JPH08205708A - トランスジェニック魚類を用いた変異原物質の検出方法 - Google Patents

トランスジェニック魚類を用いた変異原物質の検出方法

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JPH08205708A
JPH08205708A JP7013829A JP1382995A JPH08205708A JP H08205708 A JPH08205708 A JP H08205708A JP 7013829 A JP7013829 A JP 7013829A JP 1382995 A JP1382995 A JP 1382995A JP H08205708 A JPH08205708 A JP H08205708A
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JP
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fish
detecting
gene
mutagen
transgenic
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JP7013829A
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English (en)
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Hiroshi Amanuma
宏 天沼
Hiroyuki Takeda
洋幸 武田
Kimiko Amanuma
喜美子 天沼
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RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
Original Assignee
RIKEN Institute of Physical and Chemical Research
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 変異原物質検出用モニター遺伝子を有するこ
とを特徴とするトランスジェニック魚類及びその作出
法、並びにトランスジェニック魚類を用いた変異原物質
の検出方法。 【効果】 従来法よりも、簡易な手法で、かつ高い精度
で発癌性物質の検出が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランスジェニック魚
類及びその作出方法、並びに該トランスジェニック魚類
を用いた変異原物質の検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】我々は、環境中の無数の化学物質に取り
囲まれて生活している。医薬品、洗剤、化粧品、食品添
加物、農薬から、本人の意図とは無関係に曝されてしま
う大気汚染物質、水道水に含まれる塩素化合物などな
ど、その数たるや、日常生活に利用されているものだけ
で7万種を越えると言われている。これらの化学物質、
汚染物質のなかでも最も問題のある発癌物質について
は、現在、主にエイムス試験によって検出されている。
発癌性の検出は、実験動物(ラットやマウス)に化学物
質を投与して癌ができるか否かを調べることが望ましい
が、この方法では一検体につき、3年以上の長い年月と
莫大な費用、設備が必要であるため、実際に実験動物を
用いて調べられている化学物質の数は全世界合わせても
年間せいぜい100検体である。
【0003】エイムス試験は、1973年Amesらによっ
て発表された、サルモネラ菌や大腸菌における突然変異
を検出する方法である(B.N.Ames, F.D.Lee, and W.E.D
urston (1973) Proc. Natl. Acad. Sci., 70,782-786)
。エイムス試験陽性と発癌性とによい相関があること
から、いくつかの改良を経て、80年代には、動物を使
った発癌試験の簡便法として世界的に最も汎用される方
法となった。しかしながら、その後、多くの化学物質の
データが蓄積するにつれて、エイムス試験陽性とヒトの
発癌とは必ずしも相関しないということがわかり、より
優れた検出法の開発が世界的にも急務となっている。
【0004】一方、遺伝子工学技術は、この間に飛躍的
な進歩を遂げ、マウスや魚などでは、体中のすべての細
胞に外来遺伝子を組み込んだトランスジェニック個体を
作出することが可能になった。既に、この手法を用い
て、全身の細胞に変異原物質検出用のモニター遺伝子を
組み込んだトランスジェニックマウスが作出されてい
る。表1に主なものを示す。
【0005】 表1 変異原物質検出用に開発されたトランスジェニックマウス ─────────────────────────────────── 名称 シャトル モニター 変異後の大腸菌プラーク (開発企業、大学) ベクター 遺伝子 (コロニー)の変化 ─────────────────────────────────── Muta Mouse1) ラムタ゛ファーシ゛ lacZ 青 → 白 (Hazelton) BigBlue Mouse2) ラムタ゛ファーシ゛ lacI 白 → 青 (Stratagene) HITEC Mouse 3) pML4(フ゜ラスミト゛) rpsL なし → あり (九大) ─────────────────────────────────── 1)J.A.Gossen, W.J.F. de Leeuw, C.H.T.Tan, E.C.Zwarthoff, F.Berends, P.H.M.Lohman, D.L.Knook and J.Vijg (1989) Proc. Natl. Acad. Sci.,86 ,7971-7975. 2)S.W.Kohler, G.S.Provost, A.Fieck, P.L.Kretz, W.O.Bullock, J.A.Sorg e, D.L.Putman, and J.M.Short (1991) Proc. Natl. Acad. Sci.,88,795 8-7962. 3)Y.Gondo, Y.Ikeda, Y.Motegi, A.Takeshita, M.Takahashi, K.Nakao, and M.Katsuki(1994) Environ. Mut. Res. Commun.,16,53-65.
