JPH08218292A - 製紙用のスクリーンプレート及び製紙用のスクリーンプレートの製造方法 - Google Patents

製紙用のスクリーンプレート及び製紙用のスクリーンプレートの製造方法

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JPH08218292A
JPH08218292A JP7024011A JP2401195A JPH08218292A JP H08218292 A JPH08218292 A JP H08218292A JP 7024011 A JP7024011 A JP 7024011A JP 2401195 A JP2401195 A JP 2401195A JP H08218292 A JPH08218292 A JP H08218292A
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JP
Japan
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shaped
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JP7024011A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Aikawa
川 叔 彦 相
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Aikawa Iron Works Co Ltd
Original Assignee
Aikawa Iron Works Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】性能が良好で、しかも、プレートの交換作業が
容易な製紙用のスクリーンプレートを提供することを目
的としている。 【構成】製紙用のスクリーンプレート3は、一方の側に
設けられた第1の支持部材31と、他方の側に設けられた
第2の支持部材32と、一端を第1の支持部材31に他端を
第2の支持部材32に当接する複数の棒状部材35と、この
棒状部材35を通す開口部を有し、棒状部材35に当接して
支持されると共に第1の支持部材31と第2の支持部材32
との間に介在物34を介して並設されたプレート33と、棒
状部材35の一端から第1の支持部材31が離脱するのを阻
止する第1の阻止手段と、棒状部材35の他端から第2の
支持部材32が離脱するのを阻止する第2の阻止手段とを
有し、隣り合うプレート33同士が当接するのを介在物34
によって防止すると共に隣り合うプレート士の間に隙間
を形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、製紙用のスクリーンプ
レート及び製紙用のスクリーンプレートの製造方法に係
り、特に、プレートを並設して形成された隙間をスリッ
トとして利用する製紙用のスクリーンプレート及び製紙
用のスクリーンプレートの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、長手形状の部材(棒状部
材)と長手形状の部材(棒状部材)とを近接させて隙間
を形成した製紙用のスクリーンプレートを、特開平6ー
299490号公報に開示した。
【0003】この公報に記載のものは、断面が円形の長
手形状の部材(棒状部材)と、この長手形状の部材(棒
状部材)の受け部を間隔を有して環状に設けられた第1
の支持部材と、前記長手形状の部材(棒状部材)の受け
部を間隔を有して環状に設けられた第2の支持部材とを
備え、前記長手形状の部材(棒状部材)の一方の端部側
を第1の支持部材の受け部に、前記長手形状の部材(棒
状部材)の他方の端部側を第2の支持部材の受け部に、
それぞれ当接させ、当接部分を溶接により固着してい
る。
【0004】そして、長手形状の部材(棒状部材)が比
較的長くなると、第1の支持部材及び第2の支持部材だ
けでは、長手形状の部材(棒状部材)の剛性が保てない
ため、棒状部材の適宜の位置に第3の支持部材を設けて
溶接により固着している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の製紙用のスクリ
