JPH08202597A - スキーマ変換機構編成方式 - Google Patents
スキーマ変換機構編成方式Info
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- JPH08202597A JPH08202597A JP7009036A JP903695A JPH08202597A JP H08202597 A JPH08202597 A JP H08202597A JP 7009036 A JP7009036 A JP 7009036A JP 903695 A JP903695 A JP 903695A JP H08202597 A JPH08202597 A JP H08202597A
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 異なるデータ定義を有するデータベースシス
テム群において統一的な情報アクセスを実現し、情報モ
デルの動的な変更によるスキーマ変換機構の再編成への
影響を低減したスキーマ変換機構編成方式を提供する。 【構成】 複数のデータベースシステム1a,1b,1
cに対して統一的な情報モデル3を構築し、あるデータ
ベースシステムから他のデータベースシステムにアクセ
スする場合、この情報モデル3に基づいて情報アクセス
し、個々のデータベースシステムでは統一的な情報モデ
ルとデータベースシステムが有するローカルな情報モデ
ル2a,2b,2cのスキーマ変換をスキーマ変換機構
5a,5b,5cで行うことにより、各データベースシ
ステムに対する情報アクセスの相違を隠蔽する。そし
て、スキーマ変換機構の構成モジュールを情報モデルの
スキーマ相違と対応させて構築することによりローカル
な情報モデルの変更がデータベースシステムにおけるス
キーマ変換機構の再編成に与える影響を低減することが
できる。
テム群において統一的な情報アクセスを実現し、情報モ
デルの動的な変更によるスキーマ変換機構の再編成への
影響を低減したスキーマ変換機構編成方式を提供する。 【構成】 複数のデータベースシステム1a,1b,1
cに対して統一的な情報モデル3を構築し、あるデータ
ベースシステムから他のデータベースシステムにアクセ
スする場合、この情報モデル3に基づいて情報アクセス
し、個々のデータベースシステムでは統一的な情報モデ
ルとデータベースシステムが有するローカルな情報モデ
ル2a,2b,2cのスキーマ変換をスキーマ変換機構
5a,5b,5cで行うことにより、各データベースシ
ステムに対する情報アクセスの相違を隠蔽する。そし
て、スキーマ変換機構の構成モジュールを情報モデルの
スキーマ相違と対応させて構築することによりローカル
な情報モデルの変更がデータベースシステムにおけるス
キーマ変換機構の再編成に与える影響を低減することが
できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データベースシステム
間のデータ構造の相違を隠蔽するスキーマ変換機構をデ
ータ構造の変更に対して柔軟に再編成するスキーマ変換
機構編成方式に関する。
間のデータ構造の相違を隠蔽するスキーマ変換機構をデ
ータ構造の変更に対して柔軟に再編成するスキーマ変換
機構編成方式に関する。
【0002】
【従来の技術】同種の情報を管理するデータベースシス
テム群では、一般に各々のデータベースシステムが構築
される目的の違いなどにより、データ項目やその値で定
義されるデータ構造がシステムによって異なるととも
に、また性能向上や管理対象の違いにより、各々のデー
タベースシステムにおける情報モデルが異なっている。
テム群では、一般に各々のデータベースシステムが構築
される目的の違いなどにより、データ項目やその値で定
義されるデータ構造がシステムによって異なるととも
に、また性能向上や管理対象の違いにより、各々のデー
タベースシステムにおける情報モデルが異なっている。
【0003】このため、あるデータベースシステムにお
けるデータアクセス命令を他のデータベースシステムに
適用したり、データベースシステム間のデータ流通を行
うことが簡単でなく、このようなデータベースシステム
間において、統一的なデータアクセスを実現するため
に、データベースシステム間の情報モデルの相違、すな
わちデータ構造の相違を隠蔽するスキーマ変換機構が設
けられている。
けるデータアクセス命令を他のデータベースシステムに
適用したり、データベースシステム間のデータ流通を行
うことが簡単でなく、このようなデータベースシステム
間において、統一的なデータアクセスを実現するため
に、データベースシステム間の情報モデルの相違、すな
わちデータ構造の相違を隠蔽するスキーマ変換機構が設
けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、デー
