JPH08227388A - システム分析装置 - Google Patents

システム分析装置

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JPH08227388A
JPH08227388A JP7032198A JP3219895A JPH08227388A JP H08227388 A JPH08227388 A JP H08227388A JP 7032198 A JP7032198 A JP 7032198A JP 3219895 A JP3219895 A JP 3219895A JP H08227388 A JPH08227388 A JP H08227388A
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JP
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JP7032198A
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English (en)
Inventor
Junichi Yokosato
純一 横里
Satoshi Shiba
諭 芝
Hiroto Nagahisa
宏人 長久
Fumio Ogawa
文男 小川
Tetsuyuki Tobiyama
哲幸 飛山
Hiroshi Horikawa
博史 堀川
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムのデータに特別に手を加えずに、個
々のアプリケーション毎に競合状態を含めて処理の様子
を表示するシステム分析装置を得ることを目的とする。 【構成】 パケット取り込み手段によりネットワークか
ら取り込んだ通信パケットの内容からサーバ・アプリケ
ーションとクライアント・アプリケーションの組毎にラ
ベルで対応付けするパケット対応付け手段と、この対応
付けたパケット毎に前パケットとの時間を計算する処理
時間計算手段と、この記処理時間計算結果を、サーバま
たはクライアント間の処理の時間関係を含めて時間軸を
基に表示するタイムチャート表示手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ネットワーク中のパ
ケット・データを読み込み、サーバに要求している各ク
ライアントのアプリケーションの挙動を分析するシステ
ム分析装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ネットワークにおけるアプリケー
ションの挙動を観察しようとすると、アプリケーション
にテスト用のデータを記入し、このデータに注目してサ
ーバ等でデータを分析することが行われてきた。また、
ネットワーク中のパケットに注目する方法としては、例
えばLANアナライザが知られている。図10は、特開
昭63ー99654号公報のローカルエリアネットワー
クアナライザの構成を示す図である。図において、11
1は通信路の同軸ケーブル、112は入力部のトランシ
ーバ、115はフィルタ、116は受信信号処理部、1
17はデータ記憶部、20はパケット間隔計測部、12
3はパケット数カウンタ、124は主制御部である。
【0003】上記構成のネットワークアナライザの動作
を説明する。通信路からのデータは、フィルタ115に
より解析に必要なパケットだけが選択的に通過し、受信
信号処理部116でクロック信号から各パケットの長さ
である時間の計測もなされる。またパケット間の時間間
隔もパケット時間間隔計測部120で行われる。これら
のデータから、主制御部124はパケット数とパケット
長の関係、パケット間隔とパケット数など、ネットワー
クの負荷率をはじめ、ネットワークの状態を解析する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように従来のネ
ットワーク分析装置では、システムの試験のために特別
のデータを用意したり、ネットワークの大きな単位での
負荷分析しかできなかった。LAN上で通信を行いなが
ら処理を行っているクライアントやサーバの個々のアプ
リケーション毎の実行の様子を分析することができない
という課題があった。
【0005】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたもので、システムのデータに特別に手を加えず
に、個々のアプリケーション毎に競合状態を含めて処理
の様子を表示するシステム分析装置を得ることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係るシステム
分析装置は、パケット取り込み手段によりネットワーク
から取り込んだ通信パケットの内容からサーバ・アプリ
ケーションとクライアント・アプリケーションの組毎に
ラベルで対応付けするパケット対応付け手段と、この対
応付けたパケット毎に前パケットとの時間を計算する処
理時間計算手段と、この記処理時間計算結果を、サーバ
またはクライアント間の処理の時間関係を含めて時間軸
を基に表示するタイムチャート表示手段とを備えた。
【0007】また更に基本構成に加え、予め同一集合と
登録された処理を記憶する処理集合パターン登録手段を
備え、また処理時間計算手段は、受信した通信パケット
に対して上記登録された同一集合と判定されたパケット
の最初を起動時間相当とし、最後のパケットを終了時間
相当として計算するようにした。
【0008】また更に、予め同一集合と登録された処理
パターンに対して処理回数を累計する処理集合パターン
処理回数累計手段を付加した。
【0009】また更に基本構成に加え、予め登録された
処理を記憶する標準処理パターン記憶手段と、上記記憶
した標準処理と入力の通信パケット中の処理とを照合す
る標準パターン照合手段を備えた。
【0010】また更に基本構成に加え、処理時間計算手
段は時間計算結果を記憶し、また比較指示に対して記憶
している同一処理の処理時間を比較するタイムチャート
比較手段を備えた。
【0011】
【作用】この発明によるシステム分析装置は、ネットワ
ークから取り込まれた通信パケットの内容が解析され、
サーバとクライアントの組み合わせによる個々のアプリ
ケーション毎に通信パケットが分類され、この分類され
たラベル毎に更に処理内容が解析され、アプリケーショ
ン毎にその処理時間が時間軸相当対応で表示される。
【0012】また更に、処理として同一のものを集合と
して登録しておくと、その集合単位で大きなかたまりと
してアプリケーション毎に処理時間が表示される。
【0013】また更に、処理として同一のものを集合と
して登録しておくと、その集合単位で登録処理回数がカ
ウントされる。
【0014】また更に、予め登録された標準処理と異な
る処理がデータ中にあれば、照合手段により検出され
る。
【0015】また更に、予め指定された処理の結果が記
憶され、必要に応じてこれらの同一処理の記憶データま
たは現データが比較表示される。
【0016】
【実施例】
実施例1.図1はこの発明の実施例であるシステム分析
装置の構成を示す図である。図1において、1はネット
ワークである。2はパケット取り込み手段であり、ネッ
トワークに外乱を与えずにネットワーク1に流れるパケ
ットを取り込み、ひとつ前のパケットを取り込んだ時刻
から当該パケットを取り込む迄の時間(オフセット時
間)を添付する。これはネットワーク上の任意の一点に
モニタポイントを設けてここを流れるパケットをコピー
して取り込む。3は取り込んだデータを蓄積しておくデ
ータバッファである。4はこのパケットデータを蓄積す
る記憶装置である。5は収集されたパケットからパケッ
トデータを装置内に読み込むパケットデータファイル読
み込み手段である。6は読み込まれたパケットデータを
プログラム内の構造体データに変更するパケット内容抽
出手段である。
【0017】以下は本発明の重要な構成要素である。即
ち、7は各パケットの抽出されたヘッダ情報から送信
先、送信元、コネクション番号等を参照して、サーバと
クライアントプロセスの対によってアプリケーション毎
にラベリングを行なうパケット対応付け手段である。こ
こで、分析装置を使用するシステムでは、サーバアプリ
ケーションの動作している計算機のアドレスとクライア
ントアプリケーションの動作している計算機のアドレス
をあらかじめ登録アドレス20に登録しておく。8は各
パケットに付加されている取り込み時間を利用して、7
でラベリングされたラベル毎に前パケット到着時からの
差分時間を計算する処理時間計算手段であり、計算結果
を9の記憶装置に処理時間計算結果として蓄積する。1
0のタイムチャート表示手段は各サーバ、クライアント
のペア毎に計算されたサーバ待ち時間とクライアント処
理時間を用いて時間軸を使用するか、もしくは到着パケ
ット順に付けられるフレーム番号軸を使用して計算時間
を積み上げたタイムチャートのグラフを作成する。この
グラフには測定中同時にサーバプログラムに対して処理
を要求しているクライアントの数だけ存在する。今後タ
イムチャートの説明に対しては時間軸を使用するものを
サンプルとして説明をおこなう。
【0018】次に本実施例の構成の装置の動作説明を行
なう。コンピュータを繋ぐネットワークから、利用者は
パケット取り込み手段2を用いて、ネットワーク上を流
れているパケットの内、サーバプログラムが動作してい
るコンピュータが送受信するパケットを、ネットワーク
には何らの外乱を与えず、単にコピーしてシステム中に
取り込む。取り込まれたパケットをデータバッファ3で
一時的に保持する。データバッファ3に蓄積されたデー
タはパケットデータ4の蓄積装置に、例えば、操作者が
コマンドを入力するタイミングで蓄積される。このタイ
ミングはデータバッファが溢れそうになった時や、取り
込み終了時である。パケットデータファイル読み込み手
段5を使用して、パケットデータをシステム内の変数P
