JPH08235254A - 生産スケジュール作成方法 - Google Patents

生産スケジュール作成方法

Info

Publication number
JPH08235254A
JPH08235254A JP3875995A JP3875995A JPH08235254A JP H08235254 A JPH08235254 A JP H08235254A JP 3875995 A JP3875995 A JP 3875995A JP 3875995 A JP3875995 A JP 3875995A JP H08235254 A JPH08235254 A JP H08235254A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
individuals
diversity
solution
individual
mutation probability
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3875995A
Other languages
English (en)
Inventor
Munenori Kishi
宗紀 貴志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP3875995A priority Critical patent/JPH08235254A/ja
Publication of JPH08235254A publication Critical patent/JPH08235254A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 GAを適用する際の進化の途中で局所解に陥
ってしまうことなく、短時間で最適解に到達し得るGA
を用いた生産スケジューリング作成方法を提供する。 【構成】 スケジュールの対象となる問題をオーダ数を
長さとする染色体と複数種類の遺伝子によってモデル化
しモデル化された問題に対する解となる個体を作成する
ことにより個体集団を生成するステップと、作成された
各個体を評価するステップと、評価結果に基づいて個体
を選択するステップと、選択された個体間で交差を行う
ステップと、前記交差時の突然変異確率を変化させるス
テップとよりなる。ここで、前記突然変異確率の変化
は、オーダ数、機械台数及び個体数の関数で表わされる
多様度を変数とする関数として表現されるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は生産スケジュールへの遺
伝的アルゴリズム(以下GA;Genetic Algorithmsとい
う)の適用に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、生物の進化過程を模擬したGAが
スケジューリング問題を始めとする最適化問題の解法と
して注目を集めている。
【0003】そしてこれまでの生産スケジューリングの
ような組み合わせ最適化問題に対して、その有効性が注
目されているGAによって最適解を求める手法がいくつ
か提案されている。
【0004】例えば特開平4−281550号公報に
は、遺伝的手法により組み合わせ最適化問題の準最適解
を求める装置において、GAを高速に実行するため、個
体処理装置を複数設け、夫々に処理すべき複数の個体を
グループ分けして保持し、該グループ分けされた各個体
の評価、淘汰、交差、突然変異の処理を並列に行い、処
理内容を共有メモリにコピーし、データ集計装置によっ
て共有メモリを参照して各個体の評価値の総和及び全体
に対する割合等を求め、各個体処理装置は淘汰処理の過
程で共有メモリから次の世代の個体を再び取り込み、交
差、突然変異、評価等を並列処理し、これら一連の処理
を繰り返し行った後データ集計装置が評価の一番高い個
体を出力するという技術が開示されている。
【0005】また特開平4−288662号公報には荷
重空間において局所的な極小点に捕獲されるというバッ
クプロパゲーション法の問題を解決し、さらにグローバ
ルな最適極小点への収束を早め、進化の時間を短縮させ
ることを目的とし、ニューラルネットワークの遺伝子集
団を構成するステップと、遺伝子をニューラルネットワ
ークに変換するステップ(即ちシナプス結合荷重を設定
するステップ)と、各ネットワークを学習して所定の仕
事(タスク)をさせるステップ(この際1ネットワーク
の学習回数はランダムに選ばれる)と、各ネットワーク
に仕事をさせて各ネットワークを試験するステップと、
仕事に対する成果が上位n%以下のネットワークは除去
し、上位n%以上のネットワークに対してのみ遺伝アル
ゴリズム処理を行うステップとからなる技術が開示され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平4
−281550号公報では制約条件をスケジュール作成
の可否に長時間を要する上に、GAの進化の途中で局所
解に陥ってしまうという問題点があった。
【0007】また特開平4−288662号公報ではニ
ューラルネットとGAという二つの最適解を求める手法
を用いるハイブリッドなシステムであるが故に演算回数
が2倍以上に増大し、最適解に到達するまでに長時間か
かるという問題点があった。
【0008】本発明は上記従来技術の問題点に鑑み、G
Aを適用する際の進化の途中で局所解に陥ってしまうこ
となく、短時間で最適解に到達し得るGAを用いた生産
スケジューリング作成方法を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、スケジュールの対象となる問題をオーダ数
を長さとする染色体と複数種類の遺伝子によってモデル
化しモデル化された問題に対する解となる個体を作成す
ることにより個体集団を生成するステップと、作成され
た各個体を評価するステップと、評価結果に基づいて個
体を選択するステップと、選択された個体間で交差を行
うステップと、前記交差時の突然変異確率を変化させる
ステップとよりなる。
【0010】ここで、前記突然変異確率の変化は、オー
ダ数、機械台数及び個体数の関数で表わされる多様度を
変数とする関数として表現されるものである。
【0011】
【作用】生産スケジュールの問題をモデル化し、個体を
作成する。第1世代の適切な個体が得られるとGAを実
行し、個体の評価、選択、交差等の各処理を行う。この
時、GAの進化における突然変異の確率を扱われる個体
群の多様性によって変化させることにより、最適解の探
索性能が向上する。
【0012】
【実施例】
(問題の概要)図1に基づいて生産スケジュールの問題
の概略を説明する。これは納期Lj(j=1,2,・・・,n)を持つ
n種類のオーダOj(j=1,2,・・・,n)を同じ機能で生産能力
の異なるm台の機械Mi(i=1,2,・・・,m)で並列に処理する
場合、納期後れが発生せずに総生産時間Cを最小にする
スケジューリングを行うという問題である。但し、オー
ダOj は任意の機械Mi において所要時間Pijで処理さ
れるものとする。 (GAの適用法)GAを上記問題に適用するに当たり、
解の候補であるスケジュールを個体に、総生産時間を評
価値に、納期を制約条件に夫々対応させる。
【0013】まず、図2に示すように機械番号(1〜m)で
表わされる遺伝子をオーダ数(n)個並べた一次元配列
の染色体で表現されるような制約条件を満たす個体を任
意数(p)個作成して図3に示すように初期集団を形成
する。
【0014】その後、評価値に応じて選択された個体が
交差、突然変異を繰り返すことにより世代を進行させ、
全体の評価値を高めていく。以上の処理を個体群の評価
値が収束するか、処理打ち切り世代に至るまで繰り返し
た結果、得られた最良の評価値を示す個体を同定された
スケジュールとする。
【0015】ここでは一つの個体が図4に示すような一
つのスケジューリング結果に対応しているものとする。
尚、初期集団形成時、及び交差による個体生成時におい
て、納期遅れをチェックし、制約条件を満たした個体の
生成を行っていることは言うまでもない。 (多様性に基づく突然変異)ここでGAにおける個体群
の多様性について考える。突然変異の施行は個体群の多
様性を維持するのに効果があり、また突然変異確率は、
進化の途上において従来の方法では固定されているのが
一般的である。
【0016】この突然変異確率は図5の摸式図に示され
るように当該確率が小さいと局所解へ収束する可能性が
高くなり、逆に大き過ぎるとランダムサーチ化するとい
う関係を有する。
【0017】また個体の多様性が高くなるにつれ解の最
適度が向上し、逆に低いと局所解に陥り易くなるという
関係を有する。但し、多様性が高過ぎると安定した解の
探索が行えなくなる。
【0018】従って適度な突然変異確率は効率的な探索
解の向上をもたらすといえ、この確率は個体の多様性か
ら導き出すことが可能となる。 (計算例)上記突然変異確率に個体の多様性を考慮した
動的変化を付けたGAを適用した一計算事例の結果を比
較例と共に図6に示す。
【0019】実験条件は、オーダ数20、個体数40、
機械台数4とし、交差は一様交差とした。そして比較例
として突然変異を行わないもの、突然変異確率を固定の
値(0.05または0.15)にしたものの3つを挙げ
た。
【0020】同図よりどの世代においても突然変異確率
に動的変化をつけたものが最も総生産時間の少ない個体
に収束していることが伺えることから、上記手法が良好
な結果を導き出していることが判る。
【0021】このように突然変異確率に個体の多様性に
基づく変動を与えることによりGAを適用した生産スケ
ジューリング作成に関して局所解に陥ることを演算量を
大して増大させることなく行えることが示された。 (多様度の具体例)以下個体の遺伝子分布状況から算出
した多様度を用いて、突然変異確率の増減を行う手法を
提案する。
【0022】多様度の算出方法は以下の通りとする。ま
ず数1によって個体の各遺伝子座における多様度fを算
出する。
【0023】
【数1】
【0024】図7に多様度の算出テーブルの一例を示
す。同図において数1による例えばオーダ1の遺伝子座
(列方向)における多様度fは25である。尚個体数が
pの場合、fの取り得る値の範囲はp/mからpまでと
なる。
【0025】この多様度fの算出方法は一例であり、オ
ーダ数、機械台数、個体数を変数とする所定の関数によ
って定めても良い。次に各遺伝子座の多様度fから集団
の多様度Fを数2により算出する。
【0026】
【数2】
【0027】そして個体数pの場合、求められたFがp
/mに近いほど多様性が高いと考えることとする。こう
して算出されたFの値(度数D)に基づき図8に示すル
ールによって突然変異確率の予め決められた値に対する
変動割合を決定する。このルールはこの例に限らず、前
記多様度fを変数とする所定の関数によって定めても良
い。
【0028】GAの適用時には世代毎に上記の手法に基
づく多様度を指標とした突然変異確率の変動を行って集
団の進化の度合いに対して最適な突然変異を行う。これ
は一律で突然変異を設定した場合は、個体の多様性を無
視してしまうため、効率的な解の探索が行えないとの理
由による。
【0029】図9は世代の進行に伴う多様度の変化と突
然変異確率の関係を示す図であり、突然変異確率が一律
で低い場合には多様度が低く、突然変異確率が一律で高
い場合には多様度が高く、多様度を指標(パラメータ)
として突然変異確率を変動させた場合には、それらの中
間の適度の多様度が得られることを実験的に示したもの
である。
【0030】この図からさらに言えることは、突然変異
確率を変動させたものは他の2つの例に比較して、最も
早く、しかも適度な多様度に収束するということであ
る。図10に一般的なGAの処理フローチャートを示
す。
【0031】
【発明の効果】本発明は以上のように構成した突然変異
確率が小さ過ぎる場合の局所解への収束を防ぐと共に、
大き過ぎる場合のランダムサーチ化を防ぎ、個体群の多
様性に伴って突然変異確率を動的に変化させることによ
り短時間で最適解を導出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】生産スケジュール問題例の概要を説明する概念
図である。
【図2】個体の構成例を示す図である。
【図3】集団の構成例を示す図である。
【図4】解となるスケジュールの例を示す図である。
【図5】多様性と突然変異確率との関係を説明する図で
ある。
【図6】本発明と比較例との実験結果を示す図である。
【図7】多様度の算出例であるテーブルを示す図であ
る。
【図8】多様度による突然変異確率の変動率を導く一例
を示す図である。
【図9】多様度と突然変異確率の値との関係を示す図で
ある。
【図10】一般的なGAの処理フローチャートを示す図
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケジュールの対象となる問題をオーダ
    数を長さとする染色体と複数種類の遺伝子によってモデ
    ル化し該モデル化された問題に対する解となる個体を作
    成することにより個体集団を生成するステップと、作成
    された各個体を評価するステップと、評価結果に基づい
    て個体を選択するステップと、選択された個体間で交差
    を行うステップと、前記交差時の突然変異確率を変化さ
    せるステップとよりなる生産スケジュール作成方法。
  2. 【請求項2】 前記突然変異確率はオーダ数、機械台数
    及び個体数の関数で表わされる多様度に応じて変化する
    ことを特徴とする上記請求項1記載の生産スケジュール
    作成方法。
JP3875995A 1995-02-27 1995-02-27 生産スケジュール作成方法 Pending JPH08235254A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3875995A JPH08235254A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 生産スケジュール作成方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3875995A JPH08235254A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 生産スケジュール作成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08235254A true JPH08235254A (ja) 1996-09-13

