JPH0821924A - 複数伝送路を有する複数ポート光部品 - Google Patents
複数伝送路を有する複数ポート光部品Info
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- JPH0821924A JPH0821924A JP6176019A JP17601994A JPH0821924A JP H0821924 A JPH0821924 A JP H0821924A JP 6176019 A JP6176019 A JP 6176019A JP 17601994 A JP17601994 A JP 17601994A JP H0821924 A JPH0821924 A JP H0821924A
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- Japan
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- fiber
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- optical component
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の伝送路に対して単一の光部品本体を用
いるだけで対応でき、大幅な部品点数の削減が可能で、
そのため実装時の占有面積が少なく、低背化が可能で、
且つ低廉化できるようにする。 【構成】 光サーキュレータ本体１０など、複数ポート
を備えた単一光部品本体の各ポートに、それぞれレンズ
アレイ２０と、そのレンズ部分と同一ピッチで光ファイ
バを配列したファイバアレイ３０を、それら全てが同一
平面内に位置するように配置する。光部品本体として
は、光サーキュレータの他、光アイソレータや光磁気ス
イッチなどでもよい。
いるだけで対応でき、大幅な部品点数の削減が可能で、
そのため実装時の占有面積が少なく、低背化が可能で、
且つ低廉化できるようにする。 【構成】 光サーキュレータ本体１０など、複数ポート
を備えた単一光部品本体の各ポートに、それぞれレンズ
アレイ２０と、そのレンズ部分と同一ピッチで光ファイ
バを配列したファイバアレイ３０を、それら全てが同一
平面内に位置するように配置する。光部品本体として
は、光サーキュレータの他、光アイソレータや光磁気ス
イッチなどでもよい。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、光部品本体の各ポート
に、それぞれ複数本の光伝送路を平面配置する構造の複
数ポート光部品に関するものである。この技術は、例え
ば各種の光通信用装置などに組み込む光アイソレータや
光サーキュレータ、光磁気スイッチなどに有用である。
に、それぞれ複数本の光伝送路を平面配置する構造の複
数ポート光部品に関するものである。この技術は、例え
ば各種の光通信用装置などに組み込む光アイソレータや
光サーキュレータ、光磁気スイッチなどに有用である。
【０００２】
【従来の技術】光サーキュレータを例にとって説明す
る。光サーキュレータ本体は、対向配置した２個の偏光
ビームスプリッタと、その間に配置したファラデー回転
子及び１／２波長板と、該ファラデー回転子に磁界を印
加する永久磁石とからなる。光サーキュレータ本体の各
ポートには、それぞれ１本の光ファイバを調芯（光軸及
び焦点等が適切な位置にくるように調整）して固定す
る。特に、レンズ及び光ファイバは入出力に配置され、
その位置ずれは光信号の結合損失に重大な影響を与える
ため、その位置の調整及び固定は光部品の性能の面で重
要である。
る。光サーキュレータ本体は、対向配置した２個の偏光
ビームスプリッタと、その間に配置したファラデー回転
子及び１／２波長板と、該ファラデー回転子に磁界を印
加する永久磁石とからなる。光サーキュレータ本体の各
ポートには、それぞれ１本の光ファイバを調芯（光軸及
び焦点等が適切な位置にくるように調整）して固定す
る。特に、レンズ及び光ファイバは入出力に配置され、
その位置ずれは光信号の結合損失に重大な影響を与える
ため、その位置の調整及び固定は光部品の性能の面で重
要である。
【０００３】ところで光通信システムでは、通常、光伝
送路（光ファイバ）を複数本敷設している。従来技術で
