JPH08241640A - Ofケーブルの金属シース被覆時のケーブルコア送り出し方法及び装置 - Google Patents

Ofケーブルの金属シース被覆時のケーブルコア送り出し方法及び装置

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JPH08241640A
JPH08241640A JP4295995A JP4295995A JPH08241640A JP H08241640 A JPH08241640 A JP H08241640A JP 4295995 A JP4295995 A JP 4295995A JP 4295995 A JP4295995 A JP 4295995A JP H08241640 A JPH08241640 A JP H08241640A
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oil
cable core
insulating oil
cable
metal sheath
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JP4295995A
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Nobuhiko Ogata
伸彦 緒方
Katsuo Yamamoto
克夫 山本
Shinichi Suzuki
晋一 鈴木
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Furukawa Electric Co Ltd
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Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケーブルコアを常に新鮮な絶縁油に含浸する
ことができるとともに、真空乾燥油含浸釜内の使用絶縁
油量を減少させることができるOFケーブルの金属シー
ス被覆時のケーブルコア送り出し方法及び装置を提供す
る。 【構成】 OFケーブルのケーブルコア4を真空乾燥油
含浸釜1内で乾燥して、絶縁油を含浸させ、絶縁油を含
浸させたケーブルコア4を金属シース被覆のために前記
真空乾燥油含浸釜1から送り出すOFケーブルの金属シ
ース被覆時のケーブルコア4送り出し方法において、絶
縁油を含浸させたケーブルコア4を前記真空乾燥油含浸
釜1から送り出す際、前記真空乾燥油含浸釜1内に絶縁
油を供給して前記真空乾燥油含浸釜1内の油上面近傍の
絶縁油をオーバーフローさせて排油すると共に、絶縁油
の油上面位置が前記真空乾燥油含浸釜1内に収容された
ケーブルコア4の最上面位置より下がらないように制御
しながら、絶縁油の油上面位置を下げることにより、ケ
ーブルコア4の送り出しを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、OFケーブルの製造過
程における金属シース被覆時のケーブルコア送り出し方
法及び装置に関し、特に、長尺のOFケーブルに対して
有用なケーブルコア送り出し方法及び装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】OFケーブルの製造方法には、真空乾燥
されたケーブルコアに対し真空下で鉛被またはアルミニ
ウム被覆などの金属シースを被覆した後に、この金属シ
ースケーブルの一方の端部からケーブル内に絶縁油を注
入する方法と、真空乾燥油含浸釜内に収納したケーブル
コアを真空乾燥した後に釜内に絶縁油を多量に注入し、
加圧された絶縁油中にケーブルコア全長を浸して一括し
て油を含浸する方法がある。前者の真空シース方式は、
概ね数km〜10kmの長さの比較的短い距離のケーブ
ルに対して適用される。一方、後者のマス含浸方式は、
数10km級の長い距離のケーブルの油の含浸に適し、
もっぱら海底ケーブルのような一連続長の長い長距離ケ
ーブルに対して適用される。
【0003】従来のマス含浸方式では、例えば図6に示
すようなケーブルコア送り出し装置が用いられる。図6
において、1はA−A線を中心軸とする環状の円筒型の
真空乾燥油含浸釜の釜本体、2はパッキングを介して気
密に釜本体1に蓋設される蓋部である。3は釜本体1の
底部に回転自在に設けたターンテーブルであり、ターン
