JPH08240453A - ガス漏洩検知装置 - Google Patents

ガス漏洩検知装置

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Publication number
JPH08240453A
JPH08240453A JP6705395A JP6705395A JPH08240453A JP H08240453 A JPH08240453 A JP H08240453A JP 6705395 A JP6705395 A JP 6705395A JP 6705395 A JP6705395 A JP 6705395A JP H08240453 A JPH08240453 A JP H08240453A
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JP
Japan
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gas
flow velocity
change
supply pipe
appliance
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Application number
JP6705395A
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English (en)
Inventor
Kazumitsu Nukui
一光 温井
Hideo Kato
秀男 加藤
Katsuto Sakai
克人 酒井
Soubun Satou
左右文 佐藤
Shinichi Sato
真一 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 極めて迅速かつ簡単にガス漏洩を検知できる
と共に、管内の異物堆積等の異常をも検知することがで
きるガス漏洩検知装置を提供する。 【構成】 ガス漏洩検知装置11は、基準となる特定の
ガス器具である給湯器14のオンからオフへの移行を検
出し、その変化の前後における供内管13内の圧力変化
量を求める。そして、この圧力変化量を、予め実験等に
よって求めた基準差圧(ガス漏洩がない場合における給
湯器14のオンからオフへの移行時の圧力変化量)と比
較することにより、ガス漏洩検知装置11の上流側の供
内管13におけるガス漏洩の有無とその程度とを判定し
て表示する。供内管13に小さなガス漏洩箇所16があ
った場合には、給湯器14をオンからオフ状態にしたと
きの供内管13内の圧力変化量は基準差圧よりも大きく
なり、さらにガス漏洩量が大きくなると、その圧力変化
量はより大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は都市ガス等の輸送配管に
おけるガス漏れを検知するためのガス漏洩検知装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来、都市ガス等のガス漏洩検知は、ガ
ス配管が埋設されている地面にボーリングを行い、検知
器あるいは臭気等によりガス漏洩の有無を確認するよう
になっていた。すなわち、図6に示すように、通常、道
路201の地下に埋設された本支管202から各需要者
宅のガスメータ203までは供内管204によってガス
が輸送されるが、この供内管204にガス漏洩箇所があ
ると考えられる場合には、多数のボーリング穴205,
206等を地面に穿ち、あるいは供内管204の上部を
掘削した上で、ガス成分を検出するための専用のガス検
知器あるいは臭気によってガス漏洩の検知を行ってい
た。また、ガス漏洩があると見られる区間の配管の両端
を遮断して気密状態とし、この配管区間に圧力計を取り
付けてその圧力低下の有無を調べるいわゆる気密試験も
行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
ガス漏洩検知を行うためには地面のボーリングや掘削等
の作業が必要であり、また、気密試験の際にはガス供給
停止が必要となるため、これに要する労力が極めて大き
いと共に、早期にガス漏洩の有無を知ることが困難であ
った。また、従来の方法ではガス漏洩は検知できるもの
の、例えば管内に異物が堆積した場合のように、漏洩以
外の異常を検知することはできないという問題点もあっ
た。
【0004】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、極めて迅速かつ簡単にガス漏洩を検
知することができると共に、管内の異物堆積等の異常を
