JPH08240437A - 車両経路案内装置 - Google Patents

車両経路案内装置

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Publication number
JPH08240437A
JPH08240437A JP4431795A JP4431795A JPH08240437A JP H08240437 A JPH08240437 A JP H08240437A JP 4431795 A JP4431795 A JP 4431795A JP 4431795 A JP4431795 A JP 4431795A JP H08240437 A JPH08240437 A JP H08240437A
Authority
JP
Japan
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route
vehicle
guide
routes
link
Prior art date
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Pending
Application number
JP4431795A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Kamikawa
哲生 上川
Yukio Goto
幸夫 後藤
Haruki Furusawa
春樹 古澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH08240437A publication Critical patent/JPH08240437A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 終点まで一貫した経路案内を行い、かつ相互
に類似していない経路を複数本提供することができる車
両経路案内装置を得る。 【構成】 地上側装置1において、複数経路算出手段3
が1終点から複数始点まで逆方向に経路を1始終点あた
り複数本算出しする。経路類似判定手段4が同一始終点
に対して算出された複数本の経路が類似しているかどう
かを判定し、案内経路登録手段5は、類似していないと
判定された経路を車両の案内経路として登録する。1終
点に対する経路登録が終了すると、経路算出制御手段6
は終点を変えて複数経路算出手段3を駆動し、複数始終
点に対する案内経路が複数本算出される。案内経路送信
手段7は、登録された案内経路を車両側装置2に送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両経路案内装置に
関するものであり、特に地上側装置で、道路を走行する
車両の始点と終点(出発地と目的地)に応じて案内経路
を算出し、路車間通信により車両側装置に送信し、車両
側装置で案内経路に従って車両を案内するものである。
【0002】
【従来の技術】地上側装置で車両の経路を算出する車両
経路案内装置として考えられている最も代表的なもの
は、経路を算出するセンタと路上に設置される路側通信
装置からなり、車両が路側通信装置を通過する毎に目的
地までの経路を受け取るものである。この際、路側通信
装置は車両からの経路の問い合わせに即座に答えるため
に、路側通信装置設置位置を始点として、経路案内対象
道路網中の可能な全終点までの経路をあらかじめ記憶し
ておかなければならない。そこで、地上側装置では路側
通信装置が設置された地点を始点として全終点までの経
路を全始点に対して求める必要があり、算出された路側
通信装置設置位置を始点とする全終点までの経路をあら
かじめ路側通信装置に伝送しておく。車両経路案内装置
の別の形態として、地上側装置として路側通信装置を設
置せずに車両が移動電話などの無線通信装置を搭載し、
直接センタから経路を受け取るシステムも提案されてい
る。この場合も、車両からの問い合わせに即座に答える
にはセンタであらかじめ案内経路計算をしておくと良
い。
【0003】なお、車両は、終点に到着するまで走行途
中で交通状況が変化する可能性があるため、終点にいた
るまで何回か経路を受信する。路側通信装置による経路
案内では、路側通信装置を通過するたびに終点までの経
路もしくは途中までの経路を受信する。
【0004】また、運転者はそれぞれ経路選択嗜好が異
なるため、センタで計算された1本の案内経路が運転者
にとって最適な経路とは限らない。そこで、経路を一本
だけでなく、複数本の経路を車両に提供することが望ま
れる。1始終点に対して複数本の経路を算出する方法と
しては、従来、リンク(交差点から交差点までの道路区
間)のコスト(所要時間、距離等)の組を複数組用意
し、リンクコストの組それぞれに対してダイクストラ(D
ijkstra)法などのコスト最小経路探索を行う方法(例え
