JPH08207989A - 貯槽内垂直受入管の液面調整装置 - Google Patents
貯槽内垂直受入管の液面調整装置Info
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- JPH08207989A JPH08207989A JP7018304A JP1830495A JPH08207989A JP H08207989 A JPH08207989 A JP H08207989A JP 7018304 A JP7018304 A JP 7018304A JP 1830495 A JP1830495 A JP 1830495A JP H08207989 A JPH08207989 A JP H08207989A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体の受入時に生じる垂直受入管の振動や大
きな揺れが低減でき、貯槽内の圧力低下を防止し得る貯
槽内垂直受入管の液面調整装置を提供する。 【構成】 ピストン20を有するシリンダ室14と、シ
リンダ室14内の上側空間21と液供給管12内を連通
させる加圧用垂直管15と、シリンダ室14内の下側空
間22と垂直受入管13内の下部を連通させるピストン
バランス用液流通管16と、ピストン20の軸27と連
結されることによりピストン20の上下動に伴なって垂
直受入管13の開口部13bを開閉するシール板17
と、ピストン20に連結されたスプリング28とから概
略構成されている。
きな揺れが低減でき、貯槽内の圧力低下を防止し得る貯
槽内垂直受入管の液面調整装置を提供する。 【構成】 ピストン20を有するシリンダ室14と、シ
リンダ室14内の上側空間21と液供給管12内を連通
させる加圧用垂直管15と、シリンダ室14内の下側空
間22と垂直受入管13内の下部を連通させるピストン
バランス用液流通管16と、ピストン20の軸27と連
結されることによりピストン20の上下動に伴なって垂
直受入管13の開口部13bを開閉するシール板17
と、ピストン20に連結されたスプリング28とから概
略構成されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばLNG、LPG
等、低温の液体を貯蔵する貯槽における垂直受入管を対
象として、その垂直受入管内の液面を調整するための液
面調整装置に関するものである。
等、低温の液体を貯蔵する貯槽における垂直受入管を対
象として、その垂直受入管内の液面を調整するための液
面調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、LNG、LPG等の低温の液体を
貯蔵する貯槽において液体受入用の配管系の構成は例え
ば図2に示すようになっている。すなわち、貯槽1の上
方から頂板部2を貫通して液供給管3が配管され、この
液供給管3の下方に軸線を垂直方向に向けて支持され、
液供給管3を通じて貯槽1内に投入される液を受け入れ
るための垂直受入管4が設置されている。また、垂直受
入管4の上端は漏斗状の受入部4aとされ、垂直受入管
4はその上部で貯槽1内に設けられた支持部5によって
吊り下げられた状態で固定される一方、下端は液を誘導
するためのガイドはあるものの、貯槽1には固定されな
い状態となっている。そして、この貯槽1内への液体投
入時に、液体は液供給管3から垂直受入管4の受入部4
aに流れ落ち、垂直受入管4の下端から貯槽1内に流れ
込むようになっている。
貯蔵する貯槽において液体受入用の配管系の構成は例え
ば図2に示すようになっている。すなわち、貯槽1の上
方から頂板部2を貫通して液供給管3が配管され、この
液供給管3の下方に軸線を垂直方向に向けて支持され、
液供給管3を通じて貯槽1内に投入される液を受け入れ
るための垂直受入管4が設置されている。また、垂直受
入管4の上端は漏斗状の受入部4aとされ、垂直受入管
4はその上部で貯槽1内に設けられた支持部5によって
吊り下げられた状態で固定される一方、下端は液を誘導
するためのガイドはあるものの、貯槽1には固定されな
い状態となっている。そして、この貯槽1内への液体投
入時に、液体は液供給管3から垂直受入管4の受入部4
aに流れ落ち、垂直受入管4の下端から貯槽1内に流れ
込むようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の従来の貯槽
においてLNG、LPG等の液体を投入する際には、上
記のように、液体が液供給管3から垂直受入管4の受入
部4aに流下し、垂直受入管4内を流れ落ちる。その際
に、外部に対して断熱された液供給管3内では液体状態
であるLNG、LPG等の液体が、垂直受入管4内に勢
いよく流れ込むときに周囲のガスを巻き込むと同時に減
圧によるフラッシュガスを発生させ、貯槽1内に溜まっ
た液面近傍で圧力上昇によって再度液化するといった状
態変化を起こす。そこで、貯槽1内の液量が多い場合に
は垂直受入管4内の液面は高い位置にあり(図2中に2