iと対応した形で読み込まれる。変数Pi対応で取り込
まれたフォーマットでパケットが読み込まれるが、添字
iはi番目に取り込まれたパケットであることを示す。
読み込んだPi対応パケットを、パケット内容抽出手段
6によってパケット情報構造体変数Ci対応にして読み
込む。Ciの内容は、フレーム番号i、P(i−1)の
パケットを取り込んだ時刻からPiのパケットを取り込
むまでの差分時間、パケットのヘッダ部より入手できる
送信先アドレス、送信元アドレス、送信先コネクション
番号、送信元コネクション番号、パケットのデータ部等
である。パケットのデータ部には一般にそのパケットの
内容を意味するコマンド番号が含まれているので、その
コマンド番号も抽出し、構造体データに入れてもよい。
添字iはi番目に取り込まれたパケットであることを示
し、Pの添字と対応付けられる。図2に構造体変数の例
を示す。
【0019】パケット対応付け手段7の動作フローを図
3に示す。パケット対応付け手段7によってパケットは
サーバアプリケーションとクライアントアプリケーショ
ンの組によりラベル付される。パケット情報Ciは通信
を行なっているサーバアプリケーションとクライアント
アプリケーションの組によってラベル付けされる。この
ラベルはサーバアプリケーションの計算機アドレス、ク
ライアントアプリケーションの計算機アドレス、サーバ
アプリケーションのコネクション番号、クライアントア
プリケーションのコネクション番号の組毎に1つ作成さ
れる。ここで計算機アドレスは計算機を一意に決定し、
コネクション番号はその計算機内で動いているプロセス
を一意に決定するものである。ステップS1で、この組
合せが初めて出てきたパケットに関しては新しいラベル
を作成し、主メモリ上に、登録しておく。ステップS3
で通常、パケット対応付け手段はこの登録されているラ
ベル情報を検索することで、そこに登録されているラベ
ルと一致したパケットに対しては、ステップS4でその
ラベルをつけ、一致するラベルが存在しない場合には、
ステップS5で新しいラベルをつける。ステップS6
で、付けられたラベルはパケット情報CiのLabel
に記録しておく。またこの時点で、条件を付加すること
によって(図3−ステップS2)、その条件にあったパ
ケットについてはラベル付けの対象外にすることができ
る。例えば、ステップS2でパケットのデータ部の長さ
が0であるパケットや、あるプロトコルのパケットをラ
ベル付けの対象外に設定を行なうことができる。
【0020】処理時間計算手段8のフローを図4、図5
に示す。図5は図4のステップS14aの判断処理の部
分を詳細に説明した図である。クライアントは要求の開
始パケットを送信しはじめるとサーバの返答を待つ状態
に入る。したがって、クライアントが稼働している時間
はサーバから以前の要求に対する返答の最終パケットが
到着し、クライアントから次の要求開始パケットが送出
されるまでである。処理時間計算手段10はパケット情
報CiがステップS11で入力されると、ステップS1
2で同一ラベルCiの前パケットを検索する。ステップ
S13で、同一ラベルCi中の最も近い時期に受け取っ
たパケットの取り込んだ時刻からの通算差分時間を計算
する。更にステップS14aで、ラベルCiのパケット
が、いまクライアント処理中かサーバ待ちかを判断す
る。即ち、S141のパケット方向の検出、S142の
パケット内容の検出及びS143又はS144のオフセ
ット時間の計算を行う。更にステップS14bでサーバ
待ちか否かを聞き、サーバ待ち時間と判断された場合に
はS15でDirectionにサーバ待ち時間と書き
込む。クライアント処理時間と判断された場合にはDi
rectionにクライアント処理時間と書き込みを行
なう。ステップS17で通算差分時間を書き込み、ステ
ップS18で次のパケットを探しに行く。これによりク
ライアント・サーバプログラムのクライアント処理時
間、サーバ待ち時間の計算ができる。計算された結果は
パケット情報CiのLabel Diff Timeに
格納され、Ciは処理時間計算結果9に蓄積される。ま
たパケット情報Ciはタイムチャート表示手段10に送
信される。
【0021】タイムチャート表示手段10動作のフロー
を図6に示す。タイムチャート表示手段10はパケット
情報CiがステップS21で入力されると、ステップS
22で既にタイムチャート表示手段が取り込んだラベル
であるかどうかをチェックする。もし既に取り込み済み
だとステップS23で表示する時間対応の長さをのば
し、未だ取り込んでいないとステップS24で新規にチ
ャートを作成する。このように時間軸を基に表示すると
判り易くなる。ステップS25でそのチャートの処理内
容を書き込み、ステップS26で次のパケットを探しに
行く。計算中のタイムチャートは直接処理時間計算手段
からパケット情報を受けとり表示を行なうことができ、
過去に蓄積したパケット情報を処理時間計算結果から読
み出すことによって表示することもできる。タイムチャ
ートは各クライアントプログラム数だけの本数が描画さ
