JPH08208015A - スパイラルコンベヤ - Google Patents

スパイラルコンベヤ

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JPH08208015A
JPH08208015A JP1516995A JP1516995A JPH08208015A JP H08208015 A JPH08208015 A JP H08208015A JP 1516995 A JP1516995 A JP 1516995A JP 1516995 A JP1516995 A JP 1516995A JP H08208015 A JPH08208015 A JP H08208015A
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JP
Japan
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belt body
drive drum
path
rotation
drum
Prior art date
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Pending
Application number
JP1516995A
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English (en)
Inventor
Tamotsu Kasamatsu
保 笠松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Gunze Ltd
Original Assignee
Gunze Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Gunze Ltd filed Critical Gunze Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転可能な立筒状の駆動ドラム2に対して、
エンドレスのベルト体3をスパイラル状に巻回させつつ
循環走行させるスパイラルコンベヤにおいて、ベルト体
3の巻きかけを簡潔化させ、装置の小型化及び設備費用
の低廉化を可能とする。 【構成】 駆動ドラム2の下部に、駆動ドラム2の回転
に何ら拘束されることなく回転自在となる案内路体(経
路Z参照)を設けて、これによりベルト体3を誘導す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スパイラルコンベヤに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、回転可能な立筒状の駆動ドラムに
対し、その外周面まわりにエンドレスのベルト体を巻回
させつつ、このベルト体を循環走行させるようにしたス
パイラルコンベヤは公知である(例えば特開平5−27
0636号公報参照)。この種スパイラルコンベヤは、
例えば食品に冷凍、乾燥、加熱等の処理を加える場合な
ど、搬送物を長時間にわたる搬送状態に維持させる必要
がある場合等に、占有スペースの小型化を主目的として
用いられるものである。
【0003】ところで、この種スパイラルコンベヤで
は、ベルト体上へ搬送物を載せたり、或いはベルト体上
から搬送物を降ろしたりするために、駆動ドラムからベ
ルト体を巻き出す部分(以下、「搬出経路」と言う)、
及び駆動ドラムに対してベルト体を巻きかける部分(以
下、「搬入経路」と言う)で、ベルト体を水平方向へ引
き出すようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ベルト体における搬出
経路の引出し方向と搬入経路の引出し方向とを直交させ
る場合又は平行させる場合等において、ベルト体を搬出
経路から搬入経路へと向かわせるには、駆動ドラムの下
端部又は上端部をその外周面に沿うかたちで円弧状に曲
成させる必要がある。
【0005】ところが、この曲成部分でのベルト体の送
り方向は、駆動ドラムの回転方向とは逆方向となる。そ
のため、従来は、ベルト体を極めて複雑な巻き掛け経路
に誘導し、駆動ドラムの回転方向へ沿わせるようにして
いた。従って、ベルト体が長く、それだけ誘導及び保持
に関する構造が複雑化して、装置の大型化及び設備費用
の高騰化等を招来していた。また、ベルト体が長い分だ
け、駆動力の伝達ロス等をも含めて馬力の大きなモータ
を必要とするので、この点でも、装置の大型化及び設備
費用の高騰化を招来するものであった。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、ベルト体の巻きかけを簡潔化して、装置の小
型化及び設備費用の低廉化が図れるようにしたスパイラ
ルコンベヤを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、次の技術的手段を講じた。即ち、本発
明は、エンドレスのベルト体が立筒状の駆動ドラム外面
をスパイラル状に巻回する経路を有して循環走行される
スパイラルコンベヤにおいて、駆動ドラムの下端部又は
上端部には回転案内路体が回転自在に設けられ、駆動ド
ラムの下端部又は上端部で巻き出された後再び駆動ドラ
ムの他端部へ巻きかけられる途中のベルト体を上記回転
案内路体で保持できるようになっていることを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】ベルト体は、駆動ドラムから巻き出される部分