テーブルの下部には、車輪5とレール6が設置されてお
り、ターンテーブル3は駆動装置7によって回転する。
4は釜本体1内に整列に巻き取られた、紙巻絶縁したケ
ーブルコアである。釜本体1の外周面、内周面および底
面と、蓋部2の底面には、加熱用の蒸気配管11が付帯
し、これら蒸気配管11は保温材12で覆われている。
図7は、上記ケーブルコア送り出し装置の金属シース被
覆時における断面図である。図中、8はケーブルコアガ
イドパイプであり、真空引装置9によって真空引きされ
たサイフォン管から構成されている。このケーブルコア
ガイドパイプ8の下端は、釜本体1の油中にあり、他端
は金属シース押出機10に接続されている。
【0004】上述のケーブルコア送り出し装置を用い
て、OFケーブルの金属シース被覆時のケーブルコア送
り出しは以下のようにして行う。即ち、 1)先ず、図6に示すように、絶縁紙を覆巻した紙巻絶
縁ケーブルコア4を、釜本体1内に巻き込み、蓋部2を
気密に蓋設した後、蓋部2に設けた真空配管13を通じ
て釜本体1内を真空排気しながら、蒸気配管11に加熱
蒸気を流して釜本体1内を加熱することにより、ケーブ
ルコア4を真空乾燥する。 2)ケーブルコア4が乾燥したことを確認した後、釜本
体1に設けた給油配管14を通じて釜本体1内に絶縁油
を供給し、ケーブルコア4に絶縁油を含浸させる。 3)次いで、蓋部2を開け、図7に示すように、ケーブ
ルコアガイドパイプ8の下端を釜本体1の油中に配置し
て、ケーブルコア4を釜本体1の油中から金属シース押
出機10まで、ケーブルコアガイドパイプ8の中を通し
て、釜本体1の回転により送りだす。このようにして、
絶縁油を含浸させたOFケーブルのケーブルコア4は、
絶縁油にガス(主に空気)が溶解すると、絶縁特性が悪
化するため、大気に曝さずに釜本体1の絶縁油中から金
属シース押出機10まで、ケーブルコアガイドパイプ8
内を送り出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】最近、OFケーブル
は、長尺無接続で製造することが要求されている。この
場合、長尺のケーブルコアに上述の方法で、低い線速で
金属シースを被覆すると、釜本体内の絶縁油を相当の期
間、大気に曝すことになる。その結果、釜本体内の絶縁
油表面(大気接触面)から絶縁油中にガス(空気)が溶
解することになる。そこで、釜本体内の絶縁油表面から
浸漬したケーブルコアまである程度の距離をとっている
が、それでも、油中ガスがケーブルコアの絶縁層に達し
て、絶縁特性が悪化するという問題があった。この問題
を解決するために、釜本体の下部から脱ガスした新鮮な
絶縁油を補給しながら、釜本体内の絶縁油表層をオーバ
ーフローさせて、絶えずケーブルコアを新鮮な絶縁油で
保護する方法が開示されている(公開特許公報、昭50
−83783号参照)。
【0006】しかしながら、上述の方法では、釜本体内
の絶縁油をオーバーフローさせるため、絶縁油表面のレ
ベルは釜本体内で一定のレベルに保持されている。従っ
て、ケーブルコアが金属シース押出機に送り出されて、
釜本体内に収納されているケーブルコアの最上層の位置
が低下するにつれて、その減少したケーブルコアの容積
を補う絶縁油が必要になり、使用絶縁油量が増加すると
いう問題があった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決したOFケーブルの金属シース被覆時のケーブルコア
送り出し方法及び装置を提供するもので、OFケーブル
のケーブルコアを真空乾燥油含浸釜内で乾燥して、絶縁
油を含浸させ、絶縁油を含浸させたケーブルコアを金属
シース被覆のために前記真空乾燥油含浸釜から送り出す
OFケーブルの金属シース被覆時のケーブルコア送り出
し方法において、絶縁油を含浸させたケーブルコアを前
記真空乾燥油含浸釜から送り出す際、前記真空乾燥油含
浸釜内に絶縁油を供給して前記真空乾燥油含浸釜内の油
上面近傍の絶縁油をオーバーフローさせて排油すると共
に、絶縁油の油上面位置が前記真空乾燥油含浸釜内に収
容されたケーブルコアの最上面位置より下がらないよう
に制御しながら、絶縁油の油上面位置を下げることによ
り、ケーブルコアの送り出しを行うことを特徴とするO
Fケーブルの金属シース被覆時のケーブルコア送り出し
方法を第1発明とする。
【0008】また、前記発明のOFケーブルの金属シー
