JPH08223836A - 永久磁石付回転子の製造方法 - Google Patents

永久磁石付回転子の製造方法

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JPH08223836A
JPH08223836A JP7019553A JP1955395A JPH08223836A JP H08223836 A JPH08223836 A JP H08223836A JP 7019553 A JP7019553 A JP 7019553A JP 1955395 A JP1955395 A JP 1955395A JP H08223836 A JPH08223836 A JP H08223836A
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田 正 信 竹
Shunichi Tetsui
井 俊 一 鐡
Yasumasa Mizuno
野 康 正 水
Hirotaka Yamamoto
本 弘 孝 山
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    • H02K1/06Details of the magnetic circuit characterised by the shape, form or construction
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    • H02K1/274Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets
    • H02K1/2753Inner rotors the magnetisation axis of the magnets being perpendicular to the rotor axis the rotor consisting of two or more circumferentially positioned magnets the rotor consisting of magnets or groups of magnets arranged with alternating polarity
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Abstract

(57)【要約】 永久磁石付回転子の製造方法 【目的】回転子鉄心に簡易な方法で永久磁石を固定する
とともにその外周に巻回する半硬化樹脂含浸糸の端末を
簡易処理する。 【構成】回転子鉄板を位置合わせして積層する積層工程
と、外側面に一定間隔に翼片を多数植立した端板を、回
転子鉄心の軸方向の両端に配置し、この端板と回転子鉄
心を両側よりボルトとナットを挿入して挟着固定する組
立工程と、前記回転子鉄心の外周面に複数個の円弧状永
久磁石を両端板間に一定間隔で配置して界磁鉄心を形成
する磁石組込工程と、半硬化樹脂を含浸させた極細ガラ
ス糸の先端を前記端板外側面に突設した突起にクランプ
し、前記永久磁石の外周面上に蜜に隙間なく巻回して極
細ガラス糸によって前記永久磁石の外周面を被覆してな
る巻回工程と、この極細ガラス糸で被覆された界磁鉄心
全体を加熱して外周面を融着して硬化する融着硬化工程
とからなる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、永久磁石式発電機の回
転子鉄心に係り、特に、回転子鉄心の外周回り複数個の
永久磁石を固定する永久磁石付回転子の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】永久磁石式発電機の永久磁石を外周に配
置した永久磁石付回転子は、外周側に配置した永久磁石
の位置決め、保持、固定方法において簡易化が従来より
課題となっていた。その固定方法としては永久磁石に接
着剤を使用して接着する方法か、回転子の外周に永久磁
