JPH08224426A - 不溶性粒子の負荷された充填層フィルターの湿式浄化方法及び装置 - Google Patents
不溶性粒子の負荷された充填層フィルターの湿式浄化方法及び装置Info
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- JPH08224426A JPH08224426A JP7234360A JP23436095A JPH08224426A JP H08224426 A JPH08224426 A JP H08224426A JP 7234360 A JP7234360 A JP 7234360A JP 23436095 A JP23436095 A JP 23436095A JP H08224426 A JPH08224426 A JP H08224426A
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/30—Particle separators, e.g. dust precipitators, using loose filtering material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D46/00—Filters or filtering processes specially modified for separating dispersed particles from gases or vapours
- B01D46/66—Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter
- B01D46/79—Regeneration of the filtering material or filter elements inside the filter by liquid process
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- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不溶性粒子の負荷された充填層フィルターの
湿式浄化方法及び装置 【解決手段】 充填性濾材の1個以上の層から成る、不
溶性粒子の負荷された充填層フィルターを、被浄化廃ガ
ス流が上から下へ通過され、洗浄水がそこで濾材に接触
される篩状底部で湿式浄化する方法において、前記の層
に洗浄水を充満させると同時に各層の底部から充填層中
にガスを吹込む。該装置は、室(4)が洗浄水(9)に
よって充満可能であり;篩状底部(5)の下部のガス集
合室(6)には、ガスがそれによって吹込まれる分配ノ
ズル(11)が取付けえられており;同様に底部(5)
のガス集合室(6)の領域には、室(4)の壁に浄化ガ
ス導出用の開口(12)が存在していることから成る。 【効果】 液体中に不溶の析出粒子を除去できる。
湿式浄化方法及び装置 【解決手段】 充填性濾材の1個以上の層から成る、不
溶性粒子の負荷された充填層フィルターを、被浄化廃ガ
ス流が上から下へ通過され、洗浄水がそこで濾材に接触
される篩状底部で湿式浄化する方法において、前記の層
に洗浄水を充満させると同時に各層の底部から充填層中
にガスを吹込む。該装置は、室(4)が洗浄水(9)に
よって充満可能であり;篩状底部(5)の下部のガス集
合室(6)には、ガスがそれによって吹込まれる分配ノ
ズル(11)が取付けえられており;同様に底部(5)
のガス集合室(6)の領域には、室(4)の壁に浄化ガ
ス導出用の開口(12)が存在していることから成る。 【効果】 液体中に不溶の析出粒子を除去できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、充填性濾材の1個
以上の層から成る、不溶性粒子の負荷された充填層フィ
ルターを、被浄化廃ガス流が上から下へ通過され、洗浄
水がそこで濾材に接触される篩状底部で湿式浄化する方
法に関する。
以上の層から成る、不溶性粒子の負荷された充填層フィ
ルターを、被浄化廃ガス流が上から下へ通過され、洗浄
水がそこで濾材に接触される篩状底部で湿式浄化する方
法に関する。
【0002】該方法は、一般には排気流又は廃ガス流か
らの粒子の析出、特に液体中に不溶の粒子の析出の際の
充填層フィルターの連続操作に関する。この場合、連続
的操作の前提は浄化である、つまり析出された物質を濾
材から分離することである。この濾材は通常種々の粒度
及び物質組成を有する粒状物(Granulat)から
なる。
らの粒子の析出、特に液体中に不溶の粒子の析出の際の
充填層フィルターの連続操作に関する。この場合、連続
的操作の前提は浄化である、つまり析出された物質を濾
材から分離することである。この濾材は通常種々の粒度
及び物質組成を有する粒状物(Granulat)から
なる。