も検知することができるガス漏洩検知装置を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のガス漏洩
検知装置は、使用時のガス消費量が一定であるガス器具
に接続されたガス供給管の一部に設けられ、その上流側
のガス供給管のガス漏洩を検知する装置であって、前記
ガス器具の使用状態変化に応じたガス供給管内の圧力変
化の大きさを測定する圧力測定手段と、少なくとも前記
圧力測定手段により測定された圧力変化量に基づいてガ
ス漏洩を検知する漏洩検知手段とを備えている。
【0006】請求項2記載のガス漏洩検知装置は、請求
項1記載のガス漏洩検知装置において、さらに、前記上
流側のガス供給管が健全な状態(すなわち、ガス漏洩や
異物堆積等の異常がない状態のこと、以下同じ)で前記
ガス器具の使用状態を変化させたときのガス供給管内の
圧力変化量を予め基準差圧として記憶する基準差圧記憶
手段を備え、前記漏洩検知手段が前記圧力測定手段によ
り測定された圧力変化量と前記基準差圧記憶手段の基準
差圧との比較結果からガス漏洩を検知するように構成し
たものである。
【0007】請求項3記載のガス漏洩検知装置は、請求
項2記載のガス漏洩検知装置において、さらに、複数の
ガス器具のうち基準となる特定のガス器具の使用時にお
ける前記ガス供給管内のガス流速を予め基準流速として
記憶する基準流速記憶手段と、前記ガス供給管内のガス
流速の変化量を測定する流速測定手段と、この流速測定
手段により測定された流速変化量と前記基準流速記憶手
段の基準流速との一致によって、その流速変化は前記特
定のガス器具の使用状態変化に因るものであることを検
知する特定ガス器具検知手段とを備え、前記特定ガス器
具検知手段によって前記特定のガス器具の使用状態変化
が検知されたときにのみ、前記漏洩検知手段が前記圧力
変化量と前記基準差圧との比較結果からガス漏洩を検知
するように構成したものである。
【0008】そして、請求項1ないし3のいずれか1に
記載のガス漏洩検知装置では、ガス器具の使用状態変化
に応じたガス供給管内の圧力変化の大きさが測定され、
この圧力変化量に基づいてガス漏洩検知が行われる。
【0009】請求項4記載のガス漏洩検知装置は、使用
時のガス消費量が一定であるガス器具に接続されたガス
供給管の一部に設けられ、その上流側のガス供給管のガ
ス漏洩を検知する装置であって、前記ガス器具の使用状
態変化に応じたガス供給管内の圧力変化に要する時間を
測定する時間測定手段と、少なくとも前記時間測定手段
により測定された圧力変化所要時間に基づいてガス漏洩
を検知する漏洩検知手段とを備えている。
【0010】請求項5記載のガス漏洩検知装置は、請求
項4記載のガス漏洩検知装置において、さらに、前記上
流側のガス供給管が健全な状態で前記ガス器具の使用状
態を変化させたときのガス供給管内の圧力変化に要する
時間を予め基準時間として記憶する基準時間記憶手段を
備え、前記漏洩検知手段が、前記時間測定手段により測
定された圧力変化所要時間と前記基準時間記憶手段の基
準時間との比較結果からガス漏洩を検知するように構成
したものである。
【0011】請求項6記載のガス漏洩検知装置は、請求
項5記載のガス漏洩検知装置において、さらに、複数の
ガス器具のうち基準となる特定のガス器具の使用時にお
ける前記ガス供給管内のガス流速を予め基準流速として
記憶する基準流速記憶手段と、前記ガス供給管内のガス
流速の変化量を測定する流速測定手段と、この流速測定
手段により測定された流速変化量と前記基準流速記憶手
段の基準流速との一致によって、その流速変化は前記特
定のガス器具の使用状態変化に因るものであることを検
知する特定ガス器具検知手段とを備え、前記特定ガス器
具検知手段によって前記特定のガス器具の使用状態変化
が検知されたときにのみ、前記漏洩検知手段が、前記圧
力変化所要時間と前記基準時間との比較結果からガス漏
洩を検知するように構成したものである。
【0012】そして、請求項4ないし6のいずれか1に
記載のガス漏洩検知装置では、ガス器具の使用状態変化
に応じたガス供給管内の圧力変化所要時間が測定され、
この圧力変化所要時間に基づいてガス漏洩検知が行われ
る。
【0013】請求項7記載のガス漏洩検知装置は、使用
時のガス消費量が一定であるガス器具に接続されたガス
供給管の一部に設けられ、その上流側のガス供給管のガ
ス漏洩を検知する装置であって、前記ガス器具の使用状
態変化に応じたガス供給管内の流速変化に要する時間を
測定する時間測定手段と、少なくとも前記時間測定手段
により測定された流速変化所要時間に基づいてガス漏洩
を検知する漏洩検知手段とを備えている。
【0014】請求項8記載のガス漏洩検知装置は、請求