れる。パケット情報Ciのクライアントアプリケーショ
ン側のアドレスとコネクション番号を見出し部分に表示
する。このタイムチャートの例を図7、図8に示す。図
7は時間軸を、図8はフレーム番号軸を使用したタイム
チャートの例である。こうして、サーバで行っている各
クライアントからの依頼された処理の処理時間の相互の
関係と、各処理時間とが同時に直観的に判る。ここでそ
のデータ部のコマンド番号の種類をコマンドデータ21
に登録しておくことによって、タイムチャートと同時に
そのサーバ待ち時間がどのような処理をサーバプログラ
ムに要求しているかを表示することがきる。この内容は
例えばデータベースアプリケーションであればConn
ect,Compile,Excecute,Disc
onnect等の内容がこれに当たる。図7では各クラ
イアントアプリケーションから処理A、処理B、処理
C、処理Dの要求をうけて、サーバアプリケーションが
処理を行ない、結果を返すような処理の場合のタイムチ
ャートの例を図示している。これにより、例えば内部的
な実行方法が未知であるようなサーバアプリケーション
に対して複数のクライアントから同時実行の要求を発生
させるような実験を行うことによって、複数要求同時実
行時のサーバアプリケーションの挙動を観察することが
でき、システム分析の支援を行うことができる。
【0022】実施例2.似た処理を同一集合としてまと
め、時間軸をもっと長い時間として表示する例を説明す
る。図1において、12はパケット情報Cの集合を15
の処理集合パターンに登録することができる処理集合パ
ターン登録手段である。13は登録された処理集合パタ
ーンと、抽出された中の1ラベルを構成する部分である
パケット情報Cを照合する。次に実施例2の構成の装置
の動作の説明を行なう。実施例1において説明した方法
により作成されたパケット情報Cにおいて、そのコマン
ド番号の順序付け集合や、例えばSQLサーバアプリケ
ーションがデータベースサーバの場合にはSQL文の順
序付け集合とその送信方向(クライアントからサーバも
しくはサーバからクライアント)を処理集合パターン登
録手段12を用いて登録集合パターン15に利用者があ
らかじめ登録を行なっておく。即ち、パケット情報C中
の処理A、処理B、処理C、及び処理Dは同一の集合処
理Aであると処理集合パターン登録手段12が登録処理
集合パターン記録部15にテーブルとして登録してお
く。こうしておいて、図6の表示動作フローにおいて、
登録データが存在すると、ステップS22で、タイムチ
ャート表示手段10で表示を行なう際に、タイムチャー
トを構成する各パケット情報Cは登録集合処理パターン
と照合され、一致した場合にはその登録集合処理パター
ンと同一と認識される。
【0023】処理集合パターンへの登録は、クライアン
トからサーバへの通信要求のみや、サーバからクライア
ントへの通信のみでも登録を行なうことができる。この
ような登録を行なった場合には、処理集合パターン照合
手段は登録されている向きの通信パケットのみの照合を
行なう。クライアントからサーバへのパケットのみの登
録を行なったような場合、照合相手のパケットはクライ
アントからサーバへのパケットのみを処理集合パターン
と照合する。この登録パターン名をタイムチャート表示
手段10に送信して、タイムチャートに表示することに
よって、タイムチャートの階層的表現を行なうことがで
きる。図9はその同一集合を登録し、集合処理として表
示させた例と、これを細分化し階層表示をさせた例を示
す図である。例えばデータベースシステムの場合にはS
QL文を4文登録しておき、これを1組の処理集合パタ
ーンとする。パケットCの時間iにおいて受信され、ま
た比較対象でもあるパケット情報Ciは、その4文の先
頭のSQL文と比較される。同一だった場合、2番目の
SQL文と同じラベルである時間的に次のパケット情報
が比較される。登録されている4つのSQL文と同一の
SQL文がパケット情報列に続けて出てきた場合にはそ
れを処理集合パターンと同一と見なし、処理集合パター
ンの名称で置き換えて図9(a)のように表示を行な
う。階層的表現は図9(b)に示すように、照合された
登録名称で複数のCを集合処理として一まとめに表示し
ておき、その集合名を指定することにより、その下の処
理単位であるC単位のより詳細な情報を表示することが
できる。
【0024】実施例3.次に実施例3として同一集合と
して登録した処理毎の頻度を把握する装置の説明を行な
う。図1において、16は処理集合パターン毎に照合さ
れた登録パターンの回数の累計を行ない、14の処理集
合パターン回数累計データに記録する処理集合パターン
処理回数累計手段である。実施例3において、処理集合
パターン照合手段によって照合された処理集合を、処理
集合パターン処理回数累計手段16を使用することによ
って、照合パターンと照合されたパターンの出現回数を
数え、その回数データを処理集合パターン累積回数デー
