JPH08237183A - セルラ送受信器 - Google Patents

セルラ送受信器

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JPH08237183A
JPH08237183A JP7329479A JP32947995A JPH08237183A JP H08237183 A JPH08237183 A JP H08237183A JP 7329479 A JP7329479 A JP 7329479A JP 32947995 A JP32947995 A JP 32947995A JP H08237183 A JPH08237183 A JP H08237183A
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    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04W52/00Power management, e.g. TPC [Transmission Power Control], power saving or power classes
    • H04W52/04TPC
    • H04W52/18TPC being performed according to specific parameters
    • H04W52/28TPC being performed according to specific parameters using user profile, e.g. mobile speed, priority or network state, e.g. standby, idle or non transmission
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received

Abstract

(57)【要約】 【課題】 セルラ通信システムにおいて、要求に応じ
て、改善されたレベルの品質をユーザに提供する。 【解決手段】 高レート音声符号器をアップリンクに設
ける。ダウンリンクの符号化レートは増大させず、非対
称な音声符号化とする。高レート音声符号器の結果とし
て、アップリンクの増大した帯域消費を補償するため
に、誤り制御符号化のレベルを縮小する。その結果、音
声符号器レートの増大によって引き起こされた帯域消費
の増大は相殺される。高レート畳込み符号への切替えの
結果としての符号化利得の損失に適応するために、送信
器RFパワーを増大させる。すなわち、通常のCDMA
セルラシステムで使用されるのと同じパワー制御プロセ
スを使用して送信器ごとに基地局に到達するパワーレベ
ルを等しくしようとする代わりに、非対称音声符号器送
受信器の送信パワーは意図的に増大させられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、セルラ通信システ
ムに関し、特に、ディジタルセルラ通信システムの音声
品質を改善するシステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】セルラ通信産業は、過去数年来急速な成
長を遂げている。ビジネスや工業とともに個人的な領域
の多くの人々が、多くの通信需要に役立てるためにセル
ラ通信に切り替えている。しかし、どの通信サービスで
も、顧客にとっての最も重要な要素はコスト、品質、お
よび信頼性である。
【0003】コストは、少なくともある程度は、通信チ
ャネルに同時にアクセス可能なユーザの数によって決定
される。利用可能なシステム容量が多いほど、その容量
のコストをより多数のユーザに分散させることができ
る。従って、セルラ通信システムを設計する際の1つの
目標は、システム容量を最大化することである。
【0004】セルラサービスプロバイダの目標は、シス
テム容量を最大化しつつ、許容可能なレベルの音声品質
を維持することである。例えば、直接拡散CDMA(符
号分割多元接続)システムでは、比Eb/Nt(全ノイ
ズパワースペクトル密度に対する情報ビットあたりのエ
ネルギー)が最小になるときに、最大容量が達成され
る。従って、あらゆるユーザに対して、Eb/Ntは許
容可能なチャネルパフォーマンスをサポートするのに必
要な最小レベルに選択される。ノイズパワースペクトル
密度Ntは主に他のユーザの干渉によって生じるため、
すべての信号は、同じまたはほぼ同じレベルのパワーで
CDMA受信器に到達しなければならない。これは、移
動伝搬環境では、移動局送信器を動的パワー制御するこ
とによって達成される。すなわち、セルラシステムの基
地局は、アップリンク(逆リンク)上の干渉を最小にす
るように移動送信器のパワーを動的に制御する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】セルラ通信の容量を増