点鎖線で示す)、液体の落下距離が短いため液体はほと
んどガス化することなく液体状態のまま液面に到達する
ので特に問題はない。ところが、貯槽1内の液量が少な
く垂直受入管4内の液面の位置が低い場合には液体の落
下距離が長くなるため(図2中に実線で示す)、上記の
液体状態→ガス化→再液化という状態変化が垂直受入管
4内で激しく起こることになる。その結果、垂直受入管
4に振動や大きな揺れが生じたり、貯槽内圧力が低下す
ることが懸念されていた。
においてLNG、LPG等の液体を投入する際には、上
記のように、液体が液供給管3から垂直受入管4の受入
部4aに流下し、垂直受入管4内を流れ落ちる。その際
に、外部に対して断熱された液供給管3内では液体状態
であるLNG、LPG等の液体が、垂直受入管4内に勢
いよく流れ込むときに周囲のガスを巻き込むと同時に減
圧によるフラッシュガスを発生させ、貯槽1内に溜まっ
た液面近傍で圧力上昇によって再度液化するといった状
態変化を起こす。そこで、貯槽1内の液量が多い場合に
は垂直受入管4内の液面は高い位置にあり(図2中に2
点鎖線で示す)、液体の落下距離が短いため液体はほと
んどガス化することなく液体状態のまま液面に到達する
ので特に問題はない。ところが、貯槽1内の液量が少な
く垂直受入管4内の液面の位置が低い場合には液体の落
下距離が長くなるため(図2中に実線で示す)、上記の
液体状態→ガス化→再液化という状態変化が垂直受入管
4内で激しく起こることになる。その結果、垂直受入管
4に振動や大きな揺れが生じたり、貯槽内圧力が低下す
ることが懸念されていた。
【0004】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、液体の受入時に生じる垂直受入管の振動や
大きな揺れを低減でき、貯槽内圧力を低下させることの
ない貯槽内垂直受入管の液面調整装置を提供することを
目的とする。
のであって、液体の受入時に生じる垂直受入管の振動や
大きな揺れを低減でき、貯槽内圧力を低下させることの
ない貯槽内垂直受入管の液面調整装置を提供することを
目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の貯槽内垂直受入管の液面調整装
置は、貯槽内の上部に設けられた液供給管の下方に軸線
を鉛直方向に向けて支持され、前記液供給管を通じて供
給される液体を上端から受け入れて下端から貯槽内に流
し込むための垂直受入管を対象とし、その垂直受入管内
の液面の高さを調整するための貯槽内垂直受入管の液面
調整装置であって、前記垂直受入管の下部にあたる高さ
に設置され、内部に上下動自在に装入されたピストンを
有するシリンダ室と、前記ピストンにより区画された前
記シリンダ室内の上側空間と前記液供給管内とを連通さ
せ鉛直方向に延びる部分を有する加圧用垂直管と、前記
ピストンにより区画された前記シリンダ室内の下側空間
と前記垂直受入管内の下部とを連通させるピストンバラ
ンス用液流通管と、前記垂直受入管下端の開口部を開閉
可能とするように設置され、前記ピストンの軸と連結さ
れることにより前記ピストンの上下動に伴なって前記開
口部を開閉するシール板とを具備してなることを特徴と
するものである。
めに、請求項1に記載の貯槽内垂直受入管の液面調整装
置は、貯槽内の上部に設けられた液供給管の下方に軸線
を鉛直方向に向けて支持され、前記液供給管を通じて供
給される液体を上端から受け入れて下端から貯槽内に流
し込むための垂直受入管を対象とし、その垂直受入管内
の液面の高さを調整するための貯槽内垂直受入管の液面
調整装置であって、前記垂直受入管の下部にあたる高さ
に設置され、内部に上下動自在に装入されたピストンを
有するシリンダ室と、前記ピストンにより区画された前
記シリンダ室内の上側空間と前記液供給管内とを連通さ
せ鉛直方向に延びる部分を有する加圧用垂直管と、前記
ピストンにより区画された前記シリンダ室内の下側空間
と前記垂直受入管内の下部とを連通させるピストンバラ
ンス用液流通管と、前記垂直受入管下端の開口部を開閉
可能とするように設置され、前記ピストンの軸と連結さ
れることにより前記ピストンの上下動に伴なって前記開
口部を開閉するシール板とを具備してなることを特徴と
するものである。
【0006】また、請求項2に記載の貯槽内垂直受入管
の液面調整装置は、その弾性力が前記垂直受入管の開口
部上端と前記加圧用垂直管の液位差に相当する前記ピス
トン上方からの圧力に等しく、ピストンの上下方向から
の圧力が釣り合った状態では前記開口部が開の状態とな
るように前記シール板の位置を保持するためのスプリン
グが、前記ピストンに連結されていることを特徴とする
ものである。
の液面調整装置は、その弾性力が前記垂直受入管の開口
部上端と前記加圧用垂直管の液位差に相当する前記ピス
トン上方からの圧力に等しく、ピストンの上下方向から
の圧力が釣り合った状態では前記開口部が開の状態とな
るように前記シール板の位置を保持するためのスプリン
グが、前記ピストンに連結されていることを特徴とする