Family

ID=12534219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3875995A Pending JPH08235254A (ja) 1995-02-27 1995-02-27 生産スケジュール作成方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08235254A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007518144A (ja) * 2003-08-27 2007-07-05 アイコシステム コーポレーション 多人数参加型で対話式の進化論的計算手法優先権主張

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007518144A (ja) * 2003-08-27 2007-07-05 アイコシステム コーポレーション 多人数参加型で対話式の進化論的計算手法優先権主張

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Banzhaf The “molecular” traveling salesman
US7593905B2 (en) Method of combinatorial multimodal optimisation
US20070005522A1 (en) Resource assignment optimization using direct encoding and genetic algorithms
Behjat et al. Total completion time minimisation of no-wait flowshop group scheduling problem with sequence dependent setup times
Muruganandam et al. A memetic algorithm approach to the cell formation problem
JPH09114797A (ja) 最適解探索方法及び装置
Zandieh et al. Robust metaheuristics for group scheduling with sequence-dependent setup times in hybrid flexible flow shops
Hendizadeh et al. Bi-criteria scheduling of a flowshop manufacturing cell with sequence dependent setup times
CN106709572B (zh) 一种数据处理方法及设备
JPH08235254A (ja) 生産スケジュール作成方法
CN111144569A (zh) 一种基于遗传算法的良率提升适用模型的优化方法
Chu et al. Semantics based substituting technique for reducing code bloat in genetic programming
KR102102517B1 (ko) 최적화 계산 장치 및 방법
JP7440395B2 (ja) 最適解探索装置及び最適解探索プログラム
Tayeb et al. Towards an artificial immune system for scheduling jobs and preventive maintenance operations in flowshop problems
Borgulya A parallel hyper-heuristic approach for the two-dimensional rectangular strip-packing problem
Norozi et al. Application of intelligence based genetic algorithm for job sequencing problem on parallel mixed-model assembly line
JPH08129586A (ja) スケジュール作成方法
Rezaeipanah et al. Meta-heuristic approach based on genetic and greedy algorithms to solve flexible job-shop scheduling problem
Kazakovtsev et al. A genetic algorithm with greedy crossover and elitism for capacity planning
Ramteke et al. Multi-objective genetic algorithm and simulated annealing with the jumping gene adaptations
TWI802064B (zh) 為工作站篩選派工規則的電子裝置和方法
Asadi-Gangraj METAHEURISTIC ALGORITHMS FOR FLEXIBLE FLOW SHOP SCHEDULING PROBLEM WITH UNRELATED PARALLELMACHINES.
Tanimizu et al. Co-evolutionary genetic algorithms for reactive scheduling
Lee et al. COMPARATIVE STUDY OF MACHINE CELL FORMATION ALGORITHMS FOR NON-BINARY MATRICES