ば 特開平4-17098号公報)と、ダイクストラ法などの拡
張である、1つのリンクコストの組からコスト最小経
路、第2最小経路、第3最小経路と順に探索していく第
k最短経路探索方法(例えば、D.R.Shier「On algorith
ms for finding the k shortest paths in a network」
Networks, Vol.9, No.3, 1979, pp.195-214 や、John L
eo, 織田利彦「時間的変動旅行時間および右折回数を最
小化するk個の最短経路探索リアルタイムアルゴリズ
ム」第13回交通工学研究会発表論文集, 1993, pp133-
136 など)が提案されている。どちらの手法でも、1始
点から複数終点までの案内経路が算出され、始点を順次
変えて経路計算を繰り返すことにより複数始点から複数
終点までの経路が算出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の車両経路案内装
置は以上のように構成されており、現在提案されている
複数経路計算手法のうち、コスト最小、第2、第3最小
経路と順に探索する後者の手法では、図15のように経
路のほとんどの部分が一致する類似経路や、図16、図
17のように同じリンクや交差点を2回通過するループ
経路が算出されてしまうという問題点があった。これを
防ぐために前述の後者の文献においては、類似経路やル
ープ経路を除去する方法が述べられているが、図18に
示すように、前回経路受信時と新規経路受信時とで算出
する経路が一致しなくなる問題があった。即ち、図18
に示すように、前回経路受信時に、受信した複数本の経
路のうち第2経路を走行経路として選択した時、この走
行経路に従って走行しても、次の経路受信時(新規経路
受信時)に受信する経路はこの前回の第2経路を含まな
い第1及び第2経路が算出されることがあり、前回と経
路が一致しなくなり、提供経路に一貫性がなくなること
があった。
【0006】一方、前述した複数組のリンクコストの組
に対してコスト最小経路探索を行う前者の方法では、ど
の始終点間の経路を取ってみてもコスト最小の経路であ
るから、経路の一貫性は保たれる。しかし、この方法は
経路の類似性を考慮しないため、複数組のリンクコスト
の組に対してコスト最小経路探索を行うと、提供経路が
類似経路や同一経路ばかりになってしまう可能性があっ
た。そのため、1始終点に対する1本の経路が事故や渋
滞などで交通状況が悪化すると、同一始終点に対する他
の経路もまた交通状況が悪化する可能性が高く、交通状
況の変化に応じてその都度何回も別の経路算出を行う
か、非類似経路も含まれるように同一始終点に対して数
多くの経路を用意する必要がでてくる。
【0007】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたもので、終点まで一貫した経路案内を行うこと
ができ、なおかつ相互に類似していない経路を複数本提
供することのできる車両経路案内装置を得ることを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1に係
る車両経路案内装置は、地上側装置として、1終点から
複数始点まで逆方向に経路を1始終点あたり複数本算出
する複数経路算出手段と、同一始終点に対して算出され
た複数本の経路が類似しているかどうかを判定する経路
類似判定手段と、前記類似経路判定手段により類似して
いないと判定された経路を案内経路として登録する案内
経路登録手段と、終点を順次変えて複数経路算出手段を
駆動する経路算出制御手段と、登録された案内経路を車
両側装置に送信する案内経路送信手段を備えたものであ
る。
【0009】この発明の請求項2に係る車両経路案内装
置は、案内経路登録手段により登録された複数始終点に
対する案内経路を始点ごとに集計する経路集計手段と、
集計された同一始点に対する複数本の案内経路を比較し
て同一部分を共有し始点ごとの経路木を作成する経路木
作成手段を備えたものである。
【0010】この発明の請求項3に係る車両経路案内装
置は、登録された案内経路の予測所要時間を算出し、案
内経路とともに車両に送信するものである。
【0011】この発明の請求項4に係る車両経路案内装
置は、交通状況に大きな変化が生じたときのみ新たに経
路算出と案内経路登録を行うものである。
【0012】この発明の請求項5に係る車両経路案内装
置は、前回の案内経路登録時に比べて、経路の予測所要
時間の変化が影響を及ぼす部分だけ新たに経路算出と案
内経路登録を行うものである。
【0013】この発明の請求項6に係る車両経路案内装
置は、前回複数経路受信時に複数経路から選択した車両
の走行経路と、今回新規経路受信地点を始点とする複数
経路を比較し、類似度が一番大きい経路を車両の新規走
行経路として選択するものである。
【0014】この発明の請求項7に係る車両経路案内装