項7記載のガス漏洩検知装置において、さらに、前記上
流側のガス供給管が健全な状態で前記ガス器具の使用状
態を変化させたときのガス供給管内の流速変化に要する
時間を予め基準時間として記憶する基準時間記憶手段を
備え、前記漏洩検知手段が、前記時間測定手段により測
定された流速変化所要時間と前記基準時間記憶手段の基
準時間との比較結果からガス漏洩を検知するように構成
したものである。
【0015】請求項9記載のガス漏洩検知装置は、請求
項8記載のガス漏洩検知装置において、さらに、複数の
ガス器具のうち基準となる特定のガス器具の使用時にお
ける前記ガス供給管内のガス流速を予め基準流速として
記憶する基準流速記憶手段と、前記ガス供給管内のガス
流速の変化量を測定する流速測定手段と、この流速測定
手段により測定された流速変化量と前記基準流速記憶手
段の基準流速との一致によって、その流速変化は前記特
定のガス器具の使用状態変化に因るものであることを検
知する特定ガス器具検知手段とを備え、前記特定ガス器
具検知手段によって前記特定のガス器具の使用状態変化
が検知されたときにのみ、前記漏洩検知手段が、前記流
速変化所要時間と前記基準時間との比較結果からガス漏
洩を検知するように構成したものである。
【0016】そして、請求項7ないし9のいずれか1に
記載のガス漏洩検知装置では、ガス器具の使用状態変化
に応じたガス供給管内の流速変化所要時間が測定され、
この流速変化所要時間に基づいてガス漏洩検知が行われ
る。
【0017】特に、請求項3または請求項6または請求
項9に記載のガス漏洩検知装置では、複数のガス器具の
うち基準となる特定のガス器具の使用状態が変化したと
きにのみ、そのときの測定値(圧力変化量、圧力変化所
要時間、または流速変化所要時間)と特定のガス器具に
固有の基準値(基準差圧、圧力変化の基準時間、または
流速変化の基準時間)との比較が行われ、その比較結果
に基づいてガス漏洩検知が行われる。すなわち、基準と
なる特定のガス器具の使用状態変化のみを抽出して検知
できるため、複数のガス器具が接続されている場合に
も、ガス漏洩が検知可能となる。
【0018】請求項10記載のガス漏洩検知装置は、請
求項1ないし9のいずれか1に記載のガス漏洩検知装置
において、前記ガス器具の使用状態の変化が、ガス器具
の使用中状態から使用停止状態への変化であるように構
成したものである。そして、このガス漏洩検知装置で
は、ガス器具が使用中状態から使用停止状態に変化した
ときに、ガス漏洩検知が行われる。
【0019】請求項11記載のガス漏洩検知装置は、請
求項1ないし9のいずれか1に記載のガス漏洩検知装置
において、前記ガス器具の使用状態の変化が、ガス器具
の使用停止状態から使用中状態への変化であるように構
成したものである。そして、このガス漏洩検知装置で
は、ガス器具が使用停止状態から使用中状態に変化した
ときに、ガス漏洩検知が行われる。
【0020】請求項12記載のガス漏洩検知装置は、請
求項1ないし11のいずれか1に記載のガス漏洩検知装
置において、前記漏洩検知手段が、ガス漏洩の有無およ
びその程度を検知するように構成したものである。
【0021】請求項13記載のガス漏洩検知装置は、請
求項1ないし12のいずれか1に記載のガス漏洩検知装
置において、さらに、前記漏洩検知手段による検知結果
を視覚的に表示する表示手段を備えるように構成したも
のである。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0023】図1は本発明の一実施例に係るガス漏洩検
知装置の配置例を表すものである。ガス漏洩検知装置1
1は、ガス輸送路の基幹である本支管12から分岐して
配設された個別のガス供給管としての供内管13に一端
が接続されると共に、他端が需要者宅内の給湯器14お
よび他のガス器具15に接続され、上流側の供内管13
におけるガス漏洩を検知するようになっている。給湯器
14は点火使用中(オン時)においては一定流量のガス
を消費するものとし、非使用中(オフ時)においてはま
ったくガスを消費しないものとする。他のガス器具15
についても同様である。また、給湯器14およびガス器
具15の使用時のガス消費量は相互に異なるものとす
る。
【0024】図2は図1のガス漏洩検知装置11の構成
を表すものである。この装置は、供内管13内に配設さ
れた流速センサ21および圧力センサ22と、これらの
センサに接続された制御・演算部23と、この制御・演
算部23に接続されたメモリ24、表示部25、および
クロック26とを備えている。
【0025】流速センサ21は供内管13を流れるガス
の流速を検出するためのもので、例えば熱式流速センサ
(フローセンサ)やフルイディック式流速センサ等が用
