JPH08229137A - 棘枝アセンブリを補強した医用電気リード - Google Patents
棘枝アセンブリを補強した医用電気リードInfo
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- JPH08229137A JPH08229137A JP7258927A JP25892795A JPH08229137A JP H08229137 A JPH08229137 A JP H08229137A JP 7258927 A JP7258927 A JP 7258927A JP 25892795 A JP25892795 A JP 25892795A JP H08229137 A JPH08229137 A JP H08229137A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 医用電気リードの取扱いに起因する棘枝アセ
ンブリの変形を防止できるように棘枝アセンブリを補強
した医用電気リードを提供する。 【構成】 本発明の医用電気リード1は、絶縁被覆部材
12で覆われた細長いリード本体部10を備えている。
リード本体部の基端には端子アセンブリ14を備えてい
る。この端子アセンブリを介してリードをパルス発生器
に接続することができる。リード本体部の先端には電極
22を備えている。更にこの電極の近傍に棘枝アセンブ
リ38を備えている。棘枝アセンブリは、絶縁性を有す
る生体適合性材料で製作することが好ましく、好ましい
材料はシリコーンである。棘枝アセンブリは更に、棘枝
アセンブリが引き伸ばされるのを防止する補強部材27
を備えている。好適実施例ではこの補強部材をポリエス
テルで製作してある。
ンブリの変形を防止できるように棘枝アセンブリを補強
した医用電気リードを提供する。 【構成】 本発明の医用電気リード1は、絶縁被覆部材
12で覆われた細長いリード本体部10を備えている。
リード本体部の基端には端子アセンブリ14を備えてい
る。この端子アセンブリを介してリードをパルス発生器
に接続することができる。リード本体部の先端には電極
22を備えている。更にこの電極の近傍に棘枝アセンブ
リ38を備えている。棘枝アセンブリは、絶縁性を有す
る生体適合性材料で製作することが好ましく、好ましい
材料はシリコーンである。棘枝アセンブリは更に、棘枝
アセンブリが引き伸ばされるのを防止する補強部材27
を備えている。好適実施例ではこの補強部材をポリエス
テルで製作してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、体内植込型医用電
気リードに関し、より詳しくは、棘枝アセンブリを補強
した体内植込型医用電気リードに関する。
気リードに関し、より詳しくは、棘枝アセンブリを補強
した体内植込型医用電気リードに関する。
【0002】
【従来の技術】医学の分野では、様々な種類の体内植込
型リードが公知となっており、また実際に使用されてい
る。広く一般的に使用されている体内植込型リードの一
種に、心臓内ペーシング・リード(いわゆるカテーテル
電極)がある。
型リードが公知となっており、また実際に使用されてい
る。広く一般的に使用されている体内植込型リードの一
種に、心臓内ペーシング・リード(いわゆるカテーテル
電極)がある。
【0003】心臓内ペーシング・リードは、その基端が
植込型パルス発生器(いわゆるペースメーカ)に接続さ
れ、その先端が心室ないし心房の心内膜に接続される。
心臓内ペーシング・リードの先端を心内膜に固定するた
めには、能動形固定機構と受動形固定機構とのいずれか
が用いられる。能動形固定機構は、例えば螺旋状の構造
や鈎状の構造を利用して、心臓に物理的に係止させ、即
ち、能動的に心臓に結合させるようにした固定機構であ
る。受動形固定機構は、例えば棘枝アセンブリ(tine as
sembly) 等の機構であり、心臓の組織に包み込まれるこ
とによって、受動的に心臓に固定されるようにした固定
機構である。心臓内ペーシング・リードを心臓の中へ挿
入するための好適な方法の1つに、静脈を介して挿入す
るという方法がある。更に詳しく説明すると、経静脈リ
ードと呼ばれるその種のリードは、静脈から挿入して経
静脈的に操作することによって、その先端を心臓内に定
位するようにしている。一般的に、経静脈的方法によっ
て心臓の中へ挿入するリードには、棘枝 (tine) を備え
た受動形固定機構を備えたリードが使用され、その理由
は特に、心室の内側には棘枝と容易に且つ十分に係合す
る肉柱が存在しているからである。
植込型パルス発生器(いわゆるペースメーカ)に接続さ
れ、その先端が心室ないし心房の心内膜に接続される。
心臓内ペーシング・リードの先端を心内膜に固定するた
めには、能動形固定機構と受動形固定機構とのいずれか
が用いられる。能動形固定機構は、例えば螺旋状の構造
や鈎状の構造を利用して、心臓に物理的に係止させ、即
ち、能動的に心臓に結合させるようにした固定機構であ
る。受動形固定機構は、例えば棘枝アセンブリ(tine as
sembly) 等の機構であり、心臓の組織に包み込まれるこ
とによって、受動的に心臓に固定されるようにした固定
機構である。心臓内ペーシング・リードを心臓の中へ挿
入するための好適な方法の1つに、静脈を介して挿入す
るという方法がある。更に詳しく説明すると、経静脈リ
ードと呼ばれるその種のリードは、静脈から挿入して経
静脈的に操作することによって、その先端を心臓内に定
位するようにしている。一般的に、経静脈的方法によっ
て心臓の中へ挿入するリードには、棘枝 (tine) を備え
