JPH0823532A - 対話性を増強したマルチメディア情報の形成及び送信方法 - Google Patents

対話性を増強したマルチメディア情報の形成及び送信方法

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JPH0823532A
JPH0823532A JP27852693A JP27852693A JPH0823532A JP H0823532 A JPH0823532 A JP H0823532A JP 27852693 A JP27852693 A JP 27852693A JP 27852693 A JP27852693 A JP 27852693A JP H0823532 A JPH0823532 A JP H0823532A
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W Lewis Scott
ダブリュー ルイス スコット
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Mitsui and Co Ltd
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Mitsui and Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークの帯域巾を充分に利用できるよ
うにマルチメディア情報システムの対話性を増強し、マ
ルチメディア情報の送信及び受信の質を高めるようにネ
ットワークを利用する方法を提供する。 【構成】 マルチメディア情報の対話性を増強する最適
化方法であって、マルチメディア情報を一次及び二次の
層に分離し、そして認知し得るサイコグラフ的情報の質
が向上するように一次層の情報を増強し、マルチメディ
ア情報を最大に増強するような圧縮及び/又は送信アル
ゴリズムを構成する方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア情報を
形成、送信及び受信する方法及びシステムに係り、より
詳細には、対話性(双方向性)の増強されたマルチメデ
ィア情報を形成、送信及び受信する方法及びシステムに
係る。
【0002】
【従来の技術】マルチメディア情報は多数の用途におい
てネットワークを経て送信される。マルチメディア情報
とは、搬送されている特定の情報の重要性に応じて増強
又は減少することのできる多数のパラメータをもつ情報
をいう。例えば、ビデオ環境においてはスクリーンに設
けるべき前景及び背景情報がある。スクリーンは典型的
にビデオスクリーンであってもよいしコンピュータスク
リーンであってもよい。この形式のシステムの最も一般
的な例は、ケーブルテレビネットワーク(即ち、QVC
又はホームショッピングネットワーク)に見られるよう
な対話式ビデオシステムである。これらの形式のシステ
ムは、視聴者がスクリーンを見て、スクリーン上の情報
を検討しながら希望する製品の形式をピックアップし、
そして特定の電話番号に通話してその製品を購入できる
ようにする。
【0003】又、マルチメディア情報は音声情報であっ
てもよく、この場合は、ニュースや天気情報や音楽等
を、ホワイトノイズのような背景情報やバックグランド
ミュージックや送信を完了するための他の情報の使用と
共に送信することができる。更に、マルチメディア情報
は、グラフィックスやビデオや音楽をカラオケのような
娯楽形態に組み合わせたものでもよい。上記したよう
に、現在利用できる対話式システムでは、各個人がネッ
トワークを経てある映像や音響やグラフィックス情報を
アクセスすることができる。しかしながら、現在知られ
ている全てのシステムは、マルチメディア情報を高い質
で送信できるためには著しい量の帯域巾を必要とすると
いう問題がある。
【0004】マルチメディア情報は、著しい量の帯域巾
を必要とすることが知られている。ビデオ情報の場合
に、質の高い映像を送信経路に沿って送信するために
は、30MB/秒という帯域巾が必要とされる。音声情
報の場合に、ステレオ音声信号を完全に正確に再現でき
るには、10MB/秒という帯域巾が必要とされる。
【0005】限定された帯域巾を、2つの異なる方法で
見ることができる。その1つの方法は、完全に使用でき
る帯域巾をいつでも見ることである。帯域巾を見る別の
方法は、それをある時間周期にわたって使用できる帯域
巾として見ることである。
【0006】使用できる帯域巾は、2つの方法で限定す
ることができる。第1に、ネットワークの全帯域巾は、
帯域巾が約10KHzである電話ネットワークのように
限定される。しかしながら、この例では、使用できる帯
域巾は時間と共に非常に高くなる。というのは、電話機
は常時使用されないからである。
【0007】一方、ケーブルテレビのような広帯域巾ネ
ットワークを見る場合には、使用できる帯域巾のほとん
どがネットワーク信号を供給するのに使用される。この
ような例では、時間に伴う使用可能な帯域巾は、上記電
話システムよりは相当に低くなる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】マルチメディア情報シ
ステムでは、その対話性を増強し、ネットワークの帯域
巾を充分に利用できるようにすると共に、マルチメディ
ア情報の送信及び受信の質を高めるようにネットワーク
を利用できるようにすることが重要である。又、マルチ
メディアシステムの増強は、既存のネットワークに最小
の変更で適用できると同時に、マルチメディアシステム
に最小のコスト及び経費しか付加しないものであること
が非常に重要である。更に、この増強は、既存の技術で
容易に実施できると共に、マルチメディアシステムの対
話動作の全性能を向上するように働き得るものでなけれ