タ構造が異なる複数のデータベースシステム間で統一的
なデータアクセスを行うために、データベースシステム
の情報モデルの相違を隠蔽するスキーマ変換機構を設け
たとしても、情報モデルは運用とともに動的に変更され
るため、この動的に変更される情報モデルに追随してス
キーマ変換機構を再編成することは従来困難であった。
タ構造が異なる複数のデータベースシステム間で統一的
なデータアクセスを行うために、データベースシステム
の情報モデルの相違を隠蔽するスキーマ変換機構を設け
たとしても、情報モデルは運用とともに動的に変更され
るため、この動的に変更される情報モデルに追随してス
キーマ変換機構を再編成することは従来困難であった。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、異なるデータ定義を有するデ
ータベースシステム群において統一的な情報アクセスを
実現し、情報モデルの動的な変更によるスキーマ変換機
構の再編成への影響を低減したスキーマ変換機構編成方
式を提供することにある。
その目的とするところは、異なるデータ定義を有するデ
ータベースシステム群において統一的な情報アクセスを
実現し、情報モデルの動的な変更によるスキーマ変換機
構の再編成への影響を低減したスキーマ変換機構編成方
式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のスキーマ変換機構編成方式は、外部で定義
される情報モデルに従った外部からの要求情報と内部で
定義される情報モデルに従った保持情報のマッピングを
行う第1の手段と、データ蓄積部にアクセスして所要情
報を獲得したり変更する第2の手段とを有するデータベ
ースシステムにおいて、前記第1の手段が内外で定義さ
れる情報モデルのスキーマ相違に応じた互いに独立なモ
ジュールから構成されることを要旨とする。
め、本発明のスキーマ変換機構編成方式は、外部で定義
される情報モデルに従った外部からの要求情報と内部で
定義される情報モデルに従った保持情報のマッピングを
行う第1の手段と、データ蓄積部にアクセスして所要情
報を獲得したり変更する第2の手段とを有するデータベ
ースシステムにおいて、前記第1の手段が内外で定義さ
れる情報モデルのスキーマ相違に応じた互いに独立なモ
ジュールから構成されることを要旨とする。
【0007】また、本発明のスキーマ変換機構編成方式
は、データ構造の異なる複数のデータベースシステム間
のデータ構造の差異を隠蔽するスキーマ変換機構をデー
タ構造の変更に対して再編成するスキーマ変換機構編成
方式であって、前記複数のデータベースシステムが有す
るローカルな情報モデルに対して共通に設けられる統一
的な情報モデルと、前記データベースシステムをアクセ
スする場合、前記統一的情報モデルに基づいて前記デー
タベースシステムをアクセスするアクセス手段と、前記
複数のデータベースシステムの各々に設けられ、該複数
のデータベースシステムの各々に対する前記アクセス手
段からの統一的情報モデルに基づくアクセスに対して、
該統一的情報モデルと前記複数のデータベースシステム
の各々のローカル情報モデルとのスキーマ変換を行うス
キーマ変換手段と、該スキーマ変換手段によるスキーマ
変換を各情報モデルの相違に応じた互いに独立な単位モ
ジュールの組合せで編成する編成手段とを有することを
要旨とする。
は、データ構造の異なる複数のデータベースシステム間
のデータ構造の差異を隠蔽するスキーマ変換機構をデー
タ構造の変更に対して再編成するスキーマ変換機構編成
方式であって、前記複数のデータベースシステムが有す
るローカルな情報モデルに対して共通に設けられる統一
的な情報モデルと、前記データベースシステムをアクセ
スする場合、前記統一的情報モデルに基づいて前記デー
タベースシステムをアクセスするアクセス手段と、前記
複数のデータベースシステムの各々に設けられ、該複数
のデータベースシステムの各々に対する前記アクセス手
段からの統一的情報モデルに基づくアクセスに対して、
該統一的情報モデルと前記複数のデータベースシステム
の各々のローカル情報モデルとのスキーマ変換を行うス
キーマ変換手段と、該スキーマ変換手段によるスキーマ
変換を各情報モデルの相違に応じた互いに独立な単位モ
ジュールの組合せで編成する編成手段とを有することを
要旨とする。
【0008】
【作用】本発明のスキーマ変換機構編成方式では、デー
タベースシステム群において統一的な情報アクセスを実
現するために、データベースシステム群において統一的
な情報モデルを構築し、あるデータベースシステムから
他のデータベースシステムにアクセスする場合、この情
報モデルに基づいて情報アクセスし、個々のデータベー
スシステムでは統一的な情報モデルとデータベースシス