た受動形固定機構を備えたリードが使用され、その理由
は特に、心室の内側には棘枝と容易に且つ十分に係合す
る肉柱が存在しているからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような構成のリー
ドには、これまで、棘枝を備えたそのリードの包装と、
そのリードを患者の体内へ挿入するまでの取扱いとに関
して発生する、ある1つの困難が付随していた。より詳
しくは、このような構成のリードは、例えばシリコーン
等の柔軟な生体適合性材料で製作せねばならないため、
植込準備中の取扱いによって、ときとして、そのリード
の一部を変形させてしまうことがある。具体的には、と
きとして、その棘枝アセンブリを引き伸ばしてしまい、
そのため、リードの先端の電極が部分的に覆い隠されて
しまうのである。電極が部分的に覆い隠されると、その
電気特性が、覆われていないときとは異なってしまう。
このことがリードの性能に悪影響を及ぼし、ひいては植
込型パルス発生器の性能にも悪影響を及ぼすおそれがあ
った。
ドには、これまで、棘枝を備えたそのリードの包装と、
そのリードを患者の体内へ挿入するまでの取扱いとに関
して発生する、ある1つの困難が付随していた。より詳
しくは、このような構成のリードは、例えばシリコーン
等の柔軟な生体適合性材料で製作せねばならないため、
植込準備中の取扱いによって、ときとして、そのリード
の一部を変形させてしまうことがある。具体的には、と
きとして、その棘枝アセンブリを引き伸ばしてしまい、
そのため、リードの先端の電極が部分的に覆い隠されて
しまうのである。電極が部分的に覆い隠されると、その
電気特性が、覆われていないときとは異なってしまう。
このことがリードの性能に悪影響を及ぼし、ひいては植
込型パルス発生器の性能にも悪影響を及ぼすおそれがあ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】従って本発明の目的は、
医用電気リードの取扱いに起因する棘枝アセンブリの変
形を防止できるように棘枝アセンブリを補強した医用電
気リードを提供することにある。この目的は、棘枝アセ
ンブリを補強した医用電気リードを提供することによっ
て達成されるものである。より詳しくは、本発明の医用
電気リードは、絶縁被覆部材で覆われた細長いリード本
体部を備えている。リード本体部の基端には端子アセン
ブリを備えている。この端子アセンブリを介してリード
をパルス発生器に接続することができる。リード本体部
の先端には電極を備えている。更にこの電極の近傍に棘
枝アセンブリを備えている。棘枝アセンブリは、絶縁性
を有する生体適合性材料で製作することが好ましく、好
ましい材料はシリコーンである。棘枝アセンブリは更
に、棘枝アセンブリが引き伸ばされるのを防止する補強
部材を備えている。好適実施例ではこの補強部材をポリ
エステルで製作してある。
医用電気リードの取扱いに起因する棘枝アセンブリの変
形を防止できるように棘枝アセンブリを補強した医用電
気リードを提供することにある。この目的は、棘枝アセ
ンブリを補強した医用電気リードを提供することによっ
て達成されるものである。より詳しくは、本発明の医用
電気リードは、絶縁被覆部材で覆われた細長いリード本
体部を備えている。リード本体部の基端には端子アセン
ブリを備えている。この端子アセンブリを介してリード
をパルス発生器に接続することができる。リード本体部
の先端には電極を備えている。更にこの電極の近傍に棘
枝アセンブリを備えている。棘枝アセンブリは、絶縁性
を有する生体適合性材料で製作することが好ましく、好
ましい材料はシリコーンである。棘枝アセンブリは更
に、棘枝アセンブリが引き伸ばされるのを防止する補強
部材を備えている。好適実施例ではこの補強部材をポリ
エステルで製作してある。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しつつ、本発明
の実施の形態について説明して行く。図面は模式的なも
のであり、各部の寸法は必ずしも正確な比例関係にはな
い。図1に示したように、本発明にかかる医用電気リー
ド1は、絶縁被覆部材12で覆われた細長いリード本体
部10を備えている。絶縁被覆部材12の材料として
は、柔軟で生体適合性及び生体安定性を有する絶縁性材
料であれば任意の材料を使用することができる。好適実
施例ではシリコーンを使用している。リード1は、その
基端に端子アセンブリ14を備えている。この端子アセ
ンブリ14を介してリード1をパルス発生器(不図示)
に接続することができる。端子アセンブリ14には複数
の封止リング16が装備され、それら封止リング16は
端子ピン18に装着されており、これらの部品は全て公
知の種類のものである。アンカー・スリーブ20(一部
を断面で示した)が、リード本体部10の外周に摺動可
能に設けられており、このアンカー・スリーブ20は、
リード1を公知の方式で静脈等の体組織の中へ挿入し、
その挿入位置においてリード本体部10を体組織に縫着
する際に、体組織に縫着するための部材である。これら
アンカー・スリーブ20及び端子アセンブリ14も、柔
軟で生体適合性及び生体安定性を有する任意の材料で製
作することができる。好適実施例では、これらアンカー
・スリーブ20及び端子アセンブリ14をシリコーンで
製作してある。
の実施の形態について説明して行く。図面は模式的なも
のであり、各部の寸法は必ずしも正確な比例関係にはな
い。図1に示したように、本発明にかかる医用電気リー
ド1は、絶縁被覆部材12で覆われた細長いリード本体
部10を備えている。絶縁被覆部材12の材料として
