JPH08230448A - 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 - Google Patents
電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置Info
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- JPH08230448A JPH08230448A JP7041622A JP4162295A JPH08230448A JP H08230448 A JPH08230448 A JP H08230448A JP 7041622 A JP7041622 A JP 7041622A JP 4162295 A JP4162295 A JP 4162295A JP H08230448 A JPH08230448 A JP H08230448A
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- heat exchanger
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00878—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
- B60H1/00899—Controlling the flow of liquid in a heat pump system
- B60H1/00907—Controlling the flow of liquid in a heat pump system where the flow direction of the refrigerant changes and an evaporator becomes condenser
-
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- B60H2001/00935—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices comprising four way valves for controlling the fluid direction
-
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- B60H1/00878—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices
- B60H2001/00961—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being temperature regulating devices comprising means for defrosting outside heat exchangers
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、暖房運転時の運転効率を向上させ
ることができると共に、車室内の快適性向上をはかるこ
とを目的とする。 【構成】 車両駆動用モーター１０の熱を外気へ放熱す
るためのモーター冷却用放熱器１１と、冷媒の熱を外気
と熱交換する車室外空気熱交換器４と、熱交換するため
の空気を車室外から原動機室内に取り入れる原動機室外
気取り入れ口５と、前記原動機室外気取り入れ口５の風
上側より前記モーター冷却用放熱器１１と前記車室外空
気熱交換器４の順で外気と熱交換するように配置したも
のである。
ることができると共に、車室内の快適性向上をはかるこ
とを目的とする。 【構成】 車両駆動用モーター１０の熱を外気へ放熱す
るためのモーター冷却用放熱器１１と、冷媒の熱を外気
と熱交換する車室外空気熱交換器４と、熱交換するため
の空気を車室外から原動機室内に取り入れる原動機室外
気取り入れ口５と、前記原動機室外気取り入れ口５の風
上側より前記モーター冷却用放熱器１１と前記車室外空
気熱交換器４の順で外気と熱交換するように配置したも
のである。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電気自動車の車室内を
空気調和する電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
に関するものである。
空気調和する電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置
に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の一実施例における電気自
動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置の構成図である。
動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置の構成図である。
【０００３】図３では、車室内２にある車室内空気熱交
換器６と、原動機室内１にある圧縮機３と、車室外空気
熱交換器４と、四方切替え弁８と、冷媒絞り装置７と、
前記圧縮機３と前記車室外空気熱交換器４と前記車室内
空気熱交換器６を結ぶ冷媒配管９と、車両駆動用モータ
ー１０と、モーター冷却用放熱器１１と、モーター冷却
用水配管１２と、原動機室外気取り入れ口５とで構成さ
れており、さらに前記原動機室外気取り入れ口５の風上
側から前記車室外空気熱交換器４と前記モーター冷却用
放熱器１１の順で外気と熱交換するように配置されてい
るヒートポンプ冷暖房装置を示している。
換器６と、原動機室内１にある圧縮機３と、車室外空気
熱交換器４と、四方切替え弁８と、冷媒絞り装置７と、
前記圧縮機３と前記車室外空気熱交換器４と前記車室内
空気熱交換器６を結ぶ冷媒配管９と、車両駆動用モータ
ー１０と、モーター冷却用放熱器１１と、モーター冷却
用水配管１２と、原動機室外気取り入れ口５とで構成さ
れており、さらに前記原動機室外気取り入れ口５の風上
側から前記車室外空気熱交換器４と前記モーター冷却用
放熱器１１の順で外気と熱交換するように配置されてい
るヒートポンプ冷暖房装置を示している。
【０００４】以上のように構成された装置にて、暖房運
転時前記四方切替え弁８を実線の位置とし、前記圧縮機
３から吐出した高温高圧の冷媒は、前記四方切替え弁８
を経由して、前記車室内空気熱交換器６に導かれ車室内
に送風された空気と熱交換することにより放熱を行い冷
媒を凝縮液化させた後、前記冷媒絞り装置７で減圧し、
前記車室外空気熱交換器４において前記原動機室外気取
り入れ口５より導かれた外気と熱交換することにより冷
却、減湿しながら冷媒が蒸発し、前記圧縮機３へ戻り暖
房作用を行う。また、前記車両駆動用モーター１０で発
熱した熱は前記モーター冷却用水配管１２を通り前記モ
ーター冷却用放熱器１１に導かれ、前記車室外空気熱交
換器４で熱交換された後の空気とさらに熱交換を行い前
記車両駆動用モーター１０へ戻る。
転時前記四方切替え弁８を実線の位置とし、前記圧縮機
３から吐出した高温高圧の冷媒は、前記四方切替え弁８
を経由して、前記車室内空気熱交換器６に導かれ車室内
に送風された空気と熱交換することにより放熱を行い冷
媒を凝縮液化させた後、前記冷媒絞り装置７で減圧し、
前記車室外空気熱交換器４において前記原動機室外気取
り入れ口５より導かれた外気と熱交換することにより冷
却、減湿しながら冷媒が蒸発し、前記圧縮機３へ戻り暖
房作用を行う。また、前記車両駆動用モーター１０で発
熱した熱は前記モーター冷却用水配管１２を通り前記モ
ーター冷却用放熱器１１に導かれ、前記車室外空気熱交
換器４で熱交換された後の空気とさらに熱交換を行い前
記車両駆動用モーター１０へ戻る。
【０００５】上記暖房作用時、前記車室外空気熱交換器
４と前記モーター冷却用放熱器１１での熱交換時におけ
る通過する空気の温度変化を図４に示している。まず前
記原動機室外気取り入れ口５より前記車室外空気熱交換
器４に入り込む外気そのままの空気の温度をＴ１とし、
前記車室外空気熱交換器４で熱交換することによりＡだ
け温度が下がりＴ２になる。さらにＴ２の温度の空気
は、前記モーター冷却用放熱器１１で熱交換することに
よりＢだけ温度が上昇しＴ３になる。つまり、前記車室
外空気熱交換器４では、温度差Ａだけ能力が出ているこ
とになる。
４と前記モーター冷却用放熱器１１での熱交換時におけ
る通過する空気の温度変化を図４に示している。まず前
記原動機室外気取り入れ口５より前記車室外空気熱交換
器４に入り込む外気そのままの空気の温度をＴ１とし、
前記車室外空気熱交換器４で熱交換することによりＡだ
け温度が下がりＴ２になる。さらにＴ２の温度の空気
は、前記モーター冷却用放熱器１１で熱交換することに
よりＢだけ温度が上昇しＴ３になる。つまり、前記車室
外空気熱交換器４では、温度差Ａだけ能力が出ているこ
とになる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】電気自動車でヒートポ
ンプ冷暖房作用を行う場合、動力源はバッテリーという
限られたエネルギーの中で効率よく使用していかなけれ
ば、車本来の走行するという目的を達成することができ
なくなる。
ンプ冷暖房作用を行う場合、動力源はバッテリーという
限られたエネルギーの中で効率よく使用していかなけれ
ば、車本来の走行するという目的を達成することができ
なくなる。
【０００７】しかしながら、上記のような構成とする
と、暖房運転時図３における車室外空気熱交換器４に外
気の温度そのままの空気が当たり、特に低外気時吸熱す
る熱が少ないため車室外空気熱交換器４による蒸発作用
が効率よく行われず車内暖房効率も悪くなるという第１
の課題がある。
と、暖房運転時図３における車室外空気熱交換器４に外
気の温度そのままの空気が当たり、特に低外気時吸熱す
る熱が少ないため車室外空気熱交換器４による蒸発作用
