JPH08230975A - 強化プラスチック製2重殻タンク - Google Patents

強化プラスチック製2重殻タンク

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JPH08230975A
JPH08230975A JP7060038A JP6003895A JPH08230975A JP H08230975 A JPH08230975 A JP H08230975A JP 7060038 A JP7060038 A JP 7060038A JP 6003895 A JP6003895 A JP 6003895A JP H08230975 A JPH08230975 A JP H08230975A
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JP
Japan
Prior art keywords
tank
shell
frp
shell tank
inner shell
Prior art date
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Pending
Application number
JP7060038A
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English (en)
Inventor
Toshio Sato
俊雄 佐藤
Masayuki Watanabe
政行 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Kako Inc
Original Assignee
Fuji Kako Inc
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Publication date
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Publication of JPH08230975A publication Critical patent/JPH08230975A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内容物の漏洩防止と漏洩の事前検知可能な強
め輪付きのFRP製2重殻地下タンク。 【構成】 FRP製内殻タンクとFRP製外殻とからな
る2重殻地下タンクの内殻と外殻の間に軸方向に離間し
て複数のインサート板列を配置して両殻面に接着固定
し、該インサート板列によって形成される内殻と外殻の
間の空間部に、通気性、液透過性スペーサー部材を配置
し、該インサート板列に対応する外殻外面に強め輪を接
着固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は土圧、水圧等の外圧が
かかるか、又は内部が負圧等になるタンクで、特に内容
物の漏洩を防止すると共に、漏洩の事前検知を可能とす
る強化プラスチック(以下、FRPともいう)製2重殻
タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】FRP製2重殻タンクは、主にガソリ
ン、メタノール、エタノール、重油、軽油、灯油等の燃
料を地下に貯蔵する目的で使用される。2重殻タンク
は、内殻で液体を保持し、外殻で土に直接接触する形で
設置されている。そして、外殻と内殻の間には空間が形
成されており、この空間を通常は漏洩した液の検知に用
いている。2重殻タンクは液が土壌を汚染する前に漏洩
の検知が可能なため環境対策の面から今後、さらに利用
の拡大が見込まれている。しかしながらFRP製2重殻
タンクは地下に埋設される事が多いため、タンクが土圧
や地下水圧に耐える構造であるという要求は満たさなけ
ればならない。
【0003】このような地下のタンクとしての耐圧性を
満足させるために、従来のFRP製2重殻地下タンクで
は、内殻FRPタンクの肉厚を厚くしたり、強め輪と呼
ばれるリングをタンクの周囲に複数本並べて配置して外
圧に耐えるという構造がとられている。図5に示すよう
に、内殻FRPタンクの肉厚を厚くすると共に、内殻タ
ンク3と外殻2との間に通気性、液透過性の空所を確保
することのできる合成樹脂フィルム等のスペーサー部材
5を配置することにより、耐圧性でかつ内殻と外殻の間
で液洩れを検知することのできる空間を有する2重殻タ
ンクを構成することは可能である。しかし、内殻タンク
の肉厚の増大のみで耐圧性を満足させることは、内殻タ
ンクの製造コストが高くなり過ぎて現実的ではない。
【0004】また、図6に示すように、内殻タンク3と
外殻2の間に強め輪の型1′を配置し、該型1′をFR
P積層で覆って強め輪1を形成するという構造も知られ
ている。この構造によれば、液洩れ検知用の空間部4は
十分に確保できるし、耐圧性も十分である。しかし、こ
こで使用される強め輪の型1′はその形状が複雑である
ことと、該型1′を内殻タンク面に固定した状態で強め
輪を形成するために行うFRP積層作業がきわめて困難
な作業であること等の理由から、結果的に製造コストの
増大が避けられない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記事情に
鑑みなされたものであって、その目的とするところは、
FRP製2重殻地下タンクに求められる耐圧性を十分に
満足させ、かつ液洩れ検知に必要な連通空間部を内殻タ
ンクと外殻との間に十分に確保することのできる強め輪
構造を有するFRP製2重殻タンクを提供することにあ
る。また、 本発明は、きわめて単純な作業で、FRP
製2重殻タンクに上記の耐圧性と液洩れ検知用連通空間