ものである。
【0007】
【作用】図2に示したような従来の貯槽内垂直受入管の
構造では、垂直受入管の液面の高さは貯槽内の液面の高
さに一致するため、貯槽内の液量が少ない状態では垂直
受入管の液面の位置は必然的に低くなる。それに対し
て、本発明の貯槽内垂直受入管の液面調整装置は、貯槽
内の液量が少ない状態でも垂直受入管下端の開口部に設
けたシール板により開口部を塞いで垂直受入管の液面を
高い位置に保ちつつ、液体を適宜貯槽内に流し込むとい
うものである。
構造では、垂直受入管の液面の高さは貯槽内の液面の高
さに一致するため、貯槽内の液量が少ない状態では垂直
受入管の液面の位置は必然的に低くなる。それに対し
て、本発明の貯槽内垂直受入管の液面調整装置は、貯槽
内の液量が少ない状態でも垂直受入管下端の開口部に設
けたシール板により開口部を塞いで垂直受入管の液面を
高い位置に保ちつつ、液体を適宜貯槽内に流し込むとい
うものである。
【0008】すなわち、請求項1に記載の貯槽内垂直受
入管の液面調整装置においては、液供給管から垂直受入
管に向けて液体が流れる際に、液体が加圧用垂直管内を
通じてシリンダ室の上側空間に流れ込み、加圧用垂直管
の鉛直方向に延びる部分に溜まった液体のヘッドにより
ピストンが下方に押し下げられる。すると、ピストンの
軸に連結されたシール板が垂直受入管の開口部を閉の状
態とするので、液体は垂直受入管から貯槽内に流れ出ず
に垂直受入管内に溜まるようになる。そして、一定量の
液体が垂直受入管内に溜まると、液体はピストンバラン
ス用液流通管を通じてシリンダ室の下側空間に流れ込
み、垂直受入管内の液体が多くなるにつれて垂直受入管
内に溜まった液体のヘッドによりピストンが上方に押し
上げられる。すると、シール板が垂直受入管下端の開口
部を開の状態とするので、液体は垂直受入管から流れ出
て垂直受入管内の液量が減少する。以下、垂直受入管側
の液体のヘッドと加圧用垂直管側の液体のヘッドとのバ
ランスにより、シール板が垂直受入管の開口部の開閉動
作を繰り返す。
入管の液面調整装置においては、液供給管から垂直受入
管に向けて液体が流れる際に、液体が加圧用垂直管内を
通じてシリンダ室の上側空間に流れ込み、加圧用垂直管
の鉛直方向に延びる部分に溜まった液体のヘッドにより
ピストンが下方に押し下げられる。すると、ピストンの
軸に連結されたシール板が垂直受入管の開口部を閉の状
態とするので、液体は垂直受入管から貯槽内に流れ出ず
に垂直受入管内に溜まるようになる。そして、一定量の
液体が垂直受入管内に溜まると、液体はピストンバラン
ス用液流通管を通じてシリンダ室の下側空間に流れ込
み、垂直受入管内の液体が多くなるにつれて垂直受入管
内に溜まった液体のヘッドによりピストンが上方に押し
上げられる。すると、シール板が垂直受入管下端の開口
部を開の状態とするので、液体は垂直受入管から流れ出
て垂直受入管内の液量が減少する。以下、垂直受入管側
の液体のヘッドと加圧用垂直管側の液体のヘッドとのバ
ランスにより、シール板が垂直受入管の開口部の開閉動
作を繰り返す。
【0009】ところが、貯槽に液体を供給している間は
加圧用垂直管側には連続的に液体が流れ込み、常にピス
トンを下方に押し下げる圧力が加わるので、垂直受入管
の開口部は閉の状態が支配的となり、垂直受入管側の液
体のヘッドが優った時のみ開口部は開の状態となって液
体が貯槽内に流れ出る。したがって、垂直受入管内の液
面は常に貯槽内の液面よりも高い位置に保持される。
加圧用垂直管側には連続的に液体が流れ込み、常にピス
トンを下方に押し下げる圧力が加わるので、垂直受入管
の開口部は閉の状態が支配的となり、垂直受入管側の液
体のヘッドが優った時のみ開口部は開の状態となって液
体が貯槽内に流れ出る。したがって、垂直受入管内の液
面は常に貯槽内の液面よりも高い位置に保持される。
【0010】また、請求項2に記載の貯槽内垂直受入管
の液面調整装置においては、その弾性力が垂直受入管の
開口部上端と加圧用垂直管の液位差に相当するピストン
上方からの圧力に等しく、ピストンの上下方向からの圧
力が釣り合った状態で垂直受入管の開口部を開の状態と
させるためのスプリングがピストンに連結されているた
め、ピストンを上方に押し上げる垂直受入管側の液体の
ヘッド分にスプリングの弾性力が加わり、垂直受入管の
開口部は開き易い状態となるので、垂直受入管上端から
の液体のオーバーフローが防止される。
の液面調整装置においては、その弾性力が垂直受入管の
開口部上端と加圧用垂直管の液位差に相当するピストン
上方からの圧力に等しく、ピストンの上下方向からの圧
力が釣り合った状態で垂直受入管の開口部を開の状態と
させるためのスプリングがピストンに連結されているた
め、ピストンを上方に押し上げる垂直受入管側の液体の
ヘッド分にスプリングの弾性力が加わり、垂直受入管の
開口部は開き易い状態となるので、垂直受入管上端から
の液体のオーバーフローが防止される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。図1は、本実施例の貯槽内垂直受入管の液面調
整装置10(以下、単に液面調整装置という)の構成を
示す図であって、図中符号11は貯槽、12は液供給
管、13は垂直受入管、14はシリンダ室、15は加圧
用垂直管、16はピストンバランス用液流通管、17は
シール板である。
明する。図1は、本実施例の貯槽内垂直受入管の液面調
整装置10(以下、単に液面調整装置という)の構成を
示す図であって、図中符号11は貯槽、12は液供給
管、13は垂直受入管、14はシリンダ室、15は加圧
用垂直管、16はピストンバランス用液流通管、17は
シール板である。
【0012】貯槽11内の上方から頂板部18を貫通し
て液供給管12が配管され、この液供給管12の下方に
軸線を鉛直方向に向けて支持され、液供給管12を通じ
て貯槽11内に投入される液体を受け入れるための垂直
受入管13が設置されている。この垂直受入管13の上
端は漏斗状の受入部13aとされ、垂直受入管13はそ
の上部で貯槽11内の上部に設けられた支持部19によ
って吊り下げられた状態で固定される一方、下端は水平
方向に曲がり液を誘導するためのガイドはあるものの、
貯槽11には固定されない状態となっている。
て液供給管12が配管され、この液供給管12の下方に
軸線を鉛直方向に向けて支持され、液供給管12を通じ
て貯槽11内に投入される液体を受け入れるための垂直
受入管13が設置されている。この垂直受入管13の上
端は漏斗状の受入部13aとされ、垂直受入管13はそ
の上部で貯槽11内の上部に設けられた支持部19によ
って吊り下げられた状態で固定される一方、下端は水平
方向に曲がり液を誘導するためのガイドはあるものの、
貯槽11には固定されない状態となっている。
【0013】本実施例の液面調整装置10は、シリンダ
室14、ピストン20、スプリング28、シール板1
7、加圧用垂直管15、ピストンバランス用液流通管1
6から概略構成されている。シリンダ室14が垂直受入
管13の下部にあたる高さに設置されており、内部にピ
ストン20が上下動自在に装入されている。そして、ピ
ストン20によって区画されるシリンダ室14の上側空
間21と下側空間22には、シリンダ室14内と貯槽1
1内空間とを連通させる小さい孔径の逃がし口23、2
4がそれぞれ設けられている。また、垂直受入管13下
端にはその開口部13bを開閉可能とするシール板17
が設置されている。シール板17はほぼ直角に接合され
た第1の板部17aと第2の板部17bからなり、これ
ら第1、第2の板部17a、17bの接合部が垂直受入
管13の開口部13bの上側にヒンジ25により回転可
能に連結されている。
室14、ピストン20、スプリング28、シール板1
7、加圧用垂直管15、ピストンバランス用液流通管1
6から概略構成されている。シリンダ室14が垂直受入
管13の下部にあたる高さに設置されており、内部にピ
ストン20が上下動自在に装入されている。そして、ピ
ストン20によって区画されるシリンダ室14の上側空
間21と下側空間22には、シリンダ室14内と貯槽1
1内空間とを連通させる小さい孔径の逃がし口23、2
4がそれぞれ設けられている。また、垂直受入管13下
端にはその開口部13bを開閉可能とするシール板17
が設置されている。シール板17はほぼ直角に接合され
た第1の板部17aと第2の板部17bからなり、これ
ら第1、第2の板部17a、17bの接合部が垂直受入
管13の開口部13bの上側にヒンジ25により回転可
能に連結されている。
【0014】そして、シール板17の第1の板部17a
が垂直受入管13の開口部13bを塞ぐように配置され
るとともに、第2の板部17bがピストン20の軸27
の先端に取り付けられたローラ26と接触した状態を保
持するようになっている。したがって、ピストン20が
上昇するとシール板17全体がヒンジ25を中心に上向
きに回転して垂直受入管13の開口部13bが開き、ピ
ストン20が下降するとシール板17全体がヒンジ25
を中心に下向きに回転して垂直受入管13の開口部13
bが閉じるようになっている。
が垂直受入管13の開口部13bを塞ぐように配置され
るとともに、第2の板部17bがピストン20の軸27
の先端に取り付けられたローラ26と接触した状態を保
持するようになっている。したがって、ピストン20が
上昇するとシール板17全体がヒンジ25を中心に上向
きに回転して垂直受入管13の開口部13bが開き、ピ
ストン20が下降するとシール板17全体がヒンジ25
を中心に下向きに回転して垂直受入管13の開口部13
bが閉じるようになっている。
【0015】また、シリンダ室14内の下面とピストン
20の下面との間にはスプリング28が連結されてい
る。このスプリング28は、弾性力が前記垂直受入管の
開口部上端と前記加圧用垂直管の液位差に相当する前記
ピストン上方からの圧力にほぼ等しく、ピストン20に
対して上下方向からの圧力が加わらない状態において垂
直受入管13の開口部13bを開いた状態とするもので
ある。
20の下面との間にはスプリング28が連結されてい
る。このスプリング28は、弾性力が前記垂直受入管の
開口部上端と前記加圧用垂直管の液位差に相当する前記
ピストン上方からの圧力にほぼ等しく、ピストン20に
対して上下方向からの圧力が加わらない状態において垂
直受入管13の開口部13bを開いた状態とするもので
ある。
【0016】また、液供給管12の貯槽11に入る手前
の位置から分岐するように加圧用垂直管15が設けられ
ている。そして、この加圧用垂直管15は貯槽11の頂
板部18からシリンダ室14に向けて鉛直方向に延び、
液供給管12内とシリンダ室14内の上側空間21とを
連通させている。また、加圧用垂直管15の垂直受入管
13の上端にあたる位置には小さい孔径の逃がし口29
が設けられている。その一方、垂直受入管13の下部に
は水平方向に延びるピストンバランス用液流通管16が
設けられており、垂直受入管13内とシリンダ室14内
の下側空間22とを連通させている。
の位置から分岐するように加圧用垂直管15が設けられ
ている。そして、この加圧用垂直管15は貯槽11の頂
板部18からシリンダ室14に向けて鉛直方向に延び、
液供給管12内とシリンダ室14内の上側空間21とを
連通させている。また、加圧用垂直管15の垂直受入管
13の上端にあたる位置には小さい孔径の逃がし口29
が設けられている。その一方、垂直受入管13の下部に
は水平方向に延びるピストンバランス用液流通管16が
設けられており、垂直受入管13内とシリンダ室14内
の下側空間22とを連通させている。
【0017】上記構成の液面調整装置10が備えられた
貯槽11内にLNG、LPG等の液体を投入する場合に
は、液面調整装置10は次のような動作を行なって垂直
受入管13内の液面の高さを調整する。すなわち、液供
給管12から垂直受入管13に向けて液体が流れ込む際
には、液体が加圧用垂直管15内を通じてシリンダ室1
4の上側空間21に流れ込むため、加圧用垂直管15内
に溜まる液体のヘッドによりピストン20が下方に押し
下げられる。すると、シール板17が下向きに回転し、
初期状態ではスプリング28の作用によって若干開いて
いた垂直受入管13の開口部13bが閉じるので、液体
は液供給管12から垂直受入管13に流れ落ちた後、貯
槽11内に流れ出ない状態となり、垂直受入管13内に
溜まるようになる。
貯槽11内にLNG、LPG等の液体を投入する場合に
は、液面調整装置10は次のような動作を行なって垂直
受入管13内の液面の高さを調整する。すなわち、液供
給管12から垂直受入管13に向けて液体が流れ込む際
には、液体が加圧用垂直管15内を通じてシリンダ室1
4の上側空間21に流れ込むため、加圧用垂直管15内
に溜まる液体のヘッドによりピストン20が下方に押し
下げられる。すると、シール板17が下向きに回転し、
初期状態ではスプリング28の作用によって若干開いて
いた垂直受入管13の開口部13bが閉じるので、液体
は液供給管12から垂直受入管13に流れ落ちた後、貯
槽11内に流れ出ない状態となり、垂直受入管13内に
溜まるようになる。
【0018】そして、垂直受入管13内のピストンバラ
ンス用液流通管16が設けられた高さまで液体が溜まる
と、液体はピストンバランス用液流通管16を通じてシ
リンダ室14の下側空間22に流れ込み、垂直受入管1
3内の液体がさらに多くなるにつれ垂直受入管13内に
溜まった液体のヘッドによりピストン20が上方に押し
上げられる。すると、シール板17が上向きに回転して
垂直受入管13の開口部13bが開くので、液体は垂直
受入管13から流れ出て垂直受入管13内の液面が下が
る。そこで、垂直受入管13側の液体のヘッドが減少す
ることで加圧用垂直管15側の液体のヘッドが優るた
め、垂直受入管13の開口部13bは再度閉じる。以
降、垂直受入管13側の液体のヘッドと加圧用垂直管1
5側の液体のヘッドとのバランスによりシール板17が
垂直受入管13の開口部13bの開閉動作を繰り返す。
ンス用液流通管16が設けられた高さまで液体が溜まる
と、液体はピストンバランス用液流通管16を通じてシ
リンダ室14の下側空間22に流れ込み、垂直受入管1
3内の液体がさらに多くなるにつれ垂直受入管13内に
溜まった液体のヘッドによりピストン20が上方に押し
上げられる。すると、シール板17が上向きに回転して
垂直受入管13の開口部13bが開くので、液体は垂直
受入管13から流れ出て垂直受入管13内の液面が下が
る。そこで、垂直受入管13側の液体のヘッドが減少す
ることで加圧用垂直管15側の液体のヘッドが優るた
め、垂直受入管13の開口部13bは再度閉じる。以
降、垂直受入管13側の液体のヘッドと加圧用垂直管1
5側の液体のヘッドとのバランスによりシール板17が
垂直受入管13の開口部13bの開閉動作を繰り返す。
【0019】ところで、貯槽11に液体を供給している
間は、加圧用垂直管15側には連続的に液体が流れ込
み、常にピストン20を下方に押し下げる圧力が加わる
ので、垂直受入管13の開口部13bは閉の状態が支配
的となり、垂直受入管13側の液体のヘッドとスプリン
グの弾性力の和が優った時のみ開口部13bは開の状態
となって液体が貯槽11内に間欠的に流れ出る状態とな
る。液面調整装置10がこのような動作を行なうことに
よって垂直受入管13内の液面は貯槽11内の液面より
も常に高い位置に保持される。
間は、加圧用垂直管15側には連続的に液体が流れ込
み、常にピストン20を下方に押し下げる圧力が加わる
ので、垂直受入管13の開口部13bは閉の状態が支配
的となり、垂直受入管13側の液体のヘッドとスプリン
グの弾性力の和が優った時のみ開口部13bは開の状態
となって液体が貯槽11内に間欠的に流れ出る状態とな
る。液面調整装置10がこのような動作を行なうことに
よって垂直受入管13内の液面は貯槽11内の液面より
も常に高い位置に保持される。
【0020】したがって、従来の貯槽の場合、垂直受入
管の液面の高さは貯槽内の液面の高さに一致するため、
貯槽内の液量が少ない状態では垂直受入管の液面の位置
は必然的に低くなるのに対して、本実施例の液面調整装
置10を備えた貯槽11の場合には、貯槽11内の液量
が少ない状態でも垂直受入管13内の液面を高い位置に
保持することができる。その結果、垂直受入管13内に
おける液体の落下距離が短くなり、液体のガス化量が低
下しほぼ液体状態のまま液面に到達するため、従来の場
合に比べて垂直受入管13の振動や大きな揺れが生じる
のを低減することができる。また、貯槽内の圧力低下を
防止することができる。
管の液面の高さは貯槽内の液面の高さに一致するため、
貯槽内の液量が少ない状態では垂直受入管の液面の位置
は必然的に低くなるのに対して、本実施例の液面調整装
置10を備えた貯槽11の場合には、貯槽11内の液量
が少ない状態でも垂直受入管13内の液面を高い位置に
保持することができる。その結果、垂直受入管13内に
おける液体の落下距離が短くなり、液体のガス化量が低
下しほぼ液体状態のまま液面に到達するため、従来の場
合に比べて垂直受入管13の振動や大きな揺れが生じる
のを低減することができる。また、貯槽内の圧力低下を
防止することができる。
【0021】また、本実施例においては、ピストン20
に対して上下方向からの圧力が加わらない状態において
垂直受入管13の開口部13bを若干開いた状態とする
ためのスプリング28がピストン20に連結されている
ため、ヘッドのバランスを考慮する際に垂直受入管13
側の液体のヘッド分にはスプリング28の弾性力が加わ
り、垂直受入管13の開口部13bは開き易い状態とな
るので、垂直受入管13上端の受入部13aからの液体
のオーバーフローを防止して貯槽11内に液体を円滑に
供給することができる。
に対して上下方向からの圧力が加わらない状態において
垂直受入管13の開口部13bを若干開いた状態とする
ためのスプリング28がピストン20に連結されている
ため、ヘッドのバランスを考慮する際に垂直受入管13
側の液体のヘッド分にはスプリング28の弾性力が加わ
り、垂直受入管13の開口部13bは開き易い状態とな
るので、垂直受入管13上端の受入部13aからの液体
のオーバーフローを防止して貯槽11内に液体を円滑に
供給することができる。
【0022】さらに、加圧用垂直管15およびシリンダ
室14の上側空間21、下側空間22には小さい孔径の
逃がし口29、23、24がそれぞれ設けられているの
で、これら逃がし口29、23、24から液体が大量に
流れ出すことでヘッドのバランスを崩すようなこともな
く、加圧用垂直管15内およびシリンダ室14内の液体
が適宜入れ替わることが可能となる。
室14の上側空間21、下側空間22には小さい孔径の
逃がし口29、23、24がそれぞれ設けられているの
で、これら逃がし口29、23、24から液体が大量に
流れ出すことでヘッドのバランスを崩すようなこともな
く、加圧用垂直管15内およびシリンダ室14内の液体
が適宜入れ替わることが可能となる。
【0023】なお、本実施例においては、第1の板部1
7aと第2の板部17bからなるシール板17を垂直受
入管13の開口部13bの上側に回転可能に連結し、第
2の板部17bとピストン20の軸27先端のローラ2
6とが接触するように構成したが、この構成に限るもの
ではなく、シール板とピストン軸との連結構造について
は種々の設計変更が可能である。
7aと第2の板部17bからなるシール板17を垂直受
入管13の開口部13bの上側に回転可能に連結し、第
2の板部17bとピストン20の軸27先端のローラ2
6とが接触するように構成したが、この構成に限るもの
ではなく、シール板とピストン軸との連結構造について
は種々の設計変更が可能である。
【0024】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、請求項1
記載の貯槽内垂直受入管の液面調整装置は、垂直受入管
下端の開口部に設けたシール板が垂直受入管側の液体の
ヘッドと加圧用垂直管側の液体のヘッドとのバランスに
よって開口部の開閉動作を行ない、垂直受入管の液面を