テムが有するローカルな情報モデルのスキーマ変換を行
うことにより、各データベースシステムに対する情報ア
クセスの相違を隠蔽する。そして、スキーマ変換機構の
構成モジュールを情報モデルのスキーマ相違と対応させ
て構築することによりローカルな情報モデルの変更がデ
ータベースシステムにおけるスキーマ変換機構の再編成
に与える影響を低減することができる。
タベースシステム群において統一的な情報アクセスを実
現するために、データベースシステム群において統一的
な情報モデルを構築し、あるデータベースシステムから
他のデータベースシステムにアクセスする場合、この情
報モデルに基づいて情報アクセスし、個々のデータベー
スシステムでは統一的な情報モデルとデータベースシス
テムが有するローカルな情報モデルのスキーマ変換を行
うことにより、各データベースシステムに対する情報ア
クセスの相違を隠蔽する。そして、スキーマ変換機構の
構成モジュールを情報モデルのスキーマ相違と対応させ
て構築することによりローカルな情報モデルの変更がデ
ータベースシステムにおけるスキーマ変換機構の再編成
に与える影響を低減することができる。
【0009】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
る。
【0010】図1は、本発明の一実施例に係るスキーマ
変換機構編成方式の構成を示す図である。同図におい
て、複数のデータベースシステム1a,1b,1cは、
それぞれ各データベースシステムにおけるローカルな情
報モデル2a,2b,2cを有している。なお、情報モ
デルはERモデルにより表現されている。
変換機構編成方式の構成を示す図である。同図におい
て、複数のデータベースシステム1a,1b,1cは、
それぞれ各データベースシステムにおけるローカルな情
報モデル2a,2b,2cを有している。なお、情報モ
デルはERモデルにより表現されている。
【0011】また、各データベースシステム1a,1
b,1cは、それぞれスキーマ変換機構5a,5b,5
cを介してデータベースシステム群において統一的に定
義される情報転送網4内の統一情報モデル3に接続され
ている。各データベースシステムに設けられたスキーマ
変換機構5a,5b,5cは、それぞれ各データベース
システムにおけるローカル情報モデル2a,2b,2c
と統一情報モデル3の相違を隠蔽する機能を有するもの
であり、各スキーマ変換機構5a,5b,5cは情報モ
デルのマッピングを管理する第1の手段を構成する情報
モデルマッピングモジュール51とデータベースにアク
セスする第2の手段を構成するデータアクセス部52と
を有する。
b,1cは、それぞれスキーマ変換機構5a,5b,5
cを介してデータベースシステム群において統一的に定
義される情報転送網4内の統一情報モデル3に接続され
ている。各データベースシステムに設けられたスキーマ
変換機構5a,5b,5cは、それぞれ各データベース
システムにおけるローカル情報モデル2a,2b,2c
と統一情報モデル3の相違を隠蔽する機能を有するもの
であり、各スキーマ変換機構5a,5b,5cは情報モ
デルのマッピングを管理する第1の手段を構成する情報
モデルマッピングモジュール51とデータベースにアク
セスする第2の手段を構成するデータアクセス部52と
を有する。
【0012】なお、本実施例では、通信網のトラヒック
データを管理するデータベース群を例として、該データ
ベース群におけるスキーマ変換機構について具体例を挙
げて詳述する。
データを管理するデータベース群を例として、該データ
ベース群におけるスキーマ変換機構について具体例を挙
げて詳述する。
【0013】図2および図3(a)〜(c)は、それぞ
れ図1に示した統一情報モデル3およびローカル情報モ
デル2a〜cに対する具体例を示す図である。両図に示
す表は、トラヒックデータベースのテーブルを表してお
り、これらのテーブルスキーマの相違は、図2に示す統
一情報モデル3では、トラヒックデータのキー属性であ
る時刻、発着ポイント、サービス種別においてさまざま
な値が規定されているが、図3(a)〜(c)に示すロ
ーカル情報モデル2a〜cでは、それらを算出するため
に最低限必要な値だけが規定されている点にある。最低
限必要なデータだけをローカルな情報モデルで定義する
理由は、さまざまな属性値の組合せによりインスタンス
が無数に存在し、データ蓄積容量を小さく抑える必要が
あるためである。なお、図2および図3において斜線を
施して示す部分はキー属性を示している。
れ図1に示した統一情報モデル3およびローカル情報モ
デル2a〜cに対する具体例を示す図である。両図に示
す表は、トラヒックデータベースのテーブルを表してお
り、これらのテーブルスキーマの相違は、図2に示す統
一情報モデル3では、トラヒックデータのキー属性であ
る時刻、発着ポイント、サービス種別においてさまざま
な値が規定されているが、図3(a)〜(c)に示すロ
ーカル情報モデル2a〜cでは、それらを算出するため
に最低限必要な値だけが規定されている点にある。最低
限必要なデータだけをローカルな情報モデルで定義する
理由は、さまざまな属性値の組合せによりインスタンス
が無数に存在し、データ蓄積容量を小さく抑える必要が
あるためである。なお、図2および図3において斜線を
施して示す部分はキー属性を示している。
【0014】図4、図5、図6は、統一情報モデルとロ
ーカル情報モデルで定義される情報の関係を表すもので
あり、それぞれ時刻、発着ポイント、サービス種別の属
性について示している。
ーカル情報モデルで定義される情報の関係を表すもので
あり、それぞれ時刻、発着ポイント、サービス種別の属
性について示している。
【0015】次に、互いに独立な上記3つの属性につい
て異なるスキーマ変換モジュールを構成し、これらを組
み合わせることにより、トラヒックデータに関する統一
情報モデルとローカル情報モデルの間のスキーマ変換機
構を実現する例について説明する。
て異なるスキーマ変換モジュールを構成し、これらを組
み合わせることにより、トラヒックデータに関する統一
情報モデルとローカル情報モデルの間のスキーマ変換機
構を実現する例について説明する。
【0016】図7は、時刻属性に関するスキーマ変換モ
ジュールの仕様を示す図である。同図において、9−1
は、統一情報モデルに従った要求情報、9−2は、ロー
カルなデータベースに蓄積されているデータ、9−3−
1〜9−3−3は、スキーマ変換モジュールにおける処
理手順を示している。また、9−4はデータベースへの
アクセスコマンド、9−5はデータベース検索結果、9
−6は要求元への応答を示している。
ジュールの仕様を示す図である。同図において、9−1
は、統一情報モデルに従った要求情報、9−2は、ロー
カルなデータベースに蓄積されているデータ、9−3−
1〜9−3−3は、スキーマ変換モジュールにおける処
理手順を示している。また、9−4はデータベースへの
アクセスコマンド、9−5はデータベース検索結果、9
−6は要求元への応答を示している。
【0017】図8は、発着ポイント属性に関するスキー
マ変換モジュールの仕様を示す図である。同図におい
て、10−1は、統一情報モデルに従った要求情報、1
0−2は、ローカルなデータベースに蓄積されているデ
ータ、10−3−1〜10−3−3は、スキーマ変換モ
ジュールにおける処理手順を示している。また、10−
4はデータベースへのアクセスコマンド、10−5はデ
ータベース検索結果、10−6は要求元への応答を示し
ている。
マ変換モジュールの仕様を示す図である。同図におい
て、10−1は、統一情報モデルに従った要求情報、1
0−2は、ローカルなデータベースに蓄積されているデ
ータ、10−3−1〜10−3−3は、スキーマ変換モ
ジュールにおける処理手順を示している。また、10−
4はデータベースへのアクセスコマンド、10−5はデ
ータベース検索結果、10−6は要求元への応答を示し
ている。
【0018】図9は、サービス種別属性に関するスキー
マ変換モジュールの仕様を示す図である。同図におい
て、11−1は、統一情報モデルに従った要求情報、1
1−2は、ローカルなデータベースに蓄積されているデ
ータ、11−3−1〜11−3−3は、スキーマ変換モ
ジュールにおける処理手順を示している。また、11−
4はデータベースへのアクセスコマンド、11−5はデ
ータベース検索結果、11−6は要求元への応答を示し
ている。
マ変換モジュールの仕様を示す図である。同図におい
て、11−1は、統一情報モデルに従った要求情報、1
1−2は、ローカルなデータベースに蓄積されているデ
ータ、11−3−1〜11−3−3は、スキーマ変換モ
ジュールにおける処理手順を示している。また、11−
4はデータベースへのアクセスコマンド、11−5はデ
ータベース検索結果、11−6は要求元への応答を示し
ている。
【0019】図10は、図7〜図9に示した互いに独立
なキー属性に関するスキーマ変換モジュールを組み合わ
せることにより実現されるトラヒックデータに関する統
一情報モデルとローカルな情報モデルの間のスキーマ変
換機構を示す図である。同図では、それぞれの手続きが
C言語ライクに記述されており、12−1〜12−5
は、それぞれメインルーチン、時刻属性に関するスキー
マ変換ルーチン、発着ポイント属性に関するスキーマ変
換ルーチン、サービス種別属性に関するスキーマ変換ル
ーチン、データベースアクセスルーチンである。また、
13−1〜13−4は、上記ルーチン間で引き渡される
情報である。本例の場合の引き継ぎ情報は、SQL文に
