JPH08234873A - 電源電圧低下通知方法 - Google Patents

電源電圧低下通知方法

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JPH08234873A
JPH08234873A JP7037295A JP3729595A JPH08234873A JP H08234873 A JPH08234873 A JP H08234873A JP 7037295 A JP7037295 A JP 7037295A JP 3729595 A JP3729595 A JP 3729595A JP H08234873 A JPH08234873 A JP H08234873A
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JP
Japan
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voltage
combination table
power supply
supply voltage
handwriting
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JP7037295A
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English (en)
Inventor
Yasuhiro Sakurai
康浩 櫻井
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ペン入力装置や、これを採用した電池、充電
池等で駆動される携帯型の端末、情報処理装置におい
て、電源電圧の低下を使用者に効果的に通知する。 【構成】 筆跡データ生成部は、電源電圧監視部から通
知された電圧データに応じて筆跡描画属性を決定し、入
力部から通知された点列データを元に筆跡データを作成
して表示制御部に通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電池等を用いるタブレ
ット装置に関し、特にその電源電圧低下の通知に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの小型化や省電力化
に伴い、電池や充電池で作動する情報処理装置が多く使
用されるようになってきている。また、これらの装置は
携帯化を図るため、極力小型なものとするようなされて
おり、その結果、データの入力を液晶表示部と一体のタ
ブレットと専用ペンで行なうものが多い。さて、このよ
うな電池等を電源とする機器においては、一般的に電源
電圧の低下を何等かの方法で検知して使用者に知らせる
機能は必要不可欠なものとされている。そして、そのよ
うな機能発揮の手段としては、例えば特許公開平4−2
29478号に示されるように、電圧低下を検知した場
合には表示領域の右下隅にその旨のマークを表示した
り、あるいは別途設けられているスピーカ等を用いて音
により通知する等がある。更には、電圧に応じて点灯色
が変化するLEDを使用した警告部を設けるものまでも
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなものは、いずれも機能発揮のため特別な装置、部
品等が必要であり、更にはそれらの装置等の作用発揮の
ために電圧が割かれることになり、電源容量の低下時に
は極めて不合理である。次に、タブレット装置で入力中
の使用者の視点はペン先に集中している。このため、例
え画面上にマークを表示しても使用者が気付き難い。特
に、液晶は輝度が低いため、どうしても見落としがちで
ある。一方、電燈等は消費電力が大きすぎる。
【0004】また、警報音は外界の雑音が大きければ聞
き取り難い。特に、使用者は書くことに注意を払ってい
るだけでなく、携帯型であるだけに外部騒音の大きい場
所で使用されることが多く、有効とは限らない。逆に比
較的静かな会議室等で使用されておれば、重要な顧客等
との会議中に警報音が突然鳴ったりすれば、相手を驚か
せたりしかねない。
【0005】更に、わざわざスピーカや、発音ブザーを
装備したりすることとなれば、携帯性の面からも好まし
くない。また、どのような警報であっても、購入、使用
開始時から時間が経過した場合には、少なからぬ使用者
は購入時に読んだ取り扱い説明書の内容を細部まで記憶
しておらず、このため警報が何を意味するのかをすぐに
は理解し難いことも多い。更に、電源電圧の低下時は、
特に乾電池を使用する場合には、購入時から時間が経過
していることがほとんどであり、このためかかる事態で
も、使用者が警告の意味を理解するまではともかく使用
できるようにすることへの配慮も望まれる。