置は、前回複数経路受信時に複数経路から車両が選択し
た走行経路と、新規経路受信地点を始点とする複数経路
のうち所要時間が最小の経路を比較し、両経路の所要時
間の差が予め定められた閾値以上であれば、運転者に新
規受信所要時間最小経路への経路変更を促すものであ
る。
【0015】
【作用】この発明においては、1終点から複数始点まで
逆方向に経路を1始終点あたり複数本算出し、この算出
された複数経路をもとに、同一始終点に対して算出され
た経路が類似しているかどうかを判定し、類似していな
いと判定された経路を案内経路として登録する。以上を
終点を順次変えて複数終点に対して行うことにより、複
数始点から複数終点までの、一貫性があり、かつ相互に
類似していない車両案内経路を複数本得ることが出来
る。
【0016】また、登録された複数始終点に対する案内
経路を始点ごとに集計し、始点を同じくする複数本の案
内経路を比較して共通部分を共有することによって、1
始点から複数終点までの案内経路を表す経路木を作成す
ることができ、これにより、路側通信装置においてその
設置位置を始点とする案内経路を経路木の形で蓄えるこ
とができる。従って、路側通信装置に蓄える案内経路の
記憶容量が小さくて済み、センタから路側通信装置に案
内経路を送信する時の伝送データ量も削減できる。
【0017】また、案内経路の予測所要時間を算出し、
車両に案内経路とともに送信することにより、運転者に
リアルタイムの交通状況を把握させることができる。
【0018】また、一度複数本経路を案内経路として登
録してしまうと、平常時は新たな案内経路の算出と登録
を行わず、事故発生時や解消時など、交通状況に大きな
変化が生じたときのみ新たに経路算出と案内経路登録を
行うことにより、案内経路算出にかかる計算負荷を減ら
すことができる。
【0019】また、案内経路の再算出と再登録の際に、
前回の案内経路登録時と道路交通状況の変化が影響を及
ぼす部分だけ案内経路の算出と登録をやりなおすことに
より、経路計算の計算負荷を減らすことができる。
【0020】また、車両の走行経路と、新規経路受信地
点を始点とした複数経路とを比較し、類似度が一番高い
経路を新規走行経路として選択することにより、始点か
ら終点まで一貫した経路案内を行うことができる。
【0021】また、前回複数経路受信時に複数経路から
車両が選択した走行経路と、新規経路受信地点を始点と
した複数経路のうち所要時間が最小の経路とを比較し、
両経路の所要時間の差がある閾値以上であれば運転者に
新規受信所要時間最小経路への経路変更を促すことによ
り、運転者の経路選択嗜好と交通状況の変化との両方を
考慮した経路案内を行うことができる。
【0022】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の一実施例による車両経路案
内装置を示す構成図である。図1において、1は地上に
設けられる地上側装置であり、2は地上側装置1と路車
間通信を行い、車両を地上側装置1から受信した経路に
従って案内する車両側装置、3は1終点から全始点まで
の経路を逆方向に複数本算出する複数経路算出手段、4
は同一始終点に対して算出された複数本の経路が類似し
ているかどうかを判定する経路類似判定手段、5は前記
類似経路判定手段4により類似していないと判定された
経路を案内経路として登録する案内経路登録手段、6は
全終点までの経路を求めるために終点を順次変えて複数
経路算出手段3を駆動する経路算出制御手段、7は前記
案内経路登録手段5に登録された案内経路を車両側装置
2に送信する案内経路送信手段である。
【0023】図2は、図1に示す車両経路案内装置の一
例をさらに詳細に示すブロック図である。図2におい
て、8は経路の算出に用いられるリンクのコストを記憶
するリンクコスト記憶メモリ、9はリンクコスト記憶メ
モリ8にリンクコストを設定するリンクコスト設定部、
10はリンクコストをもとに1終点から全始点まで逆方
向に経路を複数個算出する複数経路算出部、11は算出
された経路を仮経路として記憶する仮経路記憶メモリ、
12は車両を案内する経路を記憶する案内経路記憶メモ
リであり、これら8〜12は複数経路算出手段3を、1
1及び12は案内経路登録手段5を構成する。13は仮
経路記憶メモリ11に記憶された仮経路がループを含む
かどうか判定する経路ループ判定部である。14はある
始終点に対する仮経路と、案内経路記憶メモリ12に記
憶された同一始終点に対する経路とを比較し、両経路の
類似度を算出する経路類似度算出部、15は類似度が予
め設定された閾値より小さいかどうかを判定する経路類
似判定部であり、14、15により経路類似度判定手段
4を構成する。16は全終点に対して経路を求めるため
に終点を順次変えて複数経路算出部10を駆動する経路
算出制御部であり、経路算出制御手段6に対応する。1
7は案内経路記憶メモリ12に記憶された案内経路を車
両側装置2に送信する案内経路送信部であり、案内経路
送信手段7に対応する。なお、地上側装置1の各処理部
8〜17は、センタ設備として一箇所に配置しても良
く、サブセンタや路側通信装置などに複数に分割配置し
て並列分散処理させても良い。
【0024】次に上記実施例の動作を図3〜図7を参照
しながら説明する。図3は動作の流れを示すフローチャ
ートである。図4は案内経路記憶メモリの構成を示す。
31はリンクvを終点とするリンクv終点経路記憶メモ
リである。ただし、終点となりえるリンクの数をnとす
る。図5に案内経路記憶メモリ12中のリンクv終点経
路記憶メモリ31の構成を示す。ただし、Nは案内対象
道路網の全リンク数である。図6は図5の内容を説明す
る説明図であり、配列πi[u] は、リンクuを始点とし
て終点リンクvまでの第i経路の親リンク(リンクuの
次のリンク)である。配列pi[u] はその親の第何経路
を使用するかということを示す。ただし第k経路まで算
出するとするとiは1〜kである。この配列構成は経路
木と呼ばれ任意の始点リンクuから終点リンクvに至る
まで親リンクを順にたどっていくと始点リンクuから終
点リンクvに至る経路のリンク列が得られる。配列Li
[u] は、リンクuを始点とした第i経路のラベルであ
り、登録されているか否かを記憶する。この配列構成を
用いると、リンクuを始点として終点リンクvに至る経
路rは、親リンクがπ、親リンクの第p経路を使用、経
路のコストがbであるとして、r(u,v,π,p,b)
と表現できる。
【0025】図3のフローチャートにおいて、まず最初
にステップ18でリンクコスト設定部9は各リンクのコ
ストをリンクコスト記憶メモリ8に設定する。ここでリ
ンクuiからリンクuiの出口に接続する隣接リンクui+
1 へ向かう時のリンクのコストをd(ui,ui+1)と定義
する。リンクコストとしては、リンクの距離の他、右折
回数、リンク所要時間や、それらの加重和などが用いら
れる。
【0026】全てのリンクに対するコストが設定される
と、初期終点を任意に一箇所リンクvと定め、ステップ
19〜27からなるリンクv終点案内経路算出動作が行
われる。経路探索手法としてはダイクストラのアルゴリ
ズムに基づいた1始点から全終点までの第k最短経路探
索手法を応用し、1終点リンクから全始点リンクまでの
第k最短経路探索を行う。第k最短経路探索手法では、
経路のコストが小さい順に第1経路、第2経路、第3経
路、・・第k経路と複数個の案内経路を算出する。始終
点としてリンクでなく、ノード(交差点)を用いても良
い。なお、ここでリンクu1を始点としてリンクumを終
点とするm本のリンクからなる経路r={u1,u2,・
・,um }のコストd(r)は次式(1)のように定義さ
れる。
【0027】
【数1】
【0028】リンクv終点案内経路算出動作について説
明する。ステップ19において経路探索のための各メモ
リの初期化を行う。まず、式(2)のようにリンクvを
終点とするリンクv終点経路記憶メモリ31の全てのラ
ベルをラベルなし(NONE)に設定する。 Li[u]=NONE (すべてのi、uに対して) (2) 案内経路を登録するとこのラベルが登録(SET)にな
る。 次に仮経路記憶メモリ11を空にしたあと、終点
リンクvを始終点とする経路r(v,v,NULL,NULL,
0)を仮経路記憶メモリ11に記憶する(ここで、NULL
は NULL:なしを意味する)。
【0029】ステップ20で仮経路記憶メモリ11が空
でなければ、ステップ21で仮経路記憶メモリ11に記
憶された経路のうち、経路のコストが最小である仮経路
rmin を取りのぞく。コスト最小仮経路rmin が取り出
されると、ステップ22〜26において仮経路rmin を
案内経路として登録するかどうかの判定が行われる。即
ち、ステップ22において仮経路rmin と始点を同じく
する経路がリンクv終点経路記憶メモリ31に既にk本
登録されている場合は仮経路rmin を案内経路として登
録せず、ステップ20に戻る。ステップ23ではループ
経路判定部13により経路にループがあるかないかが判
定される。図16のように、同一リンクを2回通過する
経路や、図17のように右折禁止などの通行規制がない
にもかかわらず同一交差点を通過する経路はループ経路
と判定される。経路にループが存在する場合は仮経路を
案内経路として登録せず、ステップ20に戻る。経路に
ループがないと判定された場合は、ステップ24で仮経
路rmin がリンクv終点経路記憶メモリ31に登録済み
の経路と類似していないかどうかを判定する。即ち、仮
経路rmin と同一始点のリンクがリンクv終点経路記憶
メモリ31にj本登録されている時、経路類似度算出部
14は、仮経路rmin と登録された第1〜第j案内経路
それぞれとを比較し、類似度を算出する。始終点を同じ
くする経路r1 と経路r2 の類似度s(r1,r2)として
は、例えば次式(3)のように2つの経路のリンクの共
通の程度などが適用できる。 s(r1,r2)=r1とr2の共通リンク数×2/(r1リンク数+r2リンク数) (3) 第1〜第j案内経路それぞれに対して算出された類似度
が全てあらかじめ定められた閾値以下ならば、経路類似
判定部15においてrmin は類似経路でないと判定され
る(ステップ25)。類似経路であると判定された場合
は案内経路として登録せず、ステップ20に戻る。類似
経路でないと判定された場合はステップ26にて、式
(4)(5)(6)のように仮経路rmin をリンクuを
始点とする第j+1 経路としてリンクv終点経路記憶メ
モリ31に登録する。 πj+1[u]=π (4) pj+1[u]=p (5) Lj+1[u]=SET (6)
【0030】仮経路rmin(u,v,π,p,b) の登
録が終了すると、ステップ27において、登録された案
内経路rmin の始点リンクを親リンクとした新規仮経路
算出が行われる。案内経路rmin の始点リンクuの入口
に接続しているリンクをwとすると、リンクwを始点と
してリンクuを親リンクとする経路r(w,v,u,j
+1,b+d(w,u))を新たな仮経路として仮経路記憶
メモリ11に登録する。ただし、wを始点とするリンク
がリンクv終点経路記憶メモリ31に既にk本登録され
ている場合は登録しない。リンクuの入り口に接続して
いる全ての隣接リンクに対してこの仮経路算出を行う。
【0031】ここまでの動作が終了するとステップ20
に戻り、全ての仮経路が仮経路記憶メモリ11から取り
出されて仮経路記憶メモリ11が空であるか判定する。
まだ仮経路が残っているならステップ21に進み、空な
らばリンクvを終点とする経路の算出と登録を終了して
ステップ28に移る。ステップ28では案内対象道路網
中の全ての終点に対して案内経路が登録されたかを判定
する。全ての終点に対して案内経路が登録されたと判断
された場合はステップ29の案内経路送信動作に移る。
全ての終点に対して案内経路が登録されていない場合
は、ステップ30で終点リンクvを変更し、ステップ1
9〜27からなるリンクv終点案内経路算出動作を繰り
返す。以上により複数始点から複数終点までの複数本の
案内経路が算出される。
【0032】ステップ29にて案内経路送信部17は、
車両側装置2から受信する終点と始点の組に応じて案内
経路記憶メモリ12に登録された案内経路を車両側装置
2に送信する。なお、上記の説明では全ての終点に対す
る案内経路が算出されたあとに案内経路送信動作に移る
としたが、車両からのリクエストに応じてその都度始終
点を変えて案内経路を算出、登録して車両に送信しても
良い。
【0033】また、以上説明した経路算出法は、ダイク
ストラのアルゴリズムを基本とした第k最短経路探索ア
ルゴリズムを応用しているが、案内経路記憶メモリ12
に登録された案内経路の始点リンクの親リンクから終点
リンクまでの経路部分が、同じく案内経路記憶メモリに
案内経路として登録されるならばどのような経路算出ア
ルゴリズムを用いても良く、公知の種々の経路探索アル
ゴリズムが広く適用できる。例えばポテンシャル法を基
本とした第k最短経路探索アルゴリズムを用いて多数の
仮経路を算出したあとで仮経路のコストの小さい順に、
経路の類似判定やループ判定、仮経路の始点リンクの親
リンクから終点リンクまでの経路部分が既に登録された
かを判定して、案内経路を登録しても良い。
【0034】このように、本発明の実施例1によれば1
終点から複数始点まで逆方向に経路を1始終点あたり複
数本算出しているので、車両が受信した案内経路に従っ
て走行し、始点リンクが順次変わっても、その新しい始
点リンクから終点までの経路部分が案内経路として案内
経路記憶メモリに登録されているため、車両が新たな経
路提供を受けても受信した経路は前回受信した経路に必
ず含まれることとなり、経路の一貫性は保たれる。この
ことにより、本発明の車両経路案内装置ではドライバー
に一貫した経路提供を行うことができる。また、提供さ
れる複数本の案内経路は類似経路が除去されているた
め、ドライバーの多彩な経路のニーズに応えることがで
き、同一始終点を持つ車両が非類似経路に分散すること
により交通流の分散効果も期待できる。
【0035】なお、案内経路算出のタイミングに関して
述べると、一度全始終点に対する案内経路算出が終了す
ると、あとは複数本の経路の所要時間をその時々の道路
交通状況に応じて各経路の所要時間を算出し車両に提供
すれば良く、交通情報収集タイミング毎にあらたに経路
を算出する必要はない。新規道路建設時や、事故発生
時、通行規制時、前回の経路算出から長時間経過した時
など、交通状況が前回の案内経路算出時と大きく変化す
る時のみ案内経路算出と案内経路登録をやりなおす。
【0036】案内経路の再算出の際には、リンクの所要
時間が変化した部分だけリンクコスト記憶メモリ8のリ