大させる努力において、セルラサービスプロバイダは一
般に音声符号化を行う。音声符号化の目標は、高いレベ
ルの品質を維持しながらできるだけ少ないビット数で音
声をディジタル形式で表現することである。高いビット
レートでは、良好な品質を達成することは比較的容易で
ある。しかし、ビットレートが低くなるほど、問題はま
すます困難になる。特に、オーディオ品質はノイズ環境
において非常に劣化する。高いビットレートの符号化
は、高い音声品質を提供するが、同時により多くの帯域
を消費する。すなわち、これはサービスのコストを上昇
させる結果となる。
【0006】セルラ通信産業協会(CTIA、Cellular
Telecommunications Industry Association)は、米国
において、時分割多元接続(TDMA)ディジタルセル
ラ移動無線に対する標準を採用した。この標準は、ベク
トル和励振線形予測(VSELP)音声符号器を使用し
た8キロビット/秒(kbps)標準である。VSEL
P音声符号器は合成による分析予測符号器である。この
符号器は、長期および短期の予測器を有し、入力データ
のフレームに基づいて符号器パラメータを計算する。も
う1つの標準として、CDMAに対するものがあるが、
これは、符号励振線形予測(CELP)を使用する。こ
れもまた、合成による分析予測符号器として実装可能で
ある。セルラ通信産業では、アップリンクおよびダウン
リンクの両方の信号路に8kbpsのCELP音声符号
器を使用することが一般的である。
【0007】8kbpsのCELP音声符号器をチャネ
ル符号と組み合わせることが、セルラ通信産業では同じ
く一般的なことである。チャネル符号は、多くの場合畳
込み符号であるが、チャネルのビット誤り率(BER)
を改善する。(k,n)畳込み符号は、入力にn個の2
進記号を受容し、出力にk個の2進記号を生成する。通
常のCDMAセルラシステムは、ダウンリンク伝送に
(2,1)符号を使用し、アップリンクに(3,1)符
号を使用する。通常のTDMAセルラシステムはダウン
リンクおよびアップリンクの両方に(2,1)符号を使
用する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、ディジタルセ
ルラ通信システムの非対称な音声符号化を実現する。本
発明によれば、高レート音声符号器がアップリンクに設
けられる。アップリンクは、オーディオ品質に関して最
も弱いリンクである。アップリンクに対するこの高い符
号化レートにより、アップリンクオーディオの品質が増
大する。ダウンリンクの符号化レートは増大させず、そ
れにより非対称な音声符号化となる。このように、非対
称音声符号化は、要求に応じて、ユーザに提供されるこ
とが可能である。非対称音声符号化によって動作するセ
ルラ送受信器を、非対称音声符号器送受信器ということ
にする。
【0009】高レート音声符号器の結果として、CDM
Aシステムのアップリンクのシステム容量はこの音声符
号器により影響される。この増大した帯域消費を補償す
るために、誤り制御符号化のレベルを縮小する。例え
ば、通常レート1/3畳込み符号を使用するディジタル
CDMAシステムでは、畳込み符号はレート1/2に切
り替えられる。これにより、システムアップリンクに伝
送される記号数は3分の2になる。その結果、音声符号
器レートの増大によって引き起こされた帯域消費の増大
は相殺される。
【0010】高レート畳込み符号への切替えの結果とし
ての符号化利得の損失に適応するために、送信器RFパ
ワーを増大させる。すなわち、通常のCDMAセルラシ
ステムで使用されるのと同じパワー制御プロセスを使用
して送信器ごとに基地局に到達するパワーレベルを等し
くしようとする代わりに、非対称音声符号器送受信器の
送信パワーは意図的に増大させられる。このようにし
て、非対称音声符号器送受信器の信号は、他の(対称)
送受信器の信号よりも高いパワーレベルで基地局に到達
する。
【0011】本発明の1つの効果は、要求に応じて、改
善されたレベルの品質をユーザに提供することができる
ことである。すなわち、ユーザがより高い品質の通信リ
ンクを要求した場合、そのユーザには、高い音声符号化
レートおよび高い畳込み符号レートを使用した非対称音
声符号器送受信器を提供することができる。
【0012】この特徴の利点は、高品質のサービスは、
そのようなサービスに対してユーザが対価を支払うかど
うかにしか制限されないことである。すなわち、CDM
Aシステムの容量に対する影響は、高レートアップリン
ク符号器の利用可能性がこの影響に対価を支払おうとす
る者に制限されるために制御される。適当な価格構成を
すれば、システム容量への影響によって、他のユーザの
コストを増大させることはない。
【0013】本発明のもう1つの効果は、非対称音声符
号化を使用するユーザがいない期間に、CDMAシステ
ムのシステム容量が維持されることである。システム容
量は、非対称音声符号化を使用するユーザがCDMAシ