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような変異原物
質検出用モニター遺伝子を魚に組み込み、トランスジェ
ニック魚類を作出できれば、水中の変異原物質検出に有
用であると考えられる。本発明の目的は、変異原物質検
出用モニター遺伝子を有するトランスジェニック魚類を
提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記課題
を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、rpsL遺伝子と
カナマイシン耐性遺伝子を持つシャトルベクターpML
4を、熱帯魚の一種であるゼブラフィッシュに導入する
ことにより変異原物質検出用モニター遺伝子を有するト
ランスジェニック魚類を作出することに成功し、本発明
を完成した。即ち、本発明は、変異原物質検出用モニタ
ー遺伝子を有することを特徴とするトランスジェニック
魚類である。
【0008】また、本発明は、1)変異原物質検出用モ
ニタ遺伝子を含むシャトルベクターを魚類の受精卵に導
入してキメラ魚類を作出し、2)キメラ魚類の中から生
殖細胞に変異原物質検出用モニター遺伝子が導入されて
いるものを選抜し、3)選抜したキメラ魚類と野生型の
魚類を交配し、4)得られるF1魚類の中から変異原物
質検出用モニター遺伝子を含む魚類を選抜することを特
徴とする変異原物質検出用モニター遺伝子を有するトラ
ンスジェニック魚類の作出方法である。さらに、本発明
は、変異原物質検出用モニター遺伝子を有するトランス
ジェニック魚類を被検液中で飼育した後、トランスジェ
ニック魚類から変異原物質検出用モニター遺伝子を含む
シャトルベクターを取り出して該遺伝子の変異の有無を
調べることを特徴とする変異原物質の検出方法である。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。 (1)本発明のトランスジェニック魚類の作出方法 本発明のトランスジェニック魚類は以下のようにして作
出することができる。最初に、変異原物質検出用モニタ
ー遺伝子を魚類の受精卵に導入する。
【0010】本発明において、変異原物質検出用モニタ
ー遺伝子とは、変異原物質の存在により外観上明確に認
識できる表現型の変化、例えば、増殖能の獲得・喪失、
コロニーの色彩の変化などを生じるような遺伝子をい
い、lacZ、lacI、rpsLなどがこれに該当す
る。本発明では、これらの変異原物質検出用モニター遺
伝子の中でもrpsLを用いるのが好ましい。なお、r
psLを有するプラスミドベクターpHSG664は、
国立予防衛生研究所遺伝子バンクにVE025として寄
託されている。魚類としては、外来遺伝子の導入が容易
で、かつ飼育し易いものであればどのようなものでもよ
く、例えば、セブラフィッシュ(Brachydanio rerio
などを用いることができる。ベクターとしては、変異の
有無を調べる際に大腸菌にも導入することから、シャト
ルベクターを用いるのが好ましい。また、モニター遺伝
子の変異の有無を調べる場合を考慮し、該ベクター中に
は、モニター遺伝子のほかカナマイシン耐性遺伝子など
のマーカー遺伝子が含まれていることが好ましい。好適
なベクターとしては、ラムダファージ、プラスミドpM
L4などを例示することができる。プラスミドpML4
は、プラスミドpHSG664のアンピシリン耐性遺伝
子(AmpR )をカナマイシン耐性遺伝子(KmR )に
置き換えたベクターであり、その制限酵素地図は図1に
示す通りである。モニター遺伝子を含むシャトルベクタ
ーを導入する受精卵は、外来遺伝子の導入が可能であれ
ばどのような時期でもよいが、1細胞期の受精卵に導入
するのが好ましい。遺伝子の導入法としては、マイクロ
インジェクション法を用いるのが好ましい。マイクロイ
ンジェクション法による場合、注入するベクターDNA
の量が多いと、注入後の受精卵の生存率が低下し、ま
た、注入量が少ないとトランスジェニック魚類の作出頻
度が低下するため、注入量は、4〜50pgが適当であ
る。
【0011】上述のような遺伝子導入操作を行った受精
卵を成魚になるまで育てる。飼育方法は、野生型の魚類
と同様な方法で飼育すればよく、特別な方法を用いる必
要はない。受精卵にシャトルベクターが導入された個体
は、成長するとキメラ、即ち、シャトルベクターが導入
された細胞と、導入されていない細胞が混ざった状態に
なっている(図2中のA)。このようなキメラ魚類の中
からトランスジェニック魚類を産むもの、即ち、生殖細
胞にシャトルベクターが導入されているもの(図2中の
B)を選抜する。生殖細胞にモニター遺伝子が導入され
ているかどうかは、F0(図2中のA)と野生型の魚を
交配して得られたF1の胚からDNAを抽出し、PCR