ス被覆時のケーブルコア送り出し方法を遂行する装置で
あって、真空乾燥油含浸釜と、ケーブルコアを金属シー
ス押出機にガイドする機構を備え、前記真空乾燥油含浸
釜は絶縁油をオーバーフロー面の高さを変えてオーバー
フローさせる手段を有することを特徴とするOFケーブ
ルの金属シース被覆時のケーブルコア送り出し装置を第
2発明とする。
【0009】さらに、第2発明において、オーバーフロ
ーさせる手段が、真空乾燥油含浸釜の側面にケーブルコ
アの送り出しに伴い、絶縁油がオーバーフローして排油
される位置が下がるように、高さ位置を変えて排油口部
を複数個設けてなることを特徴とするOFケーブルの金
属シース被覆時のケーブルコア送り出し装置を第3発明
とする。
【0010】
【作用】本発明では、上述のように、ケーブルコアを金
属シース押出機に送りだすときに、真空乾燥油含浸釜内
に絶縁油を供給して前記真空乾燥油含浸釜内の油上面近
傍の絶縁油をオーバーフローさせて排油するので、空気
に触れた絶縁油の表層部分が流出し、ケーブルコアは常
に新鮮な絶縁油に含浸する。また、真空乾燥油含浸釜内
の油上面位置がそこに収容されたケーブルコアの最上面
位置より下がらないように制御しながら、絶縁油の油上
面位置を下げるため、ケーブルコアが金属シース押出機
に送り出されて、真空乾燥含浸釜内に残留するケーブル
コア量が減少し、真空乾燥油含浸釜の空き容積が増えて
も、真空乾燥油含浸釜内に滞留する絶縁油の油量が増加
することはない。上述の金属シース被覆時のケーブルコ
ア送り出し方法は、真空乾燥油含浸釜に絶縁油をオーバ
ーフロー面の高さを変えてオーバーフローさせる手段を
設けることにより実現することができる。
【0011】
【実施例】以下、図面に示した実施例に基づいて本発明
を詳細に説明する。図1〜3は本発明にかかるOFケー
ブルの金属シース被覆時のケーブルコア送り出し方法に
用いた装置の一実施例の断面図である。図1は、真空乾
燥・油含浸時、図2はケーブルコアが満巻状態での金属
シース被覆送り出し時、図3は、図2と同じく金属シー
ス被覆送り出し時で、ややケーブルコアを送り出した後
の状況を示した図である。図中の符号は、従来技術の説
明に用いた図6、図7の同一符号と同一の箇所を示して
いる。
【0012】図1において、真空乾燥油含浸釜の釜本体
1はドーナツ形状をしていて、外筒部21と内筒部22
およびこれら両筒間を繋ぐ釜底部23から構成されてい
る。釜本体1の上部には、釜本体1と同様にドーナツ形
状をした蓋部2がパッキングを介して気密に被される。
また、釜本体1の底部には回転自在のターンテーブル3
が設けられ、ターンテーブル3の下部には、車輪5とレ
ール6が設置されて、ターンテーブル3は駆動装置7に
よって回転する。さらに、釜本体1の外周面、内周面お
よび底面と、蓋部2の底面には、加熱用の蒸気配管11
が付帯し、これら蒸気配管11は保温材12で覆われて
いる。以上は従来の装置と同様である。
【0013】釜本体1の内筒部22には、絶縁油をオー
バーフロー面の高さを変えてオーバーフローさせる手段
として、3本のオーバーフロー用パイプ33を高さ位置
を変えて設けてある。34は釜内筒部22の内部に設け
られ、オーバーフローした絶縁油を一時的に溜めるドー
ナツ状の排油槽である。35は排油配管、36は排油ポ
ンプである。
【0014】上記装置を用いて、ケーブルコアを以下の
手順で金属シース被覆する。即ち、 1)先ず、図1に示した状態で、釜本体1内を真空配管
13を通して真空排気しながら、蒸気配管11に加熱蒸
気を流して釜本体1全体を加熱することにより、ケーブ
ルコア4を真空乾燥する。 2)かかる真空乾燥によりケーブルコア4の乾燥が確認
された後、釜本体1に設けた給油配管14を通じて釜本
体1内に絶縁油を満たし、ケーブルコア4を絶縁油で含
浸する。 3)次いで、絶縁油のケーブルコア4への含浸が確認さ
れると、蓋部2を開けて、ケーブルコアガイドパイプ8
を、図2に示すように、一端を釜本体1内の絶縁油中に
浸し、他端を金属シース押出機10に接続するように設
置する。このとき、ケーブルコアガイドパイプ8は、真
空引装置9によって真空引きされるとともに、金属シー
ス押出機10の入口手前に接続された新油給油口31か
らの給油によって、脱気されてガスが溶解していない新
しい絶縁油で満たされるとともに、該絶縁油が釜本体1
内に供給される。 4)次いで、ターンテーブル3を駆動装置7により駆動