【0006】本発明は上記問題点に鑑みなされたもので
あり、タブレットと表示部を用いる携帯型情報処理装置
の電源の電圧低下を素早く、わかりやすく使用者に知ら
せる電源電圧低下通知方法を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明においては、手書きデータを入力す
る手書きデータ入力手段と、手書きデータを元に筆跡デ
ータを生成する筆跡データ生成手段と手書きデータ入力
手段の例えば背面側に重ねて設けられる上記筆跡データ
を表示する表示手段とを有する携帯型情報処理装置にお
いて、電源電圧について所定の電圧データを出力する
(含む、正常時には何もデータを出力しない)電源電圧
監視ステップと、上記所定の電圧データと上記筆跡デー
タの表示態様の組み合せ表をあらかじめ電圧対応表示態
様指示手段に登録しておく電圧対応表示態様登録ステッ
プと、前記電源電圧監視ステップにて電源電圧が低下し
たことにより所定の電圧データを出力したときには、上
記電圧対応表示態様指示手段が前記筆跡データ生成手段
に対して上記表示態様の組み合せ表に従った、そしてそ
の旨の警告用の筆跡データを生成するよう前記筆跡デー
タ生成手段に対して指示する電圧対応筆跡データ作成ス
テップとを有していることを特徴としている電源電圧低
下通知方法としている。
【0008】請求項2の発明においては、前記電圧対応
表示登録ステップは、電圧に対応して、視覚的特徴、例
えば濃度、色彩、形状の少くも一、が変化するように表
示態様の組み合せ表を作成する電圧対応視覚的特徴変化
組み合せ表作成小ステップを有していることを特徴とし
ている。請求項3の発明においては、前記電圧対応視覚
的特徴変化組み合せ表作成小ステップは、電圧に対応し
て線の太さが変化するように表示態様の組み合せ表を作
成する電圧対応線太さ変化組み合せ表作成小小ステップ
を有していることを特徴としている。
【0009】請求項4の発明においては、前記電圧対応
視覚的特徴変化組み合せ表作成小ステップは、電圧に対
応して線がかすれる若しくは破線となる(含む、両方)
ように表示態様の組み合せ表を作成する電圧対応線かす
れ破線変化組み合せ表作成小小ステップを有しているこ
とを特徴としている。請求項5の発明においては、前記
電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表作成小ステップは、
電圧が低下するのに対応して表示に必要とする電力が少
なくなる、例えば、線が細くなる、線がかすれる、表示
に使用する三原色(赤、青、緑)のうち少くも一色を間
引く等、ように表示態様の組み合せ表を作成する電圧対
応必要電力削減型組み合せ表作成小小ステップを有して
いることを特徴としている。
【0010】請求項6の発明においては、前記電圧対応
視覚的特徴変化組み合せ表作成小ステップは、電圧に対
応して各ストローク(漢字ならば字画)毎にストローク
内において視覚的特徴が変化するように表示態様の組み
合せ表を作成する各ストローク毎電圧対応視覚的特徴変
化組み合せ表作成小ステップを有していることを特徴と
している。
【0011】請求項7の発明においては、前記電圧対応
線太さ変化組み合せ表作成小小ステップは、電圧に対応
して各ストローク毎にストローク内において線の太さが
変化するように表示態様の組み合せ表を作成する各スト
ローク毎電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表作成小小ス
テップを有していることを特徴としている。請求項8の
発明においては、前記電圧対応線かすれ破線変化組み合
せ表作成小小ステップは、電圧に対応して各ストローク
毎にストローク内において線のかすれ若しくは破線とな
るように表示態様の組み合せ表を作成する各ストローク
毎電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表作成小小小ステッ
プを有していることを特徴としている。
【0012】請求項9の発明においては、前記電圧対応
必要電力削減型組み合せ表作成小小ステップは、電圧に
対応して各ストローク毎にストローク内において視覚的
特徴が変化するように表示態様の組み合せ表を作成する
各ストローク毎電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表作成
小小小ステップを有していることを特徴としている。
【0013】
【作用】上記構成により請求項1の発明においては、手
書きデータを入力する手書きデータ入力手段と、手書き
データを元に筆跡データを生成する筆跡データ生成手段
と、手書きデータ入力手段に重ねて設けられる上記筆跡
データを表示する表示手段とを有する携帯型情報処理装
置において、以下の作用がなされる。