ステムに存在するときにのみ影響を受ける。従って、シ
ステム容量は、非対称音声符号器のユーザがリンクにア
クセスすることに応じて動的に変化する。こうして、C
DMAシステムにおいて、非対称音声符号器は、対称音
声符号器よりもシステム容量を効率的に使用することが
できるという点で効果的である。
【0014】もう1つの効果は、各送受信器のパワーを
サービスプロバイダが制御することが可能であるため、
プロバイダは、通信システムに対する制御を維持するこ
とができることである。このようにして、プロバイダ
は、パワー増大ユーザの影響を最小にする処置をとるこ
とができる。また、プロバイダは、結果としてのチャネ
ル容量の減少を制御するために、パワーに対する必要な
制御も有する。
【0015】本発明のもう1つの効果は、本発明によれ
ば、ディジタルセルラ通信システムに対する最小の影響
で、オーディオ品質の改善を実現することができること
である。本発明は、基地局および移動端末に対する最小
限の変更によってTDMAおよびCDMAシステムで実
現可能である。従って、サービスのレベルを改善しなが
ら、時宜を得た比較的低コストの実装が実現可能であ
る。
【0016】対称高レート音声符号化に比べて、非対称
音声符号器のTDMAシステムの利点は、アップリンク
とダウンリンクの間の不平衡RFインタフェースを考慮
していることである。さらい、非対称音声符号器では、
アップリンクのオーディオ品質は、システム容量に影響
を及ぼすことなく改善することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
[1.発明の概観]本発明は、ディジタルセルラシステ
ムにおいて、非対称音声符号化方式を実装することによ
り、音声の品質を改善するシステムおよび方法に関す
る。本発明によれば、アップリンクで使用される音声符
号器のレートを増大させ、このリンクにおけるオーディ
オ通信の品質を増大させる。この増大したレートを補償
するために、畳込み符号のレートを減少させて、帯域を
等しく保つ。その結果の符号化利得の損失は、アップリ
ンクの送信RFパワーを増大させることによって補償す
る。ダウンリンクで利用可能な帯域を最大にするため、
ダウンリンクの音声符号器レートは増大させずに維持す
る。このようにして実現される音声符号化方式は非対称
である。
【0018】本明細書では、「非対称音声符号器送受信
器」という用語は、ダウンリンクの音声符号器をもとの
低レートに維持しつつアップリンク上にこの高レート音
声符号器を含むセルラ送受信器を記述するために使用す
る。
【0019】[2.例示的環境]本発明は、ディジタル
セルラ通信の品質を改善するものである。すなわち、本
発明の一般的環境はディジタルCDMA(符号分割多元
接続)セルラ通信システムである。代表的なセルラ通信
システム100を図1に示す。このシステム100は、
基地局104および1個以上の送受信器108を含む。
基地局104は、セルラサービスプロバイダによって提
供され、セルラ通信サービスをプロバイダの顧客に提供
するために使用される機器である。すなわち、基地局1
04は一般的にセルラサービスプロバイダの通信機器を
表す。この機器には、セルラトラフィックを中継する1
個以上の通信衛星、衛星を追跡し制御する地球端末、お
よび地上通信中継設備が含まれるが、これらの例に限定
されるものではない。
【0020】送受信器108は一般的にセルラ電話機を
表す。送受信器108の例には、移動または携帯セルラ
電話機、固定位置セルラ電話機、およびその他のセルラ
送受信器が含まれるが、これらの例に限定されるもので
はない。送受信器は、音声、モデム、ファクシミリおよ
びその他のデータを通信するために使用可能である。セ
ルラシステム100を通じて通信されるデータを一般的
に本明細書では「ユーザ通信」という。
【0021】動作時に、基地局104は送受信器108
を他の送受信器108または他の電話機もしくはその他
の送受信器とインタフェースし、情報が通信されるよう
にする。送受信器108は、アップリンク122と呼ば
れるデータチャネルを通じて基地局104へデータを送
信する。この信号には、ユーザ通信および制御データが
含まれるが、これらに限定されるものではない。送受信
器108は、ダウンリンクデータチャネル(ダウンリン
ク124)を通じて、基地局104からユーザ通信およ
び制御データを受信する。
【0022】本発明は、一般のディジタルセルラ通信シ
ステムのこの例示的環境に関して説明する。この状況で
の説明は単に便宜的なものである。本発明はこの例示的
環境での応用に限定されるものではない。実際、以下の
説明を読めば、当業者には、別の環境で本発明をどのよ
うに実現するかは明らかになる。
【0023】実際、本発明は、TDMAセルラシステム
において容易に実現可能である。TDMAセルラシステ
ムの一例として、6個のタイムスロットに分割され3人
のユーザ間で共有された30キロヘルツ(kHz)チャ
ネルを考える。ダウンリンク伝送では、基地局104は
一般にこれらの3人のユーザに対して同じパワーレベル
を維持する。パワーレベルは、最大パワーによって決定
されるか、または、基地局104から最も離れたユーザ
によって決定されることが可能である。
【0024】アップリンク伝送では、送受信器108の
電池寿命を延ばすために、各送受信器は、基地局104
による命令により異なるパワーを送信する。送受信器1
08と基地局104の間の距離が長いほど、アップリン
クのパワーは高くなる。その結果、ダウンリンク124
とアップリンク122の間にRFパワーおよび干渉不平
衡が生成される。アップリンク122における追加の干
渉バジェットは、非対称音声符号器ユーザによって使用
されることが可能である。このために、TDMAセルラ
システムは、システム容量およびシステム計画(例え
ば、セルサイズ、周波数調整など)にほとんどまたは全
く影響を及ぼさずに、非対称音声符号器のオーディオ品
質を改善することが可能となる。
【0025】[3.例示的環境における本発明の説明]
ディジタルセルラ通信システム100の音声品質を改善
するために、アップリンクおよびダウンリンクの通信に
対して音声符号化技術が使用される。一般的な方法の1
つは、アップリンク122およびダウンリンク124の
両方に8kbps(キロビット毎秒)CELP(符号励
振線形予測)音声符号器を使用することである。
【0026】チャネルのビット誤り率(BER)を改善
するため、符号化されたデータは(k,n)畳込み符号
を使用して畳み込み符号化される。(k,n)畳込み符
号は、入力にn個の2進記号を受容し、出力にk個の2
進記号を生成する。畳込みセルラシステムは、ダウンリ
ンク124に(2,1)符号を使用し、アップリンク1
22に(3,1)符号を使用する。
【0027】送受信器108によって生成される干渉の
量を制限するため、送受信器108のパワーは制限され
る。ほとんどのシステムでは、基地局104がダウンリ
ンク124を通じて送受信器108へコマンドを送信す
ることによって送受信器のパワーを制御する。送受信器
108のパワーが低くなるほど、送受信器108間の破
壊的干渉は最小化される。従って、送受信器のパワーが
低下するほど、一般的に、より多くの送受信器108が
通信チャネルの利用可能な帯域を共有することができ
る。このように、パワーが減少すると、システム容量が
増大する。しかし、この増大のコストとして、チャネル
を通る信号の劣化がある。すなわち、パワーが減少する
と、BERは一般に増大する。
【0028】音声品質を改善するために、音声符号器の
レートを8kbpsより高いレートに増大させることは
好ましいかもしれない。しかし、レートが増大すると、
与えられた時間にチャネルがサポート可能なユーザの数
(すなわちシステム容量)が減少する。システムの収益
性はユーザ数に基づくため、高いオーディオ品質と安価
なアクセス料金の間にコストと利益のトレードオフが存
在する。
【0029】コストを最小にしながら利益を最大にする
という努力において、発明者は、オーディオ品質の劣化
のうちのほとんどはアップリンク122で導入され、比
較的少量の劣化がダウンリンク124で導入されるとい
うことを発見した。従って、本発明は、ダウンリンク1
24とは異なるようにアップリンク122を扱う非対称
音声符号器を実現する。
【0030】アップリンク122がダウンリンク124
に比べてオーディオ品質がより大きく劣化することには
いくつかの状況が寄与する。大多数のセルラ通信の使用
法では、セルラ電話機ユーザは通常の電話機のユーザと
通信する。このような環境では、通常の電話機のユーザ
は一般に、オーディオ品質を劣化する背景ノイズの少な
い静粛な広い環境にある。これが、送受信器108への
ダウンリンクに対して基地局104に提供される信号で
ある。すなわち、本質的に、ダウンリンクのほうが一般
的に静粛である。
【0031】他方、セルラユーザは一般に、自動車のよ
うなノイズのある環境にあり、より多くのノイズがオー
ディオ信号に導入される。さらに、このノイズのある環
境のため、セルラユーザはダウンリンクのオーディオ品
質に対してあまり敏感ではない。さらに考察すると、基
地局104は、オーディオ品質の劣化が少ない良好な音
声符号器を実現するためにより大きな処理パワー(例え
ば、高性能DSPチップ、広いダイナミックレンジ)を
提供することができる。他方、送受信器108のコスト
および電池寿命に課される制約により、音声符号器は、
オーディオ品質を犠牲にして、最小の処理パワーおよび
ダイナミックレンジで実装されることが多い。
【0032】上記のように、アップリンクとダウンリン
クの不平衡な周囲環境および不平衡な処理パワーを補償
するため、ダウンリンク124に提供されるよりもアッ
プリンク122のほうにより高いレートの音声符号器を
提供する非対称音声符号器を実現する。これは明らかに
対称的な高レート音声符号器よりも効果がある。対称高
レート音声符号器では、ダウンリンクもまたアップリン
クに提供される高レートの音声符号器を使用する。これ
は、ノイズの多い周囲環境にある移動ユーザには、特に
高性能ディジタル信号処理技術が基地局104で使用さ
れる場合には、ほとんど利益がない。
【0033】非対称音声符号器をCDMAシステムで実
装する場合、ダウンリンク124からの追加の干渉バジ
ェットを、同じセル内のすべてのユーザに対するブロー
ドキャストデータチャネルを実装するために使用するこ
とができる。このブロードキャストデータチャネルは、
電子メール、交通情報、株式市場情報などを送信するた
めに使用することができる。このブロードキャストデー
タチャネルはまた、CDMAディジタルセルラシステム
におけるパケットデータのためのダウンリンク124と
して利用することも可能である。
【0034】ディジタルセルラ通信システム100のオ
ーディオ品質を改善するため、本発明は、アップリンク
122に高レート音声符号器を実装する。一実施例で
は、13kbps音声符号器を実装する。しかし、13
kbpsへの増大の結果、標準的な8kbps符号器で
消費されるよりも約50%大きい帯域が消費される。従
って、チャネルの容量は減少する。
【0035】減少した容量を補償するため、本発明は、
アップリンク122で(3,1)符号の代わりに(2,
1)畳込み符号を使用する。この結果、入力記号ごとに
50%少ない出力記号(各入力ビットに対して3個では
なく2個の出力記号)が生成されることになる。従っ
て、(2,1)符号の使用により、13kbps符号に
よって導入された増大した帯域が相殺される。残念なが
ら、(2,1)符号に切り替えることによりBERが増
大する。
【0036】この符号化利得の損失は、送受信器108
から基地局104へ送信されるRFパワーを増大させる
ことによって補償される。このようにして、非対称音声
符号器送受信器108からのアップリンク信号は、他の
(対称)ユーザからの信号よりも高いパワーレベルで基
地局104に到達する。
【0037】従来のディジタルセルラ通信システム10
0が高レート音声符号化を実装していない1つの理由
は、さらに多くの帯域を消費することである。上記のよ
うに、本発明は、音声符号器の高いレートを補償するレ
ートで畳込み符号化を提供することによりこの問題を克
服しており、符号化における減少は送信器パワーにおけ
る増大により補償される。また、本発明は、高レート音
声符号器の適用をアップリンク122に制限している。
これは、本発明の発明者が最も必要であることを発見し
た点である。この非対称符号化方式の結果、サービスの
品質は、ダウンリンク容量に影響を及ぼさずに改善され
る。
【0038】図2は、本発明の一実施例による送受信器
108のブロック図である。図2は、送受信器108の
代表的なアーキテクチャを例示している。以下の説明を
読めば、当業者には、他の構成あるいはアーキテクチャ
を使用して送受信器108をどのようにして実装するか
は明らかとなる。一実施例では、送受信器108はCD
MA送受信器である。
【0039】送受信器108は、データ入力モジュール
204、畳込み符号器208、音声符号器212、およ
び送信器216を含む。データ入力モジュール204
は、ユーザから入力データを受信する。例えば、データ
入力モジュール204は、電話機で話している人から音
声データを受信すること、または、ファクシミリ機から
ファックスデータを受信することが可能であり、また、
データ入力モジュールはその他のいくつもの同様の情報
源からデータを受信することが可能である。受信したデ
ータがアナログ(例えば音声)である場合、データ入力
モジュール204はアナログ−ディジタル変換を実行し
て入力データをディジタル化する。また、データ入力モ
ジュール204はディジタルセルラ通信システム100
を使用してデータを送信するために必要なその他のデー
タフォーマット化も実行することが可能である。ディジ
タルデータはオーディオ品質を改善するために音声符号
器212へ転送される。上記のように、好ましい実施例
では、音声符号器212は13kbps音声符号器であ
る。
【0040】音声符号器212から、データは畳込み符
号器208へ転送される。ここで、レート1/K畳込み
符号がデータに適用される。上記のように、好ましい実
施例では、この畳込み符号はレート1/2畳込み符号で
あり、これは標準的なレート1/3畳込み符号よりも増
大した符号レートを有する。
【0041】データは、畳込み符号化されると、アップ
リンク122を通じて送信するために送信器216へ転
送される。送信器216は、このような送信に必要なR
F変調を行う。
【0042】また、送受信器108は、ダウンリンク1
24を通じて受信した音声符号化されたユーザ通信を復
号するための音声復号器224を有する。従来の送受信
器108は8kbpsの標準的なCELP復号器を利用
する。本発明によればダウンリンク124の音声符号化
のレートは不変である。その理由は、システムのアップ
リンク122部分を改善することによって最大の利得が
得られるためである。
【0043】アップリンク122は図2では2つの構成
要素、すなわち、アップリンクデータパス232、およ
び、アップリンク制御パス234、を有するように図示
されている。受容者へ転送するために入力データが基地
局104へ伝送されるのはアップリンクデータパス23
2を通じてである。制御パス234は、基地局104と
送受信器108が制御情報を交換するために使用する。
基地局104が送受信器108の送信器パワーを制御す
るのは制御パス234によってである。このように、基
地局104から受信される信号は、送信器216のパワ
ーを増減させるために使用される。上記のように、送信
器パワーの増大により、アップリンク122上の干渉が
大きくなり、その結果、チャネルに同時にアクセス可能
なユーザの数が制限される。逆に、送信器パワーの減少
により干渉も減少し、その結果、さらに多くのユーザが
チャネルにアクセス可能となる。
【0044】このようにして、本発明の好ましい実施例
によれば、基地局104は送受信器108の送信器パワ
ーを監視および調節してチャネル帯域を最適化する。こ
うして、高レート音声符号器(および高レート畳込み符
号器)の結果として送信器パワーを増大させる影響は、
最適なシステムパフォーマンスを得るために最小化する
ことができる。さらに、各ユーザのパワーを制御するこ
とができるため、チャネルの容量の減少を制御すること
ができる。これにより、ディジタルセルラ通信システム
100には、システム帯域に対する柔軟性および制御が
与えられる。
【0045】図3は、一実施例による本発明の動作を例
示する流れ図である。ステップ304で、送受信器10
8は入力データを受信する。入力データがアナログであ
る場合、ディジタルデータを形成するためにディジタル
化される。その後、このディジタルデータは音声符号器
212に転送される。
【0046】ステップ308で、音声符号器212はデ
ータに対する音声符号化を実行する。ディジタルセルラ
通信システム100のオーディオ品質を改善するため、
音声符号器212はこの符号化を、他の場合に提供され
るよりも高いレートで実行する。この例では、音声符号
器212は、本発明に従って、アップリンク122に対
しては13kbps音声符号器である。この高レートの
結果、8kbpsのCELP音声符号器よりもオーディ
オ品質は高くなるが、より大きい帯域を消費する。次
に、音声符号化されたデータは畳込み符号器208へ転
送される。
【0047】ステップ312で、畳込み符号器208
は、リンクを通じての誤りを最小化するために、データ
に誤り訂正符号を適用する。本発明によれば、ビットあ
たり生成される記号数を少なくするように、より高いレ
ートの畳込み符号を使用する。この結果、送信器108
がアップリンク122を通じてデータを送信するために
必要とする帯域は少なくなる。8kbps音声レートを
13kbpsに増大させた上記の例では、レート1/3
畳込み符号はレート1/2符号で置換される。高レート
音声符号器による帯域消費の増大は、入力ビットあたり
より生成する記号数の少ない高レート畳込み符号を使用
することによって相殺される。
【0048】ステップ316で、データはアップリンク
122を通じて基地局104へ送信される。この送信
は、高レート畳込み符号化によって導入される符号化利
得の損失を補償するために増大したRFパワーで行われ
る。
【0049】上記のように、従来のシステムに対する非
対称音声符号化の重要な相違点は、非対称音声符号化さ
れた送信は、他のユーザからの信号よりも高いパワーレ
ベルで基地局104に到達することである。従来の対称
システムでは、各送受信器108は自己の送信パワーを
評価する。この評価されたパワーに対する補正が、実際
の送信パワーを調節するために基地局104によって供
給される。このようにして、従来のシステムでは、すべ
ての送受信器108は同じプロセスを使用し、各送受信
器からの信号はほぼ同じパワーレベルで基地局104に
到達する。
【0050】残留誤差を縮小するため、各送受信器10
8は、ダウンリンク124に挿入される低レートのデー
タを通じて基地局104によって供給される情報で送信
パワーを補正する。基地局104は、各移動局のアップ
リンクチャネル品質を監視し、その測定値をしきい値と
比較し、その結果に応じてパワーの増減を要求すること
によって、この補正情報を導出する。このようにして、
基地局104は、受容可能なパフォーマンスを提供する
のに必要な最小パワーで、各アップリンク122を、従
ってすべてのアップリンク122を維持する。
【0051】本発明によれば、非対称送信のパワーレベ
ルは、対称送信よりも高いレートで基地局104に到達
する。すべての対称送信のパワーレベルは、従来のシス
テムについて説明したのと同様にして制御可能であり、
システム容量は、非対称送信が存在しないときに最大と
なる。非対称送信が存在するときも、ユーザのパワーは
同様にして制御可能であるが、基準線は増大する。非対
称ユーザのパワーの増大は、受容可能なパフォーマンス
を得るのに必要なレベルに制御される。
【0052】本発明の一実施例では、ユーザには、サー
ビス契約が行われるときに、高レベルのサービスに対す
るサインアップの選択肢が与えられる。この実施例で
は、ユーザには、ユーザの送受信器108を使用すると
きにはいつも高レベルのサービスが提供される。すなわ
ち、このユーザの送受信器108(非対称音声符号化を
有する)は、常にその信号が他の(対称)ユーザよりも
高いパワーレベルで基地局104に到達するように基地
局104へ送信する。
【0053】第2の実施例では、ユーザは、サービスを
要求するときに高品質サービスを選択することができ
る。換言すれば、高レベルのサービスは通話ごとに選択
可能である。従って、ユーザが重要な通話をするときに
は、そのユーザは高レベルのサービスを要求することが
できる。通話ごとに高レベルのサービスを実行する技術
はさまざまな方法で実装可能である。例えば、システム
は、ユーザが高レベルのサービスを要求するときに単に
キー列を入力するように設定することができる。他の例
では、システムは、ユーザが送受信器108に配置され
たスイッチによって高レベルのサービスを選択するよう
に実装可能である。いずれの場合にも、送受信器108
には、非対称音声符号化が実行可能なように選択可能な
アップリンク音声符号化が提供される。
【0054】通話ごとに高レベルのサービスを提供する
ことの利点は、ユーザが発呼するごとに常に追加のシス
テム容量が消費されないことである。その代わりに、ユ
ーザが高レベルのサービスを選択したときにのみ追加の
帯域が消費される。上記の第2の実施例では、高レベル
のサービスが選択されると、送受信器108は、適当な
音声符号化および畳込み符号化を実行し、基地局104
は適当なレベルに送信パワーを設定する。これにより、
ディジタルセルラ通信システムを制御する際の柔軟性が
追加される。
【0055】
【発明の効果】本発明の1つの効果は、要求に応じて、
改善されたレベルの品質をユーザに提供することができ
ることである。すなわち、ユーザがより高い品質の通信
リンクを要求した場合、そのユーザには、高い音声符号
化レートおよび高い畳込み符号レートを使用した非対称
音声符号器送受信器を提供することができる。
【0056】この特徴の利点は、高品質のサービスは、
そのようなサービスに対してユーザが対価を支払うかど
うかにしか制限されないことである。すなわち、CDM
Aシステムの容量に対する影響は、高レートアップリン
ク符号器の利用可能性がこの影響に対価を支払おうとす
る者に制限されるために制御される。適当な価格構成を
すれば、システム容量への影響によって、他のユーザの
コストを増大させることはない。
【0057】本発明のもう1つの効果は、非対称音声符
号化を使用するユーザがいない期間に、CDMAシステ
ムのシステム容量が維持されることである。システム容
量は、非対称音声符号化を使用するユーザがCDMAシ
ステムに存在するときにのみ影響を受ける。従って、シ
ステム容量は、非対称音声符号器のユーザがリンクにア
クセスすることに応じて動的に変化する。こうして、C
DMAシステムにおいて、非対称音声符号器は、対称音
声符号器よりもシステム容量を効率的に使用することが
できるという点で効果的である。
【0058】もう1つの効果は、各送受信器のパワーを
サービスプロバイダが制御することが可能であるため、
プロバイダは、通信システムに対する制御を維持するこ
とができることである。このようにして、プロバイダ
は、パワー増大ユーザの影響を最小にする処置をとるこ
とができる。また、プロバイダは、結果としてのチャネ
ル容量の減少を制御するために、パワーに対する必要な
制御も有する。
【0059】本発明のもう1つの効果は、本発明によれ
ば、ディジタルセルラ通信システムに対する最小の影響
で、オーディオ品質の改善を実現することができること
である。本発明は、基地局および移動端末に対する最小
限の変更によってTDMAおよびCDMAシステムで実
現可能である。従って、サービスのレベルを改善しなが
ら、時宜を得た比較的低コストの実装が実現可能であ
る。
【0060】対称高レート音声符号化に比べて、非対称
音声符号器のTDMAシステムの利点は、アップリンク
とダウンリンクの間の不平衡RFインタフェースを考慮
していることである。さらい、非対称音声符号器では、
アップリンクのオーディオ品質は、システム容量に影響
を及ぼすことなく改善することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディジタルセルラ通信システムのブロック図で
ある。
【図2】本発明の一実施例によるセルラ送受信器の代表
的なアーキテクチャのブロック図である。
【図3】本発明の一実施例に従って、図2の送受信器の
動作を例示する流れ図である。
【符号の説明】
100 ディジタルセルラ通信システム 104 基地局 108 送受信器 122 アップリンク 124 ダウンリンク 204 データ入力モジュール 208 畳込み符号器 212 音声符号器 216 送信器 220 受信器 222 復号器 224 音声復号器 226 データ出力モジュール 232 アップリンクデータパス 234 アップリンク制御パス

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1レートの音声符号で符号化されたダ
    ウンリンクユーザ通信を復号する音声復号器手段と、 前記第1レートより高い第2レートの音声符号でアップ
    リンクユーザ通信を符号化する音声符号化手段とからな
    る、セルラ通信のオーディオ品質を高めたセルラ送受信
    器において、 前記音声符号器のレートの増大により、ダウンリンクの
    帯域消費に影響を及ぼさずに通信のオーディオ品質を高
    めたことを特徴とするセルラ送受信器。
  2. 【請求項2】 前記第1レートと前記第2レートの差を
    補償するように選択されたレートでユーザ通信を畳込み
    符号化する手段と、 変更された畳込み符号化レートによって生じる符号化利
    得の損失を補償するように増大したパワーレベルで、音
    声符号化され畳込み符号化されたユーザ通信を送信する
    手段とをさらに有することを特徴とする請求項1のセル
    ラ送受信器。
  3. 【請求項3】 ユーザからユーザ通信を受信する手段
    と、 音声符号化前に前記ユーザ通信をディジタル化する手段
    とをさらに有することを特徴とする請求項2のセルラ送
    受信器。
  4. 【請求項4】 チャネル容量を最適化するために前記パ
    ワーレベルを制御する制御信号を受信する手段をさらに
    有することを特徴とする請求項2のセルラ送受信器。
  5. 【請求項5】 ダウンリンクユーザ通信を受信する受信
    器手段と、 畳込み符号で符号化されたダウンリンクユーザ通信を復
    号する復号器手段とをさらに有することを特徴とする請
    求項1のセルラ送受信器。
  6. 【請求項6】 ダウンリンクユーザ通信を送受信器のユ
    ーザに提供するデータ出力手段をさらに有することを特
    徴とする請求項1のセルラ送受信器。
  7. 【請求項7】 前記第2レートが13kbpsであるこ
    とを特徴とする請求項1のセルラ送受信器。
  8. 【請求項8】 前記第1レートが8kbpsであること
    を特徴とする請求項7のセルラ送受信器。
  9. 【請求項9】 前記第1レートが8kbpsであり、前
    記第2レートが13kbpsであり、前記畳込み符号の
    レートが1/2であり、前記パワーレベルが0.5dB
    だけ増大させられることを特徴とする請求項2のセルラ
    送受信器。
  10. 【請求項10】 第1ユーザがセルラ通信システムを通
    じて第2ユーザと通信することを可能にするセルラ送受
    信器と、 前記セルラ送受信器と他の送受信器の間のユーザ通信を
    中継する基地局と、 前記セルラ送受信器と前記基地局の間のユーザ通信を音
    声符号化する非対称音声符号器とからなる、ディジタル
    セルラ通信の品質を高めるシステムにおいて、 前記非対称音声符号器は、 第1レートの音声符号で符号化されたダウンリンクユー
    ザ通信を復号する音声復号器手段と、 前記第1レートより高い第2レートの音声符号でアップ
    リンクユーザ通信を符号化する音声符号化手段とからな
    り、 前記音声符号器のレートの増大により、ダウンリンクの
    帯域消費に影響を及ぼさずに通信のオーディオ品質を高
    めたことを特徴とする、ディジタルセルラ通信の品質を
    高めるシステム。
  11. 【請求項11】 セルラ送受信器によって通信する第1
    ユーザと、第2ユーザの間のユーザ通信を中継する基地
    局と、 前記セルラ送受信器と前記基地局の間のユーザ通信を伝
    送する非対称通信チャネルとからなる、ユーザ通信の品
    質を高めるディジタルセルラ通信システムにおいて、 前記非対称通信チャネルは、 第1音声符号レート前記セルラ送受信器から前記基地局
    へユーザ通信を送信するアップリンクデータパスと、 前記第1音声符号レートより高い第2音声符号レートで
    前記基地局から前記セルラ送受信器へユーザ通信を送信
    するダウンリンクデータパスとからなることを特徴とす
    る、ディジタルセルラ通信システム。
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