JPH0824109A - 衣服用ハンガー - Google Patents

衣服用ハンガー

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JPH0824109A
JPH0824109A JP16693694A JP16693694A JPH0824109A JP H0824109 A JPH0824109 A JP H0824109A JP 16693694 A JP16693694 A JP 16693694A JP 16693694 A JP16693694 A JP 16693694A JP H0824109 A JPH0824109 A JP H0824109A
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JP
Japan
Prior art keywords
shoulder
clothes
clothes hanger
attached
neck
Prior art date
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Pending
Application number
JP16693694A
Other languages
English (en)
Inventor
Tamotsu Akiyoshi
保 秋吉
Nagayuki Yamashita
長幸 山下
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【目的】人が着用した状態に衣服を吊り下げることがで
きるようにした衣服用ハンガーを提供すること。 【構成】懸吊具13の基部13aの根本より両側に人体
の肩の形状に対応して成形された肩部材12、12が回
動可能に延設されていると共に、前記懸吊具13の基部
13aに人体の首の形状に対応して成形された首部材1
4が取り付けられていること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、人が着用した状態に衣
服を吊り下げることができるようにした衣服用ハンガー
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、衣服用ハンガーとしては、例えば
特開昭61−146213号公報に示されたものがあ
る。この衣服用ハンガー1は、図5に示すように、懸吊
部3と、懸吊部3の根本に取り付けた略く字型のハンガ
ー部2と、ハンガー部2の両下端に架設された掛け杆4
とからなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この衣服用
ハンガーにあっては、当該衣服用ハンガー1に衣服を吊
り下げたとき、ハンガー部2が単にくの字状に設けられ
ているだけであるので、衣服はその肩部分が前側あるい
は後側に垂れたり、首周りがへたったり、あるいは前身
頃あるいは後ろ身頃にしわが入ったりするなど、当該衣
服用ハンガーに吊り下げたときに衣服本来のシルエット
が崩れてしまうという不具合があった。
【0004】このため、当該衣服用ハンガーに衣服を吊
り下げてこれを商品陳列棚に掛けたとき、お客はそのま
までは衣服のシルエットが解らず、いちいち着用しなけ
ればならないという煩雑さもあった。
【0005】本発明は、このような事情に鑑みなされた
ものであり、人が着用した状態に衣服を吊り下げること
ができるようにした衣服用ハンガーを提供することを目
的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、「懸吊具の基部の根本より
両側に人体の肩の形状に対応して成形された肩部材が回
動可能に延設されていると共に、前記懸吊具の基部に人
体の首の形状に対応して成形された首部材が取り付けら
れていることを特徴とする衣服用ハンガー」をその要旨
とした。
【0007】請求項2記載の発明は、「肩部材が両側に
伸縮可能に設けられていることを特徴とする衣服用ハン
ガー」をその要旨とした。
【0008】請求項3記載の発明は、「肩部材表面に弾
性体が張り付けられていることを特徴とする衣服用ハン
ガー」をその要旨とした。
【0009】請求項4記載の発明は、「首部材に衣服の
サイズを表示する表示部が設けられていることを特徴と
する衣服用ハンガー」をその要旨とした。
【0010】請求項5記載の発明は、「各肩部材の内側
にスカート、キュロット、パンツなど吊り下げ紐を引っ
かける引っ掛け部材が設けられていると共に、同各肩部
材の内側には支持棒が取り付けられており、一の支持棒
先端にスライド可能に取着した連結管を介して両支持棒
が各肩部材下方において直線状に配置されるようにした
ことを特徴とする衣服用ハンガー」をその要旨とした。
【0011】
【作用】請求項1記載の衣服用ハンガーにあっては、懸
吊具の基部の根本より両側に延設された肩部材を回動さ
せることでコンパクトに折り畳むことができるようにな
っている。また、肩部材を回動させて懸吊具の基部の根
本より両側に展開したとき、両肩部材と前記懸吊具の基
部に人体の首の形状に対応して成形された首部材とで、
人体の首から肩にかけての上側形状を現出するようにな
っており、同衣服は着用時と同じ状態に吊り下げられる
ようになっている。
【0012】請求項2記載の衣服用ハンガーにあって
は、肩部材を両側に伸縮させることでサイズの異なる衣
服を吊り下げることができるようになっている。
【0013】請求項3記載の衣服用ハンガーにあって
は、肩部材表面に張り付けた弾性体によって肩部材上面
における摩擦抵抗が増し、当該衣服用ハンガーに吊り下
げた衣服が滑り落ちたり外れたりするのを防止するよう
になっている。
【0014】請求項4記載の衣服用ハンガーにあって
は、首部材に設けた表示部によって衣服のサイズが表示
されるようになっている。
【0015】請求項5記載の衣服用ハンガーにあって
は、各肩部材の内側に設けられている引っ掛け部材に、
スカート、キュロット、パンツなどの吊り下げ紐が引っ
かけられるようになっている。また、各肩部材の内側に
取り付けられた支持棒を、一の支持棒先端にスライド可
能に取着した連結管を介して連結して、両支持棒を各肩
部材下方において直線状に配置することで、両支持棒に
ズボン等を掛けることができるようになっている。
【0016】
【実施例】以下、本発明の衣服用ハンガーを図面に示し
た一実施例に従って詳細に説明する。図1及び図2に示
すように、本発明の衣服用ハンガー11は、懸吊具13
と、懸吊具13の基部13aの根本より両側に延設され
た肩部材12、12と、前記懸吊具13の基部13aに
取り付けられた首部材14とを備えている。
【0017】懸吊部13はABS樹脂などの硬質の合成
樹脂製を鈎型に成形してなるものであり、この基部13
aには人体の首の形状に対応して樹脂成形された首部材
14が取り付けられており、当該ハンガー11に衣服X
を吊り下げたとき、衣服Xの首周りがあたかも人間が着
用したときのように首部材14にフィットするようにな
っている。
【0018】この首部材14には衣服Xのサイズを表示
する表示部15が設けられている。首部材14は、懸吊
部13の軸(図示しない)に固定されたF、7、9、1
1、13、15、17といった衣服Xのサイズを表示し
たリング16全体を覆うように取り付けられており、こ
の首部材14の一箇所に形成された表示窓14aを通し
て前記リング16に表示されたサイズが首部材14上に
現出するようになっている。表示部15はこれらリング
16及び首部材14に設けた表示窓14aとから構成さ
れている。また、首部材14は懸吊部13の基部13a
に回転可能に取り付けられており、同首部材14を回転
させることにより、表示窓に現出するサイズを吊り下げ
る衣服Xのサイズに応じて自由に変えることができるよ
うになっている。
【0019】また、懸吊具13の基部13aの根本より
両側には肩部材12、12が延設されている。これら肩
部材12、12は懸吊具13の基部13aに回動可能に
固定した一対の支持杆17、17に沿ってスライド可能
に取り付けられており、これら肩部材12、12を図2
に示すように支持杆17、17上をスライドさせて両側
に伸縮させることでサイズの異なる衣服Xを吊り下げる
ことができるようになっている。また、肩部材12、1
2は懸吊具13の基部13aに回動可能に固定した支持
杆17、17に取り付けられていることから、使用時に
は両側に展開させ、不使用時にはコンパクトに折り畳む
ことができるようになっている。これら肩部材12、1
2は、人体の肩の形状に対応して断面弓型に成形されて
おり、前記首部材14と共に人体の首元から肩にかけて
の上側形状を現出するようになっている。このため、当
該ハンガー11に衣服Xを吊り下げたとき、衣服Xは着
用時と同じ状態に吊り下げられるようになる。
【0020】また、肩部材12、12表面にはゴム、発
泡ウレタンなどの弾性体18張り付けられており、同弾
性体18によって肩部材12、12上面における摩擦抵
抗が増し、当該衣服用ハンガー11に吊り下げた衣服X
が滑り落ちたり外れたりするのを防止するようになって
いる。
【0021】また、肩部材12、12は前述した如く人
体の肩の形状に対応して成形されていることから厚みが
あり、運搬時などには嵩ばってしまう。このため、肩部
材12、12の側面12a、12aを内方に折れ曲がる
ようにすることでこれに対応することができる。図4に
示す例では、肩部材12、12の側面12a、12aを
ヒンジ25を介して折り曲げ可能となし、同肩部材1
2、12の内側には逆T字状の支持部材26、26を設
け、支持部材26、26の両端部にはバネ27を挿入
し、このバネ27、27端部を肩部材12、12の側面
12a、12a内側に取り付けてある。そして、肩部材
12、12の側面12a、12aを押圧することで同側
面12a、12aは内方に折り曲がるようになる。押圧
力が作用しなくなったときにはバネ27、27の復元力
で側面12a、12aは元の位置に戻ることになる。
【0022】また、各肩部材12、12の内側には所定
間隔で複数の引っ掛け部材19が設けられており、同に
引っ掛け部材19には、スカート、キュロット、パンツ
などの吊り下げ紐(図示しない)が引っかけられるよう
になっている。同じく各肩部材12、12の内側には支
持棒20、20が回動可能に取り付けられている。これ
ら支持棒20、20のうち一の支持棒20先端には連結
管21がスライド可能に取着されており、図1及び図3
に示すように、この連結管21をスライドさせて他の支
持棒20を差し込んで固定することで、同連結管21を
介して一対の支持棒20、20が連結して架橋し、両支
持棒20、20を各肩部材12、12下方において直線
状に配置することができ、これら両支持棒20、20に
ズボン等(図示しない)を掛けることができるようにな
っている。
【0023】尚、本発明の衣服用ハンガーは、上記実施
例に示したものに限定されるものではなく、例えば本実
施例では衣服の滑り落ちや外れを防止する一手段として
肩部材表面に弾性体を張り付けているが、これに換えて
肩部表面に凹凸部を設けることで衣服の滑り落ちや外れ
を防止するようにするなど、特許請求の範囲に記載され
た範囲内で自由に変更することができる。
【0024】
【発明の効果】請求項1記載の衣服用ハンガーにあって
は、懸吊具の基部の根本より両側に延設された肩部材を
回動させることでコンパクトに折り畳むことができる。
また、肩部材を回動させて懸吊具の基部の根本より両側
に展開したとき、両肩部材と前記懸吊具の基部に人体の
首の形状に対応して成形された首部材とで、人体の首か
ら肩にかけての上側形状が現出するようになっており、
同衣服は着用時と同じ状態に吊り下げられるようになっ
ているので、当該衣服用ハンガーに吊り下げたときに衣
服本来のシルエットが崩れてしまうという不具合が生じ
ることがない。このため、当該衣服用ハンガーにあって
は、衣服を吊り下げてこれを商品陳列棚に掛けたとき、
お客はそのままで衣服のシルエットが解り、いちいち着
用しなければならないという煩雑さもない。
【0025】請求項2記載の衣服用ハンガーにあって
は、肩部材を両側に伸縮させることでサイズの異なる衣
服を吊り下げることができるので、サイズ毎にハンガー
を揃える必要がなく、無駄がない。
【0026】請求項3記載の衣服用ハンガーにあって
は、肩部材表面に張り付けた弾性体によって肩部材上面
における摩擦抵抗が増し、当該衣服用ハンガーに吊り下
げた衣服が滑り落ちたり外れたりするのを防止するよう
になっている。
【0027】請求項4記載の衣服用ハンガーにあって
は、首部材に設けた表示部によって衣服のサイズが表示
されるようになっているので、サイズに応じたカラーリ
ングをいちいち取り付ける必要がない。
【0028】請求項5記載の衣服用ハンガーにあって
は、各肩部材の内側に設けられている引っ掛け部材に、
スカート、キュロット、パンツなど吊り下げ紐を引っか
けることができ、しかも、各肩部材の内側に取り付けら
れた支持棒を、一の支持棒先端にスライド可能に取着し
た連結管を介して連結して、両支持棒を各肩部材下方に
おいて直線状に配置することで、両支持棒にズボン等を
掛けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の衣服用ハンガーの全体を示した斜視
図。
【図2】本発明の衣服用ハンガーの肩部材を伸長させた
状態を示す斜視図。
【図3】本発明の衣服用ハンガーの肩部材を内側から見
た拡大斜視図。
【図4】衣服用ハンガーにおける肩部材の側面を内方に
折り曲げ可能とした例を示した正面図。
【図5】従来の衣服用ハンガーの全体を示した斜視図。
【符号の説明】
12・・・肩部材 13・・・懸吊具 13a・・・基部 14・・・首部材 14a・・・表示窓 15・・・表示部 16・・・リング 17・・・支持杆 18・・・弾性体 19・・・引っ掛け部材 20・・・支持棒 21・・・連結管 X ・・・衣服

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 懸吊具の基部の根本より両側に人体の肩
    の形状に対応して成形された肩部材が回動可能に延設さ
    れていると共に、前記懸吊具の基部に人体の首の形状に
    対応して成形された首部材が取り付けられていることを
    特徴とする衣服用ハンガー。
  2. 【請求項2】 前記肩部材が両側に伸縮可能に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の衣服用ハンガ
    ー。
  3. 【請求項3】 前記肩部材表面に弾性体が張り付けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の衣服用ハンガ
    ー。
  4. 【請求項4】 前記首部材に衣服のサイズを表示する表
    示部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    衣服用ハンガー。
  5. 【請求項5】 前記各肩部材の内側にスカート、キュロ
    ット、パンツなど吊り下げ紐を引っかける引っ掛け部材
    が設けられていると共に、同各肩部材の内側には支持棒
    が取り付けられており、一の支持棒先端にスライド可能
    に取着した連結管を介して両支持棒が各肩部材下方にお
    いて直線状に配置されるようにしたことを特徴とする請
    求項1記載の衣服用ハンガー。
JP16693694A 1994-07-19 1994-07-19 衣服用ハンガー Pending JPH0824109A (ja)

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JP (1) JPH0824109A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223795A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Shiyouko Ishihara 衣料用ハンガー

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223795A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Shiyouko Ishihara 衣料用ハンガー

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040607

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02