【0014】電源電圧監視ステップにて電源電圧につい
て所定の電圧データを出力する。電圧対応表示態様登録
ステップにて、製造者が上記所定の電圧データと上記筆
跡データの表示態様の組み合せ表をあらかじめ電圧対応
表示態様指示手段に登録しておく。前記電源電圧監視ス
テップにて上記所定の電圧より電源電圧が低下したこと
により所定の電圧データを出力したときには、電圧対応
筆跡データ作成ステップにて上記電圧対応表示態様指示
手段が前記筆跡データ生成手段に対して上記表示態様の
組み合せ表に従った筆跡データを生成するよう前記筆跡
データ生成手段に対して指示する。
【0015】請求項2の発明においては、前記電圧対応
表示登録ステップの電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表
作成小ステップにて、電圧に対応して視覚的特徴、例え
ば濃度、色彩、形状の少くも一、が変化するように表示
態様の組み合せ表を作成する。請求項3の発明において
は、前記電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表作成小ステ
ップの、電圧対応線太さ変化組み合せ表作成小小ステッ
プにて、電圧に対応して線の太さが変化するように表示
態様の組み合せ表を作成する。
【0016】請求項4の発明においては、前記電圧対応
視覚的特徴変化組み合せ表作成小ステップの、電圧対応
線かすれ破線変化組み合せ表作成小小ステップにて、電
圧に対応して線がかすれる若しくは破線となるように表
示態様の組み合せ表を作成する。請求項5の発明におい
ては、前記電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表作成小ス
テップの、電圧対応必要電力削減型組み合せ表作成小小
ステップにて、電圧が低下するのに対応して表示に必要
とする電力が少なくなる、例えば、線が細くなる、線が
かすれる、表示に使用する三原色のうち少くも一色を間
引く等、ように表示態様の組み合せ表を作成する。
【0017】請求項6の発明においては、前記電圧対応
視覚的特徴変化組み合せ表作成小ステップの、各ストロ
ーク毎電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表作成小小ステ
ップにて、電圧に対応して各ストローク毎にストローク
内において線が細くなっていく等の視覚的特徴が変化す
るように表示態様の組み合せ表を作成する。請求項7の
発明においては、前記電圧対応線太さ変化組み合せ表作
成小小ステップの、各ストローク毎電圧対応視覚的特徴
変化組み合せ表作成小小小ステップにて、電圧に対応し
て各ストローク毎にストローク内において線の太さが変
化するように表示態様の組み合せ表を作成する。
【0018】請求項8の発明においては、前記電圧対応
線かすれ破線変化組み合せ表作成小小ステップの、各ス
トローク毎電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表作成小小
小ステップにて、電圧に対応して各ストローク毎にスト
ローク内において線のかすれ若しくは破線となるように
表示態様の組み合せ表を作成する。請求項9の発明にお
いては、前記電圧対応必要電力削減型組み合せ表作成小
小ステップの、各ストローク毎電圧対応視覚的特徴変化
組み合せ表作成小小小ステップにて、電圧に対応して各
ストローク毎に視覚的特徴が変化するように表示態様の
組み合せ表を作成する。
【0019】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。本発明は、携帯型情報処理装置と一
体不可分であるので、これをも併せて説明する。ただ
し、携帯型情報処理装置自体は周知技術であるため、そ
の説明等は必要最小限とする。
【0020】(第1実施例)図1は、本第1実施例を採
用した携帯型情報処理装置の構成図である。本図におい
て1は、内部にXY方向に直交する金属細線を装備した
タブレットである。2は上記金属細線内の所定の交流の
変化等により入力を受け付け、CPUで処理する入力処
理部である。3は、同じく、CPUを内蔵するデータ処
理部である。4は、筆跡データ生成部である。5は、一
方向性半導体等を有する電源電圧監視部である。6は、
乾電池を装備された電源部である。7は、表示制御部で
ある。8は消費電力が少ないことを特徴とする液晶ディ
スプレイである。9は電磁ペンである。11は、手書き
入力及び筆跡データ関係の信号、即ち情報処理置本来の
信号が通る線である。12は、電源電圧に関係する情報
を通知等する信号線であり、11より細い線で示してあ
る。なお、その他の電源からの電力線、手書き入力の記
憶部等、携帯型情報処理装置本来の構成は自明かつ周知
技術であるため示していない。