タに登録する。これにより、登録した処理パターンの使
用頻度を表示することができる。
【0025】実施例4.次に実施例4として標準外処理
を検出する装置の説明を行なう。図1において、18は
19の標準集合処理パターンとパケット情報Ciを比較
することにより、標準集合処理パターンと一致しないパ
ターンを選別する標準パターン照合手段である。例えば
照合手段18が、図3のステップS3、または図6のス
テップS22で照合することにし、予め登録された処理
とは異る要求処理を検出すると、タイムチャート表示手
段10に通知して、表示を行う。本実施例の標準処理の
登録は、処理集合パターン登録手段12により、標準集
合処理パターン記憶部19に標準パターンの登録を行な
える。例えば標準集合処理パターンに正常に動作してい
るアプリケーションのサーバ要求の登録を行なっておく
ことにより、それに合致しないパターンが生じた場合に
はアプリケーションにエラーが生じていることを表示す
ることができる。また、登録してあるパターンと比較し
てサーバ待ち時間が大きいものを表示させることもでき
る。これは標準パターンに各サーバ待ち時間、クライア
ント処理時間の最大値を指定しておき、これとパケット
情報を照合し、一致しているパケット情報列の中に、サ
ーバ待ち時間、クライアント処理時間の最大値を1つで
も越えているものがあれば表示する。
【0026】実施例5.実施例5として同一処理の時間
軸に対する処理の進行を記憶しておき、これらを比較表
示する装置の説明を行う。図1において、11はタイム
チャート比較手段であり、システム分析装置を使用して
それまでにタイムチャートを作成した処理毎の結果同
士、または蓄積されている結果と現在処理を行なった結
果である、例えばサーバ待ち時間、クライアント処理時
間、照合された処理集合パターン等の比較を行なう。も
っと正確には、操作者から比較表示を指定された特定の
処理に対し、記憶されている処理時間計算結果9から、
同一の情報Cを取り出してタイムチャート表示手段10
に送り表示をさせる。実施例1に説明した方法によって
作成されたCiにおいて、タイムチャート比較手段11
では指定された複数のタイムチャートの比較を行なう。
例えば同一の要求に対するサーバ待ち時間を指定した場
合には、あるタイムチャートのサーバ待ち時間を指定す
ると画面上の同一要求のタイムチャートの色が変化す
る、もしくは点滅して表示され、同一要求であることが
示される。またその応答時間の相違も数字で表示され
る。これにより、測定したデータと他のデータとの比較
が容易に行なえる。図10に測定したデータを既に登録
されているパターン1、2と比較している様子を示す。
ここでは同一アプリケーションの3番目の要求Cを指定
することによって、登録パターンの同一要求の色を変更
することによって表示している。また、比較パターンを
中心とした応答時間比率の表示も行なっている。
【0027】実施例6.次に実施例6としてネットワー
クからバッファリングなしにデータを取り込む装置の説
明を行なう。図1において、17はパケット取り込み手
段がパケットを取り込んで記憶させておくデータバッフ
ァ3から直接パケット情報を読み込むことによって、解
析処理をオンラインで行なうオンラインパケット読み込
み手段である。実施例1で説明したパケットデータファ
イル読み込み手段5に代えて、オンラインパケット読み
込手段17を備え、パケット取り込み手段によって一定
時間毎に取り込み、取り込まれたパケットデータをリア
ルタイムでタイムチャートに表示する。これにより例え
ば実行中のシステムのタイムチャートをリアルタイムに
表示することができる。
【0028】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、パケッ
ト対応付け手段と処理時間計算手段とタイムチャート表
示手段を備えたので、アプリケーションに変更を加え
ず、システムに余分な負荷をかけることなく、ネットワ
ーククライアントサーバ型の通信を監視して、処理時間
の時間関係が直観的で判り易いタイムチャートを作成で
きる効果がある。
【0029】また更に、処理集合登録手段を備え、また
処理集合の時間をまとめるようにしたので、登録した処
理集合を用いることにより、パケット要求レベルでのみ
表示されていたタイムチャートを集合で階層的に表示で
き、分析ターゲットの検索を容易にできる効果がある。
【0030】また更に、上記登録処理集合パターン処理
回数累積手段を備えたので、そのクライアント・サーバ
システムで行なわれている業務の個々の頻度を知ること
ができ、システム分析の重要な情報が得られる効果があ
る。
【0031】また更に、標準パターン照合手段を備えた
ので、登録したパターンと異なる動作を検出し、警告で
きる効果がある。
【0032】また更に、タイムチャート比較手段を備え
たので、いくつかの記憶データ等を同時に表示し、その
要求の内容の比較や対応づけができるため、比較実験等
で、多数の要求の中から対応比較すべき対応要求を容易
