JPH08241366A - 多方向性スキャナ - Google Patents

多方向性スキャナ

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JPH08241366A
JPH08241366A JP7334609A JP33460995A JPH08241366A JP H08241366 A JPH08241366 A JP H08241366A JP 7334609 A JP7334609 A JP 7334609A JP 33460995 A JP33460995 A JP 33460995A JP H08241366 A JPH08241366 A JP H08241366A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】走査パターンがスキャナの射出窓に又は少なく
とも射出窓の近くに充分に形成されるようなコンパクト
な多方向性スキャナを提供する。 【解決手段】ハウジング(100)と、ハウジングの射
出窓(122)と、光ビームを発生する発光器(11
0)と、光ビームを走査するビームスキャナ(114)
と、走査光ビームを全体として射出窓から離れる方向に
反射し、それによって走査パターンを発生するために配
列された複数のパターン発生ミラー(118)と、走査
パターンを反射し、射出窓を経てハウジングの外側に向
けるために配置された他のミラー(120)とを有す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として例えば
バーコードシンボルの様な異なった光反射率の部分を有
する指標を繰り返して走査するように作動するスキャナ
の走査装置に関する。特に、本発明は、大きい走査パタ
ーンを提供する走査装置を有する多方向スキャナに関す
る。
【0002】
【従来技術】物体上のシンボルを光学的に読み取ること
によって、物体を識別するために、物体に記されたバー
コードシンボル又は他の指標を読み取ることのできる各
種の光学的リーダや光学的スキャナが開発されている。
代表的には、バーコードシンボルは各種の幅を有する一
連のバーが、同様に各種の幅を有するスペースによって
互いに隔離されたものからなるコード化されたパターン
として用いられるものであり、バーとスペースは異なる
光反射特性を有する。
【0003】このタイプのスキャナの特別な変形例とし
ては、多方向性スキャナが知られ、これはこのタイプの
スキャナが任意の方向に表示されたバーコードシンボル
を読み取ることができるために、そのように呼称されて
いるものである。代表的には、多方向性スキャナは、”
クロスハッチ”タイプの走査パターンを発生することが
でき、このパターンは平行線の幾つかの組を特徴とし、
各組は互いに角度的に離れており、従って全360゜が
カバーされる。このようなクロスハッチパターンは、光
ビームを静止ミラー群を横切って走査する回転平面又は
多角形ミラーに光ビームを向け、幾つかの走査線を発生
することによって作られる。静止ミラーは互いに角度を
有し、従って対応する走査線が同様な角度を有すること
を確実にする。
【0004】”表示”又は”投影”スキャナとして知ら
れている多方向性スキャナの特別な変形例は現在多くの
メーカーから提供されている。代表的には、これらのス
キャナは、バーコードを付けた物品が、スキャナを通過
するか又はスキャナに提示されるPOS環境で使用する
ように意図されたものである。これらの例としては、メ
トロロジック製MS−700、富士通製スリムスキャン
1000、スペクトラフィジックスペース及び松下電気
製ZE−87などが挙げられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】たいていPOS環境で
は、スキャナに許されるスペースは非常に限られてお
り、従ってスキャナをできるだけ小型にすることが非常
に望ましい。しかし、スキャナを小さくすると走査パタ
ーンも小さくなる。このことは、オペレータが走査すべ
きバーコードシンボルを走査パターンの中に、より注意
深く位置決めしなければならないために、スキャナが使
い難くなるという結果を生じる。このような位置決め
は、しばしば盲目状態で行なわれる。何故ならば、走査