(前記した搬出経路)から、駆動ドラムへ巻きかけられ
る部分(前記した搬入経路)へと向かわせる途中におい
て、駆動ドラムの回転に何ら拘束されることなく回転自
在となる回転案内路体で保持させるようにすれば、この
ベルト体の送り方向と駆動ドラムの回転方向とをわざわ
ざ一致させる必要はない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1乃至図3は本発明に係るスパイラルコンベヤ1
の第1実施例を示しており、このスパイラルコンベヤ1
は、回転可能な立筒状の駆動ドラム2に対し、エンドレ
スのベルト体3がそのドラムまわりで下から上へ向けて
スパイラル状に巻回される経路(巻回経路4)を中心と
して、上部搬出経路5及び下部搬入経路6を経て循環走
行されるようになっている(なお、図1では巻回経路4
の巻回ピッチを粗く描いてあるが、実際には図2に示す
ように細ピッチ(ベルト体3の巻回数が多数)である。
【0010】上記ベルト体3は、例えば図3に示すよう
に2本の平行なリンクチェーン8,9間に、長手方向に
沿って伸縮代を持った網体10等が架け渡され、各リン
クチェーン8,9におけるリンク相互の連接部が、その
長手方向に沿って遊動自在に保持されることにより、全
体として幅方向へも曲成(即ち、駆動ドラム2への巻回
や蛇行等)できるようになっている。
【0011】駆動ドラム2は、その下部に設けられた主
駆動モータ14により回転駆動される。すなわち、駆動
ドラム2の下部には内ば歯車15が設けられ、この内ば
歯車15に噛合するピニオン16が、減速機17を介し
て主駆動モータ14により回転されるようになってい
る。なお、18はベルト体3が駆動ドラム2へ巻回する
のを案内するガイド帯であって、図3に示すように内周
側のガイドレール19と外周側のガイドレール20とを
有している。いずれのガイドレール19,20も摩擦係
数の比較的小さな樹脂材によって形成されている。
【0012】なお、図3では、両ガイドレール19,2
0がいずれも支持桟21に設けられた状態で描いてある
が、この支持桟21は、駆動ドラム2の外周部を取り囲
むように設けられたカゴ形の側フレーム22に対し、そ
の周方向に所定間隔で(即ち、駆動ドラム2の回転中心
から放射状となるように)複数本設けられている。ま
た、外周側のガイドレール20のみを支持する支持桟も
ある(図2の左半部参照のこと)。
【0013】一方、ベルト体3は、巻回経路4において
は幅方向一端部が駆動ドラム2の外周面に当接されて、
駆動ドラム2の回転力を受けるようになっていると共
に、上部搬出経路5及び下部搬出経路6の経路誘導用ホ
イール(ローラやスプロケット等を含む)23のうち、
適所配置のホイール(本実施例では上部搬出経路5の出
口側のものとした)24に設けられた副駆動モータ25
により、送り駆動がかけられるようになっている。
【0014】上記副駆動モータ25にはインダクション
モータが用いられている。そのため、例えば主駆動モー
タ14による駆動ドラム2の回転と、副駆動モータ25
によるベルト体3の送りとのバランスが崩れ、ベルト体
3に過度の張力が発生した場合には、副駆動モータ25
の回転数がその相当分に比例して自動的に低速化する。
また反対に、ベルト体3に作用する張力が軽度になった
場合には、副駆動モータ25の回転数がその相当分に比
例して自動的に高速化するようになる。
【0015】また、主駆動モータ14及び副駆動モータ
25の初期回転数をインバータ制御により所定関係に設
定しておく。ベルト体3は、上部搬出経路5を経て下降
した後、下部搬入経路6へと向けて案内されるようにな
っているが、この途中では、ベルト体3を駆動ドラム2
の下部でドラムまわりに沿って円弧状に通過させる必要
がある。しかし、この場合の通過方向が駆動ドラム2の
回転方向と逆方向となる。そのため従来では、上部搬出
経路5を経て下降したベルト体3を、駆動ドラム2の下
部に配されたホイール23(矢符X参照)に対して折り
返し状に巻き掛け、その後、わざわざ二点鎖線で示すよ
うに駆動ドラム2の回転方向に沿わせて略一周させ、更
に別のホイール23(矢符Y参照)で再び折り返し状に
巻き掛けてから、下部搬入経路6へ向かわせるようにし
ていた。
【0016】これに対し、本発明では、図2及び図3に
示すように駆動ドラム2に対し、その下部で回転案内路
体26を保持させ、この回転案内路体26によってベル
ト体3を保持案内させるようにしてある。この回転案内
路体26は、駆動ドラム2の下部でその外周面と略同じ
軌道に沿って回転自在に保持された回転リング27と、
この回転リング27の外周側に所定間隔をおいて固定保
持されたリングレール28とを有している。
【0017】回転リング27は、駆動ドラム2の下端部
にブラケット30及び支持リング31を介して保持され
たガイドローラ34,35により、径方向及び上下方向
へのガタツキがないように安定して回転するようになっ
ている。また、リングレール28は、摩擦係数の比較的
小さな樹脂材によって形成されており、駆動ドラム2の
外側部を取り囲む側フレーム22等からブラケット37
を介して取り付けられている。
【0018】このように回転案内路体26を有している
ため、上部搬出経路5から下部搬入経路6へ向かうベル
ト体3は、駆動ドラム2の回転方向に何ら拘束されるこ
となく、図1に示したような短絡的な曲成経路Zを通す