高い位置に保ちつつ、液体を貯槽内に流し入れるという
ものである。すなわち、従来の貯槽の場合、垂直受入管
の液面の高さは貯槽内の液面の高さに一致するため貯槽
内の液量が少ない状態では垂直受入管の液面が低くなる
のに対して、この液面調整装置を備えた貯槽の場合に
は、貯槽内の液量が少ない状態でも垂直受入管内の液面
を高い位置に保持することができる。その結果、垂直受
入管内における液体の落下距離が短くなり、液体のガス
化量が低下しほぼ液体状態のまま液面に到達するため、
従来の場合に比べて垂直受入管の振動や大きな揺れが生
じるのを低減することができる。また、貯槽内の圧力低
下を防止することができる。
記載の貯槽内垂直受入管の液面調整装置は、垂直受入管
下端の開口部に設けたシール板が垂直受入管側の液体の
ヘッドと加圧用垂直管側の液体のヘッドとのバランスに
よって開口部の開閉動作を行ない、垂直受入管の液面を
高い位置に保ちつつ、液体を貯槽内に流し入れるという
ものである。すなわち、従来の貯槽の場合、垂直受入管
の液面の高さは貯槽内の液面の高さに一致するため貯槽
内の液量が少ない状態では垂直受入管の液面が低くなる
のに対して、この液面調整装置を備えた貯槽の場合に
は、貯槽内の液量が少ない状態でも垂直受入管内の液面
を高い位置に保持することができる。その結果、垂直受
入管内における液体の落下距離が短くなり、液体のガス
化量が低下しほぼ液体状態のまま液面に到達するため、
従来の場合に比べて垂直受入管の振動や大きな揺れが生
じるのを低減することができる。また、貯槽内の圧力低
下を防止することができる。
【0025】また、請求項2記載の貯槽内垂直受入管の
液面調整装置においては、その弾性力が垂直受入管の開
口部上端と加圧用垂直管の液位差に相当するピストン上
方からの圧力に等しく、ピストンの上下方向からの圧力
が釣り合った状態で垂直受入管の開口部を開の状態とさ
せるためのスプリングがピストンに連結されているた
め、ヘッドのバランスを考慮する際に垂直受入管側の液
体のヘッド分にはスプリングの弾性力が加わり、垂直受
入管の開口部は開き易い状態となるので、垂直受入管上
端からの液体のオーバーフローを防止して液体を貯槽内
に円滑に供給することができる。
液面調整装置においては、その弾性力が垂直受入管の開
口部上端と加圧用垂直管の液位差に相当するピストン上
方からの圧力に等しく、ピストンの上下方向からの圧力
が釣り合った状態で垂直受入管の開口部を開の状態とさ
せるためのスプリングがピストンに連結されているた
め、ヘッドのバランスを考慮する際に垂直受入管側の液
体のヘッド分にはスプリングの弾性力が加わり、垂直受
入管の開口部は開き易い状態となるので、垂直受入管上
端からの液体のオーバーフローを防止して液体を貯槽内
に円滑に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例として示す貯槽内垂直受入管
の液面調整装置の側断面図である。
の液面調整装置の側断面図である。
【図2】従来の貯槽内垂直受入管を示す側断面図であ
る。
る。
10 液面調整装置(貯槽内垂直受入管の液面調整装
置) 11 貯槽 12 液供給管 13 垂直受入管 13b (垂直受入管の)開口部 14 シリンダ室 15 加圧用垂直管 16 ピストンバランス用液流通管 17 シール板 20 ピストン 21 (シリンダ室内の)上側空間 22 (シリンダ室内の)下側空間 27 (ピストンの)軸 28 スプリング
置) 11 貯槽 12 液供給管 13 垂直受入管 13b (垂直受入管の)開口部 14 シリンダ室 15 加圧用垂直管 16 ピストンバランス用液流通管 17 シール板 20 ピストン 21 (シリンダ室内の)上側空間 22 (シリンダ室内の)下側空間 27 (ピストンの)軸 28 スプリング
Claims (2)
- 【請求項1】 貯槽内の上部に設けられた液供給管の下
方に軸線を鉛直方向に向けて支持され、前記液供給管を
通じて供給される液体を上端から受け入れて下端から貯
槽内に流し込むための垂直受入管を対象とし、その垂直
受入管内の液面の高さを調整するための貯槽内垂直受入
管の液面調整装置であって、 前記垂直受入管の下部にあたる高さに設置され、内部に
上下動自在に装入されたピストンを有するシリンダ室
と、 前記ピストンにより区画された前記シリンダ室内の上側
空間と前記液供給管内とを連通させ鉛直方向に延びる部
分を有する加圧用垂直管と、 前記ピストンにより区画された前記シリンダ室内の下側
空間と前記垂直受入管内の下部とを連通させるピストン
バランス用液流通管と、 前記垂直受入管下端の開口部を開閉可能とするように設
置され、前記ピストンの軸と連結されることにより前記
ピストンの上下動に伴なって前記開口部を開閉するシー
ル板とを具備してなることを特徴とする貯槽内垂直受入
管の液面調整装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の貯槽内垂直受入管の液面
調整装置において、 その弾性力が前記垂直受入管の開口部上端と前記加圧用