石を配置して、その外周上を前記永久磁石の幅と同じ幅
の半硬化樹脂含浸したガラステープ等で数回重ねて巻い
たり、永久磁石の幅より細い幅のテープ、例えば、布テ
ープをハーフラップ巻きしたりして固定する方法などが
行われていた。また、永久磁石を配設したのち、全体を
合成樹脂によってモールドすることも行われている。し
かし、近年は電動モータなどの回転機は高速化されてき
ているので、回転子の遠心力が大きくなり、この永久磁
石の保持と固定に関して強度が問題となってきた。更
に、性能面において回転子と固定子との間隙が重要であ
る。特に、回転軸方向の磁石の位置ずれも発電効率に影
響していた。
【0003】例えば、特開昭60ー46757号公報に
は回転子を形成する界磁鉄心と磁石とを接着剤等で接着
固定し、その外周側をバインドテープで巻回し、このバ
インドテープの樹脂分を加熱硬化し、そのバインドテー
プ面を切削研磨して表面にワニスを塗布して平滑にした
回転子が提案されているいるが、両端板のエンドリング
の外周を当初、仕上げ面より高く形成し、加熱溶融後に
その表面を研磨して切削し、平滑にする工程を必要とし
ていた。また、実開平5ー43751号公報には界磁鉄
心を積層し、その外周面側に磁石を配置したのち、この
界磁鉄心の両側に端板を配置し、この端板によって積層
した界磁鉄心を強固に挟着するため複数のカシメピンで
固着し、これらの外周面金属性のバインド線を巻回し、
このバインド線の末端を両側端板の前記カシメピンにク
ランプする固定方法が提案されている。更に、特公平6
ー87636号公報に記載される発明は、弓形永久磁石
を界磁鉄心の外周面に配設し、両側端板に樹脂注入孔を
設け、前記永久磁石の境界部分に溝を形成し、これら溝
部分を覆うように粘着テープを巻いて境界溝を塞ぎ、次
に、これらの外側を半硬化樹脂含浸テープを巻回すると
ともに前記端板の樹脂注入孔より前記溝内に樹脂を充填
して、全体を加熱して永久磁石付回転子の製造方法であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の永
久磁石付回転子の半硬化樹脂含浸テープを巻回するに際
して回転子鉄心と永久磁石との間隙を極力狭くすること
が、この種の発電機の最大の問題点の技術とされてき
た。外周面に取り付けた永久磁石が回転の遠心力にも耐
え、温度的にも永年変化にも耐えることができるテーピ
ング材料を必要としてきた。近年新材料の開発により、
半硬化樹脂含浸テープが用いられるようになっている。
しかしながらこのこのような幅広い半硬化樹脂含浸テー
プを界磁鉄心に巻回するのには、スパイラル状に巻くこ
とが普通であり、この場合、この半硬化樹脂含浸テープ
の末端のクランプ処理が問題であった。また、前記実開
平5ー43751号公報に記載される考案においてはバ
インド線の巻回したのち界磁鉄心の挟着度合いをカシメ
ピンが緩るめられてバインド線の先端を捲着してカシメ
ピンを再度締める必要があった。
【0005】更に、従来の半硬化樹脂含浸テープは巻回
後に回転子全体を乾燥炉内で加熱処理して硬化させてい
るが、このような加熱では樹脂の粘度低下により融着に
際して垂れ下がり、表面を切削仕上げをしなければ品質
が好ましいものではなかった。また、回転子の表面の仕
上りの均一性と量産性が製造面での重要な課題であっ
た。この発明はこのような煩雑な固定方法を改善し、半
硬化樹脂含浸の極細糸を巻回し、硬化した後の表面仕上
げ処理などを必要としない簡易な方法による永久磁石付
回転子の製造方法を提供するものである。この発明の他
の目的は、回転子鉄心の外周面に永久磁石を配設したの
ち、その外周に巻回した半硬化樹脂含浸極細強化糸の端
末処理を簡単な方法で固着することができる永久磁石付
回転子の製造方法を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、回転子鉄心
の外周上に複数個の永久磁石を固定し、この両端を端板
で挟着固定してなる永久磁石付回転子の製造方法におい
て、複数の回転子鉄板を積層してなる回転子鉄心の外周
