフィン2の側面に沿って流れ、側方のフィン2では、
外側では膨らんだ側面に沿って水が流れるとともに、内
側の平らな平面では真っ直ぐに水が流れて、流速が調整
されているので、サーフボードAの操作をバランスよく
行うことができる。
を用い、側方のフィン2には外側にのみ膨らんだものを
用い、図1及び図5に示すように、ボード本体1に対し
て、テープで仮止めした後、エポキシ樹脂ガラスクロス
やポリエステル樹脂を用いて固定することができる。そ
して、サーフィン中には、図5に示すように、中央部の
フィン2では、両側に膨らませているので、水は膨らん
だフィン2の側面に沿って流れ、側方のフィン2では、
外側では膨らんだ側面に沿って水が流れるとともに、内
側の平らな平面では真っ直ぐに水が流れて、流速が調整
されているので、サーフボードAの操作をバランスよく
行うことができる。
【0016】実際のフィン2では、例えば厚みを約0.
5cmとし、フィンの基端部の幅を約11cm、フィン
の高さを約15cm、切欠部の幅を約0.5cmに設定
した場合、軟質保護カバー8の幅を約1cmに設定する
程度で足りる。
5cmとし、フィンの基端部の幅を約11cm、フィン
の高さを約15cm、切欠部の幅を約0.5cmに設定
した場合、軟質保護カバー8の幅を約1cmに設定する
程度で足りる。
【0017】尚、上述したフィン2では、介入部7とし
て貫通穴6を取付片4に穿設しているが、有底の凹部を
用いることもでき、こうした場合には、凹部内に軟質部
材が位置した状態で軟質保護カバー8が取り付けられ
る。また、上述したフィン2では、取付片4の周縁部に
切欠部5を設けることにより、軟質保護カバー8の先端
部を曲がり易くしているが、特に切欠部5を設けないも
のであても、フィン2周縁を軟質保護カバー8で外被す
るだけでも、十分に保護する効果を発揮するのである。
て貫通穴6を取付片4に穿設しているが、有底の凹部を
用いることもでき、こうした場合には、凹部内に軟質部
材が位置した状態で軟質保護カバー8が取り付けられ
る。また、上述したフィン2では、取付片4の周縁部に
切欠部5を設けることにより、軟質保護カバー8の先端
部を曲がり易くしているが、特に切欠部5を設けないも
のであても、フィン2周縁を軟質保護カバー8で外被す
るだけでも、十分に保護する効果を発揮するのである。
【0018】このように本実施例のサーフボードAによ
れば、例えサーフィン中に海に落ち、波に巻かれてサー
フボードのフィン2が体に当たっても、軟質保護カバー
8が当たるので衝撃を吸収して人体に傷をつけることが
ない。特に、図例のフィン2では、取付片4の周縁部に
切欠部5を設けて軟質保護カバー8で外被しているの
で、体に当たっても軟質保護カバー8の端部が折れ曲が
って衝撃を吸収してより人体に傷をつけることがないよ
うに考慮されている。
れば、例えサーフィン中に海に落ち、波に巻かれてサー
フボードのフィン2が体に当たっても、軟質保護カバー
8が当たるので衝撃を吸収して人体に傷をつけることが
ない。特に、図例のフィン2では、取付片4の周縁部に
切欠部5を設けて軟質保護カバー8で外被しているの
で、体に当たっても軟質保護カバー8の端部が折れ曲が
って衝撃を吸収してより人体に傷をつけることがないよ
うに考慮されている。
【0019】また、本実施例のサーフボードAのフィン
2では、図4に示すようにインサート成形にてフィン2
の取付片4に設けた貫通穴6である介入部7内にも軟質
部材が位置した状態で軟質保護カバー8を設けることが
できるので、サーフィン中にフィン2から軟質保護カバ
ー8が外れたりすることなく強固に取り付けることがで
きる。従って、軟質保護カバー8の幅を短くでき、ライ
ディング中に折れ曲がって操作性を失うことがなく、ラ
イディング中に方向性や操作性に支障をきたすこともな
い。尚、フィン2の周縁部に、別に成形した軟質部材を
取り付けることも想定できるのであるが、そうした場合
には脱落を防止するために、フィン2に取り付ける軟質
部材の幅を大きくする必要があるので、本実施例のサー
フボードAのように、操作性をよくするために、小さな
3個の舵取用のフィン2を有するタイプのものにあって
は、到底応用させることは不可能であった。また、取付
片4の厚みを薄くし、フィン表面と軟質保護カバー8表
面を同一面に成形しているので、フィンの一部に軟質保
護カバー8を設けているにもかかわらず、従来のフィン
と全く同様であり、フィン2としての性能を低下させる
ことがない。
2では、図4に示すようにインサート成形にてフィン2
の取付片4に設けた貫通穴6である介入部7内にも軟質
部材が位置した状態で軟質保護カバー8を設けることが
できるので、サーフィン中にフィン2から軟質保護カバ
ー8が外れたりすることなく強固に取り付けることがで
きる。従って、軟質保護カバー8の幅を短くでき、ライ
ディング中に折れ曲がって操作性を失うことがなく、ラ
イディング中に方向性や操作性に支障をきたすこともな
い。尚、フィン2の周縁部に、別に成形した軟質部材を
取り付けることも想定できるのであるが、そうした場合
には脱落を防止するために、フィン2に取り付ける軟質
部材の幅を大きくする必要があるので、本実施例のサー
フボードAのように、操作性をよくするために、小さな
3個の舵取用のフィン2を有するタイプのものにあって
は、到底応用させることは不可能であった。また、取付
片4の厚みを薄くし、フィン表面と軟質保護カバー8表
面を同一面に成形しているので、フィンの一部に軟質保
護カバー8を設けているにもかかわらず、従来のフィン
と全く同様であり、フィン2としての性能を低下させる
ことがない。
【0020】尚、第1実施例のサーフボードAは、ボー
ド本体1の底面のテール部には、3個の舵取用のフィン
2を有するものであるが、図6に示すように、2個の舵
取用のフィン2を有する第2実施例のサーフボードA
や、図7に示すように、1個の舵取用のフィン2を有す
る第3実施例のサーフボードAに、上述した構造のフィ
ン2を取り付けることも可能である。また、上述した例
では、サーフボードAを例に挙げているが、ウインドサ
ーフィンボード、ボディボード等のマリンボード全般に
応用させることができる。
ド本体1の底面のテール部には、3個の舵取用のフィン
2を有するものであるが、図6に示すように、2個の舵
取用のフィン2を有する第2実施例のサーフボードA
や、図7に示すように、1個の舵取用のフィン2を有す
る第3実施例のサーフボードAに、上述した構造のフィ
ン2を取り付けることも可能である。また、上述した例
では、サーフボードAを例に挙げているが、ウインドサ
ーフィンボード、ボディボード等のマリンボード全般に
応用させることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る請求項1記載のマリンボー
ドによれば、例えサーフィン中に海に落ち、波に巻かれ
てサーフボードのフィンが体に当たっても、軟質保護カ
バーが当たるので衝撃を吸収して人体に傷をつけること
がない。また、インサート成形にてフィンの取付片に設
けた凹部又は貫通穴である介入部内にも軟質部材が位置
した状態で軟質保護カバーを設けることができるので、
サーフィン中にフィンから軟質保護カバーが外れたりす
ることなく強固に取り付けることができるため、軟質保
護カバーの幅を短くでき、ライディング中に水圧で軟質
保護カバーが折れ曲がって操作性を失うことがなく、ラ
イディング中に方向性や操作性に支障をきたすこともな
い。従って、本発明のマリンボードの提供により、サー
フボード、ウインドサーフィンボード、ボディボード等
をより安全に楽しめるようになり、業界全体の活性にな
ると考えられる。
ドによれば、例えサーフィン中に海に落ち、波に巻かれ
てサーフボードのフィンが体に当たっても、軟質保護カ
バーが当たるので衝撃を吸収して人体に傷をつけること
がない。また、インサート成形にてフィンの取付片に設
けた凹部又は貫通穴である介入部内にも軟質部材が位置
した状態で軟質保護カバーを設けることができるので、
サーフィン中にフィンから軟質保護カバーが外れたりす
ることなく強固に取り付けることができるため、軟質保
護カバーの幅を短くでき、ライディング中に水圧で軟質
保護カバーが折れ曲がって操作性を失うことがなく、ラ
イディング中に方向性や操作性に支障をきたすこともな
い。従って、本発明のマリンボードの提供により、サー
フボード、ウインドサーフィンボード、ボディボード等
をより安全に楽しめるようになり、業界全体の活性にな
ると考えられる。
【0022】請求項2記載のマリンボードによれば、イ
ンサート成形にてフィンの取付片に設けた貫通穴である
介入部内にも軟質部材が位置した状態で軟質保護カバー
を設けることができるので、サーフィン中にフィンから
軟質保護カバーが外れたりすることなく強固に取り付け
ることができるため、軟質保護カバーの幅を短くでき、
ライディング中に水圧で軟質保護カバーが折れ曲がって
操作性を失うことがなく、ライディング中に方向性や操
作性に支障をきたすこともない。
ンサート成形にてフィンの取付片に設けた貫通穴である
介入部内にも軟質部材が位置した状態で軟質保護カバー
を設けることができるので、サーフィン中にフィンから
軟質保護カバーが外れたりすることなく強固に取り付け
ることができるため、軟質保護カバーの幅を短くでき、
ライディング中に水圧で軟質保護カバーが折れ曲がって
操作性を失うことがなく、ライディング中に方向性や操
作性に支障をきたすこともない。
【0023】請求項3記載のマリンボードによれば、フ
ィン周縁部の厚みを薄くして取付片を形成し、フィン表
面と面一状態に軟質保護カバーを設けているので、フィ
ンの一部に軟質保護カバーを設けているにもかかわら
ず、従来のフィンと全く同様であり、フィンとしての性
能を低下させることがない。
ィン周縁部の厚みを薄くして取付片を形成し、フィン表
面と面一状態に軟質保護カバーを設けているので、フィ
ンの一部に軟質保護カバーを設けているにもかかわら
ず、従来のフィンと全く同様であり、フィンとしての性
能を低下させることがない。
【0024】請求項4記載のマリンボードによれば、取
付片の周縁部に切欠部を設けているので、軟質保護カバ
ーの先端部は、取付片を有さず軟質部材のみであるの
で、フィンが体に当たっても軟質保護カバーの端部が折
れ曲がって衝撃を吸収することができる。
付片の周縁部に切欠部を設けているので、軟質保護カバ
ーの先端部は、取付片を有さず軟質部材のみであるの
で、フィンが体に当たっても軟質保護カバーの端部が折
れ曲がって衝撃を吸収することができる。
【図1】本発明に係る第1実施例のサーフボードの斜視
図
図
【図2】フィンの側面図
【図3】軟質保護カバーを取り付ける前のフィンの側面
図
図
【図4】フィンの拡大横断面図
【図5】サーフボードの要部を示す拡大平面図
【図6】第2実施例のサーフボードの斜視図
【図7】第3実施例のサーフボードの斜視図
A サーフボード 1 ボード本体 2 フィン 3 段部 4 取付片 5 切欠部 6 貫通穴 7 介入部 8 軟質保護カ
バー
バー
Claims (4)
- 【請求項1】 フィン周縁部に取付片を形成し、凹部又
は貫通穴にて形成された介入部を取付片の適所に設け、
この取付片に対して溶融させたラバー、シリコンゴム等
の軟質部材をインサート成形し、フィン周縁部に軟質保
護カバーを設けたフィンを用いたことを特徴とするマリ
ンボード。 - 【請求項2】 介入部として、取付片に貫通穴を穿設し
た請求項1記載のマリンボード。 - 【請求項3】 フィン周縁部の厚みを薄くして取付片を
形成し、フィン表面と面一状態に軟質保護カバーを設け
てなる請求項2記載のマリンボード。 - 【請求項4】 取付片の周縁部に切欠部を設けた請求項
2又は請求項3記載のマリンボード。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7052379A JP2760306B2 (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | マリンボード |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7052379A JP2760306B2 (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | マリンボード |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08244681A true JPH08244681A (ja) | 1996-09-24 |
JP2760306B2 JP2760306B2 (ja) | 1998-05-28 |
Family
ID=12913177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7052379A Expired - Fee Related JP2760306B2 (ja) | 1995-03-13 | 1995-03-13 | マリンボード |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2760306B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003500292A (ja) * | 1999-05-26 | 2003-01-07 | ラルセン,ペル・クリステイアン | 摺動可能でかつ衝撃を吸収する竜骨 |
-
1995
- 1995-03-13 JP JP7052379A patent/JP2760306B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003500292A (ja) * | 1999-05-26 | 2003-01-07 | ラルセン,ペル・クリステイアン | 摺動可能でかつ衝撃を吸収する竜骨 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2760306B2 (ja) | 1998-05-28 |
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