が効率よく行われず車内暖房効率も悪くなるという第１
の課題がある。
【０００８】また、上記のような構成とすると、暖房運
転時図３における車室外空気熱交換器４に外気がそのま
ま入り込むため、降雪時等に車室外空気熱交換器４の前
面に雪が積もり融けて水になってしまう。さらに冷媒温
度が低いため前面に付着した水が凍ってしまい、車室外
空気熱交換器４で熱交換できなくなり蒸発作用が行われ
ず車内暖房能力がでないという第２の課題がある。
転時図３における車室外空気熱交換器４に外気がそのま
ま入り込むため、降雪時等に車室外空気熱交換器４の前
面に雪が積もり融けて水になってしまう。さらに冷媒温
度が低いため前面に付着した水が凍ってしまい、車室外
空気熱交換器４で熱交換できなくなり蒸発作用が行われ
ず車内暖房能力がでないという第２の課題がある。
【０００９】さらに、車室外空気熱交換器４に凍り付い
た氷を溶かす作業が必要になり、しかも作業回数も多く
なる。氷を溶かす作業は、暖房運転を止めて四方切替え
弁８を切り替え高温高圧の冷媒を車室外空気熱交換器４
に流すことにより可能であるが、車室内空気熱交換器６
には低温低圧の冷媒しか流れず、車室内には冷たい風し
か吹き出さない。よって、車室内の快適性が悪くなり、
さらにはエネルギーを無駄に消費しているという第３の
課題がある。
た氷を溶かす作業が必要になり、しかも作業回数も多く
なる。氷を溶かす作業は、暖房運転を止めて四方切替え
弁８を切り替え高温高圧の冷媒を車室外空気熱交換器４
に流すことにより可能であるが、車室内空気熱交換器６
には低温低圧の冷媒しか流れず、車室内には冷たい風し
か吹き出さない。よって、車室内の快適性が悪くなり、
さらにはエネルギーを無駄に消費しているという第３の
課題がある。
【００１０】以上がヒートポンプ冷暖房運転を電気自動
車用空気調和装置に使用する際の課題となっていた。
車用空気調和装置に使用する際の課題となっていた。
【００１１】本発明は、上記課題を解決するもので、暖
房運転時の運転効率を向上することができると共に、車
室内の快適性向上を実現することができる電気自動車用
空気調和装置を提供することを目的とする。
房運転時の運転効率を向上することができると共に、車
室内の快適性向上を実現することができる電気自動車用
空気調和装置を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、車両駆動用モーターの熱を外気へ放熱する
ためのモーター冷却用放熱器と、冷媒の熱を外気と熱交
換する車室外空気熱交換器と、熱交換するための空気を
車室外から原動機室内に取り入れる原動機室外気取り入
れ口と、前記原動機室外気取り入れ口の風上側から前記
モーター冷却用放熱器と前記車室外空気熱交換器の順に
配置したものである。
に本発明は、車両駆動用モーターの熱を外気へ放熱する
ためのモーター冷却用放熱器と、冷媒の熱を外気と熱交
換する車室外空気熱交換器と、熱交換するための空気を
車室外から原動機室内に取り入れる原動機室外気取り入
れ口と、前記原動機室外気取り入れ口の風上側から前記
モーター冷却用放熱器と前記車室外空気熱交換器の順に
配置したものである。
【００１３】
【作用】この構成によって、原動機室外気取り入れ口よ
り導かれた車室外の空気は、モーター冷却用放熱器と車
室外空気熱交換器の順で熱交換を行う。
り導かれた車室外の空気は、モーター冷却用放熱器と車
室外空気熱交換器の順で熱交換を行う。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面により説明す
る。
る。
【００１５】図１は、本発明の一実施例における電気自
動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置の構成図である。
動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置の構成図である。
【００１６】図１では、車室内２にある車室内空気熱交
換器６と、原動機室内１にある圧縮機３と、車室外空気
熱交換器４と、四方切替え弁８と、冷媒絞り装置７と、
前記圧縮機３と前記車室外空気熱交換器４と前記車室内
空気熱交換器６を結ぶ冷媒配管９と、車両駆動用モータ
ー１０と、モーター冷却用放熱器１１と、モーター冷却
用水配管１２と、原動機室外気取り入れ口５とで構成さ
れており、さらに前記原動機室外気取り入れ口５の風上
側から前記モーター冷却用放熱器１１と前記車室外空気
熱交換器４の順で外気と熱交換するように配置されてい
るヒートポンプ冷暖房除湿装置を示している。
換器６と、原動機室内１にある圧縮機３と、車室外空気
熱交換器４と、四方切替え弁８と、冷媒絞り装置７と、
前記圧縮機３と前記車室外空気熱交換器４と前記車室内
空気熱交換器６を結ぶ冷媒配管９と、車両駆動用モータ
ー１０と、モーター冷却用放熱器１１と、モーター冷却
用水配管１２と、原動機室外気取り入れ口５とで構成さ
れており、さらに前記原動機室外気取り入れ口５の風上