ーンプレートにおいては、長手形状の部材(棒状部材)
の一方の端部側を第1の支持部材の受け部に、前記長手
形状の部材(棒状部材)の他方の端部側を第2の支持部
材の受け部に当接させ、当接部分を溶接により固着して
いるため、長手形状の部材(棒状部材)が熱応力等によ
り変形する。
【0006】しかも、長手形状の部材(棒状部材)の中
途を溶接して第3の支持部材に固着するため、該変形の
量は更に大きくなり、長手形状の部材(棒状部材)と長
手形状の部材(棒状部材)との間隔を一定に保てず、ス
クリーンプレートの性能を低下させるという問題点があ
った。
【0007】又、スクリーンプレートをスクリーンに組
み込んで使用し、長手形状の部材(棒状部材)が破損し
た場合、長手形状の部材(棒状部材)の中途を溶接して
固着しているため、破損した長手形状の部材(棒状部
材)の交換が非常に面倒であるという問題点もあった。
【0008】本発明は、前記した従来の問題点を除去す
るようにした製紙用のスクリーンプレート及び製紙用の
スクリーンプレートの製造方法を提供することを目的と
している。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の製紙用のスクリーンプレートは、一方の側
に設けられた第1の支持部材と、他方の側に設けられた
第2の支持部材と、一端を前記第1の支持部材に他端を
前記第2の支持部材に当接する複数の棒状部材と、この
棒状部材を通す開口部を有し、前記棒状部材に当接して
支持されると共に前記第1の支持部材と前記第2の支持
部材との間に介在物を介して並設されたプレートと、前
記棒状部材の一端から前記第1の支持部材が離脱するの
を阻止する第1の阻止手段と、前記棒状部材の他端から
前記第2の支持部材が離脱するのを阻止する第2の阻止
手段とを有し、隣り合う前記プレート同士が当接するの
を前記介在物によって防止すると共に隣り合う前記プレ
ートの間に隙間を形成したものである。
【0010】また、本発明の製紙用のスクリーンプレー
トは、請求項1記載の製紙用のスクリーンプレートに
「複数の棒状部材は、該棒状部材の長手方向に平行に設
けられたものであり、第1の阻止手段は第1の支持部材
と棒状部材とを溶接により接合することであり、第2の
阻止手段は第2の支持部材と棒状部材とを溶接により接
合することであり、プレート、第1の支持部材31及び第
2の支持部材32は、内方を開口して環状に形成した薄板
である」点を追加したものである。
【0011】また、本発明の製紙用のスクリーンプレー
トは、請求項1記載の製紙用のスクリーンプレートに
「複数の棒状部材は、該棒状部材の長手方向に平行に設
けられたものであり、第1の阻止手段は、棒状部材に切
られたメネジと、このメネジに螺合するナットであり、
第2の阻止手段は、棒状部材に切られたメネジと、この
メネジに螺合するナットであり、プレートは長手形状部
材である」点を追加したものである。
【0012】また、本発明の製紙用のスクリーンプレー
トの製造方法は、一方の側に設けられた第1の支持部材
と、他方の側に設けられた第2の支持部材と、一端を前
記第1の支持部材に他端を前記第2の支持部材に当接す
る複数の棒状部材と、この棒状部材を通す開口部を有
し、前記棒状部材に当接して支持されると共に前記第1
の支持部材と前記第2の支持部材との間に介在物を介し
て並設されたプレートと、前記棒状部材の一端から前記
第1の支持部材が離脱するのを阻止する第1の阻止手段
と、前記棒状部材の他端から前記第2の支持部材が離脱
するのを阻止する第2の阻止手段とを有し、隣り合う前
記プレート同士が当接するのを前記介在物によって防止
すると共に隣り合う前記スクリーンプレートの間に隙間
を形成したものである。
【0013】
【作用】請求項1乃至請求項3記載の製紙用のスクリー
ンプレートは、隣り合うプレート同士が当接するのを介
在物によって防止すると共に隣り合う前記プレートの間
に隙間を形成している。
【0014】また、製紙用のスクリーンプレートをスク
リーンに組み込んで使用し、プレートが破損し取り替え
る場合においても、第1の阻止手段または第2の阻止手
段を解除することにより、第1の支持部材または第2の
支持部材を棒状部材から離脱させて、第1の支持部材と
第2の支持部材との間に介在物を介して並設されたプレ
ートの拘束状態を解除することができる。
【0015】更に、介在物の厚み、または、同じ平面上
の隣接する介在物間の間隔を変えることにより、プレー
ト間の隙間(スリット、開口部)の寸法を変えることが
できる。
【0016】
【実施例】本発明の一実施例を図面を参照して説明する
と、図1乃至図7において、1はスクリーンで、図示の
スクリーン1は、紙料がスクリーンプレートの外側から
内側に向かって流れて精選するインワードフロースクリ
ーンと称されるもので、概略的に、ケーシング2内をス
クリーンプレート3によって、1次室4と2次室5に区
画されている。
【0017】1次室4内には、ケーシング2内にパル
プ、故紙等の紙料を受け入れる紙料入口7、紙料を攪拌
する攪拌部材8、異物をケーシング2外へ排出する異物
出口9がそれぞれ設けられている。
【0018】攪拌部材8は、図示しないモータからの回
転をベルト11を介して回転軸12に伝達され、回転する。
【0019】なお、13は、精選された紙料をケーシング
2外へ排出する紙料出口で、紙料出口13は2次室5内に
臨んでいる。
【0020】スクリーンプレート3は、図2に示すよう
に、例えば、上方に(一方側)第1の支持部材31、下方
に(他方側)第2の支持部材32が位置している。
【0021】第1の支持部材31及び第2の支持部材32
は、例えば、内方を開口して環状に形成した薄板であ
り、より、具体的には、略円形で外周からある幅を残し
て内側の部分は欠落している。
【0022】33は、プレートで、プレート33は、例え
ば、材質は、ステンレス、鉄、ジュラコン樹脂等、厚み
は約1.5mm で形成され、第1の支持部材31と第2の支持
部材32との間に介在物34を介して例えば、約200 枚程度
並設している。
【0023】介在物34は、例えば、ワッシャで、ワッシ
ャの厚みは、例えば、約0.2mm である。ワッシャの厚み
は、紙料中の繊維の長さ、紙料中に含まれている異物の
大きさ等により決定され、例えば、約0.2mm 〜約0.50mm
になるように適宜設定される。
【0024】そして、介在物34によって隣り合うプレー
ト33同士が当接するのを防止すると共に隣り合うプレー
ト33の間に隙間tが形成される。この隙間tを利用し
て、原料から異物を分離する。なお、図1に記載の矢印
は、紙料の流れを示している。
【0025】そして、隙間t(スリット、開口部)の形
状寸法は、介在物34の厚み、または、同じ平面上の隣接
する介在物34間の間隔を変えることにより、変えること
ができる。
【0026】また、図3に示すように、棒状部材35の一
端は第1の支持部材31に、棒状部材35の他端は第2の支
持部材32に当接し、棒状部材35の一端から第1の支持部
材31が離脱するのを第1の阻止手段、例えば、第1の支
持部材31と棒状部材35とを溶接により接合(図2、図
3、図4及び図6において、接合部分を符号Xで示
す。)し、また、棒状部材35の他端から第2の支持部材
32が離脱するのを第2の阻止手段、例えば、第2の支持
部材32と棒状部材35とを溶接により接合(図3及び図6
において、接合部分を符号Xで示す。)している。な
お、この棒状部材35は、複数(例えば、8〜16本程
度)設けられ、複数の棒状部材35は、該棒状部材35の長
手方向に平行に設けられている。
【0027】また、プレート33は、棒状部材35を通す開
口部37を有し、この開口部37を介して棒状部材35に当接
して支持される。
【0028】上述したスクリーンプレート3は、例え
ば、ボルト40により、第1の支持部材31の上方に設けら
れた開口部39を介してスクリーン1に固定される。
【0029】従って、この実施例によれば、第1の支持
部材31と第2の支持部材32との距離が長くなっても、第
1の支持部材31と第2の支持部材32との間に介在物34を
介してプレート33を並設しプレート33の移動を拘束し、
隣り合うプレート33同士が当接するのを介在物34によっ
て防止すると共に隣り合うプレート33の間に隙間tを形
成したから、従来のように長手形状の部材を並設せず、
それに伴い、長手形状の部材の中途を溶接によって中間
支持部材に固着することもないため、溶接による熱変形
を防止でき、プレート33間の隙間t(スリット、開口
部)を均一にすることができ、性能が良好な製紙用のス
クリーンプレート3を得ることができ、また、製紙用の
スクリーンプレート3をスクリーン1に組み込んで使用
し、プレート33が破損し取り替える場合においても、第
1の阻止手段または第2の阻止手段を解除することによ
り、第1の支持部材31または第2の支持部材32を棒状部
材35から離脱させて、第1の支持部材31と第2の支持部
材32との間に介在物34を介して並設されたプレート33の
拘束状態を解除することができ、破損したプレート33の
交換作業を容易に行うことができ、更に、介在物34の厚
み、または、同じ平面上の隣接する介在物34間の間隔を
変えることにより、プレート33間の隙間t(スリット、
開口部)の寸法を容易に変えることができる。
【0030】なお、図1〜図7に示す製紙用のスクリー
ンプレート3を円筒形状のものとして説明したが、本発
明の製紙用のスクリーンプレート3にあっては、例え
ば、図8〜図12に示すような平坦な形状のものにも適用
できる。図8〜図12においては、前述の実施例と同一部
分には、同一符号を付している。
【0031】図8記載のものは、平坦な形状の製紙用の
スクリーンプレート3を使用したスクリーン1で、10は
攪拌部材8の回転軸12を回転させるモータである。
【0032】また、前述の実施例のプレート33、第1の
支持部材31及び第2の支持部材32の形状は、内方を開口
して環状に形成した薄板であったが、図8〜図12に示す
製紙用のスクリーンプレート3は、長方形となってい
る。
【0033】即ち、スクリーンプレート3は、図9に示
すように、例えば、左方に(一方側)第1の支持部材3
1、右方に(他方側)第2の支持部材32が位置してい
る。
【0034】第1の支持部材31及び第2の支持部材32
は、例えば、長方形となっている。
【0035】33は、プレートで、プレート33は、例え
ば、材質は、ステンレス、鉄、ジュラコン樹脂等で、全
体的形状は長方形、厚みは約1.5mm で、第1の支持部材
31と第2の支持部材32との間に介在物34を介して多数並
設している。
【0036】介在物34は、前述の実施例と同様に、例え
ば、ワッシャで、ワッシャの厚みは、例えば、約0.2mm
である。ワッシャの厚みは、紙料中の繊維の長さ、紙料
中に含まれている異物の大きさ等により決定され、例え
ば、約0.2mm 〜約0.50mmになるように適宜設定される。
【0037】そして、介在物34によって隣り合うプレー
ト33同士が当接するのを防止すると共に隣り合うプレー
ト33の間に隙間が形成される。
【0038】介在物34の厚み、または、同じ平面上の隣
接する介在物34間の間隔を変えることにより、プレート
33間の隙間t(スリット、開口部)の寸法を容易に変え
ることができる。
【0039】また、棒状部材35の一端は図9及び図10に
示すように第1の支持部材31に、棒状部材35の他端は第
2の支持部材32に当接し、棒状部材35の一端から第1の
支持部材31が離脱するのを第1の阻止手段、例えば、棒
状部材35に切られたメネジ35A と、このメネジ35A に螺
合するナット35B により、また、同様に、棒状部材35の
他端から第2の支持部材32が離脱するのを第2の阻止手
段、例えば、棒状部材35に切られたメネジ35A と、この
メネジ35A に螺合するナット35B により行っている。
【0040】なお、この棒状部材35は複数設けられ、複
数の棒状部材35は、該棒状部材35の長手方向に平行に設
けられている。
【0041】また、プレート33は、棒状部材35を通す開
口部37を有し、この開口部37を介して棒状部材35に当接
して支持される。
【0042】上述したスクリーンプレート3は、例え
ば、取付片41を介してボルト42によりスクリーン1内に
固定されている。
【0043】この実施例のものも、前述の実施例と同様
に、第1の支持部材31と第2の支持部材32との距離が長
くなっても、第1の支持部材31と第2の支持部材32との
間に介在物34を介してプレート33を並設しプレート33の
移動を拘束し、隣り合うプレート33同士が当接するのを
介在物34によって防止すると共に隣り合うプレート33の
間に隙間を形成したから、従来のように長手形状の部材
を並設せず、それに伴い、長手形状の部材の中途を溶接
によって中間支持部材に固着することもないため、溶接
による熱変形を防止でき、プレート33間の隙間(スリッ
ト、開口部)を均一にすることができ、性能が良好な製
紙用のスクリーンプレート3を得ることができ、また、
製紙用のスクリーンプレート3をスクリーン1に組み込
んで使用し、プレート33が破損し取り替える場合におい
ても、第1の阻止手段または第2の阻止手段を解除する
ことにより、第1の支持部材31または第2の支持部材32
を棒状部材35から離脱させて、第1の支持部材31と第2
の支持部材32との間に介在物34を介して並設されたプレ
ート33の拘束状態を解除することができ、破損したプレ
ート33の交換作業を容易に行うことができ、更に、介在
物34の厚み、または、同じ平面上の隣接する介在物34間
の間隔を変えることにより、プレート33間の隙間t(ス
リット、開口部)の寸法を容易に変えることができる。
【0044】なお、実施例1において、第1の阻止手段
及び第2の阻止手段として、溶接により固着した例を示
したが、実施例1においても、第1の阻止手段及び第2
の阻止手段として実施例2に示すように、棒状部材35に
メネジ35A を切り、このメネジ35A にナット35B を螺合
させても良いし、逆に、実施例2において、第1の阻止
手段及び第2の阻止手段として、棒状部材35に切られた
メネジ35A と、このメネジ35A に螺合するナット35B に
より行った例を示したが、実施例2においても、第1の
阻止手段として実施例1に示すように、第1の支持部材
31と棒状部材35とを溶接により接合しても、第2の阻止
手段として実施例1に示すように、第2の支持部材32と
棒状部材35とを溶接により接合しても良い。
【0045】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、第1の支
持部材と第2の支持部材との距離が長くなっても、第1
の支持部材と第2の支持部材との間に介在物を介してプ
レートを並設しプレートの移動を拘束し、隣り合うプレ
ート同士が当接するのを介在物によって防止すると共に
隣り合う前記プレートの間に隙間を形成したから、従来
のように長手形状の部材を並設せず、それに伴い、長手
形状の部材の中途を溶接によって中間支持部材に固着す
ることもないため、溶接による熱変形を防止でき、プレ
ート間の隙間(スリット、開口部)を均一にすることが
でき、性能が良好な製紙用のスクリーンプレートを得る
ことができ、また、製紙用のスクリーンプレートをスク
リーンに組み込んで使用し、プレートが破損し取り替え
る場合においても、第1の阻止手段または第2の阻止手
段を解除することにより、第1の支持部材または第2の
支持部材を棒状部材から離脱させて、第1の支持部材と
第2の支持部材との間に介在物を介して並設されたプレ
ートの拘束状態を解除することができ、破損したプレー
トの交換作業を容易に行うことができ、更に、介在物の
厚み、または、同じ平面上の隣接する介在物間の間隔を
変えることにより、プレート間の隙間(スリット、開口
部)の寸法を容易に変えることができる。
【0046】また、請求項4記載の発明によれば、第1
の支持部材と第2の支持部材との距離が長くなっても、
第1の支持部材と第2の支持部材との間に介在物を介し
てプレートを並設しプレートの移動を拘束し、隣り合う
プレート同士が当接するのを介在物によって防止すると
共に隣り合う前記プレートの間に隙間を形成したから、
従来のように長手形状の部材を並設せず、それに伴い、
長手形状の部材の中途を溶接によって中間支持部材に固
着することもないため、溶接による熱変形を防止でき、
プレート間の隙間(スリット、開口部)を均一にするこ
とができ、性能が良好な製紙用のスクリーンプレートを
得ることができ、更に、介在物の厚み、または、同じ平
面上の隣接する介在物間の間隔を変えることにより、プ
レート間の隙間(スリット、開口部)の寸法を容易に変
えることができ、種々の製紙用のスクリーンプレートに
対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例の製紙用のスクリー
ンプレートを内蔵したスクリーンの概略的断面図であ
る。
【図2】図2は、図1の製紙用のスクリーンプレートの
概略的斜視図である。
【図3】図3は、図1の製紙用のスクリーンプレートの
一部を断面して示す概略的一部断面側面図である。
【図4】図4は、図3の一部を拡大して示す概略的一部
断面図である。図4は、図3のFーF線による概略的断
面図である。
【図5】図5は、図3のAーA線による概略的断面図で
ある。
【図6】図6は、図5のBーB線による概略的断面図で
ある。
【図7】図7は、図1の製紙用のスクリーンプレートの
構成を説明するための説明図である。
【図8】図8は、図2記載のものと異なる製紙用のスク
リーンプレートを内蔵したスクリーンの概略的断面図で
ある。
【図9】図9は、図8の製紙用のスクリーンプレートの
構成を説明するための説明図である。
【図10】図10は、図8の製紙用のスクリーンプレー
トの概略的平面図である。
【図11】図11は、図10の製紙用のスクリーンプレ
ートの一部(C部)を拡大して示す図である。
【図12】図12は、図10の製紙用のスクリーンプレ
ートの使用状態を説明するための図である。
【符号の説明】 3 製紙用のスクリーンプレート 31 第1の支持部材 32 第2の支持部材 33 プレート 34 介在物 35 棒状部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一方の側に設けられた第1の支持部材と、 他方の側に設けられた第2の支持部材と、 一端を前記第1の支持部材に他端を前記第2の支持部材
    に当接する複数の棒状部材と、 この棒状部材を通す開口部を有し、前記棒状部材に当接
    して支持されると共に前記第1の支持部材と前記第2の
    支持部材との間に介在物を介して並設されたプレート
    と、 前記棒状部材の一端から前記第1の支持部材が離脱する
    のを阻止する第1の阻止手段と、 前記棒状部材の他端から前記第2の支持部材が離脱する
    のを阻止する第2の阻止手段とを有し、 隣り合う前記プレート同士が当接するのを前記介在物に
    よって防止すると共に隣り合う前記プレートの間に隙間
    を形成したことを特徴とする製紙用のスクリーンプレー
    ト。
  2. 【請求項2】複数の棒状部材は、該棒状部材の長手方向
    に平行に設けられたものであり、 第1の阻止手段は第1の支持部材と棒状部材とを溶接に
    より接合することであり、 第2の阻止手段は第2の支持部材と棒状部材とを溶接に
    より接合することであり、 プレート、第1の支持部材31及び第2の支持部材32は、
    内方を開口して環状に形成した薄板であることを特徴と
    する請求項1記載の製紙用のスクリーンプレート。
  3. 【請求項3】複数の棒状部材は、該棒状部材の長手方向
    に平行に設けられたものであり、 第1の阻止手段は、棒状部材に切られたメネジと、この
    メネジに螺合するナットであり、 第2の阻止手段は、棒状部材に切られたメネジと、この
    メネジに螺合するナットであり、 プレートは長手形状部材であることを特徴とする請求項
    1記載の製紙用のスクリーンプレート。
  4. 【請求項4】一方の側に設けられた第1の支持部材と、 他方の側に設けられた第2の支持部材と、 一端を前記第1の支持部材に他端を前記第2の支持部材
    に当接する複数の棒状部材と、 この棒状部材を通す開口部を有し、前記棒状部材に当接
    して支持されると共に前記第1の支持部材と前記第2の
    支持部材との間に介在物を介して並設されたプレート
    と、 前記棒状部材の一端から前記第1の支持部材が離脱する
    のを阻止する第1の阻止手段と、 前記棒状部材の他端から前記第2の支持部材が離脱する
    のを阻止する第2の阻止手段とを有し、 隣り合う前記プレート同士が当接するのを前記介在物に
    よって防止すると共に隣り合う前記スクリーンプレート
    の間に隙間を形成したことを特徴とする製紙用のスクリ
    ーンプレートの製造方法。
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