【0003】
【従来の技術】ドイツ国特許第4127746号明細書
からは、篩状底部上の充填性濾材の1個以上から成る、
可溶性粒子の負荷された充填層フィルターの方法が公知
であるが、この場合には洗浄水は濾材上に噴霧される。
これによって可溶性粒子は充填層中で溶解され、洗浄液
と一緒に除去される。しかしこの方法は不溶性粒子の析
出の場合には使用できない、つまり析出された物質、と
りわけダストは浄化され難い。この結果、フィルターの
許されない差圧増大(Differenzdrucke
rhoehung)もしくは閉鎖が起こる。従って前記
の湿式浄化は可溶性粒子の場合しか使用できない。しか
し多くの場合高い不溶性成分を含む混合エーロゾルが析
出され、浄化されねばならない。
からは、篩状底部上の充填性濾材の1個以上から成る、
可溶性粒子の負荷された充填層フィルターの方法が公知
であるが、この場合には洗浄水は濾材上に噴霧される。
これによって可溶性粒子は充填層中で溶解され、洗浄液
と一緒に除去される。しかしこの方法は不溶性粒子の析
出の場合には使用できない、つまり析出された物質、と
りわけダストは浄化され難い。この結果、フィルターの
許されない差圧増大(Differenzdrucke
rhoehung)もしくは閉鎖が起こる。従って前記
の湿式浄化は可溶性粒子の場合しか使用できない。しか
し多くの場合高い不溶性成分を含む混合エーロゾルが析
出され、浄化されねばならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、フィ
ルター層に析出された、液体中に不溶の析出粒子を湿式
浄化することを可能にする方法を提供することである。
ルター層に析出された、液体中に不溶の析出粒子を湿式
浄化することを可能にする方法を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は冒頭記載の種類の方法において、フィルタ
ー層に個々それ自体で又は一緒に洗浄水を充満させ、こ
の充満と同時に各層の底部から充填層にガス、例えば空
気を吹込むことを特徴とする方法、また本発明の他の思
想によれば、前記の充満及び吹込みの後又は同時に、そ
れによってフィルター層の充填材料から洗浄水で分離さ
れた不溶性粒子を、充填層の底部から洗浄水と一緒に取
出すことを特徴とする方法を提案する。さらに有利に
は、数個の層の場合には、その都度順次に、1個の層だ
けを充満させ、ガスの吹込みによって浄化し、他方残り
の層には引続き被浄化ガス流を通過させる。
に、本発明は冒頭記載の種類の方法において、フィルタ
ー層に個々それ自体で又は一緒に洗浄水を充満させ、こ
の充満と同時に各層の底部から充填層にガス、例えば空
気を吹込むことを特徴とする方法、また本発明の他の思
想によれば、前記の充満及び吹込みの後又は同時に、そ
れによってフィルター層の充填材料から洗浄水で分離さ
れた不溶性粒子を、充填層の底部から洗浄水と一緒に取
出すことを特徴とする方法を提案する。さらに有利に
は、数個の層の場合には、その都度順次に、1個の層だ
けを充満させ、ガスの吹込みによって浄化し、他方残り
の層には引続き被浄化ガス流を通過させる。
【0006】また本発明は、 a) ケーシングが上から流動の行われる層の数に応じ
て並列している室に分割されており、 b) 各室はケーシング高さよりも低い高さの2個の側
壁を有しており、 c) 室の2個の側壁の間に篩状底部が存在していて、
これらの底部上には上から下へ被浄化ガスが通過する充
填材料が存在しておりかつ同底部の下には浄化ガス用ガ
ス集合室が存在しており、 d) 各層の充填材料の上部に洗浄水の供給管が設けら
れており、 e) ケーシングの底部は洗浄水の収集タンクとして形
成されている ことから成る、ケーシングにおける連続的に接続された
充填材料の1個以上の層を用いて前記の方法を実施する
ための装置において、 f) 個々の室が供給管から導入された洗浄水によって
個々それ自体で又は一緒に、ケーシングの層の上方に配
置されている溢流管に達するまで充満可能であり、 g) 各室の中もしくは下の篩状底部のガス集合室に
は、空気又は充填材料のそれぞれの層を通過する他のガ
スがそれによって吹込まれる各1個の分配ノズル1)が
取付けえられており、 h) 同様に篩状底部の下部のガス集合室の領域には、
室の壁に各層についてそれぞれ1個の、浄化ガスを排気
導管に導出する開口が存在している ことから成ることを特徴とする前記装置を提案する。
て並列している室に分割されており、 b) 各室はケーシング高さよりも低い高さの2個の側
壁を有しており、 c) 室の2個の側壁の間に篩状底部が存在していて、
これらの底部上には上から下へ被浄化ガスが通過する充
填材料が存在しておりかつ同底部の下には浄化ガス用ガ
ス集合室が存在しており、 d) 各層の充填材料の上部に洗浄水の供給管が設けら
れており、 e) ケーシングの底部は洗浄水の収集タンクとして形