すると、釜本体1が回転し、ケーブルコア4は送り出さ
れ、釜本体1の油中から金属シース押出機10まで、新
しい絶縁油で満たされたケーブルコアガイドパイプ8に
案内されてその中を該絶縁油の移動方向と反対方向に移
動し、その外周上に金属シースが被覆される。金属シー
ス押出機10付近で劣化した古い絶縁油は、排油口32
から排油される。この間、新油給油口31からの新しい
絶縁油の供給は連続的に続けられる。
【0015】上記金属シース被覆の工程において、絶縁
油の油上面位置が釜本体1内に収容されたケーブルコア
4の最上面位置より下がらないようにしながら、ケーブ
ルコア4の送り出しと共に、劣化した古い絶縁油をオー
バーフローさせるオーバーフロー用パイプ33を下側の
ものに切り替えていく。このとき、オーバーフロー用パ
イプ33からオーバーフローする絶縁油は、ガスが溶解
した油表面付近の劣化した古い絶縁油で、このことによ
り、ケーブルコア4は、ガスの溶解していない新鮮な絶
縁油で常に覆われることになる。オーバーフロー用パイ
プ33からオーバーフローした絶縁油は、排油槽34に
一時的に溜められ、排油配管35、排油ポンプ36によ
って、特に図示していない新油再製装置に戻され、再使
用される。
【0016】上記工程を続けてケーブルコア4を金属シ
ース押出機10へ送り出していくと、釜本体1内のケー
ブルコア4の最上層の位置は、だんだん下がっていくこ
とになる。このとき、絶縁油のオーバーフローのレベル
が一定であると、最終的には大量の絶縁油が必要にな
り、絶縁油タンク、新油再製装置を大型にする必要が生
ずる。そこで、本実施例では、上述のようにケーブルコ
ア4の最上層の位置に応じて、自動または手動で使用す
る3本のオーバーフロー用パイプ33を上のものから適
宜切り替えていく。このようにすることにより、絶縁油
の使用量を抑えることができ、絶縁油タンク、新油再製
装置などの設備を必要最小限の規模のものに小型化する
ことができる。なお、オーバーフロー用パイプ33を上
のものから適宜切り替える手段としては、例えば、釜本
体1内のケーブルコア4最上層の高さをセンサーで測定
し、それに合った高さのオーバーフロー用パイプを選択
してその自動弁を開いてもよい。また、ケーブルコア4
最上層の高さは、釜本体1の回転数、または、釜全体1
から送り出されるケーブルコア4の送出量(長さ)を計
測することにより、計算で求めることができるので、そ
れをもとに最適な位置のオーバーフロー用パイプ33を
選択してその自動弁を開いてもよい。
【0017】図4は、本発明にかかる装置の他の実施例
の断面図である。本実施例では、3個のオーバーフロー
用パイプ33および排油槽34は、釜本体1の外筒部2
1に設けられている。従って、手動でのオーバー用フロ
ーパイプ33の切替えが容易であり、また、絶縁油のオ
ーバーフローの有無により絶縁油面の監視が可能になっ
ている。なお、本実施例では、釜本体1に車輪5を設け
て、釜本体1を回転させている。
【0018】図5は、本発明にかかる装置のさらに他の
実施例の断面図である。本実施例は、回転しないに外釜
41と、該外釜41の中に設置された回転するターンテ
ーブル42と、該ターンテーブル42上に設けた油槽4
3で構成されている。この場合、油槽43内にケーブル
コア4を巻き込み、蓋部2を気密に外釜41に被せ、蓋
部2に設けた真空配管13を通じて真空排気しながら、
蒸気配管11に加熱蒸気を流して外釜41を加熱するこ
とにより、ケーブルコア4を真空乾燥するところは、従
来と同様である。かかる真空乾燥によりケーブルコア4
の乾燥が確認された後、油槽43に設けた給油管14を
通じて外釜41内に絶縁油を満たし、ケーブルコア4を
絶縁油で含浸する。オーバーフロー排油槽34は外釜4
1に固定されており、排油は排油配管35、排油ポンプ
36によってオイルステーション(図示されず)に戻さ
れ、再使用される。この装置では、真空中で油槽43を
回転させて、ケーブルコア4を真空中でケーブルコアガ
イドパイプを通して金属シース押出機に送り出すことが
でき、また、必要に応じて大気中で送り出すこともでき
る。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、絶
縁油を含浸させたケーブルコアを前記真空乾燥油含浸釜
から送り出す際、前記真空乾燥油含浸釜内に絶縁油を供
給して前記真空乾燥油含浸釜内の油上面近傍の絶縁油を
オーバーフローさせて排油すると共に、絶縁油の油上面
位置が前記真空乾燥油含浸釜内に収容されたケーブルコ
アの最上面位置より下がらないように制御しながら、絶
縁油の油上面位置を下げることにより、ケーブルコアの
送り出しを行うため、ケーブルコアは常に新鮮な絶縁油
に含浸するとともに、釜内の使用絶縁油量を減少させる
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるOFケーブルの金属シース被覆
時のケーブルコア送り出し装置の一実施例の断面図であ
る。
【図2】上記装置の、ケーブルコアガイドパイプの一端
を釜本体内に配置した状態の断面図である。
【図3】上記装置の、オーバーフロー面の変化した状態
の断面図である。
【図4】本発明にかかるケーブルコア送り出し装置の他
の実施例の断面図である。
【図5】本発明にかかるケーブルコア送り出し装置のさ
らに他の実施例の断面図である。
【図6】従来のOFケーブルの金属シース被覆時のケー
ブルコア送り出し装置の断面図である。
【図7】上記装置の、ケーブルコアガイドパイプの一端
を釜本体内に配置した状態の断面図である。
【符号の説明】
1 釜本体 2 蓋部 3、42 ターンテーブル 4 ケーブルコア 5 車輪 6 レール 7 駆動装置 8 ケーブルコアガイドパイプ 9 真空引装置 10 金属シース押出機 11 蒸気配管 12 保温材 13 真空配管 14 給油配管 21 外筒部 22 内筒部 23 底部 31 新油給油口 32 排油口 33 オーバーフロー用パイプ 34 排油槽 35 排油配管 36 ポンプ 41 外釜 43 油槽

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 OFケーブルのケーブルコアを真空乾燥
    油含浸釜内で乾燥して、絶縁油を含浸させ、絶縁油を含
    浸させたケーブルコアを金属シース被覆のために前記真
    空乾燥油含浸釜から送り出すOFケーブルの金属シース
    被覆時のケーブルコア送り出し方法において、絶縁油を
    含浸させたケーブルコアを前記真空乾燥油含浸釜から送
    り出す際、前記真空乾燥油含浸釜内に絶縁油を供給して
    前記真空乾燥油含浸釜内の油上面近傍の絶縁油をオーバ
    ーフローさせて排油すると共に、絶縁油の油上面位置が
    前記真空乾燥油含浸釜内に収容されたケーブルコアの最
    上面位置より下がらないように制御しながら、絶縁油の
    油上面位置を下げることにより、ケーブルコアの送り出
    しを行うことを特徴とするOFケーブルの金属シース被
    覆時のケーブルコア送り出し方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のOFケーブルの金属シー
    ス被覆時のケーブルコア送り出し方法を遂行する装置で
    あって、真空乾燥油含浸釜と、ケーブルコアを金属シー
    ス押出機にガイドする機構を備え、前記真空乾燥油含浸
    釜は絶縁油をオーバーフロー面の高さを変えてオーバー
    フローさせる手段を有することを特徴とするOFケーブ
    ルの金属シース被覆時のケーブルコア送り出し装置。
  3. 【請求項3】 オーバーフローさせる手段は、真空乾燥
    油含浸釜の側面にケーブルコアの送り出しに伴い、絶縁
    油がオーバーフローして排油される位置が下がるよう
    に、高さ位置を変えて排油口部を複数個設けてなること
    を特徴とする請求項2記載のOFケーブルの金属シース
    被覆時のケーブルコア送り出し装置。
JP4295995A 1995-03-02 1995-03-02 Ofケーブルの金属シース被覆時のケーブルコア送り出し方法及び装置 Pending JPH08241640A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100892558B1 (ko) * 2008-01-23 2009-04-09 엘에스전선 주식회사 선재 함침용 형틀
CN101901647A (zh) * 2010-08-06 2010-12-01 浙江球冠特种线缆有限公司 一种百级超净电缆加料工作台

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