は、柔軟で生体適合性及び生体安定性を有する絶縁性材
料であれば任意の材料を使用することができる。好適実
施例ではシリコーンを使用している。リード1は、その
基端に端子アセンブリ14を備えている。この端子アセ
ンブリ14を介してリード1をパルス発生器(不図示)
に接続することができる。端子アセンブリ14には複数
の封止リング16が装備され、それら封止リング16は
端子ピン18に装着されており、これらの部品は全て公
知の種類のものである。アンカー・スリーブ20(一部
を断面で示した)が、リード本体部10の外周に摺動可
能に設けられており、このアンカー・スリーブ20は、
リード1を公知の方式で静脈等の体組織の中へ挿入し、
その挿入位置においてリード本体部10を体組織に縫着
する際に、体組織に縫着するための部材である。これら
アンカー・スリーブ20及び端子アセンブリ14も、柔
軟で生体適合性及び生体安定性を有する任意の材料で製
作することができる。好適実施例では、これらアンカー
・スリーブ20及び端子アセンブリ14をシリコーンで
製作してある。
【0007】図1に示した医用電気リード1は更にスタ
イレット・ガイド11とスタイレット・アセンブリ13
とを備えており、それらは端子ピン18に連結されてい
る。スタイレット・アセンブリ13は、リード1を経静
脈的に心臓へ挿入して定位する操作を行っている間、リ
ード1に剛性を付与しておくためのものである。リード
1の心臓の中への植込が完了したならば、スタイレット
・ガイド11及びスタイレット・アセンブリ13を取外
して廃棄し、その後に端子ピン18をパルス発生器(不
図示)に接続する。リード本体部10の先端の位置に図
示した部材は、棘枝保護部材15である。棘枝保護部材
15は、一般的にはリード1の包装材に付設されてお
り、リード1が使用されるときまで、棘枝26を保護し
ておくためのものである。より詳しくは、棘枝保護部材
15は、リード1の輸送中ないし保管中に、棘枝26が
変形させられてしまうのを防止している。棘枝26は、
ペーシングの分野では公知の如く、電極22が心臓内の
適当な位置に受動的に固定されるようにするためのもの
である。
イレット・ガイド11とスタイレット・アセンブリ13
とを備えており、それらは端子ピン18に連結されてい
る。スタイレット・アセンブリ13は、リード1を経静
脈的に心臓へ挿入して定位する操作を行っている間、リ
ード1に剛性を付与しておくためのものである。リード
1の心臓の中への植込が完了したならば、スタイレット
・ガイド11及びスタイレット・アセンブリ13を取外
して廃棄し、その後に端子ピン18をパルス発生器(不
図示)に接続する。リード本体部10の先端の位置に図
示した部材は、棘枝保護部材15である。棘枝保護部材
15は、一般的にはリード1の包装材に付設されてお
り、リード1が使用されるときまで、棘枝26を保護し
ておくためのものである。より詳しくは、棘枝保護部材
15は、リード1の輸送中ないし保管中に、棘枝26が
変形させられてしまうのを防止している。棘枝26は、
ペーシングの分野では公知の如く、電極22が心臓内の
適当な位置に受動的に固定されるようにするためのもの
である。
【0008】図2から最もよく分かるように、リード1
は、端子ピン18から電極22まで延在しているコイル
状導体28を含んでおり、このコイル状導体28は、複
数本の線を並べて巻回して形成したものである。電極2
2は、多孔質白金製のボールの表面を白金黒で被覆した
ものとすることが好ましい。好適実施例では電極22の
露出面の形状は、略々半球形状になっている。電極22
の好適な材料は白金であるが、白金と併せて更に別の材
料を用いたり、或いは白金を使用せずに完全に別の材料
だけを用いて電極22を形成することもでき、そうする
場合に使用可能な材料には、例えば、パラジウム、チタ
ン、タンタル、ロジウム、イリジウム、カーボン、ガラ
ス質カーボン、ないしはそれら金属系ないし非金属系の
導電性材料の合金、酸化物、ないし窒化物であるが、た
だしそれらのみに限定されるものではなく、更にその他
の材料も使用可能である。電極22は金属ピン23の先
端に取付けられている。金属ピン23とコイル状導体2
8とは挟圧部材36の前方部分34で挟圧されて、電気
的に接続した状態とされている。これらを組付けた部分
を封止して、絶縁被覆部材12及びコイル状導体28で
囲繞された中央空腔へ体液が浸入しないようにしてお
り、この封止は、例えば挟圧部材36の先端部分32に
シリコーン接着剤を塗布することによって行えばよい。
図示の如く、絶縁被覆部材12は、挟圧部材36を覆う
と共に棘枝アセンブリ38の一部も覆っており、棘枝ア
センブリ38は、絶縁被覆部材12の先端と挟圧部材3
4との間に挟み込まれている。
は、端子ピン18から電極22まで延在しているコイル
状導体28を含んでおり、このコイル状導体28は、複
数本の線を並べて巻回して形成したものである。電極2
2は、多孔質白金製のボールの表面を白金黒で被覆した
ものとすることが好ましい。好適実施例では電極22の
露出面の形状は、略々半球形状になっている。電極22
の好適な材料は白金であるが、白金と併せて更に別の材
料を用いたり、或いは白金を使用せずに完全に別の材料
だけを用いて電極22を形成することもでき、そうする
場合に使用可能な材料には、例えば、パラジウム、チタ
ン、タンタル、ロジウム、イリジウム、カーボン、ガラ
ス質カーボン、ないしはそれら金属系ないし非金属系の
導電性材料の合金、酸化物、ないし窒化物であるが、た
だしそれらのみに限定されるものではなく、更にその他