【0021】次に、上記各部の作用について説明する。
図2は、電源電圧監視部6の原理を中心とした構成図で
ある。本図において、13と14は情報処理装置の動力
電源線であり、13は+側、14は−側である。15と
16は各々5V、3.5V検知用の定電圧ダイオード
(Zenor diode)であり、17は処理部である。
【0022】タブレット1は専用の入力手段たる電磁ペ
ン11がダブレットに触れている間、所定のサンプリン
グレートで電磁ペンの接触位置座標を算出し、その結果
を接触部の格子点の座標データとして出力する。入力処
理部2は、タブレット1から出力された座標データを受
け付け、適切にバッファリングを行ないながら、データ
処理部3、筆跡データ生成部4にデータを振り分ける。
データ処理部3は、入力データに対する処理を行なう。
筆跡データ生成部4は、入力処理部2から渡される座標
データを元に、表示すべき液晶の位置を定めるための筆
跡データを作成し、表示制御部5に出力する。表示部5
は、タブレット1に一体となった液晶型ディスプレイ8
上に筆跡データ生成部4から通知された筆跡データを表
示する。電源電圧監視部6は、電源部7の電圧を監視
し、要求に応じてもしくは割り込み手段を用いて筆跡デ
ータ生成部4に電圧値を通知する。
【0023】次に、以上のように構成された携帯型情報
処理装置について、図1、図2、図3、図4、図5及び
図6を用いてその動作を説明する。図3は、正常時から
の電源電圧の低下を2段階で検知し、筆跡描画を正常時
から2段階に変化させて使用者に通知するための表示態
様の変化の様子の例を示す。 また、図4は、この表示
態様の変化のため筆跡データ生成部4で管理されている
電圧・筆跡描画属性対応表である。ここに、5Vを第1
の判断基準としているのは、通常の電気機器、特にディ
ジタル機器のオン、オフ(1又は0)は5Vと0Vが採
用されていること、3.5Vを第2の判断基準としてい
るのは携帯型機器では軽量化のため上記5Vの低電圧化
が採用されることが多いが、この場合3V近辺の電圧と
0Vとが採用されていることを考慮したものである。ま
た、このため電源電圧が3V以下となれば、本実施例の
価値はほとんどなくなることともなる。
【0024】図3の(1)に示すように、タブレット装
置上をペン型入力装置で触れ、文字を書くような場合を
考える。タブレット1は、ペン型入力装置の座標位置を
適当な間隔でサンプリングを行ない、連続した座標デー
タ(点列データ)を入力処理部2に出力する。入力処理
部2は、筆跡データ生成部4に点列データを通知してペ
ンの筆跡を表示するとともに、データ処理部3にも点列
データを通知して、例えば手書き文字の認識等のデータ
処理を行なう。筆跡データ生成部4は、電源電圧監視部
6から電圧データを受けとり、その電圧に応じて筆跡描
画属性を決定し、入力処理部2から通知された点列デー
タを元に筆跡データを生成する。ここに、筆跡データの
作成は、入力処理部2から得られる点列データを直線や
曲線で補間することによりなされる。ところで、本情報
処理装置が正常に作動するのに必要な電源電圧は5V以
上であり、特に3.5V未満になると早急に電池の交換
を行なわなければならない。また、このため筆跡データ
生成部4は、不揮発性のROMに記憶する態様で、図4
に示すような電圧・筆跡描画属性対応表を装備してい
る。またこの際、表示される線は電圧が低下すると破線
になり更に低下すると線が細くなるため、ただでさえ少
くなった電池の消費の節約ともなる。なお、ここに本対
応表は本情報処理装置の製造時に装置本体に一体的に組
み込まれて製造されている。そして、筆跡データ生成部
4は電源電圧監視部6から通知される電圧データが5V
以上の場合には、筆跡描画属性を所定ドット幅の「太い
実線」に決定し、太い実線の筆跡データを作成して表示
装置5にこれを出力する。このデータを入力された表示
装置5は、タブレット装置一体型の液晶ディスプレイ8
に筆跡データを表示し、図3の(1)に示すようにペン
型入力装置の軌跡を太い実線で表示する。
【0025】次に、電源部7の電圧が低下して、5V未
満、3.5V以上の場合には、同じく筆跡描画属性を
「太い破線」に決定し、同じく図3の(2)に示すよう
にペン型入力装置の軌跡を太い破線で表示する。以上の
判断手順の流れを図5に示す。なお、本図において、T
はあらかじめ定められた監視時間間隔であり、tは本体
部のクロック信号(△t)を計数している。
【0026】電圧が5V未満3.5V以上のときには、
筆跡を所定のドット(太線)幅で、かつ所定ドット数お
きに無表示とすることで「太い破線」を表示する。細い
破線を示す場合は、更にこれに筆跡を表示するドット数
を削減する手順が加わる。これにより、使用者は電源電
圧が低下したことに容易に気付く。しかも、破線である