ンクコストを設定しなおし、リンクコストの変化が影響
を及ぼす部分だけ経路計算をやりなおす。これにより、
案内経路算出の計算機負荷がかなり低減できる。
【0037】次に車両側装置2の動作を説明する。車両
側装置2では、図7のように新規受信した複数経路を前
回受信時に走行経路として選択した経路と比較し、類似
度の最も大きい経路を新規走行経路として選択する。こ
のことにより車両は目的地まで一貫した経路を走行する
ことができる。このような走行経路の選択は地上側装置
1で行っても良い。その場合は地上側装置1が複数の案
内経路の中から車両の走行経路と一貫性のある経路を選
択し新規走行経路として車両側装置2に送信する。
【0038】また、車両側装置2では、選択した新規走
行経路と、新規受信した複数本の経路のうち所要時間が
最小な経路を比較し、両経路の所要時間の差がある閾値
以上であれば、運転者にコスト最小経路への経路変更を
促す。このことにより個々の運転者の経路選択嗜好と交
通状況の変化への動的な対応を同時に実現できる。
【0039】実施例2.図8はこの発明の実施例2によ
る車両経路案内装置を示す構成図である。32は案内経
路登録手段5に登録された複数の始終点に対する案内経
路から、始点ごとに案内経路を集計する経路集計手段、
33は集計された経路を比較して同一部分を共有し、経
路木を作成する経路木作成手段である。
【0040】図9は、実施例2の車両経路案内装置をさ
らに詳細に示すブロック図である。図9において、34
は案内経路記憶メモリ12から経路を一本一本抽出する
案内経路抽出部、36は始点毎の経路木を記憶する始点
毎集計経路木記憶メモリ、35は抽出された経路を始点
毎集計経路木記憶メモリ36に記憶された経路と比較す
る比較部、37は経路木作成動作を制御する経路木作成
制御部である。なお、34と37により経路集計手段3
2を、35〜37により経路木作成手段33を構成す
る。図10は始点毎集計経路木記憶メモリ36の構成例
であり、38はリンクuを始点とする経路木を記憶する
リンクu始点経路記憶メモリである。図11、12に1
つの始点リンクに対するリンクu始点経路記憶メモリ3
8の構成例を示す。図11、図12において、配列πi
[v] は、始点リンクuから終点リンクvまでの第i経
路の親リンク(終点リンクvの直前のリンク)であり、
配列pi[v] はその親の第何経路を使用するかというこ
とを示す。経路木を終点リンクvから始点リンクuに至
るまで順次親リンクをたどっていくとリンクvを終点、
リンクuを始点とする経路のリンク列が得られる。な
お、図12の経路木は第i経路の親が必ず第i経路であ
るように構成されたものである。
【0041】上記実施例1では案内経路記憶メモリ12
に経路が終点リンクごとに集計されて登録されている
が、路側通信装置による経路案内では、路側通信装置に
路側通信装置設置リンクを始点とする経路を蓄えておく
必要がある。そこで実施例2では経路集計手段32によ
って、路側通信装置設置リンクを始点とする経路をリン
ク列として案内経路記憶メモリ12から抽出し、抽出さ
れた経路は、経路木作成手段33により、図13で示さ
れるように共通部分を共有することにより経路木に組み
込まれ、経路木作成手段33により始点毎の経路木を作
成する。作成された始点毎の経路木は路側通信装置に送
られる。
【0042】図14は、この一連の経路木作成動作を示
すフローチャートである。まず、ステップ39でiの初
期値を1とし、案内経路抽出部34は、ステップ40に
て案内経路記憶メモリ12からリンクuを始点、リンク
vを終点とする第i経路rm={u1,u2,......,um}を抽
出する。この時u1=u、um=vである。次に、ステッ
プ41でjの初期値をmとし、ステップ42にて比較部
35は、抽出経路の部分経路である経路rj ={u1,u
2,....,uj}が始点集計毎経路木記憶メモリ36に記憶
されているかどうか比較する。登録されていなければ、
ステップ44で、jが2より大きいかどうかを調べ、大
きい場合は、ステップ45でj=j−1として、順次経
路を短くしていき、ステップ42にもどって同様の比較
を行う。ステップ42で既に登録されているなら、ステ
ップ43で経路部分r* ={uj+1,uj+2,...,um }
が、親リンクをuj として始点毎集計経路木記憶メモリ
36に登録される(図13参照)。この際に、経路rj
={u1,u2,....,uj}がu1 からuj にいたる第i*
経路である時、新規経路rm をu1 からum までの同じ
く第i* 経路として登録すると、図12で示すデータ構
造の経路木となる。ただし、この時経路部分r* の構成
リンクを終点とし、u1 を始点とする第i* 経路が既に
経路木36に登録されているならば、既に登録された経
路を消去しないように経路r全体を新規経路として登録