に見つけることができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例であるシステム分析装置の
全体構成図である。
【図2】 パケット情報Ciの構造を示した図である。
【図3】 実施例1におけるパケット対応付け手段の動
作フローチャート図である。
【図4】 実施例1における処理時間計算手段の動作フ
ローチャートの例を示した図である。
【図5】 図4の差分時間の種類を調べる動作を示す詳
細フロー図である。
【図6】 実施例1におけるタイムチャート表示手段の
動作フローチャート図である。
【図7】 実施例1の装置で作成されたタイムチャート
の例を示した図である。
【図8】 実施例1の装置で作成されたタイムチャート
の例を示した図である。
【図9】 実施例2の集合処理表示の例と中に含まれる
処理群を階層的に表示した例を示す図である。
【図10】 実施例5のタイムチャート比較手段による
処理の比較表示の例を示した図である。
【図11】 従来のローカルエリアネットワークアナラ
イザの構成のブロック図である。
【符号の説明】
1 ネットワーク、2 パケット取り込み手段、3 デ
ータバッファ、4 パケットデータ記憶部、5 パケッ
トデータファイル読み込み手段、6 パケット内容抽出
手段、7 パケット対応付け手段、8 処理時間計算手
段、9 処理時間計算結果記憶部、10 タイムチャー
ト表示手段、11 タイムチャート比較手段、12 処
理集合パターン登録手段、13 処理集合パターン照合
手段、14 処理集合パターン回数累計データ記憶部、
15 処理集合パターン記憶部、16 処理集合パター
ン処理回数累計手段、17 オンラインパケット読み込
み手段、18 標準パターン照合手段、19 標準処理
集合パターン記憶部、20登録アドレス記憶部、21
コマンドデータ記憶部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小川 文男 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 情報システム製作所内 (72)発明者 飛山 哲幸 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 情報システム製作所内 (72)発明者 堀川 博史 鎌倉市上町屋325番地 三菱電機株式会社 情報システム製作所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パケット取り込み手段によりネットワー
    クから取り込んだ通信パケットの内容からサーバ・アプ
    リケーションとクライアント・アプリケーションの組毎
    にラベルで対応付けするパケット対応付け手段と、 上記対応付けたパケット毎に前パケットとの時間を計算
    する処理時間計算手段と、 上記処理時間計算結果を、上記サーバまたはクライアン
    ト間の処理の時間関係を含めて時間軸を基に表示するタ
    イムチャート表示手段を備えたシステム分析装置。
  2. 【請求項2】 また更に、予め同一集合と登録された処
    理を記憶する処理集合パターン登録手段を備え、また処
    理時間計算手段は、受信した通信パケットに対して上記
    登録された同一集合と判定されたパケットの最初を起動
    時間相当とし、最後のパケットを終了時間相当とするこ
    とを特徴とする請求項1記載のシステム分析装置。
  3. 【請求項3】 また更に、予め同一集合と登録された処
    理パターンに対して処理回数を累計する処理集合パター
    ン処理回数累計手段を備えたことを特徴とする請求項2
    記載のシステム分析装置。
  4. 【請求項4】 また更に、予め登録された処理を記憶す
    る標準処理パターン記憶手段と、上記記憶した標準処理
    と入力の通信パケット中の処理とを照合する標準パター
    ン照合手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のシ
    ステム分析装置。
  5. 【請求項5】 また更に、処理時間計算手段は時間計算
    結果を記憶し、また比較指示に対して記憶している同一
    処理の処理時間を比較するタイムチャート比較手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載のシステム分析装
    置。
JP7032198A 1995-02-21 1995-02-21 システム分析装置 Abandoned JPH08227388A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7032198A JPH08227388A (ja) 1995-02-21 1995-02-21 システム分析装置

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