法によりモニター遺伝子が含まれているDNA断片を特
異的に増幅し、サザンブロッティング法により判定する
ことができる。
【0012】次に、このように選抜されたキメラ魚類
と、野生型の魚類を交配する。この交配により得られる
F1魚類(図2中のC)の中からトランジェニック個体
のみ(図2中のD)を選抜する。トランスジェニック個
体かどうかは、F1魚類のヒレなどの組織からDNAを
抽出し、上記と同様にPCR法とサザンブロッティング
法により判定することができる。
【0013】(2)本発明のトランスジェニック魚類の
特徴 本発明のトランスジェニック魚の特徴は、変異原物質検
出用モニター遺伝子が含まれていることである。該遺伝
子が含まれているか否かは、魚体の一部よりDNAを抽
出し、PCR法により導入遺伝子を特異的に増幅し、サ
ザンブロッティング法により判定することができる。
【0014】(3)本発明の変異原物質の検出方法 本発明の検出方法を図3を用いて説明する。まず、トラ
ンスジェニック魚類を被検液中で一定期間飼育する(図
3中の(1) )。遺伝子に変異が発生する期間は、変異原
物質の種類、魚の種類や臓器により異なるため、ここで
の飼育期間は、変異原物質の種類や用いるトランスジェ
ニック魚類に応じて決めればよい。被検液中で飼育した
魚類は、変異を定着させるため、変異原物質を含まない
水に移し、飼育する(図3中の(2) )。
【0015】変異が定着した後、魚体の任意の部位より
組織を採取し(図3中の(3) )、DNAを抽出する(図
3中の(4) )。抽出したDNAをシャトルベクターを1
ケ所切断する制限酵素(例えば、シャトルベクターpM
L4であればBanII)で切断し(図3中の(5) )、ラ
イゲースにより環状化した後(図3中の(6) )、宿主と
なる大腸菌に導入し、該大腸菌を形質転換する(図3中
の(7) )。大腸菌に導入したモニター遺伝子が変異して
いるかどうかは、例えば権藤らの方法(Y.Gondo, Y.Ike
da, Y.Motegi, A.Takeshita, M.Takahashi, K.Nakao, a
nd M.Katsuki(1994) Environ. Mut. Res. Commun.,16,5
3-65. )により、判定することができる。以下、シャト
ルベクターpML4中に含まれるrpsL遺伝子の変異
の有無を判定する方法について説明する。モニター遺伝
子導入魚類から回収したプラスミドpML4を、rps
L遺伝子に欠陥があるためストレプトマイシン(Sm)
に対し耐性となっている大腸菌に導入し、その大腸菌を
形質転換する。この形質転換大腸菌群を2つに分け、そ
れぞれをカナマイシン(Km)を含む寒天平板とKmと
Smを含む寒天平板の2種類の平板にまく。プラスミド
pML4はKm耐性遺伝子をもつのでpML4の入った
大腸菌は寒天平板上で生えるが、形質転換されなかった
大腸菌は生存できない。また、pML4は野生型のrp
sL遺伝子を持ち、また、Sm感受性は耐性に対し優性
なので、pML4がSm耐性の大腸菌に入ると、その大
腸菌をSm感受性に変える。しかし、rpsL遺伝子に
突然変異が起こると、これが入った大腸菌はSm感受性
とはならず、Sm耐性のままである。従って、次式によ
り突然変異の頻度を計算することができる。
【0016】
【0017】
【実施例】
〔実施例1〕 トランスジェニック魚類の作出 ゼブラフィッシュ(名古屋大学理学部分子生物学科第5
講座より入手)の1細胞期の受精卵1500個に、顕微
鏡下にて、三次元マニピュレーター(M−152、株式
会社ナリシゲ製)を用いてシャトルベクターpML4
(奈良先端科学技術大学院大学バイオサイエンス研究科
真木寿治博士より入手)を4〜50pgを注入した。翌
日まで生き残ったのは、約570匹であった。孵化後、
約3日目からはゾウリムシを、約10日目からはブライ
ンシュリンプを餌として毎日与えて育てた。約6ヶ月飼
育後、200〜300匹が成魚(F0)に育った。
【0018】上記成魚の中から87匹を任意に選択し、
野生型のゼブラフィッシュと交配し、それらが産んだ受
精卵中にシャトルベクターが含まれているかどうかを以
下のような方法により調べた。まず、受精卵を約24時
間胚まで飼育後、3〜5容量の10mM Tris−H
Cl pH7.5、5mM EDTA,1% SDS,
0.2mg/ml ProteinaseKを加え、室
温で一晩振とうする。等量のフェノール/クロロホルム
(1:1)混合液で一回抽出する。この水相に1/25
容量の5N NaClと2容量のエタノールを加えて、
DNAを沈殿として得る。この方法で、100個の胚か
ら、100〜200μgのDNAが得られた。
【0019】シャトルベクターの存在は、このシャトル
ベクターのカンマイシン耐性遺伝子の一部(約580塩
基)をPCRで増幅し、サザンハイブリダイゼーション
により、確認した。具体的には、PCRで増殖したサン
プルを、アガロースゲルにて電気泳動後ナイロンメンブ
レンに移し、pML4プラスミドをアイソトープ標識し
たプローブでハイブリダイゼーションすることにより検
出した。
【0020】この結果、87系統より得た受精卵のうち
14系統より得た受精卵にシャトルベクターが含まれて
いるものがあった。この14系統のF0のうち、3系統
のF0(それぞれ、CFI3系統、CFM8系統、CF
M5系統と命名した。)については、F1の選別を行っ
た。その結果、CFI3系統については65匹中15
匹、CFM8系統については15匹中3匹、CFM5系
統については10匹中1匹、シャトルベクターが導入さ
れていた。
【0021】〔実施例2〕 トランスジェニック魚類か
らのシャトルベクターの回収 シャトルベクターが導入されていることが確認されたC
FI3系統のF1(CFI3wと命名)について、その
染色体中のシャトルベクターが回収できる状態で組み込
まれているがどうかを調べるために、CFI3wと野生
型のゼブラフィッシュを交配して得た胚よりDNAを抽
出し、これをシャトルベクターを1ケ所切断する制限酵
素(EcoRIあるいはBanII)で切断し、サザンハ
イブリダイゼイションを行った。
【0022】切断断片の中には、注入したシャトルベク
ターと同じ大きさのDNA断片が検出され、染色体中の
シャトルベクターが回収できる状態で組み込まれている
ことを確認できた。次に、このシャトルベクターと確認
されたDNA断片を環状化して、カナマイシンに対し耐
性を持たずストレプトマイシンに耐性の大腸菌RR1に
導入すると、大腸菌RR1はカナマイシンを含む培地で
生存可能となり、また、このうち約90%はストレプト
マイシン感受性となった。この結果より、回収されたp
ML4中のrpsL遺伝子およびカナマイシン耐性遺伝
子は活性が保たれていることが確認できた。
【0023】
【発明の効果】本発明の変異原物質検出法は、エイムス
試験より数多くの優れた特徴を持つ画期的な検出法であ
る。最大の理由は、エイムス試験がサルモネラ菌や大腸
菌といった原核生物の遺伝子に起こる変異を調べている
点で、本発明に用いたゼブラフィッシュは脊椎動物であ
り、サルモネラ菌、大腸菌に比べればはるかにヒトに近
いからである。
【0024】また、魚体の異なる臓器からベクターを回
収すれば、魚体のどの臓器に変異を起こしやすいが判定
することができ、更に、被検液中で飼育した魚の次世代
魚について変異の有無を調べることにより、変異原物質
の世代を超えた影響についても判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 プラスミドベクターpML4の制限酵素地図
を示す図である。
【図2】 トランスジェニック魚類作出の概要を示す図
である。
【図3】 変異原物質検出の概要を示す図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変異原物質検出用モニター遺伝子を有す
    ることを特徴とするトランスジェニック魚類。
  2. 【請求項2】 1)変異原物質検出用モニタ遺伝子を含
    むシャトルベクターを魚類の受精卵に導入してキメラ魚
    類を作出し、2)キメラ魚類の中から生殖細胞に変異原
    物質検出用モニター遺伝子が導入されているものを選抜
    し、3)選抜したキメラ魚類と野生型の魚類を交配し、
    4)得られるF1魚類の中から変異原物質検出用モニタ
    ー遺伝子を含む魚類を選抜することを特徴とする変異原
    物質検出用モニター遺伝子を有するトランスジェニック
    魚類の作出方法。
  3. 【請求項3】 変異原物質検出用モニター遺伝子を有す
    るトランスジェニック魚類を被検液中で飼育した後、ト
    ランスジェニック魚類から変異原物質検出用モニター遺
    伝子を含むシャトルベクターを取り出して該遺伝子の変
    異の有無を調べることを特徴とする変異原物質の検出方
    法。
JP7013829A 1995-01-31 1995-01-31 トランスジェニック魚類を用いた変異原物質の検出方法 Pending JPH08205708A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000024246A3 (en) * 1998-10-26 2000-07-13 Univ Georgia Res Found Transgenic fish carrying plasmid for mutation detection and methods
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