する必要がある。なお、jが2になっても共通経路部分
が始点毎集計経路木記憶メモリ36にみつからない場合
は、ステップ46で経路rm 全体を新規経路として経路
木記憶メモリ36に登録する。ステップ47では第k経
路までの経路抽出が終わったかどうかを判断し、未だな
らステップ48でi=i+1としてステップ40に戻
る。第k経路までの経路抽出が終わったならステップ4
9に進む。ステップ49では全終点までの経路抽出が終
了したかどうか判断し、終了していなければステップ5
0で終点vを変更し、ステップ39に戻る。終了してい
れば、ステップ51で全始点に対して経路木作成が終了
したかどうか判断する。終了していなければステップ5
2で始点uを変更し、ステップ39にもどる。終了して
いれば経路木作成動作を終了し、経路木は路側通信装置
に伝送される。
【0043】
【発明の効果】以上のようにこの発明の請求項1によれ
ば、終点から始点に向かって逆方向に経路探索を進め、
算出された経路のうち同一始終点に対して相互に類似し
ていない経路だけを案内経路として用いるようにしたの
で、経路の一貫性があり、しかも個々の経路が類似して
いない複数本の案内経路を得ることが出来る。同一始終
点に対して複数本の非類似経路を案内経路として用意す
ることにより、運転車の多彩なニーズに応えることがで
き、同一始終点の車両が非類似経路に分散することによ
り交通流の分散効果も期待できる。
【0044】また、この発明の請求項2によれば、複数
の始終点に対して算出された案内経路を始点ごとに集計
し、始点ごとの経路木を作成したので、路側通信装置に
おいてその設置位置を始点とする案内経路を経路木の形
で蓄えることができる。このことにより、路側通信装置
に蓄える案内経路の記憶容量が小さくて済み、センタか
ら路側通信装置に案内経路を送信する時の伝送データ量
も削減できる。
【0045】また、この発明の請求項3によれば、案内
経路の予測所要時間を算出し、車両に案内経路とともに
送信するようにしたので、運転者にリアルタイムの交通
状況を把握させることができ、運転者の経路選択の助け
となる。
【0046】また、この発明の請求項4によれば、交通
状況に大きな変化が生じたときのみに新たな案内経路算
出と登録を行うようにしたので、案内経路算出にかかる
計算負荷を減らすことができる。
【0047】また、この発明の請求項5によれば、案内
経路の再算出と再登録の際に、前回の案内経路登録時と
道路交通状況の変化が影響を及ぼす部分だけ案内経路の
算出と登録をやりなおすようにしたので、経路計算の計
算負荷を減らすことができる。
【0048】また、この発明の請求項6によれば、車両
の走行経路と、新規経路受信地点を始点とした複数経路
とを比較し、類似度が一番高い経路を新規走行経路とし
て選択するようにしたので、始点から終点まで一貫した
経路案内を行うことができる。
【0049】また、この発明の請求項7によれば、前回
複数経路受信時に複数経路から車両が選択した走行経路
と、新規経路受信地点を始点とした複数経路のうち所要
時間が最小の経路とを比較し、両経路の所要時間の差が
ある閾値以上であれば運転者に新規受信所要時間最小経
路への経路変更を促すようにしたので、運転者の経路選
択嗜好と交通状況の変化との両方を考慮した経路案内を
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による車両経路案内装置
を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施例1による車両経路案内装置
を詳細に示すブロック図である。
【図3】 この発明の実施例1による車両経路案内装置
の動作を示すフローチャートである。
【図4】 この発明の実施例1に係わる案内経路記憶メ
モリの構成を示す構成図である。
【図5】 この発明の実施例1に係わるリンクv終点経
路記憶メモリの構成を示す説明図である。
【図6】 この発明の実施例1に係わるリンクv終点経
路記憶メモリの内容を説明する説明図である。
【図7】 この発明の実施例1に係わる車両側装置の動
作を説明する説明図である。
【図8】 この発明の実施例2による車両経路案内装置
を示す構成図である。
【図9】 この発明の実施例2による車両経路案内装置
を詳細に示すブロック図である。
【図10】 この発明の実施例2に係わる始点毎集計経
路木記憶メモリの構成を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施例2に係わるリンクu始点
経路記憶メモリの構成を示す構成図である。
【図12】 この発明の実施例2に係わる他のリンクu
始点経路木記憶メモリの構成を示す構成図である。
【図13】 この発明の実施例2に係わる経路木作成手
段の動作を説明する説明図である。
【図14】 この発明の実施例2に係わる経路木作成手
段の動作を示すフローチャートである。
【図15】 従来の車両経路案内装置において第1経路
に対する類似経路が第2経路として算出された例を示す
説明図である。
【図16】 同一リンクを2回通過するループ経路の例
を示す説明図である。
【図17】 同一交差点を2回通過するループ経路の例
を示す説明図である。
【図18】 従来の車両経路案内装置において経路の一
貫性の問題が生じた例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 地上側装置、2 車両側装置、3 複数経路算出手
段、4 経路類似判定手段、5 案内経路登録手段、6
経路算出制御手段、7 案内経路送信手段、8リンク
コスト記憶メモリ、9 リンクコスト設定部、10 複
数経路算出部、11 仮経路記憶メモリ、12 案内経
路記憶メモリ、13 経路ループ判定部、14 経路類
似度算出部、15 経路類似判定部、16 経路算出制
御部、17 案内経路送信部、31 リンクv終点経路
記憶メモリ、32 経路集計手段、33 経路木作成手
段、34 案内経路抽出部、35 比較部、36 始点
毎集計経路木記憶メモリ、37 経路木作成制御部、3
8 リンクu始点経路記憶メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08G 1/123 G06F 15/21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両を案内する経路を算出する地上側装
    置、及び上記地上側装置との間で通信を行い、上記地上
    側装置から送信された経路に従い車両を案内する車両側
    装置を備えた車両経路案内装置において、上記地上側装
    置として、1終点から複数始点まで経路を1始終点あた
    り複数本算出する複数経路算出手段と、同一始終点に対
    して算出された複数本の経路が類似しているかどうかを
    判定する経路類似判定手段と、上記類似経路判定手段に
    より類似していないと判定された経路を車両の案内経路
    として登録する案内経路登録手段と、終点を順次変えて
    上記複数経路算出手段を駆動する経路算出制御手段と、
    登録された案内経路を上記車両側装置に送信する案内経
    路送信手段を備えたことを特徴とする車両経路案内装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の車両経路案内装置におい
    て、案内経路登録手段により登録された複数始終点に対
    する案内経路を始点ごとに集計する経路集計手段と、集
    計された同一始点に対する複数本の案内経路を比較して
    同一部分を共有し、始点ごとの経路木を作成する経路木
    作成手段を備えたことを特徴とする車両経路案内装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の車両経路案内装
    置において、登録された案内経路の予測所要時間を算出
    し、案内経路とともに車両に送信することを特徴とする
    車両経路案内装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載の車
    両経路案内装置において、交通状況に変化が生じたとき
    のみ新たな経路算出と案内経路登録を行うことを特徴と
    する車両経路案内装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかに記載の車
    両経路案内装置において、前回の案内経路算出時に比べ
    て、経路の予測所要時間の変化が影響を及ぼす部分だけ
    新たに経路算出と案内経路登録をやりなおすことを特徴
    とする車両経路案内装置。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかに記載の車
    両経路案内装置において、前回複数経路受信時に複数経
    路から選択した車両の走行経路と、今回新規経路受信地
    点を始点とする複数経路を比較し、類似度が一番大きい
    経路をその車両の新規走行経路として選択することを特
    徴とする車両経路案内装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし3のいずれかに記載の車
    両経路案内装置において、前回複数経路受信時に複数経
    路から車両が選択した走行経路と、新規経路受信地点を
    始点とする複数経路のうち所要時間が最小の経路を比較
    し、両経路の所要時間の差が予め定められた閾値以上で
    あれば、運転者に新規受信所要時間最小経路への経路変
    更を促すことを特徴とする車両経路案内装置。
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