の材料も使用可能である。電極22は金属ピン23の先
端に取付けられている。金属ピン23とコイル状導体2
8とは挟圧部材36の前方部分34で挟圧されて、電気
的に接続した状態とされている。これらを組付けた部分
を封止して、絶縁被覆部材12及びコイル状導体28で
囲繞された中央空腔へ体液が浸入しないようにしてお
り、この封止は、例えば挟圧部材36の先端部分32に
シリコーン接着剤を塗布することによって行えばよい。
図示の如く、絶縁被覆部材12は、挟圧部材36を覆う
と共に棘枝アセンブリ38の一部も覆っており、棘枝ア
センブリ38は、絶縁被覆部材12の先端と挟圧部材3
4との間に挟み込まれている。
【0009】図2から分かるように、制御された速度で
放散を行う単体部材であるモノリシック・コントロール
ド・リリース・デバイス(monolithic controlled rele
asedevice:MCRD)40を、金属ピン23の周囲に
嵌合して電極22の直後に配設してある。このMCRD
40には、例えばステロイドの一種であるデキサメタゾ
ン・リン酸ナトリウム等の、抗炎症剤を充填しておくこ
とが好ましい。更に、当業界において周知の如く、多孔
質の電極22の空腔内にもステロイド剤を充填してあ
り、それを充填するためには、例えば200mgの米国薬
局方デキサメタゾン・リン酸ナトリウムを5.0ccのイ
ソプロパノール及び5.0ccの蒸留水または脱イオン水
に溶解した溶液を塗布するようにすればよい。MCRD
及び電極の構造、ないしはMCRD及び電極へのステロ
イドの充填に関する、更に詳しい説明は、例えば、 Sto
kes の米国特許第4506680号や、本願の関連特許
である Medtronicの米国特許第4577642号、同4
606118号、同4711251号、及び同5282
844号等に記載されており、これら米国特許の内容は
この言及を持って本願開示に組込まれたものとする。電
極22は、空腔寸法が0.5〜100ミクロンの、焼結
形成した多孔質白金材料製の電極とすることが好まし
い。また、その多孔質白金材料の表面に更に電気メッキ
によって白金黒を形成することが好ましい。電気メッキ
によって表面に白金黒を形成するのは、ソース・インピ
ーダンスを小さくし、分極を軽減するためである。
放散を行う単体部材であるモノリシック・コントロール
ド・リリース・デバイス(monolithic controlled rele
asedevice:MCRD)40を、金属ピン23の周囲に
嵌合して電極22の直後に配設してある。このMCRD
40には、例えばステロイドの一種であるデキサメタゾ
ン・リン酸ナトリウム等の、抗炎症剤を充填しておくこ
とが好ましい。更に、当業界において周知の如く、多孔
質の電極22の空腔内にもステロイド剤を充填してあ
り、それを充填するためには、例えば200mgの米国薬
局方デキサメタゾン・リン酸ナトリウムを5.0ccのイ
ソプロパノール及び5.0ccの蒸留水または脱イオン水
に溶解した溶液を塗布するようにすればよい。MCRD
及び電極の構造、ないしはMCRD及び電極へのステロ
イドの充填に関する、更に詳しい説明は、例えば、 Sto
kes の米国特許第4506680号や、本願の関連特許
である Medtronicの米国特許第4577642号、同4
606118号、同4711251号、及び同5282
844号等に記載されており、これら米国特許の内容は
この言及を持って本願開示に組込まれたものとする。電
極22は、空腔寸法が0.5〜100ミクロンの、焼結
形成した多孔質白金材料製の電極とすることが好まし
い。また、その多孔質白金材料の表面に更に電気メッキ
によって白金黒を形成することが好ましい。電気メッキ
によって表面に白金黒を形成するのは、ソース・インピ
ーダンスを小さくし、分極を軽減するためである。
【0010】図示の如く、棘枝アセンブリ38は、複数
本の棘枝26を有すると共に、補強部材27を備えてい
る。棘枝アセンブリ38の好ましい材料はシリコーンで
あるが、その他の生体適合性材料を使用することもで
き、例えば、Upjohn社が販売している「Pellethane CPR
2363-80AE」等のポリエーテル・ウレタンなどを使用す
ることができる。補強部材27を備えているのは、棘枝
アセンブリ38に長手方向の力が作用したときに、棘枝
アセンブリ38が引き伸ばされるのを防止するためであ
る。既述の如く、そのような長手方向の力が作用するの
は、例えばリード1を棘枝保護部材15から抜去すると
きなどである。図面を参照すれば容易に理解されること
であるが、リード1を、図1に矢印99で示したように
基端側へ引っ張って棘枝保護部材15から抜去しようと
すると、それによって棘枝アセンブリ38が引き伸ばさ
れるおそれがあり、引き伸ばされたならば、図3に示し
たように棘枝アセンブリ38の先端が電極22の突端の
方へ移動することになり、場合によっては、それが電極
22の突端を越えて更に前方へ突出することもある。こ
れが起こってしまうと、電極22の露出部の顕微鏡的に
見た表面積が減少し、それによって、リードの電気特性
に悪影響が及ぶ。このことは、図2に示した電極22の
状態(リードが補強部材27を備えているため、棘枝ア
センブリ38が引き伸ばされていない)における露出部
の直径98と、図3に示した電極22の状態(リードが
補強部材27を備えていないため、棘枝アセンブリ38
が引き伸ばされている)における露出部の直径97とを
比較することによって、明瞭に理解されよう。補強部材
27は、棘枝アセンブリ38に長手方向の剛性を付与す
るものであり、それによって棘枝アセンブリ38の伸張