ばならない。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、マルチ
メディア情報を分離及び送信するために対話式マルチメ
ディアシステムに使用する最適化方法が提供される。こ
の最適化方法は、マルチメディア情報を送信し、マルチ
メディア情報は多数の層を含むものであり、そしてこの
情報の多数の層をプログラム(番組)モデルに基づいて
一次及び二次の層に分離するという段階を備えている。
【0010】更に、上記の方法は、プログラムモデルに
基づいて重要なサイコグラフ(精神図)パラメータによ
って上記一次層を増強し、別のサイコグラフ的パラメー
タによって上記二次層を設け、そして増強された一次層
と二次層を結合して、認知し得るほど質が向上したマル
チメディア情報を与えるという段階を備えている。この
最適化方法を使用することにより、マルチメディアシス
テムは、マルチメディア環境で認知されるように元の情
報と同程度に質の良好な形態でマルチメディア情報を適
切に複製することができる。本発明は、マルチメディア
情報及びその対話性を増強するために圧縮及び送信アル
ゴリズムを使用する。更に、情報の質を更に向上すると
共に、その対話性を促進するために、エラー修正アルゴ
リズム等を使用することもできる。
【0011】
【実施例】本発明は、マルチメディア情報の送信及び受
信の改良に係る。当業技術は発明を生み出して使用する
もので、特許出願及びその要件の形態で与えられる。当
業者であれば、好ましい実施例の種々の変更が容易に明
らかとなろうし、又、ここに開示する一般的な原理を他
の実施例に適用することもできよう。従って、本発明
は、ここに示す実施例に限定されるものではなく、ここ
に開示する原理及び特徴に適合する最も広い範囲に従う
べきものとする。
【0012】図1には、公知の対話式マルチメディアシ
ステム10が簡単なブロック図形態で示されている。こ
のシステム10においては、送信者がシステム10の片
側において情報を送信及び受信し、そして受信者がシス
テム10の他側において情報を送信及び受信する。シス
テム10は、CD−ROMプレーヤのような単一装置で
あってもよいし、又は完全な対話式(2方向)マルチメ
ディア送信を行うことのできるネットワークであっても
よい。
【0013】本発明を詳細に説明する前に、既存のマル
チメディアシステムについて本発明の利用性を明確にす
るために、ある程度の背景情報について検討する。マル
チメディアシステムでは、種々の感知情報が受信者に供
給される。映像情報の場合には、この情報が特定のシー
ンを表示する前景及び背景像の形態をとる。音声情報の
場合には、前景及び背景信号は、前景情報がスピーチで
そして背景情報が音楽といったものである。
【0014】典型的に、どんな形態のマルチメディアシ
ステムも、単一の送信ラインを経てこの情報を供給す
る。この際に、マルチメディアシステムの量と質は、送
信ラインの帯域巾によって甚だしく制限される。
【0015】本発明は、先ず、帯域巾の制限を最小にす
るためにプログラムモデルを使用して情報を一次及び二
次の層に分離することによって重要なマルチメディア情
報とあまり重要でないマルチメディア情報とを区別す
る。このようなシステムでは、各層は情報の使用にとっ
て重要なそれ自身の1組のパラメータを有するが、二次
の層は一次の層ほど変化しない。
【0016】プログラムモデルとは、プログラム(番
組)視聴の観点から開発されたダイナミックス即ちパラ
メータの記述を指すものである。マルチメディアシステ
ムは、特定の受信者の遠近感から科学的に且つサイコグ
ラフ的にプログラムをプログラムモデルから複製できる
ものでなければならない。これらのパラメータは、特定
の種類のマルチメディア情報に対する1組の独特の且つ
一貫したエレメントより成る。
【0017】本発明によれば、マルチメディア情報の層
は、異なる層又はプログラムモデルに基づく層に分離さ
れる。それ故、例えば、映像の場合は、前景及び背景情
報が異なる層に分割される。同様に、音声情報の場合に
は、ニュース情報や天気情報等が1つの層となり、一
方、バックグランドミュージックが他の層となる。
【0018】本発明においては、これらの層がプログラ
ムモデルに対する情報の重要性に基づいて一次及び二次
の層に分割される。最も重要な情報は識別され、そして
マルチメディア情報の受信者に最も質の高い情報を与え
るように増強される。
【0019】好ましい実施例では、一次の層は、送られ
るマルチメディア情報の質に認知し得る改善を与えるよ
うに増強される。1つの実施例において、二次の情報は
増強されて送られてもそうでなくてもよい。従って、本
発明によれば、送信されるべき重要な情報即ち一次の層
を識別し、選択的に増強することができる。
【0020】更に、一次の層は、一般に、プログラムモ
デルに基づく重要なサイコグラフ的パラメータによって
増強することができる。これらのサイコグラフ的なパラ
メータは、一次又は二次層に生じる空間、色、音声及び
時間の変数の形態をとる。
【0021】この最適化システムの目標は、対話性を最
大にするのと同時にプログラムモデルを最大限に保持す
ることである。又、対話性に対するトランシット時間を
最小にしながら情報を最大限に複製することも重要であ
る。それ故、プログラムモデルのサイコグラフ的パラメ
ータを充分に記載することが非常に重要である。例え
ば、空間、色、時間、音声応答、材料内容、及び内容の
認知は、全て、プログラムモデルに充分に記載されそし
て定義されねばならない。
【0022】本発明の原理を用いて増強した対話像を形
成する第1実施例のフローチャートが図2に示されてい
る。このフローチャート100は、プログラムモデルを
セパレータに与える段階を備えている。セパレータ10
2は、情報を対話式マルチメディア情報の一次層と二次