おける条件句を構成するための源情報となっている。1
4,15は、それぞれ、統一モデルに従ったデータ要
求、ローカルなモデルに従ったデータベース検索コマン
ドである。
なキー属性に関するスキーマ変換モジュールを組み合わ
せることにより実現されるトラヒックデータに関する統
一情報モデルとローカルな情報モデルの間のスキーマ変
換機構を示す図である。同図では、それぞれの手続きが
C言語ライクに記述されており、12−1〜12−5
は、それぞれメインルーチン、時刻属性に関するスキー
マ変換ルーチン、発着ポイント属性に関するスキーマ変
換ルーチン、サービス種別属性に関するスキーマ変換ル
ーチン、データベースアクセスルーチンである。また、
13−1〜13−4は、上記ルーチン間で引き渡される
情報である。本例の場合の引き継ぎ情報は、SQL文に
おける条件句を構成するための源情報となっている。1
4,15は、それぞれ、統一モデルに従ったデータ要
求、ローカルなモデルに従ったデータベース検索コマン
ドである。
【0020】図10のようなモジュール化を図ることに
よれば、例えば、ローカルな情報モデルにおける上述し
た3つの属性のうち、1つの属性に関するスキーマが変
更されたとしても、当該属性に対応するスキーマ変換モ
ジュールを変更するだけで済み、他の属性に関するスキ
ーマ変換モジュールには影響が及ばないことが判る。こ
のように、図10のようなスキーマ変換機構は、情報モ
デルの変更に対して耐久性があるものとなる。
よれば、例えば、ローカルな情報モデルにおける上述し
た3つの属性のうち、1つの属性に関するスキーマが変
更されたとしても、当該属性に対応するスキーマ変換モ
ジュールを変更するだけで済み、他の属性に関するスキ
ーマ変換モジュールには影響が及ばないことが判る。こ
のように、図10のようなスキーマ変換機構は、情報モ
デルの変更に対して耐久性があるものとなる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データベースシステム群に統一的な情報モデルを構築
し、スキーマ変換機構を情報モデルの差異に対応した単
位モジュールの組合せによって編成することにより、情
報モデルの変更に対して耐久性のあるデータアクセスシ
ステムを実現することができる。なお、異なるデータベ
ースシステムがn個ある場合、スキーマ変換機構はn個
設けることになるが、統一情報モデルを考えない場合に
必要なnの2乗個のスキーマ変換機構に比較して、大幅
に経済化することができる。
データベースシステム群に統一的な情報モデルを構築
し、スキーマ変換機構を情報モデルの差異に対応した単
位モジュールの組合せによって編成することにより、情
報モデルの変更に対して耐久性のあるデータアクセスシ
ステムを実現することができる。なお、異なるデータベ
ースシステムがn個ある場合、スキーマ変換機構はn個
設けることになるが、統一情報モデルを考えない場合に
必要なnの2乗個のスキーマ変換機構に比較して、大幅
に経済化することができる。
【図1】本発明の一実施例に係るスキーマ変換機構編成
方式の構成を示す図である。
方式の構成を示す図である。
【図2】図1に示した統一情報モデルに対する具体例を
示す図である。
示す図である。
【図3】図1に示したローカル情報モデルに対する具体
例を示す図である。
例を示す図である。
【図4】統一情報モデルとローカル情報モデルで定義さ
れる情報の関係を表すものであり、時刻の属性について
示している。
れる情報の関係を表すものであり、時刻の属性について
示している。
【図5】統一情報モデルとローカル情報モデルで定義さ
れる情報の関係を表すものであり、発着ポイントの属性
について示している。
れる情報の関係を表すものであり、発着ポイントの属性
について示している。
【図6】統一情報モデルとローカル情報モデルで定義さ
れる情報の関係を表すものであり、サービス種別の属性
について示している。
れる情報の関係を表すものであり、サービス種別の属性
について示している。
【図7】時刻属性に関するスキーマ変換モジュールの仕
様を示す図である。
様を示す図である。
【図8】発着ポイントに関するスキーマ変換モジュール
の仕様を示す図である。
の仕様を示す図である。
【図9】サービス種別属性に関するスキーマ変換モジュ
ールの仕様を示す図である。
ールの仕様を示す図である。
【図10】図7〜図9に示した互いに独立なキー属性に
関するスキーマ変換モジュールを組み合わせることによ
り実現されるトラヒックデータに関する統一情報モデル
とローカルな情報モデルの間のスキーマ変換機構を示す
図である。
関するスキーマ変換モジュールを組み合わせることによ
り実現されるトラヒックデータに関する統一情報モデル
とローカルな情報モデルの間のスキーマ変換機構を示す
図である。
1a,1b,1c データベースシステム 2a,2b,2c ローカル情報モデル 3 統一情報モデル 4 情報転送網 5a,5b,5c スキーマ変換機構 51 情報モデルマッピングモジュール 52 データアクセス部
Claims (2)
- 【請求項1】 外部で定義される情報モデルに従った外
部からの要求情報と内部で定義される情報モデルに従っ
た保持情報のマッピングを行う第1の手段と、データ蓄
積部にアクセスして所要情報を獲得したり変更する第2
の手段とを有するデータベースシステムにおいて、前記
第1の手段が内外で定義される情報モデルのスキーマ相
違に応じた互いに独立なモジュールから構成されること
を特徴とするスキーマ変換機構編成方式。 - 【請求項2】 データ構造の異なる複数のデータベース
システム間のデータ構造の差異を隠蔽するスキーマ変換
機構をデータ構造の変更に対して再編成するスキーマ変
換機構編成方式であって、 前記複数のデータベースシステムが有するローカルな情
報モデルに対して共通に設けられる統一的な情報モデル
と、 前記データベースシステムをアクセスする場合、前記統
一的情報モデルに基づいて前記データベースシステムを
アクセスするアクセス手段と、 前記複数のデータベースシステムの各々に設けられ、該
複数のデータベースシステムの各々に対する前記アクセ
ス手段からの統一的情報モデルに基づくアクセスに対し
て、該統一的情報モデルと前記複数のデータベースシス
テムの各々のローカル情報モデルとのスキーマ変換を行
うスキーマ変換手段と、 該スキーマ変換手段によるスキーマ変換を各情報モデル
の相違に応じた互いに独立な単位モジュールの組合せで
編成する編成手段とを有することを特徴とするスキーマ
変換機構編成方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7009036A JPH08202597A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | スキーマ変換機構編成方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7009036A JPH08202597A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | スキーマ変換機構編成方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08202597A true JPH08202597A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11709433
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7009036A Pending JPH08202597A (ja) | 1995-01-24 | 1995-01-24 | スキーマ変換機構編成方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08202597A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1999004351A2 (en) * | 1997-07-21 | 1999-01-28 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Schema change within a data-base |
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US6418450B2 (en) | 1998-01-26 | 2002-07-09 | International Business Machines Corporation | Data warehouse programs architecture |
US6651070B1 (en) | 1999-06-30 | 2003-11-18 | Hitachi, Ltd. | Client/server database system |
KR100465095B1 (ko) * | 2001-08-11 | 2005-01-05 | 엘지전자 주식회사 | 이중화 시스템에서 동적 스키마 변경을 위한 데이터 변환시스템 및 방법 |
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-
1995
- 1995-01-24 JP JP7009036A patent/JPH08202597A/ja active Pending
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