は、各光伝送路にそれぞれ光サーキュレータを別々に使
用しており、そのため実装時に非常に大きな設置面積が
必要となっていた。そこで、光サーキュレータ本体を薄
型化し、その各ポートにそれぞれ１本の光ファイバを調
芯接続し、それを積み重ねる立体構成を検討した。この
構成によれば、必要な設置面積を低減できる上に、多層
化することで、複数の光伝送路（光ファイバ）を接続で
きることになる。
送路（光ファイバ）を複数本敷設している。従来技術で
は、各光伝送路にそれぞれ光サーキュレータを別々に使
用しており、そのため実装時に非常に大きな設置面積が
必要となっていた。そこで、光サーキュレータ本体を薄
型化し、その各ポートにそれぞれ１本の光ファイバを調
芯接続し、それを積み重ねる立体構成を検討した。この
構成によれば、必要な設置面積を低減できる上に、多層
化することで、複数の光伝送路（光ファイバ）を接続で
きることになる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】確かにこのような構成
にすると、実装に必要となる設置面積は低減できるが、
光サーキュレータ本体をいかに薄型にしても、全体の高
さは積み上げる段数分が必要となるため厚くなるので、
基板に搭載してラックに組み込む場合に、隣の基板との
間で大きな間隔が必要となり、機器の小形化の障害とな
る。その上、光伝送路の敷設数に応じて、偏光ビームス
プリッタ、ファラデー回転子、１／２波長板などの高価
な光学部材が多数必要となるので、従来同様、非常に高
価なものとなる。更に、積み上げ時に、永久磁石の磁極
を同極にすると互いに強く反発し、組み立てが容易でな
いばかりでなく、信頼性にも不安が生じる。積み上げ時
に、永久磁石の磁極を異極にすると、閉磁路ができるた
めに、ファラデー回転子に印加する磁界が減少してしま
う。
にすると、実装に必要となる設置面積は低減できるが、
光サーキュレータ本体をいかに薄型にしても、全体の高
さは積み上げる段数分が必要となるため厚くなるので、
基板に搭載してラックに組み込む場合に、隣の基板との
間で大きな間隔が必要となり、機器の小形化の障害とな
る。その上、光伝送路の敷設数に応じて、偏光ビームス
プリッタ、ファラデー回転子、１／２波長板などの高価
な光学部材が多数必要となるので、従来同様、非常に高
価なものとなる。更に、積み上げ時に、永久磁石の磁極
を同極にすると互いに強く反発し、組み立てが容易でな
いばかりでなく、信頼性にも不安が生じる。積み上げ時
に、永久磁石の磁極を異極にすると、閉磁路ができるた
めに、ファラデー回転子に印加する磁界が減少してしま
う。
【０００５】本発明の目的は、複数の伝送路に対して単
一の光部品本体を用いるだけで対応でき、大幅な部品点
数の削減が可能で、そのため実装時の占有面積が少な
く、低背化が可能で、且つ低廉化できる複数ポート光部
品を提供することである。
一の光部品本体を用いるだけで対応でき、大幅な部品点
数の削減が可能で、そのため実装時の占有面積が少な
く、低背化が可能で、且つ低廉化できる複数ポート光部
品を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数ポートを
備えた単一の光部品本体の各ポートに、それぞれレンズ
アレイと、該レンズアレイのレンズ部分と同一ピッチで
光ファイバを配列したファイバアレイを、それら全てが
同一平面内に位置するように配置した複数伝送路を有す
る複数ポート光部品である。ここでレンズアレイは、レ
ンズアレイホルダに固定して該レンズアレイホルダを光
部品本体に取り付ける。ファイバアレイは、ファイバア
レイ固定用Ｖ溝ブロックにファイバアレイの各光ファイ
バを前記レンズの焦点距離だけブロック端面から離して
配置し、上面よりファイバ固定板にて押さえ一体化して
ファイバアレイホルダとする。そして該ファイバアレイ
ホルダを、光ファイバの光軸に対して互いに直交する２
方向の平行移動調整とホルダの回転調整をして前記レン
ズアレイホルダに固定する。
備えた単一の光部品本体の各ポートに、それぞれレンズ
アレイと、該レンズアレイのレンズ部分と同一ピッチで
光ファイバを配列したファイバアレイを、それら全てが
同一平面内に位置するように配置した複数伝送路を有す
る複数ポート光部品である。ここでレンズアレイは、レ
ンズアレイホルダに固定して該レンズアレイホルダを光
部品本体に取り付ける。ファイバアレイは、ファイバア
レイ固定用Ｖ溝ブロックにファイバアレイの各光ファイ
バを前記レンズの焦点距離だけブロック端面から離して
配置し、上面よりファイバ固定板にて押さえ一体化して
ファイバアレイホルダとする。そして該ファイバアレイ
ホルダを、光ファイバの光軸に対して互いに直交する２
方向の平行移動調整とホルダの回転調整をして前記レン
ズアレイホルダに固定する。
【０００７】ここで光部品本体としては、例えば対向配
置した２個の偏光ビームスプリッタと、その間に配置し
たファラデー回転子及び１／２波長板と、該ファラデー
回転子に磁界を印加する永久磁石とからなる光サーキュ
レータ本体がある。その他に本発明は、光アイソレータ
や光磁気スイッチなどにも適用できる。
置した２個の偏光ビームスプリッタと、その間に配置し
たファラデー回転子及び１／２波長板と、該ファラデー
回転子に磁界を印加する永久磁石とからなる光サーキュ
レータ本体がある。その他に本発明は、光アイソレータ
や光磁気スイッチなどにも適用できる。
【０００８】
【作用】各ポートには、アレイ状に配列したレンズと、
それと同一間隔に配列した光ファイバが光軸調整して結
合されており、これによって複数伝送路での入出力が可
能となる。あるポートの各光ファイバから入射した光線
は、光部品本体を経て、他のポートの対応する光ファイ
バに結合される。つまり単一の光部品本体に対して光フ
ァイバを複数本並設したファイバアレイを平面配置する
ことにより、該光部品本体内で複数の伝送路の光線が同
一平面内を通るようになり、光部品本体を伝送路別に多
段に積み重ねる必要が無くなる。
それと同一間隔に配列した光ファイバが光軸調整して結
合されており、これによって複数伝送路での入出力が可
能となる。あるポートの各光ファイバから入射した光線
は、光部品本体を経て、他のポートの対応する光ファイ
バに結合される。つまり単一の光部品本体に対して光フ
ァイバを複数本並設したファイバアレイを平面配置する
ことにより、該光部品本体内で複数の伝送路の光線が同
一平面内を通るようになり、光部品本体を伝送路別に多
段に積み重ねる必要が無くなる。
【０００９】
【実施例】図１は本発明に係る光サーキュレータの一実
施例を示す全体構成図である。この例は、4 ポート型の
光サーキュレータであり、その各ポートにそれぞれ４本
の光ファイバを接続する構成である。光サーキュレータ
本体１０は、例えば図２に示すように、対向配置した２
個の偏光ビームスプリッタ１２ａ，１２ｂと、その間に
配置したファラデー回転子１４及び１／２波長板１６
と、該ファラデー回転子１４に磁界を印加する永久磁石
１８とからなる。これらの各部材は、ステンレス鋼など
の筐体基板１９上で組み立てられている。両偏光ビーム
スプリッタ１２ａ，１２ｂは、偏光分離膜を形成した三
角プリズムと全反射面を有する平行四辺形プリズムを、
偏光分離膜を挾むように組み合わせた構造である。
施例を示す全体構成図である。この例は、4 ポート型の
光サーキュレータであり、その各ポートにそれぞれ４本
の光ファイバを接続する構成である。光サーキュレータ
本体１０は、例えば図２に示すように、対向配置した２
個の偏光ビームスプリッタ１２ａ，１２ｂと、その間に
配置したファラデー回転子１４及び１／２波長板１６
と、該ファラデー回転子１４に磁界を印加する永久磁石
１８とからなる。これらの各部材は、ステンレス鋼など
の筐体基板１９上で組み立てられている。両偏光ビーム
スプリッタ１２ａ，１２ｂは、偏光分離膜を形成した三
角プリズムと全反射面を有する平行四辺形プリズムを、
偏光分離膜を挾むように組み合わせた構造である。
【００１０】このような光サーキュレータ本体１０の４
個のポートに、それぞれレンズアレイ２０とファイバア
レイ３０を、それら全てが同一平面内に位置するように
平面配置する。レンズアレイ２０は、例えば図４に示す
よう、ガラス部材２２中に屈折率分布レンズ部分２４を
所定のピッチで形成したものであり、矩形枠状のレンズ
アレイホルダ２６に挿入し固定する。そして図３に示す
ように、該レンズアレイホルダ２６を光サーキュレータ
本体の筐体４０に取り付ける。この時、レンズアレイホ
ルダ２６を、光サーキュレータ本体を通る各光線が各レ
ンズに入射するように調整して固定する。
個のポートに、それぞれレンズアレイ２０とファイバア
レイ３０を、それら全てが同一平面内に位置するように
平面配置する。レンズアレイ２０は、例えば図４に示す
よう、ガラス部材２２中に屈折率分布レンズ部分２４を
所定のピッチで形成したものであり、矩形枠状のレンズ
アレイホルダ２６に挿入し固定する。そして図３に示す
ように、該レンズアレイホルダ２６を光サーキュレータ
本体の筐体４０に取り付ける。この時、レンズアレイホ
ルダ２６を、光サーキュレータ本体を通る各光線が各レ
ンズに入射するように調整して固定する。
【００１１】ファイバアレイ３０は、図５に示すよう
に、ファイバアレイ固定用Ｖ溝ブロック３２のＶ溝内
に、ファイバアレイの各光ファイバ３４を前記レンズの
焦点距離ｆだけブロック端面から離して配列する。当然
のことながら、Ｖ溝の形成ピッチは前記レンズアレイ２
０のレンズ間隔と一致させておく。そして、上面よりフ
ァイバ固定板３６にて押さえ一体化してファイバアレイ
ホルダ３８とする。ファイバアレイ３０は、例えばテー
プ状光ファイバなどでよい。このようなファイバアレイ
ホルダ３８を前記レンズアレイホルダ２６に固定する。
その際、ファイバアレイホルダ３８をレンズアレイ２０
に衝合し、図６に示すように、ファイバアレイホルダ３
８は、光ファイバの光軸に対して互いに直角な２方向、
即ち左右（Ｘ軸方向）と上下（Ｙ軸方向）の平行移動の
調整、及びファイバアレイホルダ３８の中心Ｏを回転中
心とした回転（Ｚ軸の回りの角度θ）調整を行う。この
ような調整は、あるポートからの入射光を他のポートか
ら出射させ、その出力をモニタしながら行うことにな
る。なお、レンズアレイ２０のレンズ間隔とファイバア
レイ３０の光ファイバ間隔を同一に設定しているので、
両端の光ファイバについて調芯がなされていればよく、
中間に位置する光ファイバについては出力のモニタなど
を行う必要はない。
に、ファイバアレイ固定用Ｖ溝ブロック３２のＶ溝内
に、ファイバアレイの各光ファイバ３４を前記レンズの
焦点距離ｆだけブロック端面から離して配列する。当然
のことながら、Ｖ溝の形成ピッチは前記レンズアレイ２
０のレンズ間隔と一致させておく。そして、上面よりフ
ァイバ固定板３６にて押さえ一体化してファイバアレイ
ホルダ３８とする。ファイバアレイ３０は、例えばテー
プ状光ファイバなどでよい。このようなファイバアレイ
ホルダ３８を前記レンズアレイホルダ２６に固定する。
その際、ファイバアレイホルダ３８をレンズアレイ２０
に衝合し、図６に示すように、ファイバアレイホルダ３
８は、光ファイバの光軸に対して互いに直角な２方向、
即ち左右（Ｘ軸方向）と上下（Ｙ軸方向）の平行移動の
調整、及びファイバアレイホルダ３８の中心Ｏを回転中
心とした回転（Ｚ軸の回りの角度θ）調整を行う。この
ような調整は、あるポートからの入射光を他のポートか
ら出射させ、その出力をモニタしながら行うことにな
る。なお、レンズアレイ２０のレンズ間隔とファイバア
レイ３０の光ファイバ間隔を同一に設定しているので、
両端の光ファイバについて調芯がなされていればよく、
中間に位置する光ファイバについては出力のモニタなど
を行う必要はない。
【００１２】このように本発明ではレンズアレイ２０と
ファイバアレイ３０とを別々にして組み立てる構成によ
り、ファイバアレイの調芯をＸ軸、Ｙ軸、θの３軸のみ
で行うことが可能となり、調芯工数を低減できる。因
に、予めレンズ部と光ファイバ部とを固定してしまう
と、光軸の角度ずれに対して感度が高くなり、前記３軸
の調整の他に、Ｘ軸の回りの角度θX 及びＹ軸の回りの
角度θY を加えた５軸で調整しなければならなくなり、
極めて煩瑣となって実用的でなくなってしまう。
ファイバアレイ３０とを別々にして組み立てる構成によ
り、ファイバアレイの調芯をＸ軸、Ｙ軸、θの３軸のみ
で行うことが可能となり、調芯工数を低減できる。因
に、予めレンズ部と光ファイバ部とを固定してしまう
と、光軸の角度ずれに対して感度が高くなり、前記３軸
の調整の他に、Ｘ軸の回りの角度θX 及びＹ軸の回りの
角度θY を加えた５軸で調整しなければならなくなり、
極めて煩瑣となって実用的でなくなってしまう。
【００１３】このように構成した光サーキュレータの光
路図を図７に示す。光サーキュレータ本体の動作原理
は、従来と同様であり、ファラデー回転子１４と１／２
波長板１６によって、一方向には偏光面が回転せず、逆
方向に光が進行するときは偏光面が９０度回転するよう
にして循環機能を持たせている。第１ポートＰ1 の各光
ファイバから入射した光は第２ポートＰ2 から出射し、
対応する各光ファイバに結合する。光サーキュレータ本
体内の光路は細線で示す通りである。光路は図示しない
が、同様に、第２ポートＰ2 から入射した光は第３ポー
トＰ3 から、また第３ポートＰ3 から入射した光は第４
ポートＰ4 から、更に第４ポートＰ4 から入射した光は
第１ポートＰ1 から出射することになる。
路図を図７に示す。光サーキュレータ本体の動作原理
は、従来と同様であり、ファラデー回転子１４と１／２
波長板１６によって、一方向には偏光面が回転せず、逆
方向に光が進行するときは偏光面が９０度回転するよう
にして循環機能を持たせている。第１ポートＰ1 の各光
ファイバから入射した光は第２ポートＰ2 から出射し、
対応する各光ファイバに結合する。光サーキュレータ本
体内の光路は細線で示す通りである。光路は図示しない
が、同様に、第２ポートＰ2 から入射した光は第３ポー
トＰ3 から、また第３ポートＰ3 から入射した光は第４
ポートＰ4 から、更に第４ポートＰ4 から入射した光は
第１ポートＰ1 から出射することになる。
【００１４】以上、光サーキュレータを例にとって本発
明について説明したが、本発明は、その他の複数ポート
光部品、例えば光アイソレータや光磁気スイッチなどに
も適用できることは言うまでもない。また各ポートに接
続する伝送路の数（光ファイバの本数）も任意（但し、
複数）である。
明について説明したが、本発明は、その他の複数ポート
光部品、例えば光アイソレータや光磁気スイッチなどに
も適用できることは言うまでもない。また各ポートに接
続する伝送路の数（光ファイバの本数）も任意（但し、
複数）である。
【００１５】
【発明の効果】本発明は上記のように、単一の光部品本
体に対して、レンズアレイとファイバアレイを平面配置
した構成なので、全体に小形化でき、基板などへの実装
の際の占有面積が少なく且つ低背化できるし、複数の伝
送路に対して光部品本体が１個で済むため、大幅なコス
トダウンが可能となる。
体に対して、レンズアレイとファイバアレイを平面配置
した構成なので、全体に小形化でき、基板などへの実装
の際の占有面積が少なく且つ低背化できるし、複数の伝
送路に対して光部品本体が１個で済むため、大幅なコス
トダウンが可能となる。
【００１６】また本発明では、レンズアレイとファイバ
アレイとを別々に組み付けているため、アレイ形式の複
数伝送路構成であるにもかかわらず、光軸結合調整が容
易となる。
アレイとを別々に組み付けているため、アレイ形式の複
数伝送路構成であるにもかかわらず、光軸結合調整が容
易となる。
【図１】本発明に係る光サーキュレータの一実施例を示
す全体構成図。
す全体構成図。
【図２】その光サーキュレータ本体の斜視図。
【図３】光サーキュレータの組立状態を示す斜視図。
【図４】レンズアレイとレンズアレイホルダとの説明
図。
図。
【図５】ファイバアレイホルダの説明図。
【図６】ファイバアレイホルダの端面図。
【図７】光サーキュレータの光路説明図。
１０ 光サーキュレータ本体 １２ａ，１２ｂ 偏光ビームスプリッタ １４ ファラデー回転子 １６ １／２波長板 ２０ レンズアレイ ３０ ファイバアレイ
Claims (3)
- 【請求項１】 複数ポートを備えた単一の光部品本体の
各ポートに、それぞれレンズアレイと、該レンズアレイ
のレンズ部分と同一ピッチで光ファイバを配列したファ
イバアレイを、それら全てが同一平面に位置するように
配置した複数伝送路を有する複数ポート光部品。 - 【請求項２】 レンズアレイは、レンズアレイホルダに
固定して該レンズアレイホルダを光部品本体に取り付
け、ファイバアレイは、ファイバアレイ固定用Ｖ溝ブロ
ックにファイバアレイの各光ファイバを前記レンズの焦
点距離だけブロック端面から離して配置し、上面よりフ
ァイバ固定板にて押さえ一体化してファイバアレイホル
ダとし、該ファイバアレイホルダを、光ファイバの光軸
に対して互いに垂直な２方向の平行移動調整とホルダの
回転調整をして前記レンズアレイホルダに固定する請求
項１記載の複数伝送路を有する複数ポート光部品。 - 【請求項３】 光部品本体が光サーキュレータ本体であ
って、対向配置した２個の偏光ビームスプリッタと、そ
の間に配置したファラデー回転子及び１／２波長板と、
該ファラデー回転子に磁界を印加する永久磁石とからな
る請求項１又は２記載の複数伝送路を有する複数ポート
光部品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176019A JPH0821924A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 複数伝送路を有する複数ポート光部品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6176019A JPH0821924A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 複数伝送路を有する複数ポート光部品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0821924A true JPH0821924A (ja) | 1996-01-23 |
Family
ID=16006306
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6176019A Pending JPH0821924A (ja) | 1994-07-05 | 1994-07-05 | 複数伝送路を有する複数ポート光部品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0821924A (ja) |
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| EP1004909A2 (en) * | 1998-11-28 | 2000-05-31 | Marconi Communications Limited | Photonics system |
| EP1367420A1 (en) * | 2002-05-29 | 2003-12-03 | Corning Incorporated | Optical module |
| US10033837B1 (en) | 2012-09-29 | 2018-07-24 | F5 Networks, Inc. | System and method for utilizing a data reducing module for dictionary compression of encoded data |
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| US10567492B1 (en) | 2017-05-11 | 2020-02-18 | F5 Networks, Inc. | Methods for load balancing in a federated identity environment and devices thereof |
| US10797888B1 (en) | 2016-01-20 | 2020-10-06 | F5 Networks, Inc. | Methods for secured SCEP enrollment for client devices and devices thereof |
| US10812266B1 (en) | 2017-03-17 | 2020-10-20 | F5 Networks, Inc. | Methods for managing security tokens based on security violations and devices thereof |
| US10834065B1 (en) | 2015-03-31 | 2020-11-10 | F5 Networks, Inc. | Methods for SSL protected NTLM re-authentication and devices thereof |
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-
1994
- 1994-07-05 JP JP6176019A patent/JPH0821924A/ja active Pending
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