面上に円弧状の永久磁石を所定間隔で配置した後、前記
端板の一部に、半硬化樹脂を含浸した極細強化糸の先端
を固着し、この極細強化糸を前記永久磁石の外表面に隙
間なく蜜に巻回し、この極細強化糸表面を加熱硬化させ
て、表面に薄膜を形成して前記永久磁石を固定すること
によって前記目的は達成できる。また、この発明の目的
は、回転子鉄板を位置合わせして積層して回転子鉄心を
形成する積層工程と、外側面に一定間隔に翼片を多数植
立した端板を、積層した前記回転子鉄心の軸方向の両端
に配置し、この端板および前記回転子鉄心のボルト貫通
孔にボルトを嵌挿するとともにこれらの軸孔に回転軸を
貫通し、両側よりボルトとナットにより端板を挟着固定
する組立工程と、前記回転子鉄心の外周面に複数個の円
弧状の永久磁石を両端板間に一定間隔で配置して界磁鉄
心を形成する磁石組込工程と、半硬化樹脂を含浸させた
極細強化糸の先端を前記端板外側面に突設した突起に固
着し、この極細強化糸を前記永久磁石の外周面上に蜜に
隙間なく、張力を付与しながら巻回する巻回工程と、こ
の極細強化糸で被覆された表面を加熱して融着して硬化
する融着硬化工程とからなる永久磁石付回転子の製造方
法によっても達成できる。
【0007】その他、外側面に翼片を備えた前記端板の
内側面の周縁に係合組手を突出せしめ、この係合組手を
対向させて回転子鉄心の軸方向両側から挟み、両係合組
手の噛合部を噛合して端板を固定することによっても前
記目的は達成することができる。特に、前記端板の内側
周縁に前記永久磁石を固定する突起を多数配列し、永久
磁石を組込固定することによっても前記目的は達成でき
る。
【0008】
【作用】この発明の永久磁石付回転子の製造方法は、回
転子鉄板を積層した後、円弧状永久磁石をその外周面に
配置し、その外周面に、半硬化樹脂を含浸させた極細強
化糸を整列せしめて蜜に隙間無く巻回してあるので、そ
の表面を加熱融着することにより表面が滑らかな樹脂膜
が形成される。そのため永久磁石の固定が安定する。ま
た、両側端板の外側面に多数の翼片を一体的に抽出成形
によって形成し、積層した回転子鉄心の両端面に、前記
端板を配設し、ボルト等の締具で回転子鉄心を挟着固定
し、この回転子鉄心の外周面と両端板間との囲周空間に
永久磁石を配置して界磁鉄心を形成し、その永久磁石の
外周面側に、先端部を端板の突起にクランプした半硬化
樹脂を含浸させた極細強化糸を蜜に隙間なく巻回して永
久磁石を固定し、この被覆形成された極細強化糸を融着
硬化して永久磁石付回転子を製造することができるの
で、従来のような幅の広いテープなどと異なり、表面を
滑らかにすることができ、切削等の表面仕上げ工程を必
要としない。
【0009】更に、極細強化糸を外周面に巻回するから
従来の幅のあるテープに比較して末端処理が簡易であ
り、巻き付け張力が小さい。巻付け幅は巻数で容易に調
整が可能である。全体に整列巻きによって厚さが一定に
できる。しかも、翼片を備えた端板を使用するのでこの
端板以外に冷却用ファンを取付配置する必要がない。ま
た、この端板によって積層した回転子鉄心の外周面に永
久磁石がボルト、ナット等の端板の固定とともに一体的
に固着することができ、しかもその外周面に半硬化樹脂
を含浸せしめた極細強化糸をスパイラル状に整列巻きす
ることになるから隙間を生じることなく蜜に巻回するこ
とができ、乾燥炉内で加熱硬化したとき表面は滑らかに
硬化し、強度的にも安定した品質が得られ、量産し易い
製造方法となる。
【0010】
【実施例】以下、図面に沿って、この発明による実施例
について説明する。図1はこの発明の永久磁石付回転子
の製造方法のフローチャートである。図2はこの発明の
製造方法によって製造された一実施例の永久磁石付回転
子の斜視図である。図3は図2の永久磁石付回転子の製
造方法における極細強化糸の巻回方法を示す斜視図であ
る。図4は図2の永久磁石付回転子の極細強化糸を巻回
前状態の要部拡大図で、(A)は平面図、(B)は断面
図である。図5はこの発明の製造方法における極細強化
糸端末の係止方法の一実施例の拡大説明図で、(A)は
要部拡大斜視図,(B)は係止部の拡大断面図である。
図6は極細強化糸端末の係止方法の他の実施例の要部拡
大説明図で、(A)は要部拡大斜視図,(B)は要部拡
大断面図である。図7はこの発明の永久磁石付回転子に
実施された回転子鉄板の正面図である。
【0011】この発明の永久磁石付回転子の製造方法に
よって製造される永久磁石付回転子の実施例について説
明する。外周面に台形状の溝3a,3a・・を穿設し、
固定用のボルト貫通孔3b,3b・・および中心部に軸
孔を穿設してある回転子鉄板3を積層し、この積重した
回転子鉄板3の軸方向の両端側に端板4,4を当接し、
この積層した回転子鉄板3の外周面に弓形状の永久磁石
2を配置して回転子本体1とした。この端板4は、外側
面に所定間隔で多数の翼片4a,4a・・を植立し、そ
の周縁部の一部に係止部材5を突設してある。この係止
部材5はネジ棒やナイロン性ファスナである。また、こ
の端板4の内側面の外周縁に多数の突起11,11・・
を突設して一体的に抽出成形されている。
【0012】この永久磁石2は周知のフェライト等の焼
結合金によって製造されているので、非常に脆く、金属
粉等を磁力により吸着し易いから取扱に注意を要する。
6は両側端板4,4の内側面に突設した係合組手で、そ
の先端部分に噛合部7が形成してある。この係合組手6
は両者を係合することによって両端板4,4の間に回転
子鉄板3を強固に挟持する。この係合組手6の噛合部7
を係合して固定し、ボルト8とナット等で両端板4,4
を固定したのち、半硬化樹脂を含浸した非磁性体の極細
強化糸としてガラス繊維糸10を使用し、このガラス繊
維糸10の先端を前記端板4の係止部材5に巻回してク
ランプし、このガラス繊維糸10を前記永久磁石2の外
周に隙間なく密に巻回する。この端板4の係止部材5は
図5Bに示すように端板4の一部に穿った穴にナイロン
性ファスナーを差し込んだものでもよい。
【0013】この発明の永久磁石付回転子の製造方法を
説明する。図7に示される回転子鉄板3を所定枚数積重
して一定の厚さにし、その外周面に形成した台形状の溝
3a,3a・・に固定枠または端板3の内側に張り出し
た係合組手6,6・・の噛合部7,7・・を係合して固
定し、回転子鉄板3,3・・を挟着し、この両外側に翼
片4a付端板を配置して回転子鉄板3,3・・を組立
て、ボルト貫通孔3b、3b・・にボルト8を挿入して
ナット等で締めつけ固定する。 このようにして端板
4,4によって回転子鉄板3,3・・を一体に固定でき
る。この回転子鉄板3の外周面上で、端板4,4の間に
永久磁石2を押し込み、例えば、木ハンマなどで軽く打
ち込んで端板4,4の内側縁に植設した突起11,11
・・によって確実に保持固定する。
【0014】次に端板4の外側面に設けた係止部材5に
前記半硬化樹脂を含浸させたガラス繊維糸10の先端を
巻回して係止し、端板4の埋溝12に嵌合して永久磁石
2の外周面に蜜に巻回してその末端を前記係止部材5に
巻付け固定する。例えば、図5に示すように巻き始めに
ナイロン性ファスナーの係止部材5にガラス繊維糸10
を巻付け、端板4の外周に設けた埋溝12に嵌合した
後、永久磁石2,係合組手6の表面に図3に示すように
蜜に巻回し、前外周面を被覆したのち、このガラス繊維
糸10の末端を前記係止部材5に巻き付けることによっ
て固定し、加熱によって全体が強固に固着される。この
ガラス繊維糸10で被覆した回転子本体1の全体を乾燥
炉内に挿入して一定時間所定の温度にて加熱し、取り出
すことにより永久磁石2の表面に半硬化樹脂が溶融硬化
して薄膜の樹脂フイルムが形成され、ガラス繊維糸10
および全体が被覆されて永久磁石2が強固に固定保持す
ることができる。また、このときガラス繊維糸10の末
端は係止部材5に巻付いた状態で溶融して強固に固着さ
れる。これによって発電機等の回転子の高速回転によっ
ても全周および末端においても糸ほぐれなどの懸念は全
く無い。
【0015】ガラス繊維糸10の先端を端板4の係止部