層に分割する。この分離は自動的に行うこともできるし
手動で行うこともでき、そして種々の形態で実行でき
る。例えば、これらの層は、形成ソースによって分離す
ることができる。別の例においては、これらの層をカラ
ーキーコード化(クロマ・キーイング)することによっ
て実行することができる。更に第3の例においては、こ
れらの層を空間又はカラー変化に基づいて分離すること
ができる。更に、これら情報層は、フィルタプロセスに
よって分離することができる(例えば、高周波対低周波
マルチメディア情報)。
【0023】一次情報と二次情報を分離するルールは、
プログラムモデルに指示された情報の相対的な重要性
と、対話選択プロトコルの中の情報の変化の両方によっ
て決定され、即ち、情報の共通性は二次情報として重み
付けされる。それ故、例えば、映像の宝石カタログによ
って表されたプログラム材料は、一次情報に対するプロ
グラムモデルの候補として、高品質の宝石スタンド上の
宝石を有することができる。しかしながら、宝石スタン
ドはほとんどの又は全ての宝石に共通したものであるか
ら、一次情報は宝石それ自体となる。
【0024】一次層は、圧縮又は発生又はキーイングブ
ロック104に送られる。短い帯域巾を使用するように
マルチメディアデータを変更又は発生できるようにする
方法は種々のものがある。例えば、圧縮アルゴリズム又
はその等効物を用いて、使用する帯域巾を減少すること
ができる。更に、トーンジェネレータシステムのような
発生器を使用して、所要の帯域巾を減少することができ
る。更に、キーコードシステムを用いて、使用帯域巾を
減少することもできる。キーコード化の例として前記の
宝石カタログの例を取り上げると、一次プログラムモデ
ルとして重要な5つの異なる形式の宝石スタンドが使用
される場合には、各宝石スタンドの変化を前もってネッ
トワークに送ることができる。次いで、ネットワークの
受信端で独特のキーコードによって再結合するように必
要なときに情報を識別することができる。このようなシ
ステムは、以下で詳細に説明する。
【0025】この実施例においては、一次層はエンコー
ダに送られ、そこで一次層が送信のために準備される
(ブロック108)。以下に述べるように、マルチメデ
ィアシステムの形式(出力装置の形式又は解像度を含
む)が与えられると、プログラムモデルの質を最も高く
保持し、しかも、最大の対話性を得るために、各層ごと
に異なる圧縮、発生及びキーイングアルゴリズムを使用
することができる。
【0026】図3には、ケーブルニュース番組が示され
ている。プログラム(番組)モデルは、穏やかな動きの
アナウンサーと、右角の高質のスチール写真と、画像の
説明書きと、アナウンサーのスピーチとを表す一次層を
備えている。二次層は、テレビスタジオの背景と、高質
写真のシェージングと、ニュース編集室のロゴと、タイ
プライターのランダム背景音及びノイズとを含む。一次
層においては、アナウンサーが特定のモーションアルゴ
リズム(例えば、CCITTH.261)によってエン
コードされてもよく、そして高質の像がJPEG像圧縮
アルゴリズムによってエンコードされる。一方、画像の
説明書きはキャラクタージェネレータによって発生する
ことができ、そしてアナウンサーのスピーチはPCM又
はADPCMアルゴリズムによって発生することができ
る。従って、これら層の各々はプログラムモデルの品質
及び対話性の目的を満足する。
【0027】図2に戻ると、一次層は次いで圧縮解除さ
れる(ブロック110)。その後、一次層の情報は圧縮
解除される(ブロック120)。次いで、一次層はデコ
ードされて、二次層のデータ情報と混合され(ブロック
112)、増強された対話式マルチメディア像(動き、
映像、その他)、即ちデータがディスプレイに送られ
る。
【0028】同様に、二次層はブロック114を経て圧
縮され、エンコードされ(ブロック116)そしてブロ
ック118を経て圧縮解除及び混合ブロック110に送
られる。次いで、2つの信号(一次及び二次)はディス
プレイ112へ送られる。
【0029】この実施例では、例えば、映像の最適化に
おいて、一次層を前景像とし、二次層を背景情報とする
ことができる。この形式の最適化技術の使用により、マ
ルチメディア情報を増強できると同時に、著しく短い帯
域巾を使用できる。
【0030】この特徴を充分に理解するために、以下に
説明する。典型的な対話式マルチメディアシステムにお
いては、情報が全て1つの層に沿って送られる。その後
に送信することのできる情報は、その層の帯域巾によっ
て制限される。公知技術においては、典型的なネットワ
ーク又は送信路に沿って送信することのできる対話式マ
ルチメディア情報は、例えば、映像の場合に、高画質の
像をディスプレイに送るに充分な帯域巾がないために、
非常に制約がある。
【0031】従って、本発明においては、マルチメディ
ア情報を一次及び二次の層に分離しそしてその後に公知
の圧縮アルゴリズムを用いてより重要な情報を圧縮する
ことにより、既存のネットワークを介して容易に送信で
きる増強された対話式マルチメディア情報を発生するこ
とのできるシステムについて説明する。
【0032】本発明のサイコグラフ的な増強特徴を完全
に説明するために、特定のプログラムモデルからの種々
の可能性を示した図4を参照する。プログラムモデルは
マルチメディアシステムのセパレータ102に送られ
る。
【0033】サイコグラフ的な増強は、本発明によって
説明する対話式マルチメディア送信及び受信を改良する
上で重要である。本発明の説明におけるサイコグラフ的
増強とは、送信されるものでなくて、送信されるマルチ
メディア情報において動作するかそれと一緒に動作する
か又はそれを補うものとして動作するような情報をい
う。サイコグラフ的な増強に関連して4つの別々の分類
について説明する。
【0034】第1の分類は、送信されない情報を追加す
ることによる情報増強として説明される。像のディザ動
作は、存在する像の欠陥をマスクし、認知し得る像の質
を改善するので、その一例である。この形式のシステム
は、欠陥を除去しないが、不完全部を正確にマスクす
る。第2の例は、波の音等の二次の音声材料が一次音声
(ボイス、音楽等)の音質の問題をマスクすることのあ
る音響舞台である。
【0035】第2の分類は、制御信号を使用することな
く、例えば、補間やその他の技術によって信号を実際に
変更することである。その典型的な例は、特定装置の範
囲に基づいてある周波数を増強するグラフィックイコラ
イザである。第2の分類の別の例は、送信されている周
波数を更に増強するようにある信号の周波数又は振幅を
圧縮することである。更に別の例は、信号を送信する前
に欠陥位置を識別し、そして補間又は他の技術によって
欠陥のまわりの領域をフィルタして欠陥を除去する場合
である。又、信号それ自体を制御せずに信号を実際に変
更するようなある情報を与えるか或いはそれを鮮明にす
るように種々のフィルタを使用することも知られてい
る。
【0036】第3の分類は、一次及び二次情報を使用し
て、マルチメディアシステム内に存在することのある他
のジェネレータを駆動することである。これは、マルチ
メディア情報を増強するか或いはプログラムモデルを増
強するのに使用できる。その一例は、音楽ジュークボッ
クス型のプログラムモデルを増強するように実時間グラ
フィック周波数スペクトルディスプレイを使用するか、
又はビデオ(即ち、フェード又はワイプ)を使用するこ
とである。
【0037】第4の分類は、補正信号又は層を使用し
て、圧縮又は送信中に介入した特定の重大なエラー又は
不完全部を除去することである。この場合に、エラー補
正信号又は層は、圧縮された信号又は層に加えて送信さ
れる。この形式の分類の例は、送信の前に欠陥位置を識
別し、その領域に対する圧縮したエラー補正信号も送信
して、後で圧縮解除し、そしてその決定エラーを含む関
連信号又は層と再結合することである。この解決策は、
欠陥のフィルタ動作が不充分でありそしてマルチメディ
ア情報の特性層の重要度から実際の補正を行わねばなら
ない場合に適用できる。
【0038】図2から明らかなように、一次のマルチメ
ディア情報層は、公知のアルゴリズムを使用して帯域巾
を減少するように圧縮することができる。又、信号は、
一次/二次層信号に応答するジェネレータと置き換えら
れることも明らかである。更に、キーコードを使用し
て、ルックアップテーブル等から情報を提供することも
できる。
【0039】上記した方法は全て本発明による効果を与
えるが、キーコード化は、本発明の最適化システムに使
用されたときには、ある付加的な明確でない効果を有す
る。以下の説明では、種々のキーコード化システムの使
用を、それに付随する効果と共に一般的に説明する。
【0040】典型的に、対話式マルチメディア情報信号
を探すときには、その情報の多数の成分が存在する。第
1の成分は、搬送されるデータ又はマルチメディア情報
それ自体である。第2の成分はプログラムモデルダイナ
ミックスと称する。これは、例えば、グラフィック又は
映像の1つのシーンから別のシーンへの移行を許すフェ
ードにより対話式マルチメディア情報に生じる変化であ
る。逆に、像を拭い去る(ワイプ)ことを希望する場合
には、マルチメディアデータに関連した情報であって、
その移行を効率的に変化させるために呼び出される情報
がある。
【0041】更に、対話式マルチメディア情報の第3成
分は、本明細書においてプログラムモデル分岐情報と称
するものである。これは、特定の装置又はシステムがあ
るシーン又は分岐情報の収集体から別のものへと進むこ
とができるようにする情報である。典型的な対話式マル
チメディア情報システムでは、このような情報を充分に
送信するためにこの情報全てが必要とされる。
【0042】その最も簡単な形態においては、キーが、
ネットワークの他の側にコマンドを指示する識別コード
を有する。このようなキーイングシステムの最も明瞭な
例は非常に簡単な二重トーンマルチ周波数(DTMF)
信号である。この形式の信号は、低帯域巾プロトコルに
対してキーイングを行うために遠隔通信エリアにおいて
使用することができる。これらのキーは、次いで、ネッ
トワークの側にコードテーブルを指令し、マルチメディ
ア情報の実際の送信を必要とせずに、表示されるべきマ
ルチメディア情報に関するある情報を与えるようにす
る。
【0043】この形式のキーコード化についてのより特
定の態様は、本明細書において制御情報キーイングと称
するものである。制御情報キーイングとは、キーコード
を用いて特定の形式のコマンドをアクセスし、次いで、
これを用いてネットワークの他の側の他の項目を制御で
きるようにすることである。1つの例においては、ネッ
トワークの他の側の動作又はあるパラメータに関連した
コマンドテーブルをアクセスすることができる。別の例
では、ネットワークにわたって記憶されたマルチメディ
ア情報をアクセスすることができる。この例では、マル
チメディア情報はプログラムモデルの対話性を増強する
ために重要である。
【0044】次いで、このようなテーブルを用いてネッ
トワークのある1組のマルチメディア情報をアクセスす
ることができる。キーコード化の最終的な態様は、プロ
グラム分岐キーイングト称するもので、ある分岐識別を
表すキーの各々によって記述される。従って、この形式
のキーコード化においては、キーは、各分岐が複数のフ
ァンクション又はコマンドをアクセスしてプログラムモ
デルを複製できるような対話式マルチメディアプログラ
ムの特定の分岐を相互参照する。
【0045】キーコード化に本来ある付加的な効果は予
想分岐として以下に説明する。予想分岐とは、他の情報
を搬送するときに情報(音声又は視覚)を使用可能な帯
域巾まで送信するものである。例えば、ある像から別の
像へ進むときに、記憶された広告像のような背景像は、
情報の検索をマスクするように表示される。更に、この
技術は、第1の判断が当然にある分岐を導く場合に多数
の分岐情報を送信するように使用することができる。こ
れらの技術は、サイコグラフ的認知を改善すると共に、
対話性を改善する助けとなる。
【0046】これら全ての形式のキーコード化構成によ
ってもたらされる重要な特徴は、ネットワークに既に存
在する情報を利用できることである。それ故、最適化シ
ステム自体の中の処理能力ではなくて、記憶手段及び他
の手段を介してネットワーク内及びネットワーク上に本
来ある処理能力を利用して、プログラムモデルの品質及
び対話性を得ることができる。
【0047】又、マルチメディア情報の送信の質を改善
する手段を開発することも重要であり、例えば、CCI
TT v.32又はBell 202のような典型的な
送信アルゴリズムを標準的な通信ファイルデータ転送プ
ロトコルと共に使用して情報が送信されてもよい。又、
対話式マルチメディア情報は、送信されるべき特定の対
話式マルチメディア情報に対して最適化された特殊なプ
ロトコルも使用することができる。この場合に、圧縮ア
ルゴリズムを送信アルゴリズムと対話的にマトリクス構
成して、最小の送信ラインで最大の対話性をもつ最も良
質な情報を与えることができる。
【0048】図4は、送信アルゴリズムと圧縮アルゴリ
ズムとが共働して高質のマルチメディア像を形成するこ
とを示すフローチャートである。本発明を使用して、印
刷、音楽及び他のマルチメディア情報を最適化すること
を示す同様のフローチャートを描くことができる。フロ
ーチャートは、一次及び二次層が分離されたプログラム
モデルを設けることを含む(ブロック202)。一次の
層は圧縮されそしてエンコードされる(ブロック204
及び206)。
【0049】制御エレメント(210)は、圧縮マトリ
クス及び送信マトリクスを制御するのに使用される。こ
れら2つのマトリクスは、種々のアルゴリズムが検出さ
れるときに、マルチメディア情報の質と送信速度とが対
話的に決定されるように各々相互作用的に制御される複
数の圧縮アルゴリズム及び送信アルゴリズムを備えてい
る。
【0050】情報の質は、手動で決定することもできる
し、ある制御回路を使用することによって決定すること
もできる。これらの同じマトリクスを二次層に使用でき
ることも理解されたい。明瞭化及び簡単化のために、こ
れについては図示も説明もしない。
【0051】図6は、本発明によって使用することので
きる圧縮又はキーイングアルゴリズムと送信アルゴリズ
ムとのマトリクスを示すブロック図である。垂直方向に
整列された円302は、圧縮又はキーイングアルゴリズ
ムである。水平方向に整列された長方形304は、送信
アルゴリズムである。例えば、圧縮又はキーイングアル
ゴリズムは、JPEG、MIDIをもつジェネレータ、
及び天気マップ背景のキーである。同様に、送信アルゴ
リズムは、JPEG、MIDIのためのデータ圧縮、又
はキー送信型アルゴリズムのためのDTMFである。
【0052】最も質の高いマルチメディア情報を与える
と同時に、最小の帯域巾を利用するために、異なるアル
ゴリズムを繰り返し選択することができる。従って、第
1の圧縮アルゴリズムを第1の送信アルゴリズムと共に
選択することができる。マルチメディア情報は像又は音
声の質について検討され、次いで、第2の圧縮アルゴリ
ズムが選択される。マルチメディア情報が検討され、対
話性が受け入れられない場合には、第2の送信アルゴリ
ズムが選択される。情報の質が検討される。このプロセ
スは、最高の質の又は所望の質のマルチメディア情報及
び対話性が与えられるまで繰り返される。
【0053】圧縮/キーイング/送信アルゴリズムから
導出されたマルチメディア情報は、アナログ又はデジタ
ルのいずれの性質のものでもよい。しかしながら、デジ
タル信号の場合には、最適化方法に基づいて利用するこ
とのできる効果へと引き継ぐことのできる他の幾つかの
効果がある。
【0054】デジタルデータ情報は、典型的に、そのデ
ータ及びデータ情報それ自体のあるパラメータを指定す
るファイルにおいて送信され、そしてデータ情報それ自
体の中では、ある1組のファイルに対して変化すること
のない情報であることが知られている。像ファイルの場
合には、ヘッダ情報が、特定像の大きさ、ピクセル深
さ、及び他の幾つかの特徴を指定する。このファイル
は、データファイルの20%程度を占有する。
【0055】これに対し、複数の一連の楽譜を含むMI
DI音楽ファイルのようなファイルの場合には、ヘッダ
は、その特定のファイルの楽器情報、関連情報及び特性
を含む。上記の両方の例においては、ヘッダ情報は不変
であり、最適化方法を使用することにより、情報の量を
時間と共に著しく減少することができる。
【0056】従って、像ファイルの場合には、ヘッダ
は、常に同じであるから、圧縮せずに又はロスのないデ
ータ圧縮で二次ファイルとして最初に送信することがで
きる。データファイルそれ自体は、次いで、その最小サ
イズに圧縮できる。
【0057】サイコグラフ的パラメータを増強する別の
方法は、ある形態のエラー検出及び調整を与えることで
ある。上記したように、検出及び調整は、エラーの出現
を除去するために補間によって行うことができる。エラ
ー補正の別の方法は、エラー補正/送信アルゴリズムに
よるものである。
【0058】この形式のシステムにおいては、ファイル
が送られる前に、ベースファイルが圧縮されそして圧縮
解除される。この圧縮解除されたファイルを、拡張した
圧縮ベースファイルと称する。この拡張した圧縮ベース
ファイルは、次いで、元のベースファイルと比較され、
そしてエラーファイルが発生される(エラーファイル
は、ベースファイルと拡張した圧縮ベースファイルとの
間の相違であるか又はそれに基づくものである)。エラ
ーファイルは圧縮され、そしてベースファイルの圧縮バ
ージョンと共にラインを下るように送られる。エラーフ
ァイルはベースファイルよりも高い周波数成分を有する
ので、標準的な方法を用いた圧縮が通常は効率的であ
る。これらのファイルは次いで結合され、そして送信の
後に圧縮解除されて、増強された像を形成する。
【0059】図7を参照すれば、この技術を用いるデー
タファイルは、最初に一次及び二次層に分離できること
が明らかであろう。一次層は第1圧縮アルゴリズムを用
いて圧縮することができ、ヘッダは最初に第1送信路に
沿って送ることができ、そして圧縮信号は第2送信路に
沿って送ることができる。
【0060】それ故、ファイルに必要な記憶量は、二次
圧縮技術により著しく減少される。次いで、この情報は
ネットワークにわたって送信又は記憶することができ、
最適化システム内の特定の装置内に記憶された全ての情
報をもつ必要はない。
【0061】当業者であれば、アルゴリズムの数は添付
図面に示された数に限定されるものでないことが理解さ
れよう。更に、アルゴリズムを選択する順序は、本発明
の精神及び範囲内で変更できることが理解されよう。
【0062】本発明は、一次層を圧縮しそしてその一次
層を特定の仕方で圧縮して送信することによりシステム
の対話性を増強することについて説明した。二次層を増
強して同じ効果を与えることも等しく重要であることを
理解されたい。
【0063】それ故、二次層を増強することは重要であ
り、一次層を増強することは重要であり又はその両方を
増強することは重要である。従って、本発明は、圧縮及
び送信アルゴリズムを使用することにより且つプログラ
ムモデルのサイコグラフ的な増進によりマルチメディア
システムの対話性を増強することができる。
【0064】又、圧縮及び送信アルゴリズムの機能は別
の手段によって行うこともでき、例えば、信号ジェネレ
ータを用いて同じ情報を発生できることも理解された
い。即ち、特定層の情報に応答する信号ジェネレータを
用いて、その情報又はその層を表すあるレベルの情報を
与えることができる。例えば、二次層からのある信号に
応答して、その二次層を表すトーンを発生するトーン発
生器を使用することができる。
【0065】これに対し、ある形式のグラフィックジェ
ネレータを使用し、その同じ形式の信号に応答してある
形式のグラフ像をビデオシステムに形成することができ
る。更に、サイコグラフ的なパラメータは人間のオペレ
ータが調整することもできるし、或いは又、自動手段に
よって調整又は修正することもできることを理解された
い。
【0066】以上、添付図面に示された実施例について
本発明を説明したが、当業者であれば、本発明の精神及
び範囲内で種々の変更や修正がなされ得ることが理解さ
れよう。従って、本発明の範囲から逸脱せずに当業者に
よってなされ得る全ての変更や修正は、特許請求の範囲
内に網羅されるものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】公知の対話式マルチメディアシステムのブロッ
ク図である。
【図2】本発明による最適化方法の第1の実施例のフロ
ーチャートである。
【図3】ケーブルニュース番組においてマルチメディア
情報を示した図である。
【図4】圧縮及び送信アルゴリズムのマトリクスを使用
して本発明により対話式マルチメディア情報を増強する
最適化方法の第2の実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図5】本発明によるマルチメディア情報の分離を示す
フローチャートである。
【図6】本発明による圧縮アルゴリズムと送信アルゴリ
ズムの共働を示す図である。
【図7】像ファイルとMIDIファイルのデジタル情報
を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 対話式マルチメディアシステム 102 分離ブロック 104 圧縮又は発生又はキーイングブロック 108 送信ブロック 110 圧縮解除及び混合ブロック 112 表示ブロック 116 エンコードブロック 118 送信ブロック

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マルチメディア情報を分離及び送信する
    ための対話式マルチメディアシステム用の最適化方法に
    おいて、 (a)多数の層を含むマルチメディア情報を送信し、 (b)上記情報の多数の層をプログラムモデルに基づい
    て一次及び二次の層に分離し、 (c)上記プログラムモデルに従いサイコグラフ的パラ
    メータによって一次層を増強し、 (d)別のサイコグラフ的パラメータによって二次層を
    設け、そして (e)上記増強した一次層と、二次層とを結合して、認
    知し得るほど質の向上したマルチメディア情報を与え
    る、という段階を備えたことを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 上記段階(b)は、上記プログラムモデ
    ルに基づいて上記層を一次及び二次層に対話的に分離す
    ることを含む請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 上記段階(c)は、第1の圧縮アルゴリ
    ズムに基づいて上記一次層をエンコードすることを含む
    請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 上記段階(c)は、第1送信アルゴリズ
    ムに基づいて上記の第1層をエンコードすることを含む
    請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 上記段階(c)は、第2送信アルゴリズ
    ムに基づいて上記の第2層をエンコードすることを含む
    請求項1に記載の方法。
  6. 【請求項6】 上記段階(c)は、更に、 (a)第1の圧縮アルゴリズムに基づいて上記一次層を
    エンコードし、 (b)第1の送信アルゴリズムに基づいて上記一次層を
    エンコードし、 (c)マルチメディア情報の認知し得る質を決定し、マ
    ルチメディア情報の認知し得る質が受け入れられない場
    合には、 (d)別の圧縮アルゴリズムに基づいて上記一次層をエ
    ンコードし、 (e)マルチメディア情報の認知し得る質が受け入れら
    れない場合には、上記段階(c)を繰り返し、 (f)別の送信アルゴリズムに基づいて上記一次層をエ
    ンコードし、 (g)マルチメディア情報の認知し得る質が受け入れら
    れない場合には、上記段階(c)を繰り返し、そして (h)マルチメディア情報の認知し得る質が受け入れら
    れるまで、上記の段階(d)ないし(g)を繰り返すこ
    とを含む請求項1に記載の方法。
  7. 【請求項7】 上記段階(d)は、第2アルゴリズムに
    基づいて上記第2層をエンコードすることを更に含む請
    求項6に記載の方法。
  8. 【請求項8】 上記一次及び二次の層をデコードする段
    階を備えた請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】 上記サイコグラフ的パラメータは、色、
    時間、音、空間及び材料内容を含む請求項1に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】 上記分離段階は自動的である請求項1
    に記載の方法。
  11. 【請求項11】 上記自動分離段階は、一次及び二次の
    層を形成するための個別のソースを介して実行される請
    求項10に記載の方法。
  12. 【請求項12】 上記自動分離段階は、一次及び二次層
    を対話マルチメディア情報にキーイングすることにより
    実行される請求項10に記載の方法。
  13. 【請求項13】 上記自動分離段階は、一次及び二次層
    を空間的に分離することによって実行される請求項10
    に記載の方法。
  14. 【請求項14】 上記自動分離段階は、一次及び二次層
    をフィルタすることによって実行される請求項10に記
    載の方法。
  15. 【請求項15】 対話性を増強してマルチメディア情報
    を送信する方法において、 (a)マルチメディア情報を、特定のプログラムモデル
    に対して特定のサイコグラフ的パラメータ情報成分を各
    々有する個別の層に分離し、 (b)マルチメディア情報の認知し得る質を最大にする
    ようにマルチメディア情報の上記個別層の各々に個別エ
    ンコード動作を適用し、 (c)個別のエンコードされた層を異なる送信媒体に沿
    って送信し、 (d)個別のエンコードされた層をデコードし、そして (e)送信端においてマルチメディア情報の個別の層を
    再結合して、質を向上したマルチメディア情報を形成す
    る、という段階を備えたことを特徴とする方法。
  16. 【請求項16】 上記段階(a)は、サイコグラフ的パ
    ラメータが対話的に増強されるように上記層を自動分離
    することを含む請求項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 上記自動層分離は、分離した形成ソー
    スによって上記層を設けることを含む請求項16に記載
    の方法。
  18. 【請求項18】 上記自動層分離は、上記層をサイコグ
    ラフ的パラメータにキーイングすることを含む請求項1
    6に記載の方法。
  19. 【請求項19】 上記自動層分離は、サイコグラフ的パ
    ラメータに基づいて上記層を空間的に分離することを含
    む請求項16に記載の方法。
  20. 【請求項20】 上記自動層分離は、サイコグラフ的パ
    ラメータに基づいて上記層をフィルタすることを含む請
    求項16に記載の方法。
  21. 【請求項21】 上記段階(a)は、最も高いプログラ
    ムモデルの質と最大の対話性とに対して、上記層を対話
    的に分離することを含む請求項15に記載の方法。
  22. 【請求項22】 上記段階(a)は、上記層を一次及び
    二次層に対話的に分離することを更に含み、一次層は、
    送信されるべき最も重要なマルチメディア情報を含む請
    求項20に記載の方法。
  23. 【請求項23】 上記段階(b)は、第1圧縮アルゴリ
    ズムに基づいて上記一次層をエンコードすることを更に
    含む請求項22に記載の方法。
  24. 【請求項24】 上記サイコグラフ的パラメータ情報
    は、空間、時間、音、及び材料内容を含む請求項20に
    記載の方法。
  25. 【請求項25】 上記段階(b)は、第1送信アルゴリ
    ズムに基づいて上記一次層をエンコードすることを更に
    含む請求項22に記載の方法。
  26. 【請求項26】 上記段階(b)は、第2圧縮アルゴリ
    ズムに基づいて上記二次層をエンコードすることを更に
    含む請求項22に記載の方法。
  27. 【請求項27】 上記段階(b)は、第2送信アルゴリ
    ズムに基づいて上記二次層をエンコードすることを更に
    含む請求項22に記載の方法。
  28. 【請求項28】 ネットワーク内でマルチメディア情報
    の対話性を増強する方法において、 (a)マルチメディア情報を個別の層に分離し、 (b)上記個別の層をネットワークにわたって記憶し、
    そして (c)マルチメディア情報を用いたときのエラーに対し
    て上記個別の層を調整する、という段階を備えたことを
    特徴とする方法。
  29. 【請求項29】 上記調整段階は、マルチメディア情報
    を圧縮し、 上記圧縮されたマルチメディア情報を圧縮解除して、拡
    張した圧縮マルチメディア情報を形成し、 マルチメディア情報を上記拡張した圧縮マルチメディア
    情報と比較して、エラーファイルを形成し、 上記エラーファイルを圧縮し、 上記圧縮したエラーファイル及び圧縮したマルチメディ
    ア情報を送信し、 上記圧縮したエラーファイルと圧縮したマルチメディア
    情報を結合し、そして上記圧縮したエラーファイル及び
    圧縮したマルチメディア情報を圧縮解除して増強したマ
    ルチメディア情報を形成する、という段階を含む請求項
    28に記載の方法。
  30. 【請求項30】 マルチメディア情報を送信するための
    ネットワーク内の対話式マルチメディアシステム用の最
    適化方法において、 (a)マルチメディア情報を送信し、 (b)プログラムモデルに基づきサイコグラフ的パラメ
    ータによってマルチメディア情報を増強し、この増強段
    階は、ネットワーク内のルックアップテーブルからマル
    チメディア情報を供給させるようにキーコードを用いる
    ことを含み、そして (c)認知し得るほど質が向上したマルチメディア情報
    を与える、という段階を備えたことを特徴とする方法。
  31. 【請求項31】 マルチメディア情報を送信するための
    ネットワーク内の対話式マルチメディアシステム用の最
    適化方法において、 (a)マルチメディア情報を送信し、 (b)プログラムモデルに基づきサイコグラフ的パラメ
    ータを介してマルチメディア情報を増強し、この増強段
    階は、ネットワークの他の側にコマンドを指示する識別
    可能なコードを有するキーを用いることを含み、そして (c)増強された一次層及び二次層を形成して、認知し
    得るほど質が向上したマルチメディア情報を与える、と
    いう段階を備えたことを特徴とする方法。
  32. 【請求項32】 上記増強段階は、キーコマンドのコー
    ドテーブルを更に含む請求項30に記載の方法。
  33. 【請求項33】 上記コマンドテーブルは、表示される
    べきマルチメディア情報に関するデータを含む請求項3
    1に記載の方法。
  34. 【請求項34】 上記コマンドテーブルは、特定コマン
    ドをアクセスできるようにするデータを含む請求項31
    に記載の方法。
  35. 【請求項35】 上記コマンドテーブルは、プログラム
    分岐キーイングのためのデータを含む請求項31に記載
    の方法。
  36. 【請求項36】 マルチメディア情報を送信するための
    対話式マルチメディアシステム用の最適化方法におい
    て、 (a)マルチメディア情報を送信し、 (b)プログラムモデルに基づきサイコグラフ的パラメ
    ータによってマルチメディア情報を増強し、この増強段
    階は予想分岐を含み、そして (c)認知し得るほど質が向上した増強されたマルチメ
    ディア情報を形成するという段階を備えたことを特徴と
    する方法。
  37. 【請求項37】 マルチメディア情報を送信するための
    対話式マルチメディアシステム用の最適化方法におい
    て、 (a)マルチメディア情報を送信し、 (b)プログラムモデルに基づきサイコグラフ的パラメ
    ータによってマルチメディア情報を増強し、この増強段
    階は、マルチメディアシステム内の少なくとも1つのジ
    ェネレータを駆動するようにマルチメディア情報を使用
    することを含みそして (c)認知し得るほど質が向上した増強されたマルチメ
    ディア情報を形成するという段階を備えたことを特徴と
    する方法。
  38. 【請求項38】 特定のプログラムモデルに基づいて対
    話式マルチメディア情報のプログラムを形成する方法に
    おいて、 (a)プログラムモデルに対し特定種類のマルチメディ
    ア情報のための独特の一貫したエレメントを形成し、そ
    して (b)上記プログラムモデルからプログラムを複製す
    る、という段階を備えたことを特徴とする方法。
  39. 【請求項39】 上記複製段階は、特定の受信者の遠近
    感からマルチメディア情報をサイコグラフ的に且つ科学
    的に増強することによって実行される請求項37に記載
    の方法。
  40. 【請求項40】 上記複製段階は、特定の受信者の遠近
    感からマルチメディア情報を増強するようにプログラム
    モデルダイナミックスを用いることにより実行される請
    求項37に記載の方法。
  41. 【請求項41】 マルチメディア情報を送信するための
    ネットワーク内の対話式マルチメディアシステム用の最
    適化方法において、 (a)マルチメディア情報を送信し、 (b)プログラムモデルに基づきサイコグラフ的パラメ
    ータによってマルチメディア情報を増強し、この増強段
    階は、ネットワーク内のプログラムモデルダイナミック
    スに基づきマルチメディア情報を供給するようにキーコ
    ードを使用することを含み、そして (c)認知し得るほど質が向上したマルチメディア情報
    を形成する、という段階を備えたことを特徴とする方
    法。
JP27852693A 1993-11-08 1993-11-08 対話性を増強したマルチメディア情報の形成及び送信方法 Pending JPH0823532A (ja)

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