いられる。なお、熱式流速センサは、ガス流中に配設し
たヒータ抵抗器から発せられる熱が流れに沿って配設し
た上流側センサ抵抗器と下流側センサ抵抗器に異なる温
度変化を与え、流速に応じて両センサ抵抗器の温度差が
大きくなることを利用したものである。また、フルイデ
ィック式流速センサは、噴流を発生させるノズルの下流
側に一対の側壁によって流路拡大部を形成すると共に、
側壁の外側に設けられたリターンガイドによって、ノズ
ルを通過した流体を各側壁の外側に沿ってノズルの噴出
口側へ導く一対のフィードバック流路を形成し、ノズル
を通過した流体が一対のフィードバック流路を交互に流
れる現象(フルイディック発振という)の周波数が流体
の流速と関係することを利用したものである。
【0026】圧力センサ22は、供内管13の内部の圧
力を検出するためのもので、例えば圧力によって生じた
歪みに対応した電圧を発生する圧電膜センサが用いられ
る。
【0027】制御・演算部23は、流速センサ21およ
び圧力センサ22からの信号を基に所定の制御と演算と
を行うもので、マイクロプロセッサによって構成され
る。
【0028】メモリ24は、制御・演算部23による制
御、演算、判定動作に必要な各種の定数および測定デー
タを記憶するためのもので、例えばEEPROM(電気
的消去可能なプログラム可能リード・オンリ・メモリ)
や電池でバックアップされたRAM(ランダム・アクセ
ス・メモリ)等が用いられる。なお、上記の定数は、給
湯器14の使用に伴う供内管13内のガス流速増分(基
準流速)、およびガス漏洩がない場合における給湯器1
4のオフ前後の供内管13内の圧力変化量、圧力変化所
要時間または流速変化所要時間等であり、予め実験によ
って求められ、メモリ24に記憶されている。
【0029】表示部25は、供内管13のガス漏洩の有
無や漏洩の程度等を表示するためのもので、例えばLC
D(液晶表示器)が用いられる。
【0030】クロック26は、流速や圧力の変化に要す
る時間を計測するためのもので、例えばクロックカウン
タが用いられる。
【0031】次に、図3を参照してガス漏洩検知装置1
1の動作原理を説明する。ここでは、給湯器14のオン
時における供内管13内の圧力変化に着目してガス漏洩
の有無およびその程度を検知するものとする。
【0032】供内管13に全くガス漏洩がない場合は、
給湯器14をオンからオフ状態に変化させると、図3の
実線31のように供内管13内の圧力が比較的急速に上
昇すると共に、オフの前後における圧力変化量p0 (以
下、基準差圧という)は比較的小さい。一方、図1に示
すように、本支管12とガス漏洩検知装置11との間の
供内管13にガス漏洩箇所16があり、ここでのガス漏
洩量が少量であった場合には、給湯器14をオンからオ
フ状態にすると、図3の一点鎖線32で示すように、圧
力上昇はガス漏洩なしの場合よりも緩やかに(遅く)な
ると共に、オフの前後における圧力変化量pS は基準差
圧p0 よりも大きくなる。さらに、ガス漏洩箇所16の
ガス漏洩量が大量であった場合には、給湯器14をオン
からオフ状態にすると、図3の二点鎖線33に示すよう
に圧力上昇はより緩やかに(遅く)なると共に、オフの
前後における圧力変化量pL はガス漏洩が小さい場合の
圧力変化量pS よりも大きくなる。すなわち、次の
(1)および(2)式が成立する。 p0 <pS <pL ……(1) t0 <tS <tL ……(2) ここに、t0 はガス漏洩がない場合における給湯器14
のオフ時から圧力が上昇して一定となるまでの時間(圧
力変化の基準時間)を表し、tS およびtL は、それぞ
れガス漏洩が小さい場合および大きい場合における給湯
器14のオフ時から圧力が上昇して一定となるまでの時
間(圧力変化所要時間)を表す。
【0033】したがって、ガス漏洩がない状態での基準
差圧p0 または基準時間t0 を予め実験等によって求め
ておき、これらの値を、給湯器14のオフ時においてガ
ス漏洩検知装置11の圧力センサ22によって実際に得
られた圧力変化量または圧力変化所要時間と比較するこ
とにより、ガス漏洩の有無とその程度とを知ることがで
きる。
【0034】次に、図4を参照してガス漏洩検知装置1
1の具体的動作を説明する。ここでは、給湯器14のオ
フ時の圧力変化量に着目する。
【0035】制御・演算部23は流速センサ21および
圧力センサ22からの信号を基に供内管13内の圧力お
よび流速を一定周期でサンプリングして検出する(ステ
ップS101)。この結果得られた圧力が前回の圧力と
同じ場合には(ステップS102;Y)、これを一定圧
力値としてメモリ24に記憶し(ステップS103)、
さらに次の圧力・流速測定を行う(ステップS10
1)。
【0036】一方、圧力の変化があり(ステップS10
2;N)、しかも圧力上昇変化であったときには(ステ
ップS104;Y)、一定時間待った後(ステップS1
05)、再び圧力を測定する。そして、圧力上昇が停止
して一定圧力となるまで圧力測定を繰り返し行う(ステ
ップS104〜ステップS106)。なお、圧力下降の
場合には(ステップS104;N)、ステップS101
に戻る。
【0037】圧力上昇が停止して一定圧力になると(ス
テップS106;Y)、制御・演算部23は圧力変化の
前後における流速変化量を計算する(ステップS10
7)。具体的にはメモリ24に記憶しておいた変化前の
定常流速と現在の定常流速との差(流速変化量)を求め
る。そして、この流速変化量が、メモリ24に記憶され
た基準流速、すなわち給湯器14のオン時の流速増分に
相当するものか否かを判定する。この結果、得られた流
速変化量が基準流速に相当しないときには(ステップS
108;N)、ステップS101に戻り、相当するとき
には(ステップS108;Y)、給湯器14がオンから
オフ状態に変化したものとして、変化の前後における圧
力変化量を計算する(ステップS109)。具体的には
メモリ24に記憶しておいた変化前の一定圧力と現在の
圧力との差(圧力変化量)を求める。そして、制御・演
算部23は、こうして得た圧力変化量を、メモリ24に
記憶された基準差圧p0 (ガス漏洩がない場合における
給湯器14のオフ時の圧力変化量)と比較して、ガス漏
洩の有無およびその程度を判定し、その結果を表示部2
5に視覚的に表示する(ステップS110)。具体的に
は、得られた圧力変化量が基準差圧p0 と等しい場合に
は“ガス漏洩なし”と表示し、得られた圧力変化量が基
準差圧p0 を少し超えるときには“ガス漏洩小”と表示
し、得られた圧力変化量が基準差圧p0 を大きく超える
ときには“ガス漏洩大”と表示する。
【0038】このように、本実施例では、基準となる特
定のガス器具(給湯器14)のオンからオフへの移行を
検出し、その変化の前後における圧力変化量を基準差圧
0と比較することにより、ガス漏洩の有無とその程度
とを判定して表示することができる。したがって、極め
て簡単、迅速かつ確実にガス漏洩を検知することができ
る。しかも、特定のガス器具(給湯器14)に固有のガ
ス消費量(流速)を予め把握しておき、これを基に、流
速変化が特定のガス器具のオフに因るものか否かを特定
することができるので、複数のガス器具が接続されて使
用されている場合であってもガス漏洩の検知が可能とな
る。
【0039】なお、図4では、給湯器14のオフ時の圧
力変化量に着目した場合について説明したが、圧力変化
所要時間に着目する場合は、圧力変化所要時間の検出に
クロック26を用いる点、得られた圧力変化所要時間は
メモリ24に記憶した基準時間t0 と比較する点、およ
び圧力変化所要時間が大きい程ガス漏洩が大きいと判定
する点で異なるほか、図4と同様の処理で漏洩検知を行
うことができる。但し、圧力変化所要時間に着目した場
合よりも圧力変化量に着目した場合の方が検知感度が高
いので、図4に示した処理がより好適と考えられる。
【0040】次に、本発明の他の実施例を説明する。本
実施例は、上記実施例(図1および図2)と同一の装置
配置および装置構成であるが、供内管13の内部のガス
流速の変化に着目する点において相違する。以下、図5
を参照して本実施例に係るガス漏洩検知の原理を説明す
る。
【0041】供内管13に全くガス漏洩がない場合にお
いて、例えば給湯器14をオンからオフ状態にしたとき
には、流速は図5の実線35で示すようにAからBへと
比較的緩やかに(遅く)減少する。一方、図1に示すよ
うに、本支管12とガス漏洩検知装置11との間の供内
管13にガス漏洩箇所16があり、このガス漏洩量が少
量であった場合には、給湯器14をオンからオフ状態に
すると、図5の一点鎖線36で示すように、流速減少は
ガス漏洩なしの場合よりも急速になる。さらに、ガス漏
洩箇所16のガス漏洩量が大量であった場合には、給湯
器14をオンからオフ状態にすると、図5の二点鎖線3
7に示すように流速減少はより急速になる。すなわち、
次の(3)式が成立する。 t0 ′<tS ′<tL ′……(3) ここに、t0 ′はガス漏洩がない場合における給湯器1
4のオフ時から流速が減少して一定値(他のガス器具1
5の使用がなければ流速=0)となるまでの所要時間
(流速変化の基準時間)を表し、tS ′およびtL
は、それぞれガス漏洩が小さい場合および大きい場合に
おける給湯器14のオフ時から流速一定(他のガス器具
15の使用がなければ流速=0)となるまでの所要時間