材5に係止する方法は前記図4に示される方法に限定さ
れることなく、例えば、図6に示すように端板4と一体
に形成された係止部材5にガラス繊維糸10を巻付ける
ことによっても簡易に固定することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明の永久磁石付回転子の製造方法
によれば、界磁鉄心の外周面に配置した永久磁石の外周
面をガラス繊維糸等の半硬化樹脂を含浸した極細糸で巻
付け被覆し、加熱して永久磁石の外周面にフイルム状の
膜面を形成することになるので、表面を切削したり、バ
リ取り等の作業を必要とせず、滑らかな表面の回転子を
提供できるばかりでなく、永久磁石を強固に保持固定
し、固定子と回転子との間の隙間を極力狭くすることが
でき、高い効率の発電機が製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の永久磁石付回転子の製造方法のフロ
ーチャートである。
【図2】この発明の製造方法によって製造された一実施
例の永久磁石付回転子の斜視図である。
【図3】図2の永久磁石付回転子の製造方法における極
細強化糸の巻回方法を示す斜視図である。
【図4】図2の永久磁石付回転子の極細強化糸の巻回前
状態の要部拡大図で、(A)は平面図、(B)は断面図
である。
【図5】この発明の製造方法における極細強化糸端末の
係止方法の一実施例の拡大説明図で、(A)は要部拡大
斜視図,(B)は係止部の拡大断面図である。
【図6】極細強化糸端末の係止方法の他の実施例の要部
拡大説明図で、(A)は要部拡大斜視図,(B)は要部
拡大断面図である。
【図7】この発明の永久磁石付回転子に実施された回転
子鉄板の正面図である。
【符号の説明】
1 …回転子本体 2 …永久磁石 3 …回転子鉄板 4 …端板 4a…翼片 5 …係止部材 6 …係合組手 7 …噛合部 8 …ボルト 10 …ガラス繊維糸 11 …突起
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年3月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の永
久磁石付回転子の半硬化樹脂含浸テープを巻回するに際
して固定子鉄心と永久磁石との間隙を極力狭くすること
が、この種の発電機の最大の問題点の技術とされてき
た。外周面に取り付けた永久磁石が回転の遠心力にも耐
え、温度的にも永年変化にも耐えることができるテーピ
ング材料を必要としてきた。近年新材料の開発により、
半硬化樹脂含浸テープが用いられるようになっている。
しかしながらこのこのような幅広い半硬化樹脂含浸テー
プを界磁鉄心に巻回するのには、スパイラル状に巻くこ
とが普通であり、この場合、この半硬化樹脂含浸テープ
の末端のクランプ処理が問題であった。また、前記実開
平5ー43751号公報に記載される考案においてはバ
インド線の巻回したのち界磁鉄心の挟着度合いをカシメ
ピンが緩るめられてバインド線の先端を捲着してカシメ
ピンを再度締める必要があった。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、回転子鉄心
の外周上に複数個の永久磁石を固定し、この両端を端板
で挟着固定してなる永久磁石付回転子の製造方法におい
て、複数の回転子鉄板を積層してなる回転子鉄心の外周
面上に円弧状の永久磁石を所定間隔で配置した後、前記
端板の一部に、半硬化樹脂を含浸した極細強化糸の先端
を固着し、この極細強化糸を前記永久磁石の外表面に隙
間なくに巻回し、この極細強化糸表面を加熱硬化させ
て、表面に薄膜を形成して前記永久磁石を固定すること
によって前記目的は達成できる。また、この発明の目的
は、回転子鉄板を位置合わせして積層して回転子鉄心を
形成する積層工程と、外側面に一定間隔に翼片を多数植
立した端板を、積層した前記回転子鉄心の軸方向の両端
に配置し、この端板および前記回転子鉄心のボルト貫通
孔にボルトを嵌挿するとともにこれらの軸孔に回転軸を
貫通し、両側よりボルトとナットにより端板を挟着固定
する組立工程と、前記回転子鉄心の外周面に複数個の円
弧状の永久磁石を両端板間に一定間隔で配置して界磁鉄
心を形成する磁石組込工程と、半硬化樹脂を含浸させた
極細強化糸の先端を前記端板外側面に突設した突起に固
着し、この極細強化糸を前記永久磁石の外周面上に
隙間なく、張力を付与しながら巻回する巻回工程と、こ
の極細強化糸で被覆された表面を加熱して融着して硬化
する融着硬化工程とからなる永久磁石付回転子の製造方
法によっても達成できる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【作用】この発明の永久磁石付回転子の製造方法は、回
転子鉄板を積層した後、円弧状永久磁石をその外周面に
配置し、その外周面に、半硬化樹脂を含浸させた極細強
化糸を整列せしめてに隙間無く巻回してあるので、そ
の表面を加熱融着することにより表面が滑らかな樹脂膜
が形成される。そのため永久磁石の固定が安定する。ま
た、両側端板の外側面に多数の翼片を一体的に抽出成形
によって形成し、積層した回転子鉄心の両端面に、前記
端板を配設し、ボルト等の締具で回転子鉄心を挟着固定
し、この回転子鉄心の外周面と両端板間との囲周部分に
永久磁石を配置して界磁鉄心を形成し、その永久磁石の
外周面側に、先端部を端板の突起にクランプした半硬化
樹脂を含浸させた極細強化糸をに隙間なく巻回して永
久磁石を固定し、この被覆形成された極細強化糸を融着
硬化して永久磁石付回転子を製造することができるの
で、従来のような幅の広いテープなどと異なり、表面を
滑らかにすることができ、切削等の表面仕上げ工程を必
要としない。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】この発明の永久磁石付回転子の製造方法を
説明する。図7に示される回転子鉄板3を所定枚数積
して一定の厚さにし、その外周面に形成した台形状の溝
3a,3a・・に固定枠または端板3の内側に張り出し
た係合組手6,6・・の噛合部7,7・・を係合して固
定し、回転子鉄板3,3・・を挟着し、この両外側に翼
片4a付端板を配置して回転子鉄板3,3・・を組立
て、ボルト貫通孔3b、3b・・にボルト8を挿入して
ナット9で締めつけ固定する。 このようにして端板
4,4によって回転子鉄板3,3・・を一体に固定でき
る。この回転子鉄板3の外周面上で、端板4,4の間に
永久磁石2を押し込み、例えば、木ハンマなどで軽く打
ち込んで端板4,4の内側縁に植設した突起11,11
・・によって確実に保持固定する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】次に端板4の外側面に設けた係止部材5に
前記半硬化樹脂を含浸させたガラス繊維糸10の先端を
巻回して係止し、端板4の埋溝12に嵌合して永久磁石
2の外周面にに巻回してその末端を前記係止部材5に
巻付け固定する。例えば、図5に示すように巻き始めに
ナイロン性ファスナーの係止部材5にガラス繊維糸10
を巻付け、端板4の外周に設けた埋溝12に嵌合した
後、永久磁石2,係合組手6の表面に図3に示すように
に巻回し、前外周面を被覆したのち、このガラス繊維
糸10の末端を前記係止部材5に巻き付けることによっ
て固定し、加熱によって全体が強固に固着される。この
ガラス繊維糸10で被覆した回転子本体1の全体を乾燥
炉内に挿入して一定時間所定の温度にて加熱し、取り出
すことにより永久磁石2の表面に半硬化樹脂が溶融硬化
して薄膜の樹脂フイルムが形成され、ガラス繊維糸10
および全体が被覆されて永久磁石2が強固に固定保持す
ることができる。また、このときガラス繊維糸10の末
端は係止部材5に巻付いた状態で溶融して強固に固着さ
れる。これによって発電機等の回転子の高速回転によっ
ても全周および末端においても糸ほぐれなどの懸念は全
く無い。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【発明の効果】この発明の永久磁石付回転子の製造方法
によれば、界磁鉄心の外周面に配置した永久磁石の外周
面をガラス繊維糸等の半硬化樹脂を含浸した極細強化
で巻付け被覆し、加熱して永久磁石の外周面にフイルム
状の膜面を形成することになるので、表面を切削した
り、バリ取り等の作業を必要とせず、滑らかな表面の回
転子を提供できるばかりでなく、永久磁石を強固に保持
固定し、固定子と回転子との間の隙間を極力狭くするこ
とができ、高い効率の発電機が製造することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 本 弘 孝 埼玉県川越市芳野台2丁目8番65号 デン ヨー株 式会社 埼玉工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転子鉄心の外周上に複数個の永久磁石を
    固定し、この両端を端板で挟着固定してなる永久磁石付
    回転子の製造方法において、 複数の回転子鉄板を積層してなる回転子鉄心の外周面上
    に円弧状の永久磁石を所定間隔で配置した後、前記端板
    の一部に、半硬化樹脂を含浸した極細強化糸の先端を固
    着し、この極細強化糸を前記永久磁石の外表面に隙間な
    く蜜に巻回し、この極細強化糸表面を加熱硬化させて、
    表面に薄膜を形成して前記永久磁石を固定することを特
    徴とする永久磁石付回転子の製造方法。
  2. 【請求項2】回転子鉄板を位置合わせして積層して回転
    子鉄心を形成する積層工程と、 外側面に一定間隔に翼片を多数植立した端板を、積層し
    た前記回転子鉄心の軸方向の両端に配置し、この端板お
    よび前記回転子鉄心のボルト貫通孔にボルトを嵌挿する
    とともにこれらの軸孔に回転軸を貫通し、両側よりボル
    トとナットにより端板を挟着固定する組立工程と、 前記回転子鉄心の外周面に複数個の円弧状の永久磁石を
    両端板間に一定間隔で配置して界磁鉄心を形成する磁石
    組込工程と、 前記半硬化樹脂を含浸させた極細強化糸の先端を前記端
    板外側面に突設した突起に固着し、この極細強化糸を前
    記永久磁石の外周面上に蜜に隙間なく、張力を付与しな
    がら巻回する巻回工程と、 この極細強化糸で被覆された表面を加熱して融着して硬
    化する融着硬化工程と、からなることを特徴とする請求
    項1記載の永久磁石付回転子の製造方法。
  3. 【請求項3】前記端板の内面側の外周面に、先端に噛合
    部を形成した係合組手部を突出し、両側の端板の係合組
    手の噛合部を噛合させることにより前記回転子鉄心を両
    端面から端板で挟着固定することを特徴とする請求項1
    および2記載の永久磁石付回転子の製造方法。
  4. 【請求項4】内側面の周縁部に、前記永久磁石の側面を
    固定する突起を複数突出せしめ、内側面の周縁部に突設
    した前記係合組手および外側に突設した前記翼片などと
    共に一体的に形成した端板を前記回転子鉄心の両端に配
    置して挟着固定し、各端板内側の前記係合組手を相互に
    噛合させて前記回転子鉄心を固定し、両端板間に円弧状
    の前記永久磁石を組込み、この端板の外側面に突出させ
    た係止突起に先端をクランプした半硬化樹脂を含浸させ
    た極細強化糸を前記永久磁石および係合組手の外周面上
    に蜜に隙間なく張力を付与しながら巻回し、この界磁鉄
    心全体を加熱し、外表面の半硬化樹脂を融着して薄膜を
    形成せしめ、前記永久磁石を固定することを特徴とする
    請求項1および2記載の永久磁石付回転子の製造方法。
  5. 【請求項5】外側面に立設した翼片、内側に突設した突
    起および係合組手などを一体的に合成樹脂等で抽出成形
    して前記端板を形成したことを特徴とする請求項1およ
    び2記載の永久磁石付回転子の製造方法。
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