または変形を防止し、ひいては、棘枝アセンブリ38が
電極22を部分的に覆い隠してしまうのを防止してい
る。
本の棘枝26を有すると共に、補強部材27を備えてい
る。棘枝アセンブリ38の好ましい材料はシリコーンで
あるが、その他の生体適合性材料を使用することもで
き、例えば、Upjohn社が販売している「Pellethane CPR
2363-80AE」等のポリエーテル・ウレタンなどを使用す
ることができる。補強部材27を備えているのは、棘枝
アセンブリ38に長手方向の力が作用したときに、棘枝
アセンブリ38が引き伸ばされるのを防止するためであ
る。既述の如く、そのような長手方向の力が作用するの
は、例えばリード1を棘枝保護部材15から抜去すると
きなどである。図面を参照すれば容易に理解されること
であるが、リード1を、図1に矢印99で示したように
基端側へ引っ張って棘枝保護部材15から抜去しようと
すると、それによって棘枝アセンブリ38が引き伸ばさ
れるおそれがあり、引き伸ばされたならば、図3に示し
たように棘枝アセンブリ38の先端が電極22の突端の
方へ移動することになり、場合によっては、それが電極
22の突端を越えて更に前方へ突出することもある。こ
れが起こってしまうと、電極22の露出部の顕微鏡的に
見た表面積が減少し、それによって、リードの電気特性
に悪影響が及ぶ。このことは、図2に示した電極22の
状態(リードが補強部材27を備えているため、棘枝ア
センブリ38が引き伸ばされていない)における露出部
の直径98と、図3に示した電極22の状態(リードが
補強部材27を備えていないため、棘枝アセンブリ38
が引き伸ばされている)における露出部の直径97とを
比較することによって、明瞭に理解されよう。補強部材
27は、棘枝アセンブリ38に長手方向の剛性を付与す
るものであり、それによって棘枝アセンブリ38の伸張
または変形を防止し、ひいては、棘枝アセンブリ38が
電極22を部分的に覆い隠してしまうのを防止してい
る。
【0011】好適実施例では補強部材27をポリエステ
ルで製作してあるが、例えばナイロン等のその他の材料
を使用することも可能である。実際にどのような材料を
使用するかは、棘枝アセンブリ38の材料組成にも左右
される。補強部材27は、連続した円筒形の部材として
製作しても良く、或いは、棘枝アセンブリ38の径を中
心として互い違いに配列した一連の長手方向部材から成
るものとしても良い。更に図示例では、補強部材27
を、棘枝アセンブリ38の内腔の周囲を画成するよう
に、棘枝アセンブリ38の内腔に沿わせて配設してある
が、しかしながら補強部材27を配設する位置を棘枝ア
センブリ38の内側及び周囲のどの位置にしても、必要
な長手方向の補強を達成することができる。
ルで製作してあるが、例えばナイロン等のその他の材料
を使用することも可能である。実際にどのような材料を
使用するかは、棘枝アセンブリ38の材料組成にも左右
される。補強部材27は、連続した円筒形の部材として
製作しても良く、或いは、棘枝アセンブリ38の径を中
心として互い違いに配列した一連の長手方向部材から成
るものとしても良い。更に図示例では、補強部材27
を、棘枝アセンブリ38の内腔の周囲を画成するよう
に、棘枝アセンブリ38の内腔に沿わせて配設してある
が、しかしながら補強部材27を配設する位置を棘枝ア
センブリ38の内側及び周囲のどの位置にしても、必要
な長手方向の補強を達成することができる。
【0012】以上に本発明の具体的な実施例を開示した
が、この開示はあくまでも具体例を提示することを目的
としたものであり、本発明の範囲を限定することを目的
としたものではない。開示した実施例に対しては、請求
項に明示した本発明の概念及び範囲から逸脱することな
く、様々な代替、改変、ないしは変更を施すことができ
る。それらの変更ないし改変のうちには、双極型の医用
電気リードに本発明を適用することや、また更に、以上
の長手方向補強を、診断用カテーテルや治療用カテーテ
ルに施すことなどが含まれる。
が、この開示はあくまでも具体例を提示することを目的
としたものであり、本発明の範囲を限定することを目的
としたものではない。開示した実施例に対しては、請求
項に明示した本発明の概念及び範囲から逸脱することな
く、様々な代替、改変、ないしは変更を施すことができ
る。それらの変更ないし改変のうちには、双極型の医用
電気リードに本発明を適用することや、また更に、以上
の長手方向補強を、診断用カテーテルや治療用カテーテ
ルに施すことなどが含まれる。
【図1】本発明の具体例にかかる医用電気リードであ
る、単極型の心臓内リード(カテーテル電極)の側面図
である。
る、単極型の心臓内リード(カテーテル電極)の側面図
である。
【図2】図1に示した医用電気リードの先端部分の断面
側面図である。
側面図である。
【図3】図1に示した医用電気リードと同様の医用電気
リードであるが、補強部材を備えておらず、そのため棘
枝アセンブリ38が引き伸ばされて電極22を部分的に
覆ってしまっている医用電気リードの先端部分の断面側
面図である。
リードであるが、補強部材を備えておらず、そのため棘
枝アセンブリ38が引き伸ばされて電極22を部分的に
覆ってしまっている医用電気リードの先端部分の断面側
面図である。
1 医用電気リード 10 リード本体部 12 絶縁被覆部材 14 端子アセンブリ 22 電極 26 棘枝 27 補強部材 38 棘枝アセンブリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲイリー・エイチ・ハンス アメリカ合衆国ミネソタ州55304,ハム・ レイク,ソダーヴィル・ドライブ・ノース イースト 1943 (72)発明者 アネット・ヘブジンスキ アメリカ合衆国ミネソタ州55432,スプリ ング・レイク・パーク,シックスス・スト リート・ノースイースト 8261