を形成することのできる強め輪構造を提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、基本的には、強化プラスチック製内殻タン
クと該内殻タンクを覆う強化プラスチック製外殻と、該
内殻タンクと該外殻の間に、該タンクの周方向に互いに
離間して整列配置されているインサート板群を軸方向に
複数列配置し、さらに、該内殻タンクと該外殻の間を液
透過性に隔離するスペーサ部材を配置して積層し、前記
インサート板配列箇所に対応する前記外殻面上に複数の
強め輪を巻き付けて固定した構造を有する、内殻タンク
と外殻との間で液洩れ検知が可能なFRP製2重殻タン
クに関する。
【0007】また、本発明は前記内殻タンク外面と前記
外殻の内面が、前記インサート板に接着固定されている
構造を有する上記FRP製2重殻タンクに関するもので
ある。さらに、本発明は、前記スペーサ部材が合成樹脂
フィルム及び/又はメッシュ状織物からなり、かつ、前
記インサート板が配置されていない内殻タンクと外殻の
間の空間部に配置されている構造を有する前記FRP製
2重殻タンクに関するものである。
【0008】本発明のFRP製2重殻タンクは、容量が
10kl〜30kl程度の地下埋設用タンクであり、主
にガソリン、重油、軽油、灯油、メタノール、エタノー
ル等の燃料の地下貯蔵用タンクとして使用されるもので
ある。通常、タンク内径は2000mm〜2400mm
で、長さは2000mm〜10000mm程度のものま
である。
【0009】本発明のFRP製2重殻タンクの製造に用
いられるインサート板は、内殻タンクからの液洩れを全
域にわたって検知することのできる十分な空間を該内殻
タンクと外殻の間に確保できるように配置されている限
り、そのサイズに特に制限はない。通常、内殻タンクと
外殻の間には20〜30μmの間隔が形成されていれば
十分であることから、厚さは最大で3mm程度であり、
一般的には0.1〜0.5mmである。
【0010】インサート板の長さや幅にも特に制限はな
いが、その幅は、強め輪の幅より広く設定されているの
が普通であり、100mm〜500mmの範囲が一般的
である。また、個々のインサート板の長さは、内殻タン
クの周方向にインサート板列を形成した際に、隣接する
インサート板同士の間隔が小さくなると内殻タンクの軸
方向の連通路が狭くなりタンクから洩れた液の移動が制
限されるおそれが生じることから、通常は、隣接するイ
ンサート板間に30〜300mmの通路間隔が確保され
るようなインサート板の配列が可能な範囲内に設定され
る。インサート板は、一列につき2枚〜6枚配列するの
が好ましい。
【0011】インサート板の列同志の内殻タンク軸方向
における間隔は、通常50〜200cmに設定される。
50cm未満としても、コスト上昇に見合う作用効果は
期待できないし、200cmを超えると、耐圧性を確保
するため、内殻の板厚を増大する必要があり好ましくな
い。インサート板の材質に特に制約はなく、ブリキ、ト
タン、SUS、銅薄板のような金属板や、ゴム、その他
の非金属弾性体の板等から任意に選択される。
【0012】液透過性のスペーサ部材は、内殻タンクと
外殻の間に介在して両者を非接触状態に隔離すると同時
に、両者の間に気体及び液体が通過することのできる通
路を確保できるものである。特に限定されるものではな
いが、例えば、ポリエステルフィルム、フッ素樹脂フィ
ルムや、これらの合成樹脂フィルムとメッシュ状織物又
は平面メッシュ状構成物の組み合わせが好ましい。
【0013】本発明の2重殻タンクに設けられる強め輪
は、前記外殻上にリング状に巻き付けられた状態で、前
記インサート板配置箇所で外殻を固定する機能を有する
ものであれば、特に制限はない。しかし、本発明のFR
P製2重殻タンクの場合、FRP製外殻に巻き付け固定
することの容易性から、該強め輪をリング状にFRP積
層して形成するのが好ましい。具体的には、FRP樹脂
液槽を通して巻き出したロービングヤーンを強め輪設置
部に巻き付けて硬化させる方法や、強め輪設置部に鉄の
アングル材等によって形成した溝型中にFRP樹脂液を
注入する方法等がある。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の添付図面を参照して説明す
るが、本発明はこれらの実施例によって限定されるもの
ではない。図1は本発明の液洩れ検知可能なFRP製2
重殻タンクの概略側面図を示し、図2は、図1の2重殻
タンクの軸方向断面図を示し、図3は、同じく周方向断
面図を示し、図4は、図1の2重殻タンクの強め輪及び
外殻を取除いた内殻タンク外面の状態を示す部分側面図
である。
【0015】図中、符号1は強め輪を表し、同じく2は
FRP外殻、3はFRP製内殻タンク、4は空間部、5
はスペーサ部材、6はインサート板をそれぞれ表す。図
1に示すように、本発明の強め輪付きのFRP製2重殻
タンクAは、基本的には内殻タンク3の全面をFRP外
殻2で覆った後、外殻2の上から、強め輪1を適当な間
隔を於いて巻き付け固定した構造を有している。図1で
は説明の便利のために、本発明のタンクが有するタンク
ノズル部やマンホール部等の構造物は省略している。内
殻タンク2は直径2,000mm、長さ10,000m
mのFRP製タンクである。
【0016】図4に示すように、FRP製2重殻タンク
の内殻3の外面にまづ厚さ0.25mm、幅300m
m、長さ1500mmの錫メッキ鋼板又はSUS304
板を間隔70mmで円周方向に配列して接着固定する。
本実施例ではインサート板の列を、列間間隔90cmで
4列配置しているついで各インサート板列の間のFRP
タンク内殻外面に厚さ0.5mmのメッシュを内殻側に
配置し、その上に厚さ20〜30μmのポリエステルフ
ィルムを配置する。
【0017】つぎに厚さ3mmのFRP外殻2を図4の
状態の内殻タンク3に積層し、インサート板部6に接着
し、硬化させて図2−aに示す積層断面構造を有するF
RP製2重殻タンクを製造する。
【0018】つぎに、図2−bに示すように、上記のよ
うに製造した2重殻タンクの外殻1上に、インサート板
列上に重なるように半円型に成形したL型鋼7を対向配
置し、固定して溝8を形成し、該溝にFRP樹脂を含浸
したロービングヤーンを巻き付けて積層し、硬化させ、
型を取りはずして図1示すように、FRP製強め輪1を
設けた。強め輪1は、同様にして軸方向に10本設置し
た。この強め輪1は、上記のように型内で成形してもよ
いし、また、型を用いずに図2−cに示すように山型に
巻き付けて形成してもよい。
【0019】上記の方法で製作した強め輪付きの2重殻
タンクについて、内圧1.75kgf/cm2 、2時
間、真空−0.45kgf/cm2 、2時間、検知層圧
−0.45kgf/cm2 、2時間及び水没試験24時
間による強度試験を実施した結果、いずれの場合も漏洩
はなく、タンクの健全性が確認できた。また、上記のよ
うに製作したタンクについて、従来工法によって製作し
たものとの製作時の重量、工数比較を行った。結果は表
1に示すように、本発明の構造のものは総重量及び製作
工数の低減に寄与するものである。
【0020】
【表1】 * 工数はタンク胴部製作に要した時間として算出した。
【0021】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明の強め輪
付き2重殻タンクの構造を採択することにより、FRP
製2重殻タンクとして十分な強度が得られることから漏
洩等のおそれはないし、万一内殻タンクにクラックが生
じて漏洩が生起しても、該漏洩を迅速に検地してタンク
外への漏出を防止する体制を確立することが可能であ
る。 さらに、内殻タンク外面周方向に、複数列配置さ
れ、接着固定されているインサート板は、内殻タンク面
にクラックが生じても、該クラックの拡大をインサート
板で防止し、外殻へのクラックの進展を防ぐ役割を果た
し、タンク破壊及びそれによる環境汚染のおそれのない
構造をタンクに付与する作用効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の強め輪付きFRP製2重殻タンクの概
略側面図。
【図2】図1のタンクの強め輪部分の積層構造と強め輪
の設置工程を示す軸方向断面図。
【図3】図1の強め輪設置部分の積層構造を示す周方向
断面図。
【図4】図1の2重殻タンクの外殻2を引き剥した状態
を示す概略図。
【図5】従来のFRP製2重殻タンクの積層構造を示す
断面図。
【図6】従来の強め輪付きFRP製2重殻タンクの強め
輪部分の積層構造を示す断面図。
【符号の説明】
A:FRP製2重殻タンク、1:強め輪、2:FRP外
殻、3:FRP内殻タンク、4:空間、5:スペーサ、
6:インサート板、7:L型鋼、8:溝。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 強化プラスチック製内殻タンクと該内殻
    タンクを覆う強化プラスチック製外殻と、該内殻タンク
    と該外殻の間に、整列配置されている複数のインサート
    板列と、該内殻タンクと該外殻の間を通気性、液透過性
    に隔離するスペーサー部材を配置して積層し、前記イン
    サート板列に対応する前記外殻に複数の強め輪を巻き付
    けて固定した構造を有することを特徴とする内殻タンク
    と外殻との間で液洩れ検知が可能なFRP製2重殻タン
    ク。
  2. 【請求項2】 前記内殻タンク外面と前記外殻の内面
    が、前記インサート板に接着固定されている構造を有す
    ることを特徴とする請求項1記載のFRP製2重殻タン
    ク。
  3. 【請求項3】 前記スペーサー部材が合成樹脂フィルム
    又は合成樹脂フィルムとメッシュ状織物とからなり、か
    つ、前記インサート板が配置されていない内殻タンクと
    外殻の間の空間部に配置されている構造を有することを
    特徴とする請求項1又は2記載のFRP製2重殻タン
    ク。
  4. 【請求項4】 前記強め輪は、FRP樹脂液含浸ロービ
    ングヤーンを巻き付けて硬化してなることを特徴とする
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の強化プラスチック
    製2重殻タンク。
JP7060038A 1995-02-24 1995-02-24 強化プラスチック製2重殻タンク Pending JPH08230975A (ja)

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JP7060038A JPH08230975A (ja) 1995-02-24 1995-02-24 強化プラスチック製2重殻タンク

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100447515B1 (ko) * 2002-07-16 2004-09-07 대종기계공업 주식회사 이중벽 오일탱크
JP2016211831A (ja) * 2015-05-13 2016-12-15 多門 山内 高温並びに低温蓄熱装置の安定した利用法
CN109665223A (zh) * 2019-02-27 2019-04-23 伟顺(中国)机电设备有限公司 一种地埋式储油罐

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