ことができる。図4は本発明に係るスパイラルコンベヤ
1の第2実施例を示したもので、上記第1実施例とは、
ベルト体3における上部搬出経路5と下部搬入経路6と
の相互向きが異なる(第1実施例では直交しているのに
対し、第2実施例では平行している)点と、駆動ドラム
2の回転方向が逆になっている点とにおいて相違する。
その他の構成及び作用は、略同一である。
【0019】なお、本発明は、上記各実施例に限定され
るものではない。例えば、ベルト体3の構造、ベルト体
3の保持構造、ベルト体3の経路構成をはじめ、駆動ド
ラム2の構成(回転装置類を含む)、本装置の用途等
は、適宜変更可能である。また、ベルト体3に対して送
りをかける副駆動モータ25についても、その設置位置
や設置数等、何ら限定されるものではない。
【0020】回転案内路体26は、回転リング27とリ
ングレール28とを有した構成とすることが限定される
ものではなく、回転リング27として、ベルト体3の幅
を全面的に支承できるようなドーナツ板状をしたものに
することも可能である。また、このように回転案内路体
26をドーナツ板状とする場合、この回転案内路体26
を側フレーム22側で回転自在に支承するようにしても
よい。
【0021】回転案内路体26は、駆動ドラム2の上端
部に設けることも可能である。ベルト体3の送り方向
は、上記各実施例とは逆(即ち、ベルト体3が駆動ドラ
ム2を上から下へと巻回され、搬出経路5と搬入経路6
とが上下逆になる方向)にすることも可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明は、上述の構成を具備するもので
あって、ベルト体は、駆動ドラムから巻き出される部分
(搬出経路)から、駆動ドラムへ巻きかけられる部分
(搬入経路)へと向かわせる途中において、駆動ドラム
の回転に何ら拘束されることなく回転自在となる回転案
内路体で保持させるようにしているので、このベルト体
の送り方向と駆動ドラムの回転方向とをわざわざ一致さ
せる必要はない。そのため、ベルト体を最短距離でかけ
わたすことができるものであり、ベルト長さを短くでき
る。従って、誘導及び保持に関する構造の簡略化及び使
用モータの小型化等が図れ、且つ設備費用の低廉化も図
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスパイラルコンベヤの第1実施例
を示す模式図である。
【図2】駆動ドラムの回転機構部を示す一部破砕側面図
である。
【図3】図2のA部詳細図である。
【図4】本発明に係るスパイラルコンベヤの第2実施例
を示す模式図である。
【符号の説明】 1 スパイラルコンベヤ 2 駆動ドラム 3 ベルト体 4 巻回経路 14 主駆動モータ 25 副駆動モータ 26 回転案内路体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレスのベルト体(3)が立筒状の
    駆動ドラム(2)外面をスパイラル状に巻回する経路
    (4)を有して循環走行されるスパイラルコンベヤにお
    いて、駆動ドラム(2)の下端部又は上端部には回転案
    内路体(26)が回転自在に設けられ、駆動ドラム
    (2)の下端部又は上端部で巻き出された後再び駆動ド
    ラム(2)の他端部へ巻きかけられる途中のベルト体
    (3)を上記回転案内路体(26)で保持できるように
    なっていることを特徴とするスパイラルコンベヤ。
JP1516995A 1995-02-01 1995-02-01 スパイラルコンベヤ Pending JPH08208015A (ja)

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JP1516995A JPH08208015A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 スパイラルコンベヤ

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JP1516995A JPH08208015A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 スパイラルコンベヤ

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JPH08208015A true JPH08208015A (ja) 1996-08-13

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ID=11881311

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JP1516995A Pending JPH08208015A (ja) 1995-02-01 1995-02-01 スパイラルコンベヤ

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JP (1) JPH08208015A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007131359A (ja) * 2005-11-08 2007-05-31 Misuzu Koki Kk スパイラルエンドレスコンベア装置
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