垂直管の液位差に相当する前記ピストン上方からの圧力
に等しく、ピストンの上下方向からの圧力が釣り合った
状態で前記開口部が開の状態となるように前記シール板
の位置を保持するためのスプリングが、前記ピストンに
連結されていることを特徴とする貯槽内垂直受入管の液
面調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7018304A JPH08207989A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 貯槽内垂直受入管の液面調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7018304A JPH08207989A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 貯槽内垂直受入管の液面調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08207989A true JPH08207989A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11967881
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7018304A Withdrawn JPH08207989A (ja) | 1995-02-06 | 1995-02-06 | 貯槽内垂直受入管の液面調整装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08207989A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013221612A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Chubu Electric Power Co Inc | 液化ガスタンクのリード管の先端構造 |
CN109027659A (zh) * | 2018-09-17 | 2018-12-18 | 江西省烈岩机械有限公司 | 具有自稳压功能的气体容器 |
CN109163213A (zh) * | 2018-09-17 | 2019-01-08 | 江西省烈岩机械有限公司 | 气体容器 |
WO2021132381A1 (ja) * | 2019-12-23 | 2021-07-01 | 三菱造船株式会社 | タンクシステム、船舶 |
CN118458175A (zh) * | 2024-07-11 | 2024-08-09 | 山东赛马力发电设备有限公司 | 一种用于空气源热泵的储水罐 |
-
1995
- 1995-02-06 JP JP7018304A patent/JPH08207989A/ja not_active Withdrawn
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013221612A (ja) * | 2012-04-19 | 2013-10-28 | Chubu Electric Power Co Inc | 液化ガスタンクのリード管の先端構造 |
CN109027659A (zh) * | 2018-09-17 | 2018-12-18 | 江西省烈岩机械有限公司 | 具有自稳压功能的气体容器 |
CN109163213A (zh) * | 2018-09-17 | 2019-01-08 | 江西省烈岩机械有限公司 | 气体容器 |
WO2021132381A1 (ja) * | 2019-12-23 | 2021-07-01 | 三菱造船株式会社 | タンクシステム、船舶 |
JP2021099143A (ja) * | 2019-12-23 | 2021-07-01 | 三菱造船株式会社 | タンクシステム、船舶 |
KR20220101177A (ko) * | 2019-12-23 | 2022-07-19 | 미츠비시 조우센 가부시키가이샤 | 탱크 시스템, 선박 |
CN114846265A (zh) * | 2019-12-23 | 2022-08-02 | 三菱造船株式会社 | 罐系统、船舶 |
EP4059828A4 (en) * | 2019-12-23 | 2023-01-04 | Mitsubishi Shipbuilding Co., Ltd. | TANK SYSTEM AND SHIP |
CN114846265B (zh) * | 2019-12-23 | 2023-09-26 | 三菱造船株式会社 | 罐系统、船舶 |
CN118458175A (zh) * | 2024-07-11 | 2024-08-09 | 山东赛马力发电设备有限公司 | 一种用于空气源热泵的储水罐 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |