JPH08241225A - 評価装置 - Google Patents

評価装置

Info

Publication number
JPH08241225A
JPH08241225A JP7042719A JP4271995A JPH08241225A JP H08241225 A JPH08241225 A JP H08241225A JP 7042719 A JP7042719 A JP 7042719A JP 4271995 A JP4271995 A JP 4271995A JP H08241225 A JPH08241225 A JP H08241225A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
instruction
debug
execution
repeat
execution control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP7042719A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayoshi Kusumoto
正善 楠本
Kazuyuki Tanaka
和幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP7042719A priority Critical patent/JPH08241225A/ja
Publication of JPH08241225A publication Critical patent/JPH08241225A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Debugging And Monitoring (AREA)
  • Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】繰り返し命令の実行完了まで次の命令の書込み
を待たせることにより、命令の多重書込みを回避しつつ
シングル・ステップ実行における繰り返し命令のエミュ
レーションを可能にし、以てデバック精度の向上を図る
ことを目的とする。 【構成】逐次に入力されるデバッグ命令を実行してター
ゲットCPUの動作をエミュレートする演算実行制御部
を有する評価装置において、実行中の命令が所定の繰り
返し命令(たとえばREP命令)であるか否かを検出す
る繰り返し命令検出部と、繰り返し命令の実行が検出さ
れている間、デバッグ命令の前記演算実行制御部への書
き込みを行わず、繰り返し命令の実行が完了すると、デ
バック命令の前記演算実行制御部への書き込みを行うデ
バッグ命令保持/書込み部と、を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CPU(Central Proc
essing Unit )を搭載した電子システムの評価装置に関
し、とくにICE(インサーキットエミュレータ)と呼
ばれる評価装置に関する。近年、様々な分野で、CPU
を搭載した高機能な電子システムが作られるようになっ
てきた。プログラムを書き込んだROM(Read Only Me
mory)を交換するだけで、容易にシステムの改修や機能
変更等を行なうことができ、きわめて柔軟性にすぐれた
システムを開発できるからである。ところで、こうした
電子システムにあっては、その高機能さゆえにハードウ
エアやソフトウエアの誤りを見つけ出す、いわゆるデバ
ッグ作業が相当に困難で、デバック支援のための評価装
置が欠かせない。
【0002】
【従来の技術】この種の評価装置としては、従来から、
デバッグ対象の電子システム(以下「ターゲット」と言
う)を擬似的に実行するインサーキットエミュレータ
(以下「ICE」)と呼ばれるものが使用されている。
このICEは、ターゲットCPUの代わりにICE側の
CPU(以下「エミュレーションCPU」と言う)を動
作させ、このエミュレーションCPUの動作内容を逐一
エミュレータソフトウエアで追跡・監視することによっ
て、ターゲットの動作状態を総合的に判定するというも
のであり、一般に、「リアルタイム」や「シングル・ス
テップ」及び「ブレーク」、「リアルタイム・トレー
ス」といった様々な実行機能を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の評価装置にあっては、以下の理由から、シングル
・ステップ実行時において、「繰り返し命令」の評価を
行えないという問題点があった。すなわち、シングル・
ステップ実行では、ICEからエミュレーションCPU
に対して所定の命令サイクルごとに逐次にデバッグ命令
が与えられるが、たとえば「処理Aをn回繰り返せ」と
いうリピート命令(REP命令)を実行する際には、エ
ミュレーションCPUで処理Aを繰り返している間に次
の命令サイクルに到達してしまうことがあり、この場
合、処理Aの繰り返し期間中にもかかわらず、次の命令
がエミュレーションCPUに書き込まれてしまう(いわ
ゆる命令の多重書込み)から、エミュレーションCPU
の動作に異常をきたすという不都合がある。
【0004】そこで、従来の評価装置では、上記不都合
を避けるために、シングル・ステップ実行中の繰り返し
命令を禁止しているが、この対策では、デバッグ対象の
電子システムの一部の機能を評価することができず、デ
バッグ精度を向上するといった点で不十分であり、改善
すべき課題があった。
【0005】
【目的】本発明は、このような問題点に鑑みてなされた
もので、繰り返し命令の実行完了まで、次の命令の書込
みを待たせることにより、命令の多重書込みを回避しつ
つ、シングル・ステップ実行における繰り返し命令のエ
ミュレーションを可能にし、以てデバック精度の向上を
図ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためその原理図を図1に示すように、逐次に入力
されるデバッグ命令を実行してターゲットCPUの動作
をエミュレートする演算実行制御部1を有する評価装置
において、実行中の命令が所定の繰り返し命令(たとえ
ばREP命令)であるか否かを検出する繰り返し命令検
出部2と、繰り返し命令の実行が検出されている間、デ
バッグ命令の前記演算実行制御部1への書き込みを行わ
ず、繰り返し命令の実行が完了すると、デバック命令の
前記演算実行制御部1への書き込みを行うデバッグ命令
保持/書込み部3と、を備えたことを特徴とする。
【0007】又は、逐次に入力されるデバッグ命令を実
行してターゲットCPUの動作をエミュレートする演算
実行制御部1を有する評価装置において、実行中の命令
が所定の繰り返し命令であるか否かを検出する繰り返し
命令検出部2と、繰り返し命令の実行が検出されている
間、入力されたデバッグ命令を保持すると共に、繰り返
し命令の実行が完了すると、該保持していたデバッグ命
令を前記演算実行制御部1に書き込むデバッグ命令保持
/書込み部3と、を備えたことを特徴とする。
【0008】なお、特に限定しないが、4はICE本
体、5はエミュレーションCPU、6はインターフェー
ス部である。
【0009】
【作用】本発明では、演算実行制御部1で所定の繰り返
し命令が実行されると、その繰り返し命令が終了するま
で、デバッグ命令の演算実行制御部1への書き込みが禁
止され、又は、デバック命令がデバッグ命令保持/書込
み部3で保持される。そして、その繰り返し命令の実行
終了に伴って、デバッグ命令がデバッグ命令保持/書込
み部3から演算実行制御部1へと書き込まれる。したが
って、「命令の多重書込み」が回避されるから、シング
ル・ステップ実行における繰り返し命令の禁止が必要な
くなり、デバック精度の向上が図られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2は本発明に係る評価装置の一実施例を示す図
である。図2において、20はICE本体(ホストコン
ピュータやエミュレーションソフト及びICEボックス
等を含む)、21はターゲットCPUに代わるエミュレ
ーションCPUであり、ICE本体20とエミュレーシ
ョンCPU21との間は、データ/命令用の信号線や各
種制御用の信号線を介して相互に接続されている。
【0011】エミュレーションCPU21は、ICE本
体20から入力される各種のデバッグ命令を実行してタ
ーゲットCPUの動作をエミュレートする演算実行制御
部22を有しており、この演算実行制御部22とICE
本体20との間は、インターフェース部23を介して相
互に接続されている。インターフェース部23は、少な
くとも、データレジスタ24、繰り返し命令検出部25
及び命令書込み信号発生器26を含み、データレジスタ
24は、ICE本体20と演算実行制御部22との間で
授受されるデータ/命令(デバッグ命令)をバッファリ
ングし、繰り返し命令検出部25は、演算実行制御部2
2からのプログラムアドレスに基づいて演算実行制御部
22で所定の繰り返し命令(たとえば、REP命令)が
実行されていることを検出し、命令書込み信号発生器2
6は、繰り返し命令の実行を検出している間、データレ
ジスタ24に保持されているデータ/命令の演算実行制
御部22への書込みを禁止する信号を出力する。したが
って、繰り返し命令検出部25は、発明の要旨に記載の
「繰り返し命令検出部」に相当し、データレジスタ24
と命令書込み信号発生器26は、発明の要旨に記載の
「デバッグ命令保持/書込み部」に相当する。
【0012】ここで、繰り返し命令検出部25は、演算
実行制御部22で実行中のプログラムアドレスの前回の
値(以下「前値」)を保持するプログラムアドレスレジ
スタ25aと、プログラムアドレスの現在の値(以下
「現値」)と前値とを比較する比較器25bと、前値と
現値が一致している場合に繰り返し命令の検出を示す
「検出信号」をアクティブにして出力する繰り返し命令
信号出力回路25cとを含んでいる。
【0013】命令書込み信号発生器26は、上記検出信
号がアクティブのときに命令書込み信号をインアクティ
ブにして出力し、演算実行制御部22は、命令書込み信
号がアクティブのときに、データレジスタ24に格納さ
れたICE本体20からのデバッグ命令を取り込む一
方、命令書込み信号がインアクティブのときには、同取
り込み動作を行わない。
【0014】すなわち、「検出信号」がアクティブとな
っている間(言い換えれば繰り返し命令の実行期間中)
は、ICE本体20からのデバッグ命令がデータレジス
タ24に保持されたままとなり、演算実行制御部22へ
の書込みが保留される。したがって、本実施例によれ
ば、たとえば、「処理Aをn回繰り返せ」というREP
命令を実行している間は、プログラムアドレスが変化せ
ず、比較器25bの比較結果が“一致”(前値=現値)
となり、検出信号がアクティブとなるため、命令書込み
信号がインアクティブとなって、同命令の実行期間中に
おけるデバッグ命令の演算実行制御部22への書込みが
行なわれない。その結果、繰り返し命令の実行期間中に
次のデバッグ命令が不本意に書き込まれるという事態
(命令の多重書込み)を回避でき、繰り返し命令のエミ
ュレーションが可能になるから、シングル・ステップ実
行におけるデバッグ精度の向上を図ることができる。
【0015】なお、実行制御部22で分岐命令を実行す
る場合、たとえば、以下のコードを実行する場合には、 LABEL_A JMP to LABEL_A on Condition 条件(Condition)が成立している限り、分岐先がラベ
ルA(LABEL_A)から変化しないから、REP命令と同
様にプログラムアドレスの前値と現値とが一致してしま
うが、かかる分岐命令の場合には、同一アドレスの命令
を再度実行するのが本来の働きであり、次の命令の書込
みが行なわれても差し支えない。図2において、演算実
行制御部22から繰り返し命令検出信号出力回路25c
に入力している「分岐命令実行信号」は、かかる分岐命
令の実行を識別するための信号である。繰り返し命令検
出信号出力回路25cは、この「分岐命令実行信号」が
アクティブのとき、すなわち、自分自身のアドレスにジ
ャンプする分岐命令を実行しているときには、前値=現
値であっても、検出信号をアクティブにしない。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、繰り返し命令の実行完
了まで、次の命令の書込みを待たせるようにしたので、
命令の多重書込みを回避しつつ、シングル・ステップ実
行における繰り返し命令のエミュレーションが可能にな
り、デバック精度の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】一実施例の概念構成図である。
【符号の説明】
1:演算実行制御部 2:繰り返し命令検出部 3:デバッグ命令保持/書込み部 22:演算実行制御部 24:データレジスタ(デバッグ命令保持/書込み部) 25:繰り返し命令検出部 26:命令書込み信号発生器(デバッグ命令保持/書込
み部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】逐次に入力されるデバッグ命令を実行して
    ターゲットCPUの動作をエミュレートする演算実行制
    御部を有する評価装置において、 実行中の命令が所定の繰り返し命令であるか否かを検出
    する繰り返し命令検出部と、 繰り返し命令の実行が検出されている間、デバッグ命令
    の前記演算実行制御部への書き込みを行わず、繰り返し
    命令の実行が完了すると、デバック命令の前記演算実行
    制御部への書き込みを行うデバッグ命令保持/書込み部
    と、を備えたことを特徴とする評価装置。
  2. 【請求項2】逐次に入力されるデバッグ命令を実行して
    ターゲットCPUの動作をエミュレートする演算実行制
    御部を有する評価装置において、 実行中の命令が所定の繰り返し命令であるか否かを検出
    する繰り返し命令検出部と、 繰り返し命令の実行が検出されている間、入力されたデ
    バッグ命令を保持すると共に、繰り返し命令の実行が完
    了すると、該保持していたデバッグ命令を前記演算実行
    制御部に書き込むデバッグ命令保持/書込み部と、を備
    えたことを特徴とする評価装置。
JP7042719A 1995-03-02 1995-03-02 評価装置 Withdrawn JPH08241225A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7042719A JPH08241225A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 評価装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7042719A JPH08241225A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 評価装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08241225A true JPH08241225A (ja) 1996-09-17

Family

ID=12643884

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7042719A Withdrawn JPH08241225A (ja) 1995-03-02 1995-03-02 評価装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08241225A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010102743A (ja) * 2010-02-09 2010-05-06 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010102743A (ja) * 2010-02-09 2010-05-06 Renesas Technology Corp マイクロコンピュータ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6145123A (en) Trace on/off with breakpoint register
US5751942A (en) Trace event detection during trace enable transitions
US8266608B2 (en) Post-compile instrumentation of object code for generating execution trace data
US7483824B1 (en) Self-checking test generator for partially-modeled processors by propagating fuzzy states
US5845064A (en) Method for testing and verification of a CPU using a reference model
US7093165B2 (en) Debugging Method
US5592674A (en) Automatic verification of external interrupts
US7428661B2 (en) Test and debug processor and method
KR940003318B1 (ko) 캐시 메모리를 구비한 프로세서
US6425122B1 (en) Single stepping system and method for tightly coupled processors
US10970191B2 (en) Semiconductor device and debug method
US6347368B1 (en) Microcomputing device for exchanging data while executing an application
JPH08241225A (ja) 評価装置
US20030084272A1 (en) Handling problematic events in a data processing apparatus
US7228266B1 (en) Instruction processor emulator having separate operand and op-code interfaces
JP2915944B2 (ja) カバレージ測定方法及びマイクロコンピュータ
US7353429B2 (en) System and method using hardware buffers for processing microcode trace data
CN116775454A (zh) 用于测试计算机程序的方法
JPS62164140A (ja) デ−タ処理システムの試験方法
JPH03252731A (ja) マイクロプロセッサ
CN117290211A (zh) 计算机的系统内存探测方法、装置、操作系统及存储介质
CN117892661A (zh) 一种基于risc-v处理器验证的模拟器比对系统
JPS6326741A (ja) デ−タ処理装置の試験装置
JP2009009201A (ja) デバッグ装置
JPH04367902A (ja) プログラマブルコントローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20020507