側から前記モーター冷却用放熱器１１と前記車室外空気
熱交換器４の順で外気と熱交換するように配置されてい
るヒートポンプ冷暖房除湿装置を示している。
【００１７】以上のように構成された装置にて、前記車
両駆動用モーター１０で発熱した熱は前記モーター冷却
用水配管１２を通り、前記モーター冷却用放熱器１１に
おいて前記原動機室外気取り入れ口５より導かれた外気
と熱交換することにより放熱を行い、前記車両駆動用モ
ーター１０へ戻る。暖房運転時は、前記四方切替え弁８
を実線の位置とし、前記圧縮機３から吐出した高温高圧
の冷媒は、前記四方切替え弁８を経由して、前記車室内
空気熱交換器６に導かれ車室内に送風された空気と熱交
換することにより放熱を行い冷媒を凝縮液化させた後、
前記冷媒絞り装置７で減圧し、前記車室外空気熱交換器
４により前記モーター冷却用放熱器１１で熱交換された
後の空気と熱交換することにより冷却、減湿しながら冷
媒が蒸発し、前記圧縮機３へ戻る。
両駆動用モーター１０で発熱した熱は前記モーター冷却
用水配管１２を通り、前記モーター冷却用放熱器１１に
おいて前記原動機室外気取り入れ口５より導かれた外気
と熱交換することにより放熱を行い、前記車両駆動用モ
ーター１０へ戻る。暖房運転時は、前記四方切替え弁８
を実線の位置とし、前記圧縮機３から吐出した高温高圧
の冷媒は、前記四方切替え弁８を経由して、前記車室内
空気熱交換器６に導かれ車室内に送風された空気と熱交
換することにより放熱を行い冷媒を凝縮液化させた後、
前記冷媒絞り装置７で減圧し、前記車室外空気熱交換器
４により前記モーター冷却用放熱器１１で熱交換された
後の空気と熱交換することにより冷却、減湿しながら冷
媒が蒸発し、前記圧縮機３へ戻る。
【００１８】上記暖房作用時、前記モーター冷却用放熱
器１１と前記車室外空気熱交換器４での熱交換時におけ
る通過する空気の温度変化を図２に示している。まず前
記原動機室外気取り入れ口５より前記モーター冷却用放
熱器１１に入り込む外気そのままの空気の温度をＴ１と
し、前記モーター冷却用放熱器１１で熱交換することに
よりＡだけ温度が上昇しＴ２になる。さらにＴ２の温度
の空気は、前記車室外空気熱交換器４で熱交換すること
によりＢだけ温度が下がりＴ３になる。つまり、温度差
Ｂだけ前記車室外空気熱交換器４で能力が出ていること
になり、温度Ｔ１の空気と熱交換するよりも温度差Ａだ
け能力が多く出ていることになる。
器１１と前記車室外空気熱交換器４での熱交換時におけ
る通過する空気の温度変化を図２に示している。まず前
記原動機室外気取り入れ口５より前記モーター冷却用放
熱器１１に入り込む外気そのままの空気の温度をＴ１と
し、前記モーター冷却用放熱器１１で熱交換することに
よりＡだけ温度が上昇しＴ２になる。さらにＴ２の温度
の空気は、前記車室外空気熱交換器４で熱交換すること
によりＢだけ温度が下がりＴ３になる。つまり、温度差
Ｂだけ前記車室外空気熱交換器４で能力が出ていること
になり、温度Ｔ１の空気と熱交換するよりも温度差Ａだ
け能力が多く出ていることになる。
【００１９】従って、前記車室外空気熱交換器４による
蒸発作用の効率が上がるため、前記車室内空気熱交換器
６による凝縮作用の効率も上がり車室内暖房効率が向上
する。また、降雪時等に入り込む雪はまず最初に前記モ
ーター冷却用放熱器１１に積もるため、前記車室外空気
熱交換器４には積もらず前面が凍ってしまうこともな
い。また前記モーター冷却用放熱器１１の温度は高いた
め凍ってしまうこともない。よって氷を溶かす作業を行
わなくてもよく、暖房運転を止める必要もなく快適性が
向上する。
蒸発作用の効率が上がるため、前記車室内空気熱交換器
６による凝縮作用の効率も上がり車室内暖房効率が向上
する。また、降雪時等に入り込む雪はまず最初に前記モ
ーター冷却用放熱器１１に積もるため、前記車室外空気
熱交換器４には積もらず前面が凍ってしまうこともな
い。また前記モーター冷却用放熱器１１の温度は高いた
め凍ってしまうこともない。よって氷を溶かす作業を行
わなくてもよく、暖房運転を止める必要もなく快適性が
向上する。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明は、原動機室外気取
り入れ口の風上側よりモーター冷却用放熱器と車室外空
気熱交換器の順で配置したことにより、モーター冷却用
放熱器で加熱された空気が車室外空気熱交換器を通過し
熱交換を行うため、暖房運転時車室外空気熱交換器によ
る蒸発作用の効率が上がり、前記車室内空気熱交換器に
よる凝縮作用の効率も上がり車室内暖房効率が向上す
る。また、降雪時等に入り込む雪はまず最初にモーター
冷却用放熱器に積もり、しかもモーター冷却用放熱器の
温度は高いため凍ってしまうこともない。よって、車室
外空気熱交換器には雪が入り込まず前面が凍ってしまう
こともないため、車室外空気熱交換器での蒸発作用は低
下せず、暖房能力も低下しない。さらに氷を溶かす作業
を行わなくてもよいため、暖房運転を止める必要もなく
快適性が向上する。
り入れ口の風上側よりモーター冷却用放熱器と車室外空
気熱交換器の順で配置したことにより、モーター冷却用
放熱器で加熱された空気が車室外空気熱交換器を通過し
熱交換を行うため、暖房運転時車室外空気熱交換器によ
る蒸発作用の効率が上がり、前記車室内空気熱交換器に
よる凝縮作用の効率も上がり車室内暖房効率が向上す
る。また、降雪時等に入り込む雪はまず最初にモーター
冷却用放熱器に積もり、しかもモーター冷却用放熱器の
温度は高いため凍ってしまうこともない。よって、車室
外空気熱交換器には雪が入り込まず前面が凍ってしまう
こともないため、車室外空気熱交換器での蒸発作用は低
下せず、暖房能力も低下しない。さらに氷を溶かす作業
を行わなくてもよいため、暖房運転を止める必要もなく
快適性が向上する。
【図１】本発明の一実施例における電気自動車用ヒート
ポンプ冷暖房除湿装置の構成図
ポンプ冷暖房除湿装置の構成図
【図２】本発明の一実施例における電気自動車用ヒート
ポンプ冷暖房除湿装置で熱交換時に通過する空気の温度
変化を示す説明図
ポンプ冷暖房除湿装置で熱交換時に通過する空気の温度
変化を示す説明図
【図３】従来の一実施例における電気自動車用ヒートポ
ンプ冷暖房除湿装置の構成図
ンプ冷暖房除湿装置の構成図
【図４】従来の一実施例における電気自動車用ヒートポ
ンプ冷暖房除湿装置で熱交換時に通過する空気の温度変
化を示す説明図
ンプ冷暖房除湿装置で熱交換時に通過する空気の温度変
化を示す説明図
１ 原動機室内 ２ 車室内 ３ 圧縮機 ４ 車室外空気熱交換器 ５ 原動機室外気取り入れ口 ６ 車室内空気熱交換器 ７ 冷媒絞り装置 ８ 四方切替え弁 ９ 冷媒配管 １０ 車両駆動用モーター １１ モーター冷却用放熱器 １２ モーター冷却用水配管
Claims (1)
- 【請求項１】車両駆動用モーターの熱を外気へ放熱する
ためのモーター冷却用放熱器と、冷媒の熱を外気と熱交
換する車室外空気熱交換器と、熱交換するための空気を
車室外から原動機室内に取り入れる原動機室外気取り入
れ口と、前記原動機室外気取り入れ口の風上側より前記
モーター冷却用放熱器と前記車室外空気熱交換器の順で
外気と熱交換するように配置したことを特徴とする電気
自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7041622A JPH08230448A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7041622A JPH08230448A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08230448A true JPH08230448A (ja) | 1996-09-10 |
Family
ID=12613439
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7041622A Pending JPH08230448A (ja) | 1995-03-01 | 1995-03-01 | 電気自動車用ヒートポンプ冷暖房除湿装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08230448A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000064693A1 (fr) * | 1999-04-21 | 2000-11-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Conditionneur d'air de type pompe a chaleur pour vehicule |
| JP2008126919A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Toyota Motor Corp | 燃料電池車両 |
-
1995
- 1995-03-01 JP JP7041622A patent/JPH08230448A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000064693A1 (fr) * | 1999-04-21 | 2000-11-02 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Conditionneur d'air de type pompe a chaleur pour vehicule |
| CN1106956C (zh) * | 1999-04-21 | 2003-04-30 | 三菱重工业株式会社 | 车辆用热泵式空调器 |
| JP2008126919A (ja) * | 2006-11-24 | 2008-06-05 | Toyota Motor Corp | 燃料電池車両 |
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