JPH082218B2 - 窒素利用による植物環境制御方法及び装置 - Google Patents
窒素利用による植物環境制御方法及び装置Info
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- JPH082218B2 JPH082218B2 JP63001575A JP157588A JPH082218B2 JP H082218 B2 JPH082218 B2 JP H082218B2 JP 63001575 A JP63001575 A JP 63001575A JP 157588 A JP157588 A JP 157588A JP H082218 B2 JPH082218 B2 JP H082218B2
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- JP
- Japan
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- house
- liquid nitrogen
- roof
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A40/00—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production
- Y02A40/10—Adaptation technologies in agriculture, forestry, livestock or agroalimentary production in agriculture
- Y02A40/25—Greenhouse technology, e.g. cooling systems therefor
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P60/00—Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
- Y02P60/14—Measures for saving energy, e.g. in green houses
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Greenhouses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 従来は植物を花芽分化させたり、植物の休眠を打破さ
せたり根を切り払った樹木に保存効果を高めたりするた
めに電気的、機械的にガスを間接的に熱交換させること
により気化熱を奪う方法に冷凍機、冷蔵庫を利用してい
た。
せたり根を切り払った樹木に保存効果を高めたりするた
めに電気的、機械的にガスを間接的に熱交換させること
により気化熱を奪う方法に冷凍機、冷蔵庫を利用してい
た。
本発明は従来のように冷凍機、冷蔵庫を用いることな
く、植物の花芽分化、休眠打破、根を切り払った樹木の
保温効果において、液体窒素自体の極低温利用による植
物の伸長ホルモン生成を制御する低温効果と、ハウス内
を窒素ガスにて充満させ、酸素量を減らし植物の呼吸作
用を抑制する呼吸抑制効果と、遮光により日照時間を調
整して短日状態にし植物の休眠ホルモン生成を制御する
短日効果等の相互の利点を組み合わせ活用する植物環境
制御方法及びその装置に関する。
く、植物の花芽分化、休眠打破、根を切り払った樹木の
保温効果において、液体窒素自体の極低温利用による植
物の伸長ホルモン生成を制御する低温効果と、ハウス内
を窒素ガスにて充満させ、酸素量を減らし植物の呼吸作
用を抑制する呼吸抑制効果と、遮光により日照時間を調
整して短日状態にし植物の休眠ホルモン生成を制御する
短日効果等の相互の利点を組み合わせ活用する植物環境
制御方法及びその装置に関する。
本発明の実施例を第1図に基づいて説明する。
壁部7に断熱材9として発泡スチロール板を取り付
け、ビニールハウスの骨組み6を利用し、屋根の上面に
化学被膜8を張設する。なお、屋根の上面に張設する化
学被膜の代わりにガラスを取り付けてもよい。そして前
記化学被膜8の上に遮光ネット10を取外し可能に張設す
る。このようにして構築したハウス内に植物を配置す
る。
け、ビニールハウスの骨組み6を利用し、屋根の上面に
化学被膜8を張設する。なお、屋根の上面に張設する化
学被膜の代わりにガラスを取り付けてもよい。そして前
記化学被膜8の上に遮光ネット10を取外し可能に張設す
る。このようにして構築したハウス内に植物を配置す
る。
またハウス内部には自動温度制御箱4、温度感温部5
を配置すると共に、液体窒素容器1とこの液体窒素容器
1の液体窒素を放出する放出弁2及びハウス内に液体窒
素を散布する散布管3を配置している。
を配置すると共に、液体窒素容器1とこの液体窒素容器
1の液体窒素を放出する放出弁2及びハウス内に液体窒
素を散布する散布管3を配置している。
このように構成したハウス内に液体窒素を散布する温
度を所定の温度に設定しておき、ハウス内に設置した温
度感温部5が前記設定温度を検出することにより放出弁
2が開き、液体窒素容器1に充填してある液体窒素を散
布管3を通してハウス内に散布する。この散布された液
体窒素の極低温効果を利用して植物の伸長ホルモンの生
成を制御することができる。
度を所定の温度に設定しておき、ハウス内に設置した温
度感温部5が前記設定温度を検出することにより放出弁
2が開き、液体窒素容器1に充填してある液体窒素を散
布管3を通してハウス内に散布する。この散布された液
体窒素の極低温効果を利用して植物の伸長ホルモンの生
成を制御することができる。
そして、前記液体窒素が窒素ガスとなりハウス内に充
満し、ハウス内に存在している酸素をハウス外部に押し
出し、酸素と入れ代わりハウス内の酸素量を極端に減少
させ、ハウス内の酸素量を減少状態に維持する。
満し、ハウス内に存在している酸素をハウス外部に押し
出し、酸素と入れ代わりハウス内の酸素量を極端に減少