(流速変化所要時間)を表す。
【0042】したがって、基準時間t0 ′を予め実験等
によって求めておき、この値を、給湯器14をオフした
時の(ガス漏洩検知装置11の流速センサ21によって
得られた)流速変化所要時間と比較することにより、ガ
ス漏洩の有無とその程度とを知ることができる。なお、
流速変化所要時間に着目する場合は、流速変化所要時間
の検出にクロック26を用いる点、得られた流速変化所
要時間はメモリ24に記憶した基準時間t0 ′と比較す
る点、および流速変化所要時間が小さい程ガス漏洩が大
きいと判定する点で異なるほか、図4と同様の処理で漏
洩検知を行うことができる。但し、流速変化所要時間に
着目した場合よりも圧力変化量に着目した場合の方が検
知感度が高いので、図4に示した処理がより好適と考え
られる。
【0043】なお、以上の各実施例では、特定ガス器具
としての給湯器14のオフ時の挙動に着目して、ガス漏
洩検知を行うようにしたが、これに限るものではなく、
オン時において一定流量のガスを消費するものであれば
他のガス器具に着目してガス漏洩検知および表示を行う
ようにしてもよい。
【0044】また、オン状態からオフ状態への移行でな
く、オフ状態からオン状態への移行時における圧力変化
量、圧力変化所要時間または流速変化所要時間を検出
し、これを基にガス漏洩検知および表示を行うようにし
てもよい。
【0045】また、以上の各実施例では、漏洩がない場
合における給湯器14のオンからオフへの移行に伴う圧
力変化量、圧力変化所要時間または流速変化所要時間を
予め実験等によって求め、これを基準値としたが、これ
に限るものではなく、他の任意の値を基準値として用い
るようにしてもよい。
【0046】また、検知結果としてガス漏洩の有無およ
びその程度の双方を表示するのでなく、これらのいずれ
か一方のみを表示するようにしてもよい。
【0047】さらに、ガス漏洩の程度として“ガス漏洩
小”および“ガス漏洩大”と2段階に表示するようにし
たが、これに限るものではなく、さらに細かい段階に区
分けして表示したり、あるいは具体的数値として表示す
るようにしてもよい。
【0048】なお、上記各実施例では、ガス漏洩検知装
置設置箇所の上流側のガス供給管におけるガス漏洩検知
を対象として説明したが、給湯器14のオンからオフへ
の状態変化の前後における圧力変化量、圧力変化所要時
間または流速変化所要時間は、例えば管内に異物が堆積
した場合においても(異物堆積なき場合と比べて)変化
する(すなわち動圧低下が生ずる)ので、このような漏
洩以外の異常を検知することも可能である。
【0049】また、ガス漏洩検知装置は独立に設けるこ
ととして説明したが、各戸用のガスメータに内蔵しても
よい。この場合には、ガスメータ内の流量計を流速セン
サとして併用できると共に、マイクロコンピュータ内蔵
型のガスメータであればそのマイクロコンピュータを制
御・演算部として用いることができ、さらに表示部もガ
スメータ用の表示機構で代用することができる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のガス漏洩
検知装置によれば、ガス器具の使用状態変化時のガス供
給管内の圧力変化量、圧力変化所要時間、または流速変
化所要時間を測定し、これらのいずれかに基づいてガス
漏洩検知を行うこととしたので、従来のように地面のボ
ーリング、掘削等の作業や、気密試験の際に必要なガス
供給停止が不要となり、極めて簡単かつ迅速にガス漏洩
を検知することができる。特に、このガス漏洩検知装置
をマイクロコンピュータ内蔵型ガスメータに組み込むよ
うに構成すれば、コスト的にも設備の手間においてもメ
リットは大きい。また、これらのパラメータ(測定値)
は、管内に異物が堆積した場合においても(異物堆積な
き場合と比べて)変化するので、このような漏洩以外の
異常を検知することも可能となる。
【0051】特に、請求項1ないし3のいずれか1、ま
たはこれを引用する請求項10ないし13のいずれか1
に記載のガス漏洩検知装置によれば、ガス器具の使用状
態変化に応じたガス供給管内の圧力変化の大きさを測定
し、この圧力変化量に基づいてガス漏洩検知を行うよう
にしたので、検知感度が高いという効果がある。
【0052】また、請求項3または請求項6または請求
項9に記載のガス漏洩検知装置では、複数のガス器具の
うち基準となる特定のガス器具の使用状態が変化したと
きにのみ、そのときの測定値(圧力変化量、圧力変化所
要時間、または流速変化所要時間)と特定のガス器具に
固有の基準値(基準差圧、圧力変化の基準時間、または
流速変化の基準時間)との比較を行い、その比較結果に
基づいてガス漏洩検知を行うようにしたので、基準とな
る特定のガス器具の使用状態変化のみを抽出できる。こ
のため、ガス漏洩検知装置に複数のガス器具が接続され
ている場合にも、ガス漏洩が検知可能となる。
【0053】また、請求項12記載のガス漏洩検知装置
では、ガス漏洩の有無のみならず、漏洩の程度も検知す
ることとしたので、ガス漏洩箇所の破損状態の程度まで
知ることができるという効果がある。
【0054】また、請求項13記載のガス漏洩検知装置
では、漏洩検知結果を視覚的に表示するようにしたの
で、一目でガス漏洩状態を知ることができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るガス漏洩検知装置の配
置例を表すブロック図である。
【図2】図1のガス漏洩検知装置の構成を表すブロック
図である。
【図3】図2のガス漏洩検知装置によるガス漏洩検知原
理を説明するための説明図である。
【図4】図1のガス漏洩検知装置の図3に示した原理に
基づくガス漏洩検知動作を説明するための流れ図であ
る。
【図5】図2のガス漏洩検知装置による他のガス漏洩検
知原理を説明するための説明図である。
【図6】従来のガス漏洩検知方法を説明するための説明
図である。
【符号の説明】
11 ガス漏洩検知装置 12 本支管 13 供内管 14 給湯器 15 ガス器具 21 流速センサ 22 圧力センサ 23 制御・演算部 24 メモリ 25 表示部 26 クロック

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 使用時のガス消費量が一定であるガス器
    具に接続されたガス供給管の一部に設けられ、その上流
    側のガス供給管のガス漏洩を検知する装置であって、 前記ガス器具の使用状態変化に応じたガス供給管内の圧
    力変化の大きさを測定する圧力測定手段と、 少なくとも前記圧力測定手段により測定された圧力変化
    量に基づいてガス漏洩を検知する漏洩検知手段とを備え
    たことを特徴とするガス漏洩検知装置。
  2. 【請求項2】 さらに、前記上流側のガス供給管が健全
    な状態で前記ガス器具の使用状態を変化させたときのガ
    ス供給管内の圧力変化量を予め基準差圧として記憶する
    基準差圧記憶手段を備え、 前記漏洩検知手段は、前記圧力測定手段により測定され
    た圧力変化量と前記基準差圧記憶手段の基準差圧との比
    較結果からガス漏洩を検知することを特徴とする請求項
    1記載のガス漏洩検知装置。
  3. 【請求項3】 前記ガス器具が複数存在する場合におい
    て、 さらに、これらのガス器具のうち基準となる特定のガス
    器具の使用時における前記ガス供給管内のガス流速を予
    め基準流速として記憶する基準流速記憶手段と、 前記ガス供給管内のガス流速の変化量を測定する流速測
    定手段と、 この流速測定手段により測定された流速変化量と前記基
    準流速記憶手段の基準流速との一致によって、その流速
    変化は前記特定のガス器具の使用状態変化に因るもので
    あることを検知する特定ガス器具検知手段とを備え、 前記漏洩検知手段は、前記特定ガス器具検知手段によっ
    て前記特定のガス器具の使用状態変化が検知されたとき
    にのみ、前記圧力変化量と前記基準差圧との比較結果か
    らガス漏洩を検知することを特徴とする請求項2記載の
    ガス漏洩検知装置。
  4. 【請求項4】 使用時のガス消費量が一定であるガス器
    具に接続されたガス供給管の一部に設けられ、その上流
    側のガス供給管のガス漏洩を検知する装置であって、 前記ガス器具の使用状態変化に応じたガス供給管内の圧
    力変化に要する時間を測定する時間測定手段と、 少なくとも前記時間測定手段により測定された圧力変化
    所要時間に基づいてガス漏洩を検知する漏洩検知手段と
    を備えたことを特徴とするガス漏洩検知装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記上流側のガス供給管が健全
    な状態で前記ガス器具の使用状態を変化させたときのガ
    ス供給管内の圧力変化に要する時間を予め基準時間とし
    て記憶する基準時間記憶手段を備え、 前記漏洩検知手段は、前記時間測定手段により測定され
    た圧力変化所要時間と前記基準時間記憶手段の基準時間
    との比較結果からガス漏洩を検知することを特徴とする
    請求項4記載のガス漏洩検知装置。
  6. 【請求項6】 前記ガス器具が複数存在する場合におい
    て、 さらに、これらのガス器具のうち基準となる特定のガス
    器具の使用時における前記ガス供給管内のガス流速を予
    め基準流速として記憶する基準流速記憶手段と、 前記ガス供給管内のガス流速の変化量を測定する流速測
    定手段と、 この流速測定手段により測定された流速変化量と前記基
    準流速記憶手段の基準流速との一致によって、その流速
    変化は前記特定のガス器具の使用状態変化に因るもので
    あることを検知する特定ガス器具検知手段とを備え、 前記漏洩検知手段は、前記特定ガス器具検知手段によっ
    て前記特定のガス器具の使用状態変化が検知されたとき
    にのみ、前記圧力変化所要時間と前記基準時間との比較
    結果からガス漏洩を検知することを特徴とする請求項5
    記載のガス漏洩検知装置。
  7. 【請求項7】 使用時のガス消費量が一定であるガス器
    具に接続されたガス供給管の一部に設けられ、その上流
    側のガス供給管のガス漏洩を検知する装置であって、 前記ガス器具の使用状態変化に応じたガス供給管内の流
    速変化に要する時間を測定する時間測定手段と、 少なくとも前記時間測定手段により測定された流速変化
    所要時間に基づいてガス漏洩を検知する漏洩検知手段と
    を備えたことを特徴とするガス漏洩検知装置。
  8. 【請求項8】 さらに、前記上流側のガス供給管が健全
    な状態で前記ガス器具の使用状態を変化させたときのガ
    ス供給管内の流速変化に要する時間を予め基準時間とし
    て記憶する基準時間記憶手段を備え、 前記漏洩検知手段は、前記時間測定手段により測定され
    た流速変化所要時間と前記基準時間記憶手段の基準時間
    との比較結果からガス漏洩を検知することを特徴とする
    請求項7記載のガス漏洩検知装置。
  9. 【請求項9】 前記ガス器具が複数存在する場合におい
    て、さらに、 これらのガス器具のうち基準となる特定のガス器具の使
    用時における前記ガス供給管内のガス流速を予め基準流
    速として記憶する基準流速記憶手段と、 前記ガス供給管内のガス流速の変化量を測定する流速測
    定手段と、 この流速測定手段により測定された流速変化量と前記基
    準流速記憶手段の基準流速との一致によって、その流速
    変化は前記特定のガス器具の使用状態変化に因るもので
    あることを検知する特定ガス器具検知手段とを備え、 前記漏洩検知手段は、前記特定ガス器具検知手段によっ
    て前記特定のガス器具の使用状態変化が検知されたとき
    にのみ、前記流速変化所要時間と前記基準時間との比較
    結果からガス漏洩を検知することを特徴とする請求項8
    記載のガス漏洩検知装置。
  10. 【請求項10】 前記ガス器具の使用状態の変化は、ガ
    ス器具の使用中状態から使用停止状態への変化であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1に記載の
    ガス漏洩検知装置。
  11. 【請求項11】 前記ガス器具の使用状態の変化は、ガ
    ス器具の使用停止状態から使用中状態への変化であるこ
    とを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1に記載の
    ガス漏洩検知装置。
  12. 【請求項12】 前記漏洩検知手段は、ガス漏洩の有無
    およびその程度を検知するものであることを特徴とする
    請求項1ないし11のいずれか1に記載のガス漏洩検知
    装置。
  13. 【請求項13】 さらに、前記漏洩検知手段による検知
    結果を視覚的に表示する表示手段を備えたことを特徴と
    する請求項1ないし12のいずれか1に記載のガス漏洩
    検知装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11230648A (ja) * 1998-02-13 1999-08-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可燃性冷媒を用いた冷凍機器の冷媒漏洩警報装置
CN104931208A (zh) * 2015-05-28 2015-09-23 裕克施乐塑料制品(太仓)有限公司 一种用于内置产品的泄露测试机构及其测试方法
US10948110B2 (en) 2016-12-13 2021-03-16 Dynisco Instruments Llc Multi-piece flow through connector

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