成されている ことから成る、ケーシングにおける連続的に接続された
充填材料の1個以上の層を用いて前記の方法を実施する
ための装置において、 f) 個々の室が供給管から導入された洗浄水によって
個々それ自体で又は一緒に、ケーシングの層の上方に配
置されている溢流管に達するまで充満可能であり、 g) 各室の中もしくは下の篩状底部のガス集合室に
は、空気又は充填材料のそれぞれの層を通過する他のガ
スがそれによって吹込まれる各1個の分配ノズル1)が
取付けえられており、 h) 同様に篩状底部の下部のガス集合室の領域には、
室の壁に各層についてそれぞれ1個の、浄化ガスを排気
導管に導出する開口が存在している ことから成ることを特徴とする前記装置を提案する。
【0007】また本発明は、さらに、 i) 各室の下の収集タンクの下部には、それぞれ1個
の遮断可能の洗浄水流出導管が接続していて、共通の沈
殿槽に通ずる、という特徴も有している。
の遮断可能の洗浄水流出導管が接続していて、共通の沈
殿槽に通ずる、という特徴も有している。
【0008】従って本発明は、有利には充填層の湿式浄
化の際の不溶性ダストの除去を可能にする。従って湿式
浄化の利点は不溶性ダストの存在する場合にも利用され
うる。
化の際の不溶性ダストの除去を可能にする。従って湿式
浄化の利点は不溶性ダストの存在する場合にも利用され
うる。
【0009】本発明の他の詳細な点は、図1により以下
に詳述する。
に詳述する。
【0010】被浄化ガスが上から下へ流過する充填層1
はケーシング2の中に収容されており、例えば室4中の
5個の個別層1′に分割されている。ケーシング2は被
浄化ガスもしくは給気の接続管13及び浄化ガスもしく
は排気の接続管(排気導管)14を有する。両接続管1
3及び14はケーシング2の上部に存在しており、被浄
化ガスの個別層1′へのガス移送は上から下へと行われ
る。個々の層1′は側壁3によって相互に分離されてお
り、室4の側壁3はケーシング2の高さよりも低い高さ
を有している。従ってケーシング2は層1′の数に応じ
て並列する室4に分割されており、個々の層1′は上か
ら流動される。室4のそれぞれ2個の側壁3の間には篩
状底部5が存在しており、これらの底部上には被浄化ガ
スが上から下へ流過される層1′の充填材料が存在して
おりかつ同底部の下には浄化ガスのガス集合室6があ
り、この際ケーシング2及び各室4の底部は洗浄液の収
集タンク7として形成されている。
はケーシング2の中に収容されており、例えば室4中の
5個の個別層1′に分割されている。ケーシング2は被
浄化ガスもしくは給気の接続管13及び浄化ガスもしく
は排気の接続管(排気導管)14を有する。両接続管1
3及び14はケーシング2の上部に存在しており、被浄
化ガスの個別層1′へのガス移送は上から下へと行われ
る。個々の層1′は側壁3によって相互に分離されてお
り、室4の側壁3はケーシング2の高さよりも低い高さ
を有している。従ってケーシング2は層1′の数に応じ
て並列する室4に分割されており、個々の層1′は上か
ら流動される。室4のそれぞれ2個の側壁3の間には篩
状底部5が存在しており、これらの底部上には被浄化ガ
スが上から下へ流過される層1′の充填材料が存在して
おりかつ同底部の下には浄化ガスのガス集合室6があ
り、この際ケーシング2及び各室4の底部は洗浄液の収
集タンク7として形成されている。
【0011】各層1′の充填材料の上部には洗浄水の供
給管8が取付けられており、これによって側壁3の間の
個々の室4が、供給管8から導入された洗浄水によって
個々それ自体で又は一緒に、層1′の上方のケーシング
2内に又は同ケーシングに接して配置されている溢流管
10まで充満可能である。図面では中央の層1′は充満
状態として図示してある。
給管8が取付けられており、これによって側壁3の間の
個々の室4が、供給管8から導入された洗浄水によって
個々それ自体で又は一緒に、層1′の上方のケーシング
2内に又は同ケーシングに接して配置されている溢流管
10まで充満可能である。図面では中央の層1′は充満
状態として図示してある。
【0012】各室4の中もしくは下の篩状底部5の下部
のガス集合室6には分配ノズル11が取付けられてい
て、これらのノズルによって空気又は他のガスが充填材
料の層(1′)の下から洗浄液9中に吹込まれうる。同
様に底部5の下部のガス集合室6の領域には室4の壁に
各層1′について各1個の、浄化ガスを共通の排気導管
14に導出するための開口12が存在している。
のガス集合室6には分配ノズル11が取付けられてい
て、これらのノズルによって空気又は他のガスが充填材
料の層(1′)の下から洗浄液9中に吹込まれうる。同
様に底部5の下部のガス集合室6の領域には室4の壁に
各層1′について各1個の、浄化ガスを共通の排気導管
14に導出するための開口12が存在している。
【0013】各室4の下部の収集タンク7には、洗浄液
9のための遮断可能の流出導管15が接続していて、共
通の沈殿層16に通じている。この沈殿層から帰り管1
7が供給管8に通じており、この帰り管によって洗浄液
9は循環されうる。
9のための遮断可能の流出導管15が接続していて、共
通の沈殿層16に通じている。この沈殿層から帰り管1
7が供給管8に通じており、この帰り管によって洗浄液
9は循環されうる。
【0014】浄化ガスは充填層1′の下部のガス集合室
(6)に集められ、同室の側面から排気開口12を介し
て導出されかつ管路18によって共通の排気導管14に
供給される。ガス集合室6はその最下部では、流出導管
15及び閉鎖弁19を有する漏斗として形成されてい
る。
(6)に集められ、同室の側面から排気開口12を介し
て導出されかつ管路18によって共通の排気導管14に
供給される。ガス集合室6はその最下部では、流出導管
15及び閉鎖弁19を有する漏斗として形成されてい
る。
【0015】充填層で析出された粒子は濾過差圧(Fi
lterdifferenzdruck)の増大をもた
らす。設定された最大値では個別層1′の閉鎖弁19が
閉じられ、同時に個別層が洗浄液9によって溢流管10
に達するまで満たされる(図1の中央の充填層1′を参
照)。洗浄液はその都度の排気開口12を閉鎖するの
で、廃ガスは当該部分層をもはや流通せず、廃ガス流は
残りの部分層に分配される。次に分配ノズル11によっ
て空気が下から洗浄液9で満たされた充填層1中に吹込
まれる。上昇する空気は充填層の不規則な激しい運動を
起こし、これによって粒状物に堆積された粒子が分離さ
れ、洗浄液中で沈降する。所定の時間後に弁19が開か
れると、洗浄液及び分離された粒子が沈降層16中に流
出する。洗浄液が流出してしまうと、その都度洗浄され
た充填層1′は再びガス浄化のために使用される。
lterdifferenzdruck)の増大をもた
らす。設定された最大値では個別層1′の閉鎖弁19が
閉じられ、同時に個別層が洗浄液9によって溢流管10
に達するまで満たされる(図1の中央の充填層1′を参
照)。洗浄液はその都度の排気開口12を閉鎖するの
で、廃ガスは当該部分層をもはや流通せず、廃ガス流は
残りの部分層に分配される。次に分配ノズル11によっ
て空気が下から洗浄液9で満たされた充填層1中に吹込
まれる。上昇する空気は充填層の不規則な激しい運動を
起こし、これによって粒状物に堆積された粒子が分離さ
れ、洗浄液中で沈降する。所定の時間後に弁19が開か
れると、洗浄液及び分離された粒子が沈降層16中に流
出する。洗浄液が流出してしまうと、その都度洗浄され
た充填層1′は再びガス浄化のために使用される。
【0016】前記の工程はすべての部分充填層1′にお
いて交互に行われるので、全濾過差圧は一定に保たれ
る。沈殿槽に集められた液体及び除去されたダストは十
分に分離される。それというのも粒子は液体中で重力に
よって下に沈降するので、液体は再浄化のために再使用
されうるからである。粒子はスラッジとして別個に取り
出し、別の処理にかける。
いて交互に行われるので、全濾過差圧は一定に保たれ
る。沈殿槽に集められた液体及び除去されたダストは十
分に分離される。それというのも粒子は液体中で重力に
よって下に沈降するので、液体は再浄化のために再使用
されうるからである。粒子はスラッジとして別個に取り
出し、別の処理にかける。
【図1】本発明方法を実施するためのフィルター装置の
横断面図である。
横断面図である。
1、1′ 充填層 2 ケーシング 3 側壁 4 室 5 篩状底部 6 ガス集合室 7 収集タンク 8 供給管 9 洗浄液 10 溢流管 11 分配ノズル 12 開口 14 排気導管 15 流出導管 16 沈降槽
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アンドルゼイ ヒミーレフスキー ポーランド国 ワルシャワ チャルノモル スカ 17エム.373
Claims (5)
- 【請求項1】 充填性濾材の1個以上の層から成る、不
溶性粒子の負荷された充填層フィルターを、被浄化廃ガ
ス流が上から下へ通過され、洗浄水がそこで濾材に接触
される篩状底部で湿式浄化するに当たり、前記の層に個
々それ自体で又は一緒に洗浄水を充満させ、この充満と
同時に各層の底部から充填層中ににガスを吹込むことを
特徴とする、不溶性粒子の負荷された充填層フィルター
の湿式浄化方法。 - 【請求項2】 前記の充満及び吹込みの後又は同時に、
それによってフィルター層の充填材料から洗浄水で分離
された不溶性粒子を、充填層の底部から洗浄水と一緒に
取出す、請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 数個の層の場合には、その都度順次に、
1個の層だけを充満させ、ガスの吹込みによって浄化し
かつ残りの層には引続き被浄化ガス流を通過させる、請
