JPH08205536A - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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Publication number
JPH08205536A
JPH08205536A JP7007598A JP759895A JPH08205536A JP H08205536 A JPH08205536 A JP H08205536A JP 7007598 A JP7007598 A JP 7007598A JP 759895 A JP759895 A JP 759895A JP H08205536 A JPH08205536 A JP H08205536A
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JP
Japan
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circuit
power supply
voltage
electronic circuit
converter
Prior art date
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Pending
Application number
JP7007598A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihito Haneda
良仁 羽太
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Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 直流電源ラインの電圧変動、ノイズの低減を
図った直流電源回路を提供する。 【構成】 商用電源ラインL0からの交流は基となる直
流電源回路11で負荷の1つとなるディジタル電子回路
12で必要とされる電圧に変換後、整流、平滑化され、
直流電源ラインL1を通してディジタル電子回路12及
びアナログ電子回路15に供給される。アナログ電子回
路15と直流電源ラインL1の間にはDC−DCコンバ
ータ13と定電圧回路14が挿入され、DC−DCコン
バータ13でアナログ電子回路14での使用電圧より高
い所定の電圧に昇圧後定電圧回路14で使用電圧に降圧
して電子回路15に供給される。DC−DCコンバータ
13と定電圧回路14がフィルタと同じ働きをして、ア
ナログ電子回路15に供給される電圧は略一定に保た
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
の映像信号処理回路等のようにディジタル回路とアナロ
グ回路が混在し、電源と負荷となる電子回路の間が離れ
る装置等において、直流電源ラインの電圧変動、ノイズ
の低減を図った電源回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直流電源回路のブロック図を図4
に示す。商用交流電源ラインL0からの交流電圧が、基
になる電源回路41で所要電圧に変換後整流、平滑化さ
れ、負荷となるディジタル電子回路43及びアナログ電
子回路45に供給される。この場合、ディジタル回路は
一般にスイッチング回路からなり、大電流の脈流となり
電圧変動、ノイズを生じ易いため、低ノイズを要求する
アナログ回路に悪影響を与える。このような悪影響を防
止するため、直流電源ラインL1にコンデンサC2、C
3及びコイルL2からなるノイズフルタ42並びにコン
デンサC4、C5及びコイルL3からなるノイズフルタ
44が挿入される。しかし特にディジタル回路の電流変
動が大きいため、基になる電源回路41及び直流ライン
L1のインピーダンスによる電圧変動或いはノイズを完
全には吸収するのは困難で、完全に吸収するためには、
ノイズフルタ42のコンデンサC2、C3等が大型とな
る問題がある。また大型パネルからなるプラズマディス
プレイのように、基になる電源部41と負荷となる電子
回路部42、44の距離が大きい場合、直流電源ライン
のインピーダンが増大し、負荷側の電圧変動が更に大き
くなるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、ディジタル回路とアナログ回路
が混在し、基となる電源と負荷となる電子回路の間が離
れるている電子回路でも、直流電源ラインの電圧変動や
ノイズの少ない電源回路を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】基になる直流電源の出力
電圧をDC−DCコンバータを用いて使用電圧以上に昇
圧後、定電圧回路を用いて使用電圧に降圧して使用する
ことで、ノイズフィルタとして機能させる。
【0005】ディジタル回路とアナログ回路の双方を備
える電子回路の直流電源に前記ノイズフルタを使用す
る。
【0006】ディジタル回路とアナログ回路の双方を備
える電子回路の直流電源で、アナログ回路の直流電源に
のみDC−DCコンバータ及び定電圧回路からなるノイ
ズフィルタを使用する。
【0007】電子回路を基となる直流電源から離して配
置する電子回路に使用する。
【0008】アナログ回路とディジタル回路の直流電源
ラインを共通とし、アナログ回路又はディジタル回路の
近傍にDC−DCコンバータ及び定電圧回路からなるノ
イズフィルタを備える。
【0009】
【作用】基になる直流電源の出力電圧をDC−DCコン
バータを用いて使用電圧以上に昇圧後、定電圧回路を用
いて使用電圧に降圧して使用し、ノイズフィルタとして
機能させることで、小型のデバイスで効率的に電圧変動
やノイズを低減できる。
【0010】ディジタル回路とアナログ回路の双方を備
える電子回路の直流電源に前記ノイズフルタを使用する
ことで、ディジタル回路のスイッチングによる電圧変動
やノイズのアナログ回路への影響を防止できる。
【0011】ディジタル回路とアナログ回路の双方を備
える電子回路の直流電源のアナログ回路の直流電源にの
みDC−DCコンバータ及び定電圧回路からなるノイズ
フィルタを使用することで、簡単な回路でディジタル回
路のスイッチングによる電圧変動やノイズのアナログ回
路への影響を防止できる。
【0012】電子回路を基となる直流電源から離して配
置する電子回路に使用することで、直流電源ラインのイ
ンピーダンによる、電圧変動やノイズを防止できる。。
【0013】アナログ回路とディジタル回路の直流電源
ラインを共通とし、アナログ回路又はディジタル回路の
近傍にDC−DCコンバータ及び定電圧回路からなるノ
イズフィルタを備えることで、直流電源ラインが最小限
となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明による電源回路について、図を
用いて詳細に説明する。図1は、本発明による電源回路
の一実施例のブロック図である。商用電源ラインL0か
らの交流は基となる直流電源回路11で負荷の1つとな
るディジタル電子回路12で必要とされる電圧に変換
後、整流、平滑化され、直流電源ラインL1を通してデ
ィジタル電子回路12及びアナログ電子回路15に供給
される。アナログ電子回路15と直流電源ラインL1の
間にはDC−DCコンバータ13と定電圧回路14が挿
入され、DC−DCコンバータ13でアナログ電子回路
14での使用電圧より高い所定の電圧に昇圧後定電圧回
路14で使用電圧に降圧して電子回路15に供給され
る。基となる電源11と負荷となる電子回路が離れてい
て、直流電源ラインL1が長くインピーダンスがある程
度大きく、またディジタル電子回路12に流れる電流の
変化が大きくても、DC−DCコンバータ13と定電圧
回路14がフィルタと同じ働きをして、アナログ電子回
路15に供給される電圧は略一定に保たれ、電圧変動や
ノイズの影響が無くなる。従って、直流ラインL1はデ
ィジタル電子回路用とアナログ回路用の双方で共用する
ことも可能である。
【0015】図2は、本発明による電源回路の別の実施
例のブロック図である。商用電源ラインL0からの交流
は基となる直流電源回路21で略一定の電圧に変換後、
整流、平滑化され、直流電源ラインL1を通して負荷と
なる電子回路24に供給される。電子回路24と直流電
源ラインL1の間にはDC−DCコンバータ22と定電
圧回路23が挿入され、DC−DCコンバータ22で電
子回路24での使用電圧より高い所定の電圧に昇圧後定
電圧回路23で使用電圧に降圧して電子回路24に供給
される。基となる電源21と負荷となる電子回路が離れ
ていて、直流電源ラインL1が長くインピーダンスがあ
る程度大きい場合でも、DC−DCコンバータ13と定
電圧回路14がフィルタと同じ働きをして、電子回路2
4に供給される電圧は略一定に保たれ、電圧変動やノイ
ズの影響が防止される。
【0016】図3は、本発明による電源回路のもう1つ
の実施例のブロック図である。商用電源ラインL0から
の交流は基となる直流電源回路31で略一定電圧に変換
後、整流、平滑化され、直流電源ラインL1を通してデ
ィジタル電子回路34及びアナログ電子回路37に供給
される。直流電源ラインL1とディジタル電子回路34
及びアナログ電子回路37との間にはDC−DCコンバ
ータ32と定電圧回路33及びDC−DCコンバータ3
5と定電圧回路36が挿入され、DC−DCコンバータ
32でディジタル電子回路34での使用電圧より高い所
定の電圧に昇圧後定電圧回路33で使用電圧に降圧して
電子回路34に供給され、DC−DCコンバータ35で
アナログ電子回路37での使用電圧より高い所定の電圧
に昇圧後定電圧回路36で使用電圧に降圧して電子回路
37に供給される。基となる電源31と負荷となる電子
回路34、37が離れていて、直流電源ラインL1がデ
ィジタル電子回路とアナログ電子回路の共用で、長くイ
ンピーダンスがある程度大きく、またディジタル電子回
路12に流れる電流の変化が大きくても、DC−DCコ
ンバータ13と定電圧回路14がフィルタと同じ働きを
して、アナログ電子回路15に供給される電圧は略一定
に保たれ、電圧変動やノイズの影響がなくなる。従っ
て、直流ラインL1はディジタル電子回路用とアナログ
回路用の双方で共用することも可能である。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、基となる直流電源
回路と負荷となる電子回路の間にDC−DCコンバータ
と定電圧回路とを挿入して、これらをフィルタとして使
用することで、直流電源ラインが長くインピーダンスが
大きくても、また負荷電流の変動が大きい場合でも、各
電子回路に供給される電圧は略一定となる。従って、ア
ナログ回路とディジタル回路に単一の電源から一対の電
源ラインで接続することができる。また、直流電源回路
から負荷となる電子回路を離して配置することも可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による、電源回路の一実施例のブロック
図である。
【図2】本発明による、電源回路の別の実施例のブロッ
ク図である。
【図3】本発明による、電源回路のもう1つの実施例の
ブロック図である。
【図4】従来の電源回路の実施例のブロック図である。
【符号の説明】
11 基となる直流電源回路 12 ディジタル電子回路 13 DC−DCコンバータ 14 定電圧回路 15 アナログ電子回路 21 基となる直流電源回路 22 DC−DCコンバータ 23 定電圧回路 24 アナログ電子回路 31 基となる直流電源回路 32 DC−DCコンバータ 33 定電圧回路 34 ディジタル電子回路 35 DC−DCコンバータ 36 定電圧回路 37 アナログ電子回路 41 基となる直流電源回路 42 ノイズフィルタ 43 ディジタル電子回路 44 ノイズフィルタ 45 アナログ電子回路

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源を使用する電子回路用直流電源
    において、DC−DCコンバータ及び定電圧回路を備
    え、基になる直流電源の出力電圧をDC−DCコンバー
    タを用いて使用電圧以上に昇圧後、定電圧回路を用いて
    使用電圧に降圧して使用することで、フィルタとして機
    能させることを特徴とした電源回路。
  2. 【請求項2】 ディジタル回路とアナログ回路の双方を
    備える電子回路の直流電源に使用することを特徴とした
    請求項1記載の電源回路。
  3. 【請求項3】 アナログ回路の直流電源にのみDC−D
    Cコンバータ及び定電圧回路からなるフィルタを使用す
    ることを特徴とした請求項2記載の電源回路。
  4. 【請求項4】 電子回路を基となる直流電源から離して
    配置する用途に使用することを特徴とした請求項1、2
    又は3記載の電源回路。
  5. 【請求項5】 アナログ回路とディジタル回路の直流電
    源ラインを共通とし、アナログ回路又はディジタル回路
    の近傍にDC−DCコンバータ及び定電圧回路からなる
    フィルタを備えることを特徴とした請求項1、2、3又
    は4記載の電源回路。
JP7007598A 1995-01-20 1995-01-20 電源回路 Pending JPH08205536A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040758A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社鷺宮製作所 圧力センサ、その中継基板、及び、その中継基板ユニット

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018040758A (ja) * 2016-09-09 2018-03-15 株式会社鷺宮製作所 圧力センサ、その中継基板、及び、その中継基板ユニット
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