Claims (12)
- 【請求項1】 コネクタ・アセンブリと、先端と基端と
を有し該基端が前記コネクタ・アセンブリに電気的に結
合しているコイル状導体と、前記コイル状導体の前記先
端に電気的に結合している電極と、前記コイル状導体を
覆っている絶縁被覆部材と、少なくとも1本の棘枝を有
し前記絶縁被覆部材に接続している棘枝アセンブリとを
備えた医用電気リードにおいて、 前記棘枝アセンブリが補強部材を備えており、該補強部
材は前記棘枝アセンブリに近接して前記絶縁被覆部材に
設けられており、該補強部材は前記電極を部分的に覆う
おそれのある前記棘枝アセンブリの伸張または変形を防
止すべく前記絶縁被覆部材の長手方向に延在するように
配置されていることを特徴とする医用電気リード。 - 【請求項2】 前記補強部材が、ポリエステルで製作し
た部材であることを特徴とする請求項1記載の医用電気
リード。 - 【請求項3】 前記補強部材が、前記棘枝アセンブリの
内腔の周囲を画成する円筒形の部材であることを特徴と
する請求項1記載の医用電気リード。 - 【請求項4】 前記電極に近接させて配設したモノリシ
ック・コントロールド・リリース・デバイスを更に備え
ていることを特徴とする請求項1記載の医用電気リー
ド。 - 【請求項5】 前記電極が、空腔寸法が0.5〜100
ミクロンの焼結形成した多孔質白金材料で製作した電極
であることを特徴とする請求項1記載の医用電気リー
ド。 - 【請求項6】 前記電極の前記多孔質白金材料の表面に
更に電気メッキによって白金黒を形成してあることを特
徴とする請求項5記載の医用電気リード。 - 【請求項7】 前記電極の近傍に薬剤を投与する薬剤投
与手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の医用電
気リード。 - 【請求項8】 前記薬剤が抗炎症剤であることを特徴と
する請求項7記載の医用電気リード。 - 【請求項9】 前記薬剤がデキサメタゾン・リン酸のナ
トリウム塩であることを特徴とする請求項7記載の医用
電気リード。 - 【請求項10】 前記薬剤投与手段が、絶縁性の前記棘
枝アセンブリの内部の前記電極の近傍に配設した、水溶
性の薬剤を含浸させた透水性ポリマー製の部材から成る
ことを特徴とする請求項7記載の医用電気リード。 - 【請求項11】 前記電極の露出面の形状が略々半球形
状であることを特徴とする請求項1記載の医用電気リー
ド。 - 【請求項12】 前記電極が、白金、パラジウム、チタ
ン、タンタル、ロジウム、イリジウム、カーボン、ガラ
ス質カーボン、ないしはそれら金属系ないし非金属系の
導電性材料の合金、酸化物、ないし窒化物を主成分とす
る材料から成る部類中から選択した、多孔質の金属系な
いし非金属系の導電性材料で製作した電極であることを
特徴とする請求項1記載の医用電気リード。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US08/319,190 US5562723A (en) | 1994-10-06 | 1994-10-06 | Medical electrical lead having a reinforced tine assembly |
US319190 | 1994-10-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08229137A true JPH08229137A (ja) | 1996-09-10 |
JP2801163B2 JP2801163B2 (ja) | 1998-09-21 |
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ID=23241228
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JP7258927A Expired - Fee Related JP2801163B2 (ja) | 1994-10-06 | 1995-10-05 | 棘枝アセンブリを補強した医用電気リード |
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---|---|
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EP (1) | EP0706807B1 (ja) |
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AU (1) | AU673126B2 (ja) |
CA (1) | CA2159948C (ja) |
DE (1) | DE69525125T2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7571012B2 (en) | 2000-11-14 | 2009-08-04 | Cochlear Limited | Apparatus for delivery of pharmaceuticals to the cochlea |
US8133215B2 (en) | 2007-08-13 | 2012-03-13 | Cochlear Limited | Independently-manufactured drug delivery module and corresponding receptacle in an implantable medical device |
US8515560B2 (en) | 2002-11-29 | 2013-08-20 | Cochlear Limited | Medical implant drug delivery device |
US8617097B2 (en) | 2010-05-24 | 2013-12-31 | Cochlear Limited | Drug-delivery accessory for an implantable medical device |
US9089450B2 (en) | 2000-11-14 | 2015-07-28 | Cochlear Limited | Implantatable component having an accessible lumen and a drug release capsule for introduction into same |
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AU6953300A (en) | 1999-07-07 | 2001-01-22 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Endocardial electrode assembly having conductive fixation features |
US6999819B2 (en) | 2001-08-31 | 2006-02-14 | Medtronic, Inc. | Implantable medical electrical stimulation lead fixation method and apparatus |
US7013181B2 (en) * | 2002-12-23 | 2006-03-14 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Coronary vein lead having combination fixation features with lumen restriction and method therefor |
WO2005009531A1 (en) * | 2003-07-23 | 2005-02-03 | University Hospitals Of Cleveland | Mapping probe system for neuromuscular electrical stimulation apparatus |
US20060124466A1 (en) * | 2004-12-09 | 2006-06-15 | Scimed Life Systems, Inc. | Method and apparatus for coating a medical device by electroplating |
AU2009318023A1 (en) * | 2008-11-20 | 2011-07-07 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Overmolded components for implantable medical leads and related methods |
US8527067B2 (en) * | 2009-12-30 | 2013-09-03 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Tapered drug-eluting collar for a medical electrical lead |
US10112045B2 (en) | 2010-12-29 | 2018-10-30 | Medtronic, Inc. | Implantable medical device fixation |
US9775982B2 (en) | 2010-12-29 | 2017-10-03 | Medtronic, Inc. | Implantable medical device fixation |
US9717421B2 (en) | 2012-03-26 | 2017-08-01 | Medtronic, Inc. | Implantable medical device delivery catheter with tether |
US9833625B2 (en) | 2012-03-26 | 2017-12-05 | Medtronic, Inc. | Implantable medical device delivery with inner and outer sheaths |
US9220906B2 (en) | 2012-03-26 | 2015-12-29 | Medtronic, Inc. | Tethered implantable medical device deployment |
US9854982B2 (en) | 2012-03-26 | 2018-01-02 | Medtronic, Inc. | Implantable medical device deployment within a vessel |
US9339197B2 (en) | 2012-03-26 | 2016-05-17 | Medtronic, Inc. | Intravascular implantable medical device introduction |