パターンは普通の室内照明では通常見ることが出来ず、
スキャナは走査されるとき、シンボルがオペレータに見
えないような状態で、しばしば位置決めされるためであ
る。
【0006】従って、小さいパッケージの収納される
が、可能なかぎり最大の走査パターンを発生するスキャ
ナを提供することが望ましいことは明かである。しか
し、このようなスキャナを提供することは容易な仕事で
はない。上述したように、公知のスキャナの走査パター
ンは、固定されたミラー群を横切って光ビームを走査す
る多角形ミラーを走査し、それによって幾つかの走査線
を作ることによって通常発生される。
【0007】固定されたミラーは、そこから反射された
走査線が、スキャナの射出窓の直ぐ外側の所望の走査パ
ターンに収束するような方向を向いている。走査パター
ンの大きさはパターンミラーからの距離の増加と共に増
大するから、固定ミラーを射出窓の後に置いた方が良い
ことは理解できるであろう。しかし、固定ミラーを射出
窓の後ろに離せば離すほど、固定ミラーを収容するため
にハウジングの奥行きは深くなる。
【0008】スキャナハウジングの厚さ又は深さを増加
させるようにする他の設計上の考慮もある。上述したよ
うに走査線が射出窓に近い所望の走査パターンに収束す
るように、固定ミラーを傾斜することによって走査パタ
ーンが形成される。固定ミラーが射出窓に近づくほど、
走査線を正しい位置に収束させるために、固定ミラーは
急な角度で傾斜しなければならない。もし、スキャナの
厚さが薄いならば、従って固定ミラーが急に傾斜するな
らば、走査線は射出窓からの距離が増加するにつれて、
必然的に所望の走査パターンから急速に発散する。従っ
て走査パターンは、スキャナから遠ざかるにつれて急速
に崩れ、オペレータはバーコードシンボルを認識する前
に、射出窓に近づけることを余儀なくされる。
【0009】それ故に、固定ミラーをできるだけ射出窓
から離して置くため、射出窓とバーコードシンボルの間
の距離が増加しても、走査パターンが射出窓近傍で大き
くなり、走査パターンが収束されたままであり、走査パ
ターンとして有用であるように厚いスキャナハウジング
を有することが望ましいと考えられることは明らかであ
る。
【0010】機能を改善するために厚いスキャナにしよ
うとすることと、チェックアウト領域のスペースを節減
するため、薄いスキャナにしようとすることとの間の矛
盾を解決するため、多数の先行技術が試みられてきた。
代表的な先行技術は、図1乃至図3に示されている。図
1は、スキャナハウジング(又は本体)10を故意に薄
くし、本体の前面12と後面14との間の距離が約1.
75インチ(4.4センチ)に過ぎない第1の先行技術
のスキャナを示す。レーザ光源16によって発生された
光ビームは、モータ20によって回転される回転多角形
ミラー18上に照射される。多角形ミラー18によって
反射された光は、光を射出窓24を経てハウジング10
の外に向ける固定されたパターンミラー22に入射す
る。
【0011】このスキャナについて、パターンミラー2
2は、射出窓24のすぐ後ろに位置する。これは、全体
として薄いパッケージを作る結果となるが、走査パター
ンがスキャナから数インチのところに投影されるまでは
良くならない(即ち走査線が互いに交差しない)という
欠点を有する。このことは、オペレータが、しばしばバ
ーコードシンボルを射出窓24に近づけて保持するた
め、スキャナの柔軟性と機能を減少させる。図1に示さ
れたスキャナでは、バーコードシンボルを射出窓24に
接近させてスキャナを通過させ、現れたシンボルを読み
取るために、正しい方向を向いている走査線を遮断しな
いようにすることが充分に可能である。
【0012】他の先行技術のスキャナが図2に示されて
いる。このスキャナでは、ハウジング26は全体として
図1に示されたハウジングよりも小さいが、若干厚く、
前面42と裏面44の間の距離は、約4インチ(10セ
ンチ)である。レーザ光源28は、第1の折り返しミラ
ー30、第2の折り返しミラー32、モータ36によっ
て作動される回転ミラー34、及び固定された一連のパ
ターンミラー38の順序で入射する光ビームを発生す
る。その後、光ビームはパターンミラー38から射出窓
40を通ってハウジング26の外へ反射される。
【0013】このスキャナは、又、射出窓から約2.5
インチ(6.4センチ)までは良く形成されたパターン
を発生できないにもかかわらず、これよりも近くに保持
されたシンボルについてしばしば使用されることがあ
る。全体としてハウジング26の大きさが小型であるこ
とは、走査パターンも同様に小さいことを意味し、オペ
レータがが正しい位置と信じている位置にバーコードシ
ンボルがきたときに、走査パターンを全て見失ってしま
うようなことが比較的起こりがちである。
【0014】図3は、これらの先行技術の改良例を示
す。このスキャナは前面46と裏面48の間の厚さが、
約3インチ(7.6センチ)であるハウジング45内に
収容されている。レーザ光源50は折り返しミラー5
2、モータ56で作動される回転多角形ミラー54、及
び固定された一連のパターンミラー57の順序に入射す
る光ビームを発生する。光ビームは、これらのパターン
ミラー57から射出窓58を経て、ハウジング45の外
へ反射される。
【0015】このスキャナは、更に、射出窓58のとこ
ろで充分に形成されない走査パターンを発生する。その
上、走査パターンはハウジング45の前面46の全体の
大きさに比較して比較的小さい必要性がある。市販品と
して得ることのできる1つの例では、射出窓58は面4
6の面積の約半分を覆うだけである。卸売店やスーパー
マーケットで一般的になりつつあるように、走査窓が垂
直又は殆ど垂直であるような状況で使用するためには、
上述した各スキャナのどれも特に良く適合した形を有し
ないということも、欠点の一つである。このような状況
では、走査パターンをカウンタ天板に近く、できればカ
ウンタ天板から数インチのところに投影することが重要
であり、そうすれば、スキャナの近くのパッケージの側
のカウンタ天板にシンボルが非常に近いときでさえも、
走査パターンがシンボルを見失うことはない。
【0016】上述したようなスキャナは勿論高価ではあ
るが、通常、部分的にカウンタ天板内に埋め込まれてい
る。1つの変形例では、スキャナをカウンタ天板の上に
位置決めすることであるが、シンボルが走査パターンを
横切ることを確実にするためには、オペレータが物品を
持ち上げればならず、これはオペレータに疲労をもたら
すので、勿論望ましくはない。
【0017】本発明は上記課題を解決することを目的と
して、さらに、反射率の異なる指標を読み取るためのス
キャナ、特に限定されないがバーコードシンボルを読み
取るレーザスキャナの技術を発展させることことを目的
とする。また、他の目的として、走査パターンが射出窓
に又は少なくとも射出窓の近くに充分に形成されるよう
なコンパクトなスキャナを提供する。
【0018】さらに、他の目的として、スキャナの前面
に比較して、走査パターンが大きいコンパクトなスキャ
ナを提供する。さらに、他の目的として、垂直な射出窓
で使用するのに適しており、従って走査すべき物品がス
キャナをスライドして通過するスキャナを提供する。さ
らに、他の目的として、最適な効率のために、カウンタ
天板の中に部分的に埋め込む必要のないようなスキャナ
を提供する。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、本発明の第1の態様によれば、以下の構成から
なる多方向性スキャナが提供される。 (a)ハウジング、(b)ハウジングの射出窓、(c)
光ビームを発生する発光器、(d)光ビームを走査する
ビームスキャナ、(e)走査光ビームを全体として射出
窓から離れる方向に反射し、それによって走査パターン
を発生するために配列された複数のパターン発生ミラ
ー、及び(f)走査パターンを反射し、射出窓を経てハ
ウジングの外側に向けるために配置された他のミラー、
を有する多方向性スキャナ。
【0020】また、本発明の第2の態様によれば、以下
の構成からなる多方向性スキャナが提供される。 (a)前面及び後面を有するハウジング、(b)ハウジ
ングの前面にある射出窓、(c)光ビームを発生するレ
ーザ、(d)光ビームを走査するビームスキャナ、
(e)走査光ビームをハウジングの裏面の方へ反射し、
それによって走査パターンを発生するように配置された
複数のパターン発生ミラー、及び(f)ハウジングの裏
面に隣接して位置し、走査パターンを反射して、射出窓
を経てハウジングの外に向ける他の平面ミラー、を有す
る多方向性スキャナ。
【0021】このような多方向性スキャナは、射出窓に
対してミラーの法線方向を反転することによって、スキ
ャナ内に長い光路を提供する。本発明の好適な実施の形
態では、走査線はミラーからハウジングの裏面に向けら
れ、そこで他の大きい平面ミラーから射出窓の方へ反射
される。このことは、ハウジング内の光路を図3に示さ
れたスキャナと比較してほぼ2倍、図1に示されたスキ
ャナと比較して4倍にする。
【0022】図示された実施の形態では、発生された走
査パターンは如何なる既知の多方向性スキャナの中で、
ハウジングの大きさと比較して最大であると信じられ
る。走査パターンは、スキャナハウジングの前面のほと
んどを満たす。好ましくは、射出窓もまた、スキャナハ
ウジングの前面のほとんどを満たし、走査パターンは射
出窓の殆ど全面積を満たす。特別な好適な実施の形態で
は、射出窓はスキャナハウジングの60%以上(90
%、80%、70%)をとることができる。
【0023】この形のものは、シンボルを付けた物品を
スライドさせて、スキャナを通過させ、スキャナの射出
窓が垂直かあるいは殆ど垂直であるようなPOSにスキ
ャナを用いるときに非常に有利である。このような状況
において、走査パターンがカウンタ天板に近く、カウン
タ天板の上に数インチまで近づいて、シンボルがスキャ
ナに近いパッケージの側で、カウンタ天板に非常に近い
ときでも、走査パターンがシンボルを見失わない。この
ことは走査パターンが確実に遮断されるようにオペレー
タが各物品を持ち上げたり、又はスキャナを部分的にカ
ウンタ天板内に埋め込むことを不必要にする。
【0024】好適な実施の形態では多方向性スキャナで
あり、これは例えば、走査パターンが360゜にわたっ
て等間隔の多数の走査線からなるようなスキャナであ
る。発光源は、好ましくはレーザであり、レーザダイオ
ード又はVLD(可視光レーザダイオード)であること
が望ましい。ビームスキャナ手段は、1つ又はそれ以上
の回転又は振動ミラー、例えば多角形ミラーからなるこ
とが望ましい。しかしながら、ビームスキャナ手段は、
例えばレンズのような他のタイプの回転又は振動光学手
段からなることもできる。他の可能性として、ビームス
キャナ手段は、例えば発光手段を振動させ、発光手段に
よって放出された光ビームを直接走査することもでき
る。
【0025】本発明のスキャナは、手動スキャナ、静止
(固定)スキャナ、随時手動スキャナとして、又、携帯
用モードでも使用できるスキャナを含む、多くの形をと
ることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図4は本発明のスキャナの第1の
実施の形態が図示されている。スキャナは、前面及び裏
面102、104及び側面106、108を有するコン
パクトなハウジング100を含む。端面(図示せず)も
備えられている。面102、104の間の深さは3イン
チ(7.6センチ)、面106、108の間の幅は6イ
ンチ(15.2センチ)及び長さは5.5インチ(1
4.0センチ)である。好ましくは可視光レーザダイオ
ード(VLD)であるレーザ(発光器)110はハウジ
ングの底面104と実質的に平行に進む光ビームを放射
する。次に光ビームは、小さい固定された折り返しミラ
ー112から、電気モータ116によって作動される回
転多角形ミラー(ビームスキャナ)114に反射され
る。回転多角形ミラー114によって反射された光ビー
ムはハウジング100を横断して、固定された複数のミ
ラーからなるパターンミラー(走査パターン発生ミラ
ー)118の方へ戻される。最終的な走査パターンは下
方に反射され、図示されているように底部ミラー(ミラ
ー)120へスキャナの床部に戻される。底部ミラー1
20によって反射された走査パターンは大きい射出窓1
22を経て、スキャナの外に通過する。
【0027】パターンミラー118は、全体としてハウ
ジング100内で下方に面し、射出窓122から外れて
いることに注意されたい。この特性は、底部ミラー12
0の配置に沿って、スキャナ内で長い光路を提供し、そ
れによって射出窓122に隣接しても大きい走査パター
ンを提供することを可能にする。走査パターンが大きい
ので射出窓122もまた大きく、従って前面102の面
積の大部分を占めることが判る。
【0028】射出窓122が大きいため、スキャナはカ
ウンタ天板上に、射出窓122を垂直にして置くのに理
想的である。走査パターンは、スキャナハウジングの縁
部に非常に接近して延びているから、スキャナはカウン
タ天板の上に置くことができ、そこでカウンタ天板上の
スキャナをスライドして通過するパッケージの底部の近
くにあるバーコードシンボルを走査することができる。
【0029】図5は、本実施の形態のスキャナにおける
回転多角形ミラー114及びパターンミラー118の好
適な配置を示す。よく判るように回転多角形ミラーは、
4つの各ミラー面114a乃至114dを有する正方形
であることが好ましい(平面図において)。パターンミ
ラー118は半冠形で、5つの傾斜したミラー面118
a乃至118eによって形成されている。使用時には、
光ビームは回転多角形ミラー114から出てパターンミ
ラー118に向けられる。再び底部ミラー120(図
4)から反射された後、図6(a)乃至図6(c)に示
されるような走査パターンが発生される。走査パターン
は、互いにクロスハッチ配列を形成する、全体で20本
の線からなる。図から判るように、各パターンは各組が
4本の線からなる5つの組が互いに、約36゜の角度で
位置している。
【0030】この特別な走査パターンはスキャナの面上
及び8インチ(20センチ)離れた場合の両方をカバー
する密な線を提供し、それによってバーコードシンボル
がスキャナに対してどのような角度で表示されても、走
査線と交差するのに必要なバーコードの向きの量を減少
させる。図6は走査パターンを示し、図6(a)は、射
出窓122における走査パターンを示し、図6(b)は
射出窓から約3インチ(8センチ)における走査パター
ンを示し、及び図6(c)は射出窓から4.25インチ
(10.8センチ)における走査パターンを示す。
【0031】上記各走査パターンの好適な寸法は、以下
の如くである。 a=2.214インチ(5.624センチ) b=1.962インチ(4.983センチ) c=3.6 インチ(9.1 センチ) d=3.1 インチ(7.9 センチ) e=3.2 インチ(8.1 センチ) f=3.9 インチ(9.9 センチ) g=3.6 インチ(9.1 センチ) h=4.6 インチ(11.7 センチ) 本発明の他の実施の形態(図示せず)としては、回転多
角形ミラー114の面の数が変更されたもの、あるい、
半冠形のパターンミラー118の面の数が変更されたも
のが挙げられる。
【0032】上述の各エレメント或いは、2つ又はそれ
以上を合わせて、上述のタイプと異なる構成の他のタイ
プの有用な応用例を見出すことができることは理解でき
るであろう。全体の発明概念は特別な実施例に示された
説明に限定されるものではないこと、何故ならば、本発
明の構成及び範囲から如何なる形においても逸脱するこ
となく、各種の変形及び構造的な変化をなし得るからで
あることは理解されるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は第1の先行技術のスキャナの概略図で
ある。
【図2】 図2は第2の先行技術のスキャナの概略図で
ある。
【図3】 図3は第3の先行技術のスキャナの概略図で
ある。
【図4】 図4は本発明の第1の実施の形態のスキャナ
の概略図である。
【図5】 図5は図4のスキャナの多角形ミラーと静止
パターンミラーを下から見た図である。
【図6】 図6(a)は射出窓での好適な走査パターン
を示し、図6(b)は射出窓から3インチでの好適な走
査パターンを示し、図6(c)は射出窓から4.25イ
ンチでの好適な走査パターンを示す図である。
【符号の説明】
10,26,45,100 スキャナハウジング 12,42,46,102 前面 14,44,48,104 後面(裏面) 16,28,50,110 レーザ 18,54,114 回転多角形ミラー 20,36,56,116 モータ 22,38,57,118 静止パターンミラー 24,40,58,122 射出窓 30,32,52,112 折り返しミラー 34 回動ミラー 120 底部ミラー

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングと、 ハウジングに形成された射出窓と、 光ビームを発生する発光器と、 前記光ビームを走査するビームスキャナと、 全体として前記射出窓から離れる方向に走査光ビームを
    反射し、それによって走査パターンを発生するように配
    置された複数のミラーからなる走査パターン発生ミラー
    と、 前記走査パターンを反射し、前記射出窓を経て前記ハウ
    ジングの外へ指向するように配置されたミラーとを有す
    ることを特徴とする多方向性スキャナ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは、前面と、裏面と、前
    記前面の中の射出窓とを有し、前記ミラーは前記ハウジ
    ング内の前記裏面上に配置することを特徴とする請求項
    1記載の多方向性スキャナ。
  3. 【請求項3】 前記ミラーは、平面ミラーであることを
    特徴とする請求項1記載の多方向性スキャナ。
  4. 【請求項4】 前記ビームスキャナは、回転ミラーから
    なることを特徴とする請求項1記載の多方向性スキャ
    ナ。
  5. 【請求項5】 前記回転ミラーは、回転多面体ミラーか
    らなることを特徴とする請求項4記載の多方向性スキャ
    ナ。
  6. 【請求項6】 前記発光器及び前記ビームスキャナは、
    前記ハウジング内で互いに隣接して位置することを特徴
    とする請求項1記載の多方向性スキャナ。
  7. 【請求項7】 前記発光器及び前記ビームスキャナは、
    前記ハウジングの一端側に位置することを特徴とする請
    求項6記載の多方向性スキャナ。
  8. 【請求項8】 前記走査パターン発生ミラーは、前記ハ
    ウジングの他端側に位置することを特徴とする請求項7
    記載の多方向性スキャナ。
  9. 【請求項9】 前記発光器によって発生した光ビーム
    は、前記射出窓に全体として平行な方向に指向されるこ
    とを特徴とする請求項1記載の多方向性スキャナ。
  10. 【請求項10】 前記発光器と前記ビームスキャナの間
    の光路中に、折り返しミラーを配置し、該折り返しミラ
    ーは前記発光器からの光ビームを反射し、前記ビームス
    キャナに指し向けることを特徴とする請求項9記載の多
    方向性スキャナ。
  11. 【請求項11】 前記折り返しミラー及び前記走査パタ
    ーン発生ミラーは、前記ハウジング内で互いに隣接して
    位置することを特徴とする請求項10記載の多方向性ス
    キャナ。
  12. 【請求項12】 前記折り返しミラー及び前記走査パタ
    ーン発生ミラーは、前記ハウジングの一端側に位置する
    ことを特徴とする請求項11記載の多方向性スキャナ。
  13. 【請求項13】 前記折り返しミラー及び前記走査パタ
    ーン発生ミラーは、前記ハウジングの他端側に位置する
    ことを特徴とする請求項12記載の多方向性スキャナ。
  14. 【請求項14】 前記走査パターン発生ミラーは、前記
    射出窓の近くの指標を読み取るために有効なシンボル読
    み取り走査パターンを発生するための角度を有すること
    を特徴とする請求項1記載の多方向性スキャナ。
  15. 【請求項15】 前記走査パターン発生ミラーは、多数
    の角度のある走査線を発生するために配置され、前記走
    査線は前記射出窓の近くで交差するように配置されてい
    ることを特徴とする請求項1記載の多方向性スキャナ。
  16. 【請求項16】 前記走査パターンは、前記射出窓の近
    くの指標を読み取るために有効であり、実質的に前記射
    出窓の全面積にわたって有効であることを特徴とする請
    求項1記載の多方向性スキャナ。
  17. 【請求項17】 前記ハウジングは、前面と、該前面の
    面積に相当する部分を占める射出窓を有することを特徴
    とする請求項1記載の多方向性スキャナ。
  18. 【請求項18】 前記ハウジングは、前面と、該前面の
    面積の実質的全体を占める射出窓を有することを特徴と
    する請求項1記載の多方向性スキャナ。
  19. 【請求項19】 前記ハウジングは、側縁部を有する前
    面と、側縁部と、前記前面内にある射出窓を有し、前記
    射出窓の側縁部は前記前面の側縁部に隣接していること
    を特徴とする請求項1記載の多方向性スキャナ。