がため、情報処理装置本体を購入してから時間が経過し
ており、購入時読んだ注意書きを忘れていても、電圧低
下に想到しやすい。
【0027】さらに、緊急的に電池の交換や充電池の充
電を行なわなければならない3.5V未満の電圧まで低
下した場合には、同じく筆跡描画属性を「細い破線」に
決定し、同じく図3の(3)に示すようにペン入力装置
の軌跡を細い破線で表示する。筆跡がかなり見にくくな
るため、これにより使用者は、速やかに電池交換等が必
要なことに気付く。
【0028】(第2実施例)本実施例そして本実施例を
採用した携帯型情報処理装置も、基本的には先の第1実
施例と同様の構成、作用をなす。このため、本実施例は
先の第1実施例と比較して相違する固有の部分について
のみ説明する。まず、作用であるが、本実施例では、電
源部7の電圧が所定の電圧以下になった場合、一筆跡中
において、徐々に掠れるように描画することによって使
用者に電源電圧低下を通知する。
【0029】その手段であるが、筆跡データ生成部4
が、電源電圧監視部6から通知される電圧データが5V
以上の場合には、図7の(1)に示すように筆跡を太い
実線で表示する。5V未満の場合には、一筆跡中の最初
は太い実線で、筆跡が伸びるに従って徐々に細く、薄く
なるように筆跡データを生成し、表示制御部5に通知す
る。これによって、図7の(2)に示すように筆跡が徐
々に掠れるように表示される。
【0030】これにより、使用者はあたかも万年筆、ボ
ールペンのインクが無くなってきたかのように感じ、電
源電圧が低下していることに速やかに気付く。以上、本
発明を2つの詳しい実施例に基づいて説明してきたが、
本発明は何も上記実施例に限定されないのは勿論であ
る。すなわち、以下のようにしてもよい。 (1) 製造等の都合で、本発明の一の必要不可欠の事
項(構成要件)を複数としたり、逆に複数のものを一と
したり、あるいは適宜これらを組み合せたりしている。 (2) カラー表示の場合、電圧が低下すれば三原色の
うち青色用液晶のみに通電ししない等することにより色
彩を変更して警告する。
【0031】あるいは、赤色の液晶にのみ通電するよう
にする。なお、赤色のみ表示するのは、赤色は警告色と
して使用されることが多い上に、人の視覚そのものに目
立ち、かつ低光度でも見易いからである。一方、青色を
消すのは、人の視覚そのものに目立ち難いからである。
この他、供給電圧を低下させて、輝度を低下させるよう
にしている。 (3) 第1、第2実施例では各々、電圧・筆跡描画属
性対応表を3段階あるいは2段階としたが、これは他の
値あるいは任意に設定可能としている。 (4) 電源電圧低下の監視は、定期的でなく、低下す
れば電源からの何等かの信号が入力されるようにしてい
る。 (5) 電圧と筆跡の表示の対応は、使用者が設定可能
としている。
【0032】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明は、電
源電圧の所定の低下を検知すると、筆跡表示の色調、形
状を変化させた筆跡データを作成して表示するため、電
源電圧の低下を確実、しかも消費電力の減少を図りつつ
使用者に通知することができる。
【0033】また、電圧低下の情況に応じて、筆跡表示
の色調、形状を変化させた筆跡データを作成して、表示
するため、消費電力の減少を図りつつ使用者はこの筆跡
の表示の様子を見て、どの程度電源電圧が低下している
かを容易に知ることができる。また、警告内容も理解し
易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を採用した携帯型情報処理
装置の構成図である。
【図2】上記実施例の電源電圧監視部の要部の構成図で
ある。
【図3】上記、実施例における動作説明図である。
【図4】上記、実施例における筆跡データ生成装置が管
理する電圧・筆跡描画属性対応表の一例である。
【図5】上記実施例の、表示する筆跡データの判断手順
を示す図である。
【図6】本発明の第2実施例の動作説明図である。
【符号の説明】
1 タブレット 2 入力処理部 3 データ処理部 4 筆跡データ生成部 5 表示制御部 6 電源電圧監視部 7 電源部 8 液晶ディスプレイ 9 電磁ペン 11 手書き入力、筆跡データ関係の信号線 12 電源電圧関係の信号線 13 動力用電源電線(出力) 14 動力用電源電線(入力) 15 ツエナダイオード (5V用) 16 ツエナダイオード (3.5V用) 17 処理部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 手書きデータを入力する手書きデータ入
    力手段と、手書きデータを元に筆跡データを生成する筆
    跡データ生成手段と、手書きデータ入力手段に重ねて設
    けられ、上記筆跡データを表示する表示手段とを有する
    携帯型情報処理装置において、 電源電圧について所定の電圧データを出力する電源電圧
    監視ステップと、 上記所定の電圧データと上記筆跡データの表示態様の組
    み合せ表をあらかじめ電圧対応表示態様指示手段に登録
    しておく電圧対応表示態様登録ステップと、 前記電源電圧監視ステップにて電源電圧が低下したこと
    により所定の電圧データを出力したときには、上記電圧
    対応表示態様指示手段が前記筆跡データ生成手段に対し
    て上記表示態様の組み合せ表に従った筆跡データを生成
    するよう前記筆跡データ生成手段に対して指示する電圧
    対応筆跡データ作成ステップとを有していることを特徴
    とする携帯型情報処理装置用の電源電圧低下通知方法。
  2. 【請求項2】 前記電圧対応表示登録ステップは、 電圧に対応して、視覚的特徴、例えば濃度、色彩、形状
    の少なくも一、が変化するように表示態様の組み合せ表
    を作成する電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表作成小ス
    テップを有していることを特徴とする請求項1記載の携
    帯型情報処理装置用の電源電圧低下通知方法。
  3. 【請求項3】 前記電圧対応視覚的特徴変化組み合わせ
    表作成小ステップは、 電圧に対応して線の太さが変化するように表示態様の組
    み合せ表を作成する電圧対応線太さ変化組み合せ表作成
    小ステップを有していることを特徴とする請求項2記載
    の携帯型情報処理装置用の電源電圧低下通知方法。
  4. 【請求項4】 前記電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表
    作成小ステップは、 電圧に対応して線がかすれる若しくは破線となるように
    表示態様の組み合せ表を作成する電圧対応線かすれ破線
    変化組み合せ表作成小ステップを有していることを特徴
    とする請求項2記載の携帯型情報処理装置用の電源電圧
    低下通知方法。
  5. 【請求項5】 前記電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表
    作成小ステップは、電圧低下するのに対応して表示に必
    要とする電力が少なくなる、例えば、線が細くなる、線
    がかすれる、表示に使用する三原色のうち少くも一色を
    間引くように表示態様の組み合せ表を作成する電圧対応
    必要電力削減型組み合せ表作成小小ステップを有してい
    ることを特徴とする請求項2記載の携帯型情報処理装置
    用の電源電圧低下通知方法。
  6. 【請求項6】 前記電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表
    作成小ステップは、電圧に対応して各ストローク毎にス
    トローク内において視覚的特徴が変化するように表示態
    様の組み合せ表を作成する各ストローク毎電圧対応視覚
    的特徴変化組み合せ表作成小小ステップを有しているこ
    とを特徴とする請求項2記載の携帯型情報処理装置用の
    電源電圧低下通知方法。
  7. 【請求項7】 前記電圧対応線太さ変化組み合せ表作成
    小小ステップは、 電圧に対応して各ストローク毎にストローク内において
    線の太さが変化するように表示態様の組み合せ表を作成
    する各ストローク毎電圧対応視覚的特徴変化組み合せ表
    作成小小小ステップを有していることを特徴とする請求
    項3記載の携帯型情報処理装置用の電源電圧低下通知方
    法。
  8. 【請求項8】 前記電圧対応線かすれ破線変化組み合せ
    表作成小小ステップは、 電圧に対応して各ストローク毎にストローク内において
    線のかすれ若しくは破線となるように表示態様の組み合
    せ表を作成する各ストローク毎電圧対応視覚的特徴変化
    組み合せ表作成小小小ステップを有していることを特徴
    とする請求項4記載の携帯型情報処理装置用の電源電圧
    低下通知方法。
  9. 【請求項9】 前記電圧対応必要電力削減型組み合せ表
    作成小小ステップは、 電圧に対応して各ストローク毎にストローク内において
    視覚的特徴が変化するように表示態様の組み合せ表を作
    成する各ストローク毎電圧対応視覚的特徴変化組み合せ
    表作成小小小ステップを有していることを特徴とする請
    求項5記載の携帯型情報処理装置用の電源電圧低下通知
    方法。
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