US10485435B2 (en) | 2012-03-26 | 2019-11-26 | Medtronic, Inc. | Pass-through implantable medical device delivery catheter with removeable distal tip |
US10071243B2 (en) | 2013-07-31 | 2018-09-11 | Medtronic, Inc. | Fixation for implantable medical devices |
US10842993B2 (en) | 2013-08-16 | 2020-11-24 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Leadless cardiac pacing devices |
ES2666373T3 (es) | 2013-08-16 | 2018-05-04 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Dispositivos de administración para dispositivos cardiacos sin cables |
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US9480850B2 (en) | 2013-08-16 | 2016-11-01 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Leadless cardiac pacemaker and retrieval device |
US10722723B2 (en) | 2013-08-16 | 2020-07-28 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Delivery devices and methods for leadless cardiac devices |
RU2661754C2 (ru) | 2013-08-16 | 2018-07-19 | Кардиак Пейсмейкерз, Инк. | Устройства кардиостимуляции без проводов |
WO2015023474A1 (en) | 2013-08-16 | 2015-02-19 | Cardiac Pacemakers, Inc. | Leadless cardiac pacemaker and retrieval device |
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CN106456968B (zh) | 2014-04-29 | 2018-11-30 | 心脏起搏器股份公司 | 具有取回特征的无引线心脏起搏器 |
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1994
- 1994-10-06 US US08/319,190 patent/US5562723A/en not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-09-19 AU AU31764/95A patent/AU673126B2/en not_active Ceased
- 1995-09-25 EP EP95306736A patent/EP0706807B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1995-09-25 DE DE69525125T patent/DE69525125T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1995-10-05 CA CA002159948A patent/CA2159948C/en not_active Expired - Fee Related
- 1995-10-05 JP JP7258927A patent/JP2801163B2/ja not_active Expired - Fee Related
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US9089450B2 (en) | 2000-11-14 | 2015-07-28 | Cochlear Limited | Implantatable component having an accessible lumen and a drug release capsule for introduction into same |
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US8617097B2 (en) | 2010-05-24 | 2013-12-31 | Cochlear Limited | Drug-delivery accessory for an implantable medical device |
US9101732B2 (en) | 2010-05-24 | 2015-08-11 | Cochlear Limited | Drug-delivery accessory for an implantable medical device |
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