求項1又は2記載の方法。 - 【請求項4】a) ケーシング(2)が上から流動の行
われる層(1′)の数に応じて並列している室(4)に
分割されており、層(1′)が上から流動され、 b) 各室(4)はケーシング高さよりも低い高さの2
個の側壁(3)を有しており、 c) 室(4)の2個の側壁(3)の間に篩状底部
(5)が存在していて、これらの底部上には上から下へ
被浄化ガスが通過する充填材料が存在しておりかつ同底
部の下には浄化ガス用ガス集合室(6)が存在してお
り、 d) 各層(1′)の充填材料の上部に洗浄水の供給管
(8)が設けられており、 e) ケーシング(2)の底部は洗浄水(9)の収集タ
ンク(7)として形成されている ことから成る、ケーシングにおける連続的に接続された
充填材料の1個以上の層を用いて請求項1又は2記載の
方法を実施するための装置において、 f) 個々の室(4)が供給管(8)から導入された洗
浄水によって個々それ自体で又は一緒に、層(1′)の
上方のケーシング(2)内に配置されている溢流管(1
0)に達するまで充満可能であり、 g) 各室(4)の中もしくは下の篩状底部(5)の下
部のガス集合室(6)には、空気又は充填材料のそれぞ
れの層(1′)を通過する他のガスがそれによって吹込
まれる各1個の分配ノズル(11)が取付けえられてお
り、 h) 同様に底部(5)の下部のガス集合室(6)の領
域には、室(4)の壁に各層(1′)についてそれぞれ
1個の、浄化ガスを排気導管(14)に導出する開口
(12)が存在している ことを特徴とする、請求項1又は2記載の方法を実施す
るための装置。 - 【請求項5】 さらに、i) 各室(4)の下の収集タ
ンク(7)の下部には、それぞれ1個の遮断可能の洗浄
水流出導管(15)が接続していて、共通の沈殿槽(1
6)に通ずる、という特徴を有する請求項4記載の装
置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4432995.4 | 1994-09-16 | ||
DE4432995A DE4432995C1 (de) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | Verfahren und Vorrichtung zur Naßabreinigung von mit unlöslichen Partikeln beladenen Schüttschichtfiltern |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08224426A true JPH08224426A (ja) | 1996-09-03 |
Family
ID=6528371
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7234360A Pending JPH08224426A (ja) | 1994-09-16 | 1995-09-12 | 不溶性粒子の負荷された充填層フィルターの湿式浄化方法及び装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0701853B1 (ja) |
JP (1) | JPH08224426A (ja) |
DE (2) | DE4432995C1 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE230585C (ja) * | ||||
CH394126A (de) * | 1962-09-18 | 1965-06-30 | Vobag Ag Fuer Vorgespannten Be | Filteranlage |
US4083703A (en) * | 1973-07-30 | 1978-04-11 | Becker-Udwin, Inc. | Processing of gas streams |
DE4127746A1 (de) * | 1991-08-22 | 1993-02-25 | Kernforschungsz Karlsruhe | Verfahren zum abreinigen von mit loeslichen partikeln beladenen schuettschichtfiltern |
-
1994
- 1994-09-16 DE DE4432995A patent/DE4432995C1/de not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-07-20 DE DE59505636T patent/DE59505636D1/de not_active Expired - Fee Related
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