  20. 【請求項20】 前記ハウジングは、前面と、側面と、
    前記前面内に形成された射出窓と、該射出窓を垂直にし
    てカウンタの天板上にその側面を設定して使用するため
    に配置されることを特徴とする請求項1記載の多方向性
    スキャナ。
  21. 【請求項21】 前記走査パターンは、前記多方向性ス
    キャナを通過するように移動する物体の側面にあり、前
    記側面の底縁部に隣接している指標を読み取るように作
    動することを特徴とする請求項20記載の多方向性スキ
    ャナ。
  22. 【請求項22】 前記走査パターン発生ミラーは、その
    複数の各ミラーがそれぞれ互いに角度を有することを特
    徴とする請求項1に記載された多方向性スキャナ。
  23. 【請求項23】 前記走査パターン発生ミラーは、その
    複数の各ミラーによって凹面を形成するように配列され
    ていることを特徴とする請求項22に記載された多方向
    性スキャナ。
  24. 【請求項24】 前記走査パターン発生ミラーは、他の
    走査パターン発生ミラーが光ビームを指向する方向と、
    光ビームが収束する方向とに、光ビームを指向すること
    を特徴とする請求項22記載の多方向性スキャナ。
  25. 【請求項25】 前記凹面は、部分的に冠形状であるこ
    とを特徴とする請求項23記載の多方向性スキャナ。
  26. 【請求項26】 前記走査パターン発生ミラーは、その
    各ミラーが第1の長縁部と、該長縁部と向かい合う第2
    の短縁部と、角度のある向かい合う第3および第4の側
    縁部を有することを特徴とする請求項22記載の多方向
    性スキャナ。
  27. 【請求項27】 前記走査パターン発生ミラーは、各々
    の側縁部によって互いに結合されることを特徴とする請
    求項26記載の多方向性スキャナ。
  28. 【請求項28】 前記走査パターン発生ミラーの各ミラ
    ーは、平面状であることを特徴とする請求項26記載の
    多方向性スキャナ。
  29. 【請求項29】 前記走査パターン発生ミラーは、5つ
    のミラーからなることを特徴とする請求項22記載の多
    方向性スキャナ。
  30. 【請求項30】 前記ビームスキャナは、4つのミラー
    を有する回転四角形ミラーからなることを特徴とする請
    求項5に記載された多方向性スキャナ。
  31. 【請求項31】 前記走査パターンはクロスハッチパタ
    ーンであることを特徴とする請求項1記載の多方向性ス
    キャナ。
  32. 【請求項32】 前記クロスハッチパターンは、多数の
    走査線の組からなり、各組の走査線は互いに平行であ
    り、各走査線はパターン内の他の線の組に対して傾斜し
    ていることを特徴とする請求項31記載の多方向性スキ
    ャナ。
  33. 【請求項33】 前記クロスハッチパターンは、正確に
    5つの線の組からなることを特徴とする請求項32記載
    の多方向性スキャナ。
  34. 【請求項34】 前記クロスハッチパターンは、一組で
    4本の走査線を有することを特徴とする請求項32記載
    の多方向性スキャナ。
  35. 【請求項35】 手動スキャナからなることを特徴とす
    る請求項1記載の多方向性スキャナ。
  36. 【請求項36】 手動スキャナ及びカウンタ天板上に置
    かれた手持ち式スキャナの両用途に用いるように設計さ
    れたことを特徴とする請求項1記載の多方向性スキャ
    ナ。
  37. 【請求項37】 前面及び裏面を有するハウジングと、 前記ハウジングの前面内の射出窓と、 光ビームを発生するレーザと、 光ビームを走査するビームスキャナと、 走査線ビームをハウジングの裏面に向けて反射し、それ
    によって走査パターンを発生するために配置された走査
    パターン発生ミラーと、 前記ハウジングの裏面に隣接して位置し、前記走査パタ
    ーンを反射し、前記射出窓を経て前記ハウジングの外側
    に向ける平面ミラーとを有することを特徴とする多方向
    性スキャナ。
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