させ、ハウス内の酸素量を減少状態に維持する。
このように、酸素量を減少状態にすることにより植物
の呼吸作用を抑制できると共に、従来の冷蔵冷凍庫によ
る方法より植物内のデンプンの酸化が少なくなるため植
物の疲労が軽減される。また遮光ネットを着脱すること
による遮光により日照時間を調整して短日状態にし、植
物の休眠ホルモンの生成を制御することができる。
の呼吸作用を抑制できると共に、従来の冷蔵冷凍庫によ
る方法より植物内のデンプンの酸化が少なくなるため植
物の疲労が軽減される。また遮光ネットを着脱すること
による遮光により日照時間を調整して短日状態にし、植
物の休眠ホルモンの生成を制御することができる。
このように、液体窒素による極低温効果の利用と酸素
量の減少状態や短日状態に制御することにより花芽分化
の際に形成される花芽数の増大につながり増収量となる
効果を有する。また根を切り払った樹木にとってハウス
内の窒素ガスの充満により酸素量が減少することが植物
の呼吸作用を抑制することになり保存効果が高まる。
量の減少状態や短日状態に制御することにより花芽分化
の際に形成される花芽数の増大につながり増収量となる
効果を有する。また根を切り払った樹木にとってハウス
内の窒素ガスの充満により酸素量が減少することが植物
の呼吸作用を抑制することになり保存効果が高まる。
第1図は本発明の装置の概要立体模式図。 1……液体窒素容器。2……放出弁、3……散布管、4
……自動温度制御箱 5……温度感温部、6……骨組、7……壁部、8……化
学被膜 9……断熱材、10……遮光ネット
……自動温度制御箱 5……温度感温部、6……骨組、7……壁部、8……化
学被膜 9……断熱材、10……遮光ネット
Claims (5)
- 【請求項1】壁部を断熱材で構成して屋根の上面を化学
被膜で張り、この化学被膜の上面に遮光ネットを取外し
可能に張設して構築したハウスの内部に、植物を置き、
ハウス内に液体窒素をノズルを通し噴射し、液体窒素の
極低温効果を利用しハウス内を設定温度に合わせて低温
状態にすると共に、液体窒素から変化した窒素ガスによ
りハウス内を充満させることを特徴とする植物環境制御
方法。 - 【請求項2】壁部を断熱材で構成して屋根の上面を化学
被膜で張り、この化学被膜の上面に遮光ネットを取外し
可能に張設して構築したハウスの内部に、植物を置き、
ハウス内に液体窒素をノズルを通し噴射し、ハウス内を
設定温度に合わせ変温させ人工的に薄霜を発生させると
共に、液体窒素が変化した窒素ガスによりハウス内を充
満させることを特徴とする植物環境制御方法。 - 【請求項3】前記屋根の上面をガラスで被覆した特許請
求の範囲第1項又は第2項記載の植物環境制御方法。 - 【請求項4】壁部を断熱材で構成して屋根の上面に化学
被膜を張設し、この化学被膜の上面に遮光ネットを取外
し可能に張設してハウスを形成し、このハウス内に温度
感温部を備えた自動温度制御装置と液体窒素容器と液体
窒素を放出する放出弁と液体窒素をハウス内に散布する
散布管とを備えた植物環境制御装置。 - 【請求項5】前記屋根の上面をガラスで被覆した特許請
求の範囲第4項記載の植物環境制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63001575A JPH082218B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 窒素利用による植物環境制御方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63001575A JPH082218B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 窒素利用による植物環境制御方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01179631A JPH01179631A (ja) | 1989-07-17 |
JPH082218B2 true JPH082218B2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=11505317
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63001575A Expired - Fee Related JPH082218B2 (ja) | 1988-01-07 | 1988-01-07 | 窒素利用による植物環境制御方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082218B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01118644U (ja) * | 1988-02-08 | 1989-08-10 | ||
JP2531563B2 (ja) * | 1992-07-03 | 1996-09-04 | 信之 高橋 | 植物育成環境制御方法 |
CN107367587B (zh) * | 2017-09-01 | 2018-03-16 | 安徽农业大学 | 一种小麦田间模拟综合增温试验装置 |
CN108934602B (zh) * | 2018-06-25 | 2020-08-14 | 安徽徽王农业有限公司 | 一种蓝莓种子快速繁殖可温控装置 |
CN115629630B (zh) * | 2022-12-13 | 2023-03-14 | 中国建筑设计研究院有限公司 | 一种多功能自动充放气大棚 |
-
1988
- 1988-01-07 JP JP63001575A patent/JPH